ラジオ・ミュージカル「あしたの瞳」前編 覚え書き

 先週前編が放送された、ラジオ・ミュージカル「あしたの瞳」(作曲:宮川彬良、脚本:響敏也、演出:佐久間広一郎、演奏:セントラル愛知交響楽団)。今日、後編の放送です。
・前編…というか概要の感想(?):「見える」とは何だ? ラジオミュージカル「あしたの瞳」前編

◇番組公式:FM AICHI:ラジオミュージカル「あしたの瞳」
 ↑公式に、放送された前編が丸ごとアップされてます。今からでも聞けます!後編もアップされる予定です。

 さて、後編を聴く前に、前編を聴いての感想や気づいたことをメモしておこうと思う。上記した前編の感想も、物語の概要の感想になってしまい、音楽や歌のことは書いていなかった…(それだけ物語に圧倒されたというか、ドツボだったというか。)
 後編を聴いたら、前編で思ったことが上書きされてしまう。その前に、書いておきます。
 以下箇条書き。

・オープニング、眼球の記憶によるナレーション(中身は上記前編感想に書き起こししてます)
 BGMはこの後で常一と坂本が歌う「あの空を観ていた」の演奏だけヴァージョン。(歌われた曲名についても、前編感想を参照ください)
 ナレーション後、序曲らしい曲。前編の最後に常一が歌う「もう一つの瞳」のワルツバージョン?

・舞台は現代、常一と坂本。
 常一と坂本の老後が対照的。常一は会長になったのに、現場にいたいと思っている。手を動かして何かを作っていないと気が済まない。手先の器用さを保っていたい。自分が年寄りだという気がしない。
 ものを作ることに対して、楽しみ、誇り、自信、情熱を持っている。
 一方の坂本は、「いいおじいちゃん」。完全に引退。

・戦中、戦後間もない頃のことを思い出す2人。
♪「あの空を観ていた」…穏やかな曲なのに、歌われる中身はつらいもの。戦争と、その道具を作っていた2人。
・「何を見て、何を見ずにいたのか」
 「あの日の青い空」…晴れた青い空、一方で晴れない、沈む2人の心。

・ノイズのように入ってきて、現れる眼球の記憶。
 ♪「わしはお前だ」…ド派手w堂々と力強く、のびのびと。(この歌大好きだw)
 後で気がついたが、眼球の記憶が歌うのは、この歌だけだった。(後編で出てくる?)

・眼球の記憶のことを認められない、信じられない常一。2人のやりとりがコミカル。
 眼球の記憶は、常一が見たものの記憶…2人は似たところがあるかも。2人ともどこかとぼけている。自信家なところもある。眼球の記憶は「オレ様」だが…w
 
・♪「音が見える」常一の息子・友則。他の人には見えていないものが、見えている…OPのナレーションを思い出させる。
  息子の昔を思い出す。その息子は今?

・何故眼球の記憶がやってきたのか…ものが見えることについて考えてもらいたい。コンタクトレンズを開発し、人に見える喜びを与え、それが人々の暮らしの中に生きている…という革命を成し遂げた常一に。
 ここのBGM:「もう一つの瞳」オーケストラのみ…「もう一つの瞳」、常一のテーマか。
♪「みるみる見える」…壮大なコーラス。コンタクトレンズの普及と喜びを表現。

・「目玉幽霊」…ここでいつも吹くw
 眼球の記憶は、このあと常一にちゃんと呼んでもらえるのだろうか…?w

・「見る」ことについて考えるため、常一の記憶の旅へ。
 まずは戦後間もない頃。
♪「焼け跡タンゴ」…飢えた人々、食料の奪い合い。
 最初に常一と坂本が思い出し、語っていたもの。ここではリアルに、生々しく、おぞましく。「見た」強烈な記憶の再現。
 「あの空を見ていた」で、「何を見て、何を見ずにいたのか」…このことはちゃんと「見ていた」。目を背けていなかった。

 ここで、常一、「やはりこの旅のお供はお前…」と認めるが、「目玉幽霊」w

・次の旅:戦中。
♪「見えるぜ、俺たちゃ」…空襲、燃える街を「見ている」…バス・低音のうなりの強さ。彬良さんのこういう激しい短調曲が好き。
♪「旋盤ソング」…学徒動員の工場。ハーモニーの中から突出するソプラノ…戦争の狂気?
 工場の若き坂本と常一。
 戦争の、命を犠牲にする道具を作ることに対して、常一は認めている。坂本は認めていない。
以下坂本の台詞。
心ない技は、世の中を住みづらくする。
心ある技は、世の中に笑顔を運ぶ。
技術のよしあしを見分ける方法は、それに尽きるだろう。
その技術が人によりよい未来を運ぶかどうかだ。
 (この台詞が印象的、好きだ…。)
♪「ワザワザの技」…歌の後のコーラス部分が不思議。
 心ある技。常一のものづくりの原点に。
 「見る」「見える」というメインのテーマのほかにもう一つのテーマ「技・つくること」

・次の旅:戦後、常一は眼鏡店で働いている。
明るいBGM、働く常一の様子?
♪「Hi! Joe!」…シンディー登場。コミカルな、ハイソプラノ。眼球の記憶と同じぐらい強烈な個性w
 常一の技術を認めている。一方の常一:楽しくて仕方ない。手先指先を使っていると、新しい考えも浮かんでくる…コンタクトレンズ開発フラグ?
 そして、コンタクトレンズの存在を教えるシンディー。
♪「眼に入れるレンズ」…眼鏡は友達、コンタクトレンズは恋人。
 存在は教えても、見せられない、詳しいことは教えない。 (この時、まだGHQの統治下)
 「未来のレンズ。未来は、誰でも簡単に見られるものじゃありません」…と言いつつも、もしかしたら常一なら作れるかも…と期待していた?

・コンタクトレンズについて一人考える常一。見たくてたまらない。見たい、でも見られない…ならば自分で作ればいい!!
 ここの眼球の記憶ナレも重要。
♪「もう一つの瞳」常一の静かな情熱…徐々に盛り上がる。何度聴いてもグッと来る。心揺さぶられる歌。
 ピアノの高音が、憧れの音?
 コンタクトレンズを作ると、決意。 >後編へ!

・全体的に…音楽で金管が印象的。朗々と歌っている。
 弦が内面を語っているような。

・エンディング:これも序曲?「音が見える」ワルツバージョン→OPの序曲のような曲へ「もう一つの瞳」と「音が見える」が混ぜてある?…常一と友則、親子の繋がり、絆?

 以上。さて、後編は19時から、JFN各局で!
(放送局によって時間が異なるので、お聞きの放送局の番組表をチェックしてくださいね。でも、公式にアップされる予定なので、聞き逃しても大丈夫…だと思います。)

【記事も続く!】
・後編の覚え書き:ラジオ・ミュージカル「あしたの瞳」 後編 覚え書き
・全体感想:今の積み重ねの先に「見える」もの ラジオ・ミュージカル「あしたの瞳」全体感想
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by halca-kaukana057 | 2013-11-10 17:47 | 音楽


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