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ヴィンランド・サガ 14

 相変わらず漫画(読んだ本全般)の感想を書くのが遅いです…。ようやく書きます、「ヴィンサガ」14巻です。


ヴィンランド・サガ 14
幸村誠/講談社・アフタヌーンKC/2014

 クヌート王率いる部隊とケティル農場側の戦は、クヌート側の圧倒的な力によりケティル農場側は壊滅。クヌートはケティル農場側に降伏勧告を出す。停戦の条件は、ケティル一族全員の投降、平和喪失(事実上の国外退去命令)。もう戦える兵力も僅かだが、トールギルはまだ戦うつもりでいる。だが、農場の主のケティルが意識不明の中、ケティルが跡継ぎと決めたオルマルに決定権が。オルマルは降伏を受け入れることに。
 一方、レイフ・エリクソンと再会し、「ヴィンランド」を目指すことにしたトルフィンは、エイナルとともに農場をあとにしようとしていた。しかし、ケティルたち一族のことが気になるトルフィンは、クヌートに会って和平交渉しようと部隊の者に名乗り出るが…。

 奴隷編のフィナーレです。いよいよトルフィンが「ヴィンランド」へ向かう時が来た…の前に、ケティル農場での戦の始末が。このままでは、ケティル農場はクヌート率いるデンマーク軍に搾取されてしまう。奴隷として働き、その暮らしは楽ではなかったとは言え、トルフィンは大旦那スヴェルケルや農場の主ケティル、エイナルや”蛇”をはじめとする客人たちがいたからこそ、「ヴィンランド」に向かおう、「ヴィンランド」に新しい国をつくろうという気になれた。アルネイズやガルザルの悲劇とともに。そんなケティル農場を見捨ててはおけない。トルフィンとクヌートはこのまま再会せずに終わってしまうのかと思っていたのですが、再会へ向かいます。

 しかし、クヌートはイングランドを支配するデンマークの王。かつて従者であったとは言え、今は奴隷から解放されたばかりのトルフィン。簡単に会えるわけがない。クヌートの部隊の者に暴力をふるわれても、応戦しないトルフィン。アシェラッドに騙され、戦うことになってしまった時の父・トールズを思い出します。トルフィンは、トールズ、そしてアシェラッドの真意を確実に受け継いだのだな…殴られ続けるトルフィンの姿は痛々しいばかりですが、トルフィンの本当の強さを実感しました。

 そして、ついに再会したトルフィンとクヌート。エイナルも、ヴァイキングに家族を殺され支配され、奴隷になったこれまでの思いの丈をぶつけます。エイナルも強くなった。
 クヌートも、トルフィンと同じように楽土をつくる、と言っている。王となり、その途中である。そのクヌートの国づくりの根幹には、ヴァイキングとキリスト教の思想があった。キリスト教を信じつつも、ヴァイキングはそれに反する。ならば、ヴァイキングを救う国をつくろう、と。クヌートも、ノルドの王、ヴァイキングの王として、何が出来るか、何をすべきか、考えていたのです。ヴァイキングたちと、支配下のイングランドの人々と、父・スヴェンの亡霊の声の間で。あの美少年だったクヌートが、すっかり風貌も変わって王となって再登場した時は一体どうしたことかと思いましたが、王としての道は茨の道だった、この今の姿はその道を歩いてきた証拠なんだな…とクヌートの姿を見て思います。

 新しい国をつくる…トルフィンもクヌートも同じことを言っている。しかし、目指すもの、思想は異なる。トルフィンが選んだ思想、行動には納得しました。前巻13巻で、苦しいばかりなのに何故生きなければならないのかという言葉を残して死んだアルネイズを思い出します。ノルド人・ヴァイキングの思想・力・強さからはみ出してしまった、落ちぶれてしまった者はどうしたらいいのか。行く場所、生きる場所が無い…今ここには無くても、別の場所にならあるかもしれない、いや、つくろう。それぞれの国をつくるトルフィンとクヌート。トルフィンの考えを聞いた後のクヌートの笑顔がとても印象的だった。これまで、父・スヴェンの亡霊にうなされてきたのがふっきれたように。クヌートとトルフィンが再会できて、本当によかった。

 そしてもうひとつの再会…トルフィンがアイスランドに里帰りします。父・トールズを殺したアシェラッドに復讐をすると誓って、アイスランドを飛び出したトルフィン。十何年ぶりです。ヘルガ母さんとの再会には涙腺が…。そして、お待ちかねユルヴァ姉さんも再登場!!待ってました!!再会は…読んでのお楽しみとだけ言っておきます…ユルヴァちゃんはやっぱり最強です…。

 15巻からはいよいよ「ヴィンランド」を目指すことになるはず。盛り上がってまいりました!!

・前巻13巻:ヴィンランド・サガ 13
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by halca-kaukana057 | 2014-04-29 22:05 | 本・読書

北国の春 2014

 北国にも春が来ました。

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ソメイヨシノは今年もきれいです。桜を眺めながら、しばしひと休みしていました。

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こちらはヤマザクラ。

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菜の花も咲いています。

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梅も咲いています。北国では、梅と桜はほぼ同時期に咲きます。

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田んぼのあぜ道に咲いていたオオイヌノフグリ。名前がわからず調べてみた。花と名前がようやく一致しました。

 ようやく、外を歩くのが気持ちいい季節がやって来ました。
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by halca-kaukana057 | 2014-04-27 21:20 | 日常/考えたこと

夜明けの月と金星、夜は「だいち」

 今日、夜明けの空に細い月と金星が近づいて見えるとのこと。
アストロアーツ:2014年4月26日 細い月と金星が接近
 お天気も良さそうなので、早起きして見ることにしました。

 早朝4時。東の空が徐々に明るくなってきていました。そして、その明けゆく空に月と金星が。
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 きれい、美しい。そんな言葉しか思いつかないけど、まさにそうとしか言えない。夜明けの空のグラデーションもきれいで、見惚れていました。

 そして、夜は人工衛星。陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」の可視パスがあります。久々に「だいち」を見よう。ISSも合ったのですが、見られませんでした。見逃した。
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 おとめ座に位置している火星よりも高いところから見え始め、一旦見えなくなったと思ったら、うしかい座でフレアを起こしました。「だいち」はISSのように光の点がずっと見え続けているわけではなく、また、イリジウムフレアのように一気に増光し減光するわけでもない。見えたと思ったら見えなくなり、いきなり増光することもある。なので見るのも、撮影も難しいです。今日はなかなかよく撮れました。

 来月、「だいち」の後継機である「だいち2号(ALOS-2)」がいよいよ打ち上げられます。
JAXA:H-IIAロケット24号機の打上げについて
ファン!ファン!JAXA!:だいち2号特設サイト

 打ち上げは、5月24日、12時05分~12時20分の間に打ち上げの予定です。
 地形図作成から地震や水害などの災害の観測、森林伐採や不法投棄の監視など、多大な活躍をした「だいち」。「だいち」の最後の任務は、東日本大震災の津波の被害の観測でした。あれから3年。パワーアップした後継機・弟が宇宙へ向かいます。「だいち」の運用は既に停止していますが、弟が宇宙へやってくるのを待っているかのように思えました。どうか無事の打ち上げと、運用開始を。

Twitter:だいち2号(ALOS-2) (@ALOS2_JAXA)
 ツイッターも始めました。最新情報など配信しています。

 5月はその前に、若田光一宇宙飛行士がISSから帰還します。
毎日新聞:若田飛行士:帰還は5月14日 カザフスタン草原に
 こちらも無事の帰還を願うばかりです。
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by halca-kaukana057 | 2014-04-26 21:27 | 宇宙・天文

ISS,火星と競演

 今日の国際宇宙ステーション(ISS)です。今日は2回ISSを見られる地域も合ったそうです。私の地域は1回でした(2回目は仰角が低過ぎて条件が悪いのでパス)

 天頂近くを通るコースで、まだ日没直後の明るい空でも、はっきりと見えました。夕焼け空に輝く木星やカペラ、シリウス、東の空の火星、アルクトゥールスは見えていましたが、それよりもはっきりと、明るく。長い時間、若田光一宇宙飛行士をお見送りできました。

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 火星とISS.という説明を入れないと全くわからない画像ですね…。まだ明るいので、シャッターを開けっ放しにしている時間を短くしないと、明る過ぎて画面が真っ白になってしまう。コンデジの夜景モードを使って、大体3~5秒間の撮影にしたら、こんなことに。もっと空が暗ければorカメラの性能がよければ、数秒ごとに連続撮影できるのですが…。私のカメラではこれが限界。

 それでも、昨日は木星との競演でしたが、今日は火星との競演。今日はISSの方が明るかったです。
・昨日:ISS、木星と競演&控えめイリジウムフレア

 あと、今日もプログレス補給船は確認できませんでした。ISSしかわからん。
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by halca-kaukana057 | 2014-04-24 21:37 | 宇宙・天文

ISS、木星と競演&控えめイリジウムフレア

 国際宇宙ステーション(ISS)の可視パスが増えてきて嬉しい限りです。晴れている限り見ます。

 さて、今日の可視パスは、西の空に輝く木星のそばを通るということで、期待せずにいられませんでした。ISSもどのくらい明るいかな?さあ、木星とISS,どっちが明るいか。

 西の空から光の点、ISSが見えてきます。徐々に高い位置へ。
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 30秒間の撮影。画像ではこうなりましたが、肉眼では木星といい勝負の明るさでした。木星はふたご座に位置しており、カストル・ポルックス、そばにはぎょしゃ座のカペラ、こいぬ座のプロキオンと煌びやかな冬の星座との競演でした。
 この時、ISSに係留しているロシアのプログレス補給船を一時的にISSから分離していたとのこと。ISSが二重に見える…という方もいたそう。プログレスのことは知らず、わかりませんでした。
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 拡大してもわからないなぁ…。

 そのすぐ後にイリジウムフレアも。
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 うしかい座のアルクトゥールスのそばを通過。これはフレアなのか…?と思うほど、おとなしい、控えめな、地味なフレアでした。ぞくぞくするような増光ではない。派手な、大きなフレアが見たいなぁ。最近のイリジウムフレアは控えめなものが多い気がします。季節(衛星と太陽の角度)の関係かなぁ?
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by halca-kaukana057 | 2014-04-23 21:10 | 宇宙・天文

ドラゴン宇宙船キャプチャ直後のISS

 今日は国際宇宙ステーション(ISS)の可視パスがありました。しかも、ちょうどその時間、アメリカの民間宇宙開発会社・スペースX社の無人補給船「ドラゴン宇宙船(ドラゴンCRS-3)」がISSのロボットアームにキャプチャ(把持)されるところでした。ISSの可視パスの時間を調べて、NASATVでキャプチャの様子を観ていました。NASATVを観るのは久しぶりになってしまったなぁ。

sorae.jp:"脚付き"ファルコン9ロケット、ドラゴン補給船運用3号機の打ち上げに成功
sorae.jp:ファルコン9、着水実験に成功 再使用ロケット実現へ大きな一歩
 ドラゴン宇宙船を打ち上げるファルコン9ロケット。今回のファルコン9では、面白い試みをしていました。ロケットを打ち上げて、燃料が無くなった部分は、通常切り離し海上へ落下させます。今回のファルコン9は、切り離した第1段ロケットのロケットエンジンを再点火させ減速、人工衛星の姿勢制御に使うスラスターをつけて姿勢制御し、着水の際にも再点火して垂直に着水させました。
 これは、今後有人宇宙船を帰還させる時に使う技術。かつてのアポロ宇宙船や、現在のソユーズ宇宙船もパラシュートで降下し、ソユーズ宇宙船は陸上への着陸のため衝撃を和らげるために逆噴射して着陸します。しかし、姿勢制御する装置は無いので、風などの影響で予定のポイントからずれてしまうことも。この今回のファルコン9の再点火・姿勢制御の技術を使えば、ピンポイントに着水することが出来るようになるのです。すごい!スペースX社は次々と面白いことをしています。

 さて、ISSのロボットアームに近づくドラゴン宇宙船。
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 背景の地球の砂漠がきれいです。

 ISSの中、「キューポラ」では…
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 若田光一宇宙飛行士がロボットアームを操作して、キャプチャしようとしています。これまでの飛行では、ロボットアーム操作の見事な腕前で数々のミッションを成功させてきた若田さん。中継を観ながら応援します。

 そして20時15分ごろ
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 キャプチャ!がっちり掴みました!

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 管制とおめでとうを交わし、笑顔のコマンダー若田さん。リチャード・マストラキオ宇宙飛行士とスティーブン・スワンソン宇宙飛行士も。和やかな雰囲気です。


 では、今度は私がISSを観てこよう。最初、JAXAの「きぼう」を見ようサイトの時刻で見ていたのですが、時間になってもISSは見えない。時間間違えたのかな?ドラゴン宇宙船とのランデブーで、時間に変更があったのかも。もうしばらく待ってみようと少し不安になりながら待ってました。

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 見えました。薄雲のせいで明るさが弱まっていますが、はっきりと見えました。いつもは「若田さん~」と手を振りますが、今日はドラゴン宇宙船把持おめでとうございます!とも付け加えておきました。ちょうど日本上空を通過するコースだったのですが、キャプチャ直後で地球を観ている暇は無かっただろうなぁ。

 この後、このロボットアームで掴んだドラゴン宇宙船は、ISSのハッチに結合されます。日本の補給船「こうのとり(HTV)」と同じ方式です。

 この土日は、筑波、調布、角田(宮城)のJAXA施設の特別公開がありました。行かれた方もいらっしゃるかな?私も来年以降行きたいです。
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by halca-kaukana057 | 2014-04-20 21:41 | 宇宙・天文

春の星座と共演の控えめイリジウムフレア

 久々にイリジウムフレアの条件のよい可視パスがあったので、見てみました。空は薄雲がかかっています。東の空に、春の星座のうしかい座のアルクトゥールス(アークトゥルス…表記が沢山あります…)、おとめ座のスピカ、そしてスピカの近くには赤い火星も見えていますが、他の星はあまり見えない。普段なら、うしかい座の形を辿れるのだがなぁ。

 そして可視パスの時間。最初は小さな光の点だったイリジウム衛星が、一気に増光、すぐに減光して見えなくなりました。この一気に増光する様は、何度観てもゾクゾクします。ドキドキします。フレアきたーっ!と心の中で叫んでしまうぐらい。
 でも、今日のフレアは控えめ、おとなしめでした。薄雲のせいでしょうか。元々、予想された光度もそんなに明るいフレアではありませんでした。それでもはっきりと見えた。イリジウムフレアを堪能しました。

 画像も撮れました。
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 火星やスピカも一緒に入れようと思ったら、イリジウムフレアが画像の端っこに写ってしまいました。ぎりぎりです。以前のイリジウムフレア画像と比べると、かなり控えめ、暗めです。春の星座との共演は、このぐらいの明るさでもいいかな、なんて思ったり。いや、やっぱり背筋がゾクゾクするぐらいの明るいフレアも見たいです!

 ちなみに、この時、NHKFMのN響定期公演をラジオで聴いていました。ネーメ・ヤルヴィ指揮のシベリウス交響曲第2番。パパヤルヴィのシベ2も、じわりじわりと春の訪れを感じる、今日のイリジウムフレア、星空のような演奏でした(たとえが謎w)シベリウス2番と星空・星見は合うかな?と思ったのですが、ちょうど聴いていた第2・3楽章辺りの控えめな部分は合う気がします。

 大好きな星と音楽と。イリジウムフレアの時間は短いですが、いい時間でした。
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by halca-kaukana057 | 2014-04-18 22:14 | 宇宙・天文

オペラ事始 その3 序曲・前奏曲は楽しい水先案内人

 クラシックは好きだけどオペラは全くの入門者が、今年はオペラを聴いてみる。ゆっくりとですが、オペラに親しむ道を歩んでいます…。

【これまでの歩み】
オペラ事始 その1 オムニバスから始めてみる
オペラ事始 その2 ビゼー「カルメン」(ハイライト)
オペラ事始・番外編 オペラ歌手が本気で歌のたのしみを伝える声楽アンサンブル

 この他にも、その1では男声のオムニバスを聴きましたが、女声(ソプラノ・メゾソプラノ)のオムニバスも聴きました。ソプラノ、と一言で言っても、繊細で優雅な高音もあるし、情感たっぷりにふくよかな高音もある。女声の高音は凄いけど、何だか苦手だなぁ…と思ってきたのですが、そんな声の"色合い"にも注目して聴くと、声楽はとても面白いなぁと感じます。

 オペラはアリアもいいですが、舞台が始まる前の序曲、前奏曲も魅力。その作品の主題も入って、物語の世界にいざなってくれる存在。そんな序曲・前奏曲のオムニバスを聴きました。またしてもオムニバス。全曲を聴こうとしても、まだ慣れない、途中で集中が切れてしまうんだよなぁ…。

ヴェルディ:序曲・前奏曲集

クラウディオ・アバド:指揮/ベルリン・フィル/ ユニバーサル ミュージック クラシック


 オペラと言えばアバド、という感じになってきています。数々のオペラをのこしたヴェルディの作品の序曲・前奏曲を集めました。ヴェルディ…「アイーダ」や「椿姫」、「リゴレット」などなど、全曲は聴いたことはなくても、有名なアリアや劇中曲が沢山。そして物語もドラマティック。序曲や前奏曲もドラマティックです。序曲・前奏曲だけで、もうこれだけでも十分魅力的、と思ってしまいます(物語はここからだぞ!)。曲の終わり方が、ジャーン!ジャジャン!と壮大な終わり方をするのも、そのせい?
 ヴェルディのオペラには、歴史上の実話を基にしたものも多く、大河ドラマと考えればいいのかな。と言うことは、序曲・前奏曲は大河ドラマのテーマ曲と考えればいいのかな…(当たってるのか違うのか…どうなんだろうこの解釈…)


名序曲集

オムニバス(クラシック) / ユニバーサル ミュージック クラシック


 こちらはバロック・古典から現代作品まで、様々な序曲・前奏曲を集めたオムニバス。オペラだけじゃなくて、バーンスタインのミュージカル「キャンディード」序曲や、メンデルスゾーンの劇音楽「真夏の夜の夢」序曲、ブラームス「大学祝典序曲」にガーシュウィン「キューバ序曲」も入ってます。
 ビゼー「カルメン」前奏曲に、オッフェンバック「天国と地獄」序曲、ヨハン・シュトラウス2世「こうもり」序曲、スッペ「軽騎兵」序曲、ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、モーツァルト「フィガロの結婚」序曲と、超有名曲も入ってて、楽しくなります。作曲家によって、作品によって、時代によって、国(言語)によって…と聴き比べも出来る。ここから、またアリアのオムニバスや、ハイライトに進んでいけばいいのだろう。序曲・前奏曲は、オペラの世界への水先案内人のようにも思えます。
 しかし、あまりにも有名な曲ばかりで、テレビのテーマ曲やCM曲になっていて、聴くとそれを思い出したり(「キャンディード」序曲を聴くと日曜朝9時かと思う、とかw)、私にとっては「クインテット」のコンサートで演奏されたものを思い出したり。超有名曲でも、出だししか知らないものもあるし、超有名な部分しか知らないのもあるので、全曲はこんな曲だったんだ!聴き直すことも出来ます。

 あと、もうひとつ。こちらはCDでは聴いてない、しかもオペラではないのですが、声楽ものなので入れておきます。
Marc-Antoine Charpentier - Te Deum Prelude

 フランスバロックの作曲家・マルカントワーヌ・シャルパンティエの「デ・テウム」ニ長調 前奏曲。聴き覚えがある…ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの生中継のオープニングで流れる曲がこれでした!この曲だったんだ!!全曲聴いても30分ほど。古楽と声楽の美しさに浸れる曲です。

シャルパンティエ「テ・デウム」前奏曲聴き比べ

 バロック作品なので、演奏によって大分雰囲気が異なる。ということでこの聴き比べも楽しいです。こんなに違うのか…。


 オペラだけでなく、声楽全般、合唱から宗教曲、歌曲と幅広く聴いていくのがあっているかなと感じています。しかも、バロックの方が入りやすそう…とも感じています。
 あと、声楽はCDで音楽・歌だけ聴くよりも、映像で歌手の表情を観ながら聴くほうがわかりやすいとも思いました。歌曲でも、CD・音楽だけだと聞き流してしまうことが多い。言語・歌詞がわからない(対訳を読んでいても終えなくなってしまうこと多し…)ので、表情から読み取るような。
 声楽は歌曲だろうとオペラだろうと、合唱だろうと、宗教曲だろうと、”舞台”なんだなと感じます。歌って、何かの役を演じている。たとえ歌曲・歌だけだったとしても。

 以上、オペラ事始と言うより、声楽全般事始になってきました。
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by halca-kaukana057 | 2014-04-17 22:37 | 音楽

あの月の向こうに赤い火星が

 昨日に引き続き、今日が最接近の火星と月、スピカ観望日記です。
・昨日:月と赤き火星、白いスピカ

 今日、地球と火星の距離は約9200km.一方、月は38万km.地球から見て、月と火星が大体同じ方向に見えています。
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 月の隣に火星。月明かりのせいか、赤く写りませんでした。実際に観ると赤い。下にスピカ。昨日から見ると、火星とスピカが離れているように見えます。

三菱電機 from ME:DSPACE:春の夜空に輝く火星
 火星は日々刻々と、西(右側)に動いていっています。太陽の周りを公転していて、火星より内側の地球が速く動くので、地上から見ると火星を追い越しているように見えます。これを「逆行」といいます。地学で出てきますね。
 5月末には、火星は東(左側)へ動くよう見えます。これが「順行」です。そして、7月には、再びスピカと火星が接近して見られます。天気がいい時は、スピカと火星の離れ具合をチェックしてみてね。

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 もう一度撮影。今度は赤い火星。左側には、うしかい座のアルクトゥールスも。アルクトゥールス、スピカと結んだ月のあるあたりに、4つの星からできた四角いからす座があるはず…。
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by halca-kaukana057 | 2014-04-14 22:50 | 宇宙・天文

月と赤き火星、白いスピカ

 ISSの後は、星空観望。現在、火星と地球の距離が近くなっています。公転軌道が楕円のため、2年2ヶ月ごとに地球に接近する火星。明日、最接近です。

アストロアーツ:【特集】2014年 火星接近

 9239万kmを、近いと思うか遠いと思うか…大接近だと6000万kmを下回り、小接近だと1億km、やはり近いほう、ですね。
 天気がいいので、空を観てみましょう。
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 明るい月の左下、赤い星が火星です。その下の白い星はおとめ座のスピカ。明日の火星最接近では、月がこの2つの星に更に近づきます。
 月、火星、スピカの色の違いが楽しい空です。
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by halca-kaukana057 | 2014-04-13 22:07 | 宇宙・天文


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


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