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少女ソフィアの夏

 「ムーミン」シリーズの作者・トーベ・ヤンソンのムーミン以外の作品をあまり読んだことがなかったので読んでみました。タイトルと、簡単なあらすじに惹かれました。


少女ソフィアの夏
トーベ・ヤンソン:作/渡部翠:訳/講談社/1991

 フィンランド湾には、たくさんの島がある。その島のひとつに、少女ソフィアとおばあさん、パパが4月から8月まで住む家があった。ソフィアは母親を亡くしたばかり。70も年齢が異なるソフィアとおばあさん。島には様々な人が訪れ、ソフィアとおばあさんも誰かを訪ねることもある。主に2人の島暮らしは続いてゆく。

 トーベ・ヤンソンさんが、夏の間を過ごす島の話は何度も読んだことも、聞いたこともあります。岩の小さな島に、小さな家がある。そこでヤンソンさんは夏の間、海とともに過ごし、ムーミン物語もその暮らしの中から生まれることもあった、と。この「少女ソフィアの夏」は、ヤンソンさんの周囲に人々をモデルに描かれています。おばあさんはヤンソンさんの母。ソフィアのパパは、ヤンソンさんの弟ラルスさん。そしてソフィアはラスルさんの娘、ヤンソンさんの母の本当の孫娘なのだそうです。ラルスさん一家も、夏の間は島で暮らし、ヤンソンさんの島とも近かったので交流もあったようです。物語も、おばあさんとソフィアの間に実際に起こった出来事を、フィクションも交えて書かれたもの、と。

 まず読んでいて思うのが、ソフィアとおばあさんを取り巻く自然が豊かに描かれていること。ヤンソンさんが暮らしていた島は岩だらけのゴツゴツした、小さな島ですが、おばあちゃんとソフィアが暮らしていた島はある程度大きく、緑も多いとわかります。島の樹木や草花…フィンランドを思わせる白樺やナナカマド、コケモモ、キノコ。森。森に棲む鳥などの生き物。天候に左右される海。凪や嵐。その自然は豊かだが、厳しくもある。生き物も可愛いだけではない。野生の荒々しさを見せ付けられることもある。その豊かで厳しい自然の中で、ソフィアは成長する。おばあさんはさすが年の功、厳しさをわかっていて、自然を冷静に見つめ、なすがままに身をゆだねる。そんなおばあさんを見て、ソフィアは自然の中で生きることを学んでゆく。時にはソフィアが島の中を冒険することもある。それに付き合うおばあさんは、体力面では劣る。自然の中で人間がどう生きるのか。それをそのまま描写している。

 また、自然だけでなく、ボートのエンジンの音、夏至祭を祝うロケット花火の音など、音の描写もいい。物語が五感に語りかけてくる。

 そして、ソフィアとおばあさんの関係。母親を亡くしたばかりで、その死を改めて実感するシーンや、母親のことを思い出しながら、ごっこ遊びをするシーンもある。でも、母親についての言及はそれほど多くない。
 それよりも、おばあさんとソフィアの関係。祖母と孫…孫を可愛がり甘やかすなんて描写は一切ない。おばあさんもおばあさんで自己主張し、体力は衰えているが気はしっかりしている。寧ろ強い。ソフィアはまだまだ少女だけれども、彼女なりにおばあさんにぶつかっていく。また、島の暮らしはあまり他の人に会わないので、おばあさんはソフィアの社会性を心配する箇所もある。おばあさんのソフィアを見守る視線、姿勢、距離感。あたたかく思いやるが、冷静で、あまり深く干渉しない。個として、しっかりと立ち、助け合う時は助け合う。この生きる様はムーミン物語のムーミン谷の仲間たちにも通じるところがある。これが、ヤンソンさんの原風景、ヤンソンさんに見えていた風景と人々の姿なのだなと思う。
 パパはあまり出てこないが、パパのものが鍵になることもある。

 この本全体に流れる静けさや、どこかかなしい、寂しい雰囲気は何だろう。決して冷たい、冷徹ではないけれど、個が個であることを強調しているからだろうか。

 ヤンソンさんによるイラストもところどころに描かれています。この本は児童書扱いになっていますが、ムーミン物語と同じように、どんな人が読んでも、惹かれる部分があると思います。
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by halca-kaukana057 | 2016-02-22 22:59 | 本・読書

[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その3 バレエのクレルヴォ?

 年が明けてしまいましたが、「シベリウス生誕150年記念」シリーズで続けます。シベリウス「クレルヴォ交響曲」op.7の様々な演奏を聴こう不定期連載。前のものから間が空いてしまいました。その間に、ユニークな「クレルヴォ」を見つけました。

ARTE Concert:Tero Saarinen inszeniert Jean Sibelius' "Kullervo" in Helsinki
(言語はドイツ語かフランス語。右上にどちらかを選択するボタンがあります。ページに飛ぶと動画が再生されるので注意してください。また、重めなので、再生が始まったら一度一時停止して数分待ってから再生するとスムーズに再生されます)
※3月1日まで公開です※

フィンランド国立歌劇場:シベリウス「クレルヴォ」
ヨハンナ・ルサネン=カルタノ(ソプラノ)、ヴィレ・ルサネン(バリトン)
フィンランド国立歌劇場合唱団
ユッカ=ペッカ・サラステ:指揮、フィンランド国立歌劇場管弦楽団

テロ・サーリネン:振付
ダンサー:
Terhi Räsänen(テルヒ・ラサネン):クレルヴォの妹、Samuli Poutanen(サムリ・ポウタネン):クレルヴォ、David Scarantino(デイヴィッド・スカランチノ):キンモ
フィンランド国立バレエ、テロ・サーリネン・カンパニー


 2015年、フィンランド国立歌劇場で上演された、シベリウスの「クレルヴォ」バレエ付きです。「クレルヴォ」を聴いていると、踊りたくなるような箇所がある。バレエとは面白いかもしれない。と思って観てみました。

 一言で言うと、不思議です。そして、謎です。
 謎に思った点について先に書くことにします。シベリウスは各楽章にこう副題をつけています。
第1楽章:序章(導入部)
第2楽章:クレルヴォの青春
第3楽章:クレルヴォとその妹
第4楽章:クレルヴォの出征(戦場に赴くクレルヴォ)
第5楽章:クレルヴォの死

 リョンロットが編纂した新「カレワラ」のクレルヴォの章に基づき、その詩・物語通りの展開です。しかし、このバレエ版では、副題が異なる楽章があります。第1楽章から、「クレルヴォと彼の同志キンモ(Kullervo und sein kamerad KImmo/Kullervo et son compagnon Kimmo)」(動画のサイトがドイツ語とフランス語だけなので、両方表記しておきます。英語、フィンランド語がないのが困る)。キンモって誰?岩波文庫の「カレワラ」小泉保訳版の、下巻巻末の用語集には、「牛の名、kimmoは跳ねることの意」「恐ろしい悪霊で石の主の名」とある。クレルヴォの章には出てきません。第4楽章の前に「クレルヴォの出征(Kullervo zieht in den krieg)」とダンスだけの箇所があり、第4楽章は「キンモの狂気(Kimmos wahnsinn)」。第5楽章の前でも女性ダンサーが曲なしで踊る「das schweigen der frauen:女性の言及」というシーンが。でもフランス語だと「le silence des femmes:沈黙の女性」(ドイツ語、フランス語共にわからないので機械翻訳です、すみません)言及なのか沈黙なのか、どっちなの?
 キンモという存在と、副題も変えられている。シベリウスの交響曲「クレルヴォ」は演奏、独唱・合唱はそのままですが、副題や演出は変えている模様。
 調べてみたら、以前ちょっと紹介したサッリネンのオペラ「クレルヴォ」にクレルヴォの子ども時代の友達としてキンモが出てきます。「カレワラ」のクレルヴォの章とは、あちこち物語を変えています。もしかして、サッリネンのオペラでの物語、演出を混ぜているのだろうか…?
 これが謎の部分です。

 バレエ・ダンスは抽象的です。クレルヴォを象徴する振り付け…腕からひじへ、もう片方の手でなぞる振り付けがよく出てきます。クレルヴォの力を表現しているのでしょうか。衣装は現代的。クレルヴォ役のダンサー・ポウタネンさんの肉体美には見惚れます。クレルヴォの妹役・ラサネンさんも美しい。でも、どこか不思議です。

 第3楽章、男声合唱とソプラノ・バリトン独唱が入ってくる演出はかっこよかった!声楽陣は衣装が違います。声楽陣の衣装の方が好みです。ソプラノのルサネン=カルタノさん、バリトンのルサネンさん…実際にごきょうだいです。ソプラノのルサネン=カルタノさんは2015年Proms、フィンランド・ラハティ・シベリウス音楽祭でもソプラノソロを務めた方。クレルヴォの妹が今までのことを告白する箇所の痛切な歌い方が印象的です。その後の、バリトンソロのクレルヴォの嘆きもずしりと来る。合唱はオペラ、歌劇場の合唱団。簡単な動きや演技をしながらの「クレルヴォ」の合唱はなかなかない、これだけだと思います。第5楽章も合わせて「クレルヴォ」の男声合唱はとても好きです。

 オーケストラ演奏は、バレエに合わせているのか、バレエが演奏に合わせているのか、どちらなのだろう?ただ、踊りやすいテンポにはしてあるように感じました。第3楽章で、金管がアクセントをつけるようにフォルテになるところがあるのですが、クレルヴォと妹の危険を予感させるような音でした。バレエをしっかりと支えるような演奏です。

 バレエがなくても、「クレルヴォ」は物語がドラマティックで情景が浮かぶのですが、フィンランドを代表する振付師が振り付け、演出するとこうなるのか…。また別の「クレルヴォ」で、謎もありましたが楽しみました。

 次回からはCDでリリースされている演奏に戻ります。あと、「カレワラ」やクレルヴォの章、リョンロットが「カレワラ」をどう編纂したのか、ちゃんと勉強しないとわからないことも多いと感じました。持っている資料をもう一度読み返して、またCDも聴いていきます。

【これまでの記事】
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その1
 ベルグルンド指揮ボーンマス響盤
[シベリウス生誕150年記念]クレルヴォ交響曲を聴こう その2 P.ヤルヴィ盤
 パーヴォ・ヤルヴィ指揮ロイヤル・ストックホルム・フィル盤
もうひとつの「クレルヴォ」
 番外編:レーヴィ・マデトヤの交響詩、アウリス・サッリネンのオペラ
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by halca-kaukana057 | 2016-02-21 23:13 | 音楽

X線天文観測と日本のロケットの将来を見つめて H2A30号機&「ひとみ」(ASTRO-H)打ち上げ

 打ち上げから数日経ってしまい、今頃記事を書くのも何ですが…心身不調で資料見ながら文章書くような状態じゃなかったのです…。

 17日、H2Aロケット30号機が打ち上げられました。搭載していたのは、新しいX線天文観測衛星ASTRO-H。軌道投入後、「ひとみ」という愛称がつきました。

JAXA:X線天文衛星(ASTRO-H)の太陽電池パドル展開及び衛星の名称について
 太陽電池バドルも展開、衛星は正常に動作しています。打ち上げも、安定のオンタイム打ち上げ。夕空にロケットが飛んでゆく、とてもきれいな打ち上げでした。H2Aももう30号機。成功率は96.7%.日本のロケットがここまで成長するとは、本当に嬉しいです。(このことに関しては後ほど書きます)

 「ひとみ」と名づけられたのですが、命名の理由がJAXAのサイトにありました。
・「ひとみ」(ASTRO-H)が「熱い宇宙の中を観るひとみ」であること。
・画竜点睛(竜を画いてひとみを点ず)の故事において、ひとみを描きこんだ途端に、竜が天に昇ったことから示されるように、物事の最も肝要なところという意味に使われる。「ひとみ」(ASTRO-H) は、X線天文学において、物事を知るのに最も肝要なミッションになってほしいという願いが込められている。
・瞳は、眼の中で光を吸い込む部分でもある。ブラックホールは「宇宙の瞳」であるともいえる。「ひとみ」で「宇宙の瞳」を観測する。

 X線天文学の要としての役割、そしてブラックホールを「宇宙の瞳」と表現するとは。最初聞いた時は、これまでのX線天文衛星の名前とは随分雰囲気が変わったなぁ、と。それから、運用中の超小型衛星PRISMも「ひとみ」と同じ名前で、被って大丈夫?と思っていましたが、上のリンクにあるとおり、JAXAはPRISM側から了承を得ているそうです。でも紛らわしいな…。仙台市科学館の1.3m望遠鏡も「ひとみ」という名前で…天文観測関係にはつけやすい愛称ですね。

 さて、「ひとみ」(ASTRO-H)はどんな衛星なのか。どんな天文観測をするのか。JAXAがX線天文学や、「ひとみ」の技術・性能・これまでの衛星との違いについて詳しく解説していました。
ファン!ファン!JAXA:X線天文学の歴史とX線天文衛星
 まずはX線天文学とは、その歴史と、これまでのX線天文衛星について。可視光との違い。これまでの日本のX線天文衛星のそれぞれの特徴はおさらいにちょうどいいです。

ファン!ファン!JAXA:“熱い”宇宙? ~ASTRO-Hが観る天体~
 そもそも、X線って何?X線で観測するとどう有利なの?X線でどんな天体を観測するの?素朴な疑問も大歓迎。X線は高いエネルギーを持ち、ガスや塵で覆われていてもX線は通り抜ける。それを観測するのがX線天文衛星。

ファン!ファン!JAXA:衛星全体が望遠鏡?! ここがスゴイ!ひとみ [その1]
ファン!ファン!JAXA:超精密にエネルギーを測るSXS ここがスゴイ!ひとみ [その2]
ファン!ファン!JAXA:「すざく」の10~100倍暗い天体が観測できる検出器 ここがスゴイ!ひとみ [その3]
ファン!ファン!JAXA:4種類・計6台の観測装置で同時に見る!ここがスゴイ!ひとみ [その4]
ファン!ファン!JAXA:ASTRO-Hはどうやって天体を探るのか?~ASTRO-Hの特長
 「ひとみ」の性能、観測機器がどのようにX線を観測するのか、4回+αに分けて詳しく解説しています。X線だけではなく、さらにエネルギーの高いガンマ線も観測します。X線用望遠鏡は薄いアルミ板の反射鏡を同心円に多数並べて層にした構造になっています。バウムクーヘンみたい、とよく言われます。「ひとみ」打ち上げ成功祈願、応援、打ち上げ成功を祝って、宇宙ファンがバウムクーヘンを食べたとか…?w「はやぶさ」応援に某栄養ドリンクが出てきますが、「ひとみ」応援はバウムクーヘンですね。
 X線と言っても、その波長を細かく分け、それぞれに合った検出器を「ひとみ」は搭載しています。従来のX線天文衛星よりも、より高度に、より高精度に観測することができます。「ひとみ」はJAXA(ISAS)の天文観測衛星の中でも一番大きな衛星なんです。

 先代の「すざく」(ASTRO-E2)よりも格段に進化した「ひとみ」。その"瞳"でどんな宇宙を見せてくれるのか、どんな発見があるのか楽しみです。

sorae.jp:天文学は役に立つ?X線天文衛星と科学の関係
 こんな記事もあります。天文学の発展は、物理学の発展。JAXAの記事にも記載されていましたが、ガンマ線を捉える技術は医療分野で応用されようとしています。普段何気なく使っている技術にも、物理学の進歩なしでは実現できなかったものが沢山あります。天文学は決して遠い宇宙のものだけではない。そう思うと嬉しくなります。

 さて、話を変えてもうひとつ。H2Aロケットは30号機。区切りの数字、号数です。もう30機も飛んだのか…初期は失敗もあり、厳しい時もありました。ロケットだけでなく、衛星にもトラブルが起き、宇宙開発への風当たりの冷たい時期を思うと、今の安定のオンタイム打ち上げ成功…よくここまで来たと思います。官民、打ち上げに携わる全ての人々の努力が今の安定の打ち上げをつくっていると思うと、何度も感謝の言葉を伝えたくなります。
 日本のロケットが、30号機まで続いた例は今までありません。10号機まで続くことすらありませんでした。ようやく、日本のロケット技術・運用が安定してきたと言えます。
マイナビニュース:H-IIAロケット30号機現地取材 - 日本の宇宙開発にとっては未踏の「30号機」、次世代のH3にどう繋げるか
NHK:天体観測衛星「アストロH」 打ち上げ成功
For M:1900億円の新型ロケットはなぜ必要なのか? ~「H3」プロジェクトの最前線~
 天候不良以外で打ち上げ延期がなく、時間通りに、予定された軌道へ正確に打ち上げる。射場の種子島宇宙センターも「世界で一番美しいロケット射場」と呼ばれています。でも、H2Aに課題がなくなったわけではありません。他のロケットに比べると、まだコストが高い。前回の29号機でカナダの通信衛星を商業打ち上げしましたが、その時は衛星がロケットから分離した後に軌道修正が少なくて済む=衛星の負担を減らし寿命を延ばすように、ロケットを「高度化」、ロケットの仕事を増やし、衛星にやさしいロケットであることをアピールしました。
 また、H2Aが順調なのはいいが、ロケット開発の技術がこのままでは失われてしまう。H2Aを開発した技術者たちが高齢化、退職し、若い技術者にその技術や経験が引き継がれない危険性が。そこで、コストダウンし、より高性能な「H3」を開発する。もう動き始めています。H2AとH3の「引き継ぎ」期間も検討されています。H2AをすぐにH3に切り替えるわけにはいかない。H3がすぐに安定した打ち上げができるとは限らない。宇宙開発は順調だからといって、それに甘んじてはいけない。新しい技術を求めていかないと、今の技術も枯れてしまう…。厳しい世界ではあります。でも、そうやって、よりよいロケットが生まれてほしい。そう思います。

 天文観測衛星と、日本のロケットのこれからを思う打ち上げでした。

 ちなみに、今回のうちあげでは、関東方面からH2Aが見えたという報告が多数寄せられています。東に打ち上げたので、天候も味方して、見やすい条件になったようです。いいなぁ。
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by halca-kaukana057 | 2016-02-20 23:13 | 宇宙・天文

重力波天文学が始まる

 報道から数日経ってしまいましたが、これを書かないわけにはいかない。

国立天文台:LIGOによる重力波の直接検出について
アストロアーツ:アインシュタインの予測から100年、重力波を直接検出
ナショナルジオグラフィック 日本版:重力波、世紀の発見をもたらした壮大な物語 ノーベル賞級発見の手法と意義、天文学の新たな広がりを詳しく解説

東京大学宇宙線研究所:【コメント】LIGO-Virgoの重力波発見に関するKAGRAグループからのコメント
 ノーベル物理学賞を受賞された梶田隆章先生が計画代表をされています。梶田先生の先輩・恩師である故・戸塚洋二先生も喜んでいらっしゃるに違いない…。

 何か大きな発表があるとあり、もしかして重力波を観測したのでは?と噂されていたはちらりと耳にしたのですが、本当でした。マジでした。驚いた。こんなに早く重力波を観測できたなんて!!もっと先のことだろうと予想してました…。

 「重力波」とは、アインシュタインの一般相対性理論で予測された「時空のゆがみの伝播」。質量を持った物質が存在・運動すると時空にゆがみができ、光の速さで広がっていく。ブラックホールや超新星爆発、中性子星の連星の合体などから発生すると考えられてきたが、直接の観測例は無かった。
 アメリカの重力波観測所「LIGO(ライゴ)」で、昨年、約13億年前に起こったブラックホールの合体によって放出された重力波を観測。人類初の観測例となりました。

 100年も前に発表されたアインシュタインの一般相対性理論が、実際の宇宙での光の動き、天体の動き、時空で本当に有効だったことが証明されました。計算と理論だけで、遠く広い宇宙での目に見えない重力と時空の関係について、計算と理論だけで予測していた。本当に凄い。

 重力波を観測することは今後の天文学の課題とされてきました。今回の観測はアメリカの「LIGO」だけでしたが、ヨーロッパや、日本でも「KAGRA(かぐら)」がこれから稼動・観測を始めます。今回は1つの観測所だけだったので、そのブラックホールの詳しい方向を調べることはできませんでした。これが、複数の観測所で観測できれば、詳しい方向、位置を特定できます。重力波の観測はこれから、今スタートしたばかりなのです。そんな瞬間に立ち会えた…感激です。

 これまで、人類は様々な方法を使って宇宙を観測してきました。可視光の天体望遠鏡。X線、赤外線、紫外線、電波などの様々な波長。さらに、望遠鏡や観測装置を宇宙に打ち上げ、空気が邪魔をしない、より鮮明で精密な観測を目指してきました。でも、それらの波長を使っても、観測できないものがありました。ブラックホールはX線や電波で観測はしていましたが、説明しきれないものがありました。ところが、重力波は、ブラックホールから直接発せられたもの。重力波の観測で、これまで説明できなかったものが説明できるようになりましたし、ブラックホールのことがより詳しくわかるようになりました。重力波を観測することは、新たな天文観測のはじまりです。望遠鏡には見えませんが、重力波観測装置は、「宇宙のさざ波」を観測する望遠鏡です。その装置も有効であることも証明されました。もう一気に沢山のことが証明され、スタートしました。興奮せずにはいられません!!

 この発表があった日、2月12日は、日本の電波天文衛星「はるか」(MUSES-B)が打ち上げられた日でした。電波望遠鏡のパラボラアンテナは、組み合わせるとその距離分の直径の仮想の電波望遠鏡で観測しているのと同じデータを得ることができます(「干渉計」といいます)。地球上の電波望遠鏡を組み合わせても、宇宙は広く、電波を発する天体は遠い。精度が足りない…。そこで考え出されたのが、電波望遠鏡を宇宙に飛ばして、地球よりも大きな干渉計をつくろう!という壮大な計画でした。その技術を実証するため「はるか」は打ち上げられ、地球上の電波望遠鏡と一緒に、電波を発するブラックホールなどの天体を観測し、実際に出来ると証明しました。スペースVLBI、「VSOP」のはじまり、新しい天文観測の方法がスタートしました。しかし、本番となる「はるか」の後継機(ASTRO-G)は、目標とする精度を達成できるアンテナをつくることができず、予算も足りず、計画中止になってしまいました。現在はロシアの「スペクトルR」・「ラジオアストロン」計画で進められています。

 また、X線では、新しい日本のX線天文衛星「ASTRO-H」が水曜に打ち上げ予定。本当はこの12日だったのですが、天候不良で延期になりました(重力波検出で大騒ぎになっている時に打ち上げられていたら正直追いきれない…延期でよかったとちょっと思っています…)。X線天文学は日本のお家芸。重力波を観測できるようになりましたが、電波観測やX線観測も宇宙の謎を解くために重要な手段です。

 そして始まった「重力波天文学」。「宇宙のさざ波」は「観る」、というより「聴く」という言葉が合うでしょうか。時空がゆがんで、それが波のように伝わってくる。それをキャッチすれば、大元の天体のことがわかる。考えただけでワクワクします。重力波を観測することで、また新しい謎も出てくると思います。教科書も図鑑も一気に書き変わる。それがたまらなくワクワクします。

129. 重力波検出の意義と今後の進展(2016/2/12)
 今回の観測がどういうものなのか、わかりやすく解説しているサイトがありました(でもちょっと難しいです。2,3回読んでみてください)。「太陽質量」という単位がある。初めて知りました。質量が大きいものほど観測されやすいが、地上では地震などの「ノイズ」があり影響を受けてしまうので、あまり巨大過ぎると検出できない、というのがまた面白い。
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by halca-kaukana057 | 2016-02-15 22:27 | 宇宙・天文

ひたすら可愛い ミッフィー切手&特印

 今月も気になる切手と特印があるので郵便局へ。今日発行。
日本郵便:グリーティング切手「ミッフィー」の発行

 「ミッフィー」(うさこちゃん)の切手!日本郵便さん、ストレートです…KOです…。
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 切手と特印。切手はうさこちゃん型。特印は絵本から、お手紙を書くうさこちゃんのシーンですね。

 以前行った「ミッフィー展」(青森県立美術館)で、ディック・ブルーナ氏の原画や初期のうさこちゃん「ファースト・ミッフィー」を観てミッフィーの世界に愛着を持ちました。切手でも、絵本のワンシーンを切り取り、そのまま「ミッフィー」切手としても可愛い。また、うさこちゃんの絵本のどのシーンか思い出したり、うさこちゃんの様々な表情に触れることも出来る。
 でも、一言で言うなら、「可愛い」。この一言。うさこちゃんの愛らしさは世界共通です。

・「ミッフィー」展の記事:愛おしい日常を愛らしいシンプルな絵で 「誕生60周年記念 ミッフィー」展
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by halca-kaukana057 | 2016-02-12 22:31 | 宇宙・天文

日日平安

 久しぶりに山本周五郎を読みました。時代物をしばらく読んでいなかったので、最初は時代物の雰囲気や言葉遣いに慣れませんでしたが、やはり山本周五郎、物語、人間の生きる世界に引き込んでくれます。


日日平安
山本周五郎/新潮社・新潮文庫

 井坂十郎太は江戸に行く途中、切腹しようとしている菅野平野という男に出会う。菅野の切腹しようとした理由に呆れつつも、何故か井坂は抱えていた藩の騒動を菅野に話す。そして、井坂と菅野はある作戦を立て、藩を救おうとする…「日日平安」他、橋本佐内に死罪を言い渡した井伊直弼と佐内の家族を描いた「城中の霜」、徳川光圀と彼の元にやって来た貧しげな浪人を描いた「水戸梅譜」、他全11編の短編集。

 「城中の霜」、「水戸梅譜」、「日日平安」などの歴史上の武家もの、「嘘アつかねえ」「しじみ河岸」「橋の下」などの人情もの、「屏風はたたまれた」の不思議もの。「末っ子」は下町もので実に滑稽でうまい。どれも読ませます。どんな身分の人も、人間である、ということをしっかりと描く山本周五郎の文章、物語には感服します。「若き日の摂津守」は武家もので不思議ものにも読める。光辰(みつとき)の戦略の巧みさに圧倒されました。

 江戸時代を描いた作品なのですが、どこか現代に通じるものがあるとも感じました。「しじみ河岸」のお絹の嘆きは、介護に疲れた現代人の嘆きと変わらない。胸が締め付けられる。「嘘アつかねえ」の信吉は下流社会に生きる者のような。「橋の下」も。"理由あり"で、橋の下でしか生きられなくなった男。その男の言葉は、現実にあるものだと思う。
「この橋の下には、人間の生活はありません」
「こういうところで寝起きするようになってからの私は、死んだも同然です、橋の上とこことはまったく世界が違いますが、それでも私には橋の上の出来事を見たり聞いたりすることはできます、世間の人たちは乞食に気をかけたりしませんし、もうこちらにも世間的な欲やみえはない、ですからどんなこともそのままに見、そのままに聞くことができます、いいものです、ここから見るけしきは、恋もあやまちも、誇りや怒りや、悲しみや苦しみさえも、いいものにみえます」
(355ページ)


 そしてどの話も、ラストが何とも言えない。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない。まだこれから、その人の人生は続いていくのだと思う。たとえ何が起こったとしても。確かにそうだ。生きるということは、ハッピーエンドの小説のようになることはまずない。バッドエンドだったとしても、そこが本当に終わりだろうか。「ほたる放生」のような切ない一区切りはあっても、そこからどうなるのかはわからない。生きるということのひとコマを切り抜いて凝縮させた小説の数々。ひとコマだけだから、小説になるのかもしれない。そのひとコマをうまく見極める山本周五郎。うまい。本当にうまい。

 木村久邇典氏の解説の冒頭で、山本周五郎の言葉が記載されています。
「もし君があと数年たって、私の作品を読返してくれるならば、きっと現在読んで感じたものとは別な広がりを発見してくれるだろう。私の作品にはそれだけのものは含まれていると思うんだ」

 山本周五郎も他の作家の作品を読んでそう感じていたのだろうか。そんな作品を書きたいと常々思っていたのだろうか。何年も前に読んだ作品、そしてこの「日日平安」もまた読み返したい。その時、私はどう感じるだろうか。
 ちなみにこの解説、昭和40年(1965年)のもの。初版の解説から変わっていないのが嬉しい。「本当は単行本で買いたいのだが、私のサラリーではイタいので廉価版の出るまで待ちます」という読者の声も記載されている。全く同じです。私も単行本だと高いし、加筆修正もあると思うので文庫本を待つことが多い。50年前から変わってない!リアルタイムで山本周五郎の作品を読んでいた人々の声も読めて嬉しいです。50年前というと結構前のようで、最近のようで…不思議です。
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by halca-kaukana057 | 2016-02-10 23:39 | 本・読書

カエデ騎士団と月の精

 フィンランドの児童文学を読みました。図書館で探すと結構出てきます。翻訳が増えてきて嬉しいです。


カエデ騎士団と月の精
リーッカ・ヤンッティ(Riikka Jäntti):作・絵/末延弘子:訳/評論社/2010(フィンランド語原書は2005)

 リスのノコと兄のヴィリ、ハリネズミのトイヴォはカエデの木の家に住んでいる。大きなカエデの木にくっついて建っている。ヴィリは家のリフォームに、ネズミのイーリスをお手伝いに雇い、どこかへ行ってしまった。家に残った3匹は、掃除の途中、台所のオーブンが気になった。ヴィリが以前、オーブンを開けないようにとノコとトイヴォに強く言っていた。何故オーブンを開けてはいけないのか。でも、大掃除をするならオーブンも開けて掃除しようと3匹はオーブンを開ける。すると中には書類の包みがあり、さらに壁に小さな扉がついていてほら穴があった。3匹は調べてみようと秘密結社・カエデ騎士団を結成する。帰って来たヴィリは、ノコとトイヴォに明日はウサギおばさんの家に泊まるように告げる。誰かお客が来るらしい。隠してあった書類と何か関係があるはず。さらに、ウサギおばさんからカエデの木の過去とある秘密を聞く。3匹は再びカエデの木に行き、オーブンの中で見つけたほら穴に入り、ヴィリとお客の様子を伺う。お客はごろつきと噂のネズミやモグラだった。そして、彼らはドブネズミ主人の何かを狙っているらしい…。3匹もドブネズミ主人の屋敷へ行くことにした…。


 挿絵がとてもきれいだったのが、この本を手に取ったきっかけです。薄めの本ですが、物語はそれなりにボリュームがあります。森に住んでいる動物たち。秘密があるらしいカエデの木の家。湖のそばのウサギおばさんの家。ベリーが沢山採れる川辺の茂み。フィンランドの自然を感じられます。

 物語はどんどん大きくなっていきます。3匹がたどり着いたのは、「ヒーリヴオリ伝説」という村に伝わる伝説。ウサギのおばさん、ドブネズミ主人が真相を知っている。その伝説に関して、ヴィリはごろつきたちと悪だくみをしている。3匹は、伝説が悪だくみに使われないように奔走する。可愛い絵の、最初はのんびりとした雰囲気の物語が、一気にスリリングなファンタジーに。ドブネズミ主人が伝説にどんな関わりがあるのか。さらに物語は急展開。この急展開が、とても辛い。本当に急過ぎて…。3匹にもピンチが。「伝説」は本当に起こるのか…。最後まで手に汗握るように読みました。

 「伝説」という本当にあるのかないのか不可解なもの、見えないものを信じること。自分にとって何が大事なのか。大切な人たちのために何が出来るのか。「伝説」は心に問いかける。私欲に走らず、皆の、大切な人たちとの幸せを大事にする。自己犠牲のようにも読めます。フィンランドにも人のためなら自分のことは犠牲にする、自己犠牲の精神はあるのだろうか。日本の自己犠牲とはちょっと違うのだろうな。もっと、ちょっと失うものはあるけど自分は幸せ、皆も幸せという意味なんだろうな。

 児童文学ではありますが、深いです。多分、子どもが考えながら読むお話なんだろうかなぁ。自分で考えることを大事にするフィンランドの教育のような。

 この本は、フィンランドでは「カエデの木の仲間たち」というシリーズになっているそうです。これが1作目なのかな?翻訳されていたら読みたいです。
 あと、ウサギおばさんの家でパイを食べた…とあるのですが、挿絵ではカレリアパイが描かれています。フィンランドの伝統的なパイ・カレリアンピーラッカ(karjalan piirakka)のこと。ミルクかゆ(お米を使います)のパイ。ミルクでお米を炊くって美味しいのだろうか…といつも思ってしまいます。フィンランドらしいレモンケーキやベリーのパイも出てきます。

 少し前から、フィンランド語を少しは読めるようになりたいと思っているのですが、なかなかわからない。単語すら覚えられない。もっと簡単なフィンランド語の絵本を英語のリーダー教材のように和訳して読んでみたい(出来れば日本語訳も出ている本がいい)のですが、フィンランド語の絵本の原書はなかなかないですね。「カレワラ」はフィンランド語、日本語訳(岩波文庫の。またはシベリウスのカレワラ由来の声楽作品の対訳付きのもの)もありますが、難し過ぎる…。「牧場の少女カトリ」で、カトリが「カレワラ」で読み書きを学んだ(しかも独学!)のを思い出します。フィンランド語ネイティヴとはいえ、凄いよカトリ…。
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by halca-kaukana057 | 2016-02-05 22:28 | 本・読書

[コミック版]天地明察 9 (完結)

 これも昨年発売され、昨年読んだ漫画です。最終巻ということで、感想書いたら本当に終わりになってしまうような気がして…。

天地明察 9
冲方丁:原作/槇えびし:漫画/講談社・アフタヌーンKC/2015

 酒井に久々に呼ばれた渋川春海は、もともとは保科公が望んで授けたもの、今度の改暦の儀には差しておくようにと二刀を手渡される。また、春海の「分野」や新しい暦に感銘を受けた陰陽寮の土御門泰福(つちみかど・やすとみ)が春海に会いに来る。春海を敵対視している陰陽師の中にも春海の味方となる心強い存在がいることを知り、春海は改暦へ着々と動き出す。そして、春海は授時暦が何故蝕の予報を外したのか、その答えにたどり着いた…。

 最終巻、別れもいくつもあります。闇斎先生…。でも、喜ばしいこともあります。春海とえんの間に子どもが。そして、泰福との出会いは春海にとって大きな力となります。泰福は以前少し登場しましたが、春海と会うのは初めて。とてもいい人です。そして、若い頃の春海を見ているかのよう。若さゆえ足りないところもあるのですが、何に対しても興味を持ち、精進し学ぼうとする姿はまさに若い頃の春海です。一方の春海は、この手がダメなら次の手、その手にも様々な作戦をたてておく…策略家になりました。ちょっと怖い、腹黒い?雰囲気はありますが、改暦はそのぐらいの手を用意しないと成し遂げられない。碁を打つように、あらゆる作戦、あらゆる手を駆使する。ことさんと暮らしていた頃の春海は心優しい(優し過ぎて弱さもある)、えんさんと暮らしている今は強さ、強靭さを感じます。妻の性格が映るのでしょうか。

 そして授時暦が何故うまくいかなかったか、原因を突き止めた春海。原作ではこの部分で、今で言う緯度と経度を混同していた部分があったのですが、漫画では修正?違う言葉でうまく置き換えていました。とにかく、春海の天文の話には心躍ります。その話を聞いた関さん…いい表情です。

 天の理を制したなら、地の理…。人間の感情が一番厄介ですね。それでも、陰陽師たちや朝廷の様子を考え、手をまわしていく春海。2度目の春海の暦(大和暦)が敗れた後の、町中で天測のシーンはワクワクしました。かつて、春海もそうしたように。町中で天体観測、今で言うまちなか観望会ですね。今の望遠鏡のようにささっと持ち運べる機器ではない天測機器を、通りにどんと設置してしまうのがすごいです。これは楽しい。

 遂に、その時が…。これまで春海が出会い、「託された」人々の回想、全ての始まりとなった絵馬。原作でも絵馬が風に揺れて「からんころん」と音を立てるシーンが印象的に書かれていますが、漫画だとさらに印象的です。本当に感慨深い…!春海がいたからこそ、暦というものがいかに大事か、日本の天文学、天文観測も進んだ。渋川春海という人の偉大さを実感します。

 ラストは、原作とは異なります。そう来るか…!原作のラストも好きなのですが、漫画は漫画でいい描き方をした、こっちも好きです。

 「天地明察」は原作も、このコミカライズもどちらも面白い。誰かと出会い心を通わし手を結ぶこと。ひとりでも、目指すものに向かって突き進むこと。「精進」し続けること。好奇心を失わないこと。諦めないこと。こう書くとただの美談のようになってしまいますが、「天地明察」はそれだけで終わらない。渋川春海を中心に、様々な人々が描かれている。それぞれの立場で、それぞれの生き方で。原作を読んで、この素晴らしいコミカライズでまた読めて、とても楽しかったです。槇えびし先生のキャラデザ、絵、物語もよかったです。ありがとうございました!!

・8巻:[コミック版]天地明察 8
 
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by halca-kaukana057 | 2016-02-02 23:04 | 本・読書


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