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セレーネ「月に願いを!」キャンペーン 締め切り迫る!

 先日このブログでも紹介した月周回探査衛星「セレーネ(SELENE)」に、あなたの名前とメッセージを載せて月まで届けることが出来る「セレーネ『月に願いを!』キャンペーン」。その名前とメッセージの募集締め切りが、明日28日に迫りました。今ならまだ間に合います!


 応募は上バナーリンク先、JAXAのキャンペーンサイトからどうぞ。必要事項を記入するだけで、簡単に応募できます。メッセージは全角20文字以内。半角英数だと40文字までOK。
こちらでは、各界著名人の皆さんからのメッセージも読めます。

 詳しい解説記事はこっち↓
月に願いを…「セレーネ」プロジェクト +α


 
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by halca-kaukana057 | 2007-02-27 21:14 | 宇宙・天文

風邪はピアノに影響する +ピアノについて考えた

 風邪を引いた。熱は出ていないが、昨日は熱っぽくてだるく、くしゃみ鼻水の連発。ここ数日忙しくて走り回っていたら、疲れがたまってしまった。

 今日はピアノ演奏を録音しようと思って練習した。チェルニー100・6番や「メヌエット」ト短調もそろそろ録音したいし、「小さな嘆き」もとりあえず録音して現状を知ろうと思っていた。しかし練習中、何かいつもと違うことに気がつく。聴こえるピアノの音が変だ。私のピアノは長い間調律していないけれども、昨日おとといはこんな音じゃなかった。フォルテで和音を弾くと、音割れした録音がスピーカーから聴こえるような、不快な音がする。なんじゃこりゃあ?!聴こえる音も変だから、演奏もグダグダ。録音なんて出来る状態じゃない。

 …よく考えたら、風邪で耳にも影響が出ていた。そうか、風邪はピアノにも影響するんだ。これは練習するよりもゆっくり休んだ方が良さそうだと思って、今日の練習はそこでやめた。


*****


 ということで、録音をアップしようと思っていたが出来なくなってしまったので、代わりに最近ピアノに対して思っていることを書く。

 先日、フィンランドのシベリウス・アカデミー指揮科の元教授、ヨルマ・パヌラ氏のインタビューを読んだ(「レコード芸術」2004年11月号)。パヌラ氏はこのブログでも以前記事を書いたとおり、ヴァンスカやサロネン、サラステやオラモ等、世界で活躍するフィンランド人指揮者を育てた名教師として知られている。そのパヌラ氏がどんな考えを持って教育していたのか。

 パヌラ氏のそのインタビューによると、パヌラ氏が重視したのはとにかくスコアを読むこと。全ては楽譜に書いてあり、そこに書いてあることを自分で考え解釈する(この時、内向的で忍耐強く、じっくり物事に取り組むフィンランド人気質はプラスに作用するとのこと)。また音楽も哲学のひとつなのだから、哲学書を読むことも大事なのだそうだ。さらに、最初から指揮者になろうとせずに、オーケストラの楽器を演奏し、いい演奏者であることも大切なのだそうだ。

 オーケストラの指揮者の話だったけれども、私はピアノにも通じると感じた。ピアノの楽譜だってオーケストラのスコアと同じだ。答えは全部楽譜に書いてあって、そこから何を読み取れるかは自分にかかっている。先日NHKで放送された「ピアノ 華麗なるワンダーランド」で宮川彬良さんが、ピアノ一台でオーケストラの楽器の、様々な音色を出すことが出来ると言っていたが、ピアノは「小さなオーケストラ」とも呼ばれる。オーケストラの楽器だったら、この楽器でこんな音色かなと考えながらピアノを練習すれば、また音楽も変わってくるんじゃないか。例えば、今練習している「小さな嘆き」だと、右手のメロディーはフルートかオーボエの、木管楽器のような音なんじゃないかと私は考えている。左手はクラリネットやファゴットの、低音の木管楽器。それから、冒頭の弱音も、例えばシベリウスの「タピオラ」のような静けさなんじゃないか(曲調は全然違うけれども)。

 ただ、「ピアノ 華麗なるワンダーランド」でピアノは「楽器の王様」と呼んでいたが、私はピアノだけでは足りないと感じた。「ラプソディー・イン・ブルー」の7台ピアノによる演奏も凄かったけど、やっぱり様々な楽器を用いるオーケストラやアンサンブルとは違うと思う。ピアノだけじゃダメだ。様々なタイプの音楽……オーケストラ、室内楽、声楽、合唱、クラシックに限らずジャズやロック、歌謡曲や演歌、童謡・唱歌も含め、とにかく沢山のタイプの音楽に触れることが、私には必要だと考えた。特に独学でピアノを練習している私には。


 もし楽器を習うことが出来るなら、私はピアノよりもやったことはないけど是非弾けるようになりたいと思っているヴィオラかクラリネットを習いたい。でも、どっちもなかなか教室は見つからないだろうなぁ。ヴィオラは特に。ちょっと大きくなっただけだから、ヴァイオリン教室で指導してくれないかしら。


 話は脱線しますが、そのパヌラ氏のインタビューに書いてあった、雨の中シベリウスを待ち伏せしていた若き日のパヌラ氏とか、昔は熱血漢だったパーヴォ・ベルグルンドの武勇伝とか。オモシロイ。ピアノに関することと言っておきながら、違う方向に走っていってしまったのでこの辺で今日は終わりにします。

 パヌラ氏に関して詳しいことは、以下過去記事をどうそ。
シベリウス音楽院の凄さを探れ
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by halca-kaukana057 | 2007-02-26 21:41 | 奏でること・うたうこと

嗚呼、スオミに栄光あれ

 昨日に引き続き、フィンランドファンによるノルディックスキー世界選手権続報。

《ノルディック複合団体》
 素晴らしい!!フィンランド団体でも優勝!ジャンプでもトップ、そのまま距離でも首位を守り優勝。個人でも優勝したマンニネンは2冠。中継してくれれば観たのに…。ちなみに複合個人の、マンニネンに関するレポートはこちら(ノルディックスキー世界選手権札幌大会公式サイトより)。選手を支える裏方さんの努力も、この優勝によって報われた。きっと選手と同じくらい嬉しいのだろう。



《ジャンプ団体》
 何があったんだ…4位。1回目のジャンプから怪しい雲行き。昨日個人で2位だったハリ・オリもあまり元気がない。2回目は何とか浮上はしたものの、表彰台には手が届かず。トリノ五輪・ノーマルヒルで銀だったマッティ・ハウタマキも調子が良くない。「笑わない男」と呼ばれることもあるアホネンは、ジャンプが終わるとさっさと引っ込んでしまった。今季は随分調子が悪いようだし…。はスタートを切る監督さんも不機嫌そう。選手や関係者も悔しそうだし、観ている私も楽しさ、興奮を感じられない。残念無念。
 ところで、そのHarri Olliの発音で疑問浮上。テレビ朝日の中継だと促音なしに「ハリ・オリ」。札幌大会公式サイトでは促音を付けて「ハッリ・オッリ」。どっちが本来のフィンランド語の発音に近いのだろう?ローマ字的発音をするなら促音をつけるべきだと思うのだが…。


 まだ今季W杯は終わったわけじゃない。森と湖の民に栄光あれ。


 風邪気味だし早く寝よう。
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by halca-kaukana057 | 2007-02-25 21:14 | フィンランド・Suomi/北欧

やっぱり今年もフィンランドを応援しています

 札幌で開催中のノルディックスキー世界選手権。ウィンタースポーツでは俄然元気になるフィンランドを、去年のトリノ五輪に引き続き応援中。

 今日のジャンプ・ラージヒル。久々に元気なアホネンを観たと感じました。2回目のアホネンからのK点越えラッシュは観ていてとても爽快だった!優勝はスイスのシモン・アマン。2位にフィンランドのハリ・オリは一歩及ばず。あと少しだったのに~!アホネンは5位。個人でのメダルをまた逃し、「無冠の帝王」とまた呼ばれそう…。今日の結果はこちらから。(PDFファイル)
明日は団体。問答無用でフィンランドを応援します。


 ノルディック複合では、ハンヌ・マンニネンが「無冠の帝王」返上。これまでW杯やオリンピックの個人戦では何故か勝てずにいたマンニネン。今回ようやく優勝できました。
マンニネン金、距離で逆転「無冠」返上 ノルディック世界選手権(朝日新聞)
凄く嬉しい。是非団体でも、フィンランド国歌を高らかに歌えることを願います。

 クロスカントリー団体女子では一足先にフィンランドが金。個人ではヴィルピ・クイトゥネンが3位。以前集団ドーピングで出場停止になり、その後低迷が続いていたフィンランド・クロスカントリーでようやく明るいニュース。何はともあれ本当に良かった。

 ジャンプ団体、ノルディック複合団体の結果を明日も書く予定。「フィンランディア」を聴きつつ、フィンランド国歌をフィンランド語で歌いながら応援します。
ガンバレSuomi!
(「がんばれ」ってフィンランド語で何て言うんだったっけ?「頑張れ」なんて日本語的表現で、ぴったりなのがフィンランド語にあるかどうかわからないけど)


参考リンク
ノルディックスキー世界選手権札幌大会公式ページ
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by halca-kaukana057 | 2007-02-24 21:53 | フィンランド・Suomi/北欧

「小さな嘆き」の嘆きは本当に小さいのか

 この頃忙しくて、なかなかピアノの練習にまとまった時間が取れません。それでも、15分、30分とちまちまと練習しています。

【ブルクミュラー25】
○「小さな嘆き」
 「ブルクミュラー短調キャンペーン」第3弾。本当に大好きだ、この曲。ブルグ25曲の中で好きな曲ランキングを付けたら、上位ランクイン間違いなし。練習も両手で、あとは滑らかに弾けるようになるだけ。結構弾きやすいと感じます。ただ、分散和音のような部分をさらっと弾ける様になるかがポイント。ぎこちなくひとつひとつの音を弾くんじゃなくて、ひとつのかたまりとして弾く。
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後半のここが難しい。鋭いスタッカートで弾きたいのに、ベタベタになってしまう。指遣いもきつい。
 あと、タイトルも「小さな嘆き(甘い嘆き)」で、解説にも「大げさでなく」と書いてあったが、本当に些細な嘆きなのか疑問に思った。この曲の調性をよく見ればト短調(g moll)。ト短調と言えばモーツァルト。モーツァルトにとって、ト短調は特別な意味を持つと言われている(交響曲第25番、第40番、「魔笛」、弦楽五重奏曲第4番他)。深い悲しみを象徴するような。この辺から、私は「小さな嘆き」の悲しみは小さいものではないと考える。本当は一日中泣きたいぐらい悲しいのだけれども、そこをグッと我慢している。曲の後半、その悲しみが氾濫しそうになる…のでは。ちょっと思い込みが暴走気味だが、そんな風に弾いてみる。


○「せきれい」
 只今リベンジに向けて練習中。「別れ」と同じように、メトロノームと一緒にゆっくり何度でも反復練習だ!!あの超難所アルペジオもどきを必ずや克服するぞ!(あのアルペジオが弾けないと、「樅の木」にはいつまで経っても届かないだろうから)


【ペツォールト:メヌエット】
 現在はト短調を練習中(またト短調だ)。ト短調という調性が好きなのかもしれない。この曲もかなりお気に入り。
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以前(2年ぐらい前)に練習した時は、この最後の左手の赤丸をつけた部分の指遣いに、かなり苦戦していた。でも、今はさらりと出来てしまう。これは上達してるってことか?
 ト長調のメヌエットと連続で弾くとなると、調性に混乱して黒鍵を間違えてしまうことが多い。やはりスケールの練習は大事らしい。特にバロック・古典派においては。
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by halca-kaukana057 | 2007-02-20 22:21 | 奏でること・うたうこと

ロケットガール3 私と月につきあって

 いよいよアニメも放送間近の「ロケットガール」シリーズ第3作。


「ロケットガール3 私と月につきあって」(野尻抱介、富士見書房・富士見ファンタジア文庫、2007

 ソロモン宇宙協会(SSA)の宇宙飛行士、ゆかり、マツリ、茜の3人はヨーロッパ宇宙局と共にミッションを行うため、打ち上げ基地のあるフランス領ギアナに向かう。フランス人の10代の少女5人で構成される宇宙飛行士たち「アリアン・ガールズ」と共に月へ向かうミッションに協力するためだった。ゆかりたちは行きの飛行機内でトラブルに巻き込まれ、飛行機を操縦する羽目に。飛行機を操縦したことのないゆかりたちに無線でアドバイスしてきた少女の指令を無視し、ゆかりは無理やり飛行機を着陸させる。空港でその無線でアドバイスしてきた少女…「アリアン・ガールズ」のリーダー・ソランジュと対面し、2人は会ってすぐビンタ付きのにらみ合い。フランス特有の習慣に慣れないままゆかりたちはアリアン・ガールズたちと訓練を始める。初め、ゆかりたちは月には行かず途中で帰還する予定だったが、アリアンガールズ側のトラブルでゆかりたちも月を目指すことになってしまう。果たして、ゆかりたちは無事に月へ行くことができるのか。


 シリーズ3作目、ついにガールズたちが月へ向かいます。しかもフランス版ロケットガール、アリアンガールズも登場。フランス娘に負けじと頑張るゆかり、相変わらずマイペースなマツリ、積極的に仲良くなろうとする茜の3人。一方、今回のミッションを牛耳るのは自分だとゆかりたちを叱咤するソランジュ。ゆかりとソランジュは案の定対立してしまうわけですが、それだけでは終わらない。だんだんソランジュの内面が見えてくる。

 アリアンガールズ側のトラブルで、メンバーが2人減ってしまう。ソランジュはミッション遂行不可能だと思ってしまうが、そこでゆかりがソランジュに切ったタンカがとても好きだ。ソランジュは成り行きで宇宙飛行士になったゆかりとは違い、茜のように宇宙に行きたくて志願した。これまでの飛行を経験して、ゆかりも宇宙飛行士としての自覚と責任感を強めてきた。そこでゆかりはソランジュにこう告げる。
「あたしだって二ヶ月関わったんだ。簡単にやめられちゃたまんないんだよ!」
(中略)
だけど宇宙飛行というやつは、気軽に中止しちゃだめなんだ。一度の宇宙飛行に何百、何千という人が関わっている。自分の知らないところに、その飛行に生涯を賭けてきた人が必ずいる。それは帰還のあと、廊下やパーティ会場や整備工場の片隅で、はにかみながら、そっと握手を求めてくるような人たちだ。その笑顔と涙は忘れられない。(127ページより)

 この言葉から、ゆかりとソランジュの関係がどんどん面白くなっていく。何度も対立するけれども、お互いの様々な面を見つけ、驚き、理解するようになる。ゆかりの熱意はいつしかソランジュを変えてゆく。熱意を持った者同士が、感情をぶつけ合いお互いに成長する姿を見ているのが好きだ。とてもすがすがしく、その熱意や勇気を少し分けて貰った気持ちになる。

 月でのシーンはハリウッドのSF映画顔負けの迫力のある展開。ソランジュが月を目指すきっかけや、月開発の可能性を語るシーンも好きだ。宇宙開発の醍醐味を堪能した気分。

 シリーズ3作、とても面白かった。アニメはWOWOWでの放送(ノンスクランブル枠)のため、リアルタイムでは観られないけれども、DVDが出たら是非観たい。

《これまでのシリーズ感想》
第1作:女子高生、リフトオフ!
第2作:天使は結果オーライ
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by halca-kaukana057 | 2007-02-20 21:28 | 本・読書

ゴーイング・マイ・好奇心ブログ

 私がブログ記事を書く時にいつも思うのは、わかりにくいことでもどれだけわかりやすく伝えられるかということ。あまり知られていないことを、どうしたら興味を持ってもらえるか。そしてなにより、私自身が感じている楽しさや面白さをそれだけ伝えられるか。

 本やブログを読んでいても、興味の無いものはスルーし、難しいことは読み飛ばしてしまうことも多い。でも、私は好奇心旺盛に生きていたいと、常に思う。知らないこと、わからないこと、見たことがないものに強く惹かれる。私の知らない、面白いものが世の中にはゴロゴロしている。面白そうだと思ったらまずは手を出してみる。顔を突っ込んでみる。よく分からなければ、別の方向から調べてみる。そんなこんなで、私は興味のベクトルがあっちこっちに散乱している人間になってしまった。

 私は何でもいいからスペシャリストになりたいと思っている。専門分野を持ち、それ一本に絞って生涯追求していきたい、と。しかし、気がついたらジェネラリストになっていた。自分でも落ち着きのない人間だと思う。だが、好奇心は止められない。あらゆる分野にアンテナを張り巡らし、少しでも興味を持てばそれに向かってエンジン全開。気が済むまで突き進む。その先で見つけた面白いものを存分に楽しみ、その魅力を誰かに伝え共有したいと思ってきた。

 私がブログでやりたいのはそんなことだ。インターネットを見ているだけだった頃、ホームページで自分の好きなものについて語る人々を見て、私もHPを作りたいと思っていた。いつの間にかブログ流行りだし、これなら私にも出来るかもと始めた。時には反対意見や問題提起、愚痴独り言も書く(※1)けれど、私はここで「面白い!」「これはイイ!」と思ったものを伝えたい。私自身がその興味対象物についてより深く理解するためにも、出来る限り分かりやすく書きたい。そして、何より面白いと感じるこの感情の臨場感を届けたい。

 他のブログを読んでいて、興味関心が似たような方の文章を読んで「そうそう、これは面白かった!」「いいよね、これ」と共感することは多い。コメントする勇気が無くてそのまま「戻る」をクリックしてしまうことも多いけれど、楽しさを共有するってこういうことでもあると思う。たとえ顔も名前も知らない人とでも、楽しさを共有できるのは凄いと思う。

 この頃批判記事を目にすることが多く、うんざりしていたので自分の向かう方向を確かめるためにこの記事を書いてみた。一方的な批判・あら捜し記事より、とにかくいい所を見つけて書きまくる方が私は好きだ。書いていても、読んでいても楽しいから。最後にシベリウスの名言を書いておきます。
批評家のいうことに、決して耳を傾けてはいけない。
これまでに、批評家の銅像が建てられたためしはないのだから。



(※1)
 何かに反対したり、問題点を提起したりするのは慎重にしたいと思っている。感情だけで「嫌い」とぶった切るんじゃなくて、私がどういう理由でその意見に賛同できないのかをはっきりさせてからにしようと思っている。はてなブックマークで「これはひどい」「異議あり」などのタグをつけるときも同じ。
 愚痴独り言は…書き過ぎないようにします。ただ愚痴るんじゃなくて、その悩んでいることを言葉にしてはっきりさせ、そこから少しでも前進できるような、そんな頭の中でぐるぐるしているようなことを。(よく分からなくなってきた)
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by halca-kaukana057 | 2007-02-16 21:43 | 日常/考えたこと

星のパイロット2 彗星狩り

 先日笹本祐一さんの「宇宙へのパスポート3」を紹介しましたが、今日はそこでちょっと話に出した笹本さんの宇宙SF小説「星のパイロット」シリーズ(古本屋で捕獲した)を。

f0079085_10585643.jpg彗星狩り〈上〉―星のパイロット〈2〉
笹本 祐一、朝日ソノラマ、1998
(上・中・下の全3巻。写真は上巻)

 シリーズ第1作「星のパイロット」のあらすじも簡単に書いておきます。

 民間企業も宇宙開発に参加するようになった時代、アメリカ西海岸ハードレイクにある航空宇宙会社・スペース・プランニングに新入りの宇宙飛行士がやってきた。その飛行士は小柄な日本人・羽山美紀。戦闘機を乗りこなしアクロバット飛行も決めてしまう美紀だが、宇宙飛行士としてのキャリアはまだまだ。しかも、宇宙開発の現場は荒くれ男の世界。戸惑いながらも美紀は夢の宇宙飛行へ訓練を続ける。

 ここまでが第1弾。ここから第2弾「彗星狩り」。

 スペース・プランニング社長のジェニファーは、離婚した相手でライバル宇宙企業・カイロン物産社長・劉建に対抗するため、地球に向かいつつあるヨーコ・エレノア彗星捕獲レースにエントリーしてしまう。小さな企業であるスペース・プランニングにとって、それは不可能であり無謀な挑戦だった。意地を張るジェニファーと、無茶だと呆れる社員たち。一方美紀は少しでも可能ならば是非レースに参戦したいと、前向きに考える。ミッションディレクター・マリオの紹介で、ジェット推進研究所(JPL)から若手女性研究員・スウも自分の研究に役立てるための機材を載せることを条件にミッションに関わることになった。大手宇宙企業もエントリーする中で、スペース・プランニングは彗星へ向けて飛ぶ宇宙船の組み立てから始めなければならなかった。

 上・中・下の全3巻と長めの作品。でも読み出すと止まらない。展開がテンポよく、サクサク読める。彗星を捕獲するなんて本当に出来るのか?と思いながら読んだ。彗星に向かうためのロケットエンジンの仕組みや技術は、今実際に使われているものの延長上にあるもので興味深い。美紀たちが乗る宇宙船はプラズマエンジンを使っている。現在はまだ惑星探査機にしか使われていないが、もっと研究・開発が進めば大型のロケットや有人宇宙船にも利用することが出来、現在主流の液体酸素・液体窒素のエンジンよりも大きなパワーを出せる。現在の現実とつなげて考えられるから、彗星捕獲というぶっ飛んだ物語でも違和感無く読めた。

何といっても最大の魅力は、美紀の勇敢で思い切りのいい行動。「ロケットガール」シリーズでもそうだけど、小柄で可愛い女の子が勇敢にたくましく活躍する姿が好きだ。しかもとても楽しそうで。スペース・プランニングをバックアップするJPL研究員、かつマリオのライバルでもあるスウもそんな感じ。現実主義者のマリオと、可能性が1%でもある限りミッションを続けようとする美紀とスウのやりとりがオモシロイ。その美紀とスウに流されて、マリオもだんだん大胆になってしまうのだが。

 彗星捕獲レースの中盤、彗星に向かう宇宙船でトラブルが起こる。美紀たちはそのトラブルを何とかかわすのだが、他の宇宙船が大変なことになってしまう。彗星が通る軌道は地球から遠く離れ、すぐに帰れないし助けが迎えに来てくれるわけでもない。宇宙の広さ、そこを飛ぶ人間の孤独。これが宇宙の現実なんだと実感した。

 最後まで波乱の展開。やっぱりこのシリーズは面白い。というわけで、今後も第3作、第4作の感想も追って紹介します。…しかし、最近宇宙SFばっかり読んでるなぁ。「ロケットガール」も現在第3作を読んでいるところだし。
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by halca-kaukana057 | 2007-02-15 22:13 | 本・読書

月に願いを…「セレーネ」プロジェクト +α

 あなたが月に願いを届けることが出来たら、何を願いますか?

JAXA:セレーネ「月に願いを!」キャンペーン


 日本が今年夏に打ち上げ予定の月周回衛星「セレーネ(SELENE)」。この人工衛星に名前とメッセージを載せて、月まで届けようというキャンペーンを展開しているのをご存知でしょうか?ご存知の方、もう応募はされました?ご存じない方、この記事を読んで、是非応募してみてください。

 「セレーネ」は月の周りを回りながら、月の環境や月がどのようにして出来たかを調べることが目的の観測衛星。月は一番身近な天体なのに、何故かよくわからないことが多い。例えば月がどうやって出来たのか。小惑星が地球にぶつかって、その破片が集まり月になったという説(ジャイアント・インパクト説)が有力と言われているが、まだはっきりしないことが多い。今年はアポロ計画以来の月探査ラッシュで、日本だけでなくアメリカやロシア、インドも観測衛星を打ち上げる予定。

 その月周回衛星に宇宙を夢見る人々の名前とメッセージを載せて、月まで持っていってしまおうというのが、この「月に願いを!」キャンペーン。以前も、火星探査衛星「のぞみ」や、小惑星「イトカワ」へ向かい、数々のトラブルにもめげずミッションを続け現在地球へ帰還途中の小惑星探査衛星「はやぶさ」にも人々の名前を載せるプロジェクトを行ってきました。私も「はやぶさ」に私と家族の名前を(勝手に)載せ、宇宙の彼方へ飛ばしました。(はやぶさに関しては関連記事「はやぶさとイトカワ」もご覧下さい。)


 私はまだ宇宙へは行けない。同じように、宇宙へ行ってみたいけれども行けないと思う人は多いはず。そんな人々と少しでも宇宙への夢を共有したい。名前だけでも宇宙空間を旅するチャンスをくれたJAXA(宇宙航空研究開発機構)の心意気が、とてもカッコよく感じる。その衛星のニュースを見るたびに、宇宙空間を飛んでいる自分の名前を思い出す。決して宇宙は手の届かない場所ではない。また、宇宙開発は税金の無駄遣いだとか反対意見もあるけれども、宇宙を知ることで見えてくることは、お金で買えるとかそういう次元の問題じゃないと私は考える。そんな宇宙開発を少しでも応援したいという意味もこめて、私は今回も名前とメッセージを月に送るべく、このキャンペーンに参加しました。


 この記事を読んで少しでも興味を持った方、是非応募してみてください。記事冒頭のリンク先から、応募することが出来ます。勿論無料。家族や友人、恋人やペットの名前もまとめて送ることが出来ます。応募締め切りは2月末日。今からゆっくりメッセージを考えても間に合います。



*****


 今日はもうひとつ宇宙開発関連ニュース。

若田光一さん、宇宙ステーション長期滞在要員に(朝日新聞)

 今年冬の予定が、延期になって多分来年夏あたりには土井隆雄さんの宇宙飛行が予定されていますが、来年秋に若田さんの宇宙飛行が決定。しかも、国際宇宙ステーション(ISS)に3ヶ月滞在予定。おおおおお、ついに来たか、と思いつつニュースを見ていました。これまで96年、2000年とスペースシャトルに搭乗し、ロボットアームで衛星を捕まえたりISS建設に加わったりとキャリアを積んできた若田さん。しかも、そのアーム操作が神業級。2度目の飛行で、アームに付いているカメラが不調でそのカメラ無し、つまり取り付ける先が見えず、様子がよくわからない状態で操作したにも関わらず、見事ISSの部品を取り付けてしまったことも。あの時は見ているこっちまで興奮してしまった。

 土井さんのミッションでもそうですが、主なミッションは日本の実験棟「きぼう」の建設。3ヶ月の長期滞在ということで、仕事も多いと思うのですが…、ここはこの間のNHKのISS生中継のように、週1ぐらいでISSから生中継レポートなんてやってほしい。ISSがどうなっているのかとか、最近のミッションの様子とか。ハイビジョンカメラで撮った地球の映像もつけて。そうすれば、日本でももっと宇宙開発への関心と理解が深まるんじゃないかと思ってみた。もし出来るなら、ISSからブログ連載とかどうでしょう?面白いと思うんだ。

 もっと詳しくはJAXAのプレスリリースをどうぞ。先に飛行予定の土井さんとのミッションの順番図説や、各日本人飛行士からの祝福メッセージもあります。
 あと、まだ関連する記事はないのですが、きっと報告記事があると思うので、野口聡一さんのブログ野口聡一blog:宇宙日記2007も参考リンクとしてどうぞ。久々に宇宙にワクワクさせていただきました。


《追記》
 その野口さんのブログで、このISS長期滞在に関する報告記事が。以下リンクからどうぞ。
野口聡一blog:宇宙日記2007 : 御報告
 野口さんは、若田さんが飛行できなくなった時のためのバックアップメンバーでもあります。毎日新聞の記事(下のリンク)によると、
「私たち2人組が、宇宙飛行士の史上最高のデュオと言われるよう頑張りたい」
と抱負を語る野口さん。ええ、2人の活躍に期待します。土井さんの飛行と合わせて、当ブログでは盛大に応援します。またNASA-TVにかじりつくんだろうなぁ。来年は久々に日本人宇宙飛行士のニュースで楽しめそうです。
若田さん:「日本の子供たちもあこがれではなく、目標に」(MSN毎日インタラクティブ)
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by halca-kaukana057 | 2007-02-13 21:47 | 宇宙・天文

[味楽る!ミミカ]オムライスおにぎりを作ろう!

 何故か2日連続でミミカの料理。今日は今週放送の「オムライスおにぎり」。味楽来学園の宝物である「五段のお重」を守るため、美味香たち「あ組」の生徒たちが立ち上がります。お重を狙うダリおやじの注文「2倍うまい○○ライス」の難題に対して、美味香が作ったのがこの「オムライスおにぎり」です。早速レシピにいってみましょう。


【材料】
・ハム:60グラム
・チーズ:50グラム(切れてるチーズを使うと便利)
・ごはん:1合
・パセリ:適量
・ケチャップ:大さじ6
・小麦粉:適量
・卵:2個

【作り方】
1、まず、ハムとチーズを細かく切ります。パセリもちぎって細かくします。
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こんな感じ。

2.ご飯とハム、チーズ、パセリを混ぜ、ケチャップも入れてさらに混ぜます。
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ボールに入れて…↓
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切るようにして混ぜるのがポイント。味付けがケチャップだけなのはちょっと不安なので、勝手に塩コショウを入れた。

3.ケチャップライスをラップで包んで、おにぎりの形ににぎります。
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ちょっと大きかった…?

4.にぎったおにぎりを小麦粉にまぶします。
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たっぷりの小麦粉で、おにぎり全体がかくれるようにまぶします。揚げ物みたい。

5.溶いた卵をおにぎりに付け、フライパンで焼きます。
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おにぎりに小麦粉と卵の衣をつけて焼くなんて、26年生きて色々料理も作ったが初めての経験だ…。ちょっと変な感じ。
おにぎりの全ての面(広いところも、横のせまい部分も)を、きつね色になるまで焼きます。はしよりもトングを使ったほうが、おにぎりを裏返しやすいです。はしだとこわれる可能性あり(あまり大きく作ったから…)。

6.焼けたらお皿に盛り付け。
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できあがり!!


 さて、食べてみよう。うん、なかなか美味。中のチーズがいい感じにとろけている。ケチャップの味が単調かなと思ったけど、パセリの辛味がきいてる。塩コショウも入れて正解。おにぎりで和食のはずなのに、洋食オムライス。ちょっと不思議な料理でもあります。

 今週はダリおやじの再登場と、学園の危機で盛り上がるんじゃないかと思いきや…、何ですかあのサギまがいの料理対決は。リンリンと若旦那(真之介もあやしい)は無理やり「うまい」って言わせてるじゃん。ダリおやじがまともに「うまい」と言ったのは、マルコと美味香の料理だけだったんじゃ…?でも、まぁ勝ってよかった。

 好きなシーンは美味香がモリリンから、父・万作がかつて味楽来学園の生徒だった時、同じように五段のお重を狙われ一人で立ち向かい勝ったというエピソードのシーン。万作のように一人で勝つ自身はないけれど、あ組のみんなと力を合わせて勝つ、と決意するシーン。ロクにオムライスも作れないけど、皆で力を合わせればきっと勝てるはず。そんな力強い決意に惹かれた。

 最後に、困ったことになりました。
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パセリを1束買ってきたのですが、こんなに大量に余ってしまった…。パセリなんてそんなに使わないのに、こんなにいっぱい。どうするんだ、オイ。捨てるのも持ったりない。誰かこのパセリの活用方法をご存知でしたら教えてください…。


《追記》
 な、なんと!オープニングテーマソング「味楽る!ミミカ ナンバーワン」(歌:おみむらまゆこ)がCD化されるらしい!!
Amazon.co.jp:味楽る!ミミカ ナンバーワン
出るのか?!本当に出るのか!!2月28日発売予定。…思わず買っちゃうかも。
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by halca-kaukana057 | 2007-02-12 21:38 | Eテレ・NHK教育テレビ


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

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