カテゴリ:興味を持ったものいろいろ( 103 )

「ぐりとぐら」を切手&特印で

 結構話題になっているらしい切手の発行日です。
日本郵便:特殊切手「季節のおもいでシリーズ 第4集」の発行
 山脇百合子さんの絵本「ぐりとぐら」シリーズの切手です!
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 特印は「ぐりとぐら」といえばこれ!の絵が図案です。

 今回も、シートを見てどの切手を使おうか、シートから切手を一枚切り取るのに時間がかかりました…使うの勿体無い!でも、北欧デザインプロダクトと同じように、切手も使ってこそだとも思うのです…。コレクションしておくのもいいけど、切手の本来の目的、手紙やハガキを届ける使命のために使ってあげてこそ…といいつつ、コレクションしたい気持ちもわかる…ああ…。

 久しぶりに「ぐりとぐら」シリーズの絵本が読みたくなりました。ということで、特印用には、絵本を読んでいる絵のものを使いました。

 巷では、12年越しでマフラーを編み上げたひつじさんの図案の年賀ハガキが話題ですね。そろそろ準備しないと。今回の「ぐりとぐら」切手や、12年越しマフラーひつじさん年賀ハガキで、郵便が見直されるといいなと思う郵趣入門者です。メールやSNSでのメッセージもいいけど、ハガキ、手紙もいいですよ。
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by halca-kaukana057 | 2014-11-20 21:18 | 興味を持ったものいろいろ

メロンパンの皮だけ食べる…

 今話題のこれを、入手できました。
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 ヤマザキの「メロンパンの皮焼いちゃいました。」関東で発売と聞いて、当地じゃ無いだろうなーと思っていたら、スーパーにありました。まさかあるとは!即買いましたw

 メロンパンの皮、サクサクして美味しいですよね。しかし、皮だけ食べるとはどういうことか…。

 食べてみた。確かに、メロンパンの皮。でも、皮だけで厚みがあるので、通常のメロンパンの皮よりも固い気がする。スコーンに似ているような気もする。
 結論:美味しかったです。メロンパンは食事になりますが、皮だけだとおやつですね。

 以上、流行に乗ってみました。
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by halca-kaukana057 | 2014-11-12 22:09 | 興味を持ったものいろいろ

今年の冬のグリーティング切手はとても可愛い

 昨日予告したとおり、今日は「冬のグリーティング」切手の発行日です。毎年立冬に発行しているのかな。
日本郵便:グリーティング切手「冬のグリーティング」の発行

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 今年の特印です。ジンジャークッキー型。可愛い!上記リンク先で切手の図案を見るとわかるのですが、52円切手がクッキー柄なんです。とても可愛い!これは使えない…このまま机の前に飾りたいと思ったほどでした。82円切手も、ステッチ風の柄で可愛い。どちらも、ヨーロッパの冬を思わせる雰囲気。雪だるまや雪うさぎ(2円切手の可愛いウサギさんを連想させます)、ポインセチア、樅の木、雪景色の家。そしてポスト。今年の冬のグリーティング切手は大当たりです。ドツボです。
 これから、当地は雪も降り、雪に閉ざされます。そんな中、あたたかい部屋でこの切手で手紙を書くのも楽しい。貰っても嬉しい。クリスマスカードにも使えます。是非どうぞ!

 郵便局の窓口には、年賀ハガキが。私はメールよりも年賀状派です。そろそろ準備を始めないと…。

・去年の冬のグリーティング切手:冬を告げる切手と特印
 去年はお洒落できれい。今年はあたたかく可愛い。雰囲気を変えてきていいですね。
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by halca-kaukana057 | 2014-11-07 22:36 | 興味を持ったものいろいろ

古典の日&おもてなしの花切手特印

 先週金曜(10/31)、大変なことに気がついた。「あ!!今日は、『古典の日制定』切手の発行日、特印がああああああああ!!忘れてた…」
日本郵便:特殊切手「古典の日制定」の発行
 ちなみに、「古典の日」って何ぞや?
「古典の日に関する法律」により、国民の間に広く古典についての関心と理解を深めるようにするため、11月1日が古典の日と定められています。
(11月1日は、「紫式部日記」によって源氏物語の存在が確認される最古の日付が1008(寛弘5)年11月1日であることに由来しています。)
(上記日本郵便のサイトより)

 そうなのか。この「古典の日制定」切手の特印は、発行日から1週間。よかった。大丈夫だ…。

 というわけで、今日が最終日。貰って来ました。
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 図案がとても好みです。雅です。切手も素敵です。

 もうひとつ、今日は「おもてなしの花」シリーズ第2集の発行日でもあります。
特殊切手「おもてなしの花シリーズ 第2集」の発行
 第1集は切手だけ買って、特印は貰わず。今回は特印も貰いました。
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 花束の特印です。花も、季節に合わせています。お手紙にお花の切手をどうぞ。

 予告。明日はこれです!
グリーティング切手「冬のグリーティング」の発行
 今年も冬のグリーティングの季節がやってきました!今年は可愛いです。とても可愛いです!!

 少し先ですが、これも既に広い層で話題ですね。
特殊切手「季節のおもいでシリーズ 第4集」の発行
 絵本「ぐりとぐら」シリーズが切手になりました!「ぐりとぐら」シリーズは私も大好きな絵本。読み聞かせでもよく取り上げました。特印も「ぐりとぐら」です。発行は11月20日!
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by halca-kaukana057 | 2014-11-06 21:25 | 興味を持ったものいろいろ

伝統工芸品と切手の素敵な関係

 いつもの切手と特印です。特印が私の日常の中にある、身近なものになっています。

 今回の切手は、「伝統工芸品シリーズ」。日本各地の工芸品を切手にしているシリーズです。
日本郵便:特殊切手「伝統的工芸品シリーズ 第3集」の発行
 昨日発行でした。

・以前のシリーズ(私のブログ記事はありません)
特殊切手「伝統的工芸品シリーズ 第1集」の発行
特殊切手「伝統的工芸品シリーズ 第2集」の発行

 第2集は後で買ったのですが、第1集は買えず。惜しいものを逃がした…。

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 ということで、特印。切手は三重の「伊勢形紙」にしました。どれを使おうかかなり迷いました。各1枚しかないし…。

 この切手の図案になっている伝統工芸品は、観たことあるものから全く知らないものまであります。私の地元のもの、いつも見慣れているものもあります。どれも、その地域で作られ、使われてきたもの。日常で身近に使えるものもあれば、高級で和室の床の間に飾ってありそうなものも。どちらにしろ、その地域の産業を、文化を、生活を支えてきた。そんな各地の伝統工芸品が切手になる…共通点を感じます。メールやSNSが主流になっていますが、手紙やハガキは廃れていない。寧ろ見直されている。切手は私たちの生活の身近なところにある。その切手に、各地域で身近にある伝統工芸品が。これからも、どちらも私たちの生活の中にあり、そばにある存在なんだなと思います。
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by halca-kaukana057 | 2014-10-25 22:37 | 興味を持ったものいろいろ

新幹線50年を切手で

 昨日、10月1日は東海道新幹線が開業して50周年。それに合わせて記念切手も出ました。
日本郵便:特殊切手「新幹線鉄道開業50周年」の発行
 窓口で買おうとしたら、別のフレーム切手の方と思われた…。もうひとつあるのですね…。

 いつものように特印も。
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 東海道新幹線はこれまで1度しか乗ったことがない…ので、東海道新幹線開業50周年と聞いても私はあまりピンと来ません。でも、ここから日本の新幹線がはじまり、今は全国を結んでいる。私も上京の際はお世話になっています。快適な旅が出来るのも、新幹線のおかげ。技術と安全を培って50年。これからもお世話になりますし、日本の大動脈として走り続けてほしいなと思っています。

 新幹線はかっこいい。鉄道ファンではないですが、子どもの頃から新幹線は憧れの存在でした。この切手のデザインもかっこいい。
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by halca-kaukana057 | 2014-10-02 22:15 | 興味を持ったものいろいろ

可愛い動物の切手と特印

 今日は色々と忙しくて疲れました…。そんな今日の切手と特印。

日本郵便:特殊切手「ほっとする動物シリーズ 第2集」の発行
 第1集は完全にスルーしてました… 
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 特印の図案はパンダです。可愛いですねぇ。パンダの横に付いているハト印も可愛い。他の特印にもついているのだが、このハト印を見る度に可愛いなぁ…と思っています。

 切手はフェネックにしました。フェネックギツネ。漫画・アニメ「ぼのぼの」のフェネギーくんのモデルです。フェネックと聞くと、フェネギーくんを連想します。こちらも可愛いです。

【というわけで「ぼのぼの」関連記事】
ぼのぼの名言集(上・下)
泣きたい日のぼのぼの

 切手・特印の記事なのに、何故か「ぼのぼの」で終わる…w
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by halca-kaukana057 | 2014-09-19 23:06 | 興味を持ったものいろいろ

しょうが豆乳が美味い!

 以前も書きましたが、豆乳が好きです。

・以前の記事:豆乳いろいろ、どんな味?

 この以前書いた記事で紹介したプリン味がいつの間にか無くなっていて悲しいです…好きだったのに。最近もまた新しい味が出て、お気に入りはショコラ味。ココア味よりもチョコレートの味が濃く、オレンジの風味がまた美味しい。バニラアイス味も美味しい。定番のバナナ味、抹茶味、そしてそのままの豆乳も好きです。そのまま飲んでもよし、豆乳オレを作ってもよし。
 そして、ただ飲むだけで無く、温めて飲むのが好きです。大体どの味も、温めても美味しいんです。マグカップに注いでレンジで温めるだけ。これからの季節は温めるに限ります。

 そんな豆乳に、ニューフェイス登場。
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 なんと、しょうが味。初めて店頭で見た時は眼を疑いました。しかし、次の瞬間、カゴに入れていました。しょうがも豆乳も好き。合わせたらどうなるのか。
 飲んでみたら、美味しかった。かなりお気に入りの味です。ミルクとしょうがの相性がとてもいい。しょうがミルクティーから、紅茶成分を抜いた感じ、とも言えます。これは今後も飲む。

 最初に飲んだ時はそのまま冷たいのを飲んだのですが、飲みながら、これは温めても絶対美味いはず、と思っていました。
 すっかり肌寒くなり、当地では日中も長袖じゃないと寒い日もあります。今日は特に寒くて、長袖に上着まで着ていた。こんな日は、あたたかいしょうが豆乳を飲むのにピッタリだ。

 早速、カップに注いでレンジで1分半ほどあたためます。
 飲みます。…美味い!!
 やっぱり美味しかったです。この秋~冬はホットしょうが豆乳で決まりです。

 今、ふと思ったのだが、普通の豆乳にすりおろしたしょうがを入れたら、同じような味になるんだろうか…?生のしょうがの方が風味が強いし、身体もあたたまる。今度やってみるかな…(ちょっと自信ないw
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by halca-kaukana057 | 2014-09-18 21:46 | 興味を持ったものいろいろ

[アニメ映画]言の葉の庭

 先日小説版を読んだ「言の葉の庭」。早速DVDを観ました。
・小説版感想:小説 言の葉の庭

劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD

新海誠:監督/東宝



言の葉の庭:公式サイト
 ↑サイトにジャンプすると、映画の予告動画が再生されるので、音量にご注意ください。

 小説は、結構な長さがあった。それが、元のアニメになると上映時間45分程度。物語はタカオとユキノを中心に進み、小説で登場したタカオとユキノの周囲の人々は、そんなに出てこない。小説が先か、アニメが先かわからないのだが、どちらにしてもあの物語をこんな短い時間にぎゅっと凝縮して、素晴らしい魅せ方をしているなぁと思いながら観ていました。

 予告編映像を観て、この映画が気になったのですが、本編も映像がきれい。美しい。最初は実写かと思った。映像特典のスタッフ・キャストインタビューで色の塗り方について監督が仰っていたのだが、技法についてはよくわからないのですが、美しく魅せることを徹底しているなぁと、そのインタビューから感じました。舞台は東京のど真ん中の公園。東京のど真ん中、周囲には高層ビルが立ち並び駅は人でごった返しているけれども、公園に入れば緑。そして雨。その対比も美しい。高層ビルや駅の人混みまで、違う何かに見えてしまうのだから凄い。
 そして、その公園にいるユキノさん…美しい…。小説でもユキノさんがいかに美しいかについて書かれていましたが、絵で観ると一目瞭然。緑と、雨と、美しい女性。これは惹かれる。

 でも、ユキノは心に傷を負い、暗さ、憂い、脆さ、弱さを抱えている。そのユキノはタカオと出会い、何かが変わりだす。独りで思い悩み、独りで抱え込み、独りうずくまっている。独りで「歩こう」としても、うまく「歩けない」。そんなユキノさんの姿を観て、心が揺さぶられる。心が痛む。一方のタカオ君は、15歳だけれどもとてもしっかりしている。靴職人になりたくて靴を自作し、靴作りのため、進学のためにバイトも頑張る。独りで「歩こう」と前を向いている。ユキノにとって、タカオは希望だったのだろうな。「こんな風に歩けたら」という理想であり、希望である。

 そして、タカオがユキノが何者なのかを知り、クライマックスシーンでは涙腺崩壊。小説ではじんわりとは来たけど、感極まることはなかった。ユキノは、不器用でもある。料理も苦手だが、人と話す、自分の気持ちを伝えるのも思ったようにできない…。そんなユキノがタカオに想いをぶつけるシーン…不器用な伝え方だけど、それが心を打つんだよなぁ…共感しました。もし私がユキノの立場だったとしても、私もユキノと同じような言動、不器用さでタカオに向かってしまうだろう。

 タカオもしっかり者でいい子(でも雨の午前中は学校をサボる)だけれども、ユキノの前では少しその鎧をとっているようにも感じました。ユキノが何者か、ユキノの今後を知って、その原因となった者のところに立ち向かう…あまりに無防備で、無謀で、まっすぐ過ぎる。普段のタカオとは違うタカオの面。ユキノと出会って、逢瀬を重ねるうちに出てきたタカオの一面なのだろうか。

 小説は物語を楽しみ、アニメ映画は映像とタカオとユキノの心の揺れ動き、シーンを楽しむ。同じ「言の葉の庭」という作品なのに、メディアで異なる楽しみ方が出来ていい。アニメ映画はドビュッシーやラヴェル、フォーレなどのフランス近代印象派の音楽のような雰囲気かなと感じました。どこか曖昧で、揺らいでいて、儚くて、美しい。

 音楽も、ピアノをメインに静かで、そっとそれぞれのシーンに寄り添うような形でよかった。

 小説だけ読んで終わらなくてよかった。アニメ映画を観て本当によかった。雨のように、心を潤す作品です。私もうまく「歩けない」状態だけど、不器用でも「歩きたい」。
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by halca-kaukana057 | 2014-09-07 22:21 | 興味を持ったものいろいろ

少女という文化と変遷を紐解いたら 「美少女の美術史」展に行ってきた

 いつもユニークで先駆的な企画展と、個性的な常設展、そして建物そのものが魅力的な青森県立美術館。現在、開催されている特別展が「美少女の美術史」展。2010年、「ロボットと美術」展を企画したスタッフが再び集まり、ロボットの次は美少女。美少女という言葉から、漫画やアニメなどのサブカルチャーをイメージしましたが、それだけじゃないらしい。それだけで終わるわけが無い。会期もあと少し…前売り券を買っておいたので、行ってきました。

青森県立美術館:美少女の美術史  少女について考えるための16の事柄
美少女と美術史展・公式サイト

・2010年「ロボ美」感想:”人間”を投影する、機械以上の存在 「ロボットと美術」展

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 いつもの真っ白な建物が出迎えてくれました。朝からたくさんの人が来ていました。

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obさんによるライブペインティングイベント作品。撮影・ウェブアップロード可。7月中に制作されていたそうです。

 この「美少女の美術史」展、かなり気合が入っています。いつもの常設展の展示コーナーも特別展の会場に。いつもの特別展よりもボリュームあります。あれ、いつもならここに棟方志功の作品があるはずなのに…いつもと違う意外さ、新鮮さもありました。

 展示は、江戸時代の掛け軸や屏風に描かれた浮世絵、美人画に始まり、明治に入り女性の教育環境や社会的立場の変化に合わせて女性像も変化、「女学生」「少女」の期間が生まれたこと、更に昭和に入り少女文化も発展、現在の漫画やアニメに描かれるポップカルチャーの美少女たち…そんな歴史や「少女」像の変遷から、「少女」とは何か、どんな存在なのか、を紐解いていきます。

 近年、「○○女子」「○○ガール」という言葉が増えました。それまで男性のものと思われてきた趣味を、女性たちが活き活きと楽しむ。ディープな楽しみ方もするけれど、ファッションも怠らない。「山ガール」なら、カラフルでポップな登山服や登山用品、「宙ガール」なら天体望遠鏡や双眼鏡を可愛い柄のマスキングテープで彩ったり、こちらも夜間の観測を安全に且つ可愛く楽しめるようなファッションも欠かさない。私自身「宙ガール」「天文女子」と呼ばれるのには抵抗がありますが、天文好きな女性、というところでは当てはまるかも。マイ望遠鏡に可愛いステッカーやマスキングテープで彩ってみたいとも思いますし、星や月など天文関係のアクセサリーを見つけると反応してしまいます。でも、数年前までは天文好きな女性というのは、ちょっと肩身が狭かった。男性の趣味と思われていたから。「オタク」「暗い」というイメージもつきまとっていた。それが今では、堂々と出来る。言葉の氾濫はあまり好ましくないと感じるけれども、喜ばしいことだ。

 展示の中で、明治の頃、「少女」は嫁入りまでの期間を指す、というものがあった。学校に通い、嫁入りのための教育…針仕事やお料理を覚える。良妻賢母になるために。嫁入りすると「少女」では無くなる。「少女」は通過の期間であり、結婚までの猶予期間でもあった。
 その一方で、美人画には色っぽい花魁が描かれる。禿(かむろ)もマスコット的存在として見られていたようだ。禿というと、創作も入ってますが大河ドラマ「平清盛」で出てきた禿が印象的過ぎて、それを思い浮かべました。そういえばあれも少女だ。

 それが、明治・大正・昭和に入って変わり始める。「女学生」「モダンガール」が登場する。「少女」の期間を活き活きと楽しみ始める。少女向けの雑誌も出版され、「美少女」が描かれる。松本かつぢの絵が特に好きです。「セクション7:お部屋で/お庭で」で少女たちの日常のひとコマを描いた油絵が印象的でした。でも、「少女」は楽しいことばかりじゃない。大人になることへの不安、自己に対する目線、葛藤、憂いを持った存在でもある。それを描いた太宰治原作の「女生徒」のアニメの、通奏低音のような憂いに惹き付けられました。私も「少女」というと、どちらかというと憂いの方が強いかもしれない。

 そんな活き活きとした面と、憂いの面。現代では両方を合わせ持った美少女たちが二次元で活躍する。魔法少女ものなんて、その典型だよなぁ。「ロボットと美術」展でも登場した初音ミクがここでも登場。ミクも、活き活きとした面と、憂いのある面を、歌で、表情で表現する。いまやミクは交響曲やオペラにも登場するほど。ただ、可愛いから、だけではない。

 上記展覧会紹介看板にも描かれているMr.さんの「Goin To A GO-go!」。原画で観ると、描き込みがとても細かくて驚きました。一見すると可愛らしい女の子たちのポップな絵。女の子たちの周りには、様々なものが描かれている。文字もある。”カオス”と言ってもいい。そんな”カオス”の中で、様々な表情を魅せる少女たち。同じ展示コーナーに、アニメのフィギュアもあり、モダンガールあり、美人画もあり…”カオス”でした。

 日本の美少女文化は、今に始まったものじゃない。江戸時代、いやその前から美少女文化はあった。少女たちを見つめ、描き続けてきた。少女たちの姿に、何かを投影し続けてきた。子どもの頃憧れたもの、大人になって懐かしいと思うもの、心の痛みや憂い、苦味とともに思い出すもの…。それらは、大人になった私の心の中にある。現代の漫画やアニメの美少女たちは、そんな日本文化の中で描かれ続けてきた少女たちの先にあるものだったんだ。そう強く感じました。

 美少女は理想であり、憧れであり、心の投影である。若い方からご年配の方まで男性のお客さんも多く見かけたのだが、男性のお客さんはどう観ただろう。「少年」側のアプローチもやってみて欲しいなぁ。「少女」と何が違うのか。

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 25000人達成記念ポスター。「美少女なんて、いるわけないじゃない」がこの展覧会のテーマなのですが、「美少女、いるじゃない」になっています。はい、美少女はいます。

 青森県美は9月7日まで。その後、静岡県立美術館、島根県立石見美術館も巡回します。行けない…と言う方も、図録が一般発売されています。

美少女の美術史 -浮世絵からポップカルチャー・現代美術にみる"少女"のかたち

青幻舎



 非常に面白い特別展でした。特別展の後は、いつものようにシャガール「アレコ」背景幕をのんびり観て、常設展にも。常設展も、寺山修司、棟方志功の少女・美人画でまとめてます。志功の女神の板画(志功は「版画」ではなく「板画」)、好きだなぁ…。
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by halca-kaukana057 | 2014-08-25 23:01 | 興味を持ったものいろいろ


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

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