カテゴリ:日常/考えたこと( 219 )

作品と人とエピソード・物語

 今朝、起きて携帯でニュースをチェックして驚いた。佐村河内守氏のニュース。ゴーストライターが作曲していた、という。世間では様々な反応があり、沢山の、様々な意見や批判が飛び交っている。私も朝からもやもや、ぐるぐると考えています。明日には、そのゴーストライターだった新垣隆氏の会見が行われるそうだ。その会見の内容で、また色々と考えてしまうだろう。明日、その会見の内容を知る前に、自分の中で「更新」されてしまう前に、今思っていること、考えていることを書きとめておきたい。

 この記事で私は誰かを批判するつもりは無い。両氏も、佐村河内氏のことを伝えたメディアも。ただ、私の中で、私自身に対して、ぐるぐると渦巻いているモヤモヤを、自分にとっての問題として、書き留めておきたいのです。

 「交響曲第1番<HIROSHIMA>」は、Eテレ(NHK教育)で全曲放送されたのを聴いて、そのあとCDで聴いた。日本人作曲家のクラシック音楽の現代作品、しかも交響曲という堅物が話題になっている。何だそれ。私の行動圏内のCD売り場では片隅に追いやられているクラシック音楽。しかも交響曲で、現代作品が。ちょっと信じられない。一体どんな曲なんだろう?メディアで取り上げられる度に気になって、丁度いいタイミングで全曲放送があり、CDも聴いてみた。現代作品の交響曲…いわゆる前衛的な作風の曲は得意ではないので身構えていたが、全く違った。メディアでは全聾ということでベートーヴェンを引き合いにしていたけど、雰囲気は後期ロマン派。暗・闇に浮かび上がる明の音がいいなと思った。暗・闇の部分は、私には結構重めで辛いなとは思った。

 ただ、この「交響曲第1番」を聴いた時、私は佐村河内氏のドキュメントを観た後。全聾で、体調不良にも悩まされ続けている状態で作曲活動をしている。作曲の背景も知っていた。ドキュメントで観た内容は頭の中にあって、少なからずその影響はあったことは否定できない。

 私は、音楽そのものではなく、人・人の物語をみて・聴いていなかったか。
 誰かが何か作品を生みだし、つくる。
 それを私は、その作品そのものをみて(聴いて)いるのか、それとも作品をつくった人をみているのか。
 作品や人の背景にあるもの、エピソードや物語に引っ張られていないか。

 twitterでも話題になっていることでしたが、そんなことを、朝からずっと考えていました。自分の問題として。

 ベートーヴェンは、耳が聴こえなくなっても作曲し、その代表曲が「交響曲第9番」、いわゆる「第九」。第九は大好きな作品で、12月になれば何だかんだ言って聴きたくなる。大晦日のN響の第九は欠かせない。その一方で、まだ耳が聴こえていた頃の作品、若い頃の作品も、やっぱり好きだ。今この記事を書く前に、NHKFMで「ピアノ協奏曲第1番」を放送していて聴いた。ピアノ協奏曲でも第1番を聴くのは実は初めて。3番が特に好き、次に4番も好きなのだが、1番もいいなと思った。若々しい、明るくエネルギッシュなベートーヴェン。
 ベートーヴェンが”第九”などの後期作品を生み出したのに、耳が聴こえなくなったことは関係がある、影響があるかもしれない。苦悩から歓喜へ。そのエピソードがあっても”第九”は素晴らしい作品だと思うし、エピソード無しでもやっぱり感動すると思う。苦悩しながら理想の音を探して、これだと見つけた歓喜のメロディーをオーケストラだけでなく、4パートのソリストと合唱付きで高らかに歌う。歌が入るとテンションが上がる。この”歓喜の歌”の歌詞や日本語訳を知っているかどうかでも、また違ってくると思う。知らなくてもあの熱気だけで伝わるものはあるし、歌詞やその意味を知れば「そうだったんだ」と思うことも多くなる。

 他の作曲家・作品でも、様々なエピソード・物語がある。国、時代、作曲の背景や、作曲家の人間関係、置かれていた状況など、背景を語ろうとすれば次々と出てくる。
 私の好きな作曲家で語れば、シューマンにとって妻・クララは音楽作品においても無くてはならない存在だし、シベリウスがフィンランドの作曲家と聞けば、フィンランドの自然や四季、特に厳しい冬やその冬から春の訪れ、森と湖をイメージする。交響詩「フィンランディア」もロシアから独立しようとするフィンランド独立運動が深く関係している。

 または、演奏家の場合。ハンディがあっても演奏活動を続けている演奏家や、賞をとって有名になる演奏家も少なくない。例えば、ピアニストの舘野泉さん。脳出血で倒れ半身不随になり、復帰後は左手だけで演奏する「左手のピアニスト」として有名だ。舘野さんのことを知ったのも、その復帰後、左手の演奏がメディアに取り上げられていたことがきっかけだった。ただ、CDでも、コンサートで生の演奏を聴いた時も、これは左手だけだろうが両手だろうが関係ない。ひとりのピアニスト・人間が、美しい音楽を奏でている。そう思った。その後、倒れる前のCDも結構聴いた。どちらも素敵で、好きな演奏だ。

 その一方で、ハンディがある、有名な賞をとった、ということを意識し過ぎてしまって聴こうとしない演奏家もいる。多くの人が飛びついているのを静観したいだけなのか、流行に乗っているようで気恥ずかしいだけなのか…。多分後者だと思う。

 こんな風に、作品にも、作曲家や演奏家にも、エピソード・物語がついてまわる。どこかに人・人の物語をみていることは、否定できない。音楽だけを純粋に聴く、ということは出来るのか。今回のケースのような強めのものもあるし、国や時代・時代背景のような音楽史の基礎知識のものも、背景としてエピソード・物語になる。何の知識も情報も無しに、偶然聴いて気になった…そんな状況でないと、純粋に音楽だけ聴くなんて無理だ。非常に難しい。後から作曲者を調べて、それがまた背景・エピソードになるわけだし…。

 作品や人についてまわるエピソード・物語が悪いのか…そうとも限らない。エピソード・物語がきっかけで興味を持った、聴いてみて好きになった、もっと聴きたいと聴くようになった。そんなこともよくある。そんなことの方が多い。

 今度、旅先で古くからの友人と会う予定なのだが、その時、その会う場所の近くで、クラシックのコンサートがあるのを知った。私の好きな曲ばかりで、しかも私の行動圏内ではなかなか聴く機会がない曲ばかり。せっかくだから聴きに行きたい。友人たちにも声をかけたのだが、友人の中にクラシック好きな人はおらず。コンサートに私が行くことは了承を得たのだが、このままだとひとりで行くことになりそうだ。コンサートに行く時は大体ひとり。せっかく友人と会っている間なのだから、一緒に聴きたい。と言うことで、魅力をプレゼンしてみたのだが、残念なことに反応は皆無。超有名作曲家・超有名曲や、エピソード・物語・訴えるものの強い曲ならな…とも思った。決して魅力のない曲ではないのに。超有名曲ではないけど、魅力を語ろうとすればどんどん語れる。しかし、クラシック初心者にいきなり熱弁しても引かれるだけなので、そこまでは出来なかった。

 わかりやすく強いエピソードや物語があれば、それまで興味を示さなかったようなことにも興味を持つかもしれない。人それぞれではある、どんなに語っても何の効果も無い場合もあるけれども。

 エピソードや物語は、関係あってもいいけど、無くてもいい。これが今現在の私の考えていることだ。エピソードや物語があるから、その作品やその人のつくるものは素晴らしい…という見方はおかしいなと思う。あってもいいし、無くてもいい。どちらでも聴ける、聴いていいなと思えるなら。

 ただ、その背景・エピソードや物語によってつくられる人物像から、その人の作品・言ってること・やることだから心動かされているということも、ある。これも否定できない。
 いくら好きな人でも、言っていることで時々、いやこれには納得できないと思うことはある。この作品はちょっとわからない、ピンと来ない。そう思ったら、それは大事にしたいと思う。「その人だから」という考え方にも引っ張られないように。

 音楽に限らず、文学でも芸術でも文化でも、学問・学術研究でも、これからオリンピックも始まればスポーツも、作品(研究内容・試合内容・結果)やその人の背景、エピソードや物語が語られるだろう。つい先日も、学術研究でそんなことがあったのを思い出す。その時は、ニュースそのものをちゃんと見ておらず、研究内容も詳しいことはわからず、そんな状況でも報道批判だけがどんどん流れてきて、何が何だか、参ってしまった。それがようやく落ち着いてきた頃に今度は…。
 今回は参ってはいないけれども、思うことは色々あります。ゴーストライターがいると判明した後の報道や人々の反応に思うことはあります。でも、今は私が考えたことだけ書きました。

 カテゴリは音楽のはずですが、音楽に限らないので考えたことカテゴリにしました。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2014-02-05 23:04 | 日常/考えたこと

続けて、積み重ねる

 今日の「ほぼ日」の「今日のダーリン」。とても共感したので記事にします。明日になって消えないうちに、引用しておきます。
このごろ、いままで以上に強く思うようになったのは、
「明日がある」ということです。
ま、あるに決まってるような気もしますが、あえて、
「明日がある」ということを思い出すことにしてます。
 
それまでの考えは、ぼくの考えということじゃないけど、
真剣にやるときには、これが最後だと思ってやる、
というようなものだったと思うんです。
一度一度に、全力を尽す。
その考え方、わからないではないです。
きっと、ぼくも無意識でそう思ってきたんじゃないかな。
次がない、後がない、背中に断崖絶壁がある‥‥。
だからこそ、後悔しないためにすべてを出し尽くす、と。
 
ほんとうに、そうしたほうがいい場面も、あるでしょう。
でも、たいていの場合、
その時どきの失敗は、その時どきの失敗で、
次がないわけでもないし、失敗の可能性も計算ずみです。
「それでも、次はないと思ってやります」っというのは、
ほんとうの力を出しにくいでしょうし、
1回1回のチャンスを、ある意味では
粗末にしてるとも言えるんじゃないでしょうか。
 
まぁ、こういうことを言うと、
「真剣にやってる人間に失礼です」とかね、
「明日があると思っていたら、いいかげんになります」
なんてことを言ってくる人もいるかもしれないけれど、
それは、外野の応援席みたいな人の考えでね、
実際に真剣にやってる当事者は、だいたい、
最終的な集中とリラックスと両方を求めているはずです。
 
「明日がある」ということは、
「やりなおしが利く」という意味じゃないんです。
今日、いまやっていることの結果の上に、
次や、その次の真剣さを重ねていけるってことなんです。
この一撃に、すべてを望んで最大効果を狙っても、
それじゃ1点にしかならないかもしれない。
でも、この一度の続き続きを連ならせたら、
5点にでも10点にでも100点にでもつながるわけです。
もっと若いときに、そう思ってればもっとよかった。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
いまやってる試合は、明日の試合の一部分でもあるんやで。

 私も、このチャンスは一度きり、今日は今日限り。後悔しないように、その時に全力を尽くす。そう思ってきました。せっかくのチャンスなのに、ちょっとしたことで逃がしたり、失敗してダメにしてしまったり。その度に後悔して、あれほど後悔しないように全力で、と思っていたのに…と悔しさを覚えたことは何度もあります。今もあります。あの時、行動に移せていたら。あの時、勇気を出して話していたら。後悔はしたくない。そうは思っても、人間完全には出来ないので、後悔することが出てきてしまう。それを認められずにいました。

 今日の「今日のダーリン」を読んでいて、「積み重ねる」について考えました。一度きりのチャンスに全力を出す、つまり、一発勝負。それがうまくいくとは限らない。一発勝負と考えれば考えるほど、プレッシャーもかかる、緊張してしまう。

 でも、人間は毎日積み重ねて、続けてゆくことが出来る。明日がある。ここぞという時に決める力は大事だけど、その決める力を毎日の練習や努力を続けて積み重ねていくことは出来る。毎日続けているからといって、なかなか思い通り積み重ねられないこともある。伸び悩み、マンネリすることもある。それでも、続けて、その続けている自分自身の成長を毎日こと細かく観察していれば、少しの変化にも気づくことだって出来る。また積み重なっている、伸びている自分を実感できる。

 寧ろ、何の積み重ねも無しに一発勝負で決まるものの方が少ないんじゃないかと思う。

 私は以前から毎日続けているものが、いくつかあります。ノートに書いている日記など。毎日、思ったこと、思いついたこと、悩んでいること、頭の片隅にあること、夢中でいること…色々と書いていると、ふと思いつくこともあります。

 このブログも、毎日ではないですが、今年で通算9年…?そんなに続けているとは思わなかった。何かしら、書きたいことがあるんだなぁ。書いていたら、こんなになってました。

 今日の真剣さを、明日も明後日も真剣さを積み重ねてゆく。その中でみえてくるものがあると信じたい。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2014-01-14 21:36 | 日常/考えたこと

自分の「暮らしのヒント集」つくってみた

 新しい年になり、心も新たに、一年の抱負や目標を…と毎年思うもの。しかし、意識しているのは1月あたりだけで、年末にはすっかり忘れ、また新年に目標を掲げ…まさにNHK教育「クインテット」の「ことしこそ」状態。ちょっと今年は変えてみよう。と思って、これを思い出した。
暮らすこと、生きること 「暮らしのヒント集」

 雑誌「暮しの手帖」の一コーナー「暮らしのヒント集」。「暮しの手帖」はずっと愛読していて、「暮らしのヒント集」も毎号楽しみにしています。また、増刊で各界の各年齢層の人の「暮らしのヒント集」を教えてもらう特集も。この「暮らしのヒント集」は松浦弥太郎編集長が考えているのだそうですが、増刊では様々な人たちの「暮らしのヒント集」が出てくるし、書籍を読んで自分の「暮らしのヒント集」を作ってみようかな、なんて思っていた。あれから数年…。ならば、今年の抱負・目標は自分の「暮らしのヒント集」をつくってしまおう。今の自分の状況、環境に沿った、合った、暮らしの中で大事にしたいこと、心がけたいこと、どんな暮らしをしたいのか…それを考えてみよう、書いてみようと、元日から考えてきました。

 そして、出来ました。ノートに、1ページにひとつ。
f0079085_22405131.jpg

f0079085_2241386.jpg

f0079085_2241910.jpg

 こんな感じです。勿論万年筆大活躍。下に余白をつけて、あとから気づいたことやメモ、更に発展した内容も書けるようにしておきます。ノートはページ多めのものを選んで、まだ増やせるようにしました。
 これを事あるごとに読み返して、心がけ行動しながら、自分の日々の暮らしをよりよくしていきたいです。


暮らしのヒント集

暮しの手帖編集部 / 暮しの手帖社


暮らしのヒント集2

松浦弥太郎 / 暮しの手帖社


わたしの暮らしのヒント集

暮しの手帖編集部 / 暮しの手帖社


続・わたし暮らしのヒント集

暮しの手帖社


暮しの手帖別冊 暮しのヒント集3 2014年 01月号 [雑誌]

暮しの手帖社


[PR]
by halca-kaukana057 | 2014-01-04 22:50 | 日常/考えたこと

2014年 あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます

 新しい年を穏やかに楽しく迎えることが出来ました。毎年恒例の夜中の初詣は雨でしたが、清々しい気持ちになれるものでした。
 そして、NHK教育(Eテレ)「クインテット」2009年新年特番「ニューイヤイヤコンサート」&「ぼくのカゲ」回再放送、ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートをたっぷりと楽しみました。「クインテット」とウィーンフィルニューイヤーの両方を楽しめる元日なんて夢のようです。幸せな新年です。ウィーンフィルは、「ラデツキー行進曲」のバレンボイム氏のまさかの行動に驚いたり笑ったりでした。いやはや…初めてだあんなラデツキー…w

 皆様にとって、よい一年でありますように。私にとっても、よい変化をしていける年でありますように。

 と言うわけでご挨拶状。
f0079085_22141016.jpg

 昨年撮影したバラの花。空に向かって咲く姿が美しいです。

 万年筆で書き初め。
f0079085_2215394.jpg

 ろうそくの灯のように、明るさ、光のある一年でありますように。

 「クインテット」再放送感想は明日書きます。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2014-01-01 22:18 | 日常/考えたこと

2013年ありがとうございました

 もうすぐ2013年も終わりです。今年の大晦日は紅白を観ています。いつもはEテレのN響の第九。第九もワンセグで聴いてはいたのですが、目は紅白へ。演出や映像技術が楽しいなと観ています。普段歌番組もほとんど観ないので、紅白ぐらいは観てもいいですね。

 さて、今年も色々なことがありました。自分も、大きな変化がありました。2014年は更に変化を続けることになるのですが、いい方向に行って欲しい。明日は今日の延長線上にある。年が、カレンダーが変わるだけだけど、気持ちも新たに、毎日いい方向に進み続けたいと思っています。

 今年大きかったもの…NHK教育「クインテット」の放送終了…。今年の自分の流行語大賞を選ぶとしたら、あの最終回の「10年間ありがとう」は必ず入れます。その後、10月に再放送されましたが、しばらくは「クインテット」の放送の無い日々に落胆していました。今は…放送はないけど、これまでどおりCDやDVD,これまでの録画で楽しんでいます。放送は終わったけど、10年間も観続けることになったこの番組から受け取ったものを、どこかで何かの形で誰かに返して行きたいと思っています。
 「クインテット」関連で、宮川彬良&アンサンブル・ベガの公演に行けた、あの音楽を生で堪能できたのも大きかったです!本当によかった。
 来年もジャンル問わず、たくさんの素敵な音楽と出会えますように。今のところの来年の目標として、オペラを聴きます。CDでですが…生で公演を観られればいちばんなのですが、ちょっとハードルが高いかな。まずは有名なものをCDで。これまでオペラに抵抗があったのですが、昨日今日とFMでNHK音楽祭アンコール放送、ドゥダメル指揮ミラノスカラ座の演奏を聴いて、もっと聴きたい!と思っています。

 過去記事を読み返してみましたが、色々あってまとめきれません…w
 あ、万年筆に出会えて、毎日書くのが楽しくなりました。道具よりも自分の技術を磨けと言いたいのですが、作業や練習が楽しくなる、使いやすい道具に出会うのも大事ですね。来年も万年筆を使いこなします。

 星見も、イリジウムフレアを観るようになりました。来年もたくさん星見したいです。

 それでは、皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
f0079085_22542548.jpg

 今日、ISSを観る前に撮影した、暮れゆく空です。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2013-12-31 22:57 | 日常/考えたこと

はまっているパターンから離れてみたい

 最近のブログは、規模の大きめのものもよく書いた。書き終えて(一旦。書いたらここで終わり、ではない)、読み返してみてふと思った。

 自分が、あるひとつのパターンにはまっているように思える。この「はまっている」とは、「枠にはまる」という意味でもあるし、「夢中になる」というニュアンスの「ハマる」、両方の意味を持っている。
 何かを考えている時、自分の思考パターンがあるなと思う。本を読んでも、音楽を聴いても、それらを自分の中で咀嚼する時、ひとつの傾向がある。とらわれてしまっているような気持ちになる。そこから離れたい、違う考え方も持てるようになりたい。一度、今あるパターンをぶち壊してみたくなる。
 posted at 21:31:09

 その思考パターンも、常に一定ではない、変化し続けているとは思う。ひとつのパターンのように思えて、徐々に変化しているのを自分で気が付いていないかもしれない。もっと自分を客観的に見られたらなぁ。主観のなんと強いことか。
 posted at 21:34:45

 使う言葉も、語彙も表現も幅を広げたいなぁ。新しい言葉も、古くからある言葉も、理解して使えるようになりたい。
 posted at 21:36:14


 今日のツイートより引用しました。何かの影響を強く受けている…という自覚はある。それが、自分にとって大きなものだったのだから、影響は受ける。でも、それに「はまり過ぎている」自覚もある。自覚はあるけど、いざ何かに向き合おうとすると、またそのパターンが出てくる。ここで、冷めた目で「ああー…まただ」と思っている自分もいる。

 その考えを、より深めようとしているのかもしれない。より深めたいと思うほどになっている。それはそれでいいような気がするけど、時にはそのパターンから外れてみたい。別の考え方もあるんじゃないの?考える時に使う言葉も、いつも使っているような言葉ばかり。「他に語彙はないの?表現が貧しいんじゃないの?」そう自分に問いかける自分もいる。

 今の自分は、前とは違うかと思う。変化していると思う。でも、変化の途中で、もうひとつの変化を望んでいる自分もいる。ひとつの道を歩むと決めたら、他の道を歩むことは出来ない。出来ないけれど…考えること、表現することなら、それが出来るような気もする。そんなことしたらまとまりが無くなる…いや、実験としてやってみたい。試しに別の考え方もしてみたら、思わぬ発見があった。ああ、「道草をする」ということか。

 そんな、柔軟さと、自分を客観視することと、考えも言葉も表現も磨き続けることを、怠らず、続けてゆきたいと思っています。

【過去関連記事】
"柵"の中で気付いたこと(2006.12.24)
自分を型にはめない(2010.7.27)
自分の”型”の外へ出よう(2010.10.14)
[PR]
by halca-kaukana057 | 2013-12-08 22:49 | 日常/考えたこと

冬将軍の季節です

 雪が降りました。いよいよ冬も本番です。と言うことで、先日購入したパイロット「色彩雫(いろしずく)」”冬将軍”で書いてみました。毎日使っているのですが、冬の到来となると、更に使いたくなります。
・”冬将軍”を手に入れた・過去記事:万年筆、次はインクだ
f0079085_2233423.jpg


f0079085_2244989.jpg

この空の色です。”冬将軍”の空の色。

 雪の町歩き。
f0079085_2241810.jpg

f0079085_224337.jpg

f0079085_225204.jpg
f0079085_226929.jpg

 外は既に真っ白です…。冬将軍様、ちょっと本気出し過ぎでは…w
[PR]
by halca-kaukana057 | 2013-11-11 22:10 | 日常/考えたこと

さらに秋のばら

 以前つぼみだったバラが咲きました。
f0079085_21584622.jpg


f0079085_2159081.jpg

 この花びらの開き具合が美しいと感じます。

・前の記事:まだまだ秋のばら
・さらに前の記事:秋のばら、秋の植物
[PR]
by halca-kaukana057 | 2013-10-29 22:06 | 日常/考えたこと

雨の日のばら

 一夜明けて、今日は雨。さて、昨日に引き続きバラはどうなった?

f0079085_22182149.jpg
f0079085_22182799.jpg

 下が昨日と同じバラ。雨にうたれて、花も下を向いていました。それでも雨の中、別の花も一緒に咲いている。雨粒でみずみずしく、ますます美しく見える。けなげだなぁと思います。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2013-10-25 22:22 | 日常/考えたこと

辛くても向き合う、今この時

 少し前から考えていたことを。

 以前、あることがきっかけで、過去の辛い思い出を思い出した。思い出すと辛いので、封印していたといっても過言ではない。でも、思い出してしまった。その頃のことがとめどなく頭の中に思い浮かぶ。鍵が外れて、締め切っていた扉の奥から、仕舞い込んでいたものがどっと溢れてきた。思い出すだけでも辛い。胃が痛い。頭が重い。心身をグサグサを刺されている感じだ。でも、急いで扉を閉めて鍵をかけようとしなかった。その時、今私はこの過去に向き合わねばならない…と何故か思っていた。そのきっかけというのが、過去の自分によく似ているところがあったのだ。そして私はその過去を綴り、きっかけを与えてくれた人に手紙で送ることにした。綴っている間も思い出したことを言葉にして、詳しく表現する度に手も重くなってきた。でも、今これを書かねば、この過去に向き合わねば…と駆り立てられていた。
 送って、その後返事が来た。そのお返事に、救われた、辛かったけど、綴ってよかったと思った。

 表現する側でも、表現を受け取る側でも、「向き合うのが辛い」と思うのに、それでも向き合ってしまう、向き合わねばならないと思うことがある。表現する側だと、先述した手紙もある。プロの芸術家の作品もあるだろうし、一般の仕事でも、家事でもあることだと思う。以前取り組んでうまくいかなかった仕事にもう一度取り組むとか、苦手な料理を作ることになったとか。
 受け取る側だと、聴いていると辛い気持ちになるのに聴いてしまう音楽や、本、映画やアニメ、ドラマなどの映像作品。あまり行きたくないけど行かねばならないと思う場所。思い入れのあるモノ。出来れば会いたくない人もここに入るだろうか。

 無理はしない方がいい。心身によくない影響が出て、病気になったり、不注意で事故に遭ったりしたら大変だ。仕事や日常生活にも影響が出るだろうし、周囲の人も心配するだろう。それでも、自分自身は「今向き合わねばならないんだ」と思ってしまう…。今、この時を逃がしたら、また封印したまま、目をそらし続けたままで暮らすだろう。それでも構わないかもしれない。でも、その「向き合うと辛いもの」が今や将来を暮らしてゆくのにも影響があるとすれば、遅かれ早かれ向き合う時が来るのかもしれない。それが、その時、今なのかもしれない。

 向き合って、その辛い思いを表現し、伝える。先述した手紙を送り、そのお返事に救われたと思ったように、伝えて、受け止めてくれる誰か(何か)があればいい。文章にしなくても、例えば、音楽なら自分でもアンサーソングのように作曲できるならしてみてもいいと思うし、自分の気持ちを表現するのに合いそうな楽曲を演奏するのも手だと思う。それを聴いてくれる人がもしいなくても、その楽曲は受け止めてくれる。
 自分で表現しなくても、代弁してくれそうな本を読むとか、映画やアニメを観るのもいいと思う。何故か涙が出てくる。涙が止まらない。しばらく泣いて、すっきりしたら、受け止めてくれたのだろう。そんな作品は探していて出てくるものもあると思うし、偶然の出会いもあるだろう。これも、その時、なのだと思う。

 辛くても、向き合わねばならないと思うこと、その時。乗り越えた先にあるのは”成長”だろうか。”開き直り”だろうか。”少し前を向いた自分”だろうか。それも、その時、その人しだい。きっと。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2013-10-24 22:58 | 日常/考えたこと


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

お知らせ・別サイト

管理人HN:(はるか)
 熱しやすく冷めにくい、何が好きになるかわからない好奇心のかたまり。このブログでは好きなものを、好き放題に語ってます。

プロフィール
*2014.9.5:更新
はてなプロフィール:遼(halca-kaukana)



web拍手を送る



はてなブックマーク
Mielenkiintoinen!

気になること、関心のある記事や参考にしたサイトなどのブックマーク集。コメント多め。

◆ピアノ録音置きブログ:Satellite HALCA

☆「はやぶさ2」、小惑星リュウグウ目指して順調に飛行中!☆
管理人・遼も小惑星探査機「はやぶさ2」を応援しています。



あかつき特設サイト
JAXA:金星探査機「あかつき」特設サイト

☆祝!「あかつき」は金星の衛星になりました☆
金星軌道上で観測中!

最新の記事

映画「ドリーム(Hidde..
at 2017-12-10 22:30
[フィンランド独立100年記..
at 2017-12-08 22:14
物語 フィンランドの歴史 ..
at 2017-12-06 23:17
Suomi Finland ..
at 2017-12-06 22:26
マッティ、旅に出る。 やっぱ..
at 2017-12-05 22:01
[フィンランド独立100年記..
at 2017-12-04 22:40
[フィンランド独立100年記..
at 2017-12-03 14:59
冬のグリーティング切手&特印..
at 2017-12-01 22:19
Im ~イム~ 8
at 2017-11-28 22:39
ヴィンランド・サガ 19
at 2017-11-22 22:56

カテゴリ

はじめにお読みください
プロフィール
本・読書
宇宙・天文
音楽
奏でること・うたうこと
Eテレ・NHK教育テレビ
フィンランド・Suomi/北欧
イラスト・落描き
日常/考えたこと
興味を持ったものいろいろ
旅・お出かけ
information

タグ

以前の記事

2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 01月
more...

検索