カテゴリ:フィンランド・Suomi/北欧( 90 )

フィンランドデザインと氷の関係

 以前「北欧に学ぶ、冬を"楽しむ"方法」の記事で、北欧デザインと冬の暮らし方について書いた。高緯度の厳しい冬と共に生き、楽しもうとする姿勢が見える北欧のデザインと、そのデザインプロダクトを使ったライフスタイル。そんな考え方が伺えるデザインプロダクトをまた見つけました。

f0079085_22183349.jpg

 これが何かと言いますと、フィンランドデザインの巨匠・アルヴァ・アアルトがデザインした花瓶アアルトベースと同じ形の製氷皿。そう、アアルトベースと同じ形の氷が出来るんです。なんということだ。
iittala(イッタラ):Aalto アイスキューブモールド
f0079085_22365552.jpg

iittalaのロゴ入りです。この青い色がいい。

 2006年、アアルトベース70周年を記念して作られたのだそうです。アアルトベースの形を氷にまでしてしまうなんて、氷に親しむフィンランド人ならではの発想?以前の記事でも取り上げたタピオ・ヴィルカラのgaissaも氷をモチーフとしていた。深読み&勝手な妄想のし過ぎ?

 何はともあれ、氷を作ってみよう。
f0079085_22373643.jpg

 アアルトベースの形がいっぱい。増殖器と呼ぶべきか。
f0079085_22375818.jpg


氷だけ拡大。
f0079085_22382912.jpg


アルヴァ・アアルトの妻であるアイノ・アアルトのグラスに入れてみた。
f0079085_2239474.jpg

f0079085_2240992.jpg

夫婦コラボ?

 今度はgaissaに入れてみる。
f0079085_22411631.jpg

f0079085_2242063.jpg

入れたのはお酒ではありません。某ぶどう味の炭酸飲料です。

 これまで飲み物に入れる氷に関しては、あまり考えたことが無かった。しかし、デザインプロダクトは飾っておくだけでは意味が無い。使ってこそのデザインプロダクト。イッタラのグラスは、飲み物を入れた時のガラスの透明度がさらに映えると感じるのだが、氷を入れるとまた変わる。違う表情を見せる。グラスは勿論、中の飲み物も氷も全てデザイン・表現の一部。使った時に初めて、ひとつのデザイン・表現として完成されるのかもしれない。だとすると、氷だってデザインしたい。そんなことを、この氷を見て感じました。

 氷だけでなく、ゼリーやシャーベットを作っても楽しそう。ゼリーの場合、この製氷皿がゴム製で曲がりやすいので、ゼリー液をこぼさないように注意が必要。固めのほうがよさそう。あと、羊羹を作ってしまった人もいるらしい。アアルトベース型の羊羹…。和洋折衷ならぬ、和芬折衷?

 フィンランド・北欧デザインにはこんな面白いものもあったのか。まだまだ奥が深い。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2008-08-21 23:04 | フィンランド・Suomi/北欧

東山魁夷の青い北欧

 今日のNHK教育「新日曜美術館」の特集は東山魁夷。今年生誕100年だったんですね。
新日曜美術館:東山魁夷 風景は青く響く(2008年5月4日放送)

 以前「スオミの風景を追い求めて」(2007.12.6)の記事で書いたとおり、私は魁夷の作品が好きだ。フィンランドをはじめとする北欧各国を描いた作品の、透き通るような空気感がとても好きだ。その魁夷独特の透明感のある風景画の作風は、北欧への旅で得たものだった。魁夷の作品に多い青色の表現も、この北欧の旅で深められたものだったそうだ。北欧の風景そのものは、日本でも見ることが出来るもので、魁夷はがっかりしたのだそうだ。しかし、違う点はあった。白夜の季節の、日によって移り変わる青。空気や湿度、光で、青は微妙に変化する。北欧旅行の後も青を追い求め、青を描き続けた魁夷。私は魁夷の作品の、そんなところが好きだったんだ。風景だけを描いているのではない。その土地でしか感じることの出来ない空気、気温、雰囲気。絵からその土地の風を出すことは出来ないが、絵から感じることは出来る。フィンランドに行った事がなくても、絵を見れば「こんな土地なのかな」と感じ、想像することは出来る。感じられるように表現し、伝えることが出来た魁夷のすごさをあらためて感じます。

 青い色は、静寂や落ち着き、心の内面を思わせる。そういう青の特徴もつかみ、風景に魁夷自身が感じたこと、追い求めていることを表現していたんだろうなぁと思う。魁夷にそういう視点を与えた北欧旅行…魁夷が北欧旅行に行かなかったら、きっと作品は違うものになっていたと思う。

 番組内では、魁夷がフィンランドで買ったレコードの話題も。フィンランド民謡である「カンガスアラの夏の日に(Kesäpäivä Kangasalla)」。祖国の自然の美しさを歌った曲。YouTubeに男声アカペラ版がありました。
YouTube:Kesäpäivä Kangasalla
ちなみに、番組内ではカンドミノ合唱団の「ここ北極星のもとに」、シベリウス「カレリア組曲」も流れてました。


 これから、北欧は白夜の季節に。長い冬を越えて、待ちに待った季節がやってきます。魁夷の作品を観ながら、フィンランド・北欧の"青"を感じたいと思います。


 東山魁夷と言えば、現在東京国立近代美術館で生誕100年記念特別展が開催中。
生誕100年 東山魁夷展

 それと、芸術新潮5月号も東山魁夷特集。魁夷の生い立ちや作風の遍歴、上記東山魁夷展のみどころなど。ドイツ留学時代の恐竜のスケッチ(?!)に、ノートの落書き(!?)、さらには若い頃8歳下の弟のために書いた連続絵葉書絵物語「バラバルト」も。魁夷ってこんな可愛いイラストも描くんだ…と興味津々。

 さらに、ついにこの本を入手しました。
f0079085_2151582.jpg

「白夜の旅」(新潮文庫、1980)
北欧旅行のエッセイ集。絶版のため、なかなか探せずにいた。古本屋でようやく見つけました。当時280円。これから読むのが楽しみ。このまま"東山魁夷まつり"状態に突入か?
[PR]
by halca-kaukana057 | 2008-05-04 21:55 | フィンランド・Suomi/北欧

北欧に学ぶ、冬を"楽しむ"方法

 毎号楽しみにしている「北欧スタイル」の最新号が出たのですが、その特集が「手ざわりのいい北欧デザイン」だった。ノルウェーの毛布会社・ロロスツイード社がある小さな町・ロロス(Røros)を取材、寒い北欧の冬には欠かせないブランケットを作る過程、そしてそのブランケットに込めるロロスの人々の想いが綴られている。

北欧スタイル14 (エイムック 1472)
/エイ出版社/2008


 ロロスツイードのブランケットに関して初めて知った。10ページの、人々がどうやってこのブランケットを使っているかについての文章が目に留まった。




ブランケットは、ただ室内でおとなしく"ひざ掛け"として使われるだけでなく、山へピクニックに行けば湿った地面に直接敷かれ、乳母車の中の赤ちゃんを優しく雨や雪から守り、公園でタフに子どもたちの玩具にもなる。とにかく生活道具の一部として、どこに行くにもブランケットを持参し、使い込む。「汚れたら洗えばいい」……デザインのよい上質のブランケットだが、決して"よそ行き"ではないのだ。

 人々の生活に根付き、使い込まれるブランケット。いいものだからともったいぶることなく、徹底的に使う。いいものだからこそ、徹底的に使って、そのよさを実感できるのだと思う。いいなぁ、この姿勢。デザインプロダクトと特別視していないのがいい。

 そんなロロスツイードのブランケットをはじめとして、今号では北欧の冬を彩り、生活には欠かせない暖かな小物が沢山紹介されていた(しかも全て日本で入手できるところがいい)。そんな特集を読んでいて、ふと思った。北欧の人々は、厳しい冬も楽しんでいるのだ、と。

 先日、私の地域のローカル番組で、豪雪地帯の人々の雪に対する考え方というのをある専門家が話しているのを観た。私の地域は、とにかく雪が多い。冬になると、人々の挨拶は決まって「よく降りますねぇ」。そんな地域で、雪に対する考え方が変わってきたらしい。

 昭和の中頃までは、豪雪は自然によるもの、どうしようもないものとして諦める「諦雪」という考えを人々は持っていた。それは同時に、雪を手なずけ共存する知恵を各地域で育てていったことでもあった。
 しかし、科学技術が進み、除雪機や道路が整備されると、今度は多い雪でも立ち向かおう、科学技術で何とかしようという「克雪」という考えが広まり始めた。これは雪はマイナスでしかないという考え方であり、雪・冬の厳しさに、人々は地域的な劣等感を持つようになったのだ。冬の寒さが厳しくても、温室で農業ができる。融雪で、雪かきの必要もなくなった。
 …だが、冬にも、雪にもいいところはあるのではないか。雪や冬の寒さを活用することもできるのではないか。冬を全否定するよりも、それを地域の特色と考えることも出来るのではないか。今そんな「親雪」という考えも広まり始めた。各地で「冬まつり」などのイベントを開催したり、「地吹雪体験ツアー」のように雪を観光名物にしてしまう取り組みもある。「諦雪」の時代と違うのは、「克雪」の経験も活かしていること。雪を排除し、活用するバランスをうまく保つこと。これが「親雪」の考え方だ。

 北欧では、この「諦雪」「親雪」に当たる考えが日本よりも早いうちに発達し、冬を有意義に楽しむ姿勢が受け継がれてきたのではないかと思う。例えば、フィンランドの「スキー休暇」もそのひとつに含まれるだろう。同じ"冬""寒い"と言っても、日本のものと北欧のものは異なる(雪の多さ、気温の低さなど)。ライフスタイル・生活様式に対する根本的な考え方の違いもあるだろう。だから一概に比べることはできないけれど、北欧の冬を楽しもうとする姿勢は、日本の「親雪」の考え方にとってヒントとなるものがあるんじゃないかと考えた。

 もうひとつ、厳しい寒さの環境を活かした(と思われる)例を。
f0079085_22545545.jpg

 イッタラ(iittala)の「Gaissa(ガイサ)」というシリーズのグラス。自分で買ったのではなく、友人からの頂き物なのですが、実はこのシリーズについて全く何も知らなかった。タピオ・ヴィルカラ(Tapio Wirkkala)デザインのこのグラス、底の部分にご注目。
f0079085_2259218.jpg

底の部分をひっくり返して撮影。透明なガラスが氷のように見える。フィンランド・ラップランドの山々に由来しているのだそうだ。厳しい寒さ、人を寄せ付けない冷たさと同時に、澄んだ美しさ、デザインの温かさも感じる。厳しい冬の地域だからこそ生まれたデザインだと思う。

 私の住む地域は、今日も雪。北欧の寒さもまだまだ緩まないだろう。辛い季節ではあるけれども、それをどう活かし、どう楽しむか。北欧の暮らしに、そんなヒントを見つけた気持ちになりました。

諦雪・克雪・親雪については、以下のサイトも参考にどうぞ。
克雪・利雪・親雪
今週の本棚『雪国学 地域づくりに活かす雪国の知恵』を読んで


*「Gaissa」の読み、「ガイサ」で良いんだろうか。「ガイッサ」?
[PR]
by halca-kaukana057 | 2008-02-01 23:09 | フィンランド・Suomi/北欧

フィンランドと、私にとってのクリスマス

 昨夜のNHKで放送された、フィンランド・ロヴァニエミのサンタクロース村中継はぼんやりと観ていました。私、クリスマスには全く興味も縁も無いので、録画はしたものの途中から観る始末。昨年「所さんの目がテン!」でやってた内容と被るところもあったし。番組ジャンルは違うけど、「かぐや」特番のようなグダグダなところもあったような…。と言うわけで、あまり参考にならないレビューです。

 私が注目したのは、サンタ村のことではなく、フィンランドの人々がどうやってクリスマスを迎えるか。文化が違う。クリスマスに対する考え方が違う。その違いを見せ付けられた気分だった。日本人がフィンランドのクリスマスを真似ようとしても無理(教育など他の分野でも同じ)。文化・思想の根底にあるものからして違うのだから。久々にフィンランド関連でマイナスなことを考えてしまった。

 ただ、フィンランドの人々にとって、クリスマスがどれだけ重要なイベントであるか、その想いの強さも感じた。ただのイベントではなく、家族にとって、そして国家・見知らぬ人々にとっても幸せが訪れるようにと願う。そんなことを考えていたら、以前読んだこの絵本のことを思い出した。

クリスマスのこと (ぼのぼのえほん)
いがらし みきお/竹書房

 漫画「ぼのぼの」から生まれた絵本。ラッコのぼのぼのと、森の仲間たちのクリスマスの風景を描いた、大好きな絵本のひとつ。「クリスマスは皆が幸せになるための日」という言葉が今も忘れられない。フィンランドであれ、ぼのぼのであれ、クリスマスに全く縁の無い私にもそんな気持ちを分け与えてくれるクリスマス。冷え切っていた気持ちが、ちょっと温かくなった。




 フィンランドから話がそれました。個人的には番組内でひたすら「Hyvää Joulua!(フィンランド語で"メリークリスマス")」と連呼していたこと、フィンランドの一般家庭で鈴木杏さんがジンジャークッキーを作った際、マリメッコオンパレードだったことはうれしかった点。エプロンもなべつかみも全部マリメッコのウニッコ。テーブルクロスもマリメッコだったはず。さすが国民的デザイン。マリメッコも日用品です。

 では、最後になりましたが、メリークリスマス!Hyvää Joulua!
[PR]
by halca-kaukana057 | 2007-12-25 22:32 | フィンランド・Suomi/北欧

スオミの風景を追い求めて

 今日12月6日はフィンランド独立記念日。1917年の独立、今年は90回目の記念日です。日本人であり、戦後生まれである私は、他の国から"独立する"ことの重大さがどれほどのものか、よくわかっていません。身をもって知った方々から見れば、本当に平和な世界に生きている。想像することしか出来ませんが、心をこめて、この場を借りて言わせていただきます。独立記念日おめでとう。


 そんな独立記念日を記念して、私の好きなフィンランドについて語ろうかと思う。フィンランドで好きなもの、ため息をついてしまうくらい憧れてしまうものは色々あるが、一番好きなのは?と訊かれたら多分「風景」と答えると思う。フィンランドの風景が好きだ。青と緑と白の、森と湖がどこまでも続く。森の木々は凛と立ち、水面には空の青さと雲が写る。季節によって表情を変える森。真冬、漆黒の夜空にはオーロラも輝く。一方、街を見ればヨーロッパの石造りの町並みに、ロシア風の建物も見える。さらに、北欧デザイン的なシンプルなモノも。郊外へ行くと、木のログハウスが温かそうに見える。そんな風景。どこへ旅行へ行くにも、私はその土地の風景を見るのが好きだ。おかげでカメラで撮った写真は風景写真が多い(しかも人を写さない)。PCの中身もフィンランド画像でいっぱいだ。

 フィンランドをはじめとする北欧を描いた画家のひとりに、東山魁夷がいる。東山魁夷の絵はどれも好きだ。北欧の絵だけでなく、日本の風景も。自然に対するまっすぐで温かな視線。東山魁夷はどんな風に自然を見つめていたのだろうか。そんなことを考えながら私は作品を観ている。

 そんな東山魁夷が北欧旅行について書いた著書はいくつかあるけれども、「風景との対話」にもいろいろと書かれている。魁夷は自分自身の中にある「南と北」の要素について触れている。魁夷は「南」の地域で育ち、「南の人間」であると書いている。そして北欧で、「北」の要素…暗く、厳しい寒さの中にも存在する自然や生命に触れ、「北」の要素の中に「南」の要素(温かく、明るく、生命に対して肯定的)を見出した。

 私は雪が降りしきる北国に住んでいる。フィンランドのことが気になる前は、自分の土地の風景・自然について考えたことはほとんど無かった。雪ばっかり降っている冬は、寒くて暗くて雪かきが憂鬱。しかし、もっと北国であるフィンランドのことに興味を持つようになり、その風景や自然を想うようになると自分の土地の風景も"良く観る"ようになった。似ているところもあるし、日本にはない風景もある。今は厳しい冬に対する見方も少し変わった。相変わらず雪かきは憂鬱だが、雪のその時々の微妙な表情の違いを追っている。季節によって変わる木の様子も追ってしまう。「北の人間」である私は、さらに「北」の地から「北」の要素の魅力を教わった。他の土地の視点を得て、自分の土地を観直している。宇宙から地球を観るかのように。

 私はフィンランドに行ったなら、自然・町並み・風景をじっくり観ようと心に決めている。未だ憧れの国の地を踏むことなく、ネットや本で観られる画像や、魁夷の絵を観て今も遠い国から想像するだけだ。魁夷が観た風景と、私の観る風景は違うだろう。感じることも違うだろう。私ならどう言葉にするだろうか。どんな構図で写真におさめるだろうか。絵を描くなら、どんな絵を描くだろうか…。そんなことを考えながら、私はフィンランドの風景を、フィンランドに通じるかもしれない自分の土地の風景を追っている。


風景との対話 (新潮選書)
東山 魁夷/新潮社



 その東山魁夷の本がこれ。他にもあるけど、読んだ事がないものも。魁夷の作品を観たいなら、ディアゴスティーニから出ている「アーティストジャパン 3 東山魁夷」は気軽に観られてオススメです。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2007-12-06 22:20 | フィンランド・Suomi/北欧

フィンランドの衝撃 高校銃乱射事件に寄せて

f0079085_21561135.jpg

(画像はフィンランドの新聞Helsingin Sanomat紙から)

 ご存知の通り、フィンランドで痛ましい事件が起きてしまいました。

asahi.com:高校で生徒発砲、校長含む8人死亡 フィンランド
asahi.com:発砲した生徒死亡、ネットで予告? フィンランド


 まさかフィンランドでこんな事件が起こるとは思わなかった。寝耳に水の事件。来月には90回目の独立記念日を迎えるというのに、一気に暗くなってしまった。上記朝日新聞の報道によると、フィンランドでは15歳以上で射撃グラブへの加盟などの理由があれば、銃を持つ許可が得られるとの事。フィンランドの一般市民の銃所有率は世界第3位の高さ。しかし、フィンランド出身の政治家・ツルネン・マルティ氏によると、それは狩猟用としてのもので、アメリカのような"銃社会"とは別物。銃による事件も少ないのだそうです。
日刊ツルネン:フィンランド 18才男子生徒が銃乱射

 フィンランドというと、平和な国というイメージが強い。冬戦争・継続戦争の歴史もあるけれども、それは祖国を守るためのもの。さらに、教育・福祉では世界トップクラスの事実もある。だからこそ教育現場でこのような事件が起こってしまったことに、大きな衝撃を覚える。(男子生徒がいじめられていたという情報も。ますます驚きだ。)

 国家に対して、固定観念を持つのは危険なのかもしれない。例えば、日本といえばサムライ、京都、マンガ、治安がいい…というようにイメージを持つことが出来る。でも、それは表面の一部。フィンランドも森と湖、ムーミン、シベリウス、ロイツマ、教育レベルが高い、IT大国、スローライフ…とイメージを挙げることは出来る。それも、フィンランドの一部でしかない。行ってみないとわからないこと、住んでみないとわからないことが沢山ある。まだ私は見たことのないフィンランドを日本から想像するだけしか出来ず、出来るだけ多様な情報を得ようとしている。それでも、わからないことばかりだ。わからないことばかりなのに、一部の情報だけで勝手にイメージを作り上げる傲慢さと危険性。今回の事件で、私はそれを思い知った。


 それでも、私にとってフィンランドは憧れの国だ。物騒な事件が起こっても、それもフィンランドの一部。これまでの憧れを覆すことは出来ない。いいところも悪いところもひっくるめて、それがフィンランド。だから、これからもフィンランドのことを見つめ、ブログでフィンランドの面白いところを書き続けて生きたいと思う。

 最後となりましたが、この事件で犠牲となった方々のご冥福をお祈りいたします。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2007-11-09 22:28 | フィンランド・Suomi/北欧

フィンランドの"歌声"と長ネギ回し・ロイツマその後

 以前「フィンランドの歌と長ネギ少女の謎」で紹介したフィンランドのトラッドグループ・Loituma(ロイツマ)が歌う「Ievan Polkka(Ieva's Polka/イエヴァのポルカ)」。未だネット上で大旋風を巻き起こしています。私のはてなブックマークの"Loituma"タグで現在も情報収集中なのですが、今でも次々とパロディ動画やMADが出てくる。それだけ洗脳ソング耳に残りやすい曲だということが伺えます。ええ、私も洗脳されてます(笑


 ということで、その「Ievan Polkka」が収録されているアルバムをついに手に入れました。

Things of Beauty
Loituma/NorthSide/1998
HMVでの商品ページ(試聴可能)
アメリカAmazonでの商品ページ(試聴可能)

 「Ievan polkka」が最初にヒットした昨年6月の時点では入手困難となってましたが、あまりの人気に増産したのでしょうか。今では比較的入手しやすくなっています(上のリンクのアマゾンでは中古でしか取り扱いが無いけど。HMVでは普通に手に入る模様)。

 「Ievan Polkka」でも美しい声とハーモニーを聴かせてくれたLoitumaの4人。このアルバムのほとんどはフィンランドの民族楽器「カンテレ」を伴奏に歌われているのですが、そのカンテレや北欧のヴァイオリンに似た民族楽器・フィドルなどを演奏しているのもLoitumaのメンバー。カンテレについて詳しくは、@niftyのデイリーポータルZで特集された記事がカンテレの演奏動画付きでとてもわかりやすいので以下をご覧ください。
@nifty デイリーポータルZ:カンテレの音色は幻想的な響き

 キラキラしていて澄んでいるカンテレの音色と、Loitumaの優しく美しい歌声。フィンランドのどこまでも続く静かな森と湖をイメージさせるような音楽が続きます。歌詞は、カンテレを伴奏に歌われるフィンランドの抒情詩集「Kanteletar(カンテレタール)」によるもの。しかし、歌詞カードが付いていなかったため、肝心の歌詞がわからん。1曲目「Eriskummainen Kantele (My Kantele/私のカンテレ)」の美しさと言ったら。これまでフィンランドの合唱がすごいとこのブログでも紹介してきましたが、フィンランド人の"歌声"に対する美的感覚は相当のもの。日本語とも英語ともドイツ語とも違う、フィンランド語の不思議な響きも印象的。また、アルバムタイトルになっている9曲目「Kilme Kaunista (Three Things of Beauty)」も美しい。ボーカルの優しさの中にある力強さにも聞き入ってしまう。このハーモニーにカンテレが合う。今まであまり聴いた事のない響きなんだけど、心落ち着く。

 そう言えばイギリスのユニット「ADIEMUS(アディエマス)」のコーラスを担当しているのもフィンランドの方々。NHKスペシャル「世紀を越えて」のテーマ曲と言えばピンと来る方も多いはず。フィンランド人の歌ってすごいわ…。


 ちなみに最近では、音声合成ソフトにこの「Ievan Polkka」を歌わせたものが話題になってます。
「VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた(完成版)」
YouTube版
ニコニコ動画版
 これは中毒性ありますよ。機械なんだけどどこか機械っぽくない、中間的な歌声が飽きないと言うか、病み付きになるというか…。ニコニコ動画で繰り返しに思わずチェックを入れてしまいました、ハイ。この動画や他のMADでも使われているのは原曲ではなくアレンジされた方。このアレンジ版も気に入ってます。

 さらに私が好きなアレンジがこれ。
「Loituma Live」
YouTube版
ニコニコ動画版
 とってもノリノリです。Loitumaメンバーもお客さんもノリノリ。とっても楽しくなるアレンジです。踊りたくなる気持ちがよくわかる。こんなノリノリで踊っているのに、声が全然乱れない。…やっぱりすごいわ、このグループ。このライブ、日本でもやろうよ!同じフィンランドの怪物ヘビメタバンド・LORDIも来日コンサートをやったし、エアギターでもダイノジのおおちがV2で日本でのフィンランドの注目度はエンタメ分野でもドンドン上昇中。だからきっと大入りのライブになると思うんだ…どうでしょう?


ちなみに、フィンランドの合唱に関する記事は以下
合唱大国・フィンランドを堪能する
合唱大国・フィンランドを堪能する その2・タピオラ合唱団編
[PR]
by halca-kaukana057 | 2007-09-11 22:11 | フィンランド・Suomi/北欧

NHKスペシャル 世界里山紀行 フィンランド

 「NHKスペシャル」は中学生の頃から好きな番組で、特に科学系大型シリーズ(「人体」シリーズとか、「生命 40億年はるかな旅」とか「海」とか、「宇宙 未知への大紀行」とか「地球大進化」とか…。)は見逃せないものばかり。「映像の世紀」も忘れてはいけません。

 …って、Nスペの思い出ばかり語っていないで本題。先週(今週再放送)放送された「世界里山紀行」シリーズのフィンランド編。以前ハイビジョンで放送されたものをNスペ枠に持ってきて地上波でも放送。ハイビジョンが観られない環境にいるのでありがたい。さすがはNHK。でも、ハイビジョンでは90分だったのが、地上波Nスペでは50分。カットするとは…。ナンテコッタイ。

 フィンランドはご存知のとおり森林が国土の70%を占める森の国。フィンランドの人々はずっと森と暮らしてきたのです。意外だったのが、フィンランドには手付かずの原生林がほとんど存在しないこと。人々は森を育て、森を利用して暮らしてきたのだ。松からタールを作ったり、家の木材を切ったり。しかし、フィンランドの人々はただ森を利用するだけじゃない。森への畏敬と感謝を忘れずにいる。木を切る時も、木の精霊に合図してから切る。夏至には家の中にも白樺などの木の枝を飾り、樹木の生命力の恩恵を受けようとする。サウナにもサウナの精霊がいて、自然と関わっている。日本の八百万の神みたいだな。フィンランドは他のヨーロッパ諸国と同じくキリスト教。しかし、「カレワラ」が語り継がれてきた国。人々の信仰の根底には、今もカレワラや自然の神・精霊を大切にする感情があるんだろうな。

 そんなフィンランドには不思議な習慣がある。「カルシッコ(karsikko)」という木に人の名前と生没年を記すもの。フィンランド語の綴りがわからなかったのだが、適当に検索してみたら簡単に出てきた。さすが、フィンランド語の綴りは覚えやすい。
フィンランドのウィキペディアの「カルシッコ」解説
 はい、読めません(オイ。番組に出てきたおじさんは、もう自分の木を決めていて死んだらその木に名前と生没年を刻んでもらうように頼んでいるのだそうだ。まさに木と共に生き、死後も木と共にいる。フィンランドの人々の森・自然との結びつきは、相当強固なものなんだね。

 ヒグマが森の王(タピオ)と呼ばれている、というのは初耳。タピオ(tapio)って、ヒグマのことだったの?森の神だから、全然別のものを想像していたんだが…。そのヒグマ猟のシーンも印象的。捕ったヒグマの骨を木にかけ、クマを天国へ送るのだそうだ。日本的に言うと、供養と言うわけか。


 番組のBGMのカンテレがまさにフィンランド。音楽を担当している梶浦由記さんは、アニメの曲などで活躍されているらしい。公式サイトを見ていたら、石川智晶(以前は「千亜紀」)さんとのユニット「See-Saw」として活動されていたとのこと。石川智晶さんと言えば、アニメ「ぼくらの」OP「アンインストール」。「アンインストール」がすっかり気に入ってしまったので、アルバムも買おうかと思っていたところ(はい、シングルは買いました)。See-Saw時代の音楽にも興味が出てきた。意外な所で興味の糸がつながった!

 フィンランドから話が全然違う方向にずれてしまった…。フィンランドの自然を存分に堪能できる50分でした。90分ハイビジョン版もぜひ観てみたい。9月に再放送があるらしいです。観たいなぁ…ハイビジョン観られないけど。

 最後に一言。エンディングのクレジット、フィンランド人の名前ばっかりで驚いた。当然か。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2007-08-26 21:50 | フィンランド・Suomi/北欧

イッタラ、買ったら…?

 先日、探している物があって時々行くデザインプロダクトショップへ。その探している物は残念ながら無かったのだが、その代わりに「おや?」と思うものを見つけた。iittalaのグラス・Kartioなのだが…色が違う?この色は見たことが無い。そう言えば新色が出たんだっけ?scopeのkartioのページによりますと、ウルトラマリンブルーとサンドが新色。ウルトラマリンブルーの深い青…まさにフィンランドの(私の勝手な)イメージカラー!欲しいなぁ。これは買っておいた方がいいだろうか。いつもこのお店は覗くしかしていないから、何か買わないと悪いかなぁ…。それに、いつも欲しい欲しいと言っているのに、いつも「また今度」と買わないじゃないか。ただの口だけのヘタレか、私は?


 ということで、ゲットしてきました。
f0079085_22243845.jpg

この深い青、いいなぁ。

f0079085_22251152.jpg

イッタラロゴアップ。

f0079085_2226429.jpg

底には「KAJ FRANCK IITTALA」の文字が。ああ憧れのカイ・フランク!!

f0079085_22275698.jpg

飲み物を入れてみた。いかにも涼しげ。

f0079085_22282919.jpg

以前購入した「AINO AALTO」と並べてみた。カルティオは背が低かった。

 以前と同じく、私の部屋は北欧デザインのシンプルな部屋とは程遠いカオス状態なのですが、そんな部屋にも馴染む。凛とした空気を漂わせている。カルティオは、アイノ・アアルトよりももっとシンプルなデザイン。ここまでか!という位に無駄な装飾が無い。極限までシンプル。装飾がないけれども、グラスの重さや質感、色、形でそれとはっきりとわかる。最低限のデザインで自己主張をし、どんなライフスタイルにも似合う。フィンランドデザインの実力をまたもやひしひしと感じてしまいました。

 壊れにくい上に、ずっと飽きずに使えるというのもポイント。きっとこれからの人生の伴侶となってくれることでしょう。

以前の記事:フィンランドデザイン製品の良さを自分で確かめる
[PR]
by halca-kaukana057 | 2007-07-18 22:40 | フィンランド・Suomi/北欧

雪中の奇跡 冬戦争と20世紀フィンランド

 フィンランドに興味を持ってから、フィンランド史にも興味を持ち始めた。特に20世紀。3つに分けるとすれば、1917年の独立へ向けての動き、独立後のロシア(ソ連)との関係、そして「冬戦争」「継続戦争」となるだろう。その中でも今回は「冬戦争」について書いてみようと思う。

 その前にちょっと余談。少し前に、栄光ゼミナールという予備校が「フィンランドの奇跡」と題した広告を首都圏の電車内に掲示し、話題になった。フィンランドの充実した教育制度と高い学力を評価してのものらしい。地方在住の私がその広告を目にすることは無かったが、ネット上の画像などを見て

「フィンランドの奇跡…、それって冬戦争?」

と思ってしまったのは言うまでもありません…。


 「冬戦争」とは、1939年11月28日から1940年3月13日まで行われたフィンランドとソ連(当時)間の戦争の通称。「第一次ソ・フィン戦争」と通常は呼ばれる。以前から緊張していたフィンランドとソ連の関係だったが、1939年10月モスクワでフィンランド側はソ連側からひどい提案をされてしまう。カレリア地方などをよこせと言うのだ。その頃拡大していたナチス・ドイツへ対抗するため、ソ連はカレリア地方に軍事拠点を置きたいと考えていたのだ。この交渉は当然のことながら決裂。元帥であったマンネルヘイムは、軍事力の差がありすぎるとして戦争には反対していたが、11月28日ソ連はフィンランド側から砲撃されたことを理由に1932年に締結された不可侵条約を破棄、攻撃を開始した。

 超大国ソ連にとって、当時の人口300万程度のフィンランドは小国に過ぎない。3日で制圧できるとソ連側は読んで攻撃を始めた。しかし…3日経っても制圧できない。むしろ反撃されている。マンネルヘイム率いるフィンランド軍は、湖と森が入り組んだカレリア地方の地形を活かし、ゲリラ戦で挑んできたのだ。入り組んだ地形では戦車は不利。スキーを履いて移動する方が適していた(しかもフィンランド人はノルディックスキーは大の得意)。スキーで森の中を移動し、ソ連軍の戦車の前にいきなり現れて火炎瓶(ソ連の外相・モロトフの名前をとって「モロトフのカクテル」と呼ばれている)を投げつけてゆく。その上、武器やら食料やらを奪って戦闘。フィンランド人特有の頑固さ、粘り強さ、強さをフィンランド語で「sisu(シス)」と言うが、まさにそれが全面に出て、この反撃につながったのだろう。

 …という内容は以前「フィンランド近現代史を知らずにフィンランドを語れるか?!」でも書いた。冬戦争の話は何度読んでも衝撃的でびっくりする。そんな冬戦争の状況について書いた本を。

「雪中の奇跡」(梅本弘/大日本絵画/1989)
 冬戦争についてかなり細かく書かれてあるノンフィクション。あまりにも細かくて、軍事にあまり詳しくない私は読み進めるのが大変でした。それでも、細かい軍事用語にとらわれなければ戦争の流れはリアルに読んでいけるし、写真も多く、その写真を見ているだけでも戦争の凄さが伝わってくる。兵士もよく訓練されていたようで、戦争が長引くにつれて兵士たちも疲れきっていたようだが、それでも反撃を繰り返すあたりには言葉も出ない。主力となる武器も小型のライフル。「スオミ短機関銃」と国名をつけてある。ちなみに、この冬戦争で使われたスキーのストックには、日本の竹が使われている。

 もう少し読みやすい本ならこれも。
「ホワイトウォー 青い十字の旗の下に」(大久保公雄/文芸社/2002)
 小説版冬戦争。やっぱり軍事用語は大量に出てくるが、小説だから幾分読みやすい。戦闘シーンはリアルだし、展開もかなりドラマティック。「カレワラ」などのフィンランドに関する基礎知識も解説されている。

 さらに、マンネルヘイムの伝記も。
「グスタフ・マンネルヘイム フィンランドの白い将軍」(植村英一/荒地出版社/1992)
 マンネルヘイムの生い立ちからロシア将校時代を経てフィンランドに戻るまで、独立の内戦、冬戦争・継続戦争から大統領…と激動の生涯を描いている。「自らを守れない国を助けてくれる国はない」「大国の力をあてにしたり、利用することは、これに逆らうことと同じように危険である」という言葉が印象的。

 もっとわかりやすいものが見たい方は、このフラッシュをどうぞ。コンパクトにまとまっていて、とてもわかりやすいです。

 さらに、映画もあります。
ウィンター・ウォー ~厳寒の攻防戦~
タネリ・マケラ/ポニーキャニオン
 まだ観てはいないのだが、映像なのでさらにわかりやすく臨場感たっぷりに、冬戦争の激戦を把握できると思います。早く観たいなぁ。戦争そのものを描いたものではありませんが、昨年公開された「ククーシュカ ラップランドの妖精」は継続戦争の頃のフィンランド・ラップランドを舞台とした映画。これもまだ観てません。



 冬戦争は、結局フィンランドがソ連の要求を飲み、休戦協定を結ぶ残念な結果になってしまった。フィンランドの信じられない反撃にイギリス・フランスはフィンランド側に立って参戦しようとしていたのだが、中立の立場をとるノルウェー・スウェーデン・デンマークが、英・仏両国を通さなかった(この3国を通らないとフィンランドには行けない)ため、支援出来ずに終わってしまった。もし、英・仏が参戦していたら…歴史はどう変わっていただろう。今のフィンランドの姿も変わっているかもしれない。

そしてこの冬戦争の後、1941年夏、第二次ソ・フィン戦争「継続戦争」が勃発。ナチス・ドイツをめぐる世界情勢に巻き込まれてしまう。冬戦争であんなに頑張ったのに孤立してしまうフィンランド。継続戦争のフィンランドの立場はかなり切ない。

 ちなみに、アニメ「牧場の少女カトリ」でも、カトリたちの牧場での暮らしの中に20世紀前半のフィンランドとヨーロッパ史が垣間見える。1917年の独立までの部分だが、ロシアの支配に反発し独立運動に参加する青年アッキが逮捕されたり、カトリの母やクウセラ屋敷の主人が戦場ドイツへ向かうあたりは、ただのアニメでは収まらなくなっていると思うんだ。

 今でこそフィンランドは福祉・教育・デザインなどの分野で世界トップクラスの国になった。日本人の私から見ても、フィンランドはとてもいい国だと思う。でも、こうやって歴史を知るとただ平和にやってきたのではない。つまり、20世紀の激動の歴史があったからこそ、今のフィンランドがあるんじゃないかと思う。大国に挟まれて生きること、自力で自国の独立を、土地を、文化を守ることの辛さと重さを感じる。マリメッコの大胆なデザインだって、戦後の打ちひしがれた人々に何とか光を与えたいというデザイナーたちの思いによって生まれたのだし、トーベ・ヤンソンが「ムーミン」を書くにあたっても戦争の辛い思い出がある。フィンランドにあるものをただ「イイ!」と言うのではなく、その背景にあるもの、それを生み出すきっかけとなったものをもっと見つめていきたい。たとえそれが辛い・複雑な歴史であっても…、と思う。


 ちなみに、シベリウスは1957年に死去したわけだから、この2つの戦争を生き抜いた。作品を発表することはあまりなかったが、どんな風にこの2つの戦争を見ていたのだろうか。ちょっと気になった。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2007-06-11 21:44 | フィンランド・Suomi/北欧


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

お知らせ・別サイト

管理人HN:(はるか)
 熱しやすく冷めにくい、何が好きになるかわからない好奇心のかたまり。このブログでは好きなものを、好き放題に語ってます。

プロフィール
*2014.9.5:更新
はてなプロフィール:遼(halca-kaukana)



web拍手を送る






日々のログ:今、ここ、想うこと
または:Twilog

はてなブックマーク
Mielenkiintoinen!

気になること、関心のある記事や参考にしたサイトなどのブックマーク集。コメント多め。

◆ピアノ録音置きブログ:Satellite HALCA

☆「はやぶさ2」、小惑星リュウグウ目指して順調に飛行中!☆
管理人・遼も小惑星探査機「はやぶさ2」を応援しています。



あかつき特設サイト
JAXA:金星探査機「あかつき」特設サイト

☆祝!「あかつき」は金星の衛星になりました☆
金星軌道上で観測準備中!

最新の記事

ラハティ シベリウス音楽祭2..
at 2017-11-09 23:03
「しきさい」(GCOM-C)..
at 2017-09-30 23:07
超巨大ブラックホールに迫る ..
at 2017-09-18 23:48
西洋文化に触れた驚き 「遥か..
at 2017-09-03 23:01
BBC Proms(プロムス..
at 2017-09-02 17:07
土星堪能星見 + 今日は伝統..
at 2017-08-28 21:58
BBC Proms(プロムス..
at 2017-08-18 23:48
惨敗。 ペルセウス座流星群2..
at 2017-08-14 21:43
BBC Proms(プロムス..
at 2017-07-31 22:32
BBC Proms(プロムス..
at 2017-07-14 23:08

カテゴリ

はじめにお読みください
プロフィール
本・読書
宇宙・天文
音楽
奏でること・うたうこと
Eテレ・NHK教育テレビ
フィンランド・Suomi/北欧
イラスト・落描き
日常/考えたこと
興味を持ったものいろいろ
旅・お出かけ
information

タグ

以前の記事

2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 01月
2016年 12月
more...

検索