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久々に星見・ISS

 この1週間がとても長かった…。

 今日は、ISS・国際宇宙ステーションのいい条件での可視パスが。しかも快晴。星見・星分欠乏を満たすべく、観ます。ISSを待ちます。

 西の空には半月前の月が輝いていました。金星も明るい。

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 見え始め。明るいのは月です。金星も明るい。ISSは画像中央、下のあたりにうっすらと。

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 月・ふたご座・こいぬ座の下を通ります。

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 うみへび座の下を通過。うみへび座はとても大きな星座。しかし、明るい星が少ない。確認するのがちょっと難しい。うみへび座の上に位置しているコップ座やからす座を目印にしています。

 そして、南の空へ飛んで見えなくなりました。東~南の空にはしし座と火星、おとめ座のスピカと土星も。賑やかな春の宙でした。

 
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by halca-kaukana057 | 2012-04-28 23:34 | 宇宙・天文

「さくら」はまだか… 先週&今週の「クインテット」 +「お願い!編集長」その後

 先週の分と今週の分を一緒に書こうと思います。

【4月21日分】←先週
 ドラマパートは「おそうじワルツ」&「知床旅情」。「おそうじワルツ」は、アリアさんのソプラノがとても美しい。CDを聴いていて、一緒に歌おうとするのですが、アリアさんの高い声についていけないアルト声です…。アリアさんみたいに歌えたらいいなぁ。そしてこの曲は、アキラさんのピアノ伴奏もじっくり聴きたい。華麗です。この曲のピアノ弾き語り楽譜は出ていない。是非とも出してほしいと思っています(私が弾けるか弾けないかは別問題として)。
 何故にアリアさんが「おそうじワルツ」を歌っていたのか…スコア・シャープ・フラットの3人が、昔のモノを出して…散らかして、懐かしんでいたから。出てくるものに、3人の性格が表れている。スコアさんが出したのは、知床に旅行へ行って買った、熊の木彫りの人形。家にもあります(お持ちの方、結構いるんじゃなかろうか)。そしてその旅を思い出しつつ、「知床旅情」(作詞作曲:森繁久彌)を歌うスコアさん。「クインテット」で聴いて、大好きになった歌のひとつです。知床は一度行ってみたいところのひとつ。これから、遅い春、爽やかな夏が訪れるのだろう。いいなぁ。知床の大自然。歌の途中で出てくるスコアさんの写真(イラスト)もいい。クマとの2ショット…さすがスコアさん。スコアさんは、世界各地様々なところを訪れていそう。
 歌のあと、思い出に浸る3人…片付けてください!と怒るアリアさん。ああ、いつものクインテットメンバー…それがいい。

 パート3はかくれんぼ。開かずの踏み切り編。「鉄道唱歌 山手線」や「やぎさんゆうびん」のように、4人の歌が、だんだん壊れてくるのがいいw

 コンサート前、アリアさんがお花を貰う。お花にはちょうちょが飛んできた。ちょうちょもお花が好き。一方、シャープ君はケーキを貰う。ケーキにも飛んでくるちょうちょ。コンサート前の、和やかな時間です。

 コンサートはヴェルディ作曲・歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」。撮り直しのバージョン2です。1年目から放送された、バージョン1が観たい…。演奏前にワインの入ったグラスを持ってアキラさんが挨拶、フラットさん以外飲んでいて中間部のクラリネットソロの部分で、フラットさん以外がしゃっくりをするというあのバージョン。シャープ君の目がうつろ、泥酔状態なのがたまらんwOPが新しくなった2007年度(5年目)以降にも放送されたことがあるんです。なので、是非とも…!!
 演奏は、ゆったりと華やか。オペラそのものは、ヒロインのヴィオレッタ役の歌手がヴィオレッタの雰囲気に合わず、初演は大失敗だったそう。しかし、1年後の再演では、見事成功。今も上演され続けているオペラになりました。

*****

【4月28日】←今週
 ドラマパートは「森のよあけ」(作詞:与田準一、作曲:中田喜直)。アリアさんが優しく歌います。先週の「おそうじワルツ」とは違うアリアさんの歌声です。
 リスがクルミをかじる音…で、クルミのお話に。クルミを素手で割ろうとするシャープ君。しかし、手をくじいてしまった…演奏家にとって手は、身体は命!大切にしてください!対抗して、フラットさんも歯で。しかし、歯が折れるわ割れるわ…管楽器奏者は口・歯も大切にしてください!!
 スコアさんがクルミ割り人形を持ってくるが…壊れた。スコアさんまで、全く歯が立たない。リス、すごいです。

 パート3は「おんぷのマーチ」。大好きなオリジナル曲のひとつ。2年目に出てきました。軽快な、可愛いマーチです。途中、「シャッセジュテ」と歌詞に出てきますが、これがバレエ用語だと、この歌で知りました。最初、何のことだかわからなかったのが懐かしい…。ドラマ版でもまた観たいなぁ。

 コンサート前、携帯で写真を撮っているアリアさん。スコアさんに向けると…恥ずかしがる。可愛い。どうしても撮りたいとアリアさんがお願いすると…帽子を被って、ポーズを決めるスコアさん。本当に可愛い。スコアさんの、一見ひねくれている・冷めているのだけれども、実はノリノリなところが大好きです。

 コンサートはガーシュウィン「ラプソディー・イン・ブルー」。アキラさんのピアノが、本当に華麗です。

 ところで…、春といえば、この季節といえば、「さくらさくら」がまだ放送されていないのですが…。もう4月終わっちゃうよ!次回は5月5日、こどもの日だよ!?この春は「さくらさくら」無し、とか言わないよね…。私の地域では、これから桜の季節なので、大歓迎であります。あと、クインテット版「さくらさくら」は、八重桜のイメージにより近いと思うので、ソメイヨシノがもう葉桜になってしまった地域でもいけるかな?まだ間に合います。是非とも、「さくらさくら」を!
 春は「さくらさくら」、10月14日は鉄道関連曲、クリスマスは「アキラさんのピアノ クリスマスメドレー」、冬はヴィヴァルディ「四季」より「冬」(第2楽章)を聴かないと、その季節になった気がしない…「クインテット」とともに1年を暮らしてもう10年です。10年も暮らしたら、習慣ですよ。
 そういえば、この2週は、あまり季節感のないプログラムだなぁ…。来週はストレートな曲が来るでしょう。

*****

 以前も書いた、NHK教育(Eテレ)の再放送してほしい番組をリクエスト、投票している「お願い!編集長」。まだまだ受け付けています。「クインテット」へのお願いも、増えました。

 まず、こちらから
NHK:Eテレ:お願い!編集長:「クインテット」どおおおおおしても、ゆうがたクインテットが見たいです!!…
 残念ながら、2週間で100票集まらず。うーむ、残念。観たい回は絞ったほうがいいみたいです。

 そして、増えたのがこの2件。
NHK:Eテレ:お願い!編集長:「クインテット」 「クインテット」と「ハッチポッチステーション」のコラボがあった「ニューイヤイヤコンサート」の再放送をお願いします!…
 2009年新年に放送された、新年特番「ニューイヤイヤコンサート」。その再放送希望です。いつもは10分のものが、30分だったこの回。新年らしいプログラムに、「ハッチポッチステーション」の仲間たちもやってきた(いつもの本編でも、コンサート前にハッチポッチのメンバーからのお花があったり、影が写ったりしていましたが、この時は完全出演)。「クインテット」で新年特番というだけでも嬉しかったし、演出も楽しかった回。また観たいなぁ。
 見事100票以上集まりましたので、来年のお正月に、是非とも!
・この当時の記事:あけましてクインテット ニューイヤーコンサート


NHK:Eテレ:お願い!編集長:「クインテット」 すでに出ていますが、『ゆうがたクインテット』の全回再放送希望です!!!
 何と、全回再放送希望!!本放送8年間に放送されたものを全部!!それは観たいですよ。後に再放送がない、1度しか放送されていない回もあります。1年目は録画してなかった。全回再放送するのに、何年かかるかわかりませんが…観たい。
 見事100票以上集まりました。素晴らしい。「NHKの本気」を見せてください。よろしくお願いします。
 …コンプリートCD・DVDも出ないかなぁ。

NHK:Eテレ:お願い!編集長:「クインテット」 「クインテット」の初期の再放送をお願いします。現在再放送されていますが、ほとんどが後期のもので、放送初期の頃にだけ放送されたものをまた見たいです。…
 既に100票突破した一番最初のお願いへも、コメントが増えています!皆熱い!!

 いずれも、コメントはまだまだ受付中。観たい回・聴きたい曲、「クインテット」への想い…多ければ多いほど編集長さんも頑張ってくれるはず。再放送実現へ近づくはず。どんどん「クインテット」への愛を綴ってください!!
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by halca-kaukana057 | 2012-04-28 23:14 | Eテレ・NHK教育テレビ

帰ってきました

 帰ってきました。ご心配、お心遣いありがとうございました。

 先日、祖母が他界し、葬儀などでばたばたしていました。祖母とのお別れはちゃんとできてよかった…。これから色々と思い出すのだろうな。

 この1週間、知らない・久しぶり過ぎて覚えてない親戚の方々の中で、喪主の代理のようなことをしていました。親戚(主に遠い親戚)が集まると人間模様が色々と…。それで、凹んでいたこともありました(twitterで愚痴ってました)。それでも、いとこやおばさんたちに助けられてなんとか乗り切れた。ありがたいことです。ほんとうに色々な人がいるものだなと思った1週間でした。
 これからまだやることもあるけど、祖母のため、ひとつひとつやっていこうと思っています。

 ひとまず落ち着きましたが、まだまだやることが色々とあるので、ブログはゆっくり更新になるかも。

 以上、お知らせでした。
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by halca-kaukana057 | 2012-04-28 22:13 | information

少しの間おやすみします

 諸事情がありまして、これから約1週間ほど、ブログを休止します。今日の分の「クインテット」のレポも書けません。来週のは書けたらいいな…。今日の分は、復帰したら書きます。

 元気で戻ってきますので、それまでごきげんよう!
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by halca-kaukana057 | 2012-04-21 22:23 | information

宇宙兄弟 17

 3月下旬に出たマンガを、読んで放置してました…。まずは、この4月からアニメも始まった「宇宙兄弟」17巻。


宇宙兄弟 17
小山宙哉/講談社・モーニングKC/2012

 NEEMO訓練が終わり、訓練の様子、結果について話し合っているバトラー室長他NASAのスタッフたち。彼らは、六太が提案して作ったあるものに注目した。シャロンの長年の夢である月面望遠鏡を訓練でも作ろうとしたが、訓練中にシャノンから計画は中止になったと連絡が入る。既に用意した電波望遠鏡用の鏡を、六太は月面基地の部屋の中に太陽光を入れる装置に変えた。月面での暮らしを改善しようとした案に、バトラー室長も唸る。そして、NEEMO訓練の結果を受けて、六太・ケンジ・新田に新たな訓練が告げられる…。
 一方、パニック障害の治療のため、極秘で”訓練”をしている日々人。薬も飲んで、快方へ向かっていっていた。その途中、ロシアで出会った少女・オリガの成長記録を観る。毎日バレエの練習に励むオリガだったが、11歳の時、怪我をして一時バレエをやめてしまう。そんなオリガが、あるきっかけで再び踊りだした。その記録を観た日々人は、自分も宇宙に戻りたいと強く願い、”訓練”も最終段階を迎える…。


 17巻は南波兄弟にとって、ターニングポイントのお話です。ムッタは、NEEMO訓練を終えて、いよいよ目指す”訓練”へ。NEEMO訓練で、ムッタが作った太陽光を入れる装置には、驚いたし、その一方で月面基地にも人間としての暮らしがあり、それを大事にしようとしていることに胸がじんと熱くなりました。国際宇宙ステーション・ISSでも、風呂に入れないISSで快適に過ごすための衣類や、地上とほぼ変わりない食、日本実験棟「きぼう」においては騒音も少ないという衣・食・住を大切にするように改善されてきた。宇宙であれ、人間が暮らす場であるのだから、地上と同じような快適な場にしたい。宇宙という極限状態なら尚更。ストレスをためずに、ベストコンディションでミッションを遂行できるように。そして、それは、このブログでよく書いているのだが、地上の生活の延長線上に宇宙での生活がある、ことでもある。ムッタの発想は、月での生活も、地上の生活の延長線上にあることを表している。その延長線が、徐々に短くなることを信じています。

 パニック障害の日々人も、毎日”訓練”を重ね、自信をつけてゆく。オリガが怪我でバレエを一度やめてしまったエピソードに、自分の様々な面を重ねてしまいました。大好きなもの、夢中になっているもの、続けているものがあるけれど、何かのきっかけでやめてしまったり、離れてしまったりすることがある。私も、今も、これまでも色々なものでそんなことがあった。オリガも、怪我が治ってもバレエを再開しない。大好きなバレエの公演も観に行こうとしない。他のことをやってみたり、だらだらと過ごしたり。…これなんて自分…。でも、あるきっかけでオリガは再び踊りだす。やめてしまっても、オリガの中にはバレエが、踊ることが残っていた。ただ、冬眠しているような状態だった。それが、ひとつのきっかけで目を覚ます。再び踊りだしたオリガに、私も惹き込まれました。日々人にも、パニック障害になろうと、宇宙へ行くことは無くなっていない。日々人とオリガの仲が、また一歩進んだ模様です。

 しかし、ふとしたことで再びパニックを起こしてしまう日々人。宇宙飛行士に戻るために、バトラー室長ほか上官たちの前で船外活動訓練を見てもらう予定を入れたのに。思い悩んだ日々人が向かった先、そこで出会った人と、話したこと。日々人は、いい”兄貴”が何人もいるのだなぁと思う。いいなぁ(私は兄弟がいないので、兄弟というものがよくわからないのです…)。

 そしてついに、日々人がムッタに、パニック障害のことを話します。南波兄弟のこんな会話は、これまで無い(と思う)。飲みながら話す兄弟。そして、ムッタが日々人にかけた言葉…。165話の言葉。そう、再びパニックを起こした時、日々人は宇宙服を着てはいなかった。その言葉とある”お守り”を持って、日々人は船外活動訓練に臨みます。日々人、どうなる…!?(最後まで書きませんが、何が上官たちの中で起こっているんだ…!)

 一方、ムッタとは違う訓練を受けることになったケンジと新田。バトラー室長の意味深な発言が気になる。どういうことだ?

 ムッタと日々人兄弟の会話といい、日々人が宇宙飛行士に戻る重要なステップにいることといい、ムッタのNEEMO訓練でのあの発想、そして”訓練”のスタート。盛りだくさんな巻でした。



 さて、アニメは3話まで放送され、観ました。ムッタが、日々人が動いてるよ!原作にほぼ忠実で、面白さを活かしている。初期の不憫なムッタ。一方で月を目指す日々人。更に、宇宙飛行士選抜試験で出会ったケンジやせりかさんも登場。せりかさんはアニメでも可愛い。ケンジもやっぱりいい奴です。溝口も、相変わらずですね…。4話では那須田理事長も出てくる予定。楽しみです。
 5月5日からは実写映画も公開。こちらはどんな感じになるのかな。どこまでやるのだろうか。映画館に観に行くかどうかは未定。
◇アニメ公式サイト:・テレビアニメ「宇宙兄弟」読売テレビ
 ちなみに、2話でムッタがトランペットを演奏するシーンがあったのですが、「ダニーボーイ(ロンドンデリーの歌)」でした。原作では何の曲かは描かれていなかったので、この曲で来たか、と。

・16巻:宇宙兄弟 16
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by halca-kaukana057 | 2012-04-19 21:41 | 本・読書

自然と暮らしが生んだもの 「フィンランドのくらしとデザイン展」トークセッション

 先日、4月7日から、青森県立美術館で始まった「フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活展」
 豊かな森と、北国の厳しい自然とともに生きるフィンランドの人々の暮らしと、フィンランドで生まれその暮らしの中に息づくデザインの数々。そんなデザインは何故どのようにして生まれたのか。
 まだ独立していなかった19世紀「フィンランドらしさ」を求め始めた芸術家たちの作品とその中にある「フィンランドらしさ」。民族叙事詩「カレワラ」の精神。それらが、今フィンランドを代表するモダンデザインに繋がってゆく。また、フィンランドを代表するトーヴェ・ヤンソンの「ムーミン」の物語。「ムーミン」の物語に描かれている「フィンランドらしさ」やフィンランドの人々の暮らしを見つめる特別展です。

 フィンランドの自然、暮らし、デザインプロダクト…。私の興味関心のストライクゾーンど真ん中な展覧会。これは、行くしかない。

 ということで、初日のトークセッションに行って来ました。この日は、展覧会そのものは観ず。今度ゆっくり行きます。

青森県立美術館:フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活展
フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活展
 ↑公式サイト。青森だけでなく、宇都宮美術館、静岡市美術館、長崎県美術館、兵庫県立美術館を周ります。

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 この日、青森は雪でした。4月でも雪の降る青森。

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 豪雪だったこの冬。美術館の周りには、深く雪が積もっていました。その雪の中に、いつもの白い美術館が。何度観てもいいなぁ、この建築。

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 トークセッションには、ムーミンの展示があるフィンランド・タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館の学芸員のエリナ・ボネリウスさん、宇都宮美術館学芸員でフィンランドのデザインに詳しい橋本優子さん(ボネリウスさんの通訳も務めてました)、青森県立美術館の学芸主幹・池田亨さんと、池田さんの通訳の方が登壇。

 舞台上の机の上に、ペットボトルが置かれていたのですが、その横に置かれていたグラスが、イッタラのカルティオでした。完璧だ…!

 トークセッションの内容を、全部書くと大変なことになるので…要点だけ。

 まず、ボネリウスさんが「ムーミン」の作者であり、画家であるトーヴェ・ヤンソンについて、ムーミン谷博物館の展示についてをスライドで説明。ムーミン谷博物館は、タンペレ市立美術館とタンペレ市立図書館がある建物の、市立図書館の側の地下にあります。「ムーミン」の挿絵原画や、「ムーミン」のもととなったイラストが描かれている雑誌「ガルム(GARM)」の表紙、ムーミンの家のミニチュアなどが展示されています。行ってみたいなぁ。

 ここで、トーヴェ・ヤンソンを、「画家である」と書きました。ボネリウスさんもそう仰っていました。そう、日本では”「ムーミン」の作者として”有名ですが、ヤンソンは元々画家を目指していて、作品も残っている。今回の展示には、ヤンソンの油絵も展示されています。日本では滅多に観られない作品です。

 橋本さんによると、この「フィンランド展」は5年ほど前から企画していたとのこと。美術とデザインは違うものとして捉えられているが、ひとつのものとして展示したい。そう思っていたのが形になったのだそう。

 このトークセッションでは、「ムーミン」の中から、フィンランドの暮らしやデザインについて考察します。「ムーミン」の物語の舞台は、自然の中。その自然の中で、ムーミンは様々な人々と交流する。ここが一番フィンランド的なところ。ヤンソンは小島に、、その前の時代のフィンランドの芸術家たち…画家のアクセリ・ガレン=カレラ、作曲家・ジャン・シベリウス、小説家アレクシス・キヴィなどは、森の中に住み、その中で創作活動をしていた。後に、日常生活を大切にし、自然の中での暮らしに入ってゆくデザインプロダクトが次々と生まれた。アアルトの椅子や建築、カイ・フランクの食器、マリメッコのテキスタイル…。そして、フィンランドの人々はそれらを育み、デザインを産業として振興し、よりよいものを世界の人々とも分かち合おうとした。それが現在、花開いている。自然、日常生活、ユニバーサルで社会に寄り添う。これがフィンランドのデザインの特徴。

 また、ユニークだと感じたのが、「ムーミン」と「カレワラ」の関係。全く違う世界観ですが、根っこは一緒なのだという。どちらもフィンランドの自然に根ざしている。冬は長く、寒く暗く、厳しい。夏は白夜だが、短い。このコントラストの激しい自然が、文化に反映されている。また「カレワラ」は英雄譚。ワイナモイネンやレンミンカイネンが、壮大な冒険を繰り広げる「カレワラ」。「ムーミン」もまた、ムーミンと仲間たちが大冒険を繰り広げる。英雄の活躍を、「ムーミン」を通して見る。この見方には驚いた。この2つには、全く共通点がない、同じフィンランド生まれの作品でも違うものと思っていたのに。詳しいことは、販売している図録に書かれているそう。図録…買わねば。

 登壇者のトークセッションの後、会場からの質問コーナーも。その中からいくつか。
 フィンランドは、自然とともに暮らしているイメージがあるのだが、実際はどうなのか、という質問。ボネリウスさんによると、ヘルシンキなどの街では、自然は生活の中の一部分だけ。遠ざかっているのだという(ここに関しては、違う本でも書かれてあったので、そのうち書くつもり)。街での生活と、伝統的な森での生活は分かれてきている。それでも、街に住む人も、湖畔にサマーハウスを持ち、夏になるとそこで過ごすのが理想であり、楽しみになっているのだそう。
 フィンランドも、色々変わってきているのだと実感しました。

 ヤンソンは、ヘルシンキに住んでいたのに、何故ムーミン谷博物館はタンペレにあるの?という質問。確かに。
 これは、よく聞かれる質問なのだそう。ヤンソンが生きていた時、ヘルシンキの美術館に「ムーミン」の原画を含む絵を寄贈しようとした。しかし、ヘルシンキの美術館は、その絵を”美術”と認めず、断った。その後、ヤンソンの友人が協力して、個展をタンペレで開催。それが始まりだったそう。ちなみに、後にヘルシンキの美術館は悔しがっていたとかw

 最後に、登壇者からメッセージが。

 ボネリウスさん:この展覧会で、フィンランド文化の様々な側面・深みを、日本の皆さんに観てほしい。そのひとつが「ムーミン」。その中にある生活も観てほしい。

 橋本さん:日本は、フィンランドをはじめ北欧に対して友好的。これは、表面的なことではないと思う。フィンランド、北欧のものがナチュラルで使いやすいのは何故か。厳しい自然・生活の中で、「全ての人にとってよいものを、よい社会を」という考えが生まれ、それが形になった。だから日本で人気がある。

 池田さん:青森とフィンランドには共通点がある。フィンランドの絵画などを観て、冬、雪を美しく描いていると感じた。青森ではそのものは描くのはあまりない。雪は大変なものと思われている。フィンランドから、青森を見つめ直して。

 以上、こんな感じでした。


 終了後、ミュージアムショップにも寄ったのですが、大変なことになっていました。マリメッコ、イッタラ、アラビア、アルテック、ムーミングッズ、フィンランドのお菓子、雑貨が沢山!もうどうしようかとパニックになりました。嬉しい悲鳴でしたw
 今度は、ゆっくりと展覧会の中身を観に行きます。
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by halca-kaukana057 | 2012-04-18 22:09 | フィンランド・Suomi/北欧

凶を拡大して見る?

 教育テレビの「Eテレ 0655」は放送開始の頃から好きな番組。日めくりアニメも、まさかそんな手を!?その発想は無かった!と思う展開のものばかりで楽しい。そして、歌もお目当てである。これまでも、「忘れ物撲滅委員会」「二度寝注意報発令中」「toi toi toi !!」「のりこえるの歌」など名曲揃い。今年度最初の新曲は、木村カエラさんが歌う「レタスレタス」。レタスでサラダや朝食にピッタリなメニューを作るという…それだけの歌詞なのだが、楽しい。サビの「♪レタス~レタス~」で一緒に歌ってしまうwそういえば、最近レタス食べてないなぁ。キャベツは食べるんだけどなぁ。なんて思ってみたり。

 その「0655」の月曜限定恒例コーナーが、爆笑問題・田中さんの「たなくじ」。あの時間になると、テレビに向かって携帯を構えていますw今日もやったのだが、出たのがコレ。

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 「顕微凶」(顕微鏡でないと見えないぐらいの凶)

 うまいな、いいダジャレだなー…というのは置いておいて。

 ものごと、特に不運や辛いこと、苦しいこと、悩んでいることなどを捉える、受け止める時、自分で「大きいもの」として捉えがちだなぁと感じる。もしかしたら、そんなに大きなもの、大事でないのかもしれない。でも、顕微鏡や虫眼鏡で拡大して見るように、拡大して、これは大きい、とても辛いことなんだ…と考えてしまう。

 乗り越えてしまえば、大変だったけど、心配していたより辛くなかったと思うこともある。遠くから見ているうちは、エベレストのごとく高くそびえ立っているように見えるが、実際行動して、登ってみたら、それほどでもなかったということもある。誰かの支援があったり、大変なことばかりでなかった、楽しみも見つけられたとか。

 この「顕微凶」から、そんなことを考えた朝でした。

 今週は、凶なことを拡大して見る顕微鏡や虫眼鏡は持たない。「toi toi toi」の気持ちでいこう。

NHK:Eテレ 0655
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by halca-kaukana057 | 2012-04-16 22:19 | 日常/考えたこと

涙はさよなら、答えはサイナラ? 今週の「クインテット」+α ~これがクインテットファンの底力だ

 今週の「クインテット」。今年度2回目の放送。まさか、先週の再放送じゃないですよね…?と先週心配していたのですが、再放送ではありませんでした。よって、今年度の放送は、再放送無し一発勝負。これ、厳しいよ…。

 あと、先週書くのをすっかり忘れていました。
 「クインテット」の放送10年目おめでとうございます!!
 2003年の4月に放送が始まって、今年で10年目。本放送が終わって再放送中…ですが、放送していることには変わりないので、10年目。10年目、たっぷり楽しめますように!(後で関連項目を)


 さて、今週のドラマパートは「涙くんさよなら」(作曲作詞:浜口庫之助)。いつもの練習室で、アキラさんは「春が来た」をピアノで演奏している。そして、シャープ君は楽しそうにしている。春が来たから?そこへフラットさんが意味深な発言を「シャープ君は、趣味が悪い」…?
 そして、シャープ君が歌う「涙くんさよなら」。シャープ君のソロです。シャープ君の歌声を堪能できます。アリアさんやスコアさんが歌ってもよさそうだけど、シャープ君、さすがです。歌の途中で、シャープ君が箱の中の芋虫を覗き込むシーンが。そう、シャープ君は芋虫を飼って、それでうきうきしていたんです。これまでも、シャープ君は色々な動物・虫を飼ってきた。命あるものを愛するシャープ君。可愛いぞw
 しかし、フラットさんとアリアさんの反応は冷たい。芋虫なんて気持ち悪い、毒虫だったらどうしよう。そして何とか言ってきてください、と言われてしまうスコアさんw自分達で行けよ!wそこで、泣いているシャープ君。「涙くん」とは「さよなら」したんじゃないか?泣いている理由は、芋虫たちが羽化して、蝶になって飛んでいってしまうから。成長、そして旅立ちを、笑顔で喜んで祝ってあげようよ…と思いつつも、育ててきたものが旅立つのって、ちょっとさみしくもありますよね。強く生きるんだよ、とも言いたくなる。こどもの頃、アゲハチョウを卵から育てた時のことを思い出しました。

 「涙くんさよなら」、名曲ですね。涙を、
「君は僕の友達だ この世は悲しいことだらけ 君なしではとても 生きて行けそうもない」

 こう表現したのが素晴らしい。涙は、悲しいことだらけのこの世界を生きる自分の友達。しかし、恋をして
「しばらくは君と 逢わずに暮らせるだろう」

 この流れがいいですね。

 パート3は「楽器の動物園」ピッコロ編。以前の「楽器の話」いきなり新作以来、ここでいきなり未放送の新作が来るんじゃないか…なんて思ってしまっています。以前放送したものでした。小鳥のさえずりのようなピッコロの高い音色。可愛いですね。

 コンサート前、「クイズ ナニモネヤー」で遊んでいるシャープ君とフラットさん。マイクが紙コップで手作りw問題は、今日のコンサート曲バレエ「ガイーヌ」より「剣の舞」を作曲したのは誰?という問題。フラットさん、演奏する楽曲の作曲者の名前は覚えておきましょうよ!マイクは紙コップですが、SEや「サイナラ・アンサー」の演出は、いつもの「ナニモネヤー」と一緒。シャープ君、芸達者だなぁ。答えは、コンサートで!

 はい、答えは、ハチャトゥリアン。「剣の舞」は昨年度2回放送してましたね。多くないか?しかし、今日のは、チーボーのティンパニの音程を変えるクラッチが、写らないバージョン。細かいバージョン違いを出してくる「クインテット」の演出が好きです。それを探すのも楽しいんだw
・昨年度1回目(10月15日):コロ畑フラットさんの北風な日々 今週の「クインテット」
・昨年度2回目(12月30日):年末憂さ晴らし! 今週の「クインテット」+α
 物凄い迫力の演奏。その内には、集中力の高さ、息の合ったアンサンブルがある。ほんの少しもずれてない。名演ですね。

 春なのに、4月なのに、「さくらさくら」はまだですか?こちらは咲くのはまだ先なので、間に合いますよー。あと、今日のシャープ君は「さよなら」が多い。巧くつなげましたね。

*****

 ここからは+α。タイトル、そして冒頭でちょっと出した話題を。
 NHK教育(Eテレ)のサイトで、「お願い!編集長」という企画を開催中です。懐かしい名作、見逃した番組、もう一度観たい番組…そんな教育テレビの番組をリクエスト。そして、再放送してほしい番組・応援したいものの「Eね!」ボタンを押して投票。2週間以内に100Eね!集まると、編集長さんが再放送実現に向けてその希望にお応えします!という企画。
NHKオンライン:Eテレ お願い!編集長
 ↑再放送お願い、投票はこちらから。

 この「お願い!編集長」に「クインテット」でも希望が。
お願い!編集長:「クインテット」の初期の再放送をお願いします。…
 初期(1年目~3・4年目あたり?)に放送され、後期、そして現在の再放送では放送されなくなった回、楽曲、ありますあります!もう一度観たいものがたくさんあります!これは一票投じて、是非実現してほしい!
 先にtwitterでもツイートしたのですが、このブログでも紹介しよう…と思っていたら、掲載されて2・3日で100Eね!を達成してました。すごい!すごいよ!!おふぃすベガさん公式アカウント、アンサンブル・ベガ公式メルマガでも紹介されたのも、力となっていた。すごい。公式の力はすごい。有難いです。
 現在、再放送実現に向けて、編集長さんが手続き中です。よろしくお願いします、編集長さん、NHKさん!

 「クインテット」ファンの底力…熱意、団結力・結束力、そして愛情の強さを実感しました。こんなに愛されている番組に出会えて幸せですよ私は!
 尚、投票は終了しましたが、コメントを投稿することは出来ます。具体的な観たい回・楽曲を記入すると、実現する可能性は高くなると思います(多分…きっと!)。応援、支援コメントでもOK.
 「クインテット」への愛をどうぞ綴ってください!

 更に、もうひとつ「クインテット」への要望が来ていました。
お願い!編集長:どおおおおおしても、ゆうがたクインテットが見たいです!!
 こちらも、具体的に観たい回、楽曲をコメント記入するといいと思います。

 無事に、要望が通って初期のものが観られますように!「クインテット」放送10年目のお祝いとしても、是非!
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by halca-kaukana057 | 2012-04-14 23:25 | Eテレ・NHK教育テレビ

何故、その音になったの?

 最近音楽に触れていて、思うこと、考えることがあります。

 楽曲を聴いていると、この曲は何故この音なのか、この調性なのか。メロディー・音の繋がり・音の並び、和音、内声、低音、コード進行、オーケストレーション、リズム、テンポ・拍子、強弱とその変化、表現…。とにかく、その音楽作品が、何故そんな音楽になったのか、他の音楽にならなかった理由は何か。そんなことを考えます。と言っても、私の音楽理論、楽典、和声法、コードなど音楽を形作るものに関する知識はまだまだ浅い。足りない。それでも、他の曲と比べたり、同じ調性の曲からヒントを見つけようとしたり、自分が持っているものを総動員して考えてみています。…和声法とコードはもっと勉強が必要です…。特にコードは弱い。

 また、その曲が歌詞の付いている歌なら、その歌詞にも注目してみます。ただ、歌詞が先にあって、そこから作曲する「詞先」の方式ならいいのですが、曲が先に出来た「曲先」だと難しい…(でも、どっちなのかわからないことが多い。

 例えば、先日書いたNHK教育(Eテレ)「みいつけた!」でコッシーが歌っている新曲「あしたわらおう」。コード進行はとてもシンプル。ストレート。そこに、「もっとひねったような和音とか入らなかったのかなぁ?」と思っていたのですが、フルバージョンを聴いて、歌詞にも注目するとこのシンプルな曲である理由がわかった気がします。
・「あしたわらおう」について:2012年度教育テレビ1週目
 何故かさみしくて、でもそのさみしさを受け止めてくれる存在は今はいない。何もしたくない。そんな時は寝て、翌日仲のいい「きみ」に会ったら、話そう。話したら、「きみ」は笑うはず。「きみ」が笑ったら、「ぼく」も笑う。一緒に笑おう…。
 さみしい想いを抱えて、ひとり夜を過ごす孤独感。暗さ、かなしさ。何もしたくないという気持ち。私もよく感じます。そんな凍えた心に、そっと寄り添えるのは、色々とひねって凝った曲ではなく、シンプルでストレートな曲なんじゃないか。シンプルでストレートな曲だからこそ、さみしい想いを抱えた心にすっと入って、沁み込んでゆく。そう思いました。

 これは、歌詞の無い例えばクラシック音楽でも同じ。何故この音なのか…?様々な曲を聴いて、考えています。それらは、あくまで私の推測に過ぎない。専門的な本にはもっと書いてあるはず。勿論、そんな本や資料も読んで、もっと深めたい。
 あと、そのために楽譜・スコアをもっとじっくりと読めるようになりたいです。しかし、移調楽器が…読めません…。

 ピアノは、少しずつ弾きたいな、と思うようになりました。やっぱり、自分で演奏したい、”音楽したい”。でも、それ以上に、この音の謎解きをしてみたいのです。アウトプットよりも、インプットなのかな、今は。
 弾いていない時期の長さに、焦りを感じることはありますが…。
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by halca-kaukana057 | 2012-04-12 21:55 | 音楽

おむすびの祈り 「森のイスキア」こころの歳時記

 以前NHK BSプレミアムで観た佐藤初女さんのドキュメンタリーで、佐藤さんと「森のイスキア」の活動に興味を持ったので、文庫で出てる佐藤さんの著書を読んでみた。
・ハイビジョン特集「初女さんのおむすび ~岩木山麓・ぬくもりの食卓~」の感想:食べること、料理すること、生きること


おむすびの祈り 「森のイスキア」こころの歳時記
佐藤初女/集英社・集英社文庫/2005

 内容は、佐藤さんの生い立ち、若い頃の病気のこと、小さい頃教会の鐘の音に惹かれてカソリック教会に向かったことから始まった信仰の日々のこと、結婚と出産。そして教会で出会った神父さんや苦しい立場にいる人々との出会いから始まった「弘前イスキア」に繋がる活動、そして「森のイスキア」が出来るまで。ろうけつ染めや料理を通して、佐藤さんが考えていること。家族や出会った人々の真摯な生きる姿のこと。それらが、静かに、そっと心の中に入ってくるような文章で語られます。この本を読んで知ったのですが、映画「地球交響曲 第二番」(監督:龍村仁)に出演したことが、佐藤さんと「森のイスキア」が広く知られるきっかけになったのだそう。龍村監督など、佐藤さんに縁のある方々からの”手紙”も収録されています。

 佐藤さんの「森のイスキア」をはじめとする、またそれに辿り着くまでの活動は、クリスチャンとしての信仰によるものが多く、カソリックに関する内容も多く書かれています。でも、佐藤さんは、カソリックの信者として、というよりも、どんな状況に置かれていても生きている人間のひとりとして、悩んでいる人・苦しい立場に置かれている人に寄り添いたい、何らかの手助けをしたいと強く願い、行動してきた。そのことと、若い頃病気になったことで、「食べる」こと=いのちをいただくことが元気になることにつながると思い、食べること・料理をすることを大切にしてきた。この2つの要素が、悩み迷う人々を受け入れ、話を聞き、一緒にご飯を食べる「森のイスキア」の活動に繋がった。その実現には、様々な困難もあり、また一方で支援してくれる人もいた。強い想い・願いを抱きながら、問題や困難にぶつかっても向かい合い、ゆっくりでも進み続け時が来るのを待つ。佐藤さんのこの姿勢に、ただただすごいなぁと感心して読みました。

 読んでいて、何故佐藤さんは自分の時間や財産を削ってまで、他の人に寄り添おうとするだろう?と思ったこともありました。佐藤さんご自身も、疲れて具合が悪いのに訪れてくる人がいてつらい思いをしたこともあるそう。また、穏やかに見える佐藤さんも、苦しいと感じることもあるし、怒りを覚えることもあるのだそう。それでも、その感情を素直に受け止め、「友のために自分を捨てる」、共に生きている命へのあたたかい眼差しと愛情を注ぐ。食べることは命をいただくこと。それは、どんな命も尊いと教えてくれる。やっぱり、食べることをもっと大事にしなければな、と思います。

 佐藤さんの文章・言葉は本当にあたたかく、信仰のお話でも説教のようなものを感じさせない。佐藤さんの心の中からじわりと、すんなりと出てきているものなのだと思う。作り続けている料理の数々も。心さみしくなった時、自分なりに「命をいただく」ことを大切にした料理を作って、食べて、この本を読みたいと思いました。
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by halca-kaukana057 | 2012-04-11 23:59 | 本・読書


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