2013年 10月 12日
雨上がりのISSとイリジウムフレア
今日も好条件の国際宇宙ステーション・ISSの可視パスがあります。さらに、イリジウムフレアもあります。イリジウムフレアも久しぶり。
しかし、可視パスの30分ぐらい前、雨が降り出しました。晴れていたのに、西からは黒い雲が。残念…と思ったが、空一面が雲に覆われているわけではない、風も強い。諦めるのはまだ早い。
そしてISS可視パスの時刻。雨は上がりました。雲はありますが、ISSのコースに雲は無い。いける!
今日も15秒間の撮影です。
見え始め。大気の影響か、色が赤っぽかった。
Uの字型に星が並んだかんむり座を横切るISS。かんむり座の星の並びは見事だと思っています。
多分りゅう座の辺り。後から画像で確認することで、この星座は何だっけ…と星座当て問題になります。
右斜め上に、横倒しのW字のカシオペヤ座があります。秋の星座のエチオピア王家の神話の登場人物であるカシオペア(星座名は「ヤシオペヤ」座、神話になると「カシオペア」。この違いに注意)。東の空には、壮大な星座物語が広がっています。
カシオペヤ座の下を通過して、見えなくなりました。「またね」と思いながら。
先日の記事で、11月からISS長期滞在、しかも日本人初のISSコマンダーを務める若田光一宇宙飛行士の搭乗するソユーズ宇宙船の打ち上げ日時が決まった模様です。
◇読売新聞:若田さん乗るソユーズ、11月7日に打ち上げ
日本時間11月7日、午後1時14分打ち上げです。ISSには、その日の夜7時(19時)に到着します。以前は3日ぐらいかかったのですが、宇宙飛行士の負担を減らすため、ISSまで最短時間で行ける打ち上げウィンドウで、6時間まで短縮できるようになりました。今回も特急便です。
◇JAXA:宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター:JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在:若田光一宇宙飛行士
JAXAの第38次/第39次長期滞在情報ページが出来ました。若田さんの最新情報はこちらでどうぞ。
と、若田さんのISS長期滞在開始が迫ってきているのに、ひとつ問題が。
JAXAの「きぼうを見よう」ISS可視パス情報ページが、未だにメンテナンス中で見られない。
半年ぐらい前からずっとメンテナンス中。何が中で起こっているのか心配にもなります。ISSの可視パス情報は、他のサイトやスマートフォンアプリでも得られます。しかし、JAXAのページはISSを初めて観る人のための見方・探し方ガイドもありますし、日本語での可視パスの表示方法がわかりやすかった。トップページで日本列島のどのあたりを通過するかが一目瞭然。各地での日時・方角・仰角(高度)・通過ルートも、表も図もなかなかわかりやすかった。
今後、若田さんの長期滞在が始まれば、ISSが肉眼で見られると知って、見たいと思う人も増えるはず。また、観望会でも取り上げられる機会も増えるはず。機材は何も要らない(画像を撮るならカメラと三脚を用意)。可視パスの時刻に、その方角を向いていれば、晴れていればほぼ確実に見られる。明るいので、ネオンの多い繁華街でも大丈夫。そしてその明るい光の点の中、ISSには宇宙飛行士たちが働いていて、若田さんもコマンダーとしてお仕事をしている。これは何よりの、絶好のISSや「きぼう」のこと、有人宇宙飛行について知る機会になる。絶好の広報だと思う。
さて、若田さんのいる国際宇宙ステーションが見えるなら、いつどこで見られるのかが知りたい。宇宙ステーションのことは、JAXAだろう。JAXAの知名度も随分上がった。JAXAに聞いてみよう、サイトを見てみよう…と思ったら、無い。これでは残念だ。
若田さんの打ち上げの前に、JAXAのISS可視パス情報サイトが復活することを切に望みます。
さて、ISSから離れて、今度はイリジウムフレア。
光り始めたところは撮れず、途中からになってしまいました。それでは明るい、はっきりと写ってます。
右上には小さなひし形のかわいいいるか座が。左下には「三ツ矢サイダー」のマークに似ているみずがめ座の三ツ矢が。みずがめ座も秋の星座。秋を感じます。
今日は宇宙機充でした!
しかし、可視パスの30分ぐらい前、雨が降り出しました。晴れていたのに、西からは黒い雲が。残念…と思ったが、空一面が雲に覆われているわけではない、風も強い。諦めるのはまだ早い。
そしてISS可視パスの時刻。雨は上がりました。雲はありますが、ISSのコースに雲は無い。いける!
今日も15秒間の撮影です。
見え始め。大気の影響か、色が赤っぽかった。
Uの字型に星が並んだかんむり座を横切るISS。かんむり座の星の並びは見事だと思っています。
多分りゅう座の辺り。後から画像で確認することで、この星座は何だっけ…と星座当て問題になります。
右斜め上に、横倒しのW字のカシオペヤ座があります。秋の星座のエチオピア王家の神話の登場人物であるカシオペア(星座名は「ヤシオペヤ」座、神話になると「カシオペア」。この違いに注意)。東の空には、壮大な星座物語が広がっています。
カシオペヤ座の下を通過して、見えなくなりました。「またね」と思いながら。
先日の記事で、11月からISS長期滞在、しかも日本人初のISSコマンダーを務める若田光一宇宙飛行士の搭乗するソユーズ宇宙船の打ち上げ日時が決まった模様です。
◇読売新聞:若田さん乗るソユーズ、11月7日に打ち上げ
日本時間11月7日、午後1時14分打ち上げです。ISSには、その日の夜7時(19時)に到着します。以前は3日ぐらいかかったのですが、宇宙飛行士の負担を減らすため、ISSまで最短時間で行ける打ち上げウィンドウで、6時間まで短縮できるようになりました。今回も特急便です。
◇JAXA:宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター:JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在:若田光一宇宙飛行士
JAXAの第38次/第39次長期滞在情報ページが出来ました。若田さんの最新情報はこちらでどうぞ。
と、若田さんのISS長期滞在開始が迫ってきているのに、ひとつ問題が。
JAXAの「きぼうを見よう」ISS可視パス情報ページが、未だにメンテナンス中で見られない。
半年ぐらい前からずっとメンテナンス中。何が中で起こっているのか心配にもなります。ISSの可視パス情報は、他のサイトやスマートフォンアプリでも得られます。しかし、JAXAのページはISSを初めて観る人のための見方・探し方ガイドもありますし、日本語での可視パスの表示方法がわかりやすかった。トップページで日本列島のどのあたりを通過するかが一目瞭然。各地での日時・方角・仰角(高度)・通過ルートも、表も図もなかなかわかりやすかった。
今後、若田さんの長期滞在が始まれば、ISSが肉眼で見られると知って、見たいと思う人も増えるはず。また、観望会でも取り上げられる機会も増えるはず。機材は何も要らない(画像を撮るならカメラと三脚を用意)。可視パスの時刻に、その方角を向いていれば、晴れていればほぼ確実に見られる。明るいので、ネオンの多い繁華街でも大丈夫。そしてその明るい光の点の中、ISSには宇宙飛行士たちが働いていて、若田さんもコマンダーとしてお仕事をしている。これは何よりの、絶好のISSや「きぼう」のこと、有人宇宙飛行について知る機会になる。絶好の広報だと思う。
さて、若田さんのいる国際宇宙ステーションが見えるなら、いつどこで見られるのかが知りたい。宇宙ステーションのことは、JAXAだろう。JAXAの知名度も随分上がった。JAXAに聞いてみよう、サイトを見てみよう…と思ったら、無い。これでは残念だ。
若田さんの打ち上げの前に、JAXAのISS可視パス情報サイトが復活することを切に望みます。
さて、ISSから離れて、今度はイリジウムフレア。
光り始めたところは撮れず、途中からになってしまいました。それでは明るい、はっきりと写ってます。
右上には小さなひし形のかわいいいるか座が。左下には「三ツ矢サイダー」のマークに似ているみずがめ座の三ツ矢が。みずがめ座も秋の星座。秋を感じます。
今日は宇宙機充でした!
by halca-kaukana057
| 2013-10-12 22:35
| 宇宙・天文