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ブルグミュラー「帰途」から学んだこと

 ずっと苦戦していたブルグミュラー「帰途(再会)」。前回のスローテンポ練習を経て、何とか形になってきました。しかし、指定テンポだと相変わらず雑で滅茶苦茶な演奏になってしまう。また同じようなことを悩みそうになった時、音楽の友社版の楽譜(春畑セロリ:解説)の「先生のためのまえがき」に、指導ポイントとしてこんなことが書いてあった。
曲としての理想的なテンポは?
その生徒にとっての理想的なテンポは?

 指定テンポにこだわる(ここでは「こだわる」という言葉の元々の意味…ネガティブな意味で)必要は、必ずしもない。その演奏者にとって理想的なテンポがある。このことにようやく気が付いた。今自分がこの曲を演奏する時、自分に出来る技術・表現でこの曲の魅力(軽快さ、中間部の低音)を引き出せるテンポで丁寧に演奏できれば、何が何でも指定テンポに合わせなければいけない訳でもないかもしれない(勿論、人によって考え方は違うだろうが)。

 ブルグミュラーの25曲の練習曲は、曲想も調性もテンポもバラエティに富んでいる。人それぞれ得意なタイプの曲・苦手なタイプの曲というのがあるだろう。苦手なタイプの曲や、技術的に難しい曲に出会った時、どうするか。練習して、苦手を克服できれば一番。でも、もしなかなかうまく克服できなかったら。ピアノ演奏・練習はそこで終わりじゃない。そのうち似たようなタイプの曲を演奏することになるかもしれない。徐々に苦手を克服していければいい。その苦手を克服する途中で、どうその曲を演奏するか。適当に弾いてしまえる場合もあると思うけど、その人に合ったテンポでもその曲の魅力を引き出せる弾き方があると思う。「帰途」を練習していて、そんなことを考えた。

 一応完成版録音です。まだまだ納得がいかない部分もありますが、今の私の現状ということで。「貴婦人の乗馬」まで終わってしまい別の曲集を弾いていても、いつかまたリベンジし直したい。ああ、「せきれい」を思い出すなぁ。苦労度としては、「せきれい」より上な気がする。

帰途(再会)完成版録音ピアノ録音置き場ブログへ。完成版の2つです。

 次はさらに苦労することが確実である24曲目「つばめ」。譜読みを始めてみているのだが、全く弾ける気がしない。手の交差をこの曲で練習しよう。あと、「帰途」の練習で思ったことがもうひとつ。いくら苦戦したからとは言え、長く時間をかけ過ぎではないか。半年近くかかっている。ダラダラと練習を続けていても、なかなか向上しない。練習する時、大まかな見通しを立てて練習する方が、いいのかもしれない。やってみよう。「つばめ」譜読みは来月20日まで。この間、テンポは絶対に上げないこと>自分。ゆっくりでも、丁寧に。

 あと、ブルグミュラーおさらいとして、1曲目「素直な心」も練習中。最初に練習した時は曲想がつかめずよくわからないまま弾いてしまった。ひねくれ人間だからか…。今は優しく朗らかな、素直な曲だと感じる。好きな曲です。後半部分の和音に、うまい具合に半音が効いている。さすがブルグミュラー。



【プレ・インベンション】
◆14:アレグロ(テレマン)
 ブルグミュラーばっかりやっていて、こっちはおろそかに。この曲はどう弾いたらいいのだろうと、曲想がつかめずにいた。テレマンって、どんな作品を書いたんだろう?と言うことで、あのバロック音楽CD50枚ドイツ・ハルモニア・ムンディ箱から45枚目のテレマン作品集を聴いてみる。

Telemann:Concertos For Winds
/Camerata Koln M.schneider(Fl)Etc
(試聴できます)

 DHM50BOXとは別に、このCDも。
Telemann:Trio Sonatas For Flute
/Bruggen, B.kuijken, Leonhardt, Etc

 聴いてみて、テレマンってリコーダーやフルート、オーボエといった木管楽器を用いるのが得意だったのかな?と思う。ならば、メロディー部分は木管楽器をイメージして。左手パートはチェンバロを。

テレマン:アレグロピアノ録音置き場ブログへ。第1・2回録音です。

 うーん、木管の歌には聞こえない…。まだまだ。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-31 22:15 | 奏でること・うたうこと

秋の星空的ラフマニノフ

 現在来日中の、私のお気に入りのピアニスト・レイフ・オヴェ・アンスネス。今回も来日公演に行けず…。でも、今日はNHK交響楽団との共演ということで、NHK-FMで生中継されてました。プログラムはラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18」。以前聴いた「時々無性にラフマニノフ」(2007.2.4)でパッパーノ指揮ベルリン・フィルとの共演のCDに、ラフマニノフのピアノ協奏曲2番が入っていた。このCDでの演奏も好きなのだが、今回のN響との演奏も聴き入ってしまう演奏でした。

 実は、ラジオでの今日の生中継を19:30からだと勘違いしていた。本当は19:00からで、19:15ぐらいにラジオをつけたらもう既に始まっていた悲劇…。1・2楽章は携帯に付いているラジオで、外を歩きながら聴いていた。今日は山で雪が降るほど寒く、その冷たい空気の中で雨上がりの澄んだ星空を眺めながら聴いていた。空には秋の星座…アンドロメダやペガスス、カシオペア、みずがめ座ややぎ座も見えていた。聴きながら、秋の星空に似ているなと感じた。

 秋の星空は、とても地味だ。一等星が多い夏や冬のきらびやかな星空とは違って、目立つ星が少ない。一等星はみなみのうお座のフォーマルハウトのみ。しかも南の空低く輝いているので、あまり明るく見えない。みずがめ座やくじら座など、大きな星座は多いのに、明るくない星が多いので探すのに苦労する。でも、秋の星座は物語が面白い。エチオピアの王女・アンドロメダがお化け鯨の生贄にされる話を中心に、壮大な物語が展開する。星の輝きは淡くとも、昔の人々が紡いだ物語が見えてくる。雨の後の澄んだ空と、冷たく引き締まった空気がその星空をさらに美しくする。アンドロメダ銀河(M31)他、銀河も多いので望遠鏡を向ければもっと楽しめる。

 アンスネスの演奏も、派手さよりも曲そのものの美しさ、壮大さを感じられる演奏でした。パッパーノ&ベルリン・フィルとのCDでもいいなと思った第2楽章は特に。星空の下で聴くにはぴったりの演奏でした。ピアノのキラキラとした音が、星の瞬きに合う。3楽章もこんな聴き所があったんだと発見もあったり。そのうち「N響アワー」などで放送されると思うので(お願いしますNHKさん)、その時にまたじっくり聴き直したい。


 アンコールがドビュッシーの「前奏曲集」第1巻より「西風の見たもの」。これまで聴いたことがなかったので、何の曲かと終わるまで疑問だった。現代的な和音と激しい音の波。ドビュッシーの作品だと知った時には驚いた。ドビュッシーには苦手意識を持っているのだが、すんなりと聴けてしまったから。これをきっかけに、ドビュッシーも聴いていけるかもしれない。「前奏曲集」から聴いてみよう。

 妄想妄言過多な記事になってしまったのでこの辺で。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-29 22:57 | 音楽

秋雨ブラームス

 今日は冷たい雨が降った一日でした。この雨も、あと少しすると雪になるのでしょう。秋はあっという間に過ぎ去っていきます。そんな今日の一枚。

ブラームス:弦楽六重奏曲第1番・第2番
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団

 ジャケットの写真は私が持っているCDとは違うのですが、ブラームスの「弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 op.18」。この曲を聴くと、「秋だなぁ…」と感じます。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが2本ずつの弦楽六重奏。しかも、ブラームスが好んだヴィオラとチェロが活躍し、その渋い・深い音色により幾分曇った感じになる。曲そのものは、情熱的だ。だが、私はその熱を帯びた部分よりも、その奥にある暗さや憂いに注目して聴いてしまう。シューマンの妻・クララのためにピアノ編曲もされた第2楽章も、熱っぽさやロマンティックさよりも、重さや陰影を強く感じてしまう。第3・4楽章は穏やかな秋の日差しを思い浮かべる。

 雨が上がった後、とてもきれいな虹が出ていました(写真が撮れず残念)。雲間から見える澄んだ青空と夕日がまた美しかった。夏の空のようにカラッと晴れない。かと言って冬のように凍り付いてもいない。そんな秋の風景と、ブラームスのこの曲はやっぱり合うなぁと私は感じるのでした。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-27 21:57 | 音楽

グルリットのやさしいピアノ

 先日ピアノ練習の参考にしようと思って買ったブルグミュラー25の練習曲のCDには、グルリットの「初歩者のための小練習曲集 op.187」も入っている。これが気に入った。

HMV:グルリット 初歩者のための小練習曲集 op.187/ブルグミュラー 25の練習曲 op.100
(上記サイトで試聴できます)

 グルリットはピアノ教室に通っていた子どもの頃何曲か演奏したことがあったが、この練習曲集の作品は記憶にはない。タイトルの通り、レベルはバイエル程度。表題はなく、どれも短い曲ばかり。確かに子ども向けのピアノ練習曲という感じ。でも、惹かれてしまった。レベルも易しいが、曲も優しい。穏やかで、シンプル。短調の曲でも、ひどく激しくならない。控えめで、過剰な表現もなく抑え目。私はこういう優しく、シンプルな、控えめの曲を演奏する方が難しいと感じる。ブルグミュラーで言えば1番最初の「素直な心」。大げさな表現は出来ないし、かと言って平坦な演奏では何を表現したいのかわからなくなる。つまらないと思って弾いていたら、その感情がそのまま表に出てしまいそうだ。


 楽譜はこれ↓
Amazon:グルリット 初歩者のための小練習曲集
 またグルリットもやってみようかな。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-25 23:15 | 音楽

はじめての<超ひも理論> 宇宙・力・時間の謎を解く

 「超ひも理論」って何だろう?そう思って手に取った本。ところが、難解そうでしばらく積読状態に。先日、この本の目次を久々に見ていて、ノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎博士の名前があることに気がついた。南部博士の研究と、「超ひも理論」って何か関係あるの?ビッグバンとも関係あるらしい?そんな疑問を解くべく、読むなら今だと思って読みました。

はじめての“超ひも理論”―宇宙・力・時間の謎を解く
川合 光/講談社現代新書/2005

 「超ひも」とは、ひも状の、ものの最小にして究極の構成単位のこと。物質には原子があって、その原子をさらに細かく見ると原子核があり、その中に陽子や中性子がある。さらにその中にはクォークがある。そのクォークをさらに細かく見ると、「超ひも」が見えてくるというのだ。その「超ひも」について調べると、自然界に存在する力や、宇宙の始まりと終わりについての謎が解けるというのだ。この自然界に存在する時間や力、物質は、宇宙がビッグバンで始まった瞬間からあるわけではないらしい。一体いつ生まれたのか。難しい内容ですが、図解・イラストや丁寧な説明で、ひとつひとつ噛み締めながら読むことが出来ました。

 「超ひも理論」にたどり着くまでの、「力」と素粒子に関する研究がどう進んできたのかについての記述もじっくりと読めました。アインシュタインに湯川秀樹、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」「困ります、ファインマンさん」のファインマンの理論も。ファインマンがどういう研究をして、ノーベル賞を受賞した理論がどういうものだったのか、恥ずかしながらようやく知った。南部博士の理論も、時代を先ゆくものだったんだ…というのがわかった。素粒子・超ひもというものの最小単位を見ていくことが、宇宙全体の歴史を見ることにも繋がる。不思議なものだなと思う。

 素粒子物理学や、「超ひも理論」ですごいと思ったのは、実際に観測したわけでもないのに予言していること。自然科学というと、観測や実験をしてその現象や理論、法則が存在することを確かめるイメージがある。ところが、物理学では実際に観測しなくても、計算で予言できてしまう(「計算で確かめる」という考え方も出来るが、それを思いつくのがすごい)。実際に観測されるのは、大きなエネルギーを出すことが出来る加速器で実験されてからの話。残念ながら稼動してすぐに壊れてしまったが、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で今予言されている素粒子物理学の理論が証明されていくはず。来年春の稼動再開が楽しみだ。


 この本の著者・川合氏も「超ひも理論」の「行列模型」というのを定式化し、「超ひも」を解く鍵となっているとのことですが…それについても書いてある第5章は難しくてよくわからなかった。そう言えば、私は高校数学で行列をやらなかった。文系クラスだったので…。

 巻末には、今私たちが住んでいる宇宙が50回目の宇宙(!?)だと言う「サイクリック宇宙」試論についても書かれています。50回目って、もう、なんと言ったらいいか…。137億年でも十分過ぎる長さなのに。小さな小さな「超ひも」で、広大な宇宙の謎が解ける。難しいけれども、興味深い。もっと知りたいと思う。その入門に是非どうぞ。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-22 22:37 | 本・読書

終われない、先に進めない

 現在練習中のブルグミュラー25「帰途(再会)」の練習が未だに行き詰っている。前回の練習記録から2週間、何も進歩していない。指定テンポで演奏しても自滅するから、メトロノームで指定テンポよりも遅く練習する。だが、そのうちメトロノームを無視して走ってしまう。メトロノームをつけず、録音しようとすると指定テンポに。速度を上げても弾けないことはわかっているのに、なぜ上げてしまうのだろう。演奏している時、とても焦っている。少しリタルダントしたほうがいいと思うところはあるのに、速度を落とせない。
f0079085_21522685.jpg

例えばここ、12小節目と15~16小節目。
それから、前奏と第1主題、第1主題と第2主題、第1主題とコーダの部分など、主題が変わる繋ぎの部分で焦ったりこけたりしていることが多い。間を空けるわけにも行かないのに。

 この曲を完成させるために、やるべきことは何か、どう練習していったらいいのか具体的に見えてこない。練習していて苦しい。とにかく焦ってしまって、自分の演奏を冷静に、客観的に聴くことが出来ない。以前、「せきれい」を練習していた時にも同じような苦しさを感じていた。技術的に行き詰っていて、それを解決するために必要なことが見えてこない。「せきれい」はその後、再チャレンジして仕上げた。自分にとっていい課題になった曲だった。

 「せきれい」の時のように、一旦終わらせて次の曲に進むことも考えた。しかし、次の曲は「つばめ」。すばやい手の交差が求められる曲だ。…状況は「帰途」と大して変わらないと思う。その次は「貴婦人の乗馬」。「ブルグミュラー25の練習曲」最後の曲だ。この曲はブルグのまとめにやろうと決めているので、まだ手は付けたくない。「帰途」だって、和音の響きとその響きをつなげてメロディーとして歌うという課題は、今後求められるであろう技術であるはず。しかもこのテンポで、幅広い強弱で。まだ続けるつもりだが、ここからどう進んでいったらいいだろう。

 先に進めないなら、後に戻ろうか。ブルグミュラーのおさらいを兼ねて。


 おさらいをするならと、ブルグミュラー25のCDをもう一枚買った。
ピアノ・レッスン グルリット初歩者のための小練習曲集/ブルクミュラー25の練習曲
クラウス・ヘルヴィッヒ/伊奈和子/ ビクターエンタテインメント
HMVでは試聴できます→HMVのページへ

 エッシェンバッハのよりも音が良く、聴きやすい。タイトル訳もちょっと変わっていて、17曲目の「おしゃべりさん」が、「小鳥のおしゃべり」になっていたのはなるほどと思った。



「せきれい」の行き詰っていた頃の記事
まだまだ続くブルグミュラー25カップ…
(2006.9.23)
速く、軽く、美しく…「せきれい」
(2006.11.5)
「せきれい」の誓い
(2007.3.20)
せきれいの月面三段跳び
(2007.3.27)

*****

【追記081020】
 練習が滞っていることに、ナーバスになり過ぎてしまった。テンポを落としての練習を続行。それと、テンポにとらわれて別の大事なことを忘れてしまっていると感じる。テンポを落として、軽いスタッカートを出せるように弾いてみる。

帰途 テンポを落として練習録音ピアノ録音置き場ブログへ

 このぐらいの速さだと、手や指、手首の動きに注目しながら練習できる。しかし、第2主題から第1主題に戻る25小節目以降、テンポが見事に上がってしまっています。練習はここからだ。それと、その25小節目の一番最初の音は「sf」でドン!大きくしメリハリを出す。ここが上手くいかない。一番最初の音ではなく、それ以降の音が大きくなってしまっている。ペダルの使い方にあるのだろう。ここも要研究、要練習。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-19 22:27 | 奏でること・うたうこと

フラットさんの幸福と不幸 今週のクインテット

 10月14日は「鉄道の日」。例年通り、今年も鉄道に関する曲ばかり、鉄ヲタクインテットでした。ただ、ドラマの部分は「汽車ポッポ/お江戸日本橋」と新作。コンサートはいつも「クシコスの郵便馬車」…鉄ヲタ代表作曲家・ドヴォルザークが来るか?!といつも思うのだが外れる。変化球を期待するのがよくないのだろう。

*****

 今週のクインテットに共通するのが、フラットさんの不幸。フラットさんは何かとツイていないことが多いのですが、今週はとにかくツイてない。そんなフラットさんがついに、不幸な自分に絶望して家出をしてしまった。自己の不幸を嘆く置手紙を読んで、アリアさんもシャープ君もフラットさんのことを心配する。そんなフラットさんは確かに不幸だが、皆に心配されているという幸せだって持っている…とスコアさん。不幸と紙一重の幸福。さすがスコアさん、人生経験豊富な方の意見です。

 そのフラットさんへ向けた歌が「幸福くん」。木綿画板さんの「クインテット」のある情景によると、アキラさんのお父様・宮川泰さんの作曲らしい。そうなんだ。
「クインテット」のある情景:鉄道の日とその翌日

 フラットさんは確かにツイていないことばかり。でも、そんな時にもフラットさんには救いがある。スコアさんが言ったように、心配してくれる仲間がいること。それから、フラットさんの立ち直りの早さだと思う。ツイていないことばかりで落ち込んでも、しばらくするとケロッと忘れて元気になる。その元気になるきっかけは音楽だったり、食べ物だったりする。今回も「幸福くん」に合わせて口笛を吹いて、喜んでおまんじゅうをお土産に買ってきた。何度も同じような失敗もするけれども、いい仲間と音楽と、実は楽天的な性格があるからこそ、フラットさんは日々の不幸を流して生きているのだと思う。

 それにしても、これまでのフラットさんの不幸を回想するシーン…。フラットさん…よく耐えてきたなぁ。置手紙を読むシーンで、アキラさんが眼鏡を取って涙を拭いているのには驚き。アキラさんが眼鏡を取るシーンって、なかなかないぞ。この水曜の後、木・金の放送でもフラットさんに不幸が降りかかる。木曜の「おなかがへった」で食べ過ぎたのは自業自得として、コンサート前、2日連続で花瓶が落ちてくるのはあらゆる意味で狙われている。ドリフのコントのようで、可笑しい。笑ってごめんねフラットさん。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-18 21:18 | Eテレ・NHK教育テレビ

人工衛星の名前 結果発表

 以前「人工衛星の名前」の記事で取り上げた、温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT」の愛称が決まりました。

JAXA:温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)の愛称募集結果について

 「いぶき」だそうです。初めての応募でしたが、当たりました。自分の応募した愛称が、人工衛星の名前になるのは嬉しいです。名付け親には、その内認定書などが届く予定だとか。楽しみです。届いたら追記します(もしくは別記事に)。

 ところで、「いぶき」は次点だったらしい。
読売新聞:日本の温室効果ガス観測衛星、愛称は「いぶき」
名称公募で、応募者数1位の名前(非公表)が商標登録されていたので、2位が選ばれた。いぶきの応募者数は630人で、「地球の息づかい(息吹)である二酸化炭素を観測する衛星」という、GOSATの働きを正確に表す点が評価された。


 1位の名前は商標登録されていて使用できず、2位の「いぶき」になったらしい。1位の名前は何だったんだろう?

 あと、「いぶき」の名前を提案した応募者から1名様に、ペアで種子島宇宙センターでの打ち上げ見学ご招待という素晴らしい特典もあったのですが、見事はずれました。自腹切っても、ロケットの打ち上げはいつか観に行きたい。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-16 22:36 | 宇宙・天文

数と歌でつなぐ世界 池田綾子「数え歌」

 もう一つNHKの番組から。「みんなのうた」の10・11月の歌「数え歌」がとても気に入った。歌っているのはNHK教育アニメ「電脳コイル」のOP「プリズム」・ED「空の欠片」を歌った池田綾子さん。「コイル」の2曲を聴いて好きになった歌手で、それまでのアルバムもオススメです。

◇以前の記事:道ゆく空 ~池田綾子を聴く

 この「数え歌」。「みんなのうた」の王道のような歌だと感じた。数を数えることで、それだけで歌になる。それは、どこの国でも同じこと。数える言葉は違っても、数えている"数"は同じ。様々な国の言葉で数を数え、その数え歌で心を通わせたい。そんな歌です。池田さんの優しく語りかけるような歌と、伸びやかな高音は変わらず。その歌声が、曲の雰囲気、歌詞にぴったり。NHKで再び池田さんの歌、しかも新曲が聴けて嬉しくてたまらない。

数え歌
池田綾子

 この「数え歌」のシングルは11月12日発売。「みんなのうた」で放送されているアニメを収録したDVDも付いてくるとのこと。あの可愛らしいアニメクリップも好きです。カップリング曲もあるのかな?あったらいいな。
 現在放送中ですが、テレビを見る暇がないという方はこちらへ。削除されるかもしれないけど。



 池田さんと言えば、JALの観光情報「旅したい。」で「歌になる旅」というコラムも連載されてます。
JAL国内線:観光情報「旅したい。」 旬選コラム「歌になる旅」
 この「旅したい。」のイメージソング「小さな鞄」も聴けます。

 JR九州でも、鉄道の映像と一緒に池田さんの歌を楽しめます。
JR九州:Seven Stories about Trains 7つの鉄道物語
 「僕たちのTomorrow」「星降る森」はJR九州のCMソングに使われていたのだそう。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-14 22:07 | 音楽

帰ってきたエイリアン「アルフ」

 最近教育テレビの話題が多くなってます。

 私が中学生の時、ある海外ドラマがNHK教育で放送されていた。「アルフ(ALF)」。アメリカのSFコメディドラマ。
NHK海外ドラマ:「アルフ」教育テレビ
NHK教育・毎週月曜・19:00~

 ロサンゼルスに住むタナーさん一家のガレージに、ある日UFOが不時着した。UFOから出てきたのは、毛むくじゃらのエイリアン。UFOは故障し、そのエイリアンの故郷・メルマック星も爆発してしまい、行き場を失ってしまった。タナー家の4人は「アルフ」と名づけ、エイリアンとの奇妙な、トラブル続出の生活が始まった…。

 その「アルフ」が、現在教育テレビで再放送されている。懐かしくてたまらない!!あのテーマ曲を聴いて、とても嬉しかった。いたずらとジョークが大好き、大声で「ハーハッハッハッハ!」と笑う。その日本語吹き替えは、ご存知所ジョージさん。所さんの声と、アルフのやりたい放題の性格がベストマッチ。地球にやってきたばかりのエイリアンなのに、すぐに地球…アメリカの生活に馴染んでいるところもポイント。テレビを見るのが好きで、ラジオのリクエストやピザの出前にも平気で電話してしまう。お調子者でいつも笑ってばかりいるが、爆発した故郷の星について語る寂しそうな表情も強く印象に残る。どこかの宇宙を飛んでいるであろう生き別れになってしまった同じ星の仲間たちに向かって、近況を語りかけるシーンも。人形なのに、表情が異常に豊かなんだが…。以前から思っていたのだが、アルフってどうやって動かしているのだろう?体長は1メートルしかない。どうなっているのか、疑問である。

 タナー家の4人も、アルフが巻き起こす騒動に呆れつつも、楽しそう。ウィリーが大声で「アールフ!!」と叫ぶのも楽しかった。アルフに迷惑をかけられても、家族として絆を深めてゆく部分も見どころ。個人的にはお隣さんのオクモニック夫妻が愉快で好きです。

 NHKで放送されていた海外SFコメディと言えば、「宇宙船レッドドワーフ号」も忘れられない。こっちも再放送してほしい。
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by halca-kaukana057 | 2008-10-13 21:46 | Eテレ・NHK教育テレビ


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

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