<   2010年 08月 ( 21 )   > この月の画像一覧

ISSへお届けもの HTVに愛称を

 宇宙開発関連の話題が続きます。国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を輸送する日本の宇宙ステーション補給機「HTV」。昨年1号機が新型のH2Bロケット1号機で打ち上げられ、無事ISSへ到着。物資を届けた後、大気圏に再突入してミッションコンプリートしました。そのHTVに、2号機以降から愛称が付くとのこと。その愛称を募集中です。

JAXA:宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称の募集について
JAXA:プロジェクト:ロケット・輸送システム:HTV(宇宙ステーション補給機)

 2号機の打ち上げは、来年冬予定(1・2月あたりらしいです)。年1機打ち上げ予定で、7号機まで予定しています。今回の愛称募集は、2号機だけでなく、HTVとしての愛称のようです。名付け親の中から、7号機までの打ち上げに各1組ずつご招待とある。輸送システムとしての募集なのか。

 私も以前から、HTVに愛称があればいいなと思っていた。ロシアの補給船は「プログレス」。ヨーロッパの補給機「ATV」には、1号機は「ジュール・ベルヌ」、2号機は「ヨハネス・ケプラー」と愛称が付いている。HTVの場合は通し名になる予定なので、今回の募集で決まった愛称でずっと呼ばれます。ISSに滞在している宇宙飛行士たちに物資を届け、また、スペースシャトル引退後も、ISSへ大型の物資も輸送できる唯一の補給機として重要な存在となる。素敵な名前をつけて、HTVのことをもっと知ってもらえればなと思います。

 というわけで、締め切りは9月30日。後1ヶ月。お忘れなく!

 これまで、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき(GOSAT)」、9月に打ち上げ予定の準天頂衛星1号機「みちびき(QZSS)」の名付け親になりました。今回も勿論送ります!色々案を考えているのですが、お届けものというつながりで「くろねこ」「ぺりかん」「ひきゃく」「かんがるー」とか…。企業関連だからダメかな?「くろねこ」つながりで「やまと」…ISSでなく、他の星に行ってしまいそうだw更に、HTVがビール缶に似ていることでも、色々と想像してしまうw真面目に考えよう…。

 応募は以下ページから。
JAXA:宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称を募集しています
 はがき、FAXでも応募できます。詳しくはプレスリリースを。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-30 22:04 | 宇宙・天文

ハヤブサとタカ…? 【8.23 はやぶさ講演会:おまけ】

 小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネージャー・川口淳一郎先生の講演会ですが、会場には、「はやぶさ」に関連した色々な展示がありました。おまけで紹介します。画像多めなので、重くなります。ご了承ください。

 まず、「はやぶさ」の打ち上げ~帰還までの旅路を解説したパネル展示。
f0079085_214251.jpg
f0079085_2144137.jpg

f0079085_2144695.jpg

f0079085_2145134.jpg

f0079085_214594.jpg

f0079085_215745.jpg

f0079085_2151130.jpg


 小惑星「イトカワ」と、「はやぶさ」が太陽系のどのあたりを、どんな軌道で飛んできたのかの図解。
f0079085_2172128.jpg

f0079085_2183964.jpg


 こどもたちが描いた宇宙や「はやぶさ」の絵の展示。「はやぶさ」そのもの、宇宙飛行している絵、地球や天体・星の絵、などなど…。こどもたちの想像力、いいねぇ。中学生ぐらいになると、抽象的な宇宙の絵も。「はやぶさ」×宇宙×芸術、ですね。
f0079085_2193124.jpg


 「はやぶさ」プラモデルも展示されてました。…買って作ろうと思っていたのですが、結局買えずまま。プラモに全く縁がないので、敷居が高いように感じます。特に塗装。組み立てよりも、塗装が難しいのだとか。ただ塗ればいいものではないらしい。道具もそろえないといけないしなぁ…。食玩で出ないかなぁ…(他力本願orz
f0079085_2193581.jpg


 くるくる回っていた模型。とても精巧です。これがレジンキット?
f0079085_2193971.jpg


 以前の記事でイトカワねぶたの画像を出しましたが、「はやぶさ」ねぶたもありました。カプセルはスポンジ製。取り外し可能で、中も開けられるんです(開けて見せてもらいました)。他にも、太陽、火星、月のねぶたも。さすが青森(でも、立体的な「ねぶた」は青森市で、弘前市は扇状の「ねぷた」なんだよなぁ?)。
f0079085_21175286.jpg


 会場には、こんな可愛い子が愛嬌を振りまいてました。
f0079085_21174124.jpg


 桜で有名な弘前城は、来年で築城400年。その節目の年を記念して、マスコットキャラクタが誕生しました。名前は「たか丸くん」。弘前城の別名が「鷹岡城」なので、タカなのだそう。会場のあちらこちらに現れては、握手をしたり、記念撮影をしたり。人気者でした。私も一緒に記念撮影しちゃいましたw
f0079085_21174988.jpg

 「ハヤブサ」と「タカ」…鳥つながり?


 以上、「はやぶさ」講演会レポはこれにて完了です。今週は講演会関連記事しか書かなかった件。「はやぶさ」ウィークってことで。この後、22時からNHK総合「追跡!AtoZ」で「はやぶさ」特集があるので、それも観ます。やっぱり今週は私にとって「はやぶさ」ウィークだ。

【8.23はやぶさ講演会】 「はやぶさ」講演会行ってきた
【8.23はやぶさ講演会】 「はやぶさ」川口先生講演会レポ
小惑星イトカワ丸ごと回収!? 「イトカワぱん」を食べてみた 【8.23はやぶさ講演会:番外編】

[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-28 21:44 | 宇宙・天文

【8.23はやぶさ講演会】 「はやぶさ」川口先生講演会レポ

 本題です。小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーである、川口淳一郎先生の講演会レポです(運よく入場することができました。感謝)。川口先生のお話を生で聞くのは、2年前の「JAXAタウンミーティング」以来。あの時はまだ、「はやぶさ」が地球へ帰還できるかどうか、「はやぶさ2」もどうなるか、未定なこと、心配なことも多い時期でした。それでも、その時川口先生のお話を聞いて、ますます応援しようという気持ちになりました。そして、今年6月13日、「はやぶさ」は幾多のトラブルを乗り越え帰還。カプセルも無事回収され、現在分析のための微粒子の回収作業が続いています。帰還し、そのミッションを成し遂げることが出来た「はやぶさ」(カプセルにイトカワのサンプルが入っているかはまだまだわかりません。でも、それも楽しみのうち)。運用は終了して、川口先生がどんなことを語られるのか、とても楽しみにして行きました。

・2年前のJAXAタウンミーティングのレポ:宇宙教育とはやぶさ JAXAタウンミーティングに行ってきた

f0079085_1647341.jpg

講演会チラシ。例の「イトカワぱん」も一緒にw
(「イトカワぱん」レポはこちら:小惑星イトカワ丸ごと回収!? 「イトカワぱん」を食べてみた 【8.23はやぶさ講演会:番外編】)
f0079085_1647139.jpg

講演会チラシ裏。プログラムとプロフィールなど。

f0079085_225177.jpg

 会場には、大勢の人が。若い学生さんから、お年寄りまで年齢層は幅広く。JAXAタウンミーティングの時は、高校生が中心であとは大人が4割程度だったのに。「はやぶさ」に、こんなに多くの人が関心を持っているのだなぁと思うと、嬉しくなりました。

f0079085_2258100.jpg

f0079085_2251246.jpg

 壇上の幕。垂れ幕の横のお花が気になる…
f0079085_2252173.jpg

 これって、まさかイトカワ…?うん、イトカワに見えるw

f0079085_22154798.jpg

 壇上には、「はやぶさ」模型もありました。特注したそうです。ブレブレ写真で申し訳ないです…(私自身の撮影技術を磨かないとなぁ)。

 講演会の司会進行は、川口先生の母校である県立弘前高校放送部の生徒さん。県内屈指の放送部だそう。とても爽やかな声で、うまく司会していました。川口先生も、放送部に所属していたそうです。大先輩の講演会の司会を出来るなんて、嬉しいだろうなぁ。

 講演会に先立ち、川口先生への弘前市名誉市民賞授与式がありました。市長さんの挨拶などの後に、川口先生も受賞の挨拶。この挨拶の前に、中学生から花束を贈られた川口先生。そのまま挨拶へ。あれ?この花束持ってくれる人いないの?ときょろきょろされてましたw(私もw)
 挨拶では、本当は賞は辞退しようと思っていたこと、もっと静かに故郷に帰ってきたかったけれども、若い人や弘前の人にとって刺激になれば、と。更に、花束を持ったままのせいか、「引退会見のようになっているのですが…」と苦笑いしつつも、これからの科学技術・宇宙開発を担う若い人材を育てていきたいと話されていました。

 授賞式の後、講演へ。講演の詳しい内容は、後述します(とても長いので)。大まかな内容は、小惑星サンプルリターン計画立ち上げから、「はやぶさ(Muses-C)」プロジェクトスタートへの経緯。「はやぶさ」は何を目指したのか。「はやぶさ」はロボットであること。イオンエンジンの仕組み。小惑星を探査すると何がわかるのか。「はやぶさ」打ち上げから地球スウィングバイを経て「イトカワ」へのタッチダウン、タッチダウン後の通信途絶と復活、帰途でのイオンエンジン異常とどう回復させたか、そして帰還・カプセル回収。現在絶好調飛行中のソーラーセイル実証機「IKAROS(イカロス)」と「はやぶさ2」。これまで川口先生が携わった数々の宇宙探査計画や、プロマネとしての「はやぶさ」運用での、津軽出身としての”気質”。「はやぶさ」を経て、これから、日本の科学技術・宇宙開発をどうしていきたいか…。

 講演で感じたのは、「挑戦すること」の意義。「はやぶさ」計画の元となる小惑星探査計画が宇宙科学研究所(ISAS:まだJAXAとして統合される前の宇宙研)で立ち上がったはいいが、NASAと共同で研究を進めていたのに、NASAは小惑星にランデブーして探査する計画をさっさと独自で立ち上げてしまった(「ディープスペース1号」)。日本は深宇宙・惑星探査はビギナーだった時代。「NASAに計画を盗られた!」と感じて、NASAでもためらうような計画を立ち上げないと太刀打ちできない…とハッタリ半分でスタートしたのが「はやぶさ」でした。でも、当時はイオンエンジンもなく、「はやぶさ」のイオンエンジン(「μ10」)が開発されるまで18年かかった…。宇宙探査・宇宙開発は計画しても、すぐに実現できるとは限らない。技術的な問題、予算の問題、他のプロジェクトとの兼ね合い。探査機が出来ても、打ち上げるロケットもなくてはならない。だから、とても時間がかかる。それでも、新しいことに挑戦する。「挑戦しないと、新しいことは出来ない」という川口先生の言葉が印象的でした。実際打ち上げられた後も、度重なるトラブルを試行錯誤で乗り越えてきた。不安要素はあるけれども、全部が壊れたわけじゃないから、とにかくやってみる。「はやぶさ」だけでなく他の探査機・人工衛星の運用でもそうですが、宇宙開発は様々な分野の専門家が集まって、知恵を絞って、地道に地道に運用しているのだなと感じました。

 また、生まれ故郷である弘前…津軽地方の人の気質を象徴する言葉として、「じょっぱり」という言葉も。津軽弁で「非常に頑固な、強情な、簡単に考えを曲げようとしない」という意味合いの言葉です。基本的にはネガティヴな意味合いで使われますが、最近では「こだわる」と同じようにポジティヴな意味でも捉えられるようになってきました(例えば、版画家の棟方志功は典型的な「じょっぱり」かと)。その「じょっぱり」…何が何でもやり通す信念が津軽出身者として息づいているのかもしれない、と。まさに「はやぶさ」の運用は、何が何でも帰還させる、何が起こっても諦めないという運用チームの気持ちがダイレクトに伝わってきました。その根元に、もしかしたら川口先生の「じょっぱり」もあったのかな…?科学技術の最先端である宇宙機の運用にも、人間の感情や気質も関係する、のかもしれない(あくまで私の考えです)。不思議なものだなぁと感じました。
 このあたりに関しては、NHK青森放送局のサイトに、川口先生のメッセージが載せてあるのでそちらをどうぞ。
NHK青森放送局:青森から宇宙へ はやぶさ 地球帰還:青森のみなさま

 ちなみに、この日、NHK青森放送局で独占インタビューをしたのですが、そのインタビュー動画もあります。9月22日までの限定公開です。川口先生が語ってます。
NHK青森放送局:青森から宇宙へ はやぶさ 地球帰還:独占インタビュー

 「はやぶさ」などのことを一通り復習してから講演に臨んだのですが、難しいと感じる部分もありました。まだまだ勉強不足だと痛感。それでも、生で、川口先生ご本人の言葉で、「はやぶさ」の帰還とこれからの深宇宙探査についてのお話を聞けたのは、本当に嬉しかったです。2年前のJAXAタウンミーティングでの講演の結びの言葉がこの2つでした。
・JAXAは、「はやぶさ」の前途は、まだまだ厳しいですが、なんとか地球帰還にむけて努力して参ります。
・若人には、わきたつような意欲をもって、挑戦を求めてほしいと思います。それが未来を拓くはずです。

 「はやぶさ」が無事帰還して、この言葉を読み返すと、何とも感慨深いです。講演中の川口先生の表情も、いつもの落ち着いた冷静(だけど内容は熱い)な語り口調ではありますが、清々しさを感じました。何より、会場の聴衆の方々が、熱心に聞いている。メモをとる人も多い。「はやぶさ」がどれだけ注目されたかを実感しました。講演の最後のほうで、今後の科学技術・宇宙開発についても触れていましたが、「はやぶさ」で終わり、または「はやぶさ2」を実現したら終わり、なのではなくて、科学技術は長い目で続けていく必要性があるということが今回の講演で伝わればいいなと感じました。

 この講演会は夜開催されたのですが、昼間には小学生対象のイベントもあり、「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」の上映(普通のホールなので、平面スクリーンでの上映)と、小学生たちから川口先生への質問コーナーなどがあったそうです。ニュースで様子を観ましたが、そっちにも参加したかったなぁ(大人一人だけどw)。こどもたちが川口先生のお話をどんな表情で聞いていたか、何を感じたのか、その場にいたかったです。

 講演が終わって、ホールを出ると、空には月が。あの月よりも遠くから「はやぶさ」は還って来たのだな、そしてこれからもあの月よりももっと向こうを目指すのだなぁ…と感じながら、月を見ながら歩いた夜でした。

【講演会詳細】続きを読む
[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-25 23:00 | 宇宙・天文

小惑星イトカワ丸ごと回収!? 「イトカワぱん」を食べてみた 【8.23はやぶさ講演会:番外編】

 前の記事の通り、小惑星探査機「はやぶさ(Muses-C)」プロジェクトマネージャである川口淳一郎先生の講演会に行ってきました。その会場となったホールのそばにパン屋さんがあったのですが、とんでもないものが売ってありました。その名も「イトカワぱん」。「はやぶさ」が向かい、タッチダウンをした小惑星「イトカワ」の形をしたパンだそう…。それは買う、食べるしかあるまい!!というわけで、講演会前に私もイトカワを回収しに行きました。

f0079085_22241942.jpg

「白銀舘」というパン屋さんです。
f0079085_22242671.jpg

 お店の入り口には、川口先生の弘前名誉市民受賞お祝いと、「はやぶさ」やイトカワの画像が。目立ちます。
お店に入ると、すぐ「イトカワぱん」がありました。嬉々として買う私。お店のご主人と少しお話をしたのですが、このイトカワの形を作るのがとても難しいのだそうです。発酵すると、形が変わってしまう。失敗も何度も。それでも試行錯誤を重ねて、この「イトカワぱん」が出来ました。
 「イトカワぱん」の中には、イチゴジャムが入っています。イトカワは”がれきの寄せ集め”とも呼ばれるような、内部はスカスカの構造の小惑星。それをご主人もご存知なのだそうですが、地球なら内部にマグマがあるので、それをイメージしてイチゴジャムを入れたのだそうです。あと、何かを入れないとパンがボソボソして食べにくいとのこと。イチゴジャムは味を引き立てているんですね。


 さて、昨日は買うだけで食べることが出来なかったので、今日食べてみた。
f0079085_22264476.jpg

まさにイトカワの形です。小麦粉をマーガリンでそぼろ状にした岩石を表面にちりばめて、まさにイトカワ。
f0079085_22555738.jpg

あの「Science」の表紙を飾った「イトカワ」の画像にそっくりですよね。(しまった、向き逆だったorz)

f0079085_22344882.jpg

 くびれのあたりに注目。岩石に見立てたそぼろ状小麦粉がない。位置から考えても、ここは「はやぶさ」がタッチダウンした「ミューゼスの海(Muses-Sea)」だ!!私の名前も刻まれたターゲットマーカーも、ここにあります!…実際、パン屋のご主人がここを「ミューゼスの海」と見立ててそぼろ状小麦粉をかけなかったかどうかは確認できませんでした。でも、そういうことにしておこう。再現率高い!


 さて、食べてみた。ふわふわ、ふかふかで美味しい!素朴、シンプルな味です。
f0079085_22395783.jpg

中のジャムはしっとりしていて美味しい。本来のイトカワのように、中はスカスカなパンも食べては見たいですが、味も大事ですものね。ちょうどお腹もすいていたので、ぺろりとたいらげました。

f0079085_2240582.jpg

 微粒子まで食べちゃいました。「イトカワ」のサンプルは、私のお腹の中にありますwご馳走様でした。

 ちなみに、ご主人曰く、この「イトカワぱん」を、弘前市の担当の方を通じて、川口先生に届けたそうです。食べた感想は聞けませんでしたが、川口先生も食べたのだなぁと思うと嬉しいです。さらに、川口先生ご本人か、JAXAの担当の方が、お土産として箱詰めで東京へ持ち帰りたいとのことで、お店に箱詰めしたものが用意してありました。もしかすると、「はやぶさ」チームの皆さんで、「イトカワぱん」を食べているのかもしれません…。喜んでくれてたらいいな。

 「イトカワぱん」は29日までの限定発売。弘前市近郊の方は是非一度ご賞味あれ!

陸奥新報:「イトカワぱん」 1週間限定で販売/弘前

ABAニュース:「イトカワパン」大人気

 次回記事で、講演会詳細レポ書きます。画像と、メモと格闘中です…(嬉しい悲鳴)そして文章とも。内容が濃くて、どんな文章にしたらいいか試行錯誤中です。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-24 23:07 | 宇宙・天文

【8.23はやぶさ講演会】 「はやぶさ」講演会行ってきた

 とりあえず報告を。小惑星探査機「はやぶさ」の帰還後、各地で「はやぶさ」に関する講演会やイベントが続いていますが、私もそのひとつに行ってきました。川口淳一郎プロジェクトマネージャーの講演会です。帰還後のタイミングで、川口先生のお話が聞けた!嬉しい限りです。

f0079085_2359097.jpg

 講演会のチラシと、講演のあったホールの近くのパン屋さんで売っていた「イトカワパン」。見ての通り、小惑星イトカワの形をしています。しかも、表面はイトカワのゴツゴツ感も出ています。パン屋さんのご主人のお話を聞いたのですが、このイトカワの形にするのが難しかったそう。発酵すると、形が変わってしまう。何度も作り直したそうです。午後には売り切れてました。今週1週間限定で、発売されるそうです。

 ちなみに、中にはいちごジャムが入っているとのこと。イトカワ丸ごと回収しましたが、まだ中をあけてはいません。開けるのが楽しみですw

 講演会の詳しい内容は明日以降に…。眠いので今日は報告まで。

f0079085_064241.jpg

 イトカワねぶたもありました。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-23 23:55 | 宇宙・天文

私が見ているこの「今」は

 twitterから感じたことを。

TLって不思議なものですよね。色々な話題が、同時に流れて、自分のTL…しかも自分だけにしか見えないTLでひとつに混じる。独立しているようで、関係しあってることもあったり。 QT @reticulata 手料理と本と音楽と星とお手製のワンピースの話題が流れるタイムライン。
posted at 22:01:37

@libra_makisima www その時間自分のTLがどうなっていたか、確認できないのが残念です。
posted at 22:08:50

@raygenic @reticulata 誰とも似ていないけど、静かに影響しあっている…海の中で波を見ているような、浮かび泳ぎながら感じてつつ自分も一緒にその波の中にいるような感じですね。
posted at 22:16:25

TLって不思議だなと実感する夜。私の見ているTLは、私にしか見えない、誰のものとも違う。そして、様々な「今」が流れてくる。独立しつつ、影響を受けつつ、混じりつつ…。
posted at 22:18:57

TLの「過去」へ遡るのは限界がある。でも、現実でも「今」から「過去」へ、ましてや自分が見てなかった「過去」を知るのは、他の情報を頼りにするしかない。TLで「今」という時を実感させてくれる。
posted at 22:20:39

@libra_makisima 確かにそうですね~。同感です。でも、数人の人をじっくりゆっくり追うのもよし、沢山の人の今一瞬を垣間見るもよし、だと感じています。
posted at 22:24:20


 twitterのほかのウェブコンテンツとの違いは、ツイートを読みたい人をフォローして、自分のホームに表示するという特徴だと感じています。そのフォローした人のツイートと自分のツイートで出来るホームのことを「タイムライン(TL)」と呼びますが、このTLは自分にしか見えません。リスト機能を使えば他の人に見せることも出来ますが、自分だけのTLを作ることに、変わりはありません。

 このTLというものが、とても不思議だと感じています。私がフォローしているのは、宇宙・天文・科学関係、クラシック音楽・音楽全般・ピアノ関係、教育テレビ関係、美術・芸術関係、ライフスタイル関係、フィンランド関連…様々な方がいます。それらの方々が、同時に「今」いるところ、していること、考えていることや聴いている音楽、雑談をツイートしていく。自分のTLの中に、様々な人の「今」が集約されていきます。勿論私自身のも(ツイートせず、黙ってTLを眺めていることもありますが)。

 この自分のTLに集まってくるツイートは、それぞれ独立してはいます。しかし、他の誰かのツイートで誰かが返信を返して会話が始まったり、誰かが聴いている音楽を自分も聴きたくなったり。独立しているようで、関係したり、混じり合ったり、影響しあったり。そんな「今」を共有している。

 また、twitterでは、フォローしている人が増えていくと、TLを追う限界が短くなります。つまり、数人しかフォローしてなければ、2日前ぐらいまで遡れるかも知れないけど、何百人、何千人もフォローしていると、数分しか遡れない可能性もある(勿論、どんなTLにするかはその人の自由です)。私は極力200人以下に抑えるようにしているのですが、それでも3時間程度。例えば何か騒ぎになるようなことがあって、後から遡ろうと思っても、遡れないことがあります。でも、それもtwitterの特徴であり、魅力のひとつなのかもしれない。twitterだけでのことではなく現実でも、「今」から「過去」へ遡る時、特に自分がその場にいない、観ていない「過去」を知る時は、どうしても他の情報に頼るしかない。限界がある。その限界が、「今」という時間の重さを、その存在を、教えてくれるのかなと思っています。

 私が見ているこの「今」は、今しか見られない。自分の眼で、「今」何を観て、耳で何を聴いて、何を感じて何を考えているのか。それを強く意識した今日のtwitterでした。

・関連記事:二度とないこの宙を観る
 こちらは天文現象での「今」を観ること。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-21 23:15 | 日常/考えたこと

自然の音に耳を澄ます

 「人間はどこまで動物か」を読んだせいか、暑さがひと段落して夏の疲れが出てきているせいか、夜に鳴く虫たちの声をもっと聞きたいせいか、自然音にハマっています。ニコニコ動画に色々あるので、気に入ったのを紹介します。

【ニコニコ動画】【立体音響】夜の虫の音【癒し】


【ニコニコ動画】■天の川と虫たちの声■  -自然音-


【ニコニコ動画】【作業用BGM】虫の声(long ver)


 ひたすら虫の音です。落ち着きます。

【ニコニコ動画】【作業用BGM】神秘・屋久島の自然音

 この動画にも、少し虫の音が。水の音も混ざっていて、ますます落ち着きます。上の動画と一緒に再生しても合います。

このCDもオススメです。
自然音シリーズ 生命の島、屋久島
中田悟/USMジャパン


 屋久島で収録した小川や鳥の声がとても心地いいCDです。このCDをかけながら作業していたら、かけているのを忘れていて、外から聞きなれない鳥の声がするなぁ…なんて勘違いしてしまいました。そのくらい、リアルです。屋久島は距離的にも、その自然の面でも遠いのに。不思議です。

 人間の作った音楽もいいけど、自然の音に耳を澄ますのもいいなと思う今日この頃でした。聴いていたら眠くなってきた…。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-18 23:11 | 興味を持ったものいろいろ

人間はどこまで動物か

 この本、夏休みの読書にピッタリだと思います。


人間はどこまで動物か
日高敏隆/新潮社・新潮文庫/2004

 お馴染み、動物行動学者である故・日高敏隆先生のエッセイです。虫や動物たちのこと、自然のこと、大学でのこと、移り変わる季節と自然、社会のこと…などなど、日高先生は虫や動物を原点として、幅広い分野に興味を持ち、考えていらっしゃったのだなぁと感じます。

 これまで日高先生の本を何冊か読んできましたが、この本を読んで思ったのは、人間も自然の一部で、自然とは切り離せないということ。タイトルが「人間はどこまで動物か」なのですが、人間は文明を作り上げてきたが”ヒト”であり、ヒトも動物もそれぞれのやり方で子孫を残そうとしてきた。知能を持ち文明を発達させてきた人間と、動物を対比させ、「人間は”どこまで”動物か」とひとつの物差しだけで考えようとする。そこでどんな「違い」を見出したいのかわからない、という内容だ。このあたりや、他の部分を読んでいて、人間がどこまで動物か、なのではなく、人間・ヒトも動物も虫も自然の中で生きている。自然があって生きられるし、子孫を残していけるのだろうと感じた。例えば、自然と切り離された環境…国際宇宙ステーションや、現在はロシアで火星有人探査のための実験施設で、乗組員を想定した人々を施設に1年以上隔離して生活する実験も行われている。そのような環境では、酸素を作り出す装置が必要だし、水を循環させる装置もある。自然が当たり前のようにしていたことを、そのような自然と隔離した施設では人間が作り出さなければならない。自然と隔離されている施設を作って初めて、人間は人間も自然の一部だったと実感したのではないだろうか。そう感じました。


 また、今回の本には蝶のお話が頻繁に出てきます。そのお話を読んで、小学生の頃育てたアゲハチョウのことを思い出しました。理科の授業がきっかけだったような、記憶はおぼろげなのですが、アゲハチョウをたまごから育ててみたいと思って、山椒の木を探してそこからたまごの付いた枝を取ってきて、ケースに入れて育て始めました。チョウに関する本を読みながら、どんな風に育つのか、サナギの時中身はどうなっているのか(これには驚いた。実際、サナギを割って見てみようかと思ったが、育てているうちに愛着が沸いてサナギを割る=成長をそこでストップさせることはできなかった)、何を食べるのか等を調べながら、観察日記も書いて成虫まで育て、羽化した後は外に放しました。黒と白の、まさに鳥のフンのような幼虫を経て、緑色の幼虫に。わざと頭をつついて、黄色い臭うツノを出させて遊んでみたりもしました。サナギになった後は、いつ羽化するのか楽しみで、毎日ケースの中を見てはあのサナギの中ではすごいことが起こっているのだなぁと考えたりもしました。そして羽化。あの色とりどりの翅を広げるのを、ただ見つめていたのを覚えています。

 今年は暑いせいか、家の周りでアゲハチョウをよく目にします。もう数十年も前の話ですが、あの時育てて放したアゲハチョウの子孫なのかもしれないな、と思いながら観ていました。翅の模様を、またじっくり見てみたいなと思いながら。モンシロチョウやモンキチョウ、ベニシジミもよく見かけます。
 山のほうに行った時は、アオスジアゲハらしきチョウを見かけた。黒く、青い模様があった。私の住む地域、しかも涼しい山のほうでは見られないようなのだが、何故かいたので驚いた。すぐにひらひらと林のほうへ飛んで行ってしまったので、もっとよく観たかったと思う。

 そんなアゲハチョウの思い出と、チョウへの興味を思い出させてくれたこの本に感謝したいです。この本で、さらにアゲハチョウの生態について詳しく書かれていたので、それを確かめるためにももう一度育ててみたいなぁ、なんて思ってしまいました。もう秋が近づいてきているので厳しいかな?

 秋も近づき、朝の涼しい時間や夜には虫たちの声が聞こえます。この本で、これまでとは違う視点で、虫たちや自然を見て、付き合うことができそうです。
[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-18 22:45 | 本・読書

夏こそ甘酒

 今年は本当に猛暑ですね…。私の地域は夜になると虫たちの声も聞こえ、涼しくなってきたのですが、まだまだ暑さが続いている地域の皆様、体調はいかがでしょうか。夏バテ、熱中症に気をつけてくださいね。

 さて、最近色々なところで、「夏こそ甘酒を飲もう」という話題を目にしました。twitter,雑誌「暮しの手帖」、テレビなどなど…。甘酒といえば、冬の飲み物だと思っていた。雪が降る寒い夜、甘酒を温めてゆっくりと飲む。しょうがのすりおろしを入れると、さらに身体がぽかぽか温まる。初詣で振舞われていた甘酒もとても美味しかった思い出もあります。その甘酒を、夏に飲むだと?

 甘酒は米と米こうじが原料。これらにはビタミン類や必須アミノ酸などの、多種多様な栄養素が含まれているという。なので、江戸時代は夏バテ防止に、夏に飲まれていたのだそう。かつては夏の飲み物として親しまれていた。へぇぇ。知らなかった。

 というわけで、家に冬に買った缶入り甘酒が残っていたので、それを冷やして飲んでみた。
f0079085_21582073.jpg

 涼しげ感を出そうと、イッタラの「Aino Aalto」のグラスに入れてみた。後ろの「はやぶさ」関連本は、仕様で写りましたw
 冷やした甘酒は美味しいのだろうか…と思ったのですが、美味しかった!ごくごくいけます。甘さや味、食感も温めた時と変わりなし。温めた時はとろりとしているのに、冷やすとさらりとしている不思議。食欲のない時にもこれなら胃に入りそうです(ただしその場合はノンアルコールのものにしないと、逆に胃を弱らせてしまうかな?それとも、微少のアルコールで食欲増進?)

 こんなものも売ってました。
f0079085_2201477.jpg

 夏用冷やし甘酒。さらにさらりとしている感じ。こちらも美味しかったです。

毎日新聞:涼の風景’10年夏:冷やし甘酒 夏バテ防止の自然食 /茨城
 老舗の麹屋さんが、冷やし甘酒を販売。「冷やし甘酒に、冷たいヨーグルト、豆腐、牛乳などをお好みで混ぜるとアイスクリームのよう。」とのこと。何と!健康的涼感和風デザートといったところか。やってみよう…かな。

エキサイトBit:“飲む点滴”甘酒の可能性を考える
 手作りで甘酒。「ジャパニーズヨーグルト」…確かに。

 暑い夏に冷たいビールもいいけど、甘酒もいいよ!
[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-17 22:28 | 興味を持ったものいろいろ

「フィンランディア」 金管楽器の魅力と難しさ

 先日、アマオケの演奏会に行きました。久しぶりのオーケストラの演奏会。ずっと器楽ソロ、もしくは室内楽の演奏会ばかりに行っていたので、オーケストラを聴きに行きたいと思っていました。オケの演奏会が少ないので、アマオケでも貴重です。

 演奏会は、団員の知り合いが聴衆に多いのか、発表会のような雰囲気でした。コンサート・演奏会ではちょっと今まで感じたことのない雰囲気だったので、部外者がここにいてもいいんだろうかという気持ちになりました。一般のお客もチケットを買って聴きにくるコンサートで、この雰囲気はいいのかなぁ…と部外者の私は感じました。

 このコンサートでは、シベリウスの交響詩「フィンランディア」も演奏されました。ええ、「フィンランディア」目当てで聴きにきました(他のプログラムも好きな作品ばかりで、楽しみでした)。「フィンランディア」を生で聴くのは2度目。1度目は別のアマオケで。その時は、愕然としました。金管は音を何度も外し、「フィンランディア賛歌」の部分の木管も、風の音ではなく機械音に聞こえる…。CDで聴くのと全然違う…かなりガッカリしました。

 そして今回。冒頭のトロンボーンの重い音で、空気が張り詰める。ああ、この雰囲気だ。しかし、やはり金管(一部の楽器のみ)は苦しそうだ。木管の音も機械音に近い…。それでも、以前とは違う印象を持った。この「フィンランディア」は、特に金管楽器にとってはとても魅力的な作品だと思う。独立を願うフィンランド国民の勇ましい雄たけびような、大砲のような音をイメージさせる金管楽器の存在。「フィンランディア」では要となる存在だと思う。決まれば、奏者も嬉しいだろうし、この作品の魅力を存分に表現できる。しかし、その音を決めるのは非常に難しいということ。私はピアノしか演奏したことがないので、金管楽器の演奏の難しさを知らなかった。2度目の「フィンランディア」で実感した。この作品は、金管楽器にとってとても魅力的ではあるけれども、非常に難しい曲なんだ、と。

 今、相変わらず、ピアノの音を出すことすら難しい(でも、今はそれだけで充分)状況に置かれている。そのせいか、ピアノだけでなく、他の楽器の音のこと、音を出すこと、演奏することの難しさも考えるようになった。これまで簡単に「”音楽”を奏でたい」と書き綴ってきたが、その言葉の重さ、実行することの困難さを考えてはいなかった。”音楽”とは何か、”音楽”を形作る”音”とは何か。ピアノの音色だけを聞くために弾くことしかできない今、考えるべき課題が見つかった気がする。

 いつかは、プロオケの金管もバシッと決まった「フィンランディア」を聴きに行きたいなぁ。


・過去関連記事:ピアノの音を聴くためだけに、音を並べる
[PR]
by halca-kaukana057 | 2010-08-16 22:01 | 音楽


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

プロフィールを見る

お知らせ・別サイト

管理人HN:(はるか)
 熱しやすく冷めにくい、何が好きになるかわからない好奇心のかたまり。このブログでは好きなものを、好き放題に語ってます。

プロフィール
*2014.9.5:更新
はてなプロフィール:遼(halca-kaukana)



web拍手を送る



はてなブックマーク
Mielenkiintoinen!

気になること、関心のある記事や参考にしたサイトなどのブックマーク集。コメント多め。

◆ピアノ録音置きブログ:Satellite HALCA

☆「はやぶさ2」、小惑星リュウグウ目指して順調に飛行中!☆
管理人・遼も小惑星探査機「はやぶさ2」を応援しています。



あかつき特設サイト
JAXA:金星探査機「あかつき」特設サイト

☆祝!「あかつき」は金星の衛星になりました☆
金星軌道上で観測中!

最新の記事

[フィンランド独立100年記..
at 2017-12-13 22:16
映画「ドリーム(Hidde..
at 2017-12-10 22:30
[フィンランド独立100年記..
at 2017-12-08 22:14
物語 フィンランドの歴史 ..
at 2017-12-06 23:17
Suomi Finland ..
at 2017-12-06 22:26
マッティ、旅に出る。 やっぱ..
at 2017-12-05 22:01
[フィンランド独立100年記..
at 2017-12-04 22:40
[フィンランド独立100年記..
at 2017-12-03 14:59
冬のグリーティング切手&特印..
at 2017-12-01 22:19
Im ~イム~ 8
at 2017-11-28 22:39

カテゴリ

はじめにお読みください
プロフィール
本・読書
宇宙・天文
音楽
奏でること・うたうこと
Eテレ・NHK教育テレビ
フィンランド・Suomi/北欧
イラスト・落描き
日常/考えたこと
興味を持ったものいろいろ
旅・お出かけ
information

タグ

以前の記事

2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 01月
more...

検索