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カテゴリ:ピアノ演奏・ピアノ考

  • ピアノでこれから先に進むために
    [ 2012-01-31 20:50 ]
  • 久々のピアノ練習
    [ 2011-11-07 21:54 ]
  • 何度でも、何度でも、ひとつずつ
    [ 2011-10-16 22:54 ]
  • 寧ろ一緒に進もう、ピアノと一緒に
    [ 2011-09-22 22:57 ]
  • 自分のこれからと、ピアノと、趣味と、不安
    [ 2011-09-04 21:20 ]
  • ピアノで”歌え”
    [ 2011-08-08 22:55 ]
  • 続・シューマンの謎のレ♯ 楽譜はいろいろ、版でいろいろ
    [ 2011-07-07 22:43 ]
  • シューマンの謎のレ♯
    [ 2011-07-05 20:58 ]
  • 構造を”音で表現”する
    [ 2011-06-10 22:28 ]
  • 私にとってのピアノとは、演奏とは、音楽とは?
    [ 2011-05-30 23:37 ]

ピアノでこれから先に進むために

 久しぶりにピアノのことを。箇条書きで。

・これまでピアノから遠ざかっていたのですが、少しずつ練習を増やしています。ただ、酷寒の毎日。ピアノのある部屋(自室)のストーブをつけて、部屋が暖まらないと練習できません…(暖房が無いと5℃以下)。ピアノ練習には辛い季節です。

・ソナチネ7番、4番、シューマン「春の歌」op.68-15(「ユーゲントアルバム」より)を練習していますが、”何となく弾いている”状態。楽しくない。

・楽しくない理由は、”何となく”な状態だから。楽曲に、作品に、楽譜に向き合っていない。楽譜を読み込もうとしていない。ここで思った。和声法など、楽典・音楽理論をみっちりと勉強したい。それを土台にして、楽譜を徹底的に”読めるように”なりたい。楽譜を、楽譜からその作品の”音楽”を読み解きたい。読み込みたい。

・音楽理論を土台に、楽譜を読み込む。これが、その作品に向き合うということだと思う。さらに、作曲者に敬意を持って接することにも繋がると思う。今は、向き合っていない。何となく隣にいるだけ。だからつまらない。楽譜には私が読めていないたくさんの面白いことが書いてあるのに。

・”いい音楽”である理由も、つかめるかもしれない。何故、300年、200年と演奏され、聴き続けてられている音楽作品があるのか。その理由をつかみたい。

・昨年、楽典・音楽理論を復習、飛ばして勉強していた和声法を少しかじりました。が、それでは足りない。足りるわけが無い。今までのやり方、取り組み方では、先に進めない。ソナチネで停滞・苦戦している理由は、これかもしれない。ただ古典派の音楽作品に触れるだけの作品集ではない。




・少し前から、音楽を聴いて、それで満足してしまっています。音楽に限らず、観ること、読むことでも。

・と言うのは、様々な作品・演奏を聴けば聴くほど、”遠い”と感じます。自分の手には届かない。触れることは出来ない、と。

・以前は、聴いていいなと思うとすぐに、「自分も演奏してみたい」「自分もこんな演奏をしたい」と思っていました。でも、今はあまり思わない。「自分でつくること」の楽しみを失っていると、自分で感じる。「誰かのつくったもの」で満足している。「自分でつくること」を面倒だと感じている。

・「飽きた」「つまらなくなった」ではないのだけれども。いい音楽を聴けばワクワクする。でも、自分で、という次元に来ない。

・音楽というものを、身近に感じていないのかも…。以前は、ピアノ練習も、音楽を聴くことも毎日の生活、日常の中にあった。今はその頃とはちょっと違う位置にある感じがする。しばらくピアノ練習から遠ざかっていたせいかもしれない。日常に、戻したいな。

・今日、本を読んでいて、「日常で挑戦する」ということを考えました。私にとって、それはピアノかもしれない。(ピアノだろう!!と言い切りたい。)

 以上、ピアノ演奏と音楽に関する独り言、呟きでした。
by halca-kaukana057 | 2012-01-31 20:50 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback

久々のピアノ練習

 今日は久しぶりに本格的にピアノの練習をしました。これまでは10分程度、ちょっとさらうだけ。ちょっと”弾いて”おしまい。今日はようやくまとまった時間が取れたので、鍵盤と楽譜にじっくりと向かいました。

 メインで練習したのはシューマン「春の歌」op.68-15.徐々に”たどたどしい歌”から、”滑らかな伸びやかな歌”に変わってきた、かな…。指遣いを直し、難しい・弾き難いと感じている箇所を反復練習。あと、ペダルも。この作品はペダル無しで演奏するのはきつい。ペダルを有効活用して、春を謳歌する喜びをのびのびと”歌いたい”。ペ
ダルの踏み具合、踏みかえるタイミングを微調整しないと、きれいな歌にならない。更に、13小節目~16小節目まで弱音ペダル、左のペダルも使うと指示がある。弱音ペダルを使うのは初めて。両足でペダルも勿論初めて。弱音ペダルは踏みっぱなしでいいけれども、16小節目で離す時、右足まで離してしまう…。難しいよ!

 表現は、どうしようか。情感たっぷりにするか、のびのびとはしているけれどもささやかな控えめな喜びにするか。強弱記号はフォルテからピアニッシモまで広いので、情感たっぷりめ、かなぁ。

 完成はまだまだだけど、音のひとつひとつを優しく、丁寧にぶつぶつ切らないで、ふんわりとした感触で演奏したい。

 クーラウのソナチネ4番、クレメンティのソナチネ7番も練習。ソナチネをどう練習していっていいか、見通しが未だに立てられません。ブルクミュラー25と同じ感覚では練習できないことに、未だに戸惑っています。これは乗り越えるべき壁。この壁を乗り越えれば、またピアノ・音楽の世界の視野が広がる。辛抱して練習しよう。

 最後に、昨日のツイートから。
ピアノと自分、楽曲・楽譜と自分、一対一のガチンコ練習。聴く人はいない。でも、もうひとりの自分がどこかで聴いている、と思って鍵盤に向かう。
posted at 2011.11.6 21:10:21

 時々、またひとりでピアノを弾くこと(あえて「独学」という言葉は使わない、言わない)に、迷いや焦り、不安を感じます。ソナチネがなかなか進まず、停滞しているのをどうにかしたい、誰か第三者の指導を得たい。自分ひとりでこれから様々な作品に取り組むのに、自信が無い。ただ単に、一緒にピアノを弾く仲間が欲しい(ひとりはさみしい)。そんな気持ちがあるからだと思います。機会があれば、レッスンを受けたい。でも、今自分の置かれている状況があまりにも不安定で、レッスンどころか、ピアノどころでもない…。
 落ち着いてピアノに、鍵盤に、楽譜に向き合える環境が欲しいです…。

 あと、練習の途中ひと休みで、NHK-FMのクラシック音楽番組を聴いていました。ピアノ曲は無かったですが、私の演奏とは異なる、心惹かれる演奏ばかり。音楽家・演奏家は、演奏する時どんな気持ちで演奏しているんだろう?楽しい?緊張する?無心?私は、不安ばかり。聴く時は音楽を楽しめるのに、自分で演奏するとなると不安で、心細くて仕方ない。楽しいと思える時もあるけど、ほとんどは自己満足でしかない演奏。
 そんな面でも、ピアノから離れていても、音楽そのものからは離れたくないなと感じました。音楽を聴くことそのものが楽しくて、心揺さぶられてばかりで、やめられない。作曲家のこと、作品のことを考えながら演奏を聴くことがこれまで多かったのですが、これからは音楽家・演奏家のことも考えてみよう。
by halca-kaukana057 | 2011-11-07 21:54 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback

何度でも、何度でも、ひとつずつ

 ぽつりぽつりと書いていた、やるべきことがひと段落しました。昨日今日がヤマ場だったのですが、昨日今日に至るまでのtwitterの最近の私のツイートから、ぐったり感が感じられるかと思います…。明日以降も、越えなければいけないことや心配の種がまだまだあります。嫌になって逃げ出したいと思うこともあります。でもひとつひとつ乗り越えていかなければならない。ひとつひとつ。

 ひと段落したので、久々に(比較的)集中してピアノの練習をしました。ハノンで指を慣らした後、シューマン「春の歌」op.68-15.久々なので、まずは右手だけ、左手だけで。その後合わせてみましたが…案の定ボロボロでした。ブツブツ途切れた、たどたどしい”歌”。前はもう少し滑らかに”歌えた”のにな…。でも、全然弾けなくなったわけではないし、これからまた練習しなおせばいい。練習しなおしたことで、以前は気が付かなかった違う何かを見つけられるかもしれない。演奏にゴールはない。”弾ける”ようになった時、その作品をレパートリーとして演奏し続けることのスタートラインに立つんだ…以前思ったことを思い出しました。また、”歌おう”。演奏しよう。心から演奏したいと思いました。
 練習が滞っているシベリウス「樅の木」op.75-5も、また譜読みしなおして何度でも取り組めばいいんだ。大好きな、大切に思っている作品だからこそ、何度でも。

 シューマンの後、「ゆうがたクインテット」テーマも。後半の左手伴奏がややこしいのですが、怪しいまま中断したので、また譜読みしなおしです。でも、いつも聴いている大好きな曲・歌を自分の手で奏でることが楽しい。今度は怪しい部分も、軽快に演奏したいな。練習、練習。

 ピアノって、いいな。演奏することって、いいな。いいなと思うから、もっと演奏したい。楽曲を読み込んで、私の表現のひとつとして演奏したい。そう感じました。


 今日、ふと演奏したい曲を見つけました。
ぷりんと楽譜:たいせつな光 / fumika
 映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス版)のテーマ曲です(またしても「はやぶさ」です)。聴くとあのエンドロールを思い出します…思い出すだけでも感激の気持ちでいっぱいです。
 映画そのものもいいなと思うのですが、この主題歌「たいせつな光」もいいなと思います。歌詞がまさに「はやぶさ」。fumikaさんの歌声も惹かれます。いいなぁ、弾けたらいいなぁ。ポップスを弾いたことはないけど、弾けたらいいなぁ。

 もう少し落ち着いたら、久々に「いつか弾きたい曲リスト」最新版を書こうかな。(前にも書いた気がするw)
by halca-kaukana057 | 2011-10-16 22:54 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback

寧ろ一緒に進もう、ピアノと一緒に

 前に書いたとおり、9・10月以降、やるべきことがあって数年ぶりに参考書を片手に問題集を解きつつ勉強しています。が…、わからないことだらけで、現実逃避してばかりいます…。今後、自分がどう生きていくか、どう生きたいかという大きな問題にも関わってくるので、現実逃避している場合ではない!でも、今向かっている方向の他にも道はある(今向かっている方向でダメなら、別の道を探して進むつもり)。自分がどう生きていくか、どう生きたいかという大きな問題だからこそ、色々な道・可能性・方向を考えてもいいんじゃないかなとも思っています。でも、今は、今向かっている方向に力を注ぎます。(直面している問題は、それだけではないのですが…。何故一気に押し寄せて来るんだ…、全く…!)

 そんな中、久しぶりにピアノに向かいました。ソナチネ4番と、シューマン「春の歌」op.68-15を練習。シューマンは、あとは細かいところを形作っていくところまできています。クーラウ・ソナチネ4番は、第2楽章はなかなか進まず。

 それでも、ピアノに向かうと、それまでモヤモヤとしていたことがスーっと消えていく。ピアノを演奏すること・練習することは、ひとつの音楽作品を解釈し、自分の手で演奏し表現することが目的だ。要するに、「弾きたい曲を弾く、演奏する」。でも、その過程で、今の自分の置かれている状況、今の自分の心境・思っていることと向き合うこともあるのではないか。ピアノを演奏していると、その時の心理状態が表れる。落ち着いている時は落ち着いた音が出るし、イライラしている時はどこか荒っぽい音が出る。ピアノが、その時の自分映す鏡になる。ピアノに向かい、音を出すことで今の自分がわかる。把握できる。そして、意識してもしなくても、演奏に集中することで、欲しい音色を出そうとすることで、イライラも焦りも不安も、かなしみも怒りも減ってくる。それらのモヤモヤはどこかへ消えてしまう。

 久しぶりにピアノに向かい、練習して、この感覚を久しぶりに味わいました。やらなきゃいけないことがあるから、ピアノからも離れるべき…と思ってきたのですが、逆効果かもしれない。寧ろ、ピアノとともに、山を登り乗り越えようとするほうが心の支えにもなっていいのかもしれない。練習時間は減るけれども、1日10分程度の時間の余裕を見つけて練習しているほうがいいのかもしれない。

 これまで私は「~があるから、~できない」というように逃げ道を探していたように思います。ピアノでも、仕事や日常のことでも。今、自分自身が試される時に来ているのかなと感じています。ならば、乗り越えよう。乗り越えるならピアノ・音楽と一緒に乗り越えたいです。
by halca-kaukana057 | 2011-09-22 22:57 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback

自分のこれからと、ピアノと、趣味と、不安

 先日、熱を出した後、風邪の症状は大分治まったものの、だるさが続いていました。いつもなら平気なはずのことが、だるくて集中力も体力も無い。先日、2本目の点滴を打ってもらいました。それが効いたのか、今日になって元気が戻ってきました。

 その体調不良の間、ピアノの練習がほとんど…いや、全く出来ませんでした。思えば、旅行に行く前も準備などでバタバタして練習時間も削られ、この数週間ろくにピアノに触っていません。もう少し元気になれば、またピアノに向かえる、練習できると思うのですが、不安です。何が不安なのか。集中して練習していないことで、それまで形になりかけていたものが、また崩れてしまっているのでないか、積み上げたものが、またゼロからのやり直しになっているのではないか、という恐怖にも似た不安を感じます。

 今回の体調不良に限らず、これまで、例えば、昨年の腕の手術の時はもっと時間がかかりました。また、長期の体調不良で、しばらくブランクがあったこともありました(体力が無い…情けないほどに…)。それでも、細々と、自分なりにピアノ・音楽に向き合ってこれたのは、有り難いことでした。

 今の体調不良から抜け出せたとしても…これから、9・10月以降、私の個人的なことで、ピアノに向かえないことが多くなると思います。ピアノだけでなく、ブログやネットそのものにかける時間も減る可能性が高いです。

 一生、安定して趣味を続けられる環境にはいたいと思っています。でも、そんな環境が続くとは限らない。これから、自分が生きてゆくうえで、必要なことをする。そっちのほうが生きてゆく上で大事なのだから趣味は後回しになってしまうのは、仕方が無い。集中します!
 でも、その間、ピアノはまたゼロにもどってしまうのではないか…。そんな不安も抱いています。

 人生、長いのだから、長い目で見たいとは思いますが…。ここまで進めた歩みが止まってしまうと考えると、不安です。

【追記】
 ちょっと考えたのですが、他にやるべきことがあるからといって、趣味は断絶することはない、と断言できる気がします。天文部漫画「宙のまにまに」(柏原麻実)で、天文ファン・星バカの主人公・美星を思い出しました。美星にとって天文は、趣味以上の存在ではある。しかし、大学受験…大学で天文の道へ進むために、星見・観望会を我慢して勉強に打ち込む。大の苦手である文系科目も。それでも、後輩で幼馴染の朔や、天文部の仲間たちが軽く観望会に誘ってあげ、美星は更にやる気になる。
 何かのために、趣味・好きなことを我慢しなければならない、一旦お休みする時はある。でも、だからといって完全に断ち切ったわけではない。時々気分転換してみたり、無事に終わればそれまで以上に趣味を楽しめるだろう。その日が来ることを願って、がんばる。そんなことを考えていたら、私も今はすべきことをがんばって、時々気分転換にピアノに向かって…これまでの練習と同じようにとはいきませんが、終わったら思い切り練習しようと思います。

 そして、そんな気持ちを思い起こしてくれたのは、twitterで励ましてくださった方々のおかげです。ありがとうございます。
by halca-kaukana057 | 2011-09-04 21:20 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback

ピアノで”歌え”

 私の住む地域も、ここ数日真夏日が続いています。暑いです…。でも、めげずにピアノ練習してます。冷房?我が家にはありません…付けても使うのは夏真っ盛りの時期だけだし…。それよりもストーブ・暖房のほうが重要です…。

 以前書いたとおり、和音・和声の勉強をしてみました。今のところ、和音と和声法の基本についてざっと。和音について勉強する前に、音程(完全5度とか、短2度とか)の復習が必要でした。以前音程を勉強した時、これが何に繋がるのだろう?と思ったのですが、和音の仕組みに繋がるものだったのかとようやく理解しました…。これまで何気なく弾いてきた伴奏が、この和音に当たり、曲はこんなカデンツで成り立っている…そんなことをテキストと楽譜を読みながら紐解くのは面白いです。ただ、七の和音がまだよくわかっていません。まずは三和音から…。そして基本だけなので、和声の難しいことがよくわかっていません。テキストを読んでもさっぱりなところが、結構あります…。

 しかし、こんな和音・和声法を意識して作品を書いた作曲家は凄いな…。例えば、モーツァルトは意識しなくても頭の中にどんどん出てきた感じだし…。どんだけだ…。そして、時代によって和音に対する考え方が変化していっているのも興味深いです。現代の作曲家は大変だなぁ…。

 ここからは取り組んでいる作品ごと。

【クーラウ:ソナチネ4番】
 第1楽章を未だしつこく練習しつつ、第2楽章を譜読み。半音ずつ上昇するあたりのテンポがいまいちつかめず。このあたりで止まってしまいます。その後の、ヘ長調に転調するあたりはとても好きなのに…。そして、「Vivace」=急速に、の速度…道は長そうです。
 ソナチネは…楽曲の構造の勉強を中心に、でもいいかな…(弱気発言←逃げるな!w 未だに7番第1楽章も怪しいんだ…。


【シューマン:春の歌op.68-15(ユーゲントアルバムより)】
 最近は、こちらに力を入れています。ようやく両手で合わせられるようになり、楽しくなってきた。でも、完成にはまだまだ時間がかかりそうです。
 試しに録音してみた。
シューマン:春の歌のページへどうぞ。ver.0.5の録音です。今回もカサカサという異音が…。扇風機のせいかな…?

 あくまで、「試しに、とりあえず録音してみた」です。なので、「ver.0.5」です。酷いです、本当に酷いです…でもアップします。
 右手の和音が続き、指をどう移動させたらうまく繋げられるかをわからないまま練習しているのが第1の問題点。滑らかに和音を連続して演奏できるような指・手の移動が苦手…というより、これまであまり取り組んでいませんでした。ならば、この作品で習得する。指遣いをもう一度確認して、練習しよう。
 「春の歌」とタイトルにあり、曲も穏やかで滑らかな、優しいのびのびとした作品。まさに歌曲や合唱のよう。和音を考えると、合唱かな?シューマンは「流浪の民」など、合唱曲も多く作曲していますね。その雰囲気で。
・参考:流浪の民/Zigeunerleben

 もうひとつ取り組んでいる「クインテット」テーマもそうなのですが、どちらも「歌」。これまでも、歌うような雰囲気で演奏する作品にいくつか取り組んできましたが、この「春の歌」はより「歌」の要素が強い、「歌」そのものじゃないのかと考えています。13小節目から16小節目まで弱音ペダルを使うところもあるのですが、このあたりは上の「流浪の民」のささやくように歌うあたりに近いのではないだろうか。
 ということで、和音の連続を滑らかに、のびのびと演奏することを目標に、練習続行。
 あと、9小節目と19小節目にある「fp」。「強く弾いて、すぐに急に弱く」の意。たん!と強く弾いた後ふわりと浮くようなアルペジオ…という感じかな。
 それにしても、今回の録音のカサカサ異音が気になる…。原因は大体突き止めました、多分。


【宮川彬良:「ゆうがたクインテット」テーマ】(ピアノソロアレンジ版)
 こちらも両手で。伴奏や和音がややこしくなるあたりは、楽譜とにらめっこしつつ演奏している状態(シャープ君の「にらめっこ」状態ですwシャウトしたい!w)。まだまだです…。元々「歌」なので、まさに「歌って」、「歌であることを前提に」。右手が歌のメロディー、左手が伴奏なので、弾き分けが必要です。歌は元気よくのびのびと。厳しい…。
 楽譜には、コードネームも記載されています。和音の勉強で、コードネームもかじってみたのですが、コードを読めると便利ですね。出す和音がさっと頭の中に出てきます(でもすぐに弾けない…)。それを元に、カデンツも書き込んでみたり。これが楽しい。ワクワクするなと感じるあたりは、ドミナント…そうだったんだ。譜読みで、こんな楽しみもあったんだと実感しています。

 9月の終わり、10月のはじめには3曲完成させたいです。秋からはシベリウス「樅の木」op.75-5に集中したい。今度こそじっくりと取り組んで、演奏したい。シベリウスのためにもがんばれ、自分。
by halca-kaukana057 | 2011-08-08 22:55 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback

続・シューマンの謎のレ♯ 楽譜はいろいろ、版でいろいろ

 先日のピアノ記事でのシューマン「春の歌」op.68-15(ユーゲントアルバム第15曲)に付いている謎のレ♯の問題が、少し解決しました。
・その記事:シューマンの謎のレ♯

 コメントで教えていただきました。ありがとうございます。私が使っている楽譜は、音楽の友社の原典版・パウル・バドゥーラ=スコダ校訂のもの。しかし、他の楽譜には、付いていないとのこと。無料でクラシック音楽作品の楽譜を見ることのできるサイト・IMSLPで確認したところ、確かに付いていない。ちなみに、出版社はBreitkopf & Härtel社、Peters社など。よく見ると、音友原典版では何も付いていないところにナチュラルをつけていたりする。勿論、つけなくても問題はない。また、私がよく参考にしているヤマハの「ピアノレパートリーガイド」に掲載されている楽譜・ヘンレ社のものには、音友版と同じようにレにシャープが付いている。何だこれは!

IMSLP:Album für die Jugend, Op.68 (Schumann, Robert)
ヤマハ ピアノレパートリーガイド:ロベルト・シューマン:子どものためのアルバム Op.68

 つまり、編集・校訂・出版社によって異なることがある、ということ。バロック作品では特に異なることが多いので、楽譜選びに注意する必要があるが、シューマンでもそうなのか…。クラシック作品の多くに当てはまることだろう。これまでは、自分にとって見やすい、解説が充実している楽譜を選んできたが、何種類も読み比べる必要がある。表記が少しでも異なることで、譜読みも表現も大きく変わってくる。楽譜には敏感にならないとなと感じました。楽譜を読み比べること自体は、編集者・校訂者・出版社で解釈が異なることが楽譜そのものに表れていることが読み取れるので面白いです。

 さて、では音友原典版では何故レにシャープを付けたのか。元々のシューマン自身が書いた楽譜ではどうだったのか。ますます謎は深まります…。あああ…。


 和音・和声の勉強は少しずつ進んでいます。カデンツは、音楽の文法なのか。今取り組んでいる曲ではどんな進行になっているのか、読めるところまで読んでみたいと思っています。まずは簡単な曲を練習問題としてから。
 しかし、和声は奥が深そうです。楽典の本の和声の項を読んで、頭が混乱し「わけがわからないよ!」(某アニメの例のセリフw)と連呼しています…。でも、出来るところまで少しずつがんばります。少しずつ進んでいけば、今日はわからなくても明日はわかるかもしれない。音楽の森の奥へ、もっと進んでみたいです。そこで、何が見えるだろう?
by halca-kaukana057 | 2011-07-07 22:43 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback

シューマンの謎のレ♯

 少し前まで色々とバタバタしていて、なかなかピアノの練習が出来ずにいましたが、ひと段落して練習しています。忙しかったり、ストレスがたまったりすると余計にピアノに向かいたくなります。

 現在、シューマン「春の歌」op.68-15(「ユーゲントアルバム」第15曲)を中心に取り組んでいます。これまで、右手の和音がつかめずに、どう練習していけばいいかわからずにいましたが、ようやく方向性が見えてきました。前回のピアノ練習記事で、シャープも多く、さらにダブルシャープも出て来るので音を読み間違えていないか心配…と書きました。なので、確認しながら練習していたのですが、ある不可解な点に気がつきました。


 楽譜の一部分です。この作品はホ長調なので、ファ・ド・ソ・レにシャープが付きます。11・12小節目で、丸で囲んだレにシャープが付いています。最初、これはレ♯に、更にシャープで、「ミ」を弾くのかと思ったが、弾いてみた音が変だし、楽典の本で確認したら「レ♯」。…元々ホ長調だから、レ♯を弾くことになっているのだから、このレのシャープはつける必要がないはず。なのに、何故付いているんだ?色々調べてみましたが、何も書いていないのでよくわからず。
 このレに付いたシャープは、通常の「半音上げる」という臨時記号としてのシャープ、ではないのかもしれない。表現での指示のように使っているのかもしれない。それとも、シューマンがちょっといたずら心を起こして、だまされないか付けてみた、とか…?(汗)

 この「春の歌」op.68-15は、シューマンの、教育的な側面のある「ユーゲントアルバム」の作品。「ユーゲントアルバム」には、私の音楽に向き合うバイブルのような存在のひとつである「音楽の座右銘」もある。それを読みながら、この「春の歌」に取り組む…このレ♯は、何か意味を持っているのかもしれない。楽譜やその音に様々なもの・意味を込めていたシューマンによる作品であることも、そう思わせる。何だろう、もっとこの作品を読み解いてみたい、シューマンがこの作品に何を込めたのか、何を伝えようとしているのか、楽譜・音を通じて知りたい。そして、自分の答えを演奏で表現したい。そう感じています。

 この件と、さらに今音楽に関するある本を読んでいるのですが、その本を読む上で和声法の知識が必要となっています。和音・和声・和声法…今までよくわからないと、楽典の本は持っていてもあまり読まずにいました。調性のあたりは好きでよく読んでいます。このシューマンの「春の歌」もそうだし、ソナチネも、取り組んでいる途中のシベリウス「樅の木」op.75-5も、「クインテット」テーマも、これから取り組みたいと思っている、そしていつか取り組むであろうたくさんの作品でも…和音・和声・和声法がわかれば、もっとその作品を読み込めるはず、作曲家たちがその作品に何を込めたくて、その音にしたのか、つかめるはず。つかみたい。

 ということで、現在、楽典の本や和声法の本で勉強しています。難しいです…。でも、読んだ後で練習している作品に取り組むと、この和音はあのことかな?と本当に少しずつですが、意識するようになってきました。まだまだ長い道のりですが、ここは少し回り道をして勉強してみようと思います。

 前回のピアノ練習記事で、
「昨年のブランクのせいなのか、ピアノへの向き合い方・練習方法が今取り組んでいる作品に合わなくなってきているのか。どちらにしろ、今、私はピアノ・音楽において転換期にいるのかなと感じています。」

と書きました。それが、和声に関すること、なのかなぁ?いつかは通る道だろうし、ならば今取り組みます。
by halca-kaukana057 | 2011-07-05 20:58 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback

構造を”音で表現”する

 のろのろと進む、我がピアノ。昨年のブランクのせいなのか、ピアノへの向き合い方・練習方法が今取り組んでいる作品に合わなくなってきているのか。どちらにしろ、今、私はピアノ・音楽において転換期にいるのかなと感じています。

【クーラウ:ソナチネ4番 第1楽章】
 前回の録音から2ヶ月。スラーを意識して、滑らかに流れるように。そして強弱などの表情を豊かに…と思っても、なかなか簡単にそんな音・音の流れが出てこない。指が安定せずガクガク。演奏動画を観ていると、皆指がしっかりと、安定している。子どもでも。一歩一歩練習して、ピアノを演奏する、ピアノから音を引き出す指を作ろう。

 ソナチネも2作品目なのですが、どう演奏したらいいのかわからなくなる、困ることもありました。ブルクミュラー25なら、標題が付いていた。しかし、ソナチネには無い。作品にどんなイメージを持って、どう演奏したらいいのかが明確にならない。そこで悩んでいたのですが、ソナチネは作品を構成する音のひとつひとつ、和音、調性、曲の流れ、そういった「作品を構成しているもの」を分解してそれが何を意味しているのか読み取り、そこからどんな音で表現すればいいのかを考え、演奏という形にしていくことが求められるのだと、答えを出しました。楽譜に書いてあることは、無機質なものではない。「音楽」を語る”言語”。”言語”なのだから、文法もあるし、表現方法によって受け取り方・感じ方も変わる。何故その形になっているのか。それを読み解くのが、ソナチネの課題なのだろう。うん、やってやろうじゃないの。

 先日、コンサートで聴いたベートーヴェン「交響曲第5番<運命>」が頭にあるせいか、ソナチネも交響曲のようなイメージで向き合えばいいのかな。ソナタではないので、小編成オーケストラで、古典派初期のソナタ形式の作品を演奏するイメージで。楽譜を追いながら、ここは弦だろうか、木管だろうか…などと考えながら練習していました。あと、この4番1楽章は、伴奏がない部分も多い。メロディーをはっきりと歌って、という意味なのかな。

 そんなこんなで、録音してみたよ。
ソナチネ4番のページでどうぞ。第1楽章、第2回録音です。
 はい…上で色々書きましたが、安定してません。音の粒のばらつきも目立ちます。以前も書きましたが、ソナチネはごまかせない。自分の出している”音”がそのままストレートに出てしまう。ペダルでごまかしたりとか、出来ません。ソナチネって、怖い…(汗

 第1楽章は悔しいのでもう少し続けつつ、第2楽章をメインに練習します。


 他の練習中作品、シューマン「春の歌」(ユーゲントアルバムより)op.68-15、シベリウス「樅の木」(5つの小品<樹の組曲>より)op.75-5、宮川彬良「ゆうがたクインテット テーマ」(ピアノソロアレンジ版)は、のろのろと進んでいます。「樅の木」は、ほとんど練習が進んでいません。まずは「春の歌」。ヘミオラのリズムに、和音だけど優しく穏やかな音…。きっついです。あと、ダブルシャープ付きの作品に取り組むのも、この作品が初めて。音が間違っていないか、不安なところもあります。

 そういえば、過去の記事を読み返して、中途半端にしていた作品もいくつか……。余裕が出来たら…。
by halca-kaukana057 | 2011-06-10 22:28 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback

私にとってのピアノとは、演奏とは、音楽とは?

 まず、ピアノ練習の進行状況を。
 ソナチネ4番第1楽章は、ゆっくりなら安定してきたものの、楽譜には「Allegro」と書いてある。ゆっくりよりも、少し速めの演奏の方が、この作品に込められている快活さを引き出せると思う。なので、Allegroで演奏しつつ、楽譜から読み取れたことを引き出すように演奏できるように練習中。6月中には何とか…。

 シューマン「春の歌」op.68-15.右手だけ集中練習中。あの和音をとにかに滑らかに、流れるように、歌うように演奏したい。左手も少しずつ練習中ですが、まずは和音がいっぱいの右手を、いかに滑らかに奏でられるか。今はまだぎこちないです。和音の多い作品は難しいなぁ。

 「クインテット」テーマは新しいピアノソロ楽譜で練習中。後半の左手が、結構ややこしい。和音ではないのですが、音が跳躍することも。この跳躍にまだ苦戦中です。そして、この楽曲。テンポが結構速い。135で、「allegro con brio」。つまり「活き活きと速く」。原曲は演奏時間1分(「クインテット」のOPは1分!)。1分で演奏できるようになるには、まだまだ先が長そうです。でも、練習していてとても楽しいです。「クインテット」を観て、CDを聴いていても、テーマになると指が動き出しますw


 さて、本題なのですが、最近、私が”音楽”するうえで、何をしていけばいいのかなと思っています。CDで様々な楽曲を聴いて、コンサートにもたまに出かけて、ピアノを演奏して…。でも、それだけでいいのかな、と。新しいことを始める、例えばピアノ以外の楽器を始める、というわけではありません(そりゃぁ、ヴィオラやクラリネット、声楽に挑戦できるならしてみたい!)。もっと大きな視点で見た「音楽」の楽しみ方…。以前書いた記事を読み返しているのですが、最近、ピアノを演奏することだけ、CDで楽曲を聴くことだけが「音楽」を楽しむことだと思っていないか、自分に問いかけています。

 つまり、もっと「音楽」というものを、多角的な面から学んで、様々な方向から楽しみたい。そう思っています。まだ考えが頭の中でぼんやりしている状態なので、今日はこの辺でメモ書き程度に。

 あと、初心忘れるべからず。

この鍵盤の向こう側
音楽へのアプローチ方法
演奏の楽しみを取り戻す
前とは違う"原点"へ
by halca-kaukana057 | 2011-05-30 23:37 | ピアノ演奏・ピアノ考 | Trackback


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