カテゴリ:宇宙・天文( 539 )

天体シリーズ切手第1集 手押し&押印機 特印

 これまで、星座の切手は2シリーズ発行されていました。第2シリーズ「星の物語」の次は、「天体シリーズ」です!

日本郵便:特殊切手「天体シリーズ 第1集」の発行
 全4集の予定とのことです。
 今度のシリーズも、ホログラムできらきらしています。今回は隠し文字はない模様?どう見ても確認できませんでした。
 今回は天体ということで、太陽、惑星から彗星、星雲と幅が広いです。冬の発行にあわせたのででしょうか。オリオン座にある星雲や星形成領域が多い。

 ということで、特印。まず手押し印。
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 切手シートのロゴの土星と太陽。ハト印が太陽で焼かれているようにも見えます…。切手はヘール・ボップ彗星を選びました。ヘール・ボップ彗星、懐かしいです。またこのクラスの彗星が北半球から見られないものか。南半球ではあるんですがねぇ。

 押印機も郵頼しました。
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 オリオン座にある馬頭星雲が図案です。押印機ならではのグラデーションです。切手はオリオン座イオタ(ι)星付近を選びました。オリオン座イオタ星は、オリオンのベルトの下に縦に3つに並んでいる小三ツ星の一番下の3等星です。この付近にはオリオン座大星雲(M42)がありますが、それとは別に、イオタ星の付近に「イオタ星星団」もあります。
アストロアーツ:オリオン座大星雲の手前にもう1つの大星団

 切手も楽しみですし、特印の図案に何が来るのかも楽しみです。第2集を待ちます。今度は何の天体だろう?


【これまでの星座切手 特印】
<第1シリーズ>
・第1集・夏の星座:切手で星座を楽しもう
・第2集・秋の星座:切手で星座を楽しもう 第2シーズン
・第3集・春の星座:切手で星座を楽しもう 第3シーズン
・第4集・冬の星座:切手で星座を楽しもう 第4シーズン +実際の星空も

<第2シリーズ 「星の物語」>
星座切手新シリーズ「星の物語」第1集&特印 その1
星座切手新シリーズ「星の物語」第1集&特印 その2・機械印編
星座と名月を切手で 「星の物語」第2集&特印
冬の星座と明星、進化する切手 「星の物語」第3集&特印
星型切手 「星の物語」第3集 続編:押印機特印
惑星と秋の星座 「星の物語」切手第4集&特印
「星の物語」切手第4集 押印機特印
「星の物語」切手 第5集 押印機特印


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by halca-kaukana057 | 2018-02-10 22:22 | 宇宙・天文

【2018.1.31】 吹雪の晴れ間に皆既月食

 昨晩の皆既月食です。
・準備編:【2018.1.31】 皆既月食を見よう! 準備編

 昼間は晴れていて、このまま夜になっても晴れた空が続けばいいなと思っていました。しかし、夕方から曇り始め、日没後には雪が降り始めた。しかもかなり強い。多い。これは無理か…?予報を見ても皆既食の間はずっと雪。今の季節は雪の日が多いし、今年は特に強い寒波が続いているし…。少しでも晴れたらいいなぁ…と思いつつ、月食が始まる時間を待ちました。

 20時48分過ぎ。部分食が始まります。窓から外を見ると…晴れている。雲は流れているものの、雪は降ってなく、月がよく見えている。
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 月がどんどん欠けていきます。欠けていく、という表現は合っていないかもしれません。この黒い部分は地球の影。月が地球の影にどんどん覆われていっている、地球の影の部分に入っていっている。影の部分は黒。赤銅色ではありません。

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 まもなく皆既。
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 もう少し。影の部分は赤黒くなってきました。

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 21時51分過ぎ。皆既月食です。画像だと赤が強めですが、実際、肉眼で見た時はもっと暗かった。月の位置はかなり高く、これがいつもの満月なら、夜空を照らしていました。が、赤銅色の皆既食の月は静かに暗い。星もよく見えました。南の空にはおおいぬ座。シリウスが明るく輝いていました。

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 食の最大に近い頃に撮影。やはり赤が強めに写ってしまいます。実際はもっと暗かったです。

 食の最大を過ぎると、雪雲が流れてきて吹雪に。月は薄雲越しに見えます。吹雪と赤黒い月。不思議な光景でした。そして寒い。暖かい部屋に引き揚げました。その後、皆既食の終わりまで晴れることはなく吹雪。23時8分、皆既食の終わり。やっぱり吹雪。寝ることにしました。

 カメラはコンデジを使いました。スマートフォンのカメラでも撮影してみたのですが、やはり手ブレがひどい。スマートフォン用の三脚も販売されていますが、私は普通のコンデジ用の三脚しか持っていないので、コンデジだけです。
 今回は時間はたっぷりあったものの、寒くて一旦部屋に戻り、あたたまったらまた出て行って…なので余裕があったとは言えません。真冬の観測はきついです。でも晴れてよかったです。吹雪の中の皆既食の月も見られましたし。

国立天文台:皆既月食を観察しよう 2018 キャンペーン
 「天気が悪くて観察できなかった」という選択肢もあります。残念ながらお天気が悪くて観察できなかった方も報告を!

sorae.jp:昨日の皆既月食は見えた? 世界中からの観測報告まとめ
国立天文台:皆既月食――2018年1月31日
 次の日本から見られる皆既月食は、7月28日の夜明け前。ただし、東北以西。北海道東北では、部分食の間に月が沈んでしまいます。皆既食が見える地域でも、皆既食の間に月は沈んでしまいます。難易度は高いです。
 日本全国で全行程を観察できる次の皆既月食は、2022年11月8日。ちょっと先ですね…。その間に部分月食は何度かあります。
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by halca-kaukana057 | 2018-02-01 22:30 | 宇宙・天文

【2018.1.31】 皆既月食を見よう! 準備編

 記事を書こう書こうと思っていたら前日になってしまいました。

 明日は皆既月食です。
国立天文台:皆既月食(2018年1月31日)
国立天文台:皆既月食を観察しよう 2018 キャンペーン
 ↑今回も国立天文台で観察キャンペーンをやります。見たら、是非観察結果を報告してくださいね。

アストロアーツ:【特集】2018年1月31日 皆既月食

JAXA 宇宙教育センター:みんなで皆既月食を観察しよう 2018
 ↑観察のためのワークシートや、観察方法の説明プリントをダウンロードできます。

三菱電機 from ME:DSPACE:ブルームーンがレッドムーンに 1月31日の皆既月食を眺めよう


 今回の皆既月食は、20時48分に部分食が始まります
 21時51分に、皆既食が始まります。食の最大は22時29分。皆既食の終わりは23時8分
 部分食は、日付が変わって0時11分に終わります
今回も、全国で食の最初から最後までを観測することが出来ます。前回(2015年4月4日)の皆既月食は、皆既の時間がたった12分。でも、今回は1時間以上あります。ゆっくり、じっくり観察できます。

 冬は他の季節に比べると、月の位置(仰角)が高いです。皆既中の月は、天頂近くにあります。寒いので家の窓から、と考えている方もいるかと思いますが(私ですw)、位置が高いと窓から見るのはちょっと厳しいかもしれません。夜遅い時間ですし、何より寒いので、外に出て観察する際は、防寒と安全の確保をしっかりとしてください。雪の積もっている地域では、足元の安全もしっかりとしてください。降った雪が氷になってまだ融けていないところでは要注意です。
滑りにくい靴で、足元に十分注意してください。

 皆既月食の観察でどこを見るか…「赤銅(しゃくどう)色」の月。赤黒い満月になります。ただ、その時によって、赤さ、暗さが異なります。そこで、どんな「赤銅色」だったかを観察してください。赤さは?黒さ、暗さは?時間によって変化はあった?上記国立天文台の報告キャンペーンで報告や、JAXA宇宙教育センターのワークシートを活用してください。
 また、普段満月はとても明るくて、周りの星は一等星ぐらいしか見えない。でも、皆既月食の月は暗く、暗い星も観ることが出来ます。今日、満月前日の星空と、部分食中の星空、皆既月食中の星空を比べてみると面白いですよ。

 観察には、特に道具は必要ありません。望遠鏡や双眼鏡は、あれば便利です。なくても、肉眼で十分観察できます。カメラで画像も撮影できます。手ブレしないように、三脚を使うときれいに撮れます。スマートフォンのカメラでも十分です。夜景モードにするといいかと思います。


 さて、皆既月食の毎度お馴染みの疑問。何故「赤銅色」になるのか。月食は、太陽-地球-月と並ぶのに、何故月は真っ暗にならないのか。
 満月になった時、太陽の光でできた地球の影が月に映り、月が暗くなることで月食は起きます。普段の満月の場合、太陽-地球-月は、一直線に並んではいますが、完全な一直線ではなく軌道が上下にぶれていて、そのぶれた間を通った太陽の光に月が照らされて満月になります。
 ところが、地球と月の軌道がぶれず、完全な一直線になると太陽光は地球で遮られ、影が月に落ち暗くなり、月食になります。月食が起きる場合でも、月が地球の影の中にすっぽりと入れば「皆既月食」になりますが、多少の軌道のブレがあり月の一部分しか影の中に入らなければ「部分月食」となります。

 月食の時、地球が作る影には2種類あります。太陽光の一部だけが遮られた「半影」と、太陽光の大部分が遮られた「本影」の2種類です。半影は薄暗いので、肉眼ではよくわからないかも。
 本影は暗いので、月の光を遮って真っ暗になる…はずなのですが、そうはならない。主に、赤銅色に見えます。

 太陽の光が地球を通り影を作ってそれが月におちますが、地球には大気があります。その大気を太陽の光が通る時、光は大気で屈折し、本影の中へ進みます。また、光は虹やスペクトルで分解すると波長の長い青から、波長の短い赤にまで分かれます。大気の中には細かなチリが沢山ありますが、そのチリで波長の長い青い光は散乱し大気を通過できません。一方、波長の短い赤い光はチリの影響を受けにくく、大気を通過し、本影の中に届きます。そのため、その赤い光のせいで月食中の月の欠けた部分は赤銅色に見えるのです。

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◇画像は、国立天文台:月食とはのページより。

 問題は明日のお天気。寒波の影響でお天気が芳しくないところが多そうです。でも、皆既の時間は今回は1時間以上あるので、雲間から見えるかも。雪の降り具合、風の強さ、雲の動きの様子を見ながら、空を見上げてみてください。

 何よりも、防寒対策はしっかりと、あたたかい服装で。そして、安全には十分注意してください。
 よい皆既月食になりますように!!
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by halca-kaukana057 | 2018-01-30 22:48 | 宇宙・天文

「しきさい」(GCOM-C)、「つばめ」(SLATS) 打ち上げ!軌道へ

 昨日、打ち上げられたH2Aロケット37号機。もう37号機なんですね。そんなに打ち上げられ、実績が積まれているのか…。搭載された気候変動観測衛星「しきさい(GCOM-C)」と、超低高度衛星技術試験機「つばめ(SLATS)」も、無事に軌道に投入、太陽電池の展開と電力、地上との通信、姿勢制御、全て順調だそうです。よかった。おめでとうございます!!
JAXA:気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)及び超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)のクリティカル運用期間の終了について

 昨日の打ち上げはネット中継で観ていました。再びスクリーンショットを。
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 種子島は快晴。打ち上げを待ちます。そしてイグニッション、リフトオフ!
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 青い空に上昇していくロケット。SRB-A分離もきれいに見えました。いつものCGでロケットの現在地を追尾できるのですが、いつもの打ち上げよりも角度が大きいように見えました。今回、「しきさい」を分離した後、第2段ロケットは「つばめ」を載せたまま慣性飛行。高度を下げます。そしてエンジン再点火し、また慣性飛行。さらにエンジン再々点火。ようやく「つばめ」を分離します。エンジンの再点火は「はやぶさ2」でもやりました。今回はさらに、最初に衛星を分離した軌道よりも低い軌道にもうひとつ投入しなければならない。難易度高いです。
詳しくはこちらをどうぞ。
マイナビニュース:2機の衛星を異なる軌道へ投入せよ! - H-IIAロケットが挑む、未来への挑戦 第1回 H-IIAロケットの「高度化」とは?
マイナビニュース:2機の衛星を異なる軌道へ投入せよ! - H-IIAロケットが挑む、未来への挑戦 第2回 2機の衛星を異なる軌道へ投入する「衛星相乗り機会拡大開発」のすべて

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打ち上げから2時間近く。「つばめ」も無事分離されました!管制室にはいつも通り「平常心」の言葉が。管制室のスタッフさんが握手しています。

三菱電機 from ME:DSPACE コラム:読む宇宙旅行:宇宙すれすれを「低く」飛べ!「つばめ」の挑戦
 「つばめ」は、低軌道でも人工衛星を運用できるのか実験する衛星。詳しくはこちらを。

「しきさい」(GCOM-C)、「つばめ」(SLATS) 名付け親になりました
 「しきさい」と「つばめ」は名付け親になった衛星。がんばって活躍して欲しいです。ご安全に!
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by halca-kaukana057 | 2017-12-24 22:43 | 宇宙・天文

金井さんのISS長期滞在スタート

 17日打ち上げられたソユーズ宇宙船(53S/MS-07)。金井宣茂宇宙飛行士が搭乗、国際宇宙ステーション(ISS)に向かいました。
JAXA:国際宇宙ステーション第54/55次長期滞在クルー 金井宣茂宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船(53S/MS-07)の打上げについて
 打ち上げの生中継を観ていました。画像はNASATV、JAXAの生中継のスクリーンショットです。
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バイコヌール宇宙基地で打ち上げを待つソユーズ。現地は快晴。ソユーズに乗り込む際、ソコル宇宙服の上に白い服を着ていたのであれ?と思ったのですが、コートみたいなものですかね。
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 打ち上げ前の船内。手前でソユーズ名物つっつき棒を持っているのが、ロシアのアントン・シュカプレロフ飛行士。奥に座っているのは、NASAのスコット・ティングル飛行士。金井さんはシュカプレノフ飛行士の右手側に座っていて、このアングルでは見えません。

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 日本時間16時21分、打ち上げ!

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打ち上げ後、コマンダー席の右手側も映りました。金井さん!上昇中の加重力の中、Vサイン。手も振っていました。余裕そうです。よかった。
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つっつき棒大活躍。ここで気になるのが、ソユーズ恒例の重力センサーぬいぐるみ。足のようなものが画像上に写っています。4本?足の特徴から、これは、プードル?
ガジェット通信:JAXA宇宙飛行士・金井さんはかなりのオタク?Twitterの「アニメ名言」に注目
 記事前半は金井さんのツイッターでの発言について。ガンダムからムーミンまで、守備範囲広いです、金井さん。記事の最後のほうにこのぬいぐるみのこのことが書いてあります。シュカプレノフ飛行士のお嬢さんお手製の、愛犬のプードルのぬいぐるみだそうです。プードルだった。長期滞在の間、ワンちゃんには会えないですが、このぬいぐるみを見れば思い出せますね。素敵です。


 今日19日、ISSに到着です。
金井宣茂宇宙飛行士の国際宇宙ステーション長期滞在開始について
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ISSのドッキングポートに近づくソユーズ。地球がきれいです。

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ドッキング成功しました。

19時半過ぎに、ISS入室ということで、生中継を観ていたのですがなかなか出てこない。ハッチが開かない。ようやくハッチが開いて、入室です。
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 既に滞在中のロシアのアレクサンダー・ミシュルキン飛行士が、まずシュカプレノフ飛行士をハグしてお出迎え。その後、ティングル飛行士。その後に金井さんなのですが…一旦地上の様子を映している間に入室してしまい、ISSにカメラが切り替わった時には、もうハグも終わってた…。スクショできなかった…。
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入室後の記者会見。金井さん、手を振ってお元気そうです。よかった。これから、お身体に気をつけて、ご安全に!

 金井さんのミッションのメインとなるのは、お医者さんの経歴を生かした、医学実験。微小重力化での老化のような現象を食い止めるにはどうしたらいいのか。どのようなメカニズムでそうなるのか。何が効果があるのか。魚やマウスを使って実験します。ISSからのツイッターやブログの更新も楽しみです。ツイッターはやめましたが、JAXAの各公式アカウントは見ています。金井さんが滞在中のISSもどんどん目視したいです。冬の間は厳しそうですが、長期滞在は6月まで。チャンスはまだまだあります。
 金井さん、応援しています!

 おまけ。打ち上げの際、筑波の「きぼう」管制室が映ったのですが、その画像を。
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クリスマスシーズンと言うことで、サンタ帽が置かれています。ツリーじゃなくてサンタ帽なのか。ISSではクリスマスや新年はどう過ごすのかな。そちらも楽しみです。

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by halca-kaukana057 | 2017-12-19 22:10 | 宇宙・天文

映画「ドリーム(Hidden Figures)」

 久しぶりに映画を観てきました。宇宙開発ものと聞けば観たくなります。邦題で話題になりましたね…。公開後、私の近隣の地域の映画館では上映がないようだ…とがっかりしていたのですが、今になって上映されました。嬉しいです。

20世紀フォックス:映画「ドリーム」オフィシャルサイト
リンク先に飛ぶと予告編が再生されるので注意。

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 フライヤーとパンフレット。

 1961年。アメリカ、ヴァージニア州のNASAラングレー研究所。「西計算グループ」に所属する計算手の黒人女性たちは、日々計算を仕事としていた。ドロシーはリーダー格だが、1年も管理職が不在な「西計算グループ」を心配し、管理職を希望していたが、上司のミッチェルに管理職を置くことも、ドロシーが管理職になることも却下されてしまう。メアリーは宇宙船のカプセルの試験をする技術部に転属。エンジニアになりたいが、黒人で女性の自分には無理だと思っているところへ、上司からなりたいんだろうと言われ、望みを叶えたいと思い始める。「西計算グループ」で一番の数学の頭脳をもつキャサリンは、マーキュリー計画の宇宙船の軌道計算をする「宇宙特別研究本部」に黒人女性で初めて配属される。白人ばかりの職場はキャサリンに冷たい。「宇宙特別研究本部」のある建物は「西計算グループ」のある建物からはかなり離れており、有色人種用のトイレがない。厳しい環境ではあるが、ドロシー、メアリー、キャサリンをはじめとする黒人女性計算手たちはそれぞれの仕事でマーキュリー計画に貢献しようと奮闘する。ソ連はガガーリンを宇宙に送り、NASAは先を越されてしまうが、マーキュリー計画は進んでいく。キャサリンはその数学の腕で、計画を支えるようになる…。


 邦題は「ドリーム」なんてタイトルになってしまっていますが、原題は「Hidden Figures」隠された姿。マーキュリー計画で、NASAに黒人女性が差別下にありながら仕事をしていたというの話は私も初めて知りました。ドロシー、メアリー、キャサリンも実在した人物。1960年代はまだ黒人、女性への差別が根強く残っていた。NASAは宇宙開発の最先端の組織なので、実力さえあれば人種は関係ないと思っていた…アメリカという国にある人種差別を甘く見ていました。有色人種への差別は未だにあるのだから。

 物語の中には、様々な「隠されたもの」が出てきます。ドロシー、メアリー、キャサリンをはじめとする黒人女性計算手の存在もですが、キャサリンが「宇宙特別研究本部」の白人男性ポールから手渡されるものも「隠されたもの」。3人が抱く様々な想いも、表には出てこず「隠されたもの」。彼女らを取り巻く様々なものが「隠されて」いる。「隠れていて」白人たちはそれを知らない、というものもあります。例えばトイレ。でも、「数字(figures)」は正直。隠れない、隠されない。彼女たちは数学、数式を駆使し、数字で自分たちの存在を示そうとする。数学の知識、腕前に自信を持っている、心から信頼していて、「できます」とはっきりと自己主張する。ここはアメリカだなぁと思いました。

 彼女たちは厳しい環境に置かれながらも、向上心を持ち続けている。エンジニアの夢に向かって歩き始めたメアリー。コンピューター、IBMを導入し、計算手は必要なくなるのでは…と心配するが、コンピューターでのデータ処理をするのは人間じゃないとできない。プログラミングを学び始めるドロシーたち。軌道の数値が日々変化し、計算が追いつかない…そのために必要なことは何か。それを叶えていくキャサリン。彼女たちを応援しながら観ていました。黒板に数式を書いて計算しているキャサリンはとても素敵です。

 自分たちは黒人で、差別されるのが当たり前。差別される存在なのだと自覚しているキャサリンたち。勿論差別を受けるのですが、仕事が出来れば人種など関係ないと思っている人もいる。「宇宙特別研究本部」のハリソン本部長。技術部のメアリーの上司。「マーキュリー・セブン」宇宙飛行士のジョン・グレン。ハリソン本部長は尊敬できるし、グレンはかっこよすぎ。差別していた他の白人職員たちが悪いというわけではない。映画を観ている間は少々ムカつきはしたけど。それが当然だったのだから。メアリーの「前例」の話のように、前例がなかったから。この頃は、「前例」を作っていく時代だったのだ。

 3人はNASAで仕事をしているが、同時に母親、妻でもある。ただの数学のエキスパート、計算手という面だけでなく、職場を離れればひとりの女性という面も描かれていてよかったと思う。黒人差別や、NASAでの仕事だけの映画ではない。彼女たちの生活も、「隠されたもの」だろうか。歴史の表には出てこない物語。
 仕事と家庭の両立という面では、現代の日本にも通じるものがあると思った。雇用形態、お給料、職場環境など。日本には人種差別はないけれど、違う差別がある…。
 アメリカから見たソ連のロケットについての考え方も、今の日本に通じるものがあると思いました。あまり思いたくはないけれど…。

 1960年代アメリカのファッションがとてもオシャレで素敵だなと観ていました。特にメアリー。かっこいい。キャサリンもドロシーも似合うファッションをしている。音楽もアメリカという感じの歌がいくつも使われていて、雰囲気が出ていました。「宇宙特別研究本部」のオフィスの美しいこと。大きな黒板があり、2階のフロアはハリソン本部長の部屋。ガラス張りになっていてかっこいい。

 私はこの映画を、どんな環境でも向上心をもって奮闘する人たちの物語として観ました。日程的にもう一度映画館に行けそうにないので、DVDが出たらまた観たい。その時はもっと細かいところまで観られると思う。

 原作小説も出ています。買いました。DVDが出るまで読みます。

ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち


マーゴット・リー シェタリー:著、山北めぐみ:訳 / ハーパーコリンズ・ ジャパン、ハーパーBOOKS/ 2017



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by halca-kaukana057 | 2017-12-10 22:30 | 宇宙・天文

「しきさい」(GCOM-C)、「つばめ」(SLATS) 名付け親になりました

 以前のこの記事
まだ間に合う!?「GCOM-C」「SLATS」愛称募集中
 JAXAが気候変動観測衛星「GCOM-C」と、超低高度衛星技術試験機「SLATS」の愛称を募集していて、ギリギリになってから応募した、という話。

 愛称が決まりました。
JAXA:気候変動観測衛星(GCOM-C)と超低高度衛星技術試験機(SLATS)の愛称決定について

 「GCOM-C」が、「しきさい」
 「SLATS」が、「つばめ」 に決まりました。どちらもきれいないい名前ですね。

 応募した愛称が当たりました!しかし、本当に名付け親、しかも2基同時に?信じられないので、認定証が届くのを待っていました。とうとう証拠の品が届きました。
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 緑色が「しきさい」、青が「つばめ」の認定証です。これまでの、「みちびき」「いぶき」「しずく」の認定証よりも一回り小さいです。
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 「しきさい」(GCOM-C)の認定証。
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 「つばめ」(SLATS)の認定証。
 今回も素敵な認定証です。両プロマネのサインが、一瞬直筆に見えました。手書きのを印刷しています。

 記念品もあります。
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 刺繍のキーホルダーです。こちらも、緑が「しきさい」、青が「つばめ」。両方、表と裏のデザインが違うところがいいです。「つばめ」の裏はH2Aロケットです。かっこいい。素敵。大事にします。

 「しきさい」と「つばめ」は2基一緒にH2Aロケットで打ち上げられます。今年度中の予定ですが、打ち上げ日は未定です。決まるのが楽しみです。

JAXA:第一宇宙技術部門 サテライトナビゲーター:人工衛星プロジェクト:しきさい(GCOM-C)
JAXA:第一宇宙技術部門 サテライトナビゲーター:人工衛星プロジェクト:つばめ(SLATS)
 ミッション内容はこちらも参考にしてくださいね。

  2基同時に決めるという点、どちらもミッション内容からイメージできる言葉が浮かばない点で諦めていたのですが、ダメもとで諦めずに送ってよかったです。あと、「こうのとり」の時に学んだ、どんなボツ案でも送る。これも大事です。

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by halca-kaukana057 | 2017-09-30 23:07 | 宇宙・天文

土星堪能星見 + 今日は伝統的七夕

 先週末、天気がよかったので久しぶりに望遠鏡を持って星見してきました。春に、星仲間さんたちと観望会をしたのですが、その時も久しぶりに望遠鏡を出したので、望遠鏡操作にもたつくところも少なくなく…お客さんに申し訳なく思い、夏の間に自主練をしようと思っていました。それに、今は土星が見ごろ。土星を観たくて、望遠鏡を出して見晴らしのいいところへ。

 望遠鏡の組立て、ファインダーの調整(これをおろそかにすると、見たい天体を導入するのが遅くなる=操作にもたつく)もすんなりできました。この日は風が強め。雲も時折流れてきます。最初、月を見ようとしたのですが、雲の中に…。

アストロアーツ:【特集】土星を見よう(2017年)
 今年の土星は、傾きにより、環が広く太めに見えます。これを見ておきたかった。私の望遠鏡ではそんなに大きくは見えない、寧ろ小さいですが、環もしっかりと見えました。ずっと見ていました。
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アイピースにカメラをくっつけて、辛うじて撮れた土星。環の感じ、伝わりますかね?

 ずっと土星を愛でていたら、月は沈んでしまった…。他に見たい天体…夏なら、はくちょう座の二重星・アルビレオ。しかし、この時天頂近くにあり、望遠鏡の角度の限界、導入できません。残念、見られませんでした。秋になってもしばらくは見られるので、また今度…。

 アルビレオの話題が出たところで、今日は伝統的七夕です。
アストロアーツ:【特集】七夕/伝統的七夕(2017年)
 7月7日の七夕は梅雨で曇りやすい上に、月の満ち欠けがその年によって異なり、満月近くで星見には適さないことがある…ので、旧暦7月7日を「伝統的七夕」と呼んで、よりこと座・わし座や天の川を観察しやすいようにキャンペーンしています。旧暦7月7日は月は上弦のあたりで、月明かりの影響も受けずに済みます。
 今年の7月7日は満月でした。天気は晴れ。星が見えていました。今年は梅雨明け後も曇り雨のところが多かったですね。週末は晴れたものの、今日は曇りです。伝統的七夕前倒しということで…。

 その7月7日に、面白いツイートを読みました。フィンランド大使館さんのツイートです。
フィンランド語で「りんぬんらた」ってなーんだ?りんとぅ=鳥で、らた=道。つまり、鳥の道。これは天の川を意味するよ。古代フィンランドでは、南に暖かな「鳥の住処」があって、そこに鳥が道を通って毎年移動すると信じられてたんだ。ちなみに#七夕 の習慣はないよ #フィンたんのふぃん単
駐日フィンランド大使館‏ @FinEmbTokyo:2017年7月7日 15:17
 へぇ、初めて聞いた。調べてみました。「Linnunrata」=天の川、つまり、天の川銀河、銀河系のこと。フィンランド語では、神話の上だけではなく、天文学の銀河系のことも「Linnunrata」と呼んでいるそうです。古代からの神話、言い伝えで今でも「鳥の道」と呼ぶなんていいな、素敵だなと思いました。フィンランドの神話といえば民族叙事詩「カレワラ」ですが、「カレワラ」には「Linnunrata」の記述はありません。イルマタル(大気の精、シベリウスの「ルオンノタール」)の宇宙創造はありますが、古代フィンランドの宇宙観、世界観については書かれていません。現在の「カレワラ」を編纂したリョンロットも書ききれなかったフィンランドの歴史と神話があるんだなと思いました。
参考にしたのはこちら:ウィキペディア:フィンランドの神話
◇フィンランド語での「Linnunrata」のウィキペディア:Linnunrata

 今日、晴れている地域の皆さんは織姫星と彦星、夏の大三角を探して見てくださいね。


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by halca-kaukana057 | 2017-08-28 21:58 | 宇宙・天文

惨敗。 ペルセウス座流星群2017

 今年も、ペルセウス座流星群の季節がやって来ました。
アストロアーツ:【特集】ペルセウス座流星群 2017
国立天文台:夏の夜、流れ星を数えよう 2017 ~ペルセウス座流星群を眺めて、みんなで報告しよう
 毎年恒例のキャンペーンサイトです。

 今年は月明かりで条件はあまりよくありません。建物などで月を視界から隠して、月明かりを目に入れないようにするのがコツです。観測の始め、15分ぐらいは夜空を眺めて、目を暗さに慣らすのもコツです。
 しかし、それ以前に、大きな問題が…お天気がよくありませんでした。曇り、雨で星ひとつ見えない。惨敗です。
 さらに、数日前から腰痛が…。観測中はどうしても無理な姿勢をとりがちなので、痛みに耐えて観測…厳しいです。

 と言うことで、今年は無理しないことにしました。冬のふたご座流星群の時にかけます…。

 お天気が悪くても、ひとつも見えなくても、キャンペーンサイトで報告することができます。是非報告を。

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by halca-kaukana057 | 2017-08-14 21:43 | 宇宙・天文

イリジウムフレアを見たくて

 現在、国際宇宙ステーション(ISS)可視パスはなし。でも、イリジウムフレアは毎日のようにあります。そういえば、イリジウムフレアはずっと見ていなかった。ご無沙汰です。

 先日から、イリジウムフレアを見よう、撮ろうと狙っていました。日によって明るさに差がある。これはとても明るい時のこと…
f0079085_2251526.jpg

 肉眼ではしっかり見たのですが、撮影は失敗…。シャッターを押す前に、慌てて、10秒間のタイマーを設定してしまった…。その10秒のうちにフレア、減光しているところを撮れました…。とても明るかったのに!しかも木星の近く、いいアングルだったのに!残念な失敗でした。

 それから、毎日のようにイリジウムフレアを見よう、撮ろうとするのですが、曇ってる、予報より暗くてうまく撮れなかった…そんな毎日が続きました。ようやく今日、一応の成功画像を撮ることができました。
f0079085_22105866.jpg

 フレアはあまり明るくありません。でも、ふっとイリジウム衛星の光の点が現れて、増光、すーっと消えていく数秒間は、何度見てもワクワクします。画像もそんなにインパクトはありませんが、イリジウムフレアの雰囲気は撮れたかな?
 明るい星は木星です。木星のそばの明るい星は、おとめ座γ星・ポリマ(Porrima)。イリジウムフレアの軌跡の斜め右上の明るめの星はしし座のデネボラ。
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by halca-kaukana057 | 2017-06-20 22:21 | 宇宙・天文


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