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青い星まで飛んでいけ

 以前小川一水さんのSF小説「妙なる技の乙女たち」を読んだのですが、もう一冊小川さんの作品を読みたいと思っていました。それがこれです。
妙なる技の乙女たち

 まず、帯に
「はやぶさ」も目指した 未知との遭遇
宇宙大航海時代が見える

との言葉が。小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネージャー・川口淳一郎先生による推薦文です。これに思わず反応してしまったのは、言うまでもありません…w

青い星まで飛んでいけ
小川一水/早川書房・ハヤカワ文庫JA/2011

 収録されているのは、時代も場所(星)も人物も全て異なる6つの短編。タイトルと、帯の言葉で宇宙SFかと思ったら、これもSF?と思ってしまうような物語も。彗星で人類が暮らしている未来、その彗星都市での生活に物足りなさと閉塞感を抱いている少女・サエは、ある日彗星都市の機能を守っている場に迷い込み、不思議な少年と出会う。その少年との出会いが、サエを広い世界・宇宙へ出ようとする強い思いに繋がってゆく「彗星都市のサエ」。準惑星ケレスで、人造人間として暮らしているトレントが、小惑星で未知の生命体と出会い、コンタクトする「静寂に満ちていく潮」。遠い遠い未来、人間が地球外生命体とコンタクトすることを目指して造られ、広い宇宙を旅する知能を持つ宇宙船・エクスの大宇宙航海記「青い星まで飛んでいけ」。この3作品のように宇宙が舞台のSFもあるのですが、「グラスハートが割れないように」は、祈りの力で増えるという食用苔を信じる恋人と、科学的根拠があって増えているものであって祈りの力ではないと調べた主人公の、それぞれの想いとすれ違いを描いているし、「占職術師の希望」は他者の”天職”が見えるという不思議な力を持った主人公と、彼の言葉で”天職”に就き活躍している女性が、ある事件に巻き込まれるうちに、職業について考えるというSFとはかけ離れた物語もある。電脳都市で生きる少年が、ある少女に出会い、その少女の頼みを聞いているうちに都市のことについて知ってゆく「守るべき肌」は、冒険ファンタジーライトノベル風(でも終盤、SF方向にも進む)。多種多様な物語が面白くて、夢中になって読みました。

 全て異なるストーリーの物語ですが、共通しているのは、新しい何かに出会うこと。宇宙SFの意味でのファーストコンタクトもある。恋愛としての出会いもある。異なる考え方・価値観との出会いもある。今まで体験しなかったものに出会い、彼らはどう行動するのか。何を思うのか。初めての何かに出会う時、ワクワクも感じるし、不安も感じる。「彗星都市のサエ」のサエは、ワクワクの方向へ。表題作のエクスは不安と恐怖の方向へ。でも、出会ってしまったからには向き合わなければならない。「グラスハート~」で、主人公とその彼女は”グラスハート”の中の食用苔を巡って、すれ違ってしまう。その奥底には、相手への心配・愛情もある。でも、”グラスハート”が妨げのようになっている。その妨げ・壁をどう2人は乗り越える…壁を壊すのか。爽やかなエンディングでした。「守るべき肌」の主人公・タウヤと、出会った不思議な少女・ツルギや、「静寂に~」のトレントと未知の生命体も、全く異なる存在であるのに心を通わし、一緒にいよう、お互いを守ろうとする。新しい何かに出会い、それまで「ここまでが自分の世界」と思っていた領域が広がる。その領域は、他者であることもあるし、土地・宇宙・星である時もある。

 私は、「青い星~」のエクスのように、不安や怖さを抱いて新しい何かに接することが少なくない。「彗星都市のサエ」のサエのように、面白そう!と飛び込んでいくこともあるけど、飛び込んでみて、最初のワクワクが不安や怖さに変わってしまうことも多い。エクスも、不安や恐怖を抱いていても、それを抱きつつ、ファーストコンタクトを続けようとする。私も、そうなのかなと感じました。不安や怖さを感じていても、まだ知らない、会ったことのない何かに出会いたい。その出会いにより自分の領域が広がってゆくことが、成長というならば、それを受け入れたい。

 「占職術師の希望」は、この中では異色ですが、考えさせられる内容です。
「人は、職を持つ以前に、まず人間なんじゃないの?」(252ページ)

 主人公が”天職”を見出し、活躍している女性・寛奈が言った言葉です。確かに…。仕事について悩むことが多い私にとって、自分への問いかけでもあるように感じました。

 SFとしても面白いですし、短編集としても面白いです。
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by halca-kaukana057 | 2011-09-30 22:44 | 本・読書

天にひびき 4

 読んだ本についてしばらく書いていませんでした。今日は書きます。書くとすっきりする…気分転換、ストレス発散です。まずは、先月発売された「天にひびき」4巻を。


天にひびき 4
やまむら はじめ/少年画報社・ヤングキングコミックス/2011

 秋央や如月先生の師で、病気で静養中の榊先生の家での合宿最終日。ひびきは榊先生に、一緒に演奏しないかと提案する。ひびきがピアノで伴奏をして、榊先生がヴァイオリンを演奏する。病気のため思うように演奏できない榊先生になんて話を!と驚く秋央と如月先生。しかし、榊先生は面白そうだと乗る。曲は、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。伴奏をつとめるひびきは…。
 合宿終了後、ひびきは学生オーケストラの講師として、そして指揮者として呼ばれた師の須賀川先生のアシスタントをするために、音楽祭へ。秋央も興味があって見学することに。練習しているホールに着いた2人は、須賀川先生の指導を目の当たりにする。オケのメンバーを怒鳴りつけ、厳しく何度も細かい指示を出す須賀川先生。オケのメンバーは萎縮してしまっている。ひびきは、休憩時間に須賀川先生のもとへ行く。そこでの会話やひびきの思いを聞いた秋央。その後、秋央は須賀川先生に話があると呼ばれるが…。


 4巻は榊先生宅での合宿、音楽祭、そして大学での試験と大学祭とてんこ盛りです。メインは音楽祭。1巻で、9歳にしてベートーヴェン4番交響曲をプロオケ相手に指揮してしまい、しかもその演奏がとてつもないものだった…という天才ぶりを魅せたひびき。その後、ひびきの父・維和夫は指揮者を引退。維和夫が指揮したベートーヴェン4番は素晴らしいものだったのに、何故すぐに引退してしまったのか。維和夫に興味を持ち、その理由を探していた須賀川は、仲介をしてくれる友人に会いにある高校へ。そこで、小編成のブラスバンドを指揮していた少女…ひびきに出会った。ひびきは、怒鳴り厳しく指導する父のやり方であり、同じような須賀川のやり方に不満を持っていた。自分は皆で楽しく自発的に練習して、美しいものをつくりあげたい…。でも、ひびきのやり方だけで、プロの音楽の世界を渡ってゆけるのか…。そして維和夫は須賀川にひびきを指導して欲しいと頼み、今に至る。

 須賀川先生のスパルタ指揮・指導に不満や憤りを感じつつも、求める音楽のためにはそれも必要なんじゃないか。厳しさ、辛さ、苦しさ、悩み…。ひびきがそれらと向き合います。私も秋央と同じく、音楽(私の場合はピアノ)の練習は、自分の力量が足りなくて辛いなと感じたり、なかなかうまくならなくて苦しいと思ったり。しかし、ひびきは努力することが”楽しい”。そうなったらいいなと以前よく思いました。苦しいと感じるから、求める音楽を自分の手で形に出来るようになった時、いい演奏ができた時、嬉しいと思う。その音楽が、より愛おしく感じる。そう感じてきました。ひびきのように出来ればいいなと思う。でも、努力に伴う苦しみや辛さは、ネガティヴなものとは限らない。でも、悩みすぎると音楽そのものが嫌になってしまうこともある。難しいです。

 須賀川先生の指導を見て、また一度ひびきも指揮したことで、ますます思い悩むひびき。いつもは天真爛漫なひびきがこんなに悩むとは…。それでも、ひびきのこれまでの考え、そして須賀川先生から学んだことを胸に刻み込んでゆく姿に、勇気付けられました。天才でも悩む。音楽の道はそれほど厳しいものだ。でも、その先に、求めるものがあるならこれからも進んでゆきたい。私もそう感じました。

 後半、夏休み終了後の学校。試験に大学祭とイベントが続きます。ここで、これまで脇役だった秋央と同じヴァイオリン科で如月先生門下の南条くん、ピアノ科の萩原さんが活躍します。南条くんの実直さ、萩原さんの安定感が生きてます。こう書いていると地味そうに見えるのですが、ひびき他個性派が多いので、意外と映えるんです。2人の株が急上昇中です。波多野さんも、秋央やひびきに囲まれて、新たな面が出てきています。榊先生宅での花火大会の波多野さん…wそのほかにも波多野さんが可愛くなっちゃってますw

 これまでのひびきの爽快な演奏・指揮とちょっと違う雰囲気ですが、楽器演奏する人なら一度は通るであろう険しい道について、一緒に考えてしまう巻でした。何故私は音楽を演奏するのだろう。私にとって音楽とは何だろう?そんな問いを抱いた時、読み返したい巻です。

 各話の最後に、恒例の吉松隆先生によるクラシック音楽コラムも。4巻はクラシック音楽の基礎知識。興味深いです。

天にひびき 3
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by halca-kaukana057 | 2011-09-29 23:40 | 本・読書

大丈夫、きっとうまくいくよ 「toi toi toi !」

 NHK教育(Eテレ)の朝の5分番組「0655」、昨年度はよく観ていたのですが、今年度は朝忙しくてあまり観ていませんでした。しかし、9月になって久しぶりに観てみたら、歌がいい!

 「toi toi toi !」、ドイツに伝わる幸運を呼ぶ言葉なのだそうです。私が持っている独和辞書を引いてみましたが、載ってなかった…。木のテーブルをノックするようにトントントンと軽く叩きつつ、「toi toi toi」と唱えると、いいことがあるんだとか。歌はまさかのデーモン閣下。まさか!出る番組を間違えているんじゃないか?「0655」ではなくて、「おかあさんといっしょ」の9月の歌「こんや こんにゃく」の間違いじゃないか?(歌わせたらハマりそう…w)と思ったら…ハマってる。温かい。

 この歌を聴いていると、励まされるのと同時に、涙が出そうになります。困難な状況に置かれている時、誰かがいても結局立ち向かう時は一人なんだ、と感じることがあります。でも、どこかに、毎日の幸運を祈り励ましてくれる人がいる。聴いている人びとの幸運を祈る、励ます、元気付ける・勇気付ける…。歌詞は優しいあたたかい言葉なのですが、力強い。その力強いけれども、肩をなでてからそっと背中を押してくれるような優しさに、毎朝聴くたびに胸を打たれます。ひとりぼっちじゃない。デーモン閣下の低めの落ち着いた歌声も、歌詞にあっていると感じています。

 クリップは3バージョンあって、通常バージョン、振り付きバージョン、そしてデーモン閣下登場バージョン。現在デーモン閣下登場バージョンが放送されていますが、最初はやはり面食らいましたwデーモン閣下登場バージョンは、歌う箇所が増えています。これがフルなのかなぁ?

 「0655」の歌は、一気にではなくじわりと励ます歌がこれまでにもあって、気に入っています。「のりこえるの歌」が特に好きです。「toi~」も「のりこえる~」も、CD出して欲しいなぁ(他の歌も)。一方、夜の「2355」ですが、観てません…この時間まで起きれない、起きてない…。

 そんな「toi toi toi!」も、明日で最後。金曜にまた登場するかと思いますが、9月の歌なので、明日が最後。今取り組んでいることや、突然飛び込んでくることで悩んだり頭を抱えたり走り回ったり…な毎日ですが、この歌を聴いてがんばろうと思います。

 皆さんの明日に、toi toi toi !!
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by halca-kaukana057 | 2011-09-28 21:43 | Eテレ・NHK教育テレビ

久々の星見&ISS

 ここ1週間以上、曇り・雨の日が続いていました。夜も雲が空を多い、星も月も見えない。星分が不足していました。
 昨夜、ようやく晴れました。しかも雲ひとつない晴天。ということで、久しぶりに星見です!ずっと出番が無かった望遠鏡も組み立てました。

 現在、東の空、おひつじ座の辺りに木星がいます。ひときわ明るく輝いているので、すぐにわかります。双眼鏡でも、ガリレオが見つけた4つの衛星が観られます。口径8cm程度の望遠鏡なら、木星の縞模様が見られます。ガリレオ衛星を観て、その後アイピースを変えて縞模様をじっくりと堪能しました。

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 夏の星座たちは、西の空に傾きつつあります。秋の、夏の大三角。小さなひし形に星が並ぶ、可愛いいるか座も見えました。いるか座、大好きです。
 秋の星座は、エチオピア王家の神話にまつわる星座がひしめいています。画像はわかりにくいものばかりなので割愛します。昨晩は空も澄んでいて、ペルセウス座の煌びやかな星々のひしめきも堪能できました。

 さて、今日夜明け前には、ISS・国際宇宙ステーションの可視パスもありました。結構いい条件。十数分前に起きて、それまでまた星見。
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 東の空から、オリオン座やおおいぬ座などの冬の星座たちが昇ってきていました。華やかな冬の星座たちの出番も着々と近づいてきています。この時、オリオン座を左肩の2等星・ベラトリックスから左足のリゲルに向かって、人工衛星が横切っていったのですが暗めでうまく写せませんでした。撮影していなかった時に、流れ星も見えました。

 さて、ISSの時間。北の方角を見て待ちます。
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 ISSを撮影するのも久しぶり。久しぶりで感覚が鈍ってしまい、いいアングルで写せなかったのが残念。このあと、北斗七星を横切って、飛んでいきました。思わず、「古川さーん!」と小さな声で呼びかけてしまいました。古川聡宇宙飛行士のISS長期滞在は、11月まで。それまで、まだまだISSを観たいです。

 夜明け前の空には、月も輝いていました。
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 と言うことで、たっぷり星見充できました。嬉しい限りです。
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by halca-kaukana057 | 2011-09-25 22:30 | 宇宙・天文

”ツキ”に憑かれたフラットさん 今週の「クインテット」+重要なお知らせ

 昨日の「クインテット」です。驚きのニュースもありました。詳しくは最後に。

 まず、ドラマパートは「つき」。アキラさんが冒頭~所々でピアノで演奏しているのは、「It's only a paper moon」。
・こんな曲です:It's Only A Paper Moon/Nat King Cole

 こっちもノリノリでいいなぁ。アキラさん版はもっとしっとりしてます。

 そんな演奏を聞きながら、月を観ているシャープ君とアリアさん。きれいな満月です。一方、フラットさんは「ひつじかいとオオカミ」の本を読んでいる。オオカミ少年のあれです。満月との言葉に、フラットさんも観たいと窓へ行ってみるが、雲に隠れてしまった。オオカミ少年のお話を読み、月を観ようとしては雲に隠され、そんなことを何度も繰り返すフラットさん。最後には目を回してしまう…。月に憑かれて…疲れてもいますね。
 アリア・シャープの2人が歌う「つき」は、「It's only a paper moon」を意識してか、軽いジャズのアレンジ。こんなアレンジもいいなぁ。2人の歌声にも合う。

 パート3は、「楽器の動物園」。おお、久しぶり。チューバ編です。初登場の時にも思ったのですが、チューバで「亜麻色の髪の乙女」、なかなかいいなと思いました。ピアノの原曲、その他色々なアレンジがありますが、まさかのチューバという発想と、斬新な音色にいいなと思っています。
 「楽器の動物園」、アニメではたくさんの楽器の動物たちが出てきますが、昨年度まで、つまり番組の平常放送が終わるまでに全部が出てこなかったのが残念です。どうなるか、聴きたかったし、観たかった。

 コンサート前、フラットさんがトランプを次々とめくり、その度に声をあげている。アリアさんの説明によると、「ひとりうらない」。何を占っているのだろう…。フラットさん、ここでも憑かれてます…。

 コンサートは、シューベルト「楽興の時」第3番。元々ピアノ原曲が好きで、いつかきっと演奏したい、演奏するぞと、私のいつか取り組む作品リストに入っている作品です。楽譜も既に用意しています。演奏も色々聞いたなぁ。そんな大好きな作品を、「クインテット」で取り上げたこと、アキラさんの編曲で聴けたことがとても嬉しいです。初回放送の時は嬉しくて嬉しくてたまりませんでしたし、今でもテレビでもCDでも聴くと、その度にいいなと思います。
 この曲、不思議な感じがするなと、昨日の放送を観て思いました。高貴。凛とした、品のある曲。でも、素朴なところもある。高貴と素朴…相反するイメージですが、それが共存している。何故こんなことが出来るのだろう?多分高貴さは、ヴァイオリン。素朴さは、クラリネット。チェロ、トランペット、ピアノはその中間で橋渡しをしているようにも思える。違う感じの音色が、ひとつになって共存している。凄い演奏だなと思います。
 ピアノ原曲を演奏したいと思っていますが、「クインテット」版も演奏したいな。ピアノパートを練習して、CDで合わせる形で(ひとりアンサンブル…やっぱり寂しいなw ピアノ原曲を練習する前に取り組むと、何かヒントを見つけられそうです。その前に、コンサートスコアはいつ出るかな。急いではいませんので、ゆっくりと待ってます。

 ちなみに、アンサンブル・ベガ版もあります。

なぜアンサンブル・ベガがこんなに心に効くのか聴けば解る!というCD

宮川彬良&アンサンブル・ベガ / キングレコード


 ↑「クインテット」版とよく似ていますが、楽器編成が違う(トランペットが無く、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、ホルン、ファゴットがある。コントラバスは、「クインテット」版でも実は演奏されています)ので、また味わいが違います。アンベガの生演奏を聴きたいです。


*****

 さて、昨日の放送を観ていて、エンディングの最後で驚きました。放送時間変更のお知らせです。
 10月1日から
・土曜 朝8:25~(今までと変わらず)
・金曜 朝7:15~(土曜の再放送)  です。
 つまり、今の夕方5:25~の放送が、金曜朝にお引越しです。金曜朝のこの時間帯、「シャキーン!」の後です。「シャキーン!」でテンションをあげて、「クインテット」で元気で陽気な、かつ優雅な朝を迎えられそうです。

 私個人の意見としては、まず、夕方放送が無くなるのは…残念です。「ゆうがたクインテット」とあるのに、夕方に放送されない。朝に観るのもいいけれど、夕方に放送されてこその「クインテット」だと思うのです。平日朝、登校・出勤前に観る人も結構いるかと思うので、平日朝への移動はメリットもあると思います。でも、私は夕方にも観たい…です。

 2つ目。朝だけに放送されると…左上の時計表示が取れない。現在、私は朝夕どちらも録画して、夕方放送を無事に録画できたら朝放送を消す、という形をとっています。朝放送を念のために撮るのは、夕方放送中に緊急ニュースや地震速報が入ってきても確実に録画できるように。あと、朝放送には時計表示があって、邪魔なので(汗 でも、これからは朝だけ放送される。つまり、どっちを撮っても時計表示。うーん…。

 3つ目は疑問。「シャキーン!」の後は「はなかっぱ」が放送されていますが、何故金曜だけ「クインテット」なのか。ちなみに、土曜夕の「クインテット」だった時間には、「はなかっぱミニ」が放送されます。金曜だけ、というのが不思議でならない。中途半端。ならば、「シャキーン!」の後は毎日「クインテット」、つまり、平日週5放送復活!でどうでしょう?大歓迎ですよ。で、土曜の放送は、朝ではなく夕方にするとか…。
 第一、10月に番組編成・放送時間変更って、今まで無かったと思います。変な感じです。しばらく慣れないと思います。またか…。4月、教育テレビ(Eテレ)はただでさえ大改変があったのに、また変更。しかも名称が「Eテレ」にもなった。なんとも落ち着かない。

 以上、今回の放送時間変更に対しての意見と疑問でした。私は、ポジティヴには受け止められずにいます。ですが、この放送時間変更で、4月からの放送を観られなかった人が観られるようになるなら、それはとても嬉しいです。これからも、たくさんの方々と一緒にこの番組を楽しみたいですから。


 さて、昨日は”第4土曜日”でもありました。「宮川彬良のショータイム」第4回放送、2ヶ月ぶりの新作です。目玉のミュージカルコーナーのテーマは「脳科学」。脳科学ミュージカル…?どんなミュージカルなんだろう?と放送前まで考えていました。脳の不思議な構造。脳と心。心はどこにあるのか。確かに、疑問です。とにかく不思議だけどワクワクするミュージカルでした。いつもは音楽・演奏に徹しているアキラさんが、まさか歌って演技するとは…!!雰囲気がラスボスっぽくて、怖かったですw前頭葉はラスボス…(あくまで私のイメージです

 話の収拾がつかなくなってきたので、今週はここまで。
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by halca-kaukana057 | 2011-09-25 22:10 | Eテレ・NHK教育テレビ

寧ろ一緒に進もう、ピアノと一緒に

 前に書いたとおり、9・10月以降、やるべきことがあって数年ぶりに参考書を片手に問題集を解きつつ勉強しています。が…、わからないことだらけで、現実逃避してばかりいます…。今後、自分がどう生きていくか、どう生きたいかという大きな問題にも関わってくるので、現実逃避している場合ではない!でも、今向かっている方向の他にも道はある(今向かっている方向でダメなら、別の道を探して進むつもり)。自分がどう生きていくか、どう生きたいかという大きな問題だからこそ、色々な道・可能性・方向を考えてもいいんじゃないかなとも思っています。でも、今は、今向かっている方向に力を注ぎます。(直面している問題は、それだけではないのですが…。何故一気に押し寄せて来るんだ…、全く…!)

 そんな中、久しぶりにピアノに向かいました。ソナチネ4番と、シューマン「春の歌」op.68-15を練習。シューマンは、あとは細かいところを形作っていくところまできています。クーラウ・ソナチネ4番は、第2楽章はなかなか進まず。

 それでも、ピアノに向かうと、それまでモヤモヤとしていたことがスーっと消えていく。ピアノを演奏すること・練習することは、ひとつの音楽作品を解釈し、自分の手で演奏し表現することが目的だ。要するに、「弾きたい曲を弾く、演奏する」。でも、その過程で、今の自分の置かれている状況、今の自分の心境・思っていることと向き合うこともあるのではないか。ピアノを演奏していると、その時の心理状態が表れる。落ち着いている時は落ち着いた音が出るし、イライラしている時はどこか荒っぽい音が出る。ピアノが、その時の自分映す鏡になる。ピアノに向かい、音を出すことで今の自分がわかる。把握できる。そして、意識してもしなくても、演奏に集中することで、欲しい音色を出そうとすることで、イライラも焦りも不安も、かなしみも怒りも減ってくる。それらのモヤモヤはどこかへ消えてしまう。

 久しぶりにピアノに向かい、練習して、この感覚を久しぶりに味わいました。やらなきゃいけないことがあるから、ピアノからも離れるべき…と思ってきたのですが、逆効果かもしれない。寧ろ、ピアノとともに、山を登り乗り越えようとするほうが心の支えにもなっていいのかもしれない。練習時間は減るけれども、1日10分程度の時間の余裕を見つけて練習しているほうがいいのかもしれない。

 これまで私は「~があるから、~できない」というように逃げ道を探していたように思います。ピアノでも、仕事や日常のことでも。今、自分自身が試される時に来ているのかなと感じています。ならば、乗り越えよう。乗り越えるならピアノ・音楽と一緒に乗り越えたいです。
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by halca-kaukana057 | 2011-09-22 22:57 | 奏でること・うたうこと

GCOM-W1衛星愛称 結果発表!

 7月から8月31日まで募集していた、第一期水循環変動観測衛星(GCOM-W1)の愛称が、昨日決定・発表されました。台風やら何やらで、発表の日のことをすっかり忘れていました。

JAXA:第一期水循環変動観測衛星(GCOM-W1)の愛称募集結果について

 愛称は、「しずく」(ローマ字表記は「SHIZUKU」)です。

 水を観測する衛星と言うことで、水にちなんだ名前が来るだろうと思っていましたが、しずく…雫。まさに水を表す、可愛らしい名前だと思います。
 私の結果ですが、当たりました。十数件応募しましたが、真っ先に応募したのが「しずく」でした。温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)、準天頂衛星「みちびき」(QZSS-1)に続き(その次の宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)は外しましたが…難易度高すぎた!)、名付け親3基目です。青い水の星・地球の水を観測し様々な方面でそのデータを利用できる衛星になって欲しいと思います。

 ちなみに、応募総数は20998件、うち有効応募総数が20377件。その中から、「しずく」提案者数は1392名でした。

 私を含め、名付け親になった皆さんには、名付け親認定証と記念品が届きます。さて、今回の認定証はどんなデザインだろう?記念品は何かな?届くのが楽しみです。
 ちなみに、名付け親の中から1名様に、種子島での打ち上げにペアでご招待の特賞もあるのですが、いまだ告知なしの模様。生でロケット打ち上げ、一度は観てみたいなぁ…種子島も内之浦もはるか遠いです…。
◇早速「しずく」の愛称が使われています:JAXA:第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)

 ロケット打ち上げと言うと、明日23日、H2Aロケット19号機の打ち上げがあります。しかし、載せる衛星が情報収集衛星なので、JAXA公式での打ち上げ生中継はありません(種子島で打ち上げを観ることは出来ます。有志による非公式の中継はあるかも)。打ち上げ時間もアバウトです。
JAXA:H-IIAロケット19号機による情報収集衛星光学4号機の打上げ日について

【余談】
 「しずく」で名付け親になりましたが、その他に送った愛称案を。
・るり、ぐんじょう、つゆくさ、ひすい、はなだ、あさぎ
 :どれも青系の色の和名。応募サイトに「地球の青さのわけを知る。まずは水から」とあったので、地球の水の青からイメージ。「るり」や「ひすい」はきれいだなと自分でも思っていました。

・すいれん、すいせん、みずばしょう
 :水に関係ある花の名前。花の名前は、昔から衛星の名前によく使われています(「ひまわり」「きく」「ゆり」など)。水仙は、海外では希望の象徴という意味もあるのだそう(思いついた時調べて知った)。「みずばしょう」はちょっと長いかな?と自分でも思っていました。

【過去関連記事】
人工衛星の名付け親になろう! GCOM-W1衛星愛称募集スタート
GCOM-W1衛星愛称募集、その後
 ↑途中経過。「しずく」を真っ先に書いてた、本当に。
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by halca-kaukana057 | 2011-09-22 22:03 | 宇宙・天文

宇宙と地球の間のグラデーション 「宇宙の渚」

 昨日のNHK・BSプレミアムと総合で放送された「宇宙の渚」。観ました。うん、面白かったです。

 目玉は何と言っても、国際宇宙ステーション(ISS)からの生中継。ISS滞在中の古川聡宇宙飛行士が、NHKの宇宙用超高感度ハイビジョンカメラで、これまで撮影できなかったISSから観たオーロラや雷、流星を撮影。(今回の生中継では、マイケル・フォッサム司令官も少しですが登場。古川さんを撮影する役。日本のテレビ中継のために、協力ありがとうございます!)宇宙飛行士しか観ることができなかった現象を、地上の、家の、お茶の間で観られる…凄い時代になったものです。

 これらの現象は、勿論自然現象。そう簡単に撮影できるものではない。まして、生中継で撮影するなんて…と思っていたら、次々と撮影成功。なかなか観られないオーロラまで!いつかフィンランドに行って、オーロラを観るのが夢のひとつであるのですが、宇宙からのオーロラも美しいなぁ。途中、野口聡一宇宙飛行士が、インタビューで「オーロラの中を突き抜けて飛行する…」と言っていましたが、想像しただけで物凄い光景です。いいなぁ。オーロラを突き抜ける中継はさすがに出来ませんでしたが、リアルタイムでISSから見えるオーロラを観たのは素晴らしい。中継のたびに、テレビの前で凄い!きれい!と声をあげていましたw

 興味深かったのは、「大気光」。雲のように見えますが、雲ではない。昼間、太陽からの紫外線がエネルギーとなり、蓄積され、大気が化学反応を起こしやすい状態になっています。夜、その大気中の分子や原子は元の安定な状態に戻ろうとする時に光を発する。これが雲が波打っているように見えるけれども、雲ではなく大気が光っている。これが「大気光」。これまで、この現象を知らずにいたので、大気が光るのがとても不思議に感じました。これはISSからだけでなく、地上からも観測することが出来ます。ただし、周りに光がない暗い夜空でないと観測できない。

 大気光だけでなく、雷から上方に向けて発光する「スプライト」も興味深い現象でした。生中継では撮影できませんでしたが、これまで古川さんが撮影した映像の中に、いくつも写っていました。雷が光ると、その上方にバシュ!っと赤い閃光が。これまで謎の閃光と呼ばれてきましたが、飛行機からも観測し、研究が進んでいます。地上とISSの両方から、空…”宇宙の渚”の不思議な現象に迫る。この空・宙には、まだまだ不思議なことがたくさんあるのだなと感じました。

 ISSから観た流星も凄かった。流星と言うと、落ちてくるもの、降り注ぐものというイメージがある。それが、宇宙に行くと”地球に吸い込まれていくようなもの”となってしまう。観る場所が異なると、見方も異なる。これまで観ていた自然現象・天文現象が、更に面白く感じました。

 ちなみに、番組のタイトルとなっている「宇宙の渚」。この呼び名が気に入りました。宇宙漫画「プラネテス」(幸村誠:作)で、デブリ回収業者の主人公・ハチマキとともに仕事をするロシア人・ユーリが、ハチマキの弟・九太郎に宇宙と地球の境目について話をするシーンがあるのですが、そこでユーリは自身の宇宙での仕事の経験から、境目がないんだよね…と話す。宇宙は上空80~100kmぐらいから、と言われていますが、はっきりとした境目があるわけではない。グラデーションのように、だんだん宇宙へ向かっていく。宇宙と地球は、大気の層で分かれていて、宇宙での現象は地上にはあまり関係のないようにも思えますが、流星も、オーロラも、スプライトもそのグラデーションの間で起こっている。また、宇宙から降り注ぐ塵や隕石が流星となり、太陽からの紫外線で大気光が起こり、その他にも宇宙での現象が地球にも関係してい様々な現象がある。この地上と、宇宙は繋がっている。そう実感しました。「空の上に、広い世界が広がっている…」番組での、古川さんの言葉が印象的でした。

 個人的には、以前から考えていた「境界」「境界線」に、新たな視点が加わりました。
境界の外へ出ること、内にいること

 twitterのTLでも、普段から宇宙に興味を持っている人も持っていない人も楽しんでいて、宇宙に親しめる番組としていいなと思いました。古川さん、素晴らしい撮影をありがとうございました!

 また、番組ではJAXAの大気球に宇宙用ハイビジョンカメラを取り付けて、高度35kmまで上昇。徐々に宇宙に近づいてゆくのを撮影しようというプロジェクトも行われ、撮影に成功しました。映像は途中早送りで再生されたのが残念。ゆっくりじっくりと、上昇し宇宙に近づく様を観たかったです。
JAXA:宇宙科学研究所(ISAS):大気球
JAXA:科学観測用大気球

 しかし、NHKのハイビジョンカメラにかける情熱は物凄いですね…。月探査機にまで載せちゃいましたし…。そして、来年度には「宇宙の渚」をシリーズ化させるとのこと。これも楽しみです。

 番組で放送された映像の一部は、YouTubeのNHK公式チャンネルで観られます。
YouTube:NHKオンライン

 いい番組でした。さて、明日火曜、BSプレミアム夜9時からの「コズミックフロント」は「はやぶさ」スペシャルです。90分拡大版です。こちらも楽しみです。
NHK宇宙チャンネル
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by halca-kaukana057 | 2011-09-19 22:38 | 宇宙・天文

シャープ君が奏で、描く情景 今週の「クインテット」

 こちらは今日は大雨。さらに、私自身・私の周りも大雨・大嵐のような状況です。でも、そんな日に「クインテット」があるのは、支えであり救いです。

 ドラマパートは「赤とんぼ」。赤いクレヨンで赤とんぼを作ったシャープ君。フラットさん、反応が薄い、冷たい、そっけないw
「赤いクレヨン 赤とんぼ 空を夕焼け色に塗れ…」

 歌の冒頭に追加されたこの詩が大好きです。ただ、色が同じだから赤いクレヨンに羽根をつけてとんぼにしたわけではない。赤いクレヨンのとんぼが空を飛んで、その赤いクレヨンで夕焼け色に塗る…。シャープ君らしい想像力だと思いますし、素敵です。
 そして「赤とんぼ」の歌。心に沁みる歌です。4人が、それぞれの声の持ち味を生かして歌う。そして、この詩が描いている情景、込められている想い。「クインテット」では語りませんが、アキラさんがテレビなどで解説しているのを聞いて、更に切なく感じるようになりました。派手な演出もないですが、歌が全てを語ってくれる。それを十分に引き出している、いい回だなと思います。シャープ君、美声だなぁ。

 パート3はアリアさんの「楽器の話」・オカリナ編。オカリナというと、海と言うより森の楽器のようなイメージがあります。某アニメ映画の影響か…。でも、形は貝殻に似ているし、その音色は海風に乗ってどこまでも飛んでいくようにも感じる。
 そのオカリナの音色・歌を、「ひとりぼっちのさみしさを忘れるため」と表現。確かに、オカリナは他の楽器と合奏されることも少ない(やろうと思えばいくらでも出来ると思いますが)、孤高の楽器のイメージもあります。オカリナの、また違う面も見れた気がしました。

 コンサートは、モーツァルト・歌劇「魔笛」より「夜の女王のアリア」。「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」の部分です。「魔笛」は魅力的な部分・歌に溢れていますが、「復讐は~」の暗い激しさ、力強さ、そしてソプラノの限界に挑むような歌に惹かれます。原曲はニ短調ですが、「クインテット」版はロ短調になっています。何故移調されたのかは不明。そのうち出るコンサートスコアで、明らかになるかな。
 その激しい歌を、シャープ君のトランペットと、アリアさんのソプラノ&ヴァイオリンで物悲しく伸びやかに。シャープ君のトランペット…CD「クラシックス」のライナーノートにあるとおり、凄いなと私も思います。スコアさんのチェロとアキラさんのピアノがそれを支え、フラットさんのクラリネットも憂いを含んだ彩りを加えています。
 私自身、オペラにはまだそんなに親しめていないのですが、この演奏・編曲のおかげで、「魔笛」は好きな作品です。でも、まだ通して聴いたことがない。まだまだ、これからです。
 そういえば、同じくNHK教育の「テレビ絵本」のかなり初期で、「魔笛」を取り上げていました。これも独特の世界観の物語に親しむきっかけになりました。読み解けば、色々出てくるもんなぁ…。


 さて、今週の+α。
 上でコンサートスコアと書きましたが、まだ発売のお知らせは出ていません。が、続報が出ています。
おふぃすベガ:お知らせ:「クインテット」スコア集 制作レポート

 全5巻の予定ですが、その全てに、アキラさん・宮川彬良さんによる番組のはじまり・制作・想いを綴った文章が収められるとのことだそうです。「スコア集」とありますが、スコアだけじゃないスコア。文章と、スコアの両方から楽しめる。番組は終わってしまったけど、「クインテット」に関わった全ての方々からの”贈り物”になるのかな、と感じています。素敵なスコアになりそうで、発売が待ち遠しいです。次の続報はいつになるかな?

 ということで、前から決めてはいましたが、全5巻買いますよ。譜読みもしてみたいし、ピアノパートを練習して、CDに合わせてひとりアンサンブルとかやってみたいです(寂しいな…)。もし…出来るなら、本当のアンサンブルもしてみたいです。もし、もしも、です。
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by halca-kaukana057 | 2011-09-17 22:15 | Eテレ・NHK教育テレビ

光の粒の音色で、音楽は水のように

 今夜のN響定期公演を、NHK-FMで聴いていました。今日のは楽しみにしていました。指揮はヘルベルト・ブロムシュテット。ピアノソロはレイフ・オヴェ・アンスネス。ブロムシュテットはスウェーデン出身、アンスネスはノルウェー出身、北欧コンビですね。

 演目は、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」。以前、アンスネスは2番をN響と共演してましたね(この時、元々は3番の予定だった。それが2番に変更になった)。私は、3番はあまりじっくりと聴いたことがありません。とてつもない難曲というイメージしかない。なので、今回じっくり聴こうとラジオに耳を傾けていました。

 アンスネスの演奏というと、音がキラキラしていて、繊細。あまり性能のよくないラジオでも、美しい音色が伝わってきました。サラサラと流れるように、柔らかく。かと思うと、第1楽章のカデンツァで、激しい演奏も。激しい演奏をするアンスネスは、あまりイメージが無かったのでビックリしました。

 都合で、風呂に入りつつ(ジップロックにラジオを入れて、風呂に持ち込んだw)聴いたので、細部までじっくり聴けなかったのが残念。それでも、耳にあの音が残っています。

 アンコールは、故郷ノルウェーの作曲家・グリーグ「抒情小曲集」第5集op.54より第2曲「ノルウェーの農民行進曲」。行進曲でもあるけど、舞曲にも聴こえる不思議な、魅力的な作品。キラキラ煌めく光の粒のような音色で、民謡調の音楽が奏でられる。お風呂の中で聴き入っていました。ピアノって、こんな美しい音が出る楽器なんだよなぁ…。思えば、アンスネスの名前と、その演奏を知ったのは、偶然図書館で借りた「抒情小曲集」のCD。それで気になり、聴き込んで、気に入り、今に至ります。そのCDには、「ノルウェーの農民の行進曲」は収められていませんが、もっとこのピアニストの演奏を聴きたい、どこへ向かうのか聴き続けていきたいと感じました。

 仕事に勉強に、家のことなどで心がガザガザの今日この頃。更に、今日は残暑が厳しかった。そんな乾いた、ひび割れそうな心に潤いをもたらす水のような演奏でした。

 今回、ソロリサイタルも含めて来日してくださってありがとうと伝えたいです。
・インタビュー記事があるのでどうぞ:ピアニストたちの素顔:アンスネスへの来日直前インタビュー

 今日の公演の模様は、11月13日、BSプレミアム「特選オーケストラ・ライブ」で放送されます。ちょっと先だなぁ。これでじっくり聴こう。その前に、「N響アワー」での放送は無いのかな。告知待ちです。

 と言うわけで、勉強の休憩?でした。休憩してばっかりなんですが…(汗 でも、他にも書きたいことがあるんだよなぁ、読んだ本とか…

・前回のN響との共演・ラフマニノフ2番協奏曲の記事:秋の星空的ラフマニノフ
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by halca-kaukana057 | 2011-09-16 22:53 | 音楽


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