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寧ろ一緒に進もう、ピアノと一緒に

 前に書いたとおり、9・10月以降、やるべきことがあって数年ぶりに参考書を片手に問題集を解きつつ勉強しています。が…、わからないことだらけで、現実逃避してばかりいます…。今後、自分がどう生きていくか、どう生きたいかという大きな問題にも関わってくるので、現実逃避している場合ではない!でも、今向かっている方向の他にも道はある(今向かっている方向でダメなら、別の道を探して進むつもり)。自分がどう生きていくか、どう生きたいかという大きな問題だからこそ、色々な道・可能性・方向を考えてもいいんじゃないかなとも思っています。でも、今は、今向かっている方向に力を注ぎます。(直面している問題は、それだけではないのですが…。何故一気に押し寄せて来るんだ…、全く…!)

 そんな中、久しぶりにピアノに向かいました。ソナチネ4番と、シューマン「春の歌」op.68-15を練習。シューマンは、あとは細かいところを形作っていくところまできています。クーラウ・ソナチネ4番は、第2楽章はなかなか進まず。

 それでも、ピアノに向かうと、それまでモヤモヤとしていたことがスーっと消えていく。ピアノを演奏すること・練習することは、ひとつの音楽作品を解釈し、自分の手で演奏し表現することが目的だ。要するに、「弾きたい曲を弾く、演奏する」。でも、その過程で、今の自分の置かれている状況、今の自分の心境・思っていることと向き合うこともあるのではないか。ピアノを演奏していると、その時の心理状態が表れる。落ち着いている時は落ち着いた音が出るし、イライラしている時はどこか荒っぽい音が出る。ピアノが、その時の自分映す鏡になる。ピアノに向かい、音を出すことで今の自分がわかる。把握できる。そして、意識してもしなくても、演奏に集中することで、欲しい音色を出そうとすることで、イライラも焦りも不安も、かなしみも怒りも減ってくる。それらのモヤモヤはどこかへ消えてしまう。

 久しぶりにピアノに向かい、練習して、この感覚を久しぶりに味わいました。やらなきゃいけないことがあるから、ピアノからも離れるべき…と思ってきたのですが、逆効果かもしれない。寧ろ、ピアノとともに、山を登り乗り越えようとするほうが心の支えにもなっていいのかもしれない。練習時間は減るけれども、1日10分程度の時間の余裕を見つけて練習しているほうがいいのかもしれない。

 これまで私は「~があるから、~できない」というように逃げ道を探していたように思います。ピアノでも、仕事や日常のことでも。今、自分自身が試される時に来ているのかなと感じています。ならば、乗り越えよう。乗り越えるならピアノ・音楽と一緒に乗り越えたいです。
by halca-kaukana057 | 2011-09-22 22:57 | 奏でること・うたうこと

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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