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お知らせです

お知らせです。私の愛用PCがおかしくなりました。通常の起動ができません。セーフモードで動きますが、不安定です。よってPCが復活するまでコメントレスやメールの返信が遅れます。ご了承ください。

コメントとメールは携帯からも読めるのですが、Web拍手のメッセージは見られません。拍手とメッセージはいつも有り難く頂戴しておりますが、確認とレスは遅れます。ご理解のほどよろしくお願いします。

つぶろぐとはてなハイクは携帯からの更新も楽なので、こっちに出没するかも。早くPCが直ることを願うばかりです。


以上、お知らせでした。
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by halca-kaukana057 | 2008-07-31 22:34 | information

ドリトル先生と緑のカナリア

 ドリトル先生シリーズ第11作。「ドリトル先生のキャラバン」で登場したカナリア・ピピネラのお話です。

ドリトル先生と緑のカナリア
ヒュー・ロフティング/井伏鱒二:訳/岩波書店・岩波少年文庫


 メスであるが美しい声で歌うピピネラ。その伝記に関しては「キャラバン」でも語られていますが、今作ではさらにより詳しくピピネラのこれまでと、「カナリア・オペラ」が大成功を収めた後についても語られます。前作「ドリトル先生と秘密の湖」の感想で、「ドリトル先生シリーズには、こんな賢く話し上手な鳥が他にも出てくる。」と書いたが、ピピネラのことを忘れていた(それと、ドリトル一家の働き者の家政婦である、アヒルのダブダブも)。忘れてはいけない。


 ピピネラの波乱に富んだ、ドラマティックな生涯はひとりの女優の生き様を描いたドラマ・映画のよう。メスはオスのように歌うことが出来ないという常識に反発し、努力を重ねて美しい歌声を手に入れる。何度も飼い主が変わり、そこで楽しいことも辛いことも体験してきた。時に恋もし、失恋に傷ついたことも。死にそうになったことも何度か。でも、どこにいてもピピネラは果敢に厳しい環境や境遇に立ち向かい、人間の暮らしを見つめ、愛してくれる人たちのために歌を歌う。特に、古い風車小屋に住む窓ふき屋の男のために。

 これまで、ドリトル先生の物語では、ドリトル先生が動物たちのことをいかに理解し、人々にそれを伝えようとしているか。また先生と弟子のトミー、先生のもとにやってきた動物たちの冒険について語られてきた。先生のように動物の言葉が理解できたら、どんなに面白いだろうと何度も思った。でも、私は動物の言葉はわからない。犬が尻尾をふっていれば楽しいのだなとか、猫ののどをなでてあげれば気持ちよさそうにゴロゴロ鳴らすとか、家で飼っている金魚が餌が欲しい時尾びれを振って近寄ってくるとか、そのくらいしかわからない。庭にやってきたスズメがさえずっているのを聞いて何を話しているんだろうと疑問に思っても、スズメの言葉はわからない。でも、言葉はわからなくても、動物と心を寄せ合うことは出来る。飼っている動物の言葉ひとつひとつはわからないけど、餌が欲しいとか散歩に行きたいとか、そういう感情の断片はわかる。ドリトル先生のように動物の言葉全部はわからなくても、動物たちと人間が理解しあえないわけではないんだよ。――ピピネラと何人もの飼い主たち、とりわけ窓ふき男との絆を描くことで、ロフティングはそういうことを伝えたかったのではないかなぁと思った。


 その生き別れとなった窓ふき男と再会し、窓ふき男が探しているある大事なもののためにピピネラやドリトル先生一家が活躍する。他の巻でもそうだけど、ドリトル先生シリーズではこういう息もつかせぬ展開の書き方が本当にうまいと思う。面白くて読むのが止められない。ドリトル先生シリーズも魅力はここにもあると感じた。

 この「緑のカナリア」を書いている途中で、ロフティングはこの世を去ってしまう。そのため、ロフティングの妻・ジョセフィンの妹であるオルガ・マイクルがその続きを引き受けたのだそうだ。冒頭で「おことわり」とジョセフィンが書いている。

 さぁ、ドリトル先生シリーズも残すところ1巻。どんな結末になるのか。…結末自体あるのかな。心して読みます。
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by halca-kaukana057 | 2008-07-31 13:04 | 本・読書

「趣味」として、楽しみとして

 私がこの春から通い続けている「星空案内人」講座も終盤に。星座を探したり、望遠鏡を扱ったりと実践的な内容も学んでいる。しかも、これまで私がやってきたように、何となく星座を探して、望遠鏡も適当に使って…ではなく、観望会でお客さんにどう教えるか、どう伝えるか。例えば、あれが「夏の大三角形で…」と言うだけではなく、星の並びだとか、特徴などを交えて話す必要がある。自分でやるのと、人に話すのでは全然違うんだなと感じている。

 また、講座が縁で、宇宙・天文つながりの知人が増え始めた。天文部漫画「宙のまにまに」3巻で「星猛者」という言葉が出てきていたが、まさにそれ。星猛者・天文猛者に圧倒されてばかり。そんな星猛者さんにも色々な方がいて、きれいな天体写真を撮る人、プラネタリウムで解説し普及活動を行っている人、子ども向けに観望会を開いている人、天文学の歴史を調べている人…と本当に様々。天文学がカバーする範囲はとても広いけれど、皆それぞれ分野を決めて活動している。凝っている人の濃い話を聞くのは、熱意まで一緒に伝わってきてとても面白い。


 そんなある日の講座でのこと。その日は少人数のグループに分かれて講座を受けていた。これまであまり話したことがない人と同じグループになり、講座の間少し話をしていた。その方は、ボランティアで科学教育活動をされているのだそうだ。今まで全く扱ったことが無かった赤道儀式の望遠鏡の使い方に苦戦していた私。なんとか講座で扱う範囲での操作を完了し、ほっと一息ついていた私に対して、その方は「趣味で星を観てきたんですか?」と訊いた。「ええ、赤道儀は初めてなんです。」と答える私。何気ない会話だが私はこの「趣味で星を観てきたんですか?」という一言が気になって仕方なかった。

 以前書いたように、私はこれまで天文部などに入ることはなく、一人で星を観てきた。一人で星を観ている方が自然だった。後は宇宙・天文関係の新聞記事をスクラップしたりだとか、ネットでニュースを集めたりだとか、宇宙・天文関係の本を読んだりなど地味な活動を「趣味」としてきた。地味だが、不満を抱いてきたわけではない。そりゃあ、種子島や内之浦でのロケット打ち上げや、筑波や相模原の宇宙センター一般公開などに行けたらもっといいが、この間はJAXAタウンミーティングにも行ってきたし、徐々に色々なイベントや全国各地の科学館にも行けたらいいなと思っている。これを専門にやってきましたと堂々と人に言えるものは無いけれども(このブログの記事はあるが、リアル友人・知人には極力教えたくない)、宇宙・天文は好きだし、追求している時はとにかく楽しい。これからも「趣味」のひとつとして追求し続けたいと思っている。だから、なんてことない一言なのに、引っかかる。

 何故引っかかるのだろう…?別に宇宙・天文の楽しみ方なんて一様ではないと自分でもわかっているのだから、何も悩むことはないじゃないか(講座の第1回目でも、宇宙・天文を楽しむ様々な方法について取り上げられてます)。一人ひとりが「面白い」「これがやりたい」「これに興味があるんだ」と思うものをやっていけばいいじゃないか。ボランティアをやりたい人はやればいい。私も「星空案内人」の資格を取れば、観望会で解説することだって出来る。だから羨ましいわけではない。それなのに。

 数日間考え込んで、ようやくわかった。私は、望遠鏡の扱い方だとか、星座を探す時の探し方だとか、そういうことばかりに気を取られていたんじゃないかと。なんとなく星空を観てきた私は遅れをとっていると、講座開始の頃から感じていた。初めて知ること、慣れないことを少しでも早く習得しようと、本来の目的…星を観て楽しむことを忘れていたんじゃないかと考えた。ピアノでもこんなことがある。これまで弾いたことが無いテクニックを含む曲を練習していて、早く「弾ける」ようになることだけを考えて、曲の魅力や聴き所・聴かせ所、音楽の楽しさを忘れてしまう。それは「趣味」で演奏している人にも、プロの演奏家にも起こりうることだと思う。これまでの講座はほとんど曇ってばかりで、実際の星空を観ることが出来なかったのもあるかもしれない。講座で学んだことを覚えて、習得して、実技試験に備えることも大事(講座では3回の実技講座がありますが、それぞれに実技試験があります)。でも、これまでなんとなくやってきた私が、ここで焦ってもいいことはないと思う。何となく「趣味」でやってきたならそれなりに、徐々に新しいことに慣れていきたい。資格は目標だけど、そこがゴールではないことは以前も書いた。私はまたしても、わかっていたようでわかっていなかったことにぶつかり、わからなくなってしまったようだ。この過程を何度も繰り返しその度に思い出すと思うが、忘れてしまいたくはない。そう強く願う。

 今日、木星がよく見えたので久しぶりに望遠鏡を出して観ていた。口径はそんなに大きくないので縞模様ははっきりと観ることが出来なかったが、衛星はちゃんと見えた。…と思っていたら雲が出てきて、見えなくなってしまった。残念。この夏は、星空を思う存分に楽しみたい。晴れの日が多いといいなぁ。

*趣味であっても、レベルは様々です。趣味でもハイレベルな天体写真を撮っている方もいます。だから私のような人ばかりではありません。


【関連記事】
「星を見る私」(2006.11.13)
「わかって、わからなくなって」(2008.6.7)
 この記事のコメント欄も参照
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by halca-kaukana057 | 2008-07-30 22:28 | 日常/考えたこと

自問自答からうまれるもの

 今、自分の中で色々な考えがぐるぐると回っている。見てきたものや、それに対して感じたこと、考えたこと。そして、それに対して自分は何をしてきたのか、自分はどうしたいのかということ。どちらかというと、ネガティヴなものを感じている。それを文章にしないと、落ち着かないのだが文章にならない。まだ断片があちこちに散らばっている状態である。

 自問自答を文章にすることは、私にとってとても大事なものだと感じている。ブログでなくても、ずっと書き続けている日記帳でも、その日感じたことを文章にするとすっきりする。その場合、まとまっていなくても、論理的でなくてもいい。文章という形にすることそのものが大事なんだなと思う。ブログに書く時は、ある程度まとまった文章を書きたいと思う。文章を考えているうちに、どんどん考えがまとまっていくのが気持ち良い。

 今考えていることも、どう文章にしようか。まとまらないうちは気持ち悪いが、考えるのは好きだ。



 いつも思うのは、文章を考え、まとめ、書くのが早い人っていいなぁ。
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by halca-kaukana057 | 2008-07-28 22:06 | 日常/考えたこと

ブログ通信簿

 今話題の「ブログ通信簿」をやってみた。

gooラボ:ブログ通信簿

 goo先生の評価はこうなりました。
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 性別と年齢は信じちゃいけません。他の点に関しては…そんな感じかな。もう少し更新頻度増やそうかな(増やせたら)。「音楽家」というのは、最近音楽ネタが多いからだと思います。

 あくまでネタですが、面白いと思ったらどうぞ。gooにpingを飛ばしていないと先生が読んでくれないので、説明を読んでから試してみてね。
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by halca-kaukana057 | 2008-07-27 10:47 | 興味を持ったものいろいろ

教育テレビは夏スペシャル 今週の教育テレビ

 今週の教育テレビは、夏の特別編です。

【いないいないばあっ!】
 いつものスタジオを飛び出して、爽やかな北海道へ。いいなぁ北海道。「ぐるぐるどっか~ん!」は自然の中で、ことちゃんとワンワンの2人だけ。なんだか新鮮です。
 いつも元気なワンワンですが、スタジオの中よりも外ロケのほうが生き生きしているように見える。遊んでいても、歌でも、外の方が、思いっきりはしゃいでいる。ワンワンには外ロケが似合います。暑くて大変だと思うけど…。


【おかあさんといっしょ】
 「いないばあ」が北海道なら、おかいつは沖縄です。先週、海へ遊びに行くとお兄さんお姉さんが言っていたが、本当に海に行ってしまった。海辺で遊んで、沖縄美ら海水族館を見て、キャンプにカレー作りにマングローブの林を探検。4人の息もぴったり。とても楽しそうです。お兄さん・お姉さんのカレーを作っているところは必見。まゆお姉さん、料理上手そうな手つきしてました。ちなみに、土曜のマングローブ探検で、「~であります!!」と言っていたまゆお姉さん・よしお兄さん。「ケロロ軍曹」ですか…?
 歌も外でロケしたものがいくつか。「ポップンポップコーン」、「みなみのしまのこどもたち」、「イカイカイルカ」、「シュビ・ドゥビ・パパヤ」など。ワンワンと同じく、外ロケの歌って何でこんなに楽しいんだろう。特に「ポップンポップコーン」と「イカイカイルカ」。後者はネタ的な意味で、です。

 おかいつ内「ぐ~チョコランタン」も特別編。ついに4人がラグナグ星へ。ジャコビ、アネム、ズズはラグナグ星に行き、何でも願いを叶えてくれる王様に、アネム・ズズ姉妹のおばあちゃんの病気が治るようにお願いするのが目的。しかし、ラグナグ星に近づいた途端、スプーたちの乗った宇宙船が攻撃されてしまう。ジャコビとズズは悪い王様に捕らえられ、アネムとスプーは2人を助けにお城へ行くのだが、そこでスプーが見た"者"は…。
 ついにラグナグ星に行くということと、どこから来たのかも、自分が何者なのかもわからないスプーが何者であるかが判明したというストーリーに、「まさか最終回?」と思ってしまったのは私だけではあるまい。しかも、感動的な内容になっているため、ああ、本当に終わってしまうのかと、朝からしんみりした気持ちになってしまった。…本当の結末を観るまでは。あーあー……。ただ、これで「ぐ~チョコ」完結への道筋が立ったのかもしれない。
 それから、「ぐ~チョコ」って、よく考えてみると結構SFだと思う。スプーの存在といい、理想郷となる星を目指すことも。それと、ズズって強かったんだな。


【味楽る!ミミカ】
 先週の再放送ですが、金曜の結末を観ていなかった。本当に真之介はいい子だ。1年分の生活費だけではなく、両親へのプレゼントも考えていたとは。親孝行…というよりは、真之介が王子家の生計を立てているに等しいのだが…。
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by halca-kaukana057 | 2008-07-26 23:39 | Eテレ・NHK教育テレビ

音楽のたのしみ 2 音楽のあゆみ―ベートーヴェンまで

 以前読んだ「音楽のたのしみ1 音楽とはなんだろうの続巻です。2・3巻では音楽史と数多くの作曲家たちを取り上げます。

音楽のたのしみ 2
ロラン・マニュエル/吉田秀和:訳/白水社・白水Uブックス/2008

 2巻でも作曲家・音楽評論家のロラン・マニュエル氏と、若手ピアニストのナディア・タグリーヌ嬢のやりとりが楽しくて痛快。ロラン・マニュエル氏は1巻ではナディア嬢のことを「お嬢さん」と呼んでいたのに対して、2巻では「ナディア」と名前で呼んでいる。一方、ロラン氏に対するナディア嬢の突っ込みもさらに鋭いものに。時にロラン氏を困らせてしまう。2人の息が合っている証拠だろう。

 2巻では、音楽史がテーマ。フランス(フランスのラジオ番組が元になっているので、フランス音楽を中心に語られてます)、イタリア、オーストリア、ドイツ、イギリス…などの音楽の特徴を紹介した後、「タイムマシン」と称するラジオを使って、時間を遡りその時代の各地域の音楽を聴いていく。音楽史ではあるが、ヨーロッパ各国の歴史も取り上げるので世界史・ヨーロッパ史のことを思い出さないとピンと来ない。これまでヨーロッパ史と音楽史を別々に捉えてしまっていたのだが、統合して考えたほうがよかったみたい。この本を読む時は、ヨーロッパ史の年表を持っていると役に立つと思う。

 そしてもう一つ役に立つものがある。思い切って買ってしまったドイツ・ハルモニア・ムンディ(DHM)設立50周年記念 CD50枚ボックス。2巻で取り上げられる作曲家のほとんどは、バロック期の作曲家ばかり。バッハにヴィヴァルディ、テーレマン、ヘンデル、ドメニコ・スカルラッティあたりなら聴いたことはあるが、それ以外の作曲家は名前すら知らない人ばかり。だが、このDHMのボックスにはこの本で取り上げられている、聴いたことのない作曲家の作品が幾つもある。このCDボックスを買ったタイミングと、この本を読んだタイミングがちょうどぴったり合った。本を読みながら、CDで実際にどんな曲だったのかを聴く。CDだけ聴いてもその作曲家がいつの時代のどんな人だったのかわからないし、本を読んだだけだとどんな作品を書いたのかがわからない。タイミングが合って本当に良かった。

 この本を読みながら聴いたCDで気に入ったものがいくつかある。第12話で登場するカッチーニ。

Caccini:Le Nuove Musiche: Figueras, H.smith, Savall, Schola Cantorum Basiliensis

 17世紀初頭のイタリア・フィレンツェでは、それまで音楽を構成する要素は和声が中心だったが、徐々に対位法…つまり伴奏をもった歌に替わられようとしていた。ただ、言葉があって音楽が出来るのではなく、音楽から言葉が生まれ、歌に合わせて言葉をつけていった。そんな歌を、言葉と音楽がうまくつながり、呼応するようにしようとしたのが、ジュリオ・カッチーニだった。代表作「麗しのアマリッリ」など、このCDに収められている作品を聴いたが、本当に美しい。歌詞はよくわからないが(この本の中に、「麗しのアマリッリ」の日本語訳はある)、曲と声はのびのびとしていて、まさに「麗しい」。しかも、このカッチーニを天文学者・ガリレオ・ガリレイの父・ヴィンチェンツォ・ガリレイが支持・援助していたとのこと。へぇー。

 カッチーニの他にも、この本で読み、DHMのCDで聴いてその名前と作品を知った作曲家が何人もいる。まさかこんなところでこの2つの要素が繋がるとは思わなかった。

 J.S.バッハに関しても、その作品の完璧さ、バロック期の作品なのにロマン派的なところもある(「半音階的幻想曲とフーガ」BWV903)と書かれている。音楽を読み解く面白さを、私ももうちょっと理解できるようになりたい。また、モーツァルトに関しては、その親しみやすさゆえに初心者でも演奏できるような作品と捉えられてしまう、と。本当はモーツァルトほど演奏するのに難しい作曲家はないのに。
N(ナディア):モーツァルトは、他のどんな人より、高くて、しかも近づきやすく、親しみやすいような気がする……。
R-M(ロラン・マニュエル):その「神のごとき」モーツァルトは、また、あらゆる芸術家と人間の中で、最も謙虚に人間らしい人だったことを考えてください。モーツァルトは崇高さを手のとどくところにもってきてくれる。
N:やさしそうにみえて……。
R-M:やさしそうに見えるのは、明快で、見たところなんの努力も必要なさそうだからです。モーツァルトの音楽は、われわれの中に、われわれだってそれがかけそうだという不遜な妄想を植えつける。もっと悪いことには、[これは]われわれもよりよき世界の中にいた時に書いた音楽で、それをいまここに再発見したのだというような妄想を覚えさす。
(332ページ)

 まさにその通りだと感じる。ここにモーツァルトの偉大さがあるのに。2人の話は面白いだけでなく、作曲家たちへの尊敬と愛情がこもっているからより面白い。ベートーヴェンに関しても。

 最後、第30話~32話は3巻で取り上げられるロマン派への架け橋となる、ロマンティスムに関して。ロマンティスムにも色々ある。3巻も楽しみに読もう。
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by halca-kaukana057 | 2008-07-24 21:58 | 本・読書

アリエッタ完結編

 練習を始めて8ヶ月。昨年12月から練習を始めた「アリエッタ」がようやく完成しました。
◇練習を始めた時の記事:アリエッタはじめました

 演奏時間1分弱の短い曲。しかも、同じテーマが反復されるのに、こんなに時間がかかったのは、規模とは関係ない難しさがこの曲にあるからだろう。グリーグが日記のように書き続けた「抒情小曲集」の最初のこの曲。まさに日記の最初のページのような、さりげなく、ささやかな曲だけど、その美しさを引き出すためにはこの曲をもっとよく聴き込む必要がある。そう感じました。

 完結編(と言っても、これからも弾き続けます)は、スタインウェイのフルコンサートピアノを使えたので、それで録音してきました。以前も記事に書いた、年に何回か一般公開しているホールのピアノです。
(以前の記事:2007年1月のスタインウェイ編/2007年5月のベーゼンドルファー編)

アリエッタ 完成版録音アリエッタのページへどうぞ。完成版の録音です。

 問題点を出そうとすれば、まだまだ出てきます。ちょっと焦ってしまったようにも感じるし、パートごと、曲の流れ上での強弱の付け方がまだ未熟だとも感じる。そういうことは、演奏すればするほど感じるのだろう。満足のいく演奏なんてなかなか出来ない。例えいいピアノを使っても。ただ、今回の演奏は自分で演奏していてとても気持ちよかった。スタインウェイの優しく、柔らかい音色がこの曲にぴったりで、この曲をこのピアノで演奏できて本当によかったと感じた。そして、この曲の「歌」を心から楽しめた。そんなことを積み重ねて、何か一ついいところを出せればいいのかもしれない。

 演奏し続けていく曲が一つ増えました。そのスタインウェイでは、他にもシベリウス「即興曲op.5-6」や「エリーゼのために」、ブルグミュラーを何曲か弾いたのですが、普段の練習と変わらない状態になってしまい、録音どころではありませんでした。間違えた箇所を反復練習したり、片手ずつ練習したり。ホールのステージの上で、何やってるんだろう…。「アリエッタ」が演奏できたからいいか。

 さて、「アリエッタ」の後は何を弾こうか。とりあえず、ブルグミュラー「再会(帰途)」を何とかしないと。エリーゼもいつリベンジするんだ?まだまだピアノの課題は山積みです。

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by halca-kaukana057 | 2008-07-22 22:17 | 奏でること・うたうこと

ぱわわぷたいそう特別版 今週の教育テレビ

 世の中は夏休みに入りました。教育テレビも、夏休みモードに入ります。

【おかあさんといっしょ】
 今週前半は春の歌のお兄さん・お姉さん交代も兼ねたファミリーコンサートを3日連続で放送。5月に、1時間枠で放送されましたが、今回は25分×3なので、前回放送されなかった部分も放送。いいコンサートだったなぁ。

 今週後半はお兄さん・お姉さん4人で、土曜のよしまゆコーナーの拡大版。よしお兄さんファンにはたまらない、よしお兄さん大活躍の3日間でした。「隙間問題」って以前ありましたが、そんなことを忘れてしまうぐらいの大活躍ぶりです。
 あと、去年冬のスペシャルでもありましたが、お兄さんお姉さん4人での「ぱわわぷたいそう」が土曜に。だいすけお兄さん・たくみお姉さんでもやってくれたのは嬉しい。いつもの子どもたちと一緒のたいそうも楽しいが、お兄さん・お姉さんだけのたいそうはまたノリが違って面白い。だいすけ・たくみコンビは非常にノリがいいなと思う。体操でも、番組内での会話でも。


【味楽る!ミミカ】
 今週も新作。味楽来の町でも夏祭りの季節に。王子食堂も屋台を出店する。1年分の生活費を稼ぐと張り切る真之介。とうもろこしで勝負…と思いきや、久々に成り上がり…じゃなかった、成上成美さん登場。最高級のとうもろこしを格安で売って王子食堂にケンカを売ったかと思いきや、真之介と婚約の危機。黙っちゃない美味香。そこで出てきた今週の料理が「つくねごはん」。ご飯やとうもろこしが混ざった、夏のバーベキューにも合いそうな料理です。うん、今週のは作れそう、作りたい。ミミカの料理は色々ありますが、真之介が関わる料理にはハズレはあまりない気がする。一番の常識人は真之介?
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by halca-kaukana057 | 2008-07-20 21:13 | Eテレ・NHK教育テレビ

人工衛星の名前

 JAXAが今年度打ち上げる予定の温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT」の愛称を募集中です。

JAXA:温室効果ガス観測技術衛星 GOSAT 愛称募集キャンペーン

 これまで、「かぐや」や「きずな」など、人工衛星・探査機の愛称を公募で決めることはよくありましたが、なぜかこれまで応募したことはなかった。どれもいいのが思い浮かばず、そのまま諦めてしまっていた。今度は応募してみようかなぁ…とただいま考え中。しかし、温室効果ガス観測衛星の愛称って、難しい。「かぐや」なら月から連想できたし、「きずな」も人をつなぐインターネットという意味でわかりやすい。しかし、この「GOSAT」はいまいち連想できない。温室効果ガス→温暖化→地球環境と連想してもあまり出てこない。「みどり」は過去に既に出ているし(しかも2機とも失敗)、「ちきゅう」とか「みらい」とか、その他色々考えてみたが意味が曖昧でわかりにくい。うーん…。どんな愛称になるんだろう?締め切りは9月1日。しばらくの間、考えます。

 ちなみに、これまでの人工衛星・探査機リストはこちら(現在運用中・これから打ち上げ予定のものは除く)。GOSATについて詳しくはこちら
 愛称は「ひらがなかカタカナ」と書いてあるが、ひらがなの方が響きが柔らかくなるので好きです。


 しかし、今愛称を募集しているということは、打ち上げは来年2月ごろ予定?衛星の状態はどうなってるんだろう?
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by halca-kaukana057 | 2008-07-18 22:55 | 宇宙・天文


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


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