カテゴリ:音楽( 245 )

ブラームス…その後

 以前ブラームスの曲がよくわからないと書いた。(以前の記事:「ブラームスはお好き?」) ヴァイオリン・ソナタが気に入ったので、少しずつ聴いていこうと思い私なりに色々手を出してみたり聴きなおしてみたり。するとだんだん好きな曲が増えてきた。うん、嬉しい。


 その中でもとにかく気に入っているのが「間奏曲op.117」。前回の記事でピアノ曲もよくわからないと書いたけど、そんなこと無かった申し訳ない! 「私の苦悩の子守唄」とブラームスが表現した通り、穏やかでしんみりとした私好みの曲。特に1曲目の変ホ長調のじんわりとした情景がたまらない。

ちなみにお気に入りの演奏はノルウェーのピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネス。公式サイトはこちら。ゆったりとしていて丁寧、落ち着いていて好印象。カップリング(こっちの方がメイン)のピアノ協奏曲第1番ニ短調(サイモン・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団、EMI)はもう少し聴き込んでみる。アンスネスの他のディスクも聴いてみたら本当に気に入ってしまった。そのうちグリーグについても感想を載せる予定。関係ないけどこの頃「書く予定」って多いな、自分。どんどん溜まる…。

 この間奏曲だけでなく、交響曲第2番、第4番、ヴィオラ・ソナタも好き。じっくり聴いていこう。
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by halca-kaukana057 | 2006-06-09 20:41 | 音楽

モーツァルトの協奏曲

 モーツァルトは結構好きだ。しかし、ピアノソナタや室内楽ばっかりでオペラや交響曲などオーケストラものはほとんど聴いていない。相変わらず偏った聴き方をしているなぁ…。それじゃあんまりだと思って、協奏曲から聴いてみることした。でも、数が多い。どれから聴いたらいいか分からない…。ええい、何となく目に付いたものを聴いてしまえと図書館から借りてきた。

 まずピアノ協奏曲。



「20世紀の偉大なるピアニストたち~ヴィルヘルム・ケンプ2」の中から「ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488」(フェルディナント・ライトナー指揮バンベルク交響楽団)

 ケンプは結構お気に入りのピアニスト。素朴な演奏が和むんだよなぁ。このCDに入っているバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」と「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」がいい。モノラル録音はあまり聴き慣れていないのだけど、それが素朴さをさらに高めている感じがして気にならない。この曲も和む。第3楽章のはつらつとした感じもいい。買うならこっちの27番とのカップリングでどうぞ。私も欲しい。





今度は木管楽器の協奏曲。

「クラリネット協奏曲イ長調K.622」(クラリネット:ジャック・ブライマー)、「オーボエ協奏曲ハ長調K.314」(オーボエ:ニール・ブラック)、「バズーン協奏曲変ロ長調K.191」(バズーン:マイケル・チャップマン)(サー・ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、Philips)

 木管楽器ののんびりとした音とメロディーが合う合う。クラリネット協奏曲は結構はまりやすい曲らしいが私もはまった。これは聴き込んだら楽しいぞ。元々はバセットクラリネットという普通のクラリネットとは違うクラリネットで演奏されていたため、現在のクラリネットで演奏すると結構大変らしい。バセットクラリネットでの録音もあるそうなので是非聴き比べてみたい。

 漫画「のだめカンタービレ」でも演奏されたオーボエ協奏曲。のだめは「ピンク色のモーツァルト」と言っていたけれども私にはよくわからなかった…。これも聴きこむ必要あり。そのうち「ピンク色」の演奏にめぐり会えるか?

 どちらかと言うとバズーン協奏曲の方が私の好み。普段はあまり表舞台に出てこないバズーン(ファゴット)のソロ演奏を堪能できる。とはいえファゴットの音色が元々好きというだけの理由なのだが。

 図書館で借りた程度なので今日はこの辺で。ピアノソナタでもそうなんだが、モーツァルトははまるとどこまでもずるずる引き込まれてしまう。聴き易いのもある。モーツァルトイヤーで皆騒いでいるのはそのせいなんだろうか…?
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by halca-kaukana057 | 2006-06-05 21:52 | 音楽

やっぱり フィンランド人指揮者でシベリウス

 
今回はパーヴォ・ベルグルンド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の交響曲全集。(Warner classics/FINLANDIA)。交響曲全7曲の純粋な交響曲全集です。

 今まで取り上げてきた指揮者のシベリウスも好きだけれど、私にとってこの全集の演奏は“原点”だと感じる。と言うのは、この全集が私が初めて聴いたシベリウスの音楽だったから。「シベリウスの交響曲(特に後期交響曲)がいい」と聞いてどんなものかと図書館でCDを探したらちょうどこの全集があった。指揮者もオーケストラも知らなかったけれども、全曲一気に聴けるならいいやと思って借りたのがこのCD。しかも、どれから聴こうかと考えた時に、聴き易そうなものがいいと思って演奏時間が一番短い第7番から聴いた。なんていい加減…。でも、それまで交響曲と言えばベートーヴェンやブラームス等の重厚で難解なものを想像していた私にとって、シベリウスの7番は新鮮だった。静かで、音が澄んでいる。こういう交響曲もあるんだと感じた。その後に聴いた2番も、冒頭の弦楽器のささやきの美しさにやられてしまった。5番もいい。第3楽章の白鳥のエピソードも好きだ。このエピソードを知って以来、白鳥を見かけるとこの曲を思い出してしまっている。

 最初に聴いた演奏だからか、その後他の指揮者・オケの演奏を聴く時にはこのベルグルンドのものと比べてしまっている。4番はもうちょっと暗めのほうが好きだとか、6番はもっと軽快な方が好きだとも感じるけれども、やっぱりベルグルンドはいいなぁと思う。私にとっては和む演奏なんです。余計な装飾が無くシンプルで、どこまでも透明なところに惹かれる。(こうやって書くと、何だかカイ・フランクのデザインしたグラスみたい)

 ベルグルンドにとってこれは3度目のシベリウス交響曲全集。一度目のボーンマス交響楽団、二度目のヘルシンキ・フィルの全集もあって、また違う響きがするそうだ。是非聴いてみたい。

 ちなみに、来年はシベリウス没後50年。(50年前にはまだ生きていたと思うと、シベリウスは本当に長生きだったんだと思う) きっとフィンランドではあちこちのオーケストラが気合入れて演奏するに違いない。さらにグリーグ没後100年でもある。北欧クラシック好きにはたまりません。ああ、フィンランド…行きたい。

 そんなこんなでこのシリーズはここで一区切り。また違うCDを見つけたら書くかもしれません。
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by halca-kaukana057 | 2006-05-24 20:56 | 音楽

さらに フィンランド人指揮者でシベリウス

 
3回目はサカリ・オラモ指揮バーミンガム市交響楽団の交響曲全集(Warner Classics/ERATO)。交響曲全7曲に「フィンランディア」「カレリア組曲」「ポホヨラの娘」(「ポヒョラ」とも表記される)「吟遊詩人」「タピオラ」も入れたかなりお得な全集です。

 NHK音楽祭2005フィンランド放送交響楽団との演奏を聴いて以来、オラモは気になっていた指揮者。よく分からないので調べてみたら、まぁすごい経歴で。お母様はフィンランドでは屈指の音楽一家・ポホヨラ家の娘さんでピアニストのリーサ・ポホヨラ。お父様は音楽学者でシベリウスアカデミーの教授。フィンランド放送響でコンサートマスターを務めるかたわら指揮も学び、そのフィン放送響に客演で来た指揮者がコンサートの数日前に病気になったのでその代役で指揮者デビューしたら大成功。そしてあちこちのオケに呼ばれるようになり、バーミンガム市響の音楽監督になったのだそう。代役で大成功してしまったというところが何とも言えない。いや、凄い。


 この中からのお薦めは2番、3番、6番、フィンランディア、吟遊詩人。まず2番。2番って有名だけれども難しい曲だと思う。特に第4楽章。雄大なフィナーレだからといってあまり盛上げすぎるとシベリウスのイメージからかけ離れてしまうし、かといって抑えたら物足りない。その微妙なところを上手く調節しつつ、だんだんクレッシェンドしながら最後の最後で盛上げている。すがすがしい演奏です。

 6番の第1楽章はハープがきれい。3番もだけど緩急のメリハリが利いている。それと同じ路線にあるのか、7番は聴いていて冬の夜の日本海側の天候をイメージした。雪かと思うと時折晴れ間が見える。しかし数分後には吹雪になるが長くは続かず、曇ったり晴れたり雪が降ったり。基本的に「寒い・冷たい」のだけれども、揺らぎがあって同じようなシーンを繰り返すことなく絶えず変化している。他の演奏ではもっと穏やかな揺らぎなのだけれども、この演奏は揺れる振幅が広いと感じた。でも、雑には感じない。

 「吟遊詩人」と「ポホヨラの娘」は初めて聴いたのだけれども渋い曲。「吟遊詩人」はフィンランドの民族楽器・カンテレをイメージさせるハープが美しく、わびしい。こういう曲が私は大好き。「ポヒョラの娘」は「カレワラ」から題材をとった曲。老賢人ワイナモイネンが北の地・ポホヨラに住む乙女に求婚するのだが、乙女はワイナモイネンに3つの課題を出し、それが出来たら結婚してもいいと告げる。ワイナモイネンはその課題のうち2つはやすやすと果たしたが、3つ目で大怪我をし求婚は失敗に終わった、と言う話。ワイナモイネンがポホヨラへ向かう部分がカッコイイ。


 と、これまで紹介した3人に共通すること。それはシベリウスアカデミーの指揮科でヨルマ・パヌラ氏に師事していたこと。パヌラ門下は他にもユッカ=ペッカ・サラステとかミッコ・フランクとか。門下生がここまで飛躍を遂げているところを見ると、ヨルマ・パヌラは神ですか…。


 しかし、「オラモ」なんて変な名前だよなぁ。「アホネン」といい勝負だと思うけど…?
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by halca-kaukana057 | 2006-05-20 20:25 | 音楽

まだまだ フィンランド人指揮者でシベリウス

 

 今回はオスモ・ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団(音が鳴るので注意)の交響曲全集(BIS)。以前「幻の協奏曲」でも取り上げたコンビ。それ以来好きになった指揮者とオケで、交響曲も聴きたいなぁと思っていた。収録されているのは交響曲全7曲と交響詩「タピオラ」、そして交響曲第5番初稿版。

 まず何はともあれ5番初稿。初稿を聴けるのは嬉しい。冒頭、現行版では金管があって木管が出てくるのに、初稿ではいきなり木管が出てくるのでびっくり。現行版のほうがはっきりとしていて華やかかな?と感じた。初稿版は少し控えめでぼやけたところがある。そして、初稿版は現行版に比べると暗い。現行版では4番を引きずっているかのように1楽章の途中まではどこか暗い。でも、1楽章の最後で吹っ切れてしまう。一方初稿の方は最終楽章もほの暗い。曲を直している間に、4番の頃の暗さが和らいできたのだろうか。


 演奏は落ち着いたピアニッシモがきれいだなぁと感じた。耳を澄まして聴かないと聞き取れない。音と音の間、音が無いところにも何らかの意味や効果があるのだなと感じる。それなのに、フォルテは大音量でダイナミック。特にティンパニの勢いが物凄い!でも、大盛上げ大会にはならず抑え目なのは、オーケストラの規模が小さいことも関係しているのかな?

 この中からのお薦めは3番、4番、5番(両方とも)、「タピオラ」。小さな音が丁寧なので、静かで暗めの曲でその良さが出てくる。初めて聴いた時には訳が分からずとっつきにくいと思っていた「タピオラ」も、この演奏を聴いて分かった訳ではないけれども、良いなぁと感じるようになった。ひっそりと始まる冒頭と、最後の天に上るような音(説明不足で申し訳ない)がとにかくきれい。タピオラ、つまり「カレワラ」に出てくる森の神・タピオの領地。人間の力の及ばない畏れ多いひっそりとした森と言えばいいのだろうか。不思議な曲だけれども好きだ。3番・4番も同じく聴き始めた頃はよくわからなかったけれども、今では大好きな曲。私の場合、3番の第2楽章と4番の第3・4楽章は落ち込んだ時によく聴く曲。この暗さ、静けさに慰められるように感じるし、何故か落ち着く。

 このコンビで聴きたいCDは色々あるのだが、BISのCDは高いのでなかなか手が出ないのが困ったところ。

 ちなみに、ヴァンスカが音楽監督を務めているミネソタ管との演奏がネットストリーミングで聴けます。(American Public Mediaというサイト。)シベリウスはありませんが、ベートーヴェンやモーツァルト、フィンランドの作曲家のカレヴィ・アホの交響曲などが聴けます。しかもヴァンスカのインタビュー(解説?)付き。ここはお薦めしておきます。インタビューはいいけれども、出来れば日本語がいいという方はAll Aboutのインタビューで。(かく言う私も英会話を聴いて理解するのは苦手…。)あと、ミネソタ管のサイトは動画も多く、充実していて面白い。“Vänskä”の発音についてラジオで解説?している動画なんてのもあって笑った。(ここの一番下。)


 ところで、全くの駄文で蛇足なのですが、ラハティ響でこれをやってみました…。

結果はこっち
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by halca-kaukana057 | 2006-05-17 20:12 | 音楽

フィンランド人指揮者でシベリウス

 フィンランドのクラシック音楽を詳しく調べていくと、フィンランド出身の指揮者が物凄く頑張っていることに気付く。よくもまぁこう何人も。人口の多い国ならまだしも、500万人の小さな国からこれだけ出てくるのだから、恐ろしく思えるほど。それで、聴くならやっぱりシベリウスでしょと色々借りたり買ったりしたものを紹介してみます。フィンランドにはシベリウス以外にも色々な作曲家がいるらしいのですが、初心者ゆえにまだよく分からないので後々。



 今回取り上げるのはエサ=ペッカ・サロネンとジョシュア・ベルが共演したヴァイオリン協奏曲(ロスアンジェルス・フィルハーモニック)(Sony classical)。何ですか、このイケメンコンビは。そういう類のディスクなのかなぁ…と思ったらそんな事無かった。良いじゃん。ヴァイオリンも指揮も活き活きしていて、聴いていてワクワクする。特に第3楽章。♪ドンドコドンドコ…というこのリズム、病み付きになりそう…いえ、既に病み付きです。か細い部分と力強い部分のメリハリも効いているし、オケも好きだ。


 このヴァイオリン協奏曲の話が出ると、シベリウスのこんなエピソードが語られることが多い。シベリウスが14歳ぐらいの時ヴァイオリンを手にしてから演奏に夢中になり、ヴァイオリニストになることを目指して懸命に練習した。「森と湖の国」フィンランドらしく、舟をこいで誰もいない湖の中にある島で練習していたそうだ。姉がピアノ、弟はチェロを弾いて兄弟で室内楽も楽しんでいた。その後、音楽大学(今のシベリウスアカデミー)ではトップの腕前を持つ程にもなったのに、極度のあがり症で人前で演奏できなかった。ある時はメンデルスゾーンの協奏曲を演奏しようとステージに立っても、何も演奏できずそのままステージから降りてきたほどだとか。さらに、ウィーンフィルのオーディションを受けたが勿論惨敗。それで作曲家に転向したという話。実は私はこのエピソードがとても好きだ。写真ではいかにも堅物そうなシベリウスにもこんな愛らしい(?) エピソードがあったと思うと微笑ましく、どこか嬉しくなる。とはいえ、この曲自体は微笑ましくない。身を裂くような第1楽章が特に。夢を諦めざるを得なかったシベリウスの想いを象徴するかのように。でも、シベリウスが作曲家にならなかったらこの曲も、そして他の曲も無かった…と思うとちょっと複雑。

 駄文ですが、以前、この曲を聴きながら雪の中を散歩していたことがあったのだが、あの冒頭部分のヴァイオリンソロで凍りつくかと思った(笑) いや、笑い事じゃなくて正直な話。是非冬になったらやってみて。
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by halca-kaukana057 | 2006-05-13 22:04 | 音楽

宮川泰さん死去…

「恋のバカンス」「宇宙戦艦ヤマト」宮川泰氏死去(読売新聞)

 上の記事の通り、宮川さんが亡くなられたそうです。NHKの7時のニュースを見ていたら、訃報が流れてびっくりしました。だって、昨年末の紅白ではいつも通り元気そうに「蛍の光」の指揮をしていたのに。もうただただ驚き、そして残念です。

 宮川さんの名前を知ったのは、失礼ながら「クインテット」のアキラさんを知ってから。でも、名前よりも先に音楽が出てくる。「宇宙戦艦ヤマト」も「恋のバカンス」も、リアルタイムで知っている世代ではないのに何故か歌える。実は時々カラオケで歌っている。「ズームイン!朝」や「おもいっきりテレビ」の音楽は知らない間に日常の中にあったし、こちらもリアルタイムではないけれど「ゲバゲバ90分」や「シャボン玉ホリデー」のテーマも聴けば昭和の古きよき時代が思い浮かぶ。そして、紅白のエンディングで出てくる、いつも派手な指揮をするおじさんも、名前は知らずとも気になっていた。

 そんな風に、自然と人々の日常の中に入ってきて、自然となじんでしまった音楽ばかりだと思う。後で名前と音楽が一致して、「ああ、あの曲の人なんだ。すごいね」と何度も思った。「誰の曲だからすごい」のではなくて、「名前を知らなくてもその存在を十分に知らしめることの出来る音楽」であること。そんな音楽を作り続けた宮川さんの偉業を、心から称えたい。

 稚拙な言葉しか出て来ませんが、心よりご冥福をお祈りいたします。

trackback forショック・・・!([徒然なるままに…])
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by halca-kaukana057 | 2006-03-21 21:02 | 音楽

エルガーは愛の挨拶だけじゃないよ!

 私のクラシックの聴き方は、聴いたことがない作曲家だったら一曲気に入ったらとにかく掘り下げてみる。有名な曲もマイナーな曲も徹底的に。図書館で借りられるからこういうことが出来るのだけど。最近掘り下げ中なのはマーラーとチャイコフスキー、エルガー。何て関連性がない…。

 その中でもエルガーは気に入りました。エルガーというと「愛の挨拶」(しかもクインテットの「あーさのあいさつおーはーよー♪」が出てくる…)か、「威風堂々」(これはこれで好き)ぐらい。聴き込んでみたら、もっと有名になってもいい曲もあるのに…と思ってしまう。

 まず、「エニグマ変奏曲op.36」聴いたのはバルビローリ盤とバーンスタイン盤。ついている暗号のようなものは、エルガーの親しい人々のことでその人のイメージにあわせて作られているらしい。どの曲にも個性的な良さがあって、エルガーはいい人だったんだろうなと感じた。フィナーレがとにかくカッコイイ。

 これは有名な「チェロ協奏曲」。勿論デュプレ盤(バルビローリ指揮)で。冒頭から何ですかこの身を引き裂くような切ない旋律は!しかもチェロというところがいい。ヴァイオリンやピアノじゃ、こんな音は出せませんって。もうひと聴き惚れ。でも、何度でも聴きたい曲。じっくり聴きたい。是非他のソリストでも聴いてみたい。ロストロポーヴィチなんて弾いてないのか?

 あと、「ため息」も切ない。「弦楽セレナード」は第2楽章・ラルゲットしか聴くチャンスがないけれども(オムニバス版にそれしか入っていなかった。完全盤捜索中)、この楽章だけでもたまらん。「ヴァイオリンソナタ」もどこか物寂しげ。物寂しい曲が好きな私にとって、エルガーは好みにぴったりだ。

 まだまだマイナーな曲も聴きたいので捜索中。エルガー、かっこいいけど切ない。気に入りました。今後ブルックナーを掘り下げる予定。マーラーと同じく、時間がかかりそうだ…楽しみだけど。
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by halca-kaukana057 | 2006-02-16 19:53 | 音楽

NHK音楽祭2005

 昨日、NHK音楽祭2005のハイライトを観ていました。クラシックを聴くようになってから、「N響アワー」を時々見るようになりました(日曜21時は他に面白い番組がないし)。未だにコンサートにいったことのない私。これで少しはコンサートの様子が分かれば…と思って見てます。

 で、昨日の放送はかなり満足。そのせいでまた夜更かし…(今も勿論眠い)。最初の小澤征爾の「運命」、この交響曲を全曲しっかりと聴いたのは初めてかも…。全曲を聴いて印象が変わった。(そう言えば以前ここでベートーヴェンの交響曲も聴いてみると言っておきながら聴いてなかった。6・7番で挫折。)今度こそCD借りてくる。

 それから、ここからが本題。サカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団。フィンランドと「フィンランディア」につられて録画までしてしまった。……かっこいいっ!!オラモさん、素敵です。とても元気な「フィンランディア」で夜中なのに気分爽快。特にティンパニさんがとっても元気。一発で気に入りました。(ちなみに明日12月6日はフィンランド独立記念日。この曲がフィンランドのあちこちで演奏される…のかな?さらに、12月8日はシベリウスの誕生日なんだそうな。これだけでも今週はワクワクします。)

 このフィンランディアの後で寝てしまったのだが、メインのマーラーの4番(ただし3・4楽章だけ)も録画を見てきれいだなと感じた。マーラーの交響曲は長い・巨大すぎる・声楽までついている、よって訳が分からないというイメージを持っており聴く気になれなかったのですが興味が持てた。今度はぜひ全曲を聴いてみよう。

 夜更かししたけど、とても満足。今日は早く寝る…。
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by halca-kaukana057 | 2005-12-05 20:21 | 音楽

ブラームスはお好き?

 タイトルは同じですが小説の方ではありません。今まで、色々な作曲家の作品を聴いてきているのですが、よくわからなかったりいまいちと思ったりした曲も色々あります。その中で、ブラームスは苦手だと感じていた。交響曲1・3・4番、ピアノ曲と聴いたのだけれども、よくわからなかった。「うーん…?」と考え込んでしまうか、「ふーん」と印象に残らないか。でも、クラリネット五重奏はいいなと思った。だから、決して全て苦手と言うわけではなく、苦手でも好きになれる曲はあると思っている。

 そのブラームスで最近聴いたのが「ヴァイオリン・ソナタ1~3番」(パールマン&アシュケナージ盤)。これはすーっと耳に入ってきた。しっとりしていていいなと思う。苦手だと付きはねてしまわないでよかった。好きな曲は探せばあるじゃないか。宝探しのようで楽しく、嬉しい。

 よくわからなかった曲はそのうちまた聴き直せばいい。指揮&オケの好みもあったのかもしれない。ブラームスは…きっと好き。
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by halca-kaukana057 | 2005-11-21 21:45 | 音楽


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

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