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2007、自分まとめ

 N響の第九が終わって、現在カラヤン&ベルリンフィルの第九を聴いている最中です。

 いよいよ今年も残すところ僅か。今年を振り返ってみようと思う。私にとって2007年は、再起動の年だったと思う。8月に長年患っていた病気の完治宣言を医師から頂けたこと。身体の面、精神的な面、実生活の面で、去年とは明らかに違う動きを自分でも感じた。自分が"動いている"感覚。去年はそれを感じられなかった。これは大きかった。実は、時折調子が悪くなる時がある。また戻ってしまったのか…と思いつつも、以前と違ってすぐに自分で対処できるようになった。自分の体調は、まずは自分で管理する。病気を通して、それがようやく出来るようになった。

 再起動と言っても、前と全く同じ状態に戻れたわけではない。失ったものもあって、それを悔やむ時もある。でも、過去を羨んでも仕方ない。これから何をするか。そう思えるようになった年でもあった。

 ここからは今年印象に残ったものを挙げてみます。


 まずは本。今年はやけに本を読んで泣いていた。今年に入ってから、本やアニメで泣くことが多くなった。何故だろう。ちなみに、今年読んだ本なので、出版年は今年とは限りません。
「恐るべき旅路」
 松浦晋也さんによる、火星探査機「のぞみ」のドキュメント。思えばこの本を読んで泣いたのが全てのきっかけだったかもしれない。まさか宇宙開発本でこんな心を揺さぶられるとは。
「ブレイブ・ストーリー」
 宮部みゆきのファンタジー。アニメよりも原作の方が印象に残っている。長い分、読みごたえはあった。
「村田エフェンディ滞土録」
 梨木香歩の小説。梨木さんの作品は今年よく読んだ。梨木さんの作品の中で、今一番好きな作品がこれ。
 漫画もよく読んだなぁ。印象に残っているのはあさりよしとおの宇宙・科学漫画。まんがサイエンスシリーズも、「なつのロケット」も不朽の名作ですな。

 
 次は音楽。今年はシベリウス&グリーグ&エルガーイヤーだったのに、一番印象に残っているのはショスタコーヴィチという矛盾wシベリウスはピアノで弾いたから、そっちで。ショスタコは来年も聴きますよ。ただ、曲数が多く交響曲全集もなかなか手に入れられないのでゆっくりと聴きます。10番交響曲と11番交響曲のCDが欲しいです。ヤンソンスとN.ヤルヴィの。


 ピアノでは、シベリウスとブルグ「タランテラ」ばっかりやってた気がする。「見知らぬ国々」も弾けるようになったなぁ。そして、自分がピアノを演奏して何をしたいのか、何が足りなくて何をすべきなのか、それもだんだんと見えてきた。また来年も模索しつつ、苦しみつつ、楽しんでいけたらと思う。そう言えば、こんな目標を立ててたっけ。えっと…全然達成できてないのですが。ツェルニーとハノンは絶賛放置中だし、「金婚式」も再開できなかった。来年はどうしようか。

 
 NHK教育は「電脳コイル」と「やさいのようせい」で今年は語れそうな気がします。今年ほどこんなにアニメを見まくった(ただしETVだけ)のは無いんじゃないかというぐらい。コイルは再放送で来年も楽しめるし、やさいのようせいはDVDで楽しめる。いいものは大事にして、楽しみたいな。

 それから、「かぐや」。観測結果が届くたびにワクワクしてばかりだった。来年は更なる観測結果がどんどん入ってくるんだろうなぁ。楽しみだ。それと、来年は「きずな」と「きぼう」だけど…「きぼう」はシャトルの延期でどうなるか…心配です。

 イラストもガンガン描いた。あとは「ニコニコ動画」で笑うことも多かった。ニコニコは私にとって、今年のネット上の一大事件だった。それから、自分について考えることも多くなった。それについて、このブログで意見を交わすことが出来たのはとてもありがたい経験でした。皆様、いつもありがとうございます。

 様々なものに心を動かし、人と言葉を交わし、それが楽しくても辛くても私の目の前にあるものだと受け入れたい。そしてそこからまた思考も、人間関係も発展していけばいいと思う。来年も、好奇心の火種を大切にしていきたい。
 今年一年のご愛読、誠にありがとうございました。残り少なくなりましたが、良いお年をお迎えください。
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by halca-kaukana057 | 2007-12-31 23:18 | 日常/考えたこと

年忘れ教育テレビ

 年末も教育テレビ三昧です。

【クインテット】
 「お正月」の回でまたしてもフラットさんがやってしまった。第九「よろこびのうた」にかけて、ダジャレ連発。今日本各地で大雪を降らせている寒波は、もしかすると寒いダジャレでフラットさんが呼んでしまったのかも…(嘘です!)。これは「きょうの料理」の後藤繁榮アナと、「N響アワー」の池辺晋一郎先生、そしてフラットさんで"NHK教育ダジャレトリオ"が結成できるかも知れん。いや、是非やって欲しい!そのフラットさんが駄洒落を連発した理由は、「座布団が欲しかったから」、フラットさんらしくて可愛いなぁ。

 クリスマスにはWアキラさんのピアノ新曲。「フォスターメドレー」。フォスターの名曲を、二人のアキラさんの演奏でお届けします。冒頭の「ケンタッキーの我が家」で、ケンタッキーのCM→クリスマスのチキンと連想して、ひとりで爆笑していたのは私です。あの曲はケンタッキーを(以下略)。Wアキラさんのピアノは、いつ聴いても楽しい気持ちになる。そして、アキラさんのようにピアノを弾きたいと思ってしまう。

 今週は好きな曲が多くて個人的に満足。「白い想い出」も「冬の星座」も、「赤ちゃん」も。「冬の星座」の日のコンサートが「金婚式」という流れもいい。「金婚式」の切ないメロディーはいつ聴いてもいい。金婚式…人生を重ねてきた老夫婦が、共に過ごした時間と感じた喜怒哀楽を静かに振り返っているようで。


【おかあさんといっしょ】
 今日のコンサート再放送「マチガイがいっぱい?!」、前回観ていなかったので今日は観た。よしお兄さん、最高です!マチガイの世界に飛ばされてしまったお兄さん・お姉さんとスプーたち。その間違いを、皆で力を合わせて解かないと元の世界に戻れない。そんな中で、よしお兄さんとマチガイダンサーズが恐ろしいことに。何とよしお兄さん、逆立ちをして「ぱわわぷたいそう」を!すごい…すごすぎる。しかも、いつものよしおにいさんとキャラが違っていて、お尻をボリボリかいたり間抜けだったり。こんなよしお兄さんは嫌だぁぁぁ…!と思いつつも、たまにはいいかも知れないと思ってしまった。そのよしお兄さんと直そうと、気合たっぷりに「ゴッチャ!」を踊るまゆお姉さん。この2人の掛け合い、本当にいいよなぁ。

 おかいつの魅力は、コンサートで一番発揮されるのかもしれない。お兄さん・お姉さんの生の歌とパフォーマンスはいつも素晴らしい。会場のお友達を楽しませようというエンターティナー魂を感じる。


【やさいのようせい】
 現在年末年始特別再放送中。放送時間は番組表、または「やさいのようせい」公式HPで確認を。

 12月に「やさいのようせい」DVD-BOXが出たのですが、あまりの可愛さに買ってしまいました。
やさいのようせい N.Y.SALAD DVDBOX/ポニーキャニオン

 DVD-BOXはアニメ全26話と、天野喜孝さんスペシャルインタビューを含む特典DVD、それと天野さんによる「やさいのようせい」原画+アニメ版イラストを収めたイラストブック。天野さんの、何気ない日常から生まれたという妖精たち。しかも、大人の目線ではなく、子どもの目線で描いた作品でもある。原画はアニメと違ってちょっと怖い絵もあるのだが、それでもそれぞれの個性を見ていくとコミカルで可愛い一面がだんだんと見えてくる。さらに、その原画をそのままアニメにした映像もあるのだが、動くと怖さよりもキャラクターの表情がより見えてくる。アニメって不思議だ。


 さて、今夜はNHK教育でN響の第九ほかクラシック三昧。明日はおかいつコンサート秋編再々放送と、「電脳コイル」スペシャル、さらにウィーンフィルニューイヤーコンサート。あさっては「味楽る!ミミカ」スペシャルもあるぞ。お正月も教育テレビで決まりです!

 ちなみに、このブログは年末年始も関係なく、通常通りの更新をします。
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by halca-kaukana057 | 2007-12-31 18:08 | Eテレ・NHK教育テレビ

「人間嫌い」のルール

 以前efさんのブログで見つけて、面白そうだと思った本。「人間嫌い」という強い言葉に、私も惹かれてしまった。
なかきよ:先月の新刊 中島義道

「人間嫌い」のルール (PHP新書 468)
中島 義道/PHP研究所/2007

 「人間嫌い」というと、人との関係を拒絶し、引きこもって独りでいるようなイメージを持つ。または、誰とも理解しあおうと思わず、心を閉ざしているイメージ。そういうのも「人間嫌い」に分類されるけれども、この筆者である中島さんの「人間嫌い」はちょっと違う。

 人と何かについて話した時に、誰かの意見に共感して相槌を打つ。または、本当はそうは思っていないのだけれども、相手との関係を保つためにお世辞を言ったり、嘘を言ったりすることがある。それはこの社会で生きてゆくために必要なスキルとも言える。しかし、そんな行動に対して、本気で悩む人たちもいる。相手とは違うことを思っているのに、それを言ったら相手が傷つくかもしれない、場の空気を壊すかもしれないと本当のことを言えない人たち。例え相手と円満な関係を保つためとは言え、お世辞や嘘を言うのは嫌だ、苦手だと思っている人たち。そして、他の人はそういうことを簡単に出来てしまうのに、自分は出来ない。それゆえ、人間関係に息苦しさを感じ、自分はだめな人間だと思ってしまう人たちがいる。そんな人たちも「人間嫌い」な人たちに含まれる。

 この本を読もうと思った私にも、「人間嫌い」の要素は含まれている。ひとりで行動する方が気楽で好きだし、お世辞は嫌い。誰かから無理やり共感を求められるのも苦手(あくまで"無理やり"の場合。自分から共感したなら問題は無い)。人間関係に息苦しさを感じて、逃げ出したくなってしまう時もある。でも、その一方で大切にしたい人間関係もある。信頼している人もいる。「人間嫌い」のようで、違うところもあるようで。この見方が面白い。どちらが間違っている訳でも、排除されるものでもない。「人間嫌い」であっても、そうでなくても、どちらも生き方のひとつ、異なる価値観のひとつなのだ。

 中島さんは哲学者のため、作中には哲学者たちや文学作品の中の言葉が多く引用されている。「人間嫌い」は決して現代に始まったことではなく、多くの人々が悩んできたことなのだと証明してくれる。

 私たちは、自分の考え方で他者のことも考え、理解しようとしてしまうことがある。それゆえ、無理やり共感を求めたり、相手の立場を読まない「思いやり」を押し付けてしまったり、圧力とも言える期待を寄せてしまったりする。「自分が正しい」と思って。それで苦しむ人がいることを、心に留めて、理解したい。それが本当の意味での、「共感」なのかもしれない。…「共感」そのものが要らない、と言う人もいるだろうけど。

 「人間嫌い」でも生きられる。人間関係を築くのが苦手でも大丈夫。読んだ後そんな気持ちになれたことが、ちょっと不思議だ。
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by halca-kaukana057 | 2007-12-30 22:45 | 本・読書

「タランテラ」で発狂したのは…?

 ブルグミュラー25「タランテラ」苦戦日記です。あれからまた練習を続けていましたが、これ以上今の時点ではどうにもならないと判断し、一旦完成といたします。

♪「タランテラ」第3回録音:ピアノ録音置き場ブログ「タランテラ」のページでどうぞ。
録音は2つあります。

 この曲の練習を始める時、「毒に苦しむように、思い切り狂って」演奏しようと思っていた(その時の記事:憧れのタランテラへ)。でも、実際苦しんで発狂したのは私自身だった。「タランテラ」の猛毒に、私自身がやられてしまっていた。曲そのものに苦しむことと、「苦しんでいる・狂っている」曲想を伝えること。それでいいとも思うし、ちょっと違うなとも思う。曲に没頭してしまって、自分も苦しむことが出来たのはいい経験だとと思う。しかし、もっと客観的になって演奏するべきとも思う。どっちなんだろう?どっちが正解とは言えないだろう。でも、私の答えをまだつかめない。

 またブルグを進んで、一度距離を置いてから再挑戦したい。難しいけど、挑戦しがいのある曲。これは燃える。


【グリーグ:アリエッタ】
 現在3つのパートを別々に練習中。一番の問題はアルト伴奏部分。よく考えたら、両手にわたるアルペジオになっているんだな。その練習も兼ねて頑張ろう。そう言えばブルグの次の曲は「天使の歌声」。これも両手にわたるアルペジオの練習を兼ねている曲だ。年明けからはアルペジオの嵐の予感。



 最後に、今練習中の曲とは全く関係が無いのだが、聴いたCDでピアノに関して思ったことを。

Lullaby of Muses II

甲斐恵美子/Lyra Records



 以前祈りよ届け、宙の向こうの「はやぶさ」への記事や、最近の気になる宇宙の話題まとめ +はやぶさイラストの記事でも触れた、小惑星探査機「はやぶさ」の応援CDをついに入手。ジャズはめったに聴かないのですが、「祈り」で聴いて気に入り、「はやぶさ」目当てに入手した宇宙バカです。

 ジャズのピアノの響きが、私にとっては新鮮に聞こえた。ひとつひとつの音がよく響き、音の"空気感"が伝わってくるみたい。私にとってピアノはクラシック音楽を意味していて、ポップスでもピアノは使われているけれども、それは歌の伴奏程度にしか思っていなかった。クラシックの響きとは全く違う、ジャズのピアノ。こういうピアノの弾き方、演奏もあるんだなと興味深かった。私にも出来るかな?ブルグでこんな音を出したら面白くならないかな?なんて思っている。

 このCDについてはもっと書きたいことがあるので、また後日詳しく書きます。
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by halca-kaukana057 | 2007-12-28 22:15 | 奏でること・うたうこと

[味楽る!ミミカ]ビスケットケーキを作ろう

 「味楽る!ミミカ」の料理実践、今回は新作「ビスケットケーキ」です。ケーキのことでケンカしてしまった美味香とリンリン。2人をなんとか仲直りさせようと、真之介・マルコ・若旦那はケーキを作って2人に食べさせようとする。しかし、肝心の小麦粉が若旦那のミスでパー。真之介は小麦粉を使わず、残り物のビスケットを使ってケーキを作れないかと考える。その結果できたのがこの「ビスケットケーキ」。一見ただのビスケットサンド。しかし、ビスケットを使っているのに、フォークで切れる柔らかさ。子どもでも簡単に作れます。

 番組で放送されたレシピでは、生クリームを使っていちごクリームとチョコクリームの2種類のケーキを作っています。しかし、大人でも美味しく食べられるようにしたいと、今回私はちょっとアレンジを加えています。ただ単に甘いクリームはちょっと…というだけ。番組で放送されたレシピで作りたい方は、以下のブログをチェックしてください。
「今日、この頃...。:ビスケットケーキの作り方」
「なかきよ:味楽る!ミミカ調理実習#10 ビスケットケーキ」


 では、ここから私のアレンジ版。結論を言うと、生クリームではなく、チーズケーキのクリームを挟みました。

【材料】(分量はアバウトです)
・ビスケット:8枚
・クリームチーズ:30~50グラム
・ヨーグルト:30~50グラム
・砂糖:大さじ2~3
・牛乳:適量

【作り方】
1.ヨーグルトをふきんで包み、ざるに入れて重石(お皿など)をのせて水分を切ります。

2.クリームチーズを室温に戻したものを、ヘラなどで滑らかにします。
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3.ヨーグルトとクリームチーズを良く混ぜ、砂糖も入れます。
この辺は「いちごティラミス」のレシピを参考にしました。作ってないけど。

4.ビスケットを牛乳に浸し、ラップの上におきます。
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5.クリームチーズとヨーグルトを混ぜたものを、ビスケットに挟みます。
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6.挟んだら、ラップで包んで冷蔵庫へ。大体1時間ぐらい。
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7.ビスケットが柔らかくなったら出来上がり!
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本当はもっと飾りをつける予定だったんだが…。

 …すみません、本当に適当に作りました。味はチーズケーキっぽく、さっぱりとしていて美味しかったです。ただ、チーズクリームをビスケットに挟む際、クリームが柔らかすぎてビスケットの重さでつぶれてしまったので、クリームは作った後いったん冷蔵庫で冷やしてからビスケットに挟むとよいと思います。フォークでなくても、ビスケットサンドのように手で持って食べるのもいいかと。気軽に作って気軽に食べられる、楽チンケーキです。

 …でも、これってケーキと呼べるのかな?(それを言っちゃダメです!)
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by halca-kaukana057 | 2007-12-28 21:49 | Eテレ・NHK教育テレビ

フィンランドと、私にとってのクリスマス

 昨夜のNHKで放送された、フィンランド・ロヴァニエミのサンタクロース村中継はぼんやりと観ていました。私、クリスマスには全く興味も縁も無いので、録画はしたものの途中から観る始末。昨年「所さんの目がテン!」でやってた内容と被るところもあったし。番組ジャンルは違うけど、「かぐや」特番のようなグダグダなところもあったような…。と言うわけで、あまり参考にならないレビューです。

 私が注目したのは、サンタ村のことではなく、フィンランドの人々がどうやってクリスマスを迎えるか。文化が違う。クリスマスに対する考え方が違う。その違いを見せ付けられた気分だった。日本人がフィンランドのクリスマスを真似ようとしても無理(教育など他の分野でも同じ)。文化・思想の根底にあるものからして違うのだから。久々にフィンランド関連でマイナスなことを考えてしまった。

 ただ、フィンランドの人々にとって、クリスマスがどれだけ重要なイベントであるか、その想いの強さも感じた。ただのイベントではなく、家族にとって、そして国家・見知らぬ人々にとっても幸せが訪れるようにと願う。そんなことを考えていたら、以前読んだこの絵本のことを思い出した。

クリスマスのこと (ぼのぼのえほん)
いがらし みきお/竹書房

 漫画「ぼのぼの」から生まれた絵本。ラッコのぼのぼのと、森の仲間たちのクリスマスの風景を描いた、大好きな絵本のひとつ。「クリスマスは皆が幸せになるための日」という言葉が今も忘れられない。フィンランドであれ、ぼのぼのであれ、クリスマスに全く縁の無い私にもそんな気持ちを分け与えてくれるクリスマス。冷え切っていた気持ちが、ちょっと温かくなった。




 フィンランドから話がそれました。個人的には番組内でひたすら「Hyvää Joulua!(フィンランド語で"メリークリスマス")」と連呼していたこと、フィンランドの一般家庭で鈴木杏さんがジンジャークッキーを作った際、マリメッコオンパレードだったことはうれしかった点。エプロンもなべつかみも全部マリメッコのウニッコ。テーブルクロスもマリメッコだったはず。さすが国民的デザイン。マリメッコも日用品です。

 では、最後になりましたが、メリークリスマス!Hyvää Joulua!
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by halca-kaukana057 | 2007-12-25 22:32 | フィンランド・Suomi/北欧

ふたつのスピカ 13

 「ふたつのスピカ」13巻が出てしまいました。あの12巻の衝撃のラストの続きがどうなったのか、早く読みたい気持ちの一方で事実を知りたくない気持ちも…。複雑です。

ふたつのスピカ 13
柳沼 行/メディアファクトリー・MFコミックス フラッパーシリーズ



 新型シャトルの乗組員に見事選ばれ、筑波でメディカルチェックを受ける秋。検査を順調にこなすが、その最終日に吐血して倒れてしまう。どうやら秋の死んだ母と同じ病気を患っているらしい。そんな秋を、妹・さくらが見舞いに来た。宇宙学校のことや、友達のことをさくらに話す秋。そして…





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 これが13巻の帯付き表紙なのですが、店頭でこの帯を見ただけで泣きそうになった。秋…行くなよ!!MISSON:65~67を読み進めるのがとにかく辛い。

 そんな秋の運命に向き合うアスミたちは、哀しみも共有する。例え独りで涙を流していても、その気持ちはつながっている。独りで泣くケイに対して「私がケイちゃんにそばにいてほしくて」(77ページ)と言うアスミ。会場に来ず独りでいる府中野に対して「一番のともだちでしょ!」(60ページ)と言い放ったマリカ。哀しみの気持ちが言葉にならないからこそ、誰かの側にいたい、側にいてほしいと思う。わかる気がする。

 秋の件の後で、マリカのもとに不穏な影が忍び寄る。秋の病気との関連とマリカの秘密。そのことに関してマリカがアスミたちに話すシーンがあるのだが(MISSON:69)、そのマリカも175ページのライオンさんの言葉からもわかるように、誰かが側にいてほしい、それだけのことだったのだろう。

 ちょっと話がスピカからそれるのだが、以前「はてブついでに覚書。:ちょっと一緒に歩こうか。」というブログを読んで、誰かに相談するってアドバイスが欲しいんじゃなくて、ただ聞いて欲しい、ちょっと心細いから一緒にいて欲しいだけなんだと感じた。13巻でのアスミやマリカも同じなのだろう。

言葉は要らない。ただ受け止めてほしい。この人たちなら受け止めてくれると信じてる。

マリカのそんな声が聞こえるような気がした。 

 宇宙への想い、秋の想いをつないでゆくアスミたち。そして迫る最後の課外訓練。鬼教官も相変わらずの鬼だけど、いい先生だよなぁ。14巻はさらにマリカにも危機が迫るのか…?まだまだ安心できません。
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by halca-kaukana057 | 2007-12-25 21:45 | 本・読書

寝ぼけ署長

 久々に山本周五郎を。

寝ぼけ署長
山本 周五郎/新潮社・新潮文庫

 とある地方都市の警察署の署長に就任した五道三省。彼はいつも署長室の椅子でぐうぐう寝てばかりいたため、「寝ぼけ署長」というあだ名を付けられていた。のん気で頼りないと思われていた署長。しかし、署長の側にいた者は語る。署長がどんな人間で、どんな仕事をしていたのかを。




 「寝ぼけ署長」なんて可愛らしいタイトル。だからのん気でおかしな警察署長と、その平和な日々を描いた作品かと思いきや大違い。山本周五郎唯一の探偵ものであり、山本周五郎だからこそ書ける作品だった。普段探偵もの・推理・ミステリーの類は読まないので、読みながら謎解きはせずに、とにかく物語を読んでみた。タイトルに反してとてもスピード感があって、キレがある。この作品で、街の人々や新聞記者たちは次第に署長のファンになって行くのだが、私も「寝ぼけ署長」のファンになってしまった。

 署長による爽快かつ温かい謎解きを読みながら、署長の犯罪や罪、人間に対する考え方に考えさせられることが多かった。人間が何故犯罪を犯すのか、犯してしまったのか。署長はその原因をしっかりと見つめている。目の前では「犯罪」が起こっている。でも、"何故"起こってしまったのか。犯人は、起こさざるを得ない状況にいたのかもしれない。事件の謎と共に、関わった人間の内面まで鋭く、温かく見つめる署長の人間に対する姿勢に、語り手であり署長の秘書的存在である「私」と共に頭が下がる思いだった。

 署長は、事件・犯罪、それから人間を目先のことだけでは考えないのだなと感じた。目の前にあるものや、現在と近い未来のことだけで考えない。目の前には無いもの、隠れて見えないもの、遠い未来のこと。そういうものを見通して、事件に立ち向かっていったのだと。作中の人々が事件を起こす際、必ず何かの理由があった。抱えている問題があって、それを何とか打破したくて事件を思いついた。その問題を解決して思い描く未来を迎えたいと思う一方で、そこに至る為の過程に大きな壁が存在する。その壁を壊すことだけを考えて、事件を起こす。その事件を起こした際の、どうしようもない感情をわかっているからこそ、署長は出来るだけ事件を起訴させない方法をとったのだろう。勿論、極悪人に対しては容赦しない。特に社会的弱者を経済的・身分的に追い詰める者は特に。ちょっと違うけど、「遠山の金さん」や「水戸黄門」を見ている気分。現代版「金さん」「水戸黄門」と言えるかも。


 やっぱり山本周五郎はいいなぁ。
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by halca-kaukana057 | 2007-12-23 21:59 | 本・読書

何回やってもタランテラが倒せない

 ブルグミュラー25「タランテラ」がなかなか完成できない。何回やっても何回やっても倒せない満足できる演奏にならない。頭の中では「もっと強弱を出して」「ここは一息入れて」「もっと飛び跳ねる、弾んだ音で」と色々自分に注文をつけるが、その注文になかなか応える演奏にならない。ああ、本当に難しい。

♪そんな「タランテラ」第2回録音ピアノ録音置き場ブログ「タランテラ」のページでどうぞ。
 試しに録音したので、完成版ではありません。特に満足いかないのが、第1主題メロディー「ラソファファミレ」の部分。「ラソファ・ファミレ」とブツ切れになってる。もっとスラーで流れるようにならないものか。どうも1の指(親指)から3の指(中指)にかえるのが苦手。左手も同じく。なので、冒頭の「レミファファソララソファファミレ」は左手のことを考えてあまり速く出来ない。もっと滑らかに指を動かせるようになりたい。ハノンの出番か…?

 ちなみに今日のタイトル、ご存じない方のために元ネタを貼っておきます。
◇「エアーマンが倒せない」(ゲーム「ロックマン2」のテーマ曲のひとつ)
YouTube版/ニコニコ動画版
 ニコニコではお馴染みの曲です。結構好きです。敢えてそれぞれ違うバージョンを貼ってみました。
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by halca-kaukana057 | 2007-12-22 22:06 | 奏でること・うたうこと

うっかりペネロペ、クリスマス新作 今週の教育テレビ

今週はいつもどおりの感想です。

【おかあさんといっしょ】
 月~水に放送された11月のコンサートは、元日に再々放送されるらしいです。「電脳コイル」SPの前。今度こそ観る。

 木・金は特別版。よしお兄さん・まゆお姉さんの体を使った遊び特集と、「やぎさんゆうびん」リクエストランキング。どちらもとても面白かった。外に出ると寒いから嫌だというゆうぞうお兄さんを外に引っ張り出し、体を動かす楽しさを教えてくれるよしお兄さん。そう言えば半袖だ。体操のお兄さんってやっぱすごいわ。
 この木曜日の「ぱわわぷたいそう」がちょっと変わってた。いつもはよしお兄さんと子どもたち、またはよしお兄さん一人だけの「ぱわわぷたいそう」。今回はお兄さん・お姉さん4人バージョン。よしお兄さん以外のお兄さん・お姉さんが体操に参加するのは、いつもは最後の「ぱわぱわぱわぱわ!」の部分から。それが今回は最初から。これは珍しい。お兄さん・お姉さんの体操が、それぞれの個性がはっきりと出ている所も面白かった。

 金曜は「やぎさんゆうびん」リクエストランキング。1位は「やるきまんまんマンとウーマン」でしたか。インパクト大だしねー。以外にも今年度の個人的大ヒット曲「オー!ことわざソング」が入ってない。おかいつ年齢の子どもたちには、ことわざは難しかったのかな?「きみのこえ」「ぼくのミックスジュース」も人気。来年も集計して欲しいな。


【うっかりペネロペ】
 以前の記事で紹介した通り、来ました!!新作「ペネロペのクリスマスパーティー」。
 もう可愛いよペネロペ!プレゼントのハチの着ぐるみも、サンタクロース姿も。かくれんぼして、ケーキに釣られて出てきちゃったという話もペネロペなら許される。ペネロペサンタが乗っているそりを曳くのがトナカイではなく、ロケットという設定も面白い。でもロケットは大気圏内を飛ぶには…、いやいや、ペネロペだから何でも許される!クリスマスにもう一度観よう。

 ペネロペのクリスマス関連のお話と言えば、寝たふりをしてサンタさんを待ち受けるというのもあったなぁ。あれも可愛かった。
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by halca-kaukana057 | 2007-12-22 21:48 | Eテレ・NHK教育テレビ


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

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