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私にとってのピアノとは、演奏とは、音楽とは?

 まず、ピアノ練習の進行状況を。
 ソナチネ4番第1楽章は、ゆっくりなら安定してきたものの、楽譜には「Allegro」と書いてある。ゆっくりよりも、少し速めの演奏の方が、この作品に込められている快活さを引き出せると思う。なので、Allegroで演奏しつつ、楽譜から読み取れたことを引き出すように演奏できるように練習中。6月中には何とか…。

 シューマン「春の歌」op.68-15.右手だけ集中練習中。あの和音をとにかに滑らかに、流れるように、歌うように演奏したい。左手も少しずつ練習中ですが、まずは和音がいっぱいの右手を、いかに滑らかに奏でられるか。今はまだぎこちないです。和音の多い作品は難しいなぁ。

 「クインテット」テーマは新しいピアノソロ楽譜で練習中。後半の左手が、結構ややこしい。和音ではないのですが、音が跳躍することも。この跳躍にまだ苦戦中です。そして、この楽曲。テンポが結構速い。135で、「allegro con brio」。つまり「活き活きと速く」。原曲は演奏時間1分(「クインテット」のOPは1分!)。1分で演奏できるようになるには、まだまだ先が長そうです。でも、練習していてとても楽しいです。「クインテット」を観て、CDを聴いていても、テーマになると指が動き出しますw


 さて、本題なのですが、最近、私が”音楽”するうえで、何をしていけばいいのかなと思っています。CDで様々な楽曲を聴いて、コンサートにもたまに出かけて、ピアノを演奏して…。でも、それだけでいいのかな、と。新しいことを始める、例えばピアノ以外の楽器を始める、というわけではありません(そりゃぁ、ヴィオラやクラリネット、声楽に挑戦できるならしてみたい!)。もっと大きな視点で見た「音楽」の楽しみ方…。以前書いた記事を読み返しているのですが、最近、ピアノを演奏することだけ、CDで楽曲を聴くことだけが「音楽」を楽しむことだと思っていないか、自分に問いかけています。

 つまり、もっと「音楽」というものを、多角的な面から学んで、様々な方向から楽しみたい。そう思っています。まだ考えが頭の中でぼんやりしている状態なので、今日はこの辺でメモ書き程度に。

 あと、初心忘れるべからず。

この鍵盤の向こう側
音楽へのアプローチ方法
演奏の楽しみを取り戻す
前とは違う"原点"へ
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by halca-kaukana057 | 2011-05-30 23:37 | 奏でること・うたうこと

呼んでも無いのにコロ畑氏、再び 今週の「クインテット」+教育テレビ

 本題に入る前に、このニュースから。
毎日新聞:NHK:教育テレビをEテレに、来月から名称変更
 これまで、番宣などで教育テレビを「Eテレ」という愛称で呼んできましたが、この「Eテレ」が正式名称になるそうです。そういえば、画面右上も、「NHK E」から「NHK Eテレ」の表示に変わっていましたね。今までずっとNHK教育テレビと呼んできたので、慣れない、さらに軽い感じに違和感を覚えます…。とりあえず、このブログでもカテゴリ名を「Eテレ・NHK教育テレビ」とします。やっぱり「教育テレビ」が呼びやすいよ!


 では本題。今週の「クインテット」。ドラマパートは「花はどこへいった」。久しぶりな気がします。ピート・シガー作詞作曲で、原題は「Where have all the flowers gone?」。実は反戦歌だったのだそう。ほほう…。
wikipedia:花はどこへ行った

 その歌とは裏腹に…「花はどこへいった?」とのタイトルを聞きつけてやって来たのは、フラットさんならぬコロ畑ニンボブロー。これまで数々の事件を解決…いや、勝手に事件をでっち上げ、オヤジギャグを連発して去ってゆく、謎の人物…。今日もやってくれました。「はな」にまつわるギャグを連発。そして、シャープ君のお弁当を見つけ出し、シャープ・アリア・スコアの3人が歌っている間に食べてしまった…。全く、このフラットさん…じゃない、コロ畑氏のノリは最高です。テレビに向かってひたすらツッコんでましたwそして最後のオチは爆笑wお弁当を食べられてしまったシャープ君はご愁傷様です…。
 ところで、コロ畑氏がやってきて、歌い、オチまで、どこかへ行ってしまっていたアキラさん。楽譜を探していたのだと思いますが、「花はどこへ行った」ならぬ、「アキラさんはどこへ行った」と思ってしまいました。

 今日はシャープ君の「楽器の話」。「コントラバスのバースデー」。シャープ君の渋く色っぽい声に惹かれます。このコントラバスの曲ですが、サン=サーンス「動物の謝肉祭」第5曲「象」でした。と言うのを、夕方の放送中に、おふぃすベガさんのツイートで知りました。…白状します。「動物の謝肉祭」ですが、全曲を聴いたことがありません!お許しください、お代官様~!(フラットさんの声で
 「象」の原曲ですが、コントラバスがメロディーラインをずしずしと演奏します。ベルリオーズの「ファウストの劫罰」の「妖精のワルツ」、メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」の「スケルツォ」が組み入れられているそうです。「化石」も、自身の作品である「死の舞踏」の「骸骨の踊り」や、フランス民謡「きらきら星」「月の光に」などがミックスされている。サン=サーンスも面白い作曲をするなぁ。
 ちなみに、「象」の原曲はこんな曲でした。
Saint Saens: Carnival of the Animals~L'Elephant (The Elephant)


 さて、コンサートはショパン「24の前奏曲 作品28」より第7曲。はい、胃薬のあの曲ですね。でも、「クインテット」版を聴いて以来、そのイメージが見事に覆されました。アキラさんがひとり、ピアノだけで演奏しているシーンから始まり、スコアさんのチェロ、アリアさんのヴァイオリン…と映像が浮かび、いつものステージに。編曲も、たった17小節のピアノソロの作品をここまで膨らませるとは…と驚きます。昨年度のコンサート新曲で同じく驚かされた「マイムマイム」とは別方向で凄いなと思います。「マイムマイム」はフォークダンスの曲という概念をひっくり返し、スピード感と迫力満点の作品に。一方、「前奏曲第7番」は原曲を生かしながら、更に膨らませてゆく。そしてカメラワークも凝っています。アキラさんの指のアップが多くて嬉しいです。はい、ピアノ弾きの指を見るのが大好きです(何事w
 「クインテット」、いい番組です。(某胃薬のCM風に…)
・「前奏曲第7番」過去記事:2010年度クインテットコンサート新曲+1

 コロ畑氏で笑い、「前奏曲第7番」でゆったりと。このメリハリがいい。ボケる時はボケ、コケる時はコケ、笑う時は笑う。歌う時は心を込めて歌い、演奏する時は集中して演奏する。このしっかりとした切り替えに落ち着きます。

 さて、5月も最後、次回放送は6月ということで、春テーマも聞き納め。来月からはヨットが踊る夏テーマです。春テーマになってから、本当に沢山のことがありました。春テーマになった3月。ああ、年度末が近づいてくる…と寂しさを覚えていたら、震災が。平日放送ラストをゴタゴタしたまま見届け、土曜放送の新年度スタート。平日放送が終わっても、土曜日に見られるから大丈夫だよ!と思っていたら、欠乏症に陥っていた…。
 何とも激動の3ヶ月でした。夏テーマの3ヶ月は、落ち着いて観られるといいなぁ。


*****

 久々に他の教育テレビ(まだ5月なのでこっちで!)感想を
【おかあさんといっしょ】
 月歌「キッチンオーケストラ」が楽しいです。アニメのお鍋とフライパンが可愛いです。歌も曲もいい。指揮真似したくなってきます。今日土曜の放送では、クリップ版が初登場。いつもはスタジオでこどもたちと歌っていましたが、クリップ版は、お兄さんお姉さんがシェフ風衣装で踊ります。可愛い。
 「ポコポッテイト」にも慣れてきました。最初、「ムテ吉うるせえええ!!」と何度思ったことか。最近はその元気すぎるところも可愛いなと思えてきました。「ウザ可愛い」ってやつか?ムテ吉の家の温泉は、何にでも良く効く温泉。いいなぁ。ムテ吉の元気の源はこの温泉なのだろうか。この温泉に入って、慢性疲労もストレスも無くしたいです。歌では「デッキブラシロック」が気に入った。エアギターならぬ、デッキブラシギター。子どもの頃、ほうきでギター弾きまねごっこをやったなぁw
 ミーニャはいい意味で女の子。お洒落で可愛いものに目が無い。何となく、アネムやアリアさんと相性が良さそう。そしてメーコブ。ちょっと弱気だけど、いい奴だよ。こどもながら、オペラが好きで夢はオペラ歌手というところがまた惹かれる。しかも美声。メーコブが今後どう成長するかが楽しみです。ゾウガメの長老さんもいいキャラだなぁ。教育テレビのおじいさんキャラの活き活きっぷりは見事です。

【みいつけた!】
 再放送なのですが、のんびりと観てます。スイちゃん、コッシー、サボさんの日常は本当に楽しい。毎日何かを見つけて、楽しむ。この姿勢を忘れていました。
 何週間か前、デデコのコーナーが歌のコーナーに。レグ、スワリン、カブの3人のユニット「フルーツバスケット」の歌が可愛い。以前「いすのまちのコッシー」で、のど自慢大会で歌ったあの歌です。3人も目指すはアイドル?

【シャキーン!】
 最近、朝は総合「おはよう日本」と決めているのですが、「シャキーン!」を観ることも多くなりました。「ジャストタイム」でジャストを出せると最高に嬉しいです。「シャキーン!といこう」、ノリノリで楽しい歌です。そしてあやめちゃんとあゆちゃんが歌う「さーYOU!」、面白い!歌詞も、2人のダンスもいい!1回しか観られなかったので、来週また観たいなぁ。
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by halca-kaukana057 | 2011-05-28 22:21 | Eテレ・NHK教育テレビ

ヴィンランド・サガ 10

 結構前に買って読んだのに、感想を書くまでに日が開いてしまいました。「ヴィンサガ」待望の10巻です。

ヴィンランド・サガ 10
幸村 誠/講談社・アフタヌーンKC/2011

 農場主ケティルの父である大旦那・スヴェルケルから馬を借りることが出来たトルフィンとエイナルは、懸命に荒地を畑として耕す。麦を育て、収穫し、売ることで、奴隷身分から脱することが出来る。張り切るエイナルの一方で、生まれて初めて畑作に挑むトルフィンは、農耕そのものに驚いてばかりいた。
 そんな日々の中で、トルフィンは悪夢にうなされ続けていた。心配するエイナル。トルフィンは、戦士だった頃のこと、父・トールズとアシェラッドのことをエイナルに話し始める…。


 まず、表紙を観て驚いた。これ…トルフィンだっけ?トルフィンです。9巻から更に雰囲気が変わりました。成長したということです。そういえば、この10巻ではトルフィンはいくつになっているのだっけ…?

 10巻は畑を耕し麦を育てるトルフィンとエイナルの日常の中で、ケティルと父である大旦那・スヴェルケルの考え方の違い、奉公人たちのトルフィンとエイナル(奴隷)への”差別意識”。そして、そこから発展する”憎しみ”と”暴力”について描かれます。冒頭や中盤で起こったことが、後半で全て収束します。凄いまとめ方、物語の作り方だと感じました。

 「ヴィンランド・サガ」は、最初トルフィンの”憎しみ”で成り立っていた物語でした。父・トールズを罠にはめ、殺したアシェラッド。そのアシェラッドに仇を討つため、子どもながらもアシェラッドの一味に加わり、仇討ちの機会を伺う。アシェラッドもそんなトルフィンの気持ちはわかってはいたが、己の目標の実現のため、トルフィンをそばに置いて、うまく動かしながら戦士とは何かを教え続けた。そして、デンマーク王スヴェンを殺し、その息子であるクヌート王子に自ら殺されることで、クヌートを王にするという命をかけた策略で目標を達成する。一方、トルフィンはアシェラッドに仇を討つ必要がなくなり、戦場から去り、今のケティルの農場で奴隷として働いている。過去の戦士だった自分も、アシェラッドに父の仇を討つことも、ここ、ケティルの農場には無い。でも、トルフィンの過去には、しっかりと刻まれている。過去の自分と今の自分が繋がらない。

 この、過去の自分と今の自分が繋がらないことによる、複雑な想いを、私も抱いています。トルフィンのような強い”憎しみ””仇討ち”ではありませんが、過去に追い求めていたこととは全く違う道にいる今の自分に、どう向き合ったらいいか。頻繁に悩みます。ネガティヴな面でも、ポジティヴな面でも、こんな複雑な気持ちを抱くことは誰にでもありうると思う。

 そして、ある事件をきっかけに、トルフィンは戦士だった自分、過去に抱いていた”憎しみ”に向き合うことになる。父・トールズに加えて、まさかのアシェラッド再登場です。アシェラッドが死ぬ際に遺した言葉の本当の意味が、ここで明瞭になります。8巻で死ぬ時に、殺してしまったけれども、「本当の戦士」だと認めていたトールズ。そのトールズが貫き通した「本当の戦士」の道へ、様々な人々の”憎しみ”や”かなしみ”、”死”と共に進んで行け!この力強い言葉。アシェラッドは本当に最後の最後まで魅力的な人間だった。

 9巻で無気力だったトルフィンが、この10巻で生きる道・場所を見つけ、畑と同じように開拓してゆく。物語がまた大きく動き始めました。これは11巻が待ち遠しいです。


【過去巻感想】
ヴィンランド・サガ 8
ヴィンランド・サガ 9
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by halca-kaukana057 | 2011-05-26 23:00 | 本・読書

あなたのお家に宇宙開発の”今”を

 日本の宇宙開発機関、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、隔月でJAXAの活動を伝える機関広報誌「JAXA's」を発行しています。2005年3月に第1号が発行され、現在38号目。筑波宇宙センターや宇宙科学研究所・相模原キャンパス他全国のJAXA事業所をはじめ、全国の科学館などでも配布されているのですが、私の身近では配布しているところがなく、いつもJAXAホームページにアップされるPDF版で読んでいました。時々、JAXAのイベントなどでもらったりするのですが、やっぱり実際の冊子で、手に取って読むのがいいなぁ…と感じていました。

 その「JAXA's」が、この度配送サービスを始めました。

JAXA:機関紙「JAXA's」
↑最新号の内容と、バックナンバーが読めます。

機関紙JAXA’s配送サービス
 ↑なんとドメインが「jaxas.jp」だよ!w あと、左側のリンクから、置いてある科学館などの一覧があります。

 「JAXA's」本体は無料ですが、配送料がかかります。早速(と言ってもかなり前の話ですが…)年間購読を申し込みました。あと、これまでのもので気になっていたバックナンバーも。

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 最初に届いた37号。6月8日に搭乗するソユーズ宇宙船の打ち上げが決まった、古川聡宇宙飛行士が表紙です。後ろに入ってきた封筒が写っていますが、「JAXA’s」専用封筒なんです。

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 次に届いた38号。先日の、国際宇宙ステーション(ISS)に世界の宇宙機全員集合の時の画像です。日本の補給船「こうのとり(HTV)」2号機が金色に輝いています。

 PDFだと、PCを立ち上げる、もしくはプリントアウトしないと読めないのですが、実際の冊子だとすぐに手に取って読める。手に取って、じっくり読めるのがいいです。「かぐや」や「あかり」など、天文科学衛星が撮影した画像もゆっくりと眺めることができます。

 そして、もうひとつ、思ってもいなかった効果(?)がありました。37号が届いた時のこと。仕事から帰宅すると、「JAXA's」の封筒が。届いたー!やったー!と思って手に取ると、すでに封が開けられている。母が、「それ、読んだよ。」と。母が早速読んでしまっていたのでした!特集の古川さんのミッションに興味を持った様子で、医学実験で色々なことができるといいね、と話していました。驚いた。次の38号の時は、まだ開封されていなかったので、「先に読む?」と手渡したら、喜んで読んでいました。そして、今日注文していたバックナンバーが届いたのですが…、全部読んでしまっていました…!

 今後も最新号が続々と届くので、母の反応が楽しみですw自分で読む用に注文したのに、いつの間にか家族で読む用になってしまいました。いいことだよ!

 と言うことで、家族や友人・知人にさりげなく宇宙のことを伝えたい、教えたい時も活用できます。お近くに「JAXA's」が置いてある施設があればもちろん、無くても配送サービスを活用してみてね。
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by halca-kaukana057 | 2011-05-23 22:30 | 宇宙・天文

フラットさんの良き仲間・良きライバル 今週の「クインテット」

 土曜日です。「クインテット」放送日です。

 ドラマパートは「見てござる」。チョコレートをこっそりつまみ食いしたシャープ君。その後、演奏したのがこの歌。こっそりチョコレートを食べてしまったことがバレるのではないかと、不安になりながら演奏するシャープ君。それでも、トランペットの腕・音色には影響が無いのが凄い。歌い終わった後で白状…と思ったら…。本当にフラットさんは…。

 今日はフラットさん回のようです。コンサート前、雑誌の占いで「ミスをする」とあったのを心配するフラットさん。アリアさんが優しく励ましてあげる様がいいなぁ、と。アリアさんとフラットさんは、きれいなものや可愛いものなどで対立、ケンカすることもあるけれども、いい友人・仲間であり、いいライバルである。そして、お互いの演奏の腕も認めている。どんなにケンカしても、意地を張り合っても、アリアさんとフラットさんは仲が良いのだなと感じます。

 そのフラットさんが読んでいた雑誌が「Can't Can't」.いつも思わずクスリと笑ってしまいます。このセンス、最高ですwフラットさんがミスをするというのにかけて”Can't”=”できない”という意味にも取れるし、「Can Can」のパロディとも取れます。「Can Can」って…フラットさん、どんな雑誌読んでいるんですか!w思わずツッコミたくなります。
 「クインテット」のこんな細かいところへの演出がたまりません。

 コンサートは「ハンガリー舞曲第5番」。1年目の作品なのに、色褪せていないのが凄いと思います。

 で、雑唱団は「手あらい数え歌」。ついこの間もやったような…。

 
 最後に、最近の「クインテット」と私。先日、遠出で車を運転したのですが、山の新緑がとても美しかったです。その時、ドライブミュージックは「クインテット」(運転している時はほぼ「クインテット」を聴いています。運転にちょうど合うんです。)だったのですが、「ちょうちょう」や「花の街」でその景色がますます美しく感じられました。そうだ、「クインテット」は各季節のテーマ曲歌詞もそうですし、番組内で歌われる唱歌でも、季節感たっぷりだった。「クインテット」で、季節の繊細さ、微妙な移り変わり、それぞれの美しさを更に感じることが出来た。季節ごとの唱歌が、こんなに沢山あることも「クインテット」で出会い、知りました。そんな意味でも、私にとっては色々なことを教えてくれた番組でした。

 さて、来週は何が放送されるかな。次の土曜日が待ち遠しいです…。
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by halca-kaukana057 | 2011-05-21 22:20 | Eテレ・NHK教育テレビ

「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」劇場上映を観てきた

 現在全国(上映されていない県もありますが…本当の意味での”全国ロードショー”をしてよ!)の映画館で上映されている「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」(以下略して「HBTTE」).元々プラネタリウムで上映されてきた作品ですが、この度晴れて映画館でも上映されることになりました。身近に上映しているプラネタリウムがない地域に住む身としては、とても嬉しいことです。有り難いです。大スクリーンでHBTTEを観れるチャンス。観てきました。

角川映画:はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH
↑上映館もこちらでチェックできます。

ワーナー・マイカル・シネマズ:はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH
↑ページを開いてしばらくすると、予告動画が再生されるので、音量にご注意ください。

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 ちらし。
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 映画館の入り口ロビーには、このような「はやぶさ」の旅路を紹介する大きなポスターが貼られていました。ロビーには他にもポスターが何枚も。他の映画作品より多かった。映画館側も総力を挙げてイチオシしてます!

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 こんな手作り「はやぶさ」模型もありました。誰が作ったんだろう?映画館のスタッフさんたちかな?手作り感がいい味出してます。

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 上映館は主にワーナーマイカルシネマズですが、ワーナーマイカルだと先着3万名様にオリジナル記念カードのプレゼントがあります。公開初日から数日でなくなっているだろうと思ったのに、貰えました。これは…喜んでいいのか、どうなのか…。

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 裏は「はやぶさ」の地球ラストショット画像です。ちなみに、後ろにあるのはパンフレット。買っちゃいました。


 さて、ここからが本題。上映されているのは、昨年の「はやぶさ」帰還後に元のバージョンにシーンを追加した”帰還バージョン”。プラネタリウムでも、この”帰還バージョン”が上映されています。プラネタリウムだと全天周、映画館だと平面。元のバージョンをブルーレイで、そして”帰還バージョン”は映画館で観たため、観ていないプラネタリウム版と比較することが出来ません。平面版だけの感想です。

 …いやぁ、冒頭から圧倒されました。大スクリーンにちりばめられた星々。その向こうの闇。そこに、青い地球が見えてくる。その地球の迫力にまず圧倒されました。そして始まる「はやぶさ」の長い旅路。ブルーレイで観た時も感じたのですが、解説がうまい。「はやぶさ」とはどんな小惑星探査機なのか、「はやぶさ」の仕組み、スウィングバイとは何か、何故小惑星イトカワに向かうのか、イトカワの大きさ、構造…。上映時間は約1時間。この短い間に、これらを観てわかるように解説し、そして「はやぶさ」の旅路を追う。このバランスがうまいなぁと、映画館でも心の中で唸っていました。

 「はやぶさ」は打ち上げられた後、地球の公転軌道のそばを飛び、約1年後(7年前の今日、2004年5月19日)に再び地球に追いついて、「はやぶさ」の軌道の向きと速度を変えるための「スウィングバイ」を行いました。このスウィングバイをする時、地球が見えてきたところのナレーションがとても好きです。私も、「はやぶさ」と一緒に大きな宇宙を見て来たのだなぁ。でも、この小さく見える地球で、生きているのだなぁ、と。

 そして小惑星イトカワへ。以前HBTTEサントラの記事で書きましたが、この作品は音楽もお気に入りです。映画館だと音楽もとても響きが良く、迫力満点で聴けます。イトカワに着いた後の音楽は好きなものが多いので、音楽も楽しみました。

 その後のイトカワへのタッチダウン、不時着、再挑戦と離着陸成功、燃料漏れのため姿勢制御できず行方不明に…。このあたりはドラマに惹き込まれます。「はやぶさ」の科学・技術的な部分と、数々の困難を乗り越え続けるドラマ的な部分。HBTTEはこのバランスも取れていて、やっぱりうまいなぁと唸ってしまうのでした。

 さて…、初見となる、”帰還バージョン”で書き換えられ、付け加えられた部分。どんなシーンになるのかは全く知らずに観ました。帰還の6月13日夜以降にネットやテレビ、新聞で観たものが鮮やかに蘇ってきました。このシーンで流れる「宙よ」の歌がまた、じわりじわりとシーンを、感情を盛り上げてくれる。やっぱり目に涙をためてしまいました。詳しいシーンの内容は伏せます。実際に観てください!

 身近なところでの上映が無いのが悲しいのですが、プラネタリウム版も観てみたくなりました。

 上映は14日から始まり、2週間の予定なので、27日ごろまで。映画館によっては、異なることがあると思うのでご確認ください。「はやぶさ」に関してよく知らない…方も大丈夫。上述の通り、科学・技術的な面の解説はうまいです。この映画をきっかけに、「はやぶさ」、更には宇宙工学・宇宙科学に興味を持つ人が増えたらいいなと思います。心からオススメします。お近くに上映館がありましたら、是非どうぞ!!ちなみに、ワーナーマイカルだと500円、ワンコインです!(ワーナーマイカルの回し者ではありませんw)

【関連リンク】
シネマトゥデイ:「はやぶさ」への熱い思い…ドキュメンタリー製作の監督が吐露「自分の身を焼きながらカプセルを地球に落とす姿に感動」
 ↑試写会での上坂浩光監督トークショーの模様を。
マイコミジャーナル:あの「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」がついに劇場に - 14日より全国公開
 ↑大塚実さんによる試写会・トークショーレポ。映画を観たら、エンドクレジットにもご注目ください。

【過去関連記事】
翼を広げた「IKAROS」と、まさかの公式アニメ &HBTTE BD版を観た
 帰還直前に届いたブルーレイ(帰還前の元のバージョン)を観た感想を少し。BDで観た細かいところまで精巧な描写は、映画でもはっきりと観られました。

音楽で辿る「はやぶさ」の旅路 「HAYABUSA -Back to the Earth-」オリジナルサウンドトラック
 HBTTEサントラ感想。音楽が気に入ったら、こちらも是非どうぞ!
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by halca-kaukana057 | 2011-05-19 22:02 | 宇宙・天文

「クインテット」ピアノ楽譜問題、解決

 ピアノ練習は少しずつ進んでいます。シューマン「春の歌」はのろのろとですが、「ソナチネ4番」第1楽章はもうすぐ完成です。演奏にムラがあることがあるので、そのムラを無くして、安定した演奏をしたいと思いながら練習を進めています。


 ところで、昨年度で平日放送が終わってしまうということで、練習を始めたNHK教育「クインテット」のテーマ。 最初、ネット上でピアノソロの簡単アレンジ版を見つけて、楽譜をダウンロードしたのですが…元々はニ長調なのに、ハ長調に転調されてしまっている。弾いてみても、全然違う。聴きなれた「クインテット」テーマじゃない!ニ長調だから、あのワクワク感や楽しさが伝わって来るのに! …ということで、公式の弾き語り楽譜で練習を続けてきました。

ピアノ弾き語り ゆうがたクインテット ピアノアルバム

宮川 彬良/ドレミ楽譜出版社



ピアノ弾き語り ゆうがたクインテットピアノアルバム Vol.2

ドレミ楽譜出版社



ピアノ弾き語り クインテット ピアノアルバム vol.3

ドレミ楽譜出版社



 あくまで「ピアノ弾き語り」なので、伴奏とメロディーが別々になっています。初めに伴奏を練習して完成、録画し、あとでメロディーパートを練習、録音して動画編集ソフトで合わせようと思っていたのですが、伴奏の練習にかなりの時間がかかっています。アキラさんの作編曲作品を演奏するのはとても嬉しいのだけれども、私にはちょっと難しいよ!

 何とか練習をしてきましたが、先日、こんな楽譜を見つけました。

ピアノソロ NHKテーマ名曲大全集 (PIANO SOLO)

ケイ・エム・ピー


 大河ドラマ、朝の連ドラ、NHKスペシャル、スペシャルドラマ、ドキュメンタリー、自然紀行番組など、NHKの歴代名番組を盛り上げ、彩ってきたテーマ曲の楽譜が数多く収められています。大好きだった番組、今も思い出に残っている番組のテーマ曲が楽譜に。NHKばっかり観ている私としては、とても嬉しい楽譜です。

◇収録楽曲一覧はこちらで:楽譜ネット:NHKテーマ名曲大全集(ピアノ・ソロ)

 この中に、なんと「クインテット」のテーマも収められています。しかも、教育テレビの子ども向け番組から唯一(人形劇「新・三銃士」テーマも収められていましたが、これも子ども向け番組に入るのかなぁ?)。早速店頭で確認したら、原曲と同じニ長調。そして、ピアノソロにアレンジされている。アレンジも公式の弾き語り楽譜の和音の響きを大切にしているものでした。あと、私の手の届くレベルになっている。いいじゃないか、結構結構!

 ということで、このピアノソロアレンジ版に変えました。公式弾き語り楽譜と変わらない部分もあるので、練習がしやすいです。これで完成させたら、公式の弾き語りの伴奏にも再チャレンジしたいなと思っています。

 ちなみに、この楽譜集が出たのは、2010年8月。…何故もっと早く気が付かなかったんだー!!
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by halca-kaukana057 | 2011-05-19 20:56 | 奏でること・うたうこと

エンデバー、最後の宇宙の旅へ

 日本時間昨夜22時56分、スペースシャトル・エンデバー号(STS-134)が打ち上げられました。5月始めの打ち上げ予定でしたが、部品の不具合があり、その修理のために延期。昨日はきれいな打ち上げでした。

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打ち上げ前、発射台でリフトオフの瞬間を待つエンデバー。

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このアングルがカッコイイ。いつもそう思います。

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そして打ち上げ、リフトオフ!Ustreamで中継を観ていたのですが、リフトオフの瞬間はフルスクリーンにして観ていました。フルスクリーンにしても、画像が非常にきれい。そして、1万人以上の人が中継を観ていたのに、まったく重くならない。どうなっているんだ、NASAのサーバーは…!

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打ち上げを見守る人々。生で観れるのはいいなぁ。



 このエンデバーの打ち上げは、今回で最後。ラストフライトです。今年2月にディスカバリーがラストフライト。来月下旬にはアトランティスがラストフライト。そしてこのアトランティスの飛行が、スペースシャトルそのものの最後のフライトになります。

 エンデバーは、私にとって思い入れの強いオービターです。日本人で初めてシャトルで宇宙飛行をした毛利衛さんの搭乗したシャトル(1992年9月、STS-47)であり、その後も毛利さんはもう1回(STS-99)、若田光一さん(STS-72、STS-127でISS長期滞在から帰還)、土井隆雄さん(STS-123)と、日本人飛行士に縁の深いシャトルです。毛利さんのSTS-47の飛行でテレビ中継された「宇宙授業」は、ちょうど小学生の頃で、興味深くその放送を観ていました。宇宙に興味を持つようになった大きなきっかけのひとつです。その後も若田さんのSTS-72でのロボットアームでの人工衛星(日本の実験衛星・SFU)の回収も興味を持って見ていましたし、土井さんのSTS-123は「きぼう」日本実験棟建設第1便。「きぼう」がようやくISSに付いたのだと、毎日NASA TVに釘付けでした。

NHKニュース:毛利さん”エンデバーに感謝”

 そのエンデバーももうラストフライト。無事の飛行を祈るばかりです。打ち上げ中継で観たところ、打ち上げで毎回気になっている耐熱パネルの損傷もほぼ確認されませんでした。もちろん軌道上でチェックはします。

 このSTS-134のミッションでは、興味深い実験装置をISSに取り付けます。
JAXA:宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター:STS-134 ミッション概要
 アルファ磁気スペクトロメータ(AMS-02:Alpha Magnetic Spectrometer)という装置。ISSに取り付け、宇宙空間を飛ぶ素粒子を検出します。その存在はわかっているのですが、未だ観測も出来ておらず、謎に包まれている「暗黒物質(ダークマター)」や、「反物質」などの観測をします。これらを観測できれば、この宇宙が何で構成されているのか、宇宙誕生の謎を解く大きな手がかりになります。ISSで暗黒物質や反物質の観測もするのだと、非常に興味があります。観測開始が楽しみです。

 「暗黒物質」については、以前NHKBSプレミアム「コズミックフロント」第3回で詳しく取り上げていました。
NHK宇宙チャンネル:コズミック フロント|ダークマターの謎に挑む
 ダークマターが一体何物なのか…。天文学者たちの探究は今日も続いています。あと、ベストセラーになったこの本にも詳しく書かれてあるのでどうぞ。
宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

 ちなみに、残すところ数回のISSとシャトルのランデブーが観れるかなと思ったのですが、残念ながら今回はチャンスがありません。次のアトランティスで、最後のチャンスにかけます。本当に最後だよ!!
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by halca-kaukana057 | 2011-05-17 21:41 | 宇宙・天文

「ロンドンデリーの歌」名前の謎 今週のクインテット

 5月14日土曜日、今日の「クインテット」です。

 ドラマパートは「みかんの花咲く丘」。情景がありありと目に浮かぶ歌ですね。唱歌の中でも特に好きな歌です。1番のシャープ君、2番のアリアさん、3番のフラットさん。歌にも情感がこもっていて、好きな回のひとつです。同じ景色を見ていても、感じること、印象に残ったことは異なる。でも、それをお互い歌で表現して、共有することができる。いいなぁと感じました。

 今日の雑唱団は「目はおこってる」。このアニメは何度観ても笑えます。「顔から火が出て」「腰がくだけて」のあたりはちょっとグロいですが、だんだん病みつきになり、今に至りますw先週は「おわびのスキャット」。「おわびのスキャット」は謝る気が全く無いwですが、「目はおこってる」はまだ謝る気がある。でも…どちらにしろ、男性陣はアリアさんを怒らせてしまうのでした…。
 しかし、雑唱団のオリジナルソングアニメ版が続きます。スコアさんの「白鳥の湖」シリーズとか、フラットさんの子守唄(1・2年目ぐらいしか観れなかった気がする)&口笛シリーズとか、シャープ君のにらめっこシリーズとか(世の中の鬱憤を晴らしましょう!!)、アリアさんの「楽器の話」、そしてアキラさんのピアノシリーズが観たいです。梅雨の季節になったら、アキラさんのピアノ「雨に唄えば」を放送して欲しい…!

 コンサートは「ロンドンデリーの歌」。そういえば、アンサンブル・ベガの2枚目のCD「愛の練習」で、アイルランドでは「ロンドンデリー」の名はイングランドに押し付けられたとして、好ましく思われていないそう。なので、「デリーの歌」、もしくは「ダニーボーイ」と呼ぶべきだそう。では、何故「クインテット」では「ロンドンデリーの歌」のタイトルを採用したのか…謎です。曲そのものは、本当に美しい、心が洗われます。アリアさんの歌もその美しさを、更に、でもやんわりと盛り上げてくれる。「クインテット」でこの曲を聴いて、ピアノで演奏したいと以前思ったなぁ。今度楽譜を探してみよう。

 そういえば、「ロンドンデリーの歌」(「ダニーボーイ」)のメロディーは、ケルティックウーマン「You Raise Me Up」にも使われていますね。この歌も大好きです。オススメの動画がこちら。
【ニコニコ動画】M-V Commencement

 ニコニコにしか無かったので…初めて観る時はコメントオフにすることをオススメします。「はるか」や「はやぶさ」などの科学衛星・探査機を打ち上げたM-Vロケットの軌跡に、この曲を合わせました。歌詞と映像が合っていて、何度観ても心が震えます。
 …「クインテット」から大いに話がそれました。戻します。

 先日、ふと思いついたことがあります。twitterにも投稿しておきました。
  • 13:52  ふと思ったのだが、クインテットの今年度はこんなやり方もあったのでは。平日にプチ再放送、土曜に10分版をたまに新作で。 #nhk_quintet

  •  「ピタゴラスイッチ」と同じような編成です。平日にかつて放送していた「クインテット プチ」を。内容はこれまでの再放送。そして土曜日にいつもの10分版を放送。基本的に再放送(もちろん内容シャッフルあり)だけど、たまに新作を入れて。これなら、時間は短くなるけど平日も観られる。新作を製作する負担は減る。なかなかいい案じゃないか!と思いましたが、今更ですね…。今言っても、遅いのはわかっています。諦めが悪いだけです…。

     そんなこんなで、土曜日が過ぎ行きます。また来週です…。
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    by halca-kaukana057 | 2011-05-14 22:49 | Eテレ・NHK教育テレビ

    暴走もくじぃ&「おもいで書店」スペシャル 「フック ブック ロー」第4週+α

     「フック ブック ロー」も4週目。1か月分放送されました。

     今週のテーマは何だろうと考えたのですが、もくじぃがメインのことが多かったかな。あと、エンディング。

     月曜:予備校帰りのゴージ・ダツジに得意だった英語を教えることになったしおり。ゴージ・ダツジが歌うは「個人授業」…知らない。調べたら、フィンガー5の歌だそうです。ひと昔まえのアイドルを思わせる曲だなぁとは思ったのですが。歌のシーンで、背景に「フックブックロー」に関する英単語が並んでいた。英訳するとこうなるのかw

     火曜:不思議な缶詰のお話。「みどりのそよ風」、これは聴いたことがあるぞと思ったら「クインテット」でした。シャープ君が野球をしようとメンバーを誘う回。開けたら草原の草花の香りと空気が入っている缶詰なんて素敵です。最後に出てきた北極の缶詰は、クリスマスに開けようと言っていたのですが、クリスマスで回収されるのでしょうか、このネタ。
     四コマ迷作絵本で、再放送が来ました。一度オチを知ると、笑えないなぁ…。

     水曜:今流行の付録付きムックが日々はんせい堂に。いつから本屋は雑貨屋・おもちゃ屋になったのだと怒るもくじぃを、うまくなだめる傑作さん。傑作さんは、もくじぃの操縦がうまいのかもしれない。歌は「月のオルゴール」。オリジナル曲です。きれいだけど、寂しげな歌。そのうちフルが単独で来そうです。

     木曜:もくじぃがパニック!もくじぃが若き日に憧れたロックバンドが復活すると聞いて、当時のエレキギターを引っ張り出し、ロックバンドを組むことに。曲は「ロック・アラウンド・ザ・クロック」ですが、歌詞は「早起き時計」「かごめかごめ」「ないしょ話」。何故この歌詞に変える必要があったのかがわかりません…。原曲の歌詞を日本語訳(以前の「ヴォラーレ」みたいに)してもよかったのに。もくじぃのエレキ演奏操演は、リアルに近づけてあります。フルートは指が全然動いていなかったが、エレキギターはやる気があるらしい。ちなみに、ゴージはベース。しおりはキーボード。こいつら何でも演奏できる…のか?

     金曜:リリックがメイン。景気の悪い空気が漂うはんせい堂に、リリックが子猫を連れてくる。その子猫は、迷子で飼い主が探しているという情報をゴージ・ダツジが持ってきた。歌は「ウィンクでOK」オリジナル曲です。リリックがしっとりと歌います。これもそのうちフルが来そう。歌った後で、リリックが昔話を傑作に語る。リリックは色々と深いキャラですね。

     今週はエンディングの「おもいで書店」がフルで流れることが多かった。聴けば聴くほどしみる歌です。しかし、夕方に聴くのはいいのですが、朝に聴くとちょっとテンションが下がります。



    ******


     さて、今週で4週間。1ヶ月経ったので、私なりの感想をまとめてみます。まぁ、楽しく観ています。オリジナルソングで、ツボだった歌が4週間で結構あるのは凄い。山川啓介さんは元々作詞家(「おかあさんといっしょ」で”井出隆夫”名義でよく出てくる)のためかもしれない。

     ただ…、色々とよくわからない部分もあります。まず、この「フックブックロー」で何をしたいのか、「フックブックロー」だからこそできる何かが見えてこない。「ハッチポッチステーション」、「クインテット」に続くパペット音楽バラエティーと公式でも書かれているので、やはりこの2作品と比べてしまうのですが、どうも「フックブックローではこれがやりたいんだ!」というはっきりとした番組のコンセプトが見えてこない。
     「ハッチポッチ」のすさまじいノリ、グッチさんの洋楽パロディ。洋楽パロディは原曲を知らなくても、とにかく笑えて楽しかった。グッチさんの歌がきっかけで、知った・好きになった洋楽も沢山あります。
     「クインテット」はリアルさを追求した楽器演奏操演。パペットにこんな動きができるものなのか!と本当に驚いた。そして、アキラさんの超絶アレンジ。コンサートパートのアレンジはもちろんのこと、唱歌や懐かしい歌謡曲も取り上げられ、その歌を知らなくても、アレンジで歌詞が意味するもの、その歌が描いた情景が浮かんでくる。ミュージカル風のドラマも楽しみだった。

     これまでの2番組にはこのような、「ハッチポッチ」でしか出来ないこと、「クインテット」でしか出来ないことがある。では、「フック~」は?歌は物凄く巧い。本当にきれいにハモる。でも、歌だけ巧いなら他の番組でもできる。ドラマパートは「のんびりしている」「やさしげ」な一方で、「ゆるい」「メリハリがない」「曖昧」。歌も、知らない歌だと「知らない歌だなぁ」で終わってしまう。「ハッチポッチ」のように物凄い勢いの笑いの激流に飲み込まれる(いい意味で)こともなく、「クインテット」のように自然にその楽曲の描く情景に包み込まれることもない。楽器演奏操演にもチャレンジしているけれども…「クインテット」でもやったから続けてみているだけ、という感じがする。

     以前も書いたとおり、「ハッチポッチ」と「クインテット」は、下山啓さんが脚本・作詞を担当。そして、近藤康弘プロデューサーの存在も大きい。近藤プロデューサーは「おかあさんといっしょ」も手がけていた。現在はNHKを退職(「クインテット」が終わったのはこの影響もあるのだろうか?)。この2人の存在が大きかったのだなと思う。どちらの番組でも、それぞれの”よさ”、”個性”、”売り”を発揮する物語、構成で短いながらも濃い時間だった。また、主演のグッチさん、アキラさんが音楽も担当していたことも、番組・物語を作るうえで重要ではないかと思う。番組制作にも関わり、音楽を担当し、さらに演じる。物語、音楽、番組のコンセプトをはっきりさせることができる。一方、「フック~」は音楽は服部隆之さん、演じるのは傑作役・谷本賢一郎さん。分業してしまったことで、曖昧になっている…のかもしれない(そうではないといいのだが)。下山さん、近藤プロデューサーはいないけど、人気のあるシリーズなので続けてみよう、と色々な点を曖昧にしたままスタートしてしまったのではないか…。そんな不安を抱いています。


     まだ4週目。1年経ったら曖昧だったものがはっきりと見えてくるかもしれない。”化ける”かもしれない。歌も巧いのだし、オリジナルソングも味があるのだから、いいところを生かしつつ、「フック~」の”個性”を出していければいいなと思う。

     こうやって書いてみると、「ハッチポッチ」「クインテット」は兄弟番組でも(「クインテット」で「ハッチポッチ」メンバーから花束が届いたり、ハッチポッチメンバーらしいキャラが登場したりした)、「フック~」は違うのかもしれない。以上、私なりに「フック~」がどこへ向かうのか、考えてみました。厳しいことも書きましたが、「ハッチポッチ」から大好きなシリーズなので、「フック~」にも伸びていって欲しい。そんな想いも込めました。
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    by halca-kaukana057 | 2011-05-13 23:50 | Eテレ・NHK教育テレビ


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