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読んだ本メモ

 とりわけ取り上げて書くほどでもないけど、これまでに読んだ本をメモしておきます。

 まずフィンランド関係。
「旅の指さし会話帳35 フィンランド」(青木エリナ、情報センター出版局、2002)
 フィンランド語を手軽に学べる本。イラストが多くわかりやすいです。フィンランド語をかじる程度なら十分使えますが、もうちょっと勉強したい人には不十分。でも、結構面白い本です。ちなみにこのシリーズ、いろいろな国の言葉が出ているのですが北朝鮮があるのには驚いた。北朝鮮って旅行に行けるのか?

 「フィンランド語は猫の言葉」(稲垣美晴、文化出版局、1981)
 日本から見ればマイナーなフィンランド語。現在は色々な本も出て学びやすくなってきたけれども、やっぱりあまり知られていない。そんなフィンランドへ1970年代に留学した著者の奮闘記。フィンランド語の難しさや北欧の暮らしが生き生きと書かれています。若干古いですが。

「トコトンやさしい宇宙ロケットの本」(的川泰宣、日刊工業新聞社、2002)
 タイトルのとおり、宇宙ロケットの仕組みがわかりやすく解説してある本。さすがは的川さん、説明がうまい。燃料のことからエンジンのこと、ロケットの飛ばし方とようやく理解できました。ただ、飛ぶ方向を制御するジャイロのことだけはよくわからなかった…。でも、このことを思い出しながらロケットの打ち上げを見たら面白そう。

「オケピ!」(三谷幸喜、白水社)
 ミュージカル「オケピ!」の脚本です。ミュージカル版を観たかったのですが、どこを探してもビデオもDVDも無い。あったとしても、ビデオ鑑賞の習慣の無い私は見ない可能性が高い。オーケストラピットの個性的な音楽家たちの人間模様がコミカルに書かれていて面白いです。個人的にはハープにイライラし、ヴィオラに同情。ピアノ役が小日向文世さんではまり役。

以上。
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by halca-kaukana057 | 2005-09-27 20:17 | 本・読書

幻の協奏曲

フィンランドの指揮者とオケのコンビ、ヴァンスカ&ラハティ交響楽団のシベリウス・ヴァイオリン協奏曲のCD(BIS、1991)を聴きました。ずっと欲しいと思っていたのです。

 というのは、このCDには現在一般に演奏されている版と、初演後に書き換えられる前の初稿版の演奏が収録されているのです。その初稿版のスコアは門外不出、演奏禁止とされていたのですが、この録音のときだけ使われることが許されたのです。

 もともと難曲といわれている(弦楽器が全くわからない私にはどこがどう難しいのかわからないが)この曲ですが、初稿版にはカデンツァが2つも入っていてかなり難しいとのこと。その2つ目のカデンツァ(第1楽章15分ぐらいで出てくる)がものすごくきれいでした。こんなきれいな曲が聴けるなんて本当に幸せ。いいCDだと実感。オケの演奏にも臨場感があって、音は空を伝わって聞こえるものだということがよくわかりました。小さな音から大きな音まで迫力があります。録音状態がいいんだろうなぁ、きっと。

 このヴァンスカ氏とラハティ交響楽団。シベリウスの他の作品の初稿版も録音しているというからすごい。いい買い物をしました。


trackback for:
「憩いの森:シベリウスの音楽 その10『ヴァイオリン協奏曲』」
フィンランド旅行で偶然知り合ったご婦人が話していたのが、このラハティ響とカヴァコスのことだった。フィンランドの人々も一目置く演奏なのだろう。
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by halca-kaukana057 | 2005-09-26 20:40 | 音楽

雑談教育テレビ

久々に教育テレビネタを。って、クインテットが80%以上って…。

 そのクインテット。昨日の、「ぶんぶんぶん」。シャープ→マンボ、スコア→タンゴと来たのでまさかと思ったら、来ましたよマツケンサンバ!!爆笑しました。いつか作曲者権限で歌ってくれると思っていたら本当に…!やっぱりマツケンはフラットさんが一番お似合いですw
 コンサートも「新世界より」だけでなく、「運命」に「華麗なる大円舞曲」と強力なのを出してくれて嬉しいです。「禁じられた遊び」も、普通はギターでしんみりと演奏される曲が、どこがどうなってあんなかっこいい曲になってしまうのか。本当に不思議。

 先日、「アルルの女」の「ファランドール」原曲をCDで聴いたのですが、クインテットバージョンがオーケストラの演奏に負けていないのがすごい。6~7人のアンサンブルのはずなのに。原曲と比べて聴いてみるのも楽しいです。今度「運命」を比べてみます。


 ピタゴラなのですが、少し前から全然観ていません。ビデオは録画しているのに、観ようともしない。観る気がしない。何でだろ。そのうちどうでもよくなってしまう…のかもしれない。

 今年度からスタートした「しらべてゴー!」が結構気に入ってます。この前のスーパーマーケットの回も、ショッピングカートの出来るまでとか、商品の並べ方の工夫なんかが紹介されていて面白かった。並べ方に関してもう少し詳しく紹介してほしかったけど、15分番組なのでしょうがあるまい。確かに、近所のスーパーも入り口に野菜、奥の方に魚や肉、その横の方に惣菜と並べられていた。すごい。

 やっぱり侮れない教育テレビ。NHKの受信料支払いが減っているけど、そのせいで教育テレビの番組の制作費にも影響が出て、番組のレベルが落ちたらどうしようと思っている今日この頃です。
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by halca-kaukana057 | 2005-09-23 20:27 | Eテレ・NHK教育テレビ

はやぶさとイトカワ

 先日、小惑星探査機「はやぶさ」が目標の小惑星「イトカワ」に到着し、観測を始めました。

jAXA 宇宙科学研究本部・はやぶさについて

 この「はやぶさ」の任務は、イトカワの表面から星のかけらを採取して地球に持ち帰ること。これまでそのようなサンプルリターンが行われたのは月だけ。大気が無いので太陽系が誕生したときとほぼ同じ形・成分をしている小惑星のかけらを研究することで、太陽系誕生時の様子がわかるのだそうです。見たこともない星のかけらを持ち帰るなんて、開発には相当の時間と労力がかかったんだろうな。

 今後、「はやぶさ」はイトカワの表面にタッチダウンし、サンプルを採取。採取後地球に帰還するのは2007年の予定。太陽系でも遠いものです。

 しかし、新しく開発された電気推進エンジンのことがよくわからない。と言うわけで「トコトンやさしい宇宙ロケットの本」という本を借りてきた。ロケットがなぜ飛ぶのかという原理から、エンジンの仕組みやどうやって軌道にのせるのかなどについて解説してある。勉強しよ。

*追記
 「はやぶさ」の「ターゲットマーカー」には、希望者の名前を刻印したプレートが乗せてあります。勿論私も(さらに家族も)登録しました。そのプレートを乗せた衛星の名前を忘れてしまっていたのですが…探してみたらはやぶさでした。自分の名前が「イトカワ」に残る。すごいな。
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by halca-kaukana057 | 2005-09-15 22:53 | 宇宙・天文

麦ふみクーツェ



「麦ふみクーツェ」(いしいしんじ、理論社)
(私が読んだのは新潮文庫版)

 いしいしんじの作品は、以前「プラネタリウムのふたご」を読みました。ファンタジックな世界を、きれいな言葉で描いているなという印象を持ちました。

 猫の鳴き声のうまい「ねこ」少年は、幼い日のある日「クーツェ」という麦踏みをしている不思議な男と出会う。それ以来、何かのたびに聞こえてくるクーツェの足音。音楽にうるさい町の吹奏楽団のティンパニストの祖父、素数にとりつかれた父、用務員さん、目の見えないボクサー、チェリストとその娘などさまざまな人と関わりながら、音楽の道を志す。ねこや人々に降りかかる毎日は決して優しいものではない。それでも、音楽は鳴り止まない。

 「プラネタリウムのふたご」と同じく、ファンタジックな世界をきれいな言葉で描いているのは変わりませんでした。ストーリーはより暗い意味を持ち、不思議さが増していますが。

 この作品の登場人物たちは、どこか「へんてこ」です。その「へんてこ」について、ねこが音楽の師としたチェリストがこう語ります。
 
へんてこな人間は目立つ。だからいろんなひどいものに狙われる。へんてこな奴は“ひとり”で生きていくために、自分の技を磨かなければならない。へんてこさに誇りを持つための唯一の方法だから。


 私も、よく「変わってるね」と言われます。他の世代の人から見たらそれほど変わっていないかもしれないけれど、同世代の女の子から見ると「変わっている」。私自身も、そう感じます。この部分を読んで、ほっとしました。

 物悲しい雰囲気が全編に広がっていますが、どこか落ち着くところがある作品でした。
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by halca-kaukana057 | 2005-09-03 20:44 | 本・読書


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