2008年 10月 27日
秋雨ブラームス
今日は冷たい雨が降った一日でした。この雨も、あと少しすると雪になるのでしょう。秋はあっという間に過ぎ去っていきます。そんな今日の一枚。
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番・第2番
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
ジャケットの写真は私が持っているCDとは違うのですが、ブラームスの「弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 op.18」。この曲を聴くと、「秋だなぁ…」と感じます。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが2本ずつの弦楽六重奏。しかも、ブラームスが好んだヴィオラとチェロが活躍し、その渋い・深い音色により幾分曇った感じになる。曲そのものは、情熱的だ。だが、私はその熱を帯びた部分よりも、その奥にある暗さや憂いに注目して聴いてしまう。シューマンの妻・クララのためにピアノ編曲もされた第2楽章も、熱っぽさやロマンティックさよりも、重さや陰影を強く感じてしまう。第3・4楽章は穏やかな秋の日差しを思い浮かべる。
雨が上がった後、とてもきれいな虹が出ていました(写真が撮れず残念)。雲間から見える澄んだ青空と夕日がまた美しかった。夏の空のようにカラッと晴れない。かと言って冬のように凍り付いてもいない。そんな秋の風景と、ブラームスのこの曲はやっぱり合うなぁと私は感じるのでした。
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番・第2番
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
ジャケットの写真は私が持っているCDとは違うのですが、ブラームスの「弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 op.18」。この曲を聴くと、「秋だなぁ…」と感じます。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが2本ずつの弦楽六重奏。しかも、ブラームスが好んだヴィオラとチェロが活躍し、その渋い・深い音色により幾分曇った感じになる。曲そのものは、情熱的だ。だが、私はその熱を帯びた部分よりも、その奥にある暗さや憂いに注目して聴いてしまう。シューマンの妻・クララのためにピアノ編曲もされた第2楽章も、熱っぽさやロマンティックさよりも、重さや陰影を強く感じてしまう。第3・4楽章は穏やかな秋の日差しを思い浮かべる。
雨が上がった後、とてもきれいな虹が出ていました(写真が撮れず残念)。雲間から見える澄んだ青空と夕日がまた美しかった。夏の空のようにカラッと晴れない。かと言って冬のように凍り付いてもいない。そんな秋の風景と、ブラームスのこの曲はやっぱり合うなぁと私は感じるのでした。
by halca-kaukana057
| 2008-10-27 21:57
| 音楽