カテゴリ:音楽( 235 )

個人的バッハ3選

 聴いて気に入ったのに、感想をあげずにいたCDがかなりあるのです。その中からバッハのCDを3枚挙げてみます。

「無伴奏チェロ組曲」(今井信子)
 まずはヴィオラ奏者・今井信子さんのCD。図書館で偶然見つけたものなのだが、それでもとても気に入っています。チェロのための曲をヴィオラで弾いてしまったのです。もし、オーケストラの楽器を弾けるとしたら、私はきっとヴィオラを選びます。地味だけど、太く柔らかな音色が好き。そんなヴィオラの魅力を100%発揮した演奏だと思います。

*****

「バッハ名曲集」(アンドラーシュ・シフ)
 バッハを聴きたいと思って図書館で適当に選んできたのが、ハンガリーのピアニスト・シフのCDでした。見事大当たり。気に入って色々入っているこのCDを買ってしまったという経緯。「クインテット」でも演奏された「イタリア協奏曲」も入っていて大満足。軽やかな上にきれいな演奏で、すでにお気に入りのピアニストです。

*****

「平均律クラヴィーア曲集(抜粋)」(グレン・グールド)
 クラシック関連の本を読んでいると、あちらこちらで「グールドはすごい」という言葉を目にする。あまりにも多すぎるので、「グールドってそんなにすごいの?何がどうすごいんだ?」と思わずにはいられない。もともと、平均律を聴いてみたいとは思っていたけれど、全集は結構高いので手ごろな抜粋版を買ってみた。楽譜がないので何とも言えないけれど、スタッカートで軽くなったかと思いきや、深く落ち着いた様にも聴こえる。おもしろい。ちなみに、かすかに鼻歌のような声が聞こえる。初め、幻聴かと思ってしまったがどうも違うようだ。つまり、これってグールドが鼻歌を歌いながら弾いてるってこと?…なんじゃそりゃと思ったけど、それはそれですごい。鼻歌歌いながらバッハなんて。グールド恐るべし。

*****
以上。バッハは奥が深くて聴き応えがあります。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2005-11-16 21:24 | 音楽

槇原敬之を聴く

 少し前から、槇原敬之のCDをよく聴いています。借りてばっかりですが。「太陽」、「Home sweet home」、「EXPLORER」、それからライブの「cELEBRATION」。いずれも、復帰後の作品ばかりです。

 ご存知だと思いますが、覚せい剤所持で逮捕されたのは99年の時。あの時は驚きました。初期の作品も好きだったので、残念としか言いようがありませんでした。復帰してから、私は特にマッキーの歌を聴くことがなかったのですが、「明けない夜が来ることはない」を聴いてはっとしました。深く自己を問う歌詞がとても印象的で。それから復帰後のアルバムを聴くようになりました。

 どの曲も歌詞がいい。覚せい剤事件の自分を振り返っているような歌もいくつもある。薬を使わないと(それは許されないが)どうにもならない状態を経験しているからこそ、こんな歌詞が書けるのだと思う。しかも優しい声がぴったり合っていて聴いていて心地いい。今の私だから、こう思えるのかもしれない。あの、「世界に一つだけの花」も初めからマッキーが歌っていたら…と思う。(スマップファンの方、申し訳ありません。あくまで私一個人の感想です。)

 生きていると何があるか分からない。でも、それで生き方が個人が変わっていくのは悪くない。そう思う。

 ちなみに、ちょっと一言言うとすれば「cELEBRATION」の音質…。せっかくオーケストラと共演しているのに。この編曲で、ちゃんとしたスタジオで録音してくれたらなと思う。



*今日の雑記
 今日、「金婚式」の楽譜を買ってきました。クインテットの楽譜は見つからなかった…。実際に内容を見て買うかどうか判断しようと思ったのに。以前フルートを吹いていた店のおじさん、きょうはチェロを弾いていました。この前はヴァイオリン。幾つの楽器を弾けるんだ?おじさん。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2005-11-11 21:24 | 音楽

幻の協奏曲

フィンランドの指揮者とオケのコンビ、ヴァンスカ&ラハティ交響楽団のシベリウス・ヴァイオリン協奏曲のCD(BIS、1991)を聴きました。ずっと欲しいと思っていたのです。

 というのは、このCDには現在一般に演奏されている版と、初演後に書き換えられる前の初稿版の演奏が収録されているのです。その初稿版のスコアは門外不出、演奏禁止とされていたのですが、この録音のときだけ使われることが許されたのです。

 もともと難曲といわれている(弦楽器が全くわからない私にはどこがどう難しいのかわからないが)この曲ですが、初稿版にはカデンツァが2つも入っていてかなり難しいとのこと。その2つ目のカデンツァ(第1楽章15分ぐらいで出てくる)がものすごくきれいでした。こんなきれいな曲が聴けるなんて本当に幸せ。いいCDだと実感。オケの演奏にも臨場感があって、音は空を伝わって聞こえるものだということがよくわかりました。小さな音から大きな音まで迫力があります。録音状態がいいんだろうなぁ、きっと。

 このヴァンスカ氏とラハティ交響楽団。シベリウスの他の作品の初稿版も録音しているというからすごい。いい買い物をしました。


trackback for:
「憩いの森:シベリウスの音楽 その10『ヴァイオリン協奏曲』」
フィンランド旅行で偶然知り合ったご婦人が話していたのが、このラハティ響とカヴァコスのことだった。フィンランドの人々も一目置く演奏なのだろう。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2005-09-26 20:40 | 音楽

空耳な歌

 巷では、「恋のマイアヒ」なるものが流行っているそうですが、ネットをうろうろしていたら、こんなものを見つけました。

「もすかう」
元ネタはこっち
(音量注意。ページが変わるといきなり始まります。)

 面白くて面白くて何度も聴いてしまいました。これ、ドイツのジンギスカンというグループの「めざせモスクワ」という曲だそうです。ジンギスカンといえば、♪ジン・ジン・ジンギスカーン♯なら知っています。(林間学校でよく歌われるらしいです。)

 外国語なのに日本語に聞こえるって、不思議ですね。マイアヒよりこっちのほうが好みかも。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2005-08-11 21:38 | 音楽

音楽・ピアノに関する考察記事まとめ

 音楽(主にクラシック音楽)やピアノ演奏、ピアノ独学について、色々考えることがあります。時々、ブログに考えたことを書き綴ってきましたが、記事があちこちに飛び読みづらいと感じたので、このページにまとめておきます。

私とピアノとブルグミュラー(2006.6.10)
これまでのピアノ歴と、何故大人になってからピアノを再開したくなったのかについて。NHK教育「クインテット」は、私にとって"演奏すること""音楽をたのしむこと"の原点だと今も思います。

ピアノで広がる「自分」(2006.10.10)
 ピアノを演奏することで、自己の気が付かずにいた一面、自分で考えていた(思い込んでいた)性格を越えたものを表現できるんじゃないかという話。「演奏を聴けばその人のこと(人柄や性格など)がわかる」という言葉があります。私も一部そうだとは思いますが、全面的に賛成はしません。数分間の、その時だけの演奏でその人全てを理解できるなんて思えません。このことに関してはまだまだ続くよブルグミュラー25カップ…(2006.9.23)でも少し触れています。

クインテット的、演奏者の苦悩(2006.11.17)
 NHK教育「クインテット」を観て、演奏することの困難について考えた。感情のこもった演奏とは何だろう?とりあえず、「クインテット」のメンバーたちの感情表現と演奏は、人形とは思えません。そして、子ども向け番組と言い切ることも出来ません。

氷山の下に隠れているもの(2006.11.25)
 ピアノコンクールのレポを読んで感じたこと。コンクールで入賞するような"上手い"演奏者の演奏は勿論聴きたいけど、入賞できなかった方やコンクールに出ることすら出来なかった方の演奏は聴く価値がないのか…?そんなことない。演奏としての完成度は低いかも知れないけど、別の物差し・価値観で聴けば「上手い」と感じるところに出会えるはず。一人の人間としての演奏を聴きたいと思う。
 この記事を久々に読み直して、忘れていたことを思い出しました。もっと謙虚に、音楽と向き合っていかなければ。再確認しました。

サシで学び、演奏したい ~ピアノ独学の理由(2006.12.3)
 ピアノの独学を続けることへの決意文。好きなだけ試行錯誤しながら、音楽について学びたい。一人で向き合うのも、自分のスタイルだと思っています。

風邪はピアノに影響する +ピアノについて考えた(2007.2.26)
 フィンランドの指揮者であり、シベリウス音楽院指揮科元教授ヨルマ・パヌラ氏のインタビューを読んで考えたこと。楽譜からどれだけのことを読み取れるか、ピアノ曲でもオーケストラならどう演奏するか、そんなことを考えながら練習する必要があると感じた。オケ曲出来る限り沢山聴くことも。

「せきれい」の誓い(2007.3.20)
 ピアノを独学する上で、独学を続けることに自信が持てなかった時期があった。習っている人のレッスンの話を聞けば「羨ましい」と感じる。ブルグミュラーの「せきれい」の練習につまづき、悩んでいた。しかし、その「せきれい」が、独学について考えさせてくれた。
 今も独学を続ける自分にとって、重要なポイントになった記事のひとつです。

せきれいの月面三段跳び(2006.3.27)
 後半部分。子どもの頃、ピアノ教室に通っていたが、練習嫌いでたいした曲は弾けなかった。だから、習っていても「ピアノが弾ける」と人には言えなかった。今も変わりません。

この鍵盤の向こう側(2007.10.29)
 私にとってピアノを演奏するとは何だろう?と考えて、辿りついた答え。ある曲を演奏したいというよりも、曲を演奏することで音楽に触れていたい。作曲家たちが何を考えていたのか、表現したかったのか、曲を通してそれに触れてみたい。自分でも表現してみたい。ある曲を弾けるようになることが、私にとってのゴールじゃない。音楽を通して、言葉とは異なる方法で、作曲家がこめた想いを表現したい。
 今自分が、独学でもピアノを練習し続けている理由です。

目標への順序と段飛ばし(2008.7.2)
 ピアノを練習する上で、練習曲を積み上げていくか、弾きたい曲をいきなり弾いてしまうか、問題になることがある。私は練習曲を積み上げていく派。遠回りしても、練習しながら様々な音楽を楽しみたいと思う。

ピアノと体操の美しさ(2008.8.14)
 オリンピックの男子体操を観ながら思ったこと。美しさを引き出すために、何が必要なのか。体操も芸術だと感じます。

ブルグミュラー「帰途」から学んだこと(2008.10.31)
 指定テンポについて、ブルグ25「帰途」を通して考えた。その時、その作品の指定テンポで弾けなくても、演奏者にとっての理想的なテンポがあるはず。指定テンポでなくても、演奏者に、自分に合ったテンポでその作品の魅力を引き出せるんじゃないか。

記事が増えれば追加します。「ピアノ考」タグでもまとめて読めます。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2005-01-01 06:22 | 音楽


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

プロフィールを見る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

お知らせ・別サイト

管理人HN:(はるか)
 熱しやすく冷めにくい、何が好きになるかわからない好奇心のかたまり。このブログでは好きなものを、好き放題に語ってます。

プロフィール
*2014.9.5:更新
はてなプロフィール:遼(halca-kaukana)



web拍手を送る






日々のログ:今、ここ、想うこと
または:Twilog

はてなブックマーク
Mielenkiintoinen!

気になること、関心のある記事や参考にしたサイトなどのブックマーク集。コメント多め。

◆ピアノ録音置きブログ:Satellite HALCA

☆「はやぶさ2」、小惑星リュウグウ目指して順調に飛行中!☆
管理人・遼も小惑星探査機「はやぶさ2」を応援しています。



あかつき特設サイト
JAXA:金星探査機「あかつき」特設サイト

☆祝!「あかつき」は金星の衛星になりました☆
金星軌道上で観測準備中!

最新の記事

BBC Proms(プロムス..
at 2017-07-14 23:08
青い海の宇宙港 春夏篇 秋冬篇
at 2017-07-10 22:58
夏のペンギン切手&特印
at 2017-07-05 21:07
四人の交差点
at 2017-07-01 22:43
マッティは今日も憂鬱 フィン..
at 2017-06-23 22:49
イリジウムフレアを見たくて
at 2017-06-20 22:21
6月はばらの季節
at 2017-06-12 22:49
Im ~イム~ 6・7
at 2017-06-12 22:43
カリグラフィニブが楽しい
at 2017-06-10 22:49
お久しぶりISS
at 2017-06-06 22:23

カテゴリ

はじめにお読みください
プロフィール
本・読書
宇宙・天文
音楽
奏でること・うたうこと
Eテレ・NHK教育テレビ
フィンランド・Suomi/北欧
イラスト・落描き
日常/考えたこと
興味を持ったものいろいろ
旅・お出かけ
information

タグ

以前の記事

2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
more...

検索