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山本周五郎のことばをそばに

 ニコニコ動画で、こんな動画を見つけた。

ニコニコ動画:山本周五郎名言集
*ニコニコのアカウントがない方ははてな経由で→こちらから

 山本周五郎の作品から、名言を集めた動画。動画作成者さんに感謝感謝。山本周五郎はもっと読まれていいと思うんだ。

 山本周五郎の言葉は、悩んでいる時に読むとグッと来る。生きることを長い目で見よう、今は辛いかも知れないけど耐えてみよう。諦めないでいれば、きっと、道は道は開けるから。そんな声が聞こえてくるようだ。
 今、私がまさにそんな状態にいて、少し前まで悩みの無限スパイラルに落ちこんでいた。山本周五郎が描く人間たちは、皆大きな困難を背負っている。それでも、人間を信じ、諦めたり自暴自棄にならずに、一歩一歩を大事にして歩んでいく。周五郎が描く人間たちの姿を見ていると、まだ大丈夫だと思える。

 この動画で取り上げられた言葉は、この本に収録されているものだそうです。そういえば私もまだ買ってなかった。山本周五郎作品のガイドにもなりそうなので買っておこうか。

泣き言はいわない
山本周五郎/新潮社・新潮文庫








 あと、山本周五郎名言集と言えばこれも。
山本周五郎のことば
清原康正/新潮社・新潮新書








 さらに、山本周五郎入門ならこの本をどうぞ。とってもわかりやすいです。
文豪ナビ 山本周五郎
新潮社/新潮文庫








 山本周五郎の作品は、まだまだ読みたいものが沢山ある。「虚空遍歴」あたり読んでみるかな。「松風の門」に収録されている「鼓くらべ」も気になる。長編だけでなく、短編にもいい作品が多いから、どれから読んだらいいか困るほど。ひとつひとつ読んでいこう。
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by halca-kaukana057 | 2009-05-30 22:23 | 本・読書

5月のISS撮ってみた

 若田光一宇宙飛行士長期滞在中の国際宇宙ステーション(ISS)の、5月の見頃もそろそろ終わり…。これまで撮った画像を一挙にアップします。と言っても、数枚しかありません。撮影に失敗することが多かった。夏至に向けて日が長くなり、まだ明るいうちの撮影だとうまくいかない(カメラの向きがずれていたのもありますが)。もっと上手くなりたいなぁ。

 まず、5月25日撮影。
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左上に輝くベガ(こと座)の右側を飛行中。30秒間の撮影。もうベガが見える季節。早いものだな。

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翌日26日撮影。左上にかんむり座。これも30秒間の撮影。へび座のあたりを飛行中。この日は条件も良く、明るく撮影できました。

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本日撮影。うみへび座のあたりを飛行中。月が明るいので15秒間の撮影。

 先日、ISSでは「水再生システム」が稼動。尿などをろ過・浄化し、飲用水として再生するシステムです。若田さんら3人のクルーで乾杯して飲んだ感想は「おいしい」とのこと。無事にシステムが稼動、飲める水になってよかったよかった。
 と言うのも、今日ドッキングするソユーズ宇宙船に搭乗中の3人のクルーがISSに到着すると、ISSは3人体制から6人体制に移ります。この水再生システムが無いと、6人分の水をまかなうことが出来ない。これまで飲用水はシャトルやロシアの無人補給船・プログレスで運んできていたが、それだと間に合わない(しかもコストがとんでもなく高い)。なので、この水再生システムの稼動が重要だったわけです。水は何よりも重要。これで宇宙で暮らすための技術のハードルをまたひとつ越えたんだな。

 来月13日には、STS-127・エンデバー号が打ち上げられます。「きぼう」の最後のパーツ・船外パレットを取り付け、「きぼう」を完成させます。いよいよか。そして、若田さんの長期滞在も終了。エンデバーで帰還します。若田さんの宇宙での様子や感想などは若田さんのブログで読めますが、帰ってきてからのお土産話も楽しみです。
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by halca-kaukana057 | 2009-05-29 22:22 | 宇宙・天文

ケンプの優しいシューベルト

 そろそろ「ピアノ・マスターワークス」(CD50枚)を聴いた感想を書き始めようかと思う。まずはこのボックスを購入して、真っ先に聴いた45枚目。ヴィルヘルム・ケンプのシューベルトソナタ21番D780。

Piano Masterworks:The World's Favourite Piano Classics
Various Artists/Decca





単品だとこのCDかな?
HMV:シューベルト ピアノ・ソナタ第13、21番、楽興の時、即興曲集D.899、935

 第1楽章の冒頭の音色を聴いて、とてもホッとした。とても優しい音色。以前この曲の感想を書いた時、「感動的な歌」と書いたのだが、その歌が心から滲み出てくるような演奏。

 何と言ったらいいのだろうか、作品の中に伝えたいことや主張が目一杯詰め込まれていないと感じた。行間にゆとりがある、とも言える。聴く側が何かを感じ取る余裕を残してくれているかのよう。
 自分が演奏する時、行間にゆとりのある演奏なんて考えたことが無かった。全体の細かい箇所の表現や、苦手な部分に注意して、油断することなくコントロールして演奏するのがいい演奏だと思っていた。実際、ケンプもそう演奏しているのだろうけど、「演奏している」と言うよりは、「歌っている」と言うのが近いのだろう。自然に音楽が心身から出てくるような。激しく華やかで技巧の見せ所が沢山ある曲なら、こんな表現は出来ないかもしれない。シューベルトのロマンチックで穏やかな曲想と、心の底から歌い上げる演奏が得意なケンプのよさがうまく噛み合っている。まさに円熟の極み。

 シューベルトのソナタは全体的に長くて、ベートーヴェンとはまた違う偉大さを感じるのだけれど、それをリラックスして聴ける。肩に力が入っていなくて、かといってダラダラしていない。平坦でもない。凄いな、このバランス感覚。集中力もすごい。

 カップリングの「楽興の時」も同じくシューベルトとケンプの歌がじんわりと温かい。そっとそばに寄りそってくれているよう。やっぱりケンプのピアノが大好きだ。そう感じた一枚です。


◇前回のシューベルト21番ソナタ記事:満ち足りた最期 シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番
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by halca-kaukana057 | 2009-05-28 22:16 | 音楽

天と地の守り人

 上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズもいよいよクライマックス。シリーズ最後にして長大な3部作「天と地の守り人」です。

天と地の守り人<第1部>
上橋 菜穂子/偕成社/2006

 新ヨゴ皇国は、南の大国タルシュ帝国との戦争に控え、隣国ロタ王国・カンバル王国との国境を閉じていた。バルサはその国境をひそかに越える者たちを助ける仕事をしていたが、その途中、サンガル王国から帰還する途中水死したというチャグムが生きていることを知らされる。そして、チャグムが新ヨゴ・ロタ・カンバルの3国をタルシュ帝国から守るために同盟を結ぶことが出来るよう、バルサはチャグムをロタ王国へ探しに向かう…。



 これまでの「守り人」シリーズの物語が、この「天と地」に全て収束している。ジグソーパズルのように、シリーズひとつひとつが大事なピースで、壮大な物語が姿を現す。カンバル・ロタ・サンガル・タルシュで出会った人々も次々と再登場。またしても一気読みしてしまいました。途中で止められない!

 「精霊の守り人」以降、バルサとチャグムが共に旅をすることはなかったのだが(「夢の守り人」で一度再会はしていた)、「天と地」でついに再会。しかし、チャグムはもう幼い子どもではありません。タルシュ帝国に屈する未来を拒絶し、祖国を守ろうと奔走する17歳の皇太子。刺客に追われ、国家間の重圧に押しつぶされそうなチャグムを、バルサが守り、後押しする。バルサとチャグムの信頼関係は、どんなに長い時間を経ても変わりはしない。絆の深さにじーん。

 新ヨゴ皇国とタルシュ帝国との戦争が迫る一方で、ナユグにも大きな変化が。その変化と戦争で大変なことに。トロガイ・タンダ・シュガも奔走します。しかし、タンダは出兵することになり、シュガもチャグムが死去したとされている宮の中では自由に身動きできない。こんな時こそタンダの出番と思ったら、戦場に向かうことに。それでも、戦場でもタンダはタンダらしく動いている。タンダに戦場は似合わないが、タンダがいたことで救われた人もいる。必要だからこそ、タンダは戦場に向かうことになってしまったのかもしれない。その後の結末も含めて。

 第3部<新ヨゴ皇国編>はほとんどチャグムの物語と言ってもいいぐらい。「精霊」以来折り合いが悪かった帝との関係にも結末がやってきます。「精霊」から読んできて、帝は父としてどうなんだと思い続けてきた。しかし、帝は自信を持って国の長であり崇められる神の子である役を果たしている、それだけなのだと感じた。決して悪い意味ではなく、帝であることに誇りを持ち、威厳ある国の長の姿を見た。チャグムは精霊の卵を抱いてしまったことでバルサに預けられ、皇族としては異例の平民の暮らしを体験したことがその後の生き方に大きく影響している。一方、宮から出ることも無く、帝としての務めを果たした帝の生き方・考え方もひとつの生き方。どちらが正解なんてない。
 前回の「蒼路の旅人」の感想でも書いたが、この物語は色々な国の、様々な立場の人々の人生が重なったり、交わったりして進んでいく。その重なったり交わったりした時々に、その登場人物にとってプラス捉えられるかマイナスに捉えられるか、その違い。絶対的にプラスの人も、マイナスの人もいない。(これは私たち現実世界の人間関係も同じだと思う。)チャグムと帝も、そういう関係だったのだと思うと、2人の別れのシーンがとても寂しく、重く、辛く感じる。

 そして壮大なフィナーレ。圧倒されました。ハッピーエンドというわけでもないが、バッドエンドでもない。物語が行き着くところに行き着いた感じ。何かが終わって、何かが始まる予感をさせる終わりが感慨深い。「精霊」からずっと一緒に旅をしてきたんだなぁという思い。これが児童文学なんだから凄い。大人も存分に楽しめる。ずっと読んできて良かったと心から思った。いい物語に出会えたな、こんないい物語が日本にあってよかったなと感じます。

 アニメ「精霊の守り人」でシリーズに興味を持った方、途中で止まっている方、是非「天と地」まで読むことをオススメします。そう言えば、バルサの幼少時代の短編集「流れゆく者」もあるのだった。こっちも読まねば!
 と言うことで、「守り人」シリーズ、まだ続きます。「獣の奏者」も読みたいが、アニメ化のために図書館では貸し出しっぱなし。アニメが終わる前に読みたいなぁ。
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by halca-kaukana057 | 2009-05-27 21:41 | 本・読書

パイの実×7.22皆既日食

 ロッテの「パイの実」が、7月22日の皆既日食に関連した期間限定版を出していると聞いて、買ってきた。本当はもっと以前に買って食べていたのだが、記事にするのが遅くなってしまった。

ロッテ:パイの実シリーズ
ロッテ:ニュースリリース:~子どもたちに空を見上げる楽しさを!皆既日食とパイの実が融合!~『パイの実〈塩バニラアイス〉』2009年4月21日(火)から全国で期間限定発売

 「パイの実」の生地上部表面が太陽に似ている、ということでこの企画が実現したんだそう。似ている…かなぁ?まぁ、気にしないことにして買ってみた。
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パッケージ表。塩バニラアイス味。

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注目すべきはパッケージ裏。

拡大してみましょう。
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皆既日食の説明と、「世界天文年2009」の説明。これで「世界天文年」のアピールもばっちり!!

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 皆既日食が見られるのは、国内では鹿児島県トカラ列島や屋久島・種子島・奄美大島など。その他の地域では部分日食が見られます。私も含め皆既日食が見られる場所には行けない人も、部分日食で楽しみましょう!月のように欠けた太陽を見るのも、なかなか興味深いものですよ。
アストロアーツ:【特集】2009年7月22日皆既日食:部分日食を観察しよう

 さて、中身のパイの実の味ですが、表面に塩がかかっていてほんのりしょっぱく、中のチョコはほどよく甘く。なかなか美味しいです。7月には皆既日食にちなんだ期間限定版第2弾が出るんだとか。そちらも楽しみです。

 尚、「パイの実」と日本宇宙少年団(YAC)でコラボして、種子島で皆既日食体験ツアーを実施するのだそう。
ロッテ:パイの実 皆既日食体験キャンプ
 参加できるのは小学5年生~中学3年の子どもたち。大きなお友達はダメですか、そうですか…。日食を見て、種子島宇宙センターを見学して、夜は天体観測(種子島の空は澄んでいるに違いない)…最高じゃないか。応募締め切りは6月19日。まだ間に合います。

 ということで、パイの実を食べつつ、7月22日の日食に備えることにします。まずは晴れないと話にならない。晴れるといいな。あと57日。また近くなったら日食関連記事を書きます。
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by halca-kaukana057 | 2009-05-25 21:56 | 宇宙・天文

自由であることの難しさ

 前回のピアノ練習記録で、練習中の曲が多すぎて困っていると書いたが、何とか自己解決。まずは「貴婦人の乗馬」に集中して取り組んで、ブルグミュラー25をコンプリートする。その後、ソナチネに移るところで手をつけていた曲の練習を再開してもいいし、新しい曲を始めてもいいことにした。練習に飽きたら、「見知らぬ国々」や「エリーゼのために」を弾いていそうだが…ひとつの曲に集中して取り組むのもいいだろう。これまで親友のように、師のように一緒にピアノの道を歩んできたブルグミュラーの最後の曲なんだから、じっくりと丁寧に取り組みたい。

 その「貴婦人の乗馬」。練習していて思うのは、最後の曲にしてはそんなに難しくない。しかしこれは技術的な話。滑らかさが求められるスケールはちょっと難しいけれども、前の曲の「つばめ」のような手の交差もないし、「帰途」のような嫌になるような同音連打もない。「タランテラ」のような激しさも。弾いてみれば「あれ?最後なのに?」と思うほど。しかし、この曲の難しさは「どう表現するか」を演奏者にゆだねていることにあると思う。

 楽譜には強弱、スラー、スタッカートなどの記号による指示がある。しかし、その記号も解釈によってどう演奏するかががらりと変わってしまう。スタッカートは、どんなスタッカートなのか。元気のいい飛び跳ねるようなスタッカートか、それとも軽くステップを踏むようなスタッカートか。強弱にしても、ただ音を小さく、大きくすればいいわけではない。落ち着いた小さい音なのか、ささやくような小さい音なのか。声を張り上げるような大きな音なのか、音を遠くまで届けるような大きな音なのか。それを全部考えて、解釈して、自分で決めて演奏しなければならない。勿論、これまで演奏した曲でもこれらのことは求められていた。「貴婦人の乗馬」では、特にそれが求められているのではないかと思う。音の表現ひとつで、どんな女性が、どんな乗馬なのか、全く変わってしまう。勿論、たった一つの正解は無い。楽譜から読み取って、自分でどんな表現をするか決めなければならない。自由だけど、その自由なところがとても難しく感じる。

 今、その自由の中で自分はどうしたいのか、考えているところ。音ひとつ、タッチひとつでがらりと変わってしまう演奏に驚きつつも、可能性を感じている。音楽って凄いや。シューマンは「音楽の座右銘」で
「あなたがもっとおとなになったら、名演奏家とよりもスコアと交際しなさい。」
と書いていたが、その言葉の意味がようやくわかった。様々な演奏家の演奏を聴くのは楽しいし、大事なこと。でも、彼ら演奏家たちは何を見て、その演奏をしたのか…。書いてあるのはスコア・楽譜だ。自分のレベルじゃない曲の楽譜はあまり持っていないが、CDを聴きながら楽譜を読むことで、今後何かの力になるかもしれない。出来る限り楽譜を見ながら聴いてみよう。慣れないうちは、楽譜を追うだけでも精一杯だろう。でも、皆、そこから始めるのだ。私も今、スタートラインに立ったばかりだ。
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by halca-kaukana057 | 2009-05-25 20:57 | 奏でること・うたうこと

もうすぐさよなら、「かぐや」

 2007年9月に打ち上げられた日本の月周回衛星「かぐや(SELENE)」。その「かぐや」とのお別れの時が近づいています。

JAXA 月周回衛星「かぐや(SELENE)」 SELENE通信:「かぐや」月面落下予測日時・場所

このたび、「かぐや(SELENE)」」を、予定通りに月の表面に落下させることといたしました。
解析の結果、得られた月面への落下予測時間、及び場所については以下のとおりです。

落下予測日時: 平成21年6月11日 午前3時30分頃 (日本標準時)
落下予測場所: 東経80度、南緯63度付近 (表側のGILLクレータ付近 )


 来月、「かぐや」は月面に落下し、ミッションを終えます。これまで、月の詳細な地形図を作るためのデータを収集したり、地球からは見ることの出来ない月の裏側を観測したり、ハイビジョンカメラで月面を撮影したり、さまざまなミッションをこなしてきました。「かぐや」で得られた月のデータは、月をよりよく知り、月の起源を解明するための鍵になります。本当によくがんばってくれました。

 落下予想地点は、月の表側、南極近く。この日の月例は17.6.満月と半月の間辺り。落下予想地点は影になっている模様。「かぐや」の落下の瞬間は、よほどの大爆発を起こして落下でもしないと見えないらしいです。落下予定時刻は深夜だけど、起きて月を見てみようかな。実際に見えなくても、「かぐや」の最期の瞬間を見届けたいから。

 ちなみに、「かぐや」には41万人の署名とメッセージが載せられています。勿論私のも。そのプレートは、落下の衝撃の熱で溶けてしまうのだそうです。月と自分の名前が共になるということか。ちなみに、小惑星探査機「はやぶさ」の場合は、「イトカワ」へタッチダウンする時の目印となったターゲットマーカーに載せられ、今も「イトカワ」の表面にあります。

 最後に、YouTube JAXAチャンネルから、「かぐや」が撮影した動画を。土居裕子さんが歌う「ふるさと」と共に月面・地球の映像をお楽しみください。何とも泣けてくる動画だ…。



「かぐや」の動画は他にももっと沢山あるよ。こちらからどうぞ。
YouTube JAXA Channel:月周回衛星「かぐや」
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by halca-kaukana057 | 2009-05-21 22:29 | 宇宙・天文

名曲は色あせない 「翼をください」

 以前OP・EDの音楽がいいと記事に書いたアニメ「けいおん!」。
ジャンルは違えど、音楽は楽しい(2009.4.13)

 この「けいおん!」第1話で赤い鳥の名曲「翼をください」が演奏されたのですが、今度はロックバージョンになって、劇中歌と共にシングルCD化されました。



 とてもカッコイイ「翼をください」。気に入りました。元々この歌は大好き。この曲が最初に発表されたのは1971年。もう30年以上も経っている。それでも、原曲も何度聴いても味わい深いし、合唱版も勿論好き。カバー・アレンジされたものもまた新鮮で楽しい。名曲は色あせない。アレンジしても曲のよさが損なわれない。凄いと思う。クラシックでも同じ。バッハもモーツァルトもベートーヴェンも、数百年経っているのに色あせない。未だに演奏され続け、聴かれ続けている。不思議なものだな。

 前回のOP/EDと同じように、ニコニコ動画で「演奏してみた」動画を観るのも楽しいです。皆うまいなぁ。とても楽しそう。私もジャンルは違うけど、ピアノを頑張ろうと思える。ピアノでもこんなカッコイイ曲が弾けたらな。

 「翼をください」のカバーは、平原綾香バージョンも好きです。
ニコニコ動画:翼をください
*ニコニコのアカウントがない方ははてな経由で→こちらから
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by halca-kaukana057 | 2009-05-21 20:48 | 音楽

蒼路の旅人

 上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズ第6作。「虚空の旅人」に続く、チャグムがメインの物語です。


蒼路の旅人
上橋 菜穂子/偕成社/2005

 チャグムが住む新ヨゴ皇国の隣、サンガル王国は海を隔てた大陸にある大国・タルシュ帝国と戦争をしていた。そのサンガル王国の王から、新ヨゴ皇国へ手紙が届く。援軍を送ってほしいという内容の。チャグムはその手紙に疑問を抱きつつも、ある程度の援軍を送ることに決まった。その数日後、サンガル王国のサルーナ王女から、チャグム宛に手紙が届く。その手紙を読んでチャグムは、サンガル王国からの手紙や援軍の背後にあるもの、そして父である帝のチャグムに対する感情を帝にぶつけてしまう。チャグムはひとりで、サンガルへの援軍に加わることになってしまう…。


 「虚空の旅人」でチャグムと親交を結んだサンガル王国と、サンガルを飲み込みつつあるタルシュ帝国が今回の舞台。冒頭から、チャグムと父・帝の対立があらわになる。もうどうなるかとハラハラ…。冷静になりきれなかったチャグムに幼さを感じつつも、その後の展開はチャグムのさらなる成長を感じます。自分でやってしまったことは、自分で何とかする気持ちが感じられる。教育係であるシュガもいない、孤独な旅。

 南の大陸のほとんどを飲み込み、新ヨゴ皇国などがある北の大陸にも進出しつつあるタルシュ帝国。「虚空の旅人」で、タルシュ帝国がどういう国なのか書かれていますが、今回はさらに踏み込みます。ある事件をきっかけに、タルシュ帝国へ行くことになってしまったチャグム。ついにタルシュ帝国と正面から向き合うことになってしまう。勢いを増し続けるタルシュ帝国に飲み込まれるのか、抵抗するのか…。逃げたくても、皇太子として逃げることは出来ない。追い詰められつつも、その賢い頭脳で進むべき道を考えるチャグムの姿に、ずっとハラハラしてばかりいました。読み始めたら止められず、そのまま一気読みしてしまいました。

 タルシュ帝国へ向かう船の中で出会った人々も、またいい味を出している。タルシュ帝国に支配されているヨゴ枝国のヒュウゴ、若い女の船の頭であるセナ。シュガはいないけれども、何らかの形でチャグムの力になってくれる人はいる。チャグムと考え・進む道は全く同じでなくても。立場も考えも違う色々な人と出会い、少しだけでも時間を共にして、人生って進んでいくんだなぁと思う。それぞれが違う人生を、違う考えのもとで生きているだけ。それが自分にとってプラスになったり、マイナスに感じられたりすることはある。だから、絶対的にプラスの人もいないし、マイナスの人もいないんだなと、このシリーズを読んでいると思う。(そして運よくプラスの人に巡り会えたら、その貴重な縁は大事にしたいとも思う。例えば、チャグムにとってのシュガ、バルサにとってのタンダのように)

 タルシュ帝国から新ヨゴ皇国へ帰還するチャグムは、新ヨゴ皇国と北の大陸の国々を守るため、あることを思いつきひとりで行動に出る。危険な賭けだ…。続きはシリーズ最終3部作「天と地の守り人」で。続きが早く読みたいです。チャグムと新ヨゴ皇国の運命は?バルサやタンダはどうなる?気になる…!!
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by halca-kaukana057 | 2009-05-19 22:48 | 本・読書

はっちゃける大人たち 今週の教育テレビ

 今週の教育テレビです。

【おかあさんといっしょ】
 火曜日のオープニングトークで驚いた。たくみお姉さんが看護婦さん、ナース服を着ている。お仕事クイズだったのだが、とても似合ってる!可愛かった。よこしまな大人は、何かのサービスかと思ってしまいましたよw優しく手当てされているだいすけお兄さん…いいなぁ。
 水曜のオープニングも、紙コップとボールで人形作り。びっくりした顔に、怒った顔。二人のお得意顔芸の登場です。他にもオオバコで草相撲したり、つばめやアサリの観察をしたり…フリーダムです。昨年度の「今日はどんなお話かな?」のポーズが何でもありだったのが、番組構成が変わってしまったせいで出来なくなってしまった。その分、オープニングが何でもあり。いつも楽しそうだ。

 土曜の「モノランモノラン」で、ライゴーの描いた絵が芸術的だった件。しょうこお姉さんの跡継ぎはライゴー?しょうこお姉さんの絵の芸術的センス(?)とはまた違う方向のセンス。お話を追うごとに、モノランの3人のキャラがわかってきて、もっと親しみを持てるようになった。スイリンは水神の孫なのに、カエルが苦手なのか…。


【クインテット】
 「手あらい数え歌」が可愛い。新型インフルエンザの今後が気になる今日この頃。パンデミックに備えて、「手あらい数え歌」を歌いつつ、よく手を洗いましょう。
 「かくれんぼ」の歌は今週新曲?遮断機の前で「もういいかい?まあだだよ」と歌う。なかなか開かない遮断機を見て、「開かずの踏み切り」を思い出した。その後どうなったんだろう?いつまでも開かない遮断機…イライラしますねw


【クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!】
 今週はご飯がテーマ。日本人にとって最も身近な食材、ご飯。おにぎりに混ぜご飯、お稲荷さんにドリア。トマトカップドリアには驚いた。うん、結構美味しいかもしれない。作る暇があれば作ってみます。
 今週はまいんの父・おさむも家にいて、まいんの料理を食べる。家にはあまりいないけど、いいお父さんだなぁ。ところで、再び旅立つおさむに渡した写真に、ミサンガが写ってしまっていた件。おさむにはミサンガは見えないようだが、写真には写ってしまうのだろうか。「クッキンアイドル」の番組中、テレビには映っていないようだけど…。以前、みちかがまいんの部屋に向けて矢を射った際、ミサンガに命中したことがあった。あの時、みちかにはどう見えていたのだろうか。ミサンガの存在は、謎が多い。


【みいつけた!】
 今週は再放送のようです。でも、観ていない回もあるし、観た回でも何度でも楽しめる。本当に面白いよこの番組。
 この番組を観ていると、スイちゃんやコッシーたち子どもよりも、サボさんやオフロスキーたち大人の方がはっちゃけている気がする。スイちゃんやコッシーの方が、冷静な時もある。他の番組、例えば「クインテット」でもアリアさんやシャープ君よりも年長のフラットさんやスコアさんの方がはっちゃけている時が良くある。そのはっちゃけ方が派手で可笑しい。大人が自分の年齢や立場に関係なく、好き放題やっている姿を見るのはオモシロイ。とても愉快だ。その愉快なところが、「みいつけた!」ではサボさんとオフロスキーでよく出ているなぁと思う。
 サボさんとオフロスキー、大好きです。イラスト描きたい。
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by halca-kaukana057 | 2009-05-17 21:29 | Eテレ・NHK教育テレビ


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


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