2008年 06月 12日
きぼうが動き出す
昨夜、スペースシャトル・ディスカバリー号は国際宇宙ステーションでの作業を終えて、ISSとお別れ。帰途に着きました。「きぼう」入室のあとについて簡単にまとめたりメモしたりします。
◇室内保管室からの荷物運び
3月のSTS-123・1J/Aミッションで取り付けられた室内保管室から、室内実験室に取り付ける実験ラックなどを運び込みます。
無重力なので物の重さはありませんが、勢い余ってぶつけると大変なので慎重に。
入室の翌日、「マツイ55」のTシャツを着て作業中のギャレットさん。ダメだ、オモシロすぎるw
実験ラックを付けた後は、何も無かった状態よりはやはり狭くなってしまった。でも、会見で10人入ってもあまり狭く感じないのは、それなりの広さがあるからかな?
◇船内保管室を実験室に取り付け
ISSの「ハーモニー」に仮置きしていた船内保管室を、当初の取り付け場所である船内実験室の上に取り付け。作業中寝てて見れなかった…。詳しくは飛行7日目ハイライトで。
◇船内実験室のロボットアーム完全展開
船内実験室には、後に取り付けられる船外プラットフォームにある実験装置を持ち運ぶためのロボットアームが付いています。それの動作確認をします。かなり大きく動いていました。しかも青い地球を背景に。白いアームが映えます。その画像をキャプチャしようと思ったのですが、NASA TVのページ不調でキャプチャできず。何でこんな時に…。画像・動画はJAXAデイリーレポート飛行10日目か、飛行10日目ハイライトでご覧ください。
ちなみに、以前この「きぼう」のロボットアームのシュミレーターを体験しました。
○宇宙バカ、ISSのロボットアームに挑む
正確には「ISS」のではなく「きぼう」のですね。ISSには他にもロボットアームがあるから。あのシュミレーターの本物を、星出さんがISSで、「きぼう」で操作していた…と考えるといい経験をしたなと思う。
◇ISSとお別れ
飛行11日目にお別れ会。しかし、シャトルがISSと分離したのは翌日の12日目。お別れはしてハッチは閉めたけど、一晩ISSにくっついている。こういうことって珍しいのかな。
お別れ会の後の、誰もいなくなった「ハーモニー」。「きぼう」のれんは付けたままです。このままずっと付けっぱなしにして欲しいな。
シャトルのハッチから見えた、離れてゆくISS。右側には船内保管室が付いてる「きぼう」が。
ISS上部から。隣のヨーロッパの実験棟「コロンバス」と比べると、いかに「きぼう」が大きいかわかります。しかも、船外プラットフォームが付けばさらに大きくなります。この後シャトルはISSのまわりをぐるりと回って軌道修正。
ディスカバリーは日本時間15日0:15帰還予定。今度はゆっくり観られそうです。
ちなみに、先ほどNASA TVに映った「きぼう」の様子
がらんとしてます。
ディスカバリークルーは自由時間のため、今日のNASA TVは地球の映像が多め。これだけでも飽きません。
ということで、今日も画像多めでした。
◇室内保管室からの荷物運び
3月のSTS-123・1J/Aミッションで取り付けられた室内保管室から、室内実験室に取り付ける実験ラックなどを運び込みます。
無重力なので物の重さはありませんが、勢い余ってぶつけると大変なので慎重に。
入室の翌日、「マツイ55」のTシャツを着て作業中のギャレットさん。ダメだ、オモシロすぎるw
実験ラックを付けた後は、何も無かった状態よりはやはり狭くなってしまった。でも、会見で10人入ってもあまり狭く感じないのは、それなりの広さがあるからかな?
◇船内保管室を実験室に取り付け
ISSの「ハーモニー」に仮置きしていた船内保管室を、当初の取り付け場所である船内実験室の上に取り付け。作業中寝てて見れなかった…。詳しくは飛行7日目ハイライトで。
◇船内実験室のロボットアーム完全展開
船内実験室には、後に取り付けられる船外プラットフォームにある実験装置を持ち運ぶためのロボットアームが付いています。それの動作確認をします。かなり大きく動いていました。しかも青い地球を背景に。白いアームが映えます。その画像をキャプチャしようと思ったのですが、NASA TVのページ不調でキャプチャできず。何でこんな時に…。画像・動画はJAXAデイリーレポート飛行10日目か、飛行10日目ハイライトでご覧ください。
ちなみに、以前この「きぼう」のロボットアームのシュミレーターを体験しました。
○宇宙バカ、ISSのロボットアームに挑む
正確には「ISS」のではなく「きぼう」のですね。ISSには他にもロボットアームがあるから。あのシュミレーターの本物を、星出さんがISSで、「きぼう」で操作していた…と考えるといい経験をしたなと思う。
◇ISSとお別れ
飛行11日目にお別れ会。しかし、シャトルがISSと分離したのは翌日の12日目。お別れはしてハッチは閉めたけど、一晩ISSにくっついている。こういうことって珍しいのかな。
お別れ会の後の、誰もいなくなった「ハーモニー」。「きぼう」のれんは付けたままです。このままずっと付けっぱなしにして欲しいな。
シャトルのハッチから見えた、離れてゆくISS。右側には船内保管室が付いてる「きぼう」が。
ISS上部から。隣のヨーロッパの実験棟「コロンバス」と比べると、いかに「きぼう」が大きいかわかります。しかも、船外プラットフォームが付けばさらに大きくなります。この後シャトルはISSのまわりをぐるりと回って軌道修正。
ディスカバリーは日本時間15日0:15帰還予定。今度はゆっくり観られそうです。
ちなみに、先ほどNASA TVに映った「きぼう」の様子
がらんとしてます。
ディスカバリークルーは自由時間のため、今日のNASA TVは地球の映像が多め。これだけでも飽きません。
ということで、今日も画像多めでした。
by halca-kaukana057
| 2008-06-12 22:36
| 宇宙・天文