2010年 04月 21日
還って来たシャトル、還って来る「はやぶさ」
まずは、山崎直子宇宙飛行士らSTS-131クルーを乗せて、スペースシャトル・ディスカバリーが昨夜無事帰還しました。お帰りなさい!!
◇JAXA:山崎宇宙飛行士搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-131/19A)の着陸について
◇朝日新聞:山崎さん搭乗のシャトル帰還 「重力の強さ感じる」
◇朝日新聞:「ママお疲れさま」優希ちゃん花束 山崎さん家族と再会
◇sorae.jp:山崎直子さん搭乗のディスカバリー、ケネディ宇宙センターに着陸
◇時事通信:山崎さんシャトル帰還=日本人最後、一時代に幕-米ケネディ宇宙センター
一昨日は天候が悪く帰還延期。昨日も1回目のチャンスは逃し、フロリダに降りられるのか、それともエドワーズ空軍基地か…と思っていたのですが、私の体調が思わしくなく、帰還中継を見届けるのは「NO GO」を自分自身に出しました…。一方シャトルは2度目のケネディ宇宙センター着陸で「GO」.たっぷり寝て体調も回復し、朝一番に帰還のニュースをチェックして、嬉しくなりました。
入院中も、テレビや新聞で山崎さんの活躍を観て、勇気付けられました。ただ、ネットから離れていて、山崎さんの本来のミッション…多目的補給モジュール「レオナルド」をロボットアームでISSに取り付け、実験ラックなどをISSに運ぶ際の作業に関する主担当者である「物資移送責任者(ロードマスター)」を務めること…がテレビのニュースだけでは伝わりにくかったと感じています。山崎さんのご家族の絆や、「ママさん飛行士」としての紹介、ISS長期滞在中の野口宇宙飛行士との対面による「2人の日本人が宇宙に初めて滞在」という話題も興味深いです。宇宙開発の中にある人々の努力や人間そのものを伺えることは、宇宙開発に興味を持つ機会になっていいのですが、それだけではちょっと物足りない。ただ「宇宙に行った」だけでなく、「宇宙で何をしているのか」「宇宙で何が出来るのか」「これから何をしようとしているのか」にもっと突っ込もうよと感じていました。
スペースシャトルは今年で引退。日本人宇宙飛行士のシャトル搭乗も、今回が最後です。1992年、STS-47・エンデバーに登場した毛利衛さんからずっとお世話になってきたシャトル。コストや安全性の問題があるので仕方ありませんが、シャトルで宇宙へ行き、活躍している日本人飛行士の姿に憧れた子供時代を過ごしてきた私は(「アポロ世代」に対して「シャトル世代」とでも言いましょうか)、ちょっと寂しい気もします。
と言うことで、シャトル関連でこの本を買ったのですが、まだ読んでません…。ちょっと気が重くて。でも、現実を見るために読もう。
*****
さて、帰還というと気になる、小惑星探査機「はやぶさ」。小惑星「イトカワ」のサンプルが入っている(かもしれない)カプセルを切り離し、地球に帰還させる日時が決まりました!!
◇JAXA:小惑星探査機「はやぶさ」搭載カプセルの地球帰還について
◇sorae.jp:小惑星探査機「はやぶさ」、カプセルの帰還は6月13日
◇毎日新聞:はやぶさ:6月13日帰還 7年間45億キロの旅終え
◇朝日新聞:小惑星探査機「はやぶさ」、6月13日に大気圏再突入
6月13日ですよ…!!日本時間23時頃。これは盛り上がりそうです。再突入の3時間前にカプセルを分離し、オーストラリアのウーメラ砂漠に落下させます。ウーメラ砂漠の「立入制限区域」は広いとはいえ、地球から離れた場所から狙った位置に落とすのはとても難しいと思う。ソユーズ宇宙船や、アポロ宇宙船のカプセルが帰還するのと同じような感じではあるけれども、軌道を修正する「はやぶさ」のイオンエンジンのことを考えると、簡単には思えない。最後の最後まで、気が抜けません。引き続き応援しています。還っておいで、はやぶさ!!
で、twitterのはやぶさアカウントが面白すぎる件。ソーラーセイル「イカロス」のアカウントとほのぼのと会話したり、ボケつっこみ漫才をやらされそうになったり…。楽しいです。5月に打ち上げられる「イカロス」は、少しの間、「はやぶさ」と共に宇宙を飛びます。そして6月13日、どうなるか…。楽しみでもあり、ハンカチ用意の切なさもあり…。
◇twitter:Hayabusa_JAXA はやぶさ帰還ブログ
◇twitter:ikaroskun イカロス君
描いて送ると言っていた「はやぶさ」帰還応援メッセージイラスト、まだ描いてません。いい構図が思い浮かばない…。
◇JAXA:山崎宇宙飛行士搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-131/19A)の着陸について
◇朝日新聞:山崎さん搭乗のシャトル帰還 「重力の強さ感じる」
◇朝日新聞:「ママお疲れさま」優希ちゃん花束 山崎さん家族と再会
◇sorae.jp:山崎直子さん搭乗のディスカバリー、ケネディ宇宙センターに着陸
◇時事通信:山崎さんシャトル帰還=日本人最後、一時代に幕-米ケネディ宇宙センター
一昨日は天候が悪く帰還延期。昨日も1回目のチャンスは逃し、フロリダに降りられるのか、それともエドワーズ空軍基地か…と思っていたのですが、私の体調が思わしくなく、帰還中継を見届けるのは「NO GO」を自分自身に出しました…。一方シャトルは2度目のケネディ宇宙センター着陸で「GO」.たっぷり寝て体調も回復し、朝一番に帰還のニュースをチェックして、嬉しくなりました。
入院中も、テレビや新聞で山崎さんの活躍を観て、勇気付けられました。ただ、ネットから離れていて、山崎さんの本来のミッション…多目的補給モジュール「レオナルド」をロボットアームでISSに取り付け、実験ラックなどをISSに運ぶ際の作業に関する主担当者である「物資移送責任者(ロードマスター)」を務めること…がテレビのニュースだけでは伝わりにくかったと感じています。山崎さんのご家族の絆や、「ママさん飛行士」としての紹介、ISS長期滞在中の野口宇宙飛行士との対面による「2人の日本人が宇宙に初めて滞在」という話題も興味深いです。宇宙開発の中にある人々の努力や人間そのものを伺えることは、宇宙開発に興味を持つ機会になっていいのですが、それだけではちょっと物足りない。ただ「宇宙に行った」だけでなく、「宇宙で何をしているのか」「宇宙で何が出来るのか」「これから何をしようとしているのか」にもっと突っ込もうよと感じていました。
スペースシャトルは今年で引退。日本人宇宙飛行士のシャトル搭乗も、今回が最後です。1992年、STS-47・エンデバーに登場した毛利衛さんからずっとお世話になってきたシャトル。コストや安全性の問題があるので仕方ありませんが、シャトルで宇宙へ行き、活躍している日本人飛行士の姿に憧れた子供時代を過ごしてきた私は(「アポロ世代」に対して「シャトル世代」とでも言いましょうか)、ちょっと寂しい気もします。
と言うことで、シャトル関連でこの本を買ったのですが、まだ読んでません…。ちょっと気が重くて。でも、現実を見るために読もう。
*****
さて、帰還というと気になる、小惑星探査機「はやぶさ」。小惑星「イトカワ」のサンプルが入っている(かもしれない)カプセルを切り離し、地球に帰還させる日時が決まりました!!
◇JAXA:小惑星探査機「はやぶさ」搭載カプセルの地球帰還について
カプセルの再突入の日時は、現在の計算によると、平成22年6月13日、日本時間23時頃(協定世界時14時頃)、着陸場所は豪州ウーメラ立入制限区域の予定です。
◇sorae.jp:小惑星探査機「はやぶさ」、カプセルの帰還は6月13日
◇毎日新聞:はやぶさ:6月13日帰還 7年間45億キロの旅終え
◇朝日新聞:小惑星探査機「はやぶさ」、6月13日に大気圏再突入
6月13日ですよ…!!日本時間23時頃。これは盛り上がりそうです。再突入の3時間前にカプセルを分離し、オーストラリアのウーメラ砂漠に落下させます。ウーメラ砂漠の「立入制限区域」は広いとはいえ、地球から離れた場所から狙った位置に落とすのはとても難しいと思う。ソユーズ宇宙船や、アポロ宇宙船のカプセルが帰還するのと同じような感じではあるけれども、軌道を修正する「はやぶさ」のイオンエンジンのことを考えると、簡単には思えない。最後の最後まで、気が抜けません。引き続き応援しています。還っておいで、はやぶさ!!
で、twitterのはやぶさアカウントが面白すぎる件。ソーラーセイル「イカロス」のアカウントとほのぼのと会話したり、ボケつっこみ漫才をやらされそうになったり…。楽しいです。5月に打ち上げられる「イカロス」は、少しの間、「はやぶさ」と共に宇宙を飛びます。そして6月13日、どうなるか…。楽しみでもあり、ハンカチ用意の切なさもあり…。
◇twitter:Hayabusa_JAXA はやぶさ帰還ブログ
◇twitter:ikaroskun イカロス君
描いて送ると言っていた「はやぶさ」帰還応援メッセージイラスト、まだ描いてません。いい構図が思い浮かばない…。
by halca-kaukana057
| 2010-04-21 22:29
| 宇宙・天文