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ゆっくり運用、ふたたび

 6月宇宙月間…野口さんと「はやぶさ」の帰還、部分月食の3大イベントも無事終わりました。そして、今度は私の大イベント…4月に受けた腕の故障の手術の、再手術を受けてきました。これは当初から予定されていたもので、悪化して…というものではありません。寧ろ、順調に回復しています。

 今回は日帰りでの手術なので、前回よりも楽で軽いです。しかし、楽だといっても、また腕が不自由な生活が始まりました。なので、また少しの間ゆっくり運用モードに移行します。両手でキーボードは打てていますが、無理と油断は禁物。あとは完治を目指すのみなので、ゆっくりと治療します。

 本当は、手術前に「ヴィンランド・サガ」9巻、「宇宙兄弟」10巻の感想を書きたかったのですが、間に合いませんでした…。焦らず、ゆっくり再読してゆっくり書きます。

宇宙兄弟(10) (モーニングKC)

小山 宙哉 / 講談社



ヴィンランド・サガ(9) (アフタヌーンKC)

幸村 誠 / 講談社



 コメント欄は通常通りにしておきます。ゆっくりしていってね!
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by halca-kaukana057 | 2010-06-29 22:33 | information

6.26部分月食&ISSを見よう! ~曇りのち、ぼんやり月食

 部分月食の日がやってまいりました。朝から快晴で、これはいける!とワクワクしていました。しかし、午後になってから徐々に雲が増え始め、18時ごろには空一面の雲。所々雲が薄くなっているところはあるものの、月が見える東~南東の空も、雲。これは大丈夫なのか…と思いつつ、19時を迎えました。

 月の出の19時16分。相変わらず雲は多い。私は家で見ようとスタンバイしていて、近所の家の屋根があるので月の出は確認できず。不安なまま、時間が過ぎてゆきます。20時過ぎから、ネットでの生中継を観つつ、窓の外を確認。ネットでは、月の左から黒い部分がどんどん増えていくのが見られました。雲に隠れて、うっすらと光が。月だ!でも、光がうっすらと確認できるだけで、形なんて見えないし、わからない。丸い形ならわかるが…。
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 その画像がこれ。ああ、この雲が吹き飛べばいいのに!思い浮かんだのは、「おかあさんといっしょ」の「モノランモノラン」のプゥート。プゥートとヒューヒューぶくろの力があれば、風で雲を吹き飛ばしてくれるはず!でもプゥートくんはまだ修行中で安定しないだろうから…お祖父さまの風神様も一緒に来て!なんてことを思っていた(twitterでもそうツイートした)宇宙クラスタ兼NHK教育テレビクラスタでしたw

 そうこうしているうちに、今度はISSが見える時間。西の空を見て待機。その頃には、天頂あたりは雲がなくなって星も見えていたので、ISSもはっきりと見られました!
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 北東の空へ向かうISSです。30秒間の撮影。ISSの軌跡の左のほうにある明るい星は、はくちょう座のデネブ。夏の大三角が見える季節になりました。

 さて、ISSも見え、そろそろ最大食の20時38分。月は、相変わらず雲を通して見えています。ただ、当初よりも雲が薄くなってきたような…。双眼鏡を持って見てみますが、雲で元がぼんやりとしているので、意味がなかったorz
 最大食の時間を過ぎ、また徐々に雲が薄れてゆきました。思い切って撮影に挑戦してみた。コンデジしか持ってないけど、ダメもとでチャレンジ。

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 それがこれです。21時15分ごろの撮影です。私のカメラには、シャッタースピードを調節できる機能が付いていません。星空を撮影できる機能は付いているのですが、それだとシャッターを開いている時間が長すぎて、月は明るくなりすぎて写ってしまう。夜景モードでもダメ。欠けている部分が撮影できません。そこで、通常の撮影モードで、コンデジの限界までズームして、撮影後、余分な背景をトリミングして…と色々調整してできたのがこの画像。雲を通して、ぼんやりとした月が欠けている状態がわかります。

 それまではtwitterでツイートしつつ、ネットでの生中継を観つつ…だったのですが、食の終わりのあたりは撮影もせず、ずっと月を眺めていました。雲も薄くなったので、再び双眼鏡を出して、観察。今度は双眼鏡も使え、クレーターがはっきりと見えました。月の表面が黒く、暗くなっていて、その暗い部分が徐々に少なくなってゆく。それが、地球の影。本影よりも明るめの半影はよくわかりませんでした。もっと口径の大きな望遠鏡を使えば確認できたかもしれない。実際、ネットライブではうっすらと確認できていました。また、食の部分の色も、雲のせいもあって確認できず。ただ、ネットライブでも影の部分は黒。今回の食は約半分が欠けたのですが、それだと赤銅色かどうかは確認できないようだ。月がすべて地球の影の中に入る「皆既月食」で、月の明るさがもっと減らないと、はっきりとは確認できない。これは12月にある皆既月食でリベンジするしかない。

 そして、22時過ぎ。食の終わり。双眼鏡で見ていて、食が終わりいつもの満月に戻ったのを見た時、不思議な気持ちになりました。地球の影が38万kmも先の月におちていて、暗くなっている。そしてその影が動いている。地球の公転軌道、月が地球の周りを回る軌道。満月は満月でも、太陽-地球-月の並びが本当の意味での一直線になる日(でも、今回は部分月食なので完全な一直線ではありませんでした)、太陽からの光、その光でできる地球の影。それらの条件が重なって、起こる月食。もし地球の公転軌道と月が地球を回る軌道にブレがなく、いつも同じなら毎月月食が起こる。でも、それだとちょっと面白みがないなと思う。ブレがあるからこそ感じられる面白み。そう考えると、天体の動きって面白いなと感じる夜でした。

 感想記事を書こう書こうと思って、未だに書けていない小説「天地明察」(冲方丁:著)でも、江戸時代、日本独自の暦がなかった時代、日食・月食を予測することの難しさが描かれていました。日食・月食を正確に予測するためにも、日本独自の暦を作ろうと、主人公の渋川晴海は奮闘するのですが、今の時代は、何年の何月何日に月食がある、と簡単にわかる。それは勿論国立天文台などのおかげなのですが、大きな天体望遠鏡もコンピュータもない時代、どうやって天体の軌道を計算し、日食・月食を予測したのだろう…と、晴海が成し遂げた偉業にも想いを馳せる夜でした。

天地明察

冲方 丁 / 角川書店(角川グループパブリッシング)


 あまりにも面白くてどう表現したらいいかわからない。また、江戸時代の天文学、数学、暦と幕府・民俗についてもう少し勉強してから感想を書きたいです。何度でも読んで(何回読んでも読み飽きないんだ…!)、ゆっくりあたためてから書きます。

 ということで、薄雲で残念な点もありましたが、部分月食、堪能しました。twitterでまた皆と宙を観る楽しさを共有できたのも嬉しかったです。曇り・雨の地域が多く、見れなかった!というツイートを多く読んで、残念にも感じました。

 今度は12月21日。皆既月食です。次も観るぞ!(ただ、冬なので雪が心配だ…
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by halca-kaukana057 | 2010-06-26 23:00 | 宇宙・天文

今日のISS

 今、ISSが見頃です。夜明け前にも、日没後にも見られます。今日は天気も回復し、久々に見られました。
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西の空から見え始めました。
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北西の空を通って…
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北の空へ飛んでいきました。(ちょっと暗いので見づらいです)

 明日はいよいよ部分月食&ISS。今日の天気が続けば見られそうです。全国的には雨や曇りのところが多いようです。特に九州や四国地方は大雨で、土砂災害などが心配です。明日は梅雨前線さんにお休みしていただいて、日本列島から遠ざかって欲しいものです。皆で、夜空の共演を楽しめますように…。


【おまけ】
 今朝3時半ごろの空。サッカーを観るために早起きしましたwワクワクする試合でした!日本代表の皆様、おめでとうございます!
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by halca-kaukana057 | 2010-06-25 22:09 | 宇宙・天文

6.26部分月食&ISSが見たい! 準備編

 6月は宇宙月間。下旬に来るのは6月26日の部分月食。2007年8月28日皆既月食があり、また今年の元旦にも小規模ながら部分月食がありました。前回元旦のは見られなかったので、今度はリベンジ。というわけで、見る前に、月食について復習します。

 …と、本題に入る前に、今回の部分月食にはスペシャルゲストが登場します。国際宇宙ステーション(ISS)さんです(何故かさん付けw)。
 ちょうど月食の最中、20:10頃、ISSが日本上空を縦断します。全国的に好条件で見られます!月食と一緒にISSも見られる。ISSはとても明るいので、月明かりの中でも大丈夫。はっきりと見られます(月食で月は暗くなりますし)。この共演、見ずにはいられません!地域によっては(北海道など)、月食中の月のすぐそばを通ります。これは見ものです。日本各地のISSの見える時間・方角について詳しくは、いつもの通りJAXAのサイトで調べてください。
JAXA:国際宇宙ステーションを見よう

 では本題。まず、今回の部分月食が何時ごろ、どのように見られるのか。
アストロアーツ:特集】2010年6月26日 部分月食
国立天文台:ほしぞら情報:26日、部分月食を見よう
 部分食が始まるのは19時16分。ただ、月の出の時間によっては、部分食が始まった状態で月が出てきてしまうところもあります。東~南東の空が建物などで遮られない、開けた場所で観察しましょう。
 食が最大になる、月が最も欠けるのは、20時38分。その後食は小さくなってゆき、22時には終わります。

 各地の月の出や時間ごとの位置について詳しく調べるには、以下のサイトでどうぞ。
国立天文台暦計算室:月食各地予報
 「計算地点」で、お住まいの地域を選択し、「指定地点の予報をする」をクリック。すると、その地点での月の動きと食の状態が時間ごとに表示されます。

 観察には、日食の際の日食めがねのような、特別な道具は必要ありません。双眼鏡があれば月にうつった地球の影をじっくり観察できます。勿論、いいカメラや望遠鏡をお持ちの方は撮影にもチャレンジを。動画で月食の様子をずっと撮影し、動画サイトにアップすると見られなかった人も観察できていいかと思います。



 さて、月食中、欠けていく月そのものをそのまま観るのもいいですが、観察ポイントを。月食中、月の色に注目してみましょう。
 そもそも月食は、満月になった時、太陽の光でできた地球の影が月にうつり月が暗くなることで起きます。普段の満月の場合、太陽-地球-月は一直線に並んではいますが、完全な一直線ではなく軌道が上下にぶれていて、そのぶれた間を通った太陽の光に月が照らされて満月になります。ところが、地球と月の軌道がぶれず、完全な一直線になると太陽光は地球で遮られ、影が月に落ち暗くなり、月食になります。月食が起きる場合でも、月が地球の影の中にすっぽりと入れば「皆既月食」になりますが、多少の軌道のブレがあり月の一部分しか影の中に入らなければ「部分月食」となります。

 月食の時、地球が作る影には2種類あります。太陽光の一部だけが遮られた「半影」と、太陽光の大部分が遮られた「本影」の2種類です。半影は薄暗いので、肉眼ではよくわからないかも。本影は暗いので、月の光を遮って真っ暗になる…はずなのですが、そうはならない。主に、赤銅色に見えます。これを説明するのは、ちょっと難しいです。私も、理解するのにかなり時間がかかりました

国立天文台:2007年8月28日 「皆既月食どんな色?」キャンペーン
国立天文台:2007年8月28日 「皆既月食どんな色?」キャンペーン 解説・皆既月食中の月の色について


(C)国立天文台 上記ページより引用

 まず、太陽の光が地球を通り影を作ってそれが月におちますが、地球には大気があります。その大気を太陽の光が通る時、光は大気で屈折し、本影の中へ進みます。また、光は虹やスペクトルで分解すると波長の長い青から、波長の短い赤にまで分かれます。大気の中には細かなチリが沢山ありますが、そのチリで波長の長い青い光は散乱し大気を通過できません。一方、波長の短い赤い光はチリの影響を受けにくく、大気を通過し、本影の中に届きます。そのため、その赤い光のせいで月食中の月の欠けた部分は赤銅色に見えるのです。(拙い説明で申し訳ないです…上記国立天文台のサイトには動画もあります。)

 ただ、大気の中にあるチリ状態によって、色味が変わります。さて、今回の月食では何色に見えるか。自分の眼で確かめます。

 さぁ、あとは晴れることを祈るばかり。梅雨前線が大活躍中の日本列島ですが、26日夜は梅雨前線さんもお休みしていただいて、晴れた夜空に赤銅色の月とISSの共演を観られることを祈りましょう!晴れますように!!

【過去関連記事】
今夜は皆既月食
 2007年8月28日の皆既月食について。でも、ただ見た報告だけです。今回は、「観察」する気持ちで見たいです。勿論、月食そのものの美しさなども感じたい。先日の細い月と金星、さらにISSとスペースシャトルの豪華共演の時のように、twitterなどで宙を観る楽しみを共有できればとも思います。
宇宙歓喜の宵 月&金星、ISS&アトランティス


【追記】
 タイトルが何故か「日食」になってました。勿論大間違い、「月食」です。失礼致しました。こんなところを間違えるとは…疲れてるのかな…。(「はやぶさ」帰還以降、疲れはどんどん蓄積しています…)
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by halca-kaukana057 | 2010-06-23 23:02 | 宇宙・天文

本屋の森のあかり 7

 書店員漫画「本屋の森のあかり」7巻出ました。出たのはもう10日も前ですが…(汗

本屋の森のあかり 7
磯谷友紀/講談社・講談社コミックスKiss/2010

 ぎっくり腰で10日間休み、職場である本屋に戻ってきたあかり。チーフを務める雑誌売り場では、緑が発案した週変わりフェアが始まっていた。週ごとにテーマを決めて本を選び、在庫を確保し、並べ、次の準備をしつつ前のを片付けて…とかなりハードな内容。あかりは週変わりではきつ過ぎると緑に言うが、緑は週変わりのペースは断固として変えないと言う。その緑に対して、あかりは自分をもっと信頼して欲しいと本音を…

 冒頭の32話は、寺田寅彦の「柿の種」が取り上げられています。おお、寺田寅彦!科学エッセイとしても面白いですし、15ページであかりが寅彦の文章に惹かれているシーンがありますが、文章そのものも面白い。科学エッセイなら、「雪は天からの手紙」の"雪の科学者"中谷宇吉郎や、天文学者(てん・ぶんがくしゃ)の野尻抱影のエッセイもいいです、大好きです。海外なら、やはりリチャード・P・ファインマンの「ファインマンさん」シリーズ。痛快です。

 話を漫画のストーリーに戻して、あかりと緑の意見の対立、そして飲みながら仕事について話すシーンはなるほどと思う。緑のようにバリバリ仕事するのもあり。あかりのように多くの人に本を読む機会を、書店員として作り続けていきたいというのもあり。書店を利用する側としては、本と出会うチャンスを作り続けていって欲しいなぁと感じます。本とはちょっと話題がそれますが、先日、大型音楽ショップHMVの主要な店舗が閉鎖されると聞きました。近隣に大型音楽ショップがないので、クラシックCDは大体ネットで買っています。店頭にはまず、メジャーなものしかないので…。でも、偶然気になっていたCDや、店頭で見て気になったCD、さらには掘り出し物に出会え購入できるのは、ネットショップではなかなかできない。直接手に取って、ジャケットやそのデザインもじっくり見て買えるのもいい。本でも同じことが言える。特に本の場合は、中身を開いて少し読むこともできるので、実物を手に取ってから買うことの「重み」が増す。そうして、出会えた本は読む時も思い入れが違う。書店員さんの工夫と苦労に感謝しています。

 一方後半は東京本店。寺山に転機が訪れます。34・35話で、書店員…というよりはサービス業全体での苦労が伺える話が。私も書店ではないですが、サービス業のバイトで、耐えるしかない状況に立たされたことが何度もあった。店ではモノを売っている。モノを買うお客さんはレジでの行動やお金の渡し方などから、モノだけ買えればいいという態度でいる人も結構いる(それが「悪い」とは言いません)。店員に対しての感謝の態度が表れている人もいるし、色々と尋ねて、頼りにしてくれる人もいる。しかし一方で、寺山とあかりが遭遇した「悪意」を持った人もいる。本当に、これは耐えるしかない。どうしようもない。そのことを思い出して、ため息をついてしまった。

 そして36・37話。寺山に転機が。誰かと一緒に、仕事をするってどういうことだろうと、考えてしまいました。私も、どちらかというと寺山に近いです。書店員は本というものだけに詳しくなり、本だけを扱えばいいのではない。共に仕事をする人々のことにも眼を配り、詳しくならなければならない。これは、書店だけではなくどんな業種でも言えること。でも、私も寺山と同じく、共に仕事をしている上司や後輩のことを見れて、わかっているだろうか…と考え込んでしまいました。

 さて、寺山が今後どうなるのか、気になります。そして、あかり、寺山、緑、潮見さんの関係も。
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by halca-kaukana057 | 2010-06-22 22:58 | 本・読書

怒涛の1週間

 思い返せば、1週間前。「はやぶさ」の帰還。ちょうど今の時間は、大気圏再突入の時間でした。あっという間だった気がします。カプセルも無事相模原の宇宙科学研究所(ISAS)に着き、カプセルの解析が始まっています。私は慎重に、丹念に作業できることを祈るばかりです。カプセルの中に何か入っていても、それがイトカワ由来のものであるかどうかを解析するのも、かなりの時間がかかります。祈り、ゆっくりと待ちましょう。

 というわけで、怒涛の1週間でした。疲れました…。先ほどまでNHK教育「N響アワー」をゆっくりと聴いていました。今夜は放送された作品のひとつである、バーバー「弦楽のためのアダージョ」を聴いて寝ます。バーバーは今年生誕100周年。おめでとうございます。「弦楽の~」しか知らなかったのですが、ピアノソナタなど他にも魅力的な作品があるらしい。聴いてみます。

 今夜はお花の画像をお楽しみください。

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1週間前、6月13日に撮影した画像。ビオラなどの寄せ植え。青い勿忘草も。勿忘草…「私を忘れないで」。「はやぶさ」のことを、忘れないで(忘れるものですか!)。
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翌日、6月14日撮影。
 相模原のISASには、「はやぶさ」の実物大模型があります。帰還後、その模型の下に花束が添えてあったそうです。研究所は年中無休で見学可能。展示室には「はやぶさ」はじめ、日本の科学衛星・探査機の模型などが展示してあるのですが(まだ行ったことがないんだ、行きたい…)、見学に来た誰かが捧げていったのでしょう。私もお花を捧げたい…と14日に思っていたのですが、相模原は遠い。なので、14日に撮影したこの画像を捧げます。黄色は「はやぶさ」の本体。淡い紫の混じった青は、太陽電池パネルと地球ということで…。

◇実際に捧げられたお花の画像はこちら:TweetPhoto:morita_photo: 相模原の実物大はやぶさ模型の下に献花が!なんかやさしい気持ちになったかも。

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昨日撮影。庭に咲いている、ピンクのバラ。この鮮やかなピンク!一目惚れです。
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名前は知らないけど、庭に咲いていた花。空と一緒に撮ってみた。
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こちらも空と一緒に撮ってみた。青空の紫の花の色が気に入ってます。

 樹木や草花であれ、星空であれ、自然に触れるのはいいですね。
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by halca-kaukana057 | 2010-06-20 23:04 | 日常/考えたこと

作曲作品に込めた、シベリウスの見た風景

 先日、久々にコンサートへ行ってきました。ピアノと声楽のリサイタルだったのですが、後半がなんとオール・シベリウス・プログラム。しかも、「5つの小品(樹の組曲)」op.75も。つまり、「樅の木」op.75-5を生で聴ける…!シベリウス作品を生で聴いたのは、これまで一度だけ。市民オケの「フィンランディア」でしたが…感想は割愛します。2度目のシベリウス作品コンサート。op.75以外には、歌曲を。聴いたことのない作品です。楽しみです。

【プログラム】
シベリウス:5つの小品op.75
(ピヒラヤの花咲く時、孤独な松の木、はこやなぎ、白樺、樅の木)
:歌曲集「6つの歌」op.88
(青いアネモネ、二本のバラ、白いアネモネ、アネモネ、いばら、花の運命)
:水仙 JS140(1925)
/駒ヶ嶺ゆかり(メゾソプラノ)、相馬泉美(P)


 まず、「5つの小品」op.75.第1曲「ピヒラヤの花咲く時」の冒頭のささやくような甘い音から、すっかり音とその表現する風景の世界にハマってしまいました。何度も書いておりますが、「ピヒラヤ(Pihlaja)」とは、フィンランド語で「ナナカマド」のこと。そのナナカマドの白く小さな花が、春のそよ風に揺れて、甘い香りがしてくるような…そんな風景が心に浮かびました。第2曲「孤独な松の木」。こちらは低音が響く作品。松の木といっても、日本の松のように曲がりくねった松ではなく、フィンランドの松はすっと真っ直ぐなのだそうです。第3曲「はこやなぎ」は日本だとポプラにあたります。葉が風に揺れてさらさらと音を出している様が浮かびます。第4曲「白樺」。このコンサートを聴いた日は晴れて、白樺の白い幹と青々とした葉が初夏を思わせました。この「白樺」は難しいです。指使いも見ていたのですが、手の交差も多いし高音のキラキラした音を出すのは、ただ鍵盤を押しただけでは出ないかと。そして第5曲「樅の木」。現在練習は休んでいますが、これまで譜読みをして練習したのを覚えていて、音や指使い、楽譜が頭の中に浮かんできました。低音は本当に魅力的です。

 op.75を全曲、生で聴いて、「樅の木」だけでもまだ本格的な練習を始められていないのに、op.75を全曲通して演奏できたら…と思ってしまった。op.75に出てくる木々は、シベリウスの身近にあったもの。私の住んでいる地域でも、5つのうちの3つは身近で見ることができる。シベリウスが見たであろう風景と、私が見ている風景。それを、演奏することで重ねあわせ、つなげられるのではないか…。もちろん、フィンランドと日本は違う。いくらシベリウスは20世紀半ばまで長生きしたからといっても、時代も違う。それでも、作曲家が遺した作品で、私たちはその想いや考え、音に何を込めたかったのか。何を見て、感じていたのか、紐解くことができる。直接通じ合わせることはできないけれど同じような気持ちを、その作品を演奏することで託したり、作品を聴くことで感じたり自分に重ね合わせることができる。op.75を全曲演奏して、シベリウスの見ていたであろう風景を見たい…。そう強く感じました。
 思うだけなら簡単なのですが…。「白樺」なんてどうするんだ、おい。まぁ、今すぐでなくてもいい。最近よくこの言葉を書くけれども、小さくてもいい、ずっとその灯を、心の中にともし続けていたい。いつかチャンスが来るかもしれないから。


 さて、次は歌曲集。この「6つの歌」op.88は全て花の名前がタイトルに。しかもやけに「アネモネ」が多い。駒ヶ嶺さんが解説してくださったのですが、フィンランドで春になると一番に咲くのがアネモネなのだそう。なので、フィンランドの人々はアネモネを、春を告げる花だと大切にしているそうです。最初の3曲はF.M.フランセンの詩、あとの3曲はフィンランド国歌でもお馴染みのルーネベルイの詩です。歌詞は全てスウェーデン語。歌詞がわからないので、ただ、曲と歌だけをじっくりと聴いていました。曲はシベリウスの雰囲気が感じられます。特にルーネベルイの3曲。

 声楽のコンサートのよいところは、歌詞がわからなくても、歌声や抑揚、迫力や微妙な強弱、歌手の表情などで、歌詞を補えるところだと思う。声楽を聴くなら、一度はコンサートで、生で聴くことをオススメします。CDで聴くのもいいですが、生だと、本当に会場の空気を伝わって声が響いているのが感じられます。

 最後の「水仙」。作品番号が付けられていない、超マイナーな作品です。勿論知りませんでした。作曲年は1925年。シベリウス晩年の作品です。シベリウスが若い頃を思い浮かべて書いた作品なのではないか…と駒ヶ嶺さん。水仙に対して自分が持っているイメージと、この作品でのイメージが異なっていて面白かったです。

 ちなみに、駒ヶ嶺さんは「日本シベリウス協会」理事。シベリウスのエキスパートです。知っている作品も、知らない作品も、たっぷりとシベリウスに浸かれました。シベリウスといえば交響曲や数々の交響詩です(私もそう思います)が、ピアノ小品や歌曲といった小規模な作品も、身近に感じられていいな…と思ったコンサートでした。

 ちなみに、「6つの歌」op.88の歌詞はこちらをどうぞ。
梅丘歌曲会館「詩と音楽」:ジャン・シベリウス 「 6つの歌 Op.88 」
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by halca-kaukana057 | 2010-06-18 23:24 | 音楽

最近の自分のブログを読んで思う…

 今日のツイートから。

このところブログに宇宙関係の記事ばかり書いてます…。でも宇宙専門ブログになったわけじゃないよ!そろそろ、音楽関係、本関係も書きます…。


posted at 22:51:10



 というわけで、明日からは平常モードに移行します。読んだ本もたまっているんだ…。
 今日の独り言でした。
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by halca-kaukana057 | 2010-06-17 22:57 | 日常/考えたこと

翼を広げた「IKAROS」と、まさかの公式アニメ &HBTTE BD版を観た

 昨日書けなかった、ソーラーセイル実証機「IKAROS(イカロス)」の帆の全景画像について!

JAXA:小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」の分離カメラの撮影成功について

sorae.jp:ソーラーセイル実証機「イカロス」、分離カメラで自分撮り

 ピカピカの帆がばっちり開いています!!この帆で太陽光を受け、進む宇宙機が近いうちに現実のものとなります。「イカロス」には、小型分離カメラが2基搭載されています。そのうちの1つ、「DCAM2」を「イカロス」から分離して、「イカロス」自身の帆を広げた姿を撮影させました。「DCAM2」はそのまま「イカロス」から離れ、世界最小の人工惑星となりました。

 ちなみに、「イカロス」の帆がどのくらい大きいのか、わかりやすい図を作ってくださった方が。
twitpic:iwltps:IKAROS君の展開と分離カメラ(@DCAM2)による撮影は無事成功したらしい。すばらしい! 全長14mというのがいまいちピンと来ないので、比較画像を作ってみた。
 観光バスよりも少し大きいぐらいですね。この大きさなのに、帆は薄いんです。凄いです。

 さて、この「イカロス」と「DCAM2」、twitter上で分離・撮影・そしてお別れの様子をtwitter上でやり取りしていたのですが、その会話を何と「イカロス」運用チームがアニメ化してしまいました。MADじゃありません、公式によるアニメ化です!…まさか、こんなことになろうとは…。

~翼を広げて~ IKAROS(イカロス)専門チャンネル:世界初のソーラー電力セイル展開状態の撮像成功!
 先ほどのJAXAプレスリリースよりも、さらに詳細な画像もあります。その画像もじっくりご覧ください。そして、一番下に問題のアニメがあります。

twitter:イカロス君
twitter:DCAM2君
・2人(2基?)の会話の様子をまとめたのがこちら:togetter:イカロスくんとDCAM2くん

 文章だけでも楽しめましたが、アニメになると、さらに感情移入してしまいます。特に、イカロスくんを撮影したDCAM2くんの視点がだんだん途切れがちになるところ。DCAM2の電源はバッテリーなので、バッテリーが切れてしまうともう作動できません。切ないです…。そんなDCAM2くんの頑張りで、こんな素晴らしいイカロスの画像が届きました。ありがとう、DCAM2くん。

 さて、もう1基の分離カメラ「DCAM1」も準備中です。勿論twitterアカウントもあります。抜かりないですw
twitter:DCAM1ちゃん
 DCAM2くんのお姉さんという設定らしいです。どんな会話をするのか、楽しみです。

 「IKAROS」と一緒に打ち上げられた金星探査機「あかつき」も順調に飛行中。共に、地球からの距離が10000kmを越えました。「IKAROS」は「あかつき」の3万km程後ろを飛んでいるようです。このまま、金星への旅路が順調でありますように…。


*****


【おまけ】
 今日の一枚。
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 先日届いた全天周プラネタリウム映画「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」ブルーレイ版を観ました。凄かったです…。家のテレビでも迫力満点。これはプラネで観たら大変なことになりそうだ。内容も、イオンエンジンやスイングバイについてもわかりやすく解説してありました。スイングバイの時の演出がうまい。うますぎる。さらに、「イトカワ」の観測結果についての解説も、やはりCGでわかりやすく。CGで、視覚で理解できるというのは素晴らしいな。そして何と言っても、イトカワにタッチダウンする際に舞い上がる砂や、カプセルに写る天の川など、細かいところまで精巧。タッチダウンの後、機体についている砂埃も。そして、通信断絶から復活、帰還のシーンはJAXA公式の「はやぶさ物語・祈り」(アクセスして読み込み後、動画が始まります)同様、涙が…。篠田三郎さんのナレーションも渋く落ち着いていて聴きやすい。でも、内には「はやぶさ」への熱がこもっている。これは必見です。

 というわけで、お近くに上映館がある方は是非どうぞ!!詳しい情報は以下公式サイトで。
全天周映像 HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-
 売り切れだったDVD・ブルーレイも再びネットでの予約注文を受け付けているようです。また、上映館での店頭販売もあります。詳しくはこちらもどうぞ。
HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- (Blu-ray版/DVD-VIDEO版)

 今日、この「HAYABUSA~」の監督である上坂浩光さんのトークイベントの中継を観たのですが、どうやら帰還を含めた完全版が作られる模様…?現在上映中のものでも帰還のシーンは描かれていますが、実際の帰還の様子や、ウーメラへ取材に行ったことも作成すると仰っていました。おおう…楽しみです。
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by halca-kaukana057 | 2010-06-17 22:15 | 宇宙・天文

「新世界より」 「はやぶさ」帰還とこれからの宇宙開発に寄せて

 小惑星探査機「はやぶさ」関連の記事を連日書き続けています(昨日は疲れてお休みしました)…。あとはカプセルが日本に到着して、その解析が始まり、朗報を待つばかりです。カプセルをどうやって解析するのか。その方法について以下詳しいサイトを貼っておきます。

日本惑星協会:YMコラム(NO.518)その後の「はやぶさ」カプセル
 日本惑星協会のメルマガの「YMコラム」、的川泰宣先生執筆です。YMコラムをまとめた本の第3弾、そろそろ出ないかな?

JAXA's:32号(PDFファイルです)
 JAXAの広報誌「JAXA's」。この7・8ページ目です。山崎直子宇宙飛行士のSTS-131ミッションや、地震などの災害時にすばやく宇宙からの被害状況画像を撮影し送ってくれている陸域観測衛星「だいち」の後継機についてなど、他にも読みどころが沢山です。

*****

 というわけで、そろそろ「はやぶさ」帰還とミッション全体(まだカプセルの解析が終わっていないので、完全に終了とは言えませんが、「運用」は終了したので)、そしてこれからの宇宙開発について、クラシック音楽作品を交えつつ私の考えを書いてみる。

 取り上げる作品はこちら。
・ドヴォルザーク作曲:交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」

 チェコの作曲家・ドヴォルザークの作品といえば、これがまず出て来るでしょう。第2楽章は「遠き山に日は落ちて」と歌詞が付けられ、「家路」としても親しまれているあの交響曲です。ドヴォルザークが音楽界で活躍し、その功績からアメリカ・ニューヨークのナショナル音楽院の院長として招聘され、ドヴォルザークはアメリカへ渡ります。音楽院院長就任後に、この交響曲第9番を作曲。故郷チェコ・ボヘミアの音楽にアメリカで触れたアフリカ系アメリカ人やネイティヴ・アメリカンの音楽も見事に融合させて、「新世界」アメリカから故郷ボヘミアへ向けた音楽だと言われています。

 「はやぶさ」の帰還=「はやぶさ」の「家路」という意味でこの作品を選んだのですが、それ以上に、この作品の全体に渡る魅力的なメロディー、そしてドラマティックな展開が「はやぶさ」を思わせます。「家路」ののんびりとした第2楽章を除いた他の楽章は、劇的にメロディーが変化し、ぐいぐいと作品の世界へ引き込まれます。しかも第2楽章は変ニ長調に対して、後はホ短調。ホ短調の代表曲と言えば、同じくチェコ・ボヘミア出身の作曲家・スメタナの連作交響詩「わが祖国」第2曲「モルダウ(ヴルダヴァ)」。内に秘めた熱い情熱を感じさせる調性です。そう、運用チームの粘り強さと情熱を。

 ドヴォルザークがアメリカで、それまで故郷チェコ・ボヘミアやヨーロッパでは触れたのことの無い音楽や、ニューヨークというヨーロッパの街とは異なる雰囲気の街の文化等に触れ、刺激を受け、この魅力的な、交響曲でも非常に人気のある作品が生まれたのだと思います。この後、ドヴォルザークは「チェロ協奏曲」や弦楽四重奏曲「アメリカ」等、さらに名作を生み出します。

 さて、「はやぶさ」に話を戻して、「はやぶさ」で私たちも「新世界」を見ることができた。少ない燃料でで大きな推進力を得られるこれまでのものとは異なるイオンエンジン。打ち上げられた後一度地球の近くの公転軌道をぐるりと一周し地球のそばまで戻ってきて、その地球の引力を使って「はやぶさ」の軌道変更と速度を速めることができる「スイングバイ」の技術を磨き上げること。小惑星「イトカワ」に到着して、着陸する際自律制御でイトカワとの距離などを計算しタッチダウン、その後離陸した技術。そして小惑星からそのサンプルを持って帰るという世界初の挑戦。イトカワの画像は、とても鮮明で、太陽系誕生当時の太陽系の記憶を残しているという小惑星がどんな姿をしているのか私たちに知らしめてくれた。これで、サンプル採取に成功していたら…さらに太陽系のこと、惑星のことを詳しく研究することができる。私たちの地球も含まれる太陽系の更なる「新世界」に出会えるかもしれない。太陽系は、宇宙全体から見れば大きくは無い。でも、まだまだよくわかっていないことが多い。比較的身近なところでも、探査によって新しいものが得られる。探査機自身と技術者たちの挑戦、そして探査結果にワクワクする。ドヴォルザーク作品にあふれる、数え切れないほどの魅力的なメロディーのように。

 「はやぶさ」の旅路は終わったが、「新世界」への探求と挑戦はまだまだ終わらない。今日はソーラーセイル実証機「IKAROS(イカロス)」の、分離カメラ(DCAM2)で撮影したイカロス自身の画像が発表された。CGどおり、ピカピカの四角い帆を広げている。全長14mの大きな帆で、太陽光を受け、その圧力で進んでゆく。ソーラーセイルの技術がさらに進めば、木星など遠い惑星へ探査機を送り込んだり、往復させたりできる。もっともっと謎だらけの太陽系を、「新世界」を見ることができる。研究も進む。太陽系がどうやって生まれて、地球がどのようにして生まれ、何故地球には生命が存在するのか。他の惑星・衛星にも(可能性も含めて)存在するのか。そんなことも調べられる。勿論、今金星へ向かっている金星探査機「あかつき」も。金星にも謎は多い。地球と似た惑星なのに、何故温暖化して、雲は硫酸…という過酷な環境になってしまったのか。「あかつき」も「新世界」を見せてくれるだろう。

 宇宙機が活躍するのは、太陽系だけではない。例えば、冒頭で出てきた陸域観測衛星「だいち」は、地球の様々な姿を撮影し、観測し続けている。以前、「だいち」が撮影した私の住む地域の画像を見たが、私が住んでいる地球、身近な場所なのに、宇宙から見た姿にあらためて驚いてしまう。不思議だなぁと思う。地球温暖化を見張る温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」も、宇宙からの視点で地球の「新世界」…新たな一面を見せてくれている。温暖化が地球規模でどの程度進んでいるのか、観測した衛星は今までに無い。その技術も「新世界」だ。

 勿論、遠くの宇宙を観る衛星もいる。X線で観測する「すざく」赤外線で観測する「あかり」(冒頭のJAXA'sに「あかり」関連の記事もあります)。波長が違えば、見えるものも違う。太陽を観測している「ひので」は、太陽のダイナミックな姿を観測し続けています。太陽も謎が多い。ああ、宇宙は謎だらけ。

 というわけで、遠くへ向かう宇宙機も、地球を回る人工衛星も、新たな技術で新たな視点などを得ようと奮闘しています。「はやぶさ」のようにドラマティックな展開ではなく、淡々とした運用でも。私はそんな宇宙機たちと、科学者・技術者・研究者たちが見せてくれる「新世界」に、これからも興味を持ち続けたいし、応援し続けたいと思っています。搭載されている技術や観測結果、研究内容の細かいところまでは理解できなくても、わかる範囲でいいから勉強し続けたい。「はやぶさ」の帰還で、このブログへのアクセスもかなり増えています。検索ワードの第1位が「イオンエンジン 仕組み」。イオンエンジンのことが知りたくていらしているのだなぁ…(詳しくわかりやすく解説できてなくてごめんなさいね…私も勉強中です)。また、twitterでも、「イトカワ」のサンプルで何がわかるのか、話をすることがあったり。「はやぶさ」で、その技術やイトカワのサンプルで調べたいことに関心が集まり、多くの人が宇宙を知りたいと思っているのはとても嬉しいです。7年間のドラマと感動的なけなげな「はやぶさ君」としての見方だけではなく、「はやぶさ」そのものがきっかけで持った宇宙への興味関心が、小さくでもいいから人々の心に残り続け、ともし続けられればと思います。

 私たちが「新世界」を見つづけられるためにも、研究者たちによって謎が解き明かされるためにも、「はやぶさ」が見せてくれた技術、科学、宇宙の姿を、後世に伝えたいと思います。そして後世にも繋がるように、宇宙開発・宇宙科学・技術開発のともし火を消さないように…切に願っています。

 長くなりました。以上、ドヴォルザークの話なのか、「はやぶさ」の話なのかよくわからなくなってしまいましたがこの辺で。「IKAROS」の帆の画像に関しては、別記事で書きます。まさかの展開のツッコミどころwもあるので。


☆以下、この記事に関係する本・CDガイドです。

 「はやぶさ」が撮影した「イトカワ」の画像やその研究については、この本をどうぞ。小惑星だけでなく、月や火星など太陽系の天体の地質がどうなっているのか、画像満載で解説されています。高校の頃、理科は地学を選択していましたが、その時に勉強した内容も出てきたり。

惑星地質学

宮本英昭,橘省吾,平田成,杉田精司:編/東京大学出版会/2008



 

 第9交響曲「新世界より」CDはこれを聴きました。

ドヴォルザーク:交響曲第9番

ノイマン(ヴァーツラフ) / コロムビアミュージックエンタテインメント


 ドヴォルザークと同じチェコ出身のノイマンと、チェコ・フィルという地元同士の組み合わせ。地元同士の組み合わせで、作品に対する思い入れが出ないはずはありません。第2楽章の穏やかで哀愁のある音色に聞き惚れます。

ドヴォルザーク:交響曲第8番&9番《新世界より》

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 クーベリック(ラファエル) / ユニバーサル ミュージック クラシック


 同じくチェコ出身の指揮者・クーベリックとベルリン・フィルの演奏。クーベリックはチェコの共産化に反対してイギリスに亡命。世界各地で活躍します。ベルリン・フィルの巧みな演奏も魅力ですし、とにかく熱いです。クーベリックの故郷チェコへの想いが込められているのでしょうか…。
 ちなみに、健康上の理由などで指揮者を引退したクーベリックですが、その後1990年、「プラハの春」音楽祭でイギリスから帰国しチェコ・フィルを指揮。スメタナの「我が祖国」を演奏し指揮者として復活。そのライブ録音は歴史的名盤として今も親しまれています。私も愛聴しています。
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by halca-kaukana057 | 2010-06-16 22:28 | 宇宙・天文


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