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宮城の”今” 東日本大震災から1年半に

 先月、宮城で震災復興ボランティアに参加してきました。震災後、募金をメインに、被災地・被災された方々へ何かできないかと思ってきたのですが、お友達が震災復興ボランティアをしているので友人に「参加して活動してみないか」とお話をいただきました。体力面や、ボランティアに参加する際に伴う”責任”などが心配になったこともありました。しかし、自分でも現地で何か少しでも力になれるなら惜しまず力になりたい。そして、テレビや新聞、ネットでしか観てこなかった被災地の現状、現実に、自分の問題として正面から向きあいたい。震災後、私の地域は大きな被害はありませんでしたが、様々な面で「自分とは関係の無いこと」とは思えなかった。自分も向き合わねばならないことだ…そう感じてきました。2日間、短いですが参加して思ったこと、そして被災地で見たもの、聞いたこと、考えたことを、震災から1年半の今日、書こうと思います。(もっと早めに書こうと思ってましたが、なかなか頭中で整理がつかず、更に体調が優れなかったり、忙しかったりで今日になりました。)

※この記事には、私が個人的感じたこと・考えたことを書きます。書いた内容の責任は、すべて私・遼にあります。
 また、被災地の画像も含みます。辛いと感じたら、無理せずにこのページを閉じてください。



 私が参加したボランティアは、被災地の直接的な復興活動(環境整備など)や、被災された地元の方々と直接交流するような直接的なものではなく、被災された方々のこれからの生活・心理面でのサポートのための場を作る作業でした。農業で生計を立てていたのが、津波で田畑が流されてしまった。田畑は未だ元に戻らず、農作業すら出来ない。比較的近くにある仮設住宅に篭りがちになってしまわないように、活動できる場があればいい。その準備作業に参加しました。

 活動場所は海から離れた内陸だったので、津波の被害は無かったそうです。ただ、あの強い地震で、建物には被害があったようです。しかし、私が行った時には、外から見た分には何も無かったようでした。とてものどかな、自然に溢れる地区で、ネオンもなく、夜は星がきれいに見えるのだろうなと思っていました。
 そんなところで、2日間、黙々と、かつボランティア団体の方々や地元の方とも交流しながら作業をしました。この場が、被災された方々に愛され、役に立つ場になればいいなと願って。自然溢れる屋外で作業をするのは気持ちがよかった。

 そんな作業の途中、仮設住宅にお住まいの方がお手伝いに来てくださいました。現地の方のアドバイスは非常に勉強になりました。そして、昨年3月11日、被災した時のことを、私と誘ってくれた友人にお話してくださいました。
 自宅は海に近いところにあり、大地震のあと、自宅に津波が直撃…。当時その方とご家族は家の中にいて、浸水してしまった家の中で何とか天井と水面の隙間で一命をとりとめたのだそうです。しかし、あの3月の冷たい海水。第2波が来るという防災無線とサイレン。第2波の前に家の中から脱出。しかし、救助が来るまで何時間もかかった…。あの寒さの中で。もし救助があと少し遅かったら、命は無かった、と…。
 お話を聞いていて、この方とお話をしているのが、陳腐な言葉ですが奇跡かもしれない…と思いました。あの大地震、大津波、救助を待っている時間、寒さ、水の冷たさ…。その方は淡々とお話してくださいましたが、人に話せるようになるまで、時間がかかったのではないだろうか…。直に、被災体験を聞いて、その壮絶さを実感しました。


 その後、作業を終え、車で仙台市内へ移動。いつもは高速道路を使うのですが、この時は海側の道路を走りました。そう、津波が押し寄せた現場を。途中、仮設住宅の横も通りました。先程の方のお話を思い出す。この仮設住宅に住んでいる方々は、あの津波を生き抜いた方々なんだ…。暮らしは大変だろうなぁとこれまで思っていたのですが、見方が変わりました。震災後を、生きている・生き抜いている方々がここで暮らしている。

 テレビや新聞、ネットで被災地の画像・映像を見てきましたが、実際に目の前にすると、あの津波のすさまじさが(当時)約1年半経っても伝わってきました。現場に来て、現場に身を置くと違う。

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 かつては田畑だった土地は草が生え、手付かずになっている。家の土台だけが残っている。家が残っていても、ビニールシートやベニヤ板で窓や壁がふさがれている。電信柱は斜めに傾き、海の方にある松の並木も斜めに傾いている。この景色に頭の中で、あの津波の映像を思い出し被せて見ていました。流される家や車、逃げる人々…。目をそらすことなんて出来ません。
 それでも、車が通れるようになり、瓦礫(この言葉はあまり使いたくない…地元の方々にとっては、大切な家やもの、財産であるのだから)も撤去されている。ここまで来るまでには、多くの人々の力があった。敬意を評します。

 車は、名取市へ。被害の大きかったところのひとつ・閖上(ゆりあげ)地区へ。ネットや報道などで、名前は聞いていました。
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 日和山という人工的な丘。神社があり、閖上地区全体を見渡すことが出来ます。

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 日和山の近くには閖上中学校があります。そこで、被災体験を語る会が催されているそうです。

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 日和山に登り、周囲を見渡す。海がすぐそばに見える。津波は、この日和山よりも高く襲ってきたのだそう。ここに逃げた方々もいたのに。日和山の上には、犠牲になった方々を悼む木の碑と、仮設の「神籬(ひもろぎ)」という神が宿る柱が建っていました。手を合わせ、犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、一日も早い物理的・精神的な復興を願いました。

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 土台だけの家の跡…。むごいとしか言いようが無い。

◇震災後の日和山から撮影した閖上地区のパノラマ画像がありました:MSN産経フォト【東日本大震災パノラマ Vol.46】名取市閖上地区(2011.4.2)
◇こちらは、昨年の9月の動画:YOMIURI ONLINE(読売新聞): 動画 【震災から半年】閖上・日和山の祈り

 その閖上地区でも、復興へ向けて尽力されている方々がいます。
名取市閖上(ゆりあげ)復興支援のブログ

 ボランティアに参加して、考えたことは、基本的なことではあるけれども、ボランティアは自己満足ではいけない。助けを必要としている人のために、役に立たなければならない。そして、地元の人でない人が活動する場合、それが本当に地元の人のためになるのか。地元に密着したものでなければならない。私の参加したボランティアで作った場は、その後完成し、地元メディアにも取り上げられて多くの方々が集っていると聞いた。これからも、集いの場になってほしいと願っています。

 そして、被災した現場に行ってみて、メディアを通して見るのと、現場に行って自分の目で見るのは違うということ。約一年半。震災直後とは変わってきてはいるが、これからこの土地をどう復興したらいいんだろう?田畑をどう元に戻そう?地元の方々が住んでいた場所は?しかも、宮城だけじゃない。私が行ったのは宮城の一部。岩手も、福島も、茨城も。同じように、震災から生き抜いて、暮らしている方々がいる。どう支援したらいいのだろう?あまりの事の大きさと、目の前に広がる土地の広さ、被害の甚大さに圧倒されてしまいました。でも、圧倒されている場合ではない。やはり、この震災は自分も向き合わねばならないことだ。自分なりの、できる事を。私の地元に帰ってきても、出来ることはある。そして、またボランティアの機会があるなら参加したい。被災地を訪れ、地元の方のお話を聞くようなツアーもあるそうだ。是非参加してみたいし、。観光も地元の力になる(被災された方への配慮は忘れずに)。宮城だけでなく、岩手や福島にも支援を続けたい、そう強く感じました。
読売新聞:マナー守り復興の支え…風化防ぐ被災地ツアー
NAVER まとめ:被災地(東北)応援ツアーリスト
 被災地ツアーに参加する際の注意点・心構えが書かれています。


 また、こんな取り組みも。
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 「onagawa fish」という、宮城県女川町のスタッフが手作業で作製している木製キーホルダー。
小さな復興プロジェクト
女川フィッシュ @onagawafish
 女川町の方々へ、義援金がダイレクトに届きます。ネットでの販売もしています。女川町のほかにも、このような取り組み・企画をしている地区があります。このような形の支援もあります。
 このキーホルダーを手に、震災の事・被災された方々のことを決して忘れない、そして一日も復興を願っています。

 以上、拙い内容ですが、私のボランティア&被災地訪問記録でした。これが終わりにならないように。
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by halca-kaukana057 | 2012-09-11 23:58 | 旅・お出かけ

自然も空気も味もスオミ気分 フィンランドのくらしとデザイン展・序章

 青森県立美術館で開催中(今週末、6月3日最終日!)の「フィンランドのくらしとデザイン ~ムーミンが住む森の生活展」(以下「フィンランド展」と略します)にようやく行ってきました。4月7日の開催初日のトークセッションの時は雪が降っていました。その後、4月中旬にも一度行っていたのですが、その後諸々あり忙しく…展覧会のことを反芻する暇も無く今に至ります。その時図録を買っていなかったので、買いに行きたいし、もう一度観たい。常設展も観たい。ということで、もう一度行って来ました。今回、記事にするのはその2回の観覧記です。

 その前に、序章と題して、青森が「フィンランド展」にぴったりな環境だった点について書こうかと。

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 今が見頃のライラック(リラ)と、ナナカマドの白い花。可憐なライラック、白くてふわふわのナナカマドの花。北国の初夏を象徴する樹の花です。
 以前も書きましたが、ナナカマドはフィンランド語で「Pihlaja(ピヒラヤ)」。シベリウスのピアノ曲「5つの小品(樹の組曲)」op.75の第1曲「ピヒラヤの花咲く時」、このイメージにピッタリ。曲も、花そのものだけでなく、五月のそよ風に揺れるナナカマドの樹、青空をゆったりと流れる雲、穏やかな陽の光とその影。そんな情景が、目の前にありました。

 青森市・弘前市では、この「フィンランド展」に合わせて、沢山の飲食店や雑貨店がフィンランド料理やフィンランド・北欧のデザインプロダクトや雑貨を取り扱う「あおもり北欧フェア」を開催中。なんと素晴らしい!そのお店も回ってきました。
青森県立美術館:「あおもり北欧フェア」始めます
 まずこちら。
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 「ホテル青森」のレストランによる「AOMORIキーッセリ」。「キーッセリ(Kiisseli)」とは、ベリーや果物の実とジュースで作った、とろっとしたデザート。離乳食のような感じで、小さい子どもも食べられる。私も初めて知りました。そのキーッセリを、青森を代表するリンゴのブラマンジェにかけたのがこのデザート。青森市はベリーの一種であるカシス(黒すぐり、ブラックカラント)の生産量も日本一。フィンランドと気候が似ているからかな。青森産カシスを使っています。とても優しい甘さの味で、美味しかったです。

 キーッセリを作るのは難しいのかな、と思ったらそんなことはない、簡単らしい。レシピがいくつか合ったのでリンクを貼っておきます。
scope:Hannan Pikku Juttuja ハンナの小さなお話 vol.12 お母さん、キーッセリ作っていい?
makon makoisia herkkuja:キーッセリ色いろ
キーッセリの作り方
moi-moi:kiisseli キーッセリ
All About:りんごを使ったフィンランドの離乳食レシピ

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 洋菓子店「ジークフリート」の「北の森タルト」。フィンランドではリンゴのタルトもよく食べるそう。リンゴ…やっぱり青森か!w フィンランド料理でよく使うシナモンやカルダモンで味・風味をつけました。これも美味しかった。

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 パン屋さん「eat fun!」のシナモンロールと、サーモンキッシュ。シナモンロールは、言うまでも無く、フィンランドを代表する菓子パン。映画「かもめ食堂」を思い出します。ふわっとして、シナモンも効いていて美味しかった。リンゴもはいってました。またしても…w
 フィンランドでは、サケもよく食べます。そういえば、先日のNHK「スタジオパークからこんにちは」で、ピアニスト・舘野泉さんが、「フィンランドではどこへ行ってもサーモンが出てくる。一生分食べたかも…」なんてことを仰っていた。サーモンに、フィンランドの主食であるジャガイモ、ほうれん草が入っています。これは私のイチオシ。やさしい味で、本当に美味しかった。
 ちなみに、「あおもり北欧フェア」のパンフレット・あおもり北欧マップによると、青森市はサケの消費量日本一なんだとか。どこまで共通点があるんだ…。そんな共通点をうまくいかして、街ごと展覧会を楽しめる企画。最高ですね。

 5月の清々しい空気と、美味しいものも目いっぱい楽しんで、展覧会本編、行ってみましょう!

 (次回に続く)

・トークセッションの記事:自然と暮らしが生んだもの 「フィンランドのくらしとデザイン展」トークセッション
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by halca-kaukana057 | 2012-05-28 23:43 | 旅・お出かけ

新幹線「はやぶさ」より、東北の復興を祈る

 今日から、先日の旅行のことを書きます。所用で出かけたつもりが、個人的な観光の方がメインになってしまった。しかも、個人的趣味全開ですw

 まずは出発。交通機関は新幹線。ならば、今年3月にデビューしたばかりの新型E5系「はやぶさ」に乗りたい!あのピカピカの鮮やかなエメラルドグリーンの「はやぶさ」に!しかし、「はやぶさ」がデビューした1週間後、東日本大震災により、運休。その後運行再開しますが、本数を減らし、徐行運転の区間も。7月になって徐行運転区間は短く(一ノ関~福島)なりましたが、上りの「はやぶさ」は朝1本。それでも、あのM9.0の大地震でも大きな事故や損傷は無く、来月には通常ダイヤに戻せる状態になっている、新幹線の技術と運用体制には驚くばかりです。

 「はやぶさ」が朝1本のみなので、それに乗り、その日は一日観光に当てることにしました。

 当日朝。
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 ホームにエメラルドグリーンの「はやぶさ」が入ってきました。目が覚めるような鮮やかなエメラルドグリーンです。

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 10両目グランクラスの入り口横に、復興を願ったロゴが。

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 普通車の座席です。グランクラスは…無理でした。普通車でも、車内も座席も落ち着いた色調、且つシンプルでゆったりと出来ました。走行中も、揺れも抑えられているなと感じました。

♪新幹線でゴー・ゴゴ~ ゴー・ゴー!遠くの町へゴー・ゴゴ~ ゴー・ゴ~
 (by「新幹線でゴー!ゴ・ゴー!」/「おかあさんといっしょ」今年度6月の歌より)
↑やっぱり脳内でこの歌が流れましたw「はやぶさ」も出てくるしw

 一ノ関から徐行運転に。でも、そんなにゆっくりというわけでもないな、と感じました。宮城に入り、仙台に到着。あの震災の時、仙台駅前のビルの窓ガラスが割れていた映像を思い出しました。修復されているようでした。私の住む地域は、ある程度揺れ(寧ろ、震度そのものは首都圏のほうが強かった)、地震の翌日の午後まで停電になった程度の被害。岩手・宮城・福島と通過してゆく車窓から、このあたりはあの日どの程度揺れたのだろう、被害は無かっただろうか、住んでいる方々は今は落ち着いて暮らせているのだろうか…と思いながら景色を見ていました。

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 白石蔵王駅のあたり。雲が印象的だったので、思わず撮影。東北は本当に緑の多い地方だと感じます。山々、森、広がる水田…。一見派手ですが、「はやぶさ」のエメラルドグリーンの車体の色は、この緑溢れる東北の自然に合っているのかもしれないな、と感じました。緑の山々・平地を疾走する、鮮やかな緑の線。今私が乗っているこの車両を空から撮影したら、そんな映像が撮れるのかなと想像。

 福島を越えると、一気に加速。300km/hを出している模様。徐行運転の後なので、余計に速く感じます。

 東北地方を走っている間は、とにかく震災のことが頭から離れませんでした。震災でデビュー1週間で運休に巻き込まれましたが、復旧段階にある「はやぶさ」から、東北の復興を願い、祈るばかりでした。

 無事に東京駅に到着。さて、次の目的地に向かいます。

【新幹線「はやぶさ」関連記事】
宇宙と新幹線、2つの「はやぶさ」 「宇宙(そら)のはやぶさ×地上(りく)のはやぶさ」講演会に行ってきた
 3月5日、新幹線「はやぶさ」デビューの日、名前が同じということで、小惑星探査機「はやぶさ」とのコラボイベントに行って来ました。そのレポです。
 ただ「はやぶさ」と書くと、新幹線なのか探査機なのかわからなくなりますw
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by halca-kaukana057 | 2011-08-22 21:45 | 旅・お出かけ

はやぶさで、はやぶさ

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今日から用事があって上京、ついでに観光もしてます。

朝、新幹線はやぶさに乗り、その後、JAXA宇宙科学研究所相模原キャンパスへ行って、小惑星探査機はやぶさの実物大模型などを見てきました。
はい、ダブルはやぶさ。これがやりたかっただけ…ではないですが、やりたかったんですw

どしゃ降りの雨でしたが、猛暑にならずよかったです。

用事も楽しみな用事なので、たっぷり楽しんできます。帰ったらゆっくりと旅行の思い出を書きます。コメントのお返事は帰ってからになります。ご了承ください。

旅行のことはツイッターで投稿してますので、よろしければご覧ください。
では、ひとまず報告でした。
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by halca-kaukana057 | 2011-08-19 22:21 | 旅・お出かけ

飛行機と空へのあこがれ 三沢航空科学館

 PCが壊れるかなり前に、青森県三沢市にある「青森県立三沢航空科学館」に行ってきました。5年前にオープンした、比較的新しい科学館。しかも展示の中心は飛行機。面白そうです。

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ガラス張りのカッコイイ建物です。

 この三沢航空科学館の隣には米軍基地や自衛隊の三沢飛行場も。三沢飛行場からは戦闘機がびゅんびゅんと飛び立っていました。戦闘機が飛び立つところを見たのは初めて。エンジンの物凄い音に圧倒されていました。

 この三沢市は、1931年、世界初の太平洋無着陸横断飛行を成し遂げた「ミス・ビードル号」が飛び立った地。そのミス・ビードル号をはじめとした歴史に名を残した飛行機に触れ、科学体験もできるのがこの科学館のコンセプト。展示も飛行機と科学体験のコーナーに分かれています。

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ミス・ビードル号(復元機)がお出迎え。こんな小さな飛行機で太平洋を横断したなんて。

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館内で眼を引くのが現在唯一の国産旅客機「YS-11」。2002年まで実際に運行されていた機体です。
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YS-11のコックピット。中に入ることも出来、座席に座ることも可能です。コックピットにも座りたかったけど、コックピットは見るだけ。

 館内、飛行機の展示の他には科学体験が出来る設備が沢山。飛行機に関するもの、フライトシュミレーターもありました。こういうの大好き!と見て、触っていたのですが…大人一人で、しかも平日の午前に行くのは結構寂しい。ボランティアスタッフさんがあちこちにいるのだが、私が興味深そうに展示を見ていても話しかけて来るスタッフはほぼ皆無。寂しい。私から話しかけていくべきだったとは思う。比べるわけじゃないが、都内のある科学館では大人一人でもスタッフの方々が気さくに話しかけてくれて、体験設備を使って解説してくれたのに…。設備は充実しているのに残念。こういう体験型科学館は、体験しないと面白くない。面白くならない。子どもたちには、積極的に解説していたみたいだが…。

 館の外には、戦闘機や自衛隊のヘリなどが展示されてました。
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F-16戦闘機

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F-104戦闘機のコックピット。コックピットには自由に座れます。コックピットに座れる機体がこんな風にいくつかありました。

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陸上自衛隊のLR-1とそのコックピット。座ってみたが、狭い。他の機体でも、コックピットはとにかく狭い。体格のいい隊員たちは狭く感じないのだろうか…?

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T-2ブルーインパルス。

 戦闘機をじっくり見ていくうちに、カッコよさに惚れました。特にコックピットの機器類。カッコよすぎです。飛行機野郎の空へのあこがれを乗せて、空を飛び続けてきた飛行機たち。空を真っ直ぐに目指す機体の美しさと力強さ。そんな飛行機…飛ぶモノが大好きです。中の科学体験コーナーよりも、こっちの方が面白いと感じてしまいました。しかし、野ざらしで錆びたりしないのだろうか。

 お土産屋さんではこんなものを買いました。
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 航空科学館に行ったはずなのに、宇宙関係のものばっかりってどういうことだろう…。宇宙日本食羊羹の正式パッケージバージョン、そしてずっと食べたいと思っていた宇宙食カレーもあった。そのうち、宇宙食祭りします。

 これもお気に入りです。
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H2Aロケットミニチュア。330分の1の大きさです。これもずっと欲しかったんです。
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フェアリングを外すと人工衛星…ではなくボールペンが。


 航空科学館の飛行機画像は、はてなフォトライフでも公開中です。ここに載せ切れなかった画像もあります。
halca-kaukana's fotolife- 三沢航空科学館'08
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by halca-kaukana057 | 2008-08-18 23:08 | 旅・お出かけ

現代アートはオモシロイ! 十和田市現代美術館に行ってきた

 4月26日にオープンしたばっかりの、十和田市現代美術館(青森県十和田市)に行ってきました。現代アートと言うと、よくわからない変なものを想像してしまうのですが…。まずは行って見てみよう。

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十和田の街の商店街には、こんな小学生が描いたと思われる絵の旗が沢山飾ってありました。絵柄はすべて異なります。

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美術館の外観。

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 美術館の目印になるのが、この大きな壁画とカラフルなお花の馬のオブジェ。どちらも展示作品のひとつなんです。多くのお客さんがこの2つの作品をバックに記念撮影されていました。

 中は白く、部屋のような展示室が廊下で繋がっています。ひとつの部屋に、展示作品はひとつ。その部屋にはドアや遮光カーテンなどの仕切りもあるので、入ってみないと何があるのかわからない。しかもその展示作品はどれも個性的でユニーク。部屋に入る時は、びっくり箱を開けるような気持ちになりました。

 常設展示作品は、オブジェあり、映像作品あり、実際に触ってみることの出来る作品もあり。大型の作品も多く、「どうやって作ったんだろう?」と思ってしまうものも多かったです。さらに、展示作品はそのひとつひとつの部屋だけではなく、屋外、さらには床や壁、屋上にも。それを探すのも面白い。特に面白いと感じたのが、栗林隆「ザンプランド」。椅子に上って、天井裏にある作品も見ます。椅子には一人ずつしか上れないので、待っている人は「何があるの?」と興味津々。そして、その天井裏には…私は思わず「何これ!?」と言ってしまった。作品の「見せ方(魅せ方)」というのもあるのだなぁ、と感じました。それから、フェデリコ・エレーロによる階段の壁画。とてもカラフルで、見ていて楽しくなる。階段を上る辛さも忘れてしまいそう。この壁画は、実際にエレーロさんが十和田に来て、3週間かけて描いていったのだそう。階段を上り下りしながら観るのもいいですが、私が見つけたポイントは階段の一番下。手すりの部分から、吹き抜けになっている上を見上げると、また違った見方が出来ますよ。

 現在7月6日までは、オノ・ヨーコさんによる開館記念展「オノ・ヨーコ 入口」も開催中。世界平和を意識した作品が多いです。作品を観るだけではなく、観ている側も作品に参加できるものもあります。

 これまで現代アート=わけのわからないものと思ってきましたが、人をワクワクさせ、驚かせ、楽しませることの出来る、何でもありの芸術作品と感じました。ものや人、生命や世界の一部分を切り取って、印象強く見せる(魅せる)ことが出来る。とてもオモシロイと感じました。

 館内のあちらこちらに点在しているらしい山極満博「あっちとこっちとそっち」を全部見つけることが出来なかったのが悔しいので、また行って今度こそは全部見つけようと思います。こんな常設展示なら何度観ても楽しいだろう。もちろん、これからの美術館の活動にも注目です。青森にはこの十和田市現代美術館のほかに、もうひとつ青森市の「青森県立美術館」も斬新でユニークな展示をしています(これまで何度か行ったのに、感想書くの忘れてた)。シャガールの「アレコ」背景画3枚の大きさと、色彩には圧倒されます。そういえば、ここも壁が白かったなぁ。最近の美術館は白が流行色なんだろうか。あわせてオススメの美術館です(さらに青森県立美術館の隣は三内丸山遺跡。ここも面白い)。

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十和田の街には、こんな川が流れていました。
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by halca-kaukana057 | 2008-05-20 21:38 | 旅・お出かけ

その音に、心身が響く 旅行記録2007 その2

 今回の旅行の目玉は市川三郷町の花火大会「神明の花火」。なにやらすごい花火大会らしい。夕方、花火大会会場へ。

 開催場所の笛吹川はとても大きな川。
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大きな川を見るのは大好きです。川端裕人の小説「川の名前」を思い出させる。

 始まるまでは暇だったので、空でものんびりみていたり。飛行機雲がきれいでした。
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 空も暗くなり、星もぽつぽつ見え始めた頃、いよいよ開始。いきなり目の前で花火が打ち上がる。ええ?!こんなに近くで打ち上げるの?!こんな目の前で花火を見るなんて久しぶり…いや、始めてかも。目の前で2尺玉がドンドン打ち上げられ、頭の真上で花開く。物凄い迫力。あまりのド迫力に思い切りビビッてしまった。音が空気を伝わって、身体を揺らす。身体全体に響いてくる。光も目の前で炸裂し、視界一杯花火。こんな花火を見たのは初めてだ、やっぱり。

 写真を頑張って撮ったのだが、上手く撮れなかった…。雰囲気だけでも味わってください…。
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 約2時間、誰もがとにかく声をあげてばかりいた。飲んでいたビールも美味!個人・団体がメッセージを添えて花火を打ち上げるという企画も。花火一個打ち上げるのにいくらぐらいするんだろ?2尺玉やスターマインは高そうだ…。

 そしてフィナーレの後、打ち上げ場に不思議な光が。
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これ、花火師さんたちが手に持っている花火の光。こんな素晴らしい花火を打ち上げてくれた花火師さんたちのささやかな?自己主張。彼らへの拍手はなかなか鳴り止みませんでした。私もスタンディングオーベーションしてました。コンサートじゃないけど、立ち上がらずにいられなかった。とにかく素晴らしい花火大会でした。また行きたいな。
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by halca-kaukana057 | 2007-08-09 22:15 | 旅・お出かけ

水中のジ・エンターティナー 旅行記録2007 その1

 旅行から帰ってまいりました。早速旅行の思い出話をしようと思います。私が向かったのは山梨。お目当ては市川三郷町の「神明の花火」。その前に向かったのが富士急ハイランド。その富士急ハイランドで面白いものを観ることができました。

 映画・ドラマの「ウォーターボーイズ」で、男子シンクロ部員として出演し、シンクロの演技もしていた人たちが現在男子シンクロショーを各地で開催しているとのこと。そのショーがちょうど富士急ハイランドでも開催されていたので観て来ました。「トゥリトネスWB」というグループらしい(公式サイトはここから)。園内ではあの水泳パンツ姿のお兄さんたちがビラを配りながら宣伝してた。けっこう地味なPR活動に見えました…。

 夕方になって、いよいよ公演の時間。富士急ハイランド内のプールへ。私が行った日は観客も結構多かった。リピーターもいるらしい。開演時間前、メンバーのお兄さんたちがお約束事やショーの間に出てくる手拍子や歌を紹介。写真撮影は不可の為、ここからは文字で公演の様子を紹介します。

 内容はまさに「ウォーターボーイズ」!テレビで観たものそのまんま。揃ったラインの動き、華麗な足技、迫力満点のジャンプ、そしてコミカルなコントやダンス。1時間の公演中、ずっと歓声は絶えませんでした。これが男子シンクロかぁ。女子の美しいシンクロも好きだけど、愉快でたくましい男子シンクロもいい!

 観客がただシンクロの演技を観ているだけでないのもいい。一緒にダンスを踊ったり、観客がショーの最中にボートでプール反対側のステージまで拉致(?)されたり。反応が小さいと、監督さんが「もっと盛り上がって!!」とカンペを掲げることも(この監督さんがナイスキャラ。本当に愉快な方です)。プールサイドまでメンバーがやって来て、目の前でダンスも披露してくれる。シンクロだけでなく、ステージ上でのコントが面白すぎ。本当に芸達者なお兄さんたち。すごいわ。

 印象に残っているのが、メガホンで水を噴水のように飛ばす技を組み合わせた演技。音楽はNHK大河ドラマ「風林火山」のテーマ(さすが山梨)。音楽に演技がぴったり合っていて、とてもカッコよかった。その前はそのメガホンを使ったおバカなコントだったのに、いきなりカッコよくなるお兄さんたち。なんて魅力的。

 そんなこんなでとても楽しい1時間を過ごせました。ただ、公演中西日がきつかった。帽子は必須です。公式サイトにスケジュールがあるので、もしお近くで彼らの公演があるなら、是非観ることをオススメいたします。心からオススメ。

 ちなみに、絶叫ものが大の苦手である私。富士急と言えばとんでもないコースターがいくつもあることでも有名。友達がコースターに乗っている間、下から恐る恐る見ていたのは言うまでもありません。
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最新コースター「ええじゃないか」。恐ろしい…。
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by halca-kaukana057 | 2007-08-09 21:53 | 旅・お出かけ

北国の女、南の島に行く その4 ~北と南が出会う時

 沖縄に行ってみて感じたこと。それは北国とは全く違う環境。私にとってホームグラウンドは生まれ育った北国。夏よりは秋冬のほうが好きだし、北国に住んでいるのにフィンランド・北欧が好きという徹底した北国好きでもある。実は今まで南国に行ってみようと思ったことなんてなかった。多くの人が沖縄はもとより、ハワイや東南アジア・オセアニアのリゾートに行きたがるのを見て、南国なんて大して面白くもないじゃんと思っていた。

 それが、今回沖縄に行ってみて、南国の魅力を知ってしまったのだ。確かに暑い。夜になっても気温が下がらないなんてどうかしてる。日差しも強くて日焼け対策をしないと真っ黒になってしまう。それでも、南国も面白い。南国も魅力的だ。また沖縄に行きたい。そう思うようになった。

 沖縄の自然やライフスタイル、伝統文化、デザイン等、普段私が興味のあるものについて北国のものと比較できたのも良かった。北国のものとは全く異なるけれども、南国のものにも落ち着くものを感じる。暑いなりにその環境に適したものを作り、人々がそれを継承している。赤瓦なんて凄い。水をかけてもすぐに乾くように出来ているのだから。赤瓦の家は昔のものと思っていたが、そうではないらしい。自治体でその文化・景観を守るために、赤瓦の家を作る際には補助金を出しているのだそうだ。その地域に昔からあるものを大切にする。やっぱりずっと続いてきたものの良さを後世に残したいと思う。

 全く異なる環境に行ったことで、自分の住む環境について気付くこともある。この旅行を行ったその時だけで終わらせるのはもったいない。南国も好きだけど、やっぱり普段暮らしている北国も好きだ。そしてもっと北国のことを知りたい、好きになりたい。そのためにも、この旅行で見たことや考えたことは、ずっと大切にしていたい。
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by halca-kaukana057 | 2006-09-04 22:23 | 旅・お出かけ

北国の女、南の島に行く その3 ~沖縄デザイン

 北欧デザインに興味を持ってから、デザインプロダクトに興味を持つようになった。沖縄にも素敵なデザインプロダクトがある。私が見つけた沖縄デザインをちょっとご紹介。

 まず「紅型(びんがた)」という伝統的な織物。紅型は琉球王朝の貴族たちのために作られた物。ポピュラーなカラフルな柄のものから、今風のシンプルなものまで色々。
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買ってきたものその1.ハンカチ。花柄が素敵です。
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買ってきたものその2.美ら海水族館で売っていたジンベエザメストラップ。裏にもサンゴと魚の絵がついている。
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買ってきたものその3.紅型のクリアファイルまであるんです。

 沖縄のテキスタイルは他にもミンサー織やさとうきび染めというのもある。沖縄テキスタイル、なかなかいいかも。

 それから琉球ガラス製品。100年ぐらい前からガラス製品は作っていたが、戦後、空き瓶を利用し始めたのが現在のスタイル。明るい青や緑など、沖縄の海を連想させるような色合いが特徴。やっぱり南国のものは色が違う。強い日差しで映えるような色をしている。北にはないなぁ、こういうのは。
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by halca-kaukana057 | 2006-09-02 21:34 | 旅・お出かけ


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