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「ヤマト」音楽・宮川音楽は偉大、再び 「ヤマト2199」サントラ&「題名のない音楽会」

 先月発売された「宇宙戦艦ヤマト2199」のサウンドトラック1、届いてから何度も何度も聴いてます。10月に聴きに行った宮川彬良さん&大阪市音楽団のコンサートでの演奏(こちらは吹奏楽。でも曲のよさは変わらない!)、サントラ発売後にあったイベント「ヤマト音楽団大式典」に行かれた方のレポを読み、そして25日(今日再放送)の「題名のない音楽会」宮川泰さん特集回(9割「ヤマト」だった)を観て、「ヤマト」音楽をますます楽しんでいる今日この頃です。

・アキラさん&市音東京公演レポ(第1部のヤマト・宮川音楽部分):「ヤマト」音楽・宮川音楽は偉大! 宮川彬良と大阪市音楽団 コンサートレポその1
 ちなみに、コンサートは第2部&アンコールもたっぷり楽しみました。興味のある方は続きもどうぞ。

 ということで、サントラ&「題名~」の感想のようなものを書こうと思います。とは言っても、元々のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」はリアルタイム世代ではないし、実写劇場版すらもほとんど見たことが無い。この「2199」が私にとっての最初の「ヤマト」。…と言ったら、リアルタイム世代の往年のファンの方々から怒られそうですが…すみません。宮川泰さんによる元々の音楽も、聴いてはいますが聞き込んでいるわけではない。なのでオリジナルとの比較はできません。「2199」メイン+市音東京公演での演奏+「題名~」での演奏を聴いた上での感想として書きます。(前置き長い)

宇宙戦艦ヤマト2199 オリジナルサウンドトラック Vol.1

宮川泰・宮川彬良 / ランティス


 ↑アニメのクレジットでもですが、この親子連名だけでじんと来る…。

 市音のトークで、彬良さんが「ヤマトの音楽はロックだ!」と仰っていたのですが、「ヤマト」の音楽はロック(しかもプログレの要素も含む)でもあるし、クラシックでもあるなと思いながら聴いています。「題名」にて彬良さん曰く、「ヤマト」のテーマがあってその主題が劇判で変奏されて何度も繰り返される。これはベートーヴェンやブラームスも交響曲でやっていたこと。これには、確かに、なるほど!と感じました。サントラを聴いていても、「ヤマト」の主題がある曲は、ない曲よりも圧倒的に多い。そして、「ヤマト」のテーマは主和音だけでできているというシンプルさ。前奏は明るい長調、歌が始まると短調に。最後だけちょっと変化が入る。

 記事の最初の方で「ヤマト」のアニメを観るのは「2199」が初めてと書きましたが、「ヤマト」のテーマソングは小さい時から知っていたし、歌える。テレビやラジオで歌が流れれば、「ヤマト」だ!、「ヤマト」来た!!と熱くなって口ずさんでしまう。それはシンプルだからこそ。シンプルだからこそ、変奏やアレンジも様々な形にできる。

 オリジナルのアニメそのものも、その後何度も続編が作られ、実写化もされ、38年後の今になってリメイクもされるほど愛され続けている。アニメと同じように、「ヤマト」のテーマも、劇判も、ずっと歌われ、演奏されて愛され続けている。市音東京公演の時も感じましたが、「ヤマト」は物語も音楽も本当に凄い作品なんだとますます強く感じています。

 その「ヤマト」のテーマが変奏されている曲の中で、おや、と思った曲が。「哀しみのBG」。木管と弦楽器がヤマトのテーマを哀愁たっぷりに演奏するのですが、途中で調性が変わって…トーンを上げてテーマを演奏している。この調性の変え方があまり聴いたことのない感じで驚いた。哀しみが更に強くなっているけど、それを強調し過ぎていないのかな。不思議な、魅力のある曲です。

 あと、これは「音楽団大式典」でのトーク内容だそうですが、「地球を飛び立つヤマト」。ヤマト劇判の中でも特に好きな曲です。この中盤、低音がドレミファソラシドと音階を繰り返す部分。この上昇する音階が、上昇するヤマトをイメージさせるのだそう。上昇する音階はそんな力強さを持っている。なるほどー!この曲に惹かれる理由かもしれない。ちなみに、大式典ではこの曲に合わせて、彬良さんが歌詞を付けるというネタが…(「どれみふぁワンダーランド」の音楽の深読み「運命」編みたいなものらしいです)。なんてこったw

 と、オリジナルの楽曲も知っているものから初めて聴くものまで、どれもいいなぁと思う。聴いているともう一度(いや何度でも)アニメを観たくなります。

 「2199」では、オリジナルの楽曲だけでなく、彬良さんが作曲した新曲も。サントラのライナーノートに書かれていた、「Nナンバー」。お父様・泰さんが作った大切な音楽に沿った、彬良さんの新曲…とても難しいことだと思う。ネットラジオ「そこ☆あに」でのインタビューにもありましたが、当時とは楽器の編成も違う。ノリも違う。でも、当時のよさを残しつつ新しいものを…本当に難しい…。と、ライナーノートを読んで唸りながらも、曲を聴くと楽しいと感じる。

 「ヤマト前進」や「ファースト・コンタクト」もカッコイイ。第2章で流れ、すぐに気に入った「ヤマト渦中へ」は何度も何度も聴いてしまう。カッコイイ!「大志」もきれいで、古代や島、雪たちの会話が聞こえてきそう。「YRAラジオヤマトのテーマ」も百合亜ちゃんのあの元気な挨拶が聞こえてきそう。彬良さんらしい遊び心たっぷりの曲ですが、この曲も「ヤマト」のテーマが隠されていると。確かに。驚いた。

 新曲には歌が2つ。「銀河航路」と「ガミラス国歌」。「銀河航路」はCDで聴けるのを待っていた歌。歌えますw 2番の歌詞
「青い地球を今あとにして カイパーベルトをひとっ飛び 空間航跡たなびく果てに 目指す地平が見えてくる」
(作詞:出渕裕)

ここで、「ボイジャー」や小惑星探査機「はやぶさ」、ソーラーセイル実証機「イカロス」をイメージしてしまうのです(すみませんただの宇宙ファンです)。この時代は太陽系大航海時代なんだなぁ、と。
 「ガミラス国歌」は、CDを何回か聴くうちに見事にツボに。ふと、脳内でこの歌が流れるんです。私もガミラスになってしまった…いやいやいや…。この変奏の「独裁者の苦悩」2バージョンありますが、デスラー総統の胸のうちにある何かに迫るよう。これからどんなシーンで出てくるか。あと、この曲がこのサントラの事実上最後の曲。新曲で締める。彬良さんの「ヤマト2199」への意欲・挑戦のようにも感じます。

 そして問題作(?)「コスモタイガー」ワンダバ付き。「そこ☆あに」によりますと、ワンダバを入れると言い出した榎本チーフプロデューサーと、どの程度入れるか大論争になったらしく…。何バージョンかつくられたそうです。 CDには彬良さん提案の少なめバージョンが。劇中では榎本チーフプロデューサー提案の多めバージョンが使われていたと思います。曲そのものはとても爽快で、まさに空を駆け抜け飛ぶイメージ。市音コンサートでトランペット(+コンガ。演奏していた市音のパーカッション・高鍋さんがとてもノリノリでw)がとても印象的だったのですが、サントラで聴くと弦もいい!あと、ピアノのグリッサンドも。市音コンサートでは彬良さんの生グリッサンドに感激しました。いい曲だなぁ。ワンダバが入っても、カッコイイです。次のアルバムには是非、ワンダバなしバージョンも入れて欲しいな。

 音楽だけ聴いても楽しいし、アニメを観つつ劇判として聴いても、アニメのシーンを盛り上げてくれる。「ヤマト」の音楽は、これからも演奏され聴かれ、愛され続けてゆくのだなぁと感じます。ここも、クラシックみたいだ。300~200年前のバッハやハイドン、モーツァルトにベートーヴェンの音楽は現代でも演奏され、聴かれ、愛され続けている。生きている(「そこ☆あに」より)。「ヤマト」はまだ38年ですが、きっと50年後も100年後も演奏され、聴かれ続ける、愛され続ける魅力があると感じています。

 ところで、このサントラのライナーノートの文章ですが、誰が書いたんだろう?執筆者の名前が無い。彬良さんの言葉を引用しつつ、誰かが書いているような形なのだが、もしかすると、そんな形で彬良さんが書いたのかもしれない。あと、ライナーノートに、全ての曲の作曲者・泰さんなのか彬良さんなのかを書いて欲しかった。「2199」から入って、どれがオリジナルでどれが新曲なのかわからない曲もあって困りました…。PCに入れたら、親切な方が作曲者データも入れてくださっていて助かりました。各曲ごとの解説もあるとうれしかったな。それだと、市音コンサートや「題名」でのトークの内容と被るか。いや、トークはトークで聞いて面白いし、文章で残っているとありがたい。どっちもあったほうがいいな。

そこ☆あに:「宇宙戦艦ヤマト2199 音楽編」 #245
 記事内で何度か出てきた「そこ☆あに」でのインタビュー。1時間もあるインタビューで聞き応えたっぷりです。「ヤマト」音楽だけでなく、楽器編成の変遷、音楽業界の変遷、舞台音楽の今・昔なども。特に、舞台音楽の現状については、「舞台音楽家」である彬良さんが嘆いてます。それじゃ「舞台」音楽じゃないよ…。あと、インタビュアーの声優・那瀬ひとみさんが吹奏楽部員だったということもあって、「ヤマト」と吹奏楽の話も面白かった。

 「ヤマト2199」の、吹奏楽版アルバムCDも出たらいいな。勿論、彬良さん指揮大阪市音楽団で。

きっと還って来ると誓って 「宇宙戦艦ヤマト2199」第1・2章
 第3章も観ました。また感想書きます。
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by halca-kaukana057 | 2012-12-01 22:40 | 音楽

「ヤマト」音楽・宮川音楽は偉大! 宮川彬良と大阪市音楽団 コンサートレポその1

 先日のお知らせ記事の通り、宮川彬良さん&大阪市音楽団・東京公演に行ってきました。
・予告記事:東京に行ってきました
 改修の終わった東京駅丸の内駅舎の画像もどうぞ。

 アキラさんのコンサートに行くのは、今回が初めて。ようやくチャンスを作ることができました。彬良さんがアーティスティック・ディレクターを務める大阪市音楽団(以後、「市音」と書きます)。いつもは大阪や関西で公演をしていますが、関東での公演は数年ぶり。しかも、今、市音はご存知の通り困難な立場に立たされている。関西まではなかなか行けないから、少し近くなる関東公演は聴きに行くチャンスだ。次の関東公演はいつになるかわからない。
 あと、演目が「宇宙戦艦ヤマト」に、「欲望という名の電車」。「欲望~」はCDで聴いて、これは是非とも生で聴きたいと思っていた。これは、行くしかあるまい。ちょうど、東京に住んでいる友人にこのことを話したら、興味を持ってくれて一緒にコンサートに行きたい、と。ちなみに、友人は彬良さんのことをほとんど知らない。どんな反応をするだろうか…と思いつつ、チケット発売して少し後に2枚購入。チケットを見て、「自分、本当にアキラさんのコンサートに行くんだ…」と半分信じられないような気持ちで、当日を迎えました。

 コンサートレポですが、長くなるので、いくつかに分けて書きます。

東京芸術劇場:ブラスウィーク2012 10月16日 宮川彬良と大阪市音楽団

【宮川彬良&大阪市音楽団】 2012埼玉・東京公演PV

 主催のおふぃすベガさん制作の、予告編&アキラさんからのメッセージ。

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 公演チラシ。会場にあったので、即もらってきた(遠征組なので、現地でないと手に入れられない)。

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 今回のコンサートは、東京芸術劇場リニューアル記念企画「ブラスウィーク2012」の公演のひとつ。吹奏楽を堪能できる3日間です。あとの2つも興味深いなぁ。

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 開演前のステージ。私の席は3階の後ろの方。中央にフルコンサートグランドピアノ。吹奏楽のコンサートも初めてなのですが、オーケストラに比べると椅子の数が少ない、つまり編成が小さい。打楽器が多めです。この編成で、どんな音が聞こえるのだろう?そしてこのライトの演出。何かが始まる、そんな予感をさせます。

 ホール入り口には、楽譜出版社の東京ハッスルコピーさんと、シエナ・ウィンド・オーケストラさんからのお花が。急いでいたので、写真を撮れませんでした…。
 開演を待っている時、ホールにフルートの音が。フルートの方が音出しをしているのだろうか?…と思ったら、開演チャイムでした。
 この開演チャイムですが、今回は普段のものとは違うのだそうです!主催のおふぃすベガさんに確認したところ、彬良さん作曲の「出囃子」を、舞台袖で彬良さんの付き人さん(フルートを演奏されるのだそう)がフルートで生演奏していたそうです!なんと!!粋なリズムの曲でした。開演チャイムまで、彬良さんの自作によるもので統一している(しかも生演奏とは!生演奏…付き人さんも緊張しただろうなぁ。ありがとうございます)。まさに彬良さんと市音の「舞台」なのだと感じました。凄い…!
 おふぃすベガさん、情報をありがとうございました。

 普段の東京芸術劇場の開演チャイムは、あの吉松隆さんが作曲したものです。鳥の音楽をイメージしているとのこと。また芸劇に行って、こちらも聞きたいです。
・詳しくは吉松先生のブログをどうぞ:八分音符の憂鬱:真夏の開演ベル
 (吉松先生のブログを読むと、フルートのほかにオルガンなどで演奏された曲…と書いてあって、あれ、フルートしか聞こえなかったよ?聞き取れなかったのかな?おかしいな…?と思っていたのです。謎が解けました。)

 開演チャイムのあと、市音の皆さんがステージへ。そしてアキラさん登場。青色のベストです。始まります。

【第1部】
◇「宇宙戦艦ヤマト」宮川音楽の勉強会
宮川泰:作曲
・サスペンスA
・組曲「宇宙戦艦ヤマト」<序曲・宇宙戦艦ヤマト・出撃・大いなる愛>
・ファンファーレ
・無限に広がる大宇宙(伴奏のみバージョンも)
・探索艇
・美しい大海を渡る(フルートのみで)
・艦隊集結
・ワープ
・地球を飛び立つヤマト
・コスモタイガー 2199ver.

・萩原哲晶:作曲 クレージーキャッツ・メドレー
           <スーダラ節・ホンダラ行進曲・無責任一代男・ハイそれまでヨ>
・宮川泰:作曲 ゲバゲバ90分

編曲・指揮・ピアノ:宮川彬良/吹奏楽:大阪市音楽団

 まず、演奏されたのが「サスペンスA」、「ヤマト」の劇判のひとつ。ものものしい雰囲気の、これから何かが起こる…と思わせる曲。ゾクゾクする曲です。続けて、組曲「宇宙戦艦ヤマト」。「序曲」の憂いを帯びたサックスのソロから、「宇宙戦艦ヤマト」のテーマに続くクレシェンドに息をのむ。後ろの席なのに、音が最弱音からフォルテシモまでダイナミックに届く。これが生の吹奏楽の音の幅、迫力、息吹というものなのか…(ホールの音響も素晴らしいのだと思う)。まずここで圧倒。「宇宙戦艦ヤマト」テーマはすべてのパートが出力全開!これまでCDで聴いてきたけど、迫力が全く違う。市音の皆さんも熱っぽく演奏している様子。ああ、何度聴いてもワクワクする曲だなぁ。「出撃」は航空隊が発進、出撃するシーンがありありとイメージできる。「大いなる愛」は一転して広大な宇宙を思わせる。ホルンの音色が、あたたかく優しくて、うっとりとしてしまう。曲の間、ステージはライトの演出が。最後にはバックに青い地球。まさに「ヤマト」の世界!

 曲のあと、アキラさんがマイクでトーク開始。この東京芸術劇場は、「ヤマト」音楽の作曲者であり、父である宮川泰さんが逝去した直後、アキラさんが指揮で「ヤマト」音楽のコンサートをやったホール。その時のことを思い出して演奏していた、と…。このお話を聞いて、涙が出そうになりました。当時、NHKが泰先生の追悼番組を放送したのですが、その中でアキラさんのインタビューもありました。そこで、その「ヤマト」コンサートのことも紹介されていた。そうか、このホールだったんだ…。そして、最後にバックに写った地球を見て、生前「おれが死んだらヤマトな」と自身の葬儀で流して欲しい曲をアキラさんに伝えていた泰先生。「さらば地球よ」の歌詞の通り、出棺の時に「宇宙戦艦ヤマト」テーマを演奏した。そう話していたアキラさんは、お父様を偲ぶように、静かに話しておりました。

 演奏は情感たっぷりに、トークは静かに始まったのですが、この後はいつものアキラさんのトークに。「宇宙戦艦ヤマト」が放送されて38年。今年は、リメイク作「宇宙戦艦ヤマト2199」が公開され、音楽はアキラさんが担当。オリジナルの音楽を再現しようと、約70曲を耳コピで譜面を書き、編曲、演奏(オリジナルの楽譜は散逸、テープも伸びてしまって聴けない状態であるため)。そんな「ヤマト」の記念すべき今年、ヤマトの音楽・宮川音楽を勉強しよう!というのがメイン。ここでトランペットが「ファンファーレ」。

 「宇宙戦艦ヤマト」が生まれたのは1974年。この時はまだあの「スターウォーズ」も生まれていない。もしかしたら、「ヤマト」が影響を与えたかもしれない、と。そんな昔なのか!また、「ヤマト」が生まれたのは、戦艦大和があったから。さらに市音の歴史も語りつつ、「ヤマト」も市音も、長い歴史の中で生まれ、育ってきたのです、と。市音が誕生したのは1923年。大正時代です。
 そして、ステージ上にホワイトボードが。…後ろの席からは見えません!でも、アキラさんがちゃんと話してくれるので問題はない。”「ヤマト」の音楽はロックだ!”と。それを証明するのが、「無限に広がる大宇宙」。組曲でも「序曲」の中で流れる曲。クラシックのように聞こえる曲ですが、リズムはロック。では演奏…の前に、アキラさん、何やら小道具を取り出した。ロック風の扮装をしている模様(やっぱり席が後ろで見えない)w 演奏すると、確かにエレキギターやベース、ドラムがロックの雰囲気。アキラさんもピアノを演奏。演奏後、伴奏パートだけを演奏してみると、ロックのビートがはっきりとわかる。伴奏は、1音ずつ下がってゆき、それが宗教音楽・クラシックのような音になる。この手法を使っているロックの名曲は、ビートルズの「Let it be」.ああ、「宮川彬良のショータイム」で「大阪で生まれた女」J.S.バッハ「G線上のアリア」ミックスバージョンの回やってた!と思い出した。「ヤマト」も同じだったのか!宗教音楽・クラシックに、ロックを組み合わせる。この手法、凄いでしょう!泰先生は凄い!と拍手。ちなみに、この曲はイスカンダル星のテーマであり、「宇宙のお葬式」と泰先生は仰っていたそう。
 「探索艇」もロックのビートの効いた曲。アキラさん、ノリノリで指揮をしています。半分踊ってるw

 ちなみに、「ヤマト」の音楽はロック、しかもプログレという話の詳しいところは、この本のインタビューをどうぞ

別冊カドカワtreasureVOL.1 総力特集 プログレッシヴ・ロック 日本人に愛される理由 62484‐49 (ムック)

角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)


・「大阪で生まれた女」バッハ風が登場した「ショータイム」のは第4回でした:その想いをミュージカルで代弁します 「宮川彬良のショータイム」第4・5・6回感想まとめ

 「美しい大海を渡る」では、「オズの魔法使い」の「Over the rainbow(虹のかなたに)」をイメージしたもの、と。フルート陣で「美しい大海を渡る」を演奏するのですが…途中から「Over the rainbow」にw

 「ヤマト」の音楽を作る際、「ヤマト」のプロデューサーだった西崎義展さんが、音楽に徹底的に注文を。その注文を受けて、父・泰先生は苦しみつつも作曲し続けた。2人とも妥協しなかったのが、「ヤマト」の音楽が後世…今でも残り、愛され続けている。その代表的な曲が「艦隊集結」。このほかに、「空母の整列」という曲もある。…タイトルが似ている。一体どう違うんだ!? でも、西崎プロデューサーは曲のイメージを言葉にするのがうまかった。ということで、「艦隊集結」。ティンパニの響きがカッコイイ。重さと同時に、メロディーも異国のような響き。今後、「2199」でも聴くのが楽しみ。
 ちなみに、この「艦隊集結」は映画「ベン・ハー」のテーマに似ているらしい…(「ベン・ハー」が後)w
 
 次は「ワープ」。「2199」では第3話で登場します。「ワープ」という言葉自体、「ヤマト」で知った人も多いかもしれない。ワープ中の、ワームホール内の不思議で幻想的な空間をイメージする曲、ですが、短い。劇判というのは難しいものです、とアキラさん。

 そして勉強会(という名の「宮川泰を褒め称える会」と…まさしく!)の締めは、「地球を飛び立つヤマト」と「コスモタイガー 2199ver.」。「地球を飛び立つヤマト」待ってました!!これを生で聴けるのが嬉しくてたまらない。聴いていて、「2199」2話最後の、ヤマトが飛び立つシーン、古代と島が言葉を交わすシーンが頭の中に。この曲もロックのビートが効いている。中盤の低音がたまりません。
 「コスモタイガー」は「2199」では冥王星で航空隊が発進するシーンで流れます。軽快で、トランペットのメロディーがカッコイイ。演奏している市音の皆さんも楽しそう。聴いている側も楽しい、ノリノリです。友人もノリノリでした。

 ちなみに、この「コスモタイガー」オリジナルと違うのが、「ウルトラマン」シリーズで出てくる「ワンダバ」のスキャットが入っている。どうしてこうなった…榎本明弘チーフディレクターのアイディアだそう。頼まれたら作るしかない音楽担当…。今回のコンサートでは、ワンダバは入ってませんw「2199」で聴いたら、思ったよりもよかった。このシーンでの「隼をおろせ!!」の沖田艦長の台詞がカッコイイ、そして「はやぶさ」に反応した宇宙ファンは私ですw

 「ヤマト」シリーズで泰先生が作曲した曲は、なんと約920曲!(確か…記憶が定かではない…900曲は越えているというとで…)それだけ音楽に力を入れていた「ヤマト」。お父様・泰先生の偉大な遺産を、息子・彬良さんが引き継いでいる。コンサートでも、「2199」でも。「2199」を観た感想でも書きましたが、「こんな面白い物語が38年前にあったのか!」物語だけじゃない、「こんな凄い音楽が38年前に生まれていたのか!」。「ヤマト」の音楽で、日本のアニメの音楽は大きな変化と進化を遂げたという説もある。過言じゃないと感じました。

 事前に「ヤマト2199」第1・2章を観ておいたおかげで、とても楽しめました。アキラさんの生ピアノ演奏も堪能。CD/テレビ以上に美音でした。伴奏パートを演奏している部分も多かった。あと、アキラさんお得意のグリッサンドもよく出てきました。生グリッサンド…!更に、「ワン、ツー!」のカウントも。「クインテット」2008年度までのコンサートを観ていた方なら反応するはず。あのカウント声が好きで、生でカウントを聞けるとは…嬉しい!!トークの最中、笑いどころがいくつも。会場からも笑いがwアキラさんのトークは楽しい、テレビで観たまんまです。それを生で聞いちゃったよ!
・「ヤマト2199」第1・2章感想:きっと還って来ると誓って 「宇宙戦艦ヤマト2199」第1・2章

 さて、ヤマトの次は、泰先生が音楽を担当した「シャボン玉ホリデー」と「ゲバゲバ90分」の話に。「シャボン玉ホリデー」は1961年、「ゲバゲバ90分」が1969年。「ヤマト」が生まれる前の作品です。「シャボン玉ホリデー」からクレージーキャッツの名曲をメドレーにした「クレージーキャッツ・メドレー」。「シャボン玉ホリデー」もリアルタイム世代ではないですが、谷啓さんや植木等さんのジョークは大好きです。そんな名曲のメドレーを、「当時の高度経済成長期の雰囲気の豪華さ」で編曲。この時代、バブル期とは違う勢いがあったんだなぁ…と音楽で感じてしまう不思議。緩急に富んだメドレーで、楽しいです。
 演奏の後、「スーダラ節」の「ちょいと一杯のつもりで呑んで~」から「わかっちゃいるけどやめられない」の部分を、歌詞の心理に合わせて楽器を変えて演奏するとこうなります、とメロディー部分だけ演奏。楽器ごとで異なる音色、性格を、歌詞に合わせている。最後の「やめられない」はチューバ。泥酔しちゃったんですねw面白い!やっぱりアキラさんの編曲は興味深い!友人も「面白い~!w」と喜んでいました。

 第1部の最後はこれもお父様・泰さん作曲の「ゲバゲバ90分」。リアルタイム世代でなくても、「のどごし生」のCM曲などで有名な曲。アキラさん&市音のコンビでこの曲の生演奏を聴けるとは、最高にテンションが上がります。演奏が始まると、会場から自然と手拍子が。市音の皆さんも気合入ってます。音の迫力が凄い。そしてこの曲、市音の皆さんが、立ってパフォーマンスをするところも見所。途中、第2主題(?)の部分で、回るところも。ホルンやファゴットなんて、回って演奏するのは大変そう…。第1主題に戻ると、全員総立ちで演奏。アキラさんも客席側を向いて、鼓笛隊の指揮のような振りを。会場では勿論手拍子。これは、ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートの「ラデツキー行進曲」のノリじゃないですか!w私も楽しく手拍子して、ノリノリで聴いてました。これは楽しい!最後には、ステージ後ろに用意しておいたくす玉を割る演出もwいいなぁ、このノリ!

 こんな第1部でした。「ゲバゲバ90分」で盛り上がりすぎて、このあとどうなるんだw

(その2に続く)
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by halca-kaukana057 | 2012-10-20 23:54 | 音楽

きっと還って来ると誓って 「宇宙戦艦ヤマト2199」第1・2章

 昨日の記事で書いたとおり、宮川彬良さん&大阪市音楽団東京公演の感想を書く前に、まずコンサートの演目にもあった「宇宙戦艦ヤマト」の音楽の予習、且つアニメそのものも楽しみにしている、且つ「2199」はアキラさんが音楽担当(クレジットではオリジナルの音楽を担当したお父様・宮川泰さんと連名!!)なので観ないわけにはいかない…という理由で、DVDで第1章・第2章(1話~6話)を観ました(前置き長いw)。第1章は、この前にもバンダイのアニメ配信サイトで観たのですが、もう一度観直し。

宇宙戦艦ヤマト2199:公式サイト

宇宙戦艦ヤマト 2199 (1) [DVD]

バンダイビジュアル


宇宙戦艦ヤマト2199 (2) [DVD]

バンダイビジュアル



 元々、「ヤマト」のアニメそのもの(実写版映画も)を観たことはなく、物語も大まかなあらすじしか知らない程度。音楽が宮川泰さん、主題歌、あと真田さんの「こんなこともあろうかと」の台詞ぐらい(しかも、探査機「はやぶさ」経由で知った…w)。「2199」の話があってから、詳しいあらすじや登場人物についてを読んだり、劇判音楽も聴いたりしました。

 そんな私ですが、「2199」を観て、「38年前にこんな面白い物語があったんだ!!」とまず感じました。物語の細かいところはオリジナルと変わっている点もあります。それでも、地球を救うため、遥か彼方のイスカンダル星(大マゼラン銀河にある、という設定も「2199」の話があってから知りました。天文ファンとして反応してしまう点です)へ、地球を浄化する装置を取りに行く。その旅路は、敵のガミラスとの決戦もある。人類が経験したことのない恒星間飛行という未知の危険もある。第2章で冥王星まで進みますが、太陽系内でもドキドキの展開でした。

 興味深いと思ったのが、ヤマトの波動砲に対する考え方について。「2199」では、木星で波動砲を試射するのですが、その破壊力は物凄い。試射をするまでは、クルーもその威力をわからずにいた。その破壊力を目の当たりにして、沖田艦長の波動砲に対する考え方、言葉、ヤマトは何のために戦うのか…その言葉の重さをずしりと感じました。物凄い「力」を手にしたら、その使い方に慎重にならなければならない…。深いです。

 ガミラスも、ただの悪役・敵という描写だけでなく、ガミラスに侵略され、ガミラスの人々には差別されつつも認めてもらおうとするシュルツたちの葛藤に魅入りました。デスラーも今後どんな動きを見せるのか…。気になります。

 そして、何よりも第1章で、ヤマトに乗り組むクルーたちが出発前に言葉を交わすシーン。無事を祈る家族たち、そして各々が「必ず還って来る」と誓う。ここで、観る側はヤマトの乗組員の側に立つか、地球で待つ家族たちの側に立つか分かれるかな?と思ったのですが、私は待つ側かな。(でも、旅立ったら乗組員の側に)
 とにかくあらゆるシーンで、沖田艦長がカッコイイ。言葉も、意思も、たたずまいそのものもカッコイイ。徳川機関長が心から信頼している理由がわかる。古代の兄・守を戦死させてしまったことを古代に詫びる姿も。第2章のエンケラドス(またしても天文ファンとして反応)でのエピソードで、もう涙腺が…。

 最初はぎくしゃくしていたクルーたちも、徐々に信頼しあったり、冗談を交わしたりするようになっていく様も面白い。「2199」ではオリジナルには出てこなかった女性キャラクターも登場。美人でキャリアウーマン、でも素直じゃないところもある雪も素敵だが、航空隊の紅一点の玲がカッコイイ。冥王星での決戦での航空隊のカッコよさにしびれました。

 そんな物語を盛り上げるのが音楽。宮川泰さんの音楽があるからこそ、「ヤマト」は面白いのだと感じました。特に好きなのが、「地球を飛び立つヤマト」。ここでの、古代と島のやり取りも含めていいなぁ、と。「2199」では、オリジナルの復刻のほかに、アキラさん作曲のものも。木星でのガミラスとの決戦などで流れた、「宇宙戦艦ヤマト」テーマを「ズンチャズンチャズンチャズンチャ…」のリズムに乗せた曲(サントラがまだ出ていないのでタイトルがわからない)が特に気に入ってます。サントラで早く聴きたい…(vol.1が11月発売です)。あと、1話冒頭、守の乗る「ゆきかぜ」のクルーが歌っていた「銀河航路」(「♪銀河水平波間を越えて~」の歌)。最初聴いた時はなんだこれ!と思ったのですが、聴いているうちに好きになった。時々口ずさんでしまいますw第2章でも出てくるのが嬉しい。

 第2章で冥王星、まだ太陽系内。第3章からいよいよ太陽系を越えての旅が始まります。第3章は現在劇場で公開中。東京に行った時に観てくればよかったかな…。またDVDでゆっくり観よう。第4章は来年1月公開。長いですが、付き合います!ヤマトの旅路を見届けたいです。そして音楽にも注目。「2199」としてリメイクされたことで、「ヤマト」に出会えて嬉しいと感じています。

 以上、「ヤマト」入門者の感想でした。さて、これで次のコンサートの感想を書ける…
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by halca-kaukana057 | 2012-10-18 22:26 | 興味を持ったものいろいろ

宇宙兄弟 18

 この18巻が出たのはいつだったっけ…?色々あって、ドタバタしているうちに、感想を書くタイミングが今になってしまった。そろそろ19巻も出るんだろうな(未だに「モーニング」・週刊誌の漫画単行本の発刊ペースについていけてません)


宇宙兄弟 18
小山宙哉/講談社・モーニングKC/2012


 パニック障害から復帰するための、船外活動模擬訓練試験を受ける日々人。バトラー室長は、グリーンカードを出して日々人の反応を見ることに。ところが、バトラー室長が出したグリーンカードをクリアしても、警告表示が消えない。落ち着いて、エアロックに避難。訓練を中断した日々人。バトラー室長は、そのグリーンカードを何のために出したのか考えていた。と、そこへバトラー室長に話があるとやって来たのは、かつて月面でともに暮らし、ミッションをこなし、苦難を乗り越えてきた仲間たちだった…!

 一方、月有人探査ミッション・CES-62のバックアップクルーになった六太。バックアップクルーの訓練が始まった。しかし、クルーは超個性派揃い。困惑する六太。月面の環境に似たアリゾナの砂漠で、訓練を開始した六太ら5人。しかし、皆マイペースでお互いに合わせようとせず、バラバラ。困った六太は、リーダーシップをとろうとするが、無視されてしまう。CES-62バックアップクルーのリーダーは、バトラー室長が既に選んでいた。しかし、断られ続けていた。バトラー室長が選んだ人物とは、そしてCES-62バックアップクルーの今後は…


 まずは日々人の復帰試験。前巻17巻で、怪しい動きがあったので、日々人を宇宙飛行士に復帰させたくない上官がいるのか?と思ったら、まさかの展開。全くの反対でした。170話の最後で、バトラー室長がこの試験のこと、日々人のことをつぶやくシーンがあるのですが、これが、日々人にとって最適な救い方・復帰の仕方なんだろうなと感じました。作品は違いますが、同じ宇宙飛行士漫画「ふたつのスピカ」(柳沼行/メディアファクトリー)で、主人公のアスミが「ひとりじゃ宇宙へ行けないよ」と言う言葉があったのですが、まさにその通りだな、この「宇宙兄弟」でも通じるのだなと感じました。日々人は、パニック障害になったことを出来る限り秘密にして、極秘訓練を続けてきた。かつてのクルーや他の宇宙飛行士仲間にも、兄・ムッタにも明かさずに。最終的にムッタには打ち明け、そしてこの訓練に臨むのだが、171話のダミアンの言葉、ヒビトを見守り、復帰を願っている人々の存在があってこそ、宇宙飛行士に復帰できる、宇宙飛行士になれる。それは、軌道上や月面基地にいる時だけではない。訓練中も、病気などで訓練から離れた時も。ヒビトの復帰が嬉しい話でした。

 一方のムッタ。バックアップクルーのあまりにも個性派揃いに呆然としました。NEEMO訓練で一緒になった無口の巨人アンディ、紅一点だが男勝りで勝気なペティ、気取っていてナルシストなカルロ、南米の血を引き南米で育った無駄に陽気で騒がしいフィリップ。そしてムッタ。フィリップはいちいちやかましいwカルロはよくこれで宇宙飛行士になれたものだ…と思わずにはいられなかった。4人の協調性はゼロ。…本当に宇宙飛行士なんだろうか…。ムッタがまともに見えるのが不思議だ…。

 しかし、リーダーがまだ参加していなかった。バトラー室長が選んだのは、ISSでの飛行を積み重ねてきたエディ・J.帰還の際パラシュートの不具合で正常に帰還できず、3人のクルーが亡くなったCES-43クルーのブライアン・Jの兄。もう年だし、ずっとISSミッションで飛行してきたのに今更月なんて…と拒否する。しかし、日々人が月面での事故の時に見つけたあるものが、エディの心を震わせる。そして…。

 CES-43事故のことが再び出てきましたが、もうひとり、この事故に関係する人が。事故を乗り越えて、遺志を、宇宙・月への想いをつなぐ。これからCES-62バックアップクルーがどう動いてゆくのか、変化してゆくのか。楽しみに19巻を待ちます。

・17巻:宇宙兄弟 17


 毎週日曜朝のアニメ「宇宙兄弟」ですが、楽しんでます。19話「さらば前の日」で、中学生の頃のムッタが天文学者・シャロンのことを同級生に話しても興味を持ってもらえず、ひとりとぼとぼと帰る。その時の夕焼けから日没、星が見える時間の空の変化と、ムッタの寂しさがにじみ出ていて良かった。その時のことを思い出しているムッタは、今は宇宙飛行士候補者選抜試験の閉鎖環境試験の中、シャロンのことも知っていて、同じ宇宙を夢見て、興味を持っている仲間に出会えたことをしみじみと喜んでいる。原作に忠実なアニメですが、ところどころアニメならではの表現があり、そこが面白いなと思っています。
 でも、原作にはないアニメ独自のシーン・エピソードをもっと増やしてもいいかな、と私は思っています。原作に忠実なのはいいんだけど、原作を既に読んでしまっている側としては、なぞっているだけだとちょっと物足りない…。原作の面白さを再確認することも出来るんですけどね。
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by halca-kaukana057 | 2012-09-07 23:09 | 本・読書

アニメ版「銀河のワールドカップ」 「銀河へキックオフ!!」

 今年は、何故か毎週観る・観ているテレビ番組が多くて大変です。録画も多い。レコーダーが…。

 そんな番組のひとつが、NHKのアニメ「銀河へキックオフ!!」。2006年に出版され、私も読んだ川端裕人さんのサッカー小説「銀河のワールドカップ」がアニメ化されました。その後、今年出版されたスピンオフ作品「風のダンデライオン 銀河のワールドカップ・ガールズ」も原作です。

・原作私の感想記事:銀河のワールドカップ

◇アニメHP:NHK:NHKアニメワールド:銀河へキックオフ!!

 ストーリーは、スピンオフの「風のダンデライオン」も入っていて、また原作は大人向けなのに対してアニメは小学生から、家族で一緒に観られる内容になっているので、結構変えてあります。まず、原作では「翼」だったのがアニメでは「翔」に名前が変更されています。原作のままだと、某名作サッカーアニメと混同してしまって大変だから、変えたのかなぁ。でも、キャラクターの性格や、物語のコンセプト、目指すところは変えてません。原作と変えても、物語を広げるような変え方をしていて、いいアニメ化だなぁと毎回楽しみに観ています。

 原作を読んで、サッカーの戦術や試合でのボール回しなど、私がイメージしきれない部分がいくつかあった。そんなにサッカーに詳しくないので…。しかし、アニメだと絵ですぐにどんな作戦なのか、どんな状況なのかすぐに観てわかる。「こういうことだったんだ!」と原作で不明だった点が解明して面白い。しかも、アニメを観た後で実際のサッカーを観ると、選手がどうパスを回そうとしているのか、フリーの選手が走っていく方向と今後のゲーム展開が見えてきたり、ますます面白い。

 毎回、キャラクターの成長を見てゆけるのもいい。シュートもパスまわしも恐ろしく巧い三つ子もまだまだ成長過程である。エリカちゃんのすばやいプレー。しかも毎回可愛い、カッコイイ。2話でプロのミサキさんと話している内容は、未来のなでしこジャパンを目指すサッカー少女たちが悩んでいることでもあるだろうし、エールにもなっていてよかった。玲華ちゃんはひたすら努力。ひたむきに練習している姿を観ていると、応援したくなる。翔君(原作の翼)も、落ち込みやすいけれども、けなげでひたむき。共感したくなる。視野の広さと観察眼に驚かされる。家が焼肉屋というアニメオリジナルの設定も生きてる。さらに、脇役でしかなかったスリーU・植松・浮島・内村の3人にもちゃんとスポットを当てていて、プレデターのチーム全員を大事にしているのが感じられる。受験勉強・塾通いとサッカーの両立は、実際悩んでいる子も多いと思う。これまたエールだ。花島コーチも、いいところでいい台詞を言う。

 これまで少しだけ登場はしましたが、青砥(あおと)と多義(たぎ)が本格的に登場するのが楽しみです。ブラインドサッカーも、少し登場したのでやる模様なのかな?ちょうどオリンピック・パラリンピックもあるので、実際の試合を観つつ、楽しみたいです。

 ただ残念なことに、オリンピック期間中は放送はお休み。次回は8月28日(BS。NHK総合では9月1日)。それまで、原作を再読しようかな。原作は「風のダンデライオン」とともに文庫版(集英社文庫)が出ています。あと、原作は大人向けなので、小学生にはアニメ版ノベライズをどうぞ。アニメでは省略されてしまったシーンもあるそうなので、こちらも読もうかな。

銀河のワールドカップ (集英社文庫)

川端 裕人 / 集英社



風のダンデライオン 銀河のワールドカップ ガールズ (銀河のワールドカップ) (集英社文庫)

川端 裕人 / 集英社



銀河へキックオフ! ! 1 (集英社みらい文庫)

金巻 ともこ / 集英社




 あと、オープニング、エンディング曲もどちらも気に入っています。それから、アニメ本編終了後の「Jリーガーに挑戦!」のコーナーも面白い。このアニメの監修をJリーグがしているのですが、Jリーグのプロ選手が、小学生とミニゲームで対決。小学生たちも、Jリーグチームのジュニアチームのメンバー。プロも驚く、舌を巻くプレーも出てきて、見ごたえあります。ここから、将来のJリーガー、日本代表が出るのかな。
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by halca-kaukana057 | 2012-07-26 22:58 | 興味を持ったものいろいろ

宇宙兄弟 17

 3月下旬に出たマンガを、読んで放置してました…。まずは、この4月からアニメも始まった「宇宙兄弟」17巻。


宇宙兄弟 17
小山宙哉/講談社・モーニングKC/2012

 NEEMO訓練が終わり、訓練の様子、結果について話し合っているバトラー室長他NASAのスタッフたち。彼らは、六太が提案して作ったあるものに注目した。シャロンの長年の夢である月面望遠鏡を訓練でも作ろうとしたが、訓練中にシャノンから計画は中止になったと連絡が入る。既に用意した電波望遠鏡用の鏡を、六太は月面基地の部屋の中に太陽光を入れる装置に変えた。月面での暮らしを改善しようとした案に、バトラー室長も唸る。そして、NEEMO訓練の結果を受けて、六太・ケンジ・新田に新たな訓練が告げられる…。
 一方、パニック障害の治療のため、極秘で”訓練”をしている日々人。薬も飲んで、快方へ向かっていっていた。その途中、ロシアで出会った少女・オリガの成長記録を観る。毎日バレエの練習に励むオリガだったが、11歳の時、怪我をして一時バレエをやめてしまう。そんなオリガが、あるきっかけで再び踊りだした。その記録を観た日々人は、自分も宇宙に戻りたいと強く願い、”訓練”も最終段階を迎える…。


 17巻は南波兄弟にとって、ターニングポイントのお話です。ムッタは、NEEMO訓練を終えて、いよいよ目指す”訓練”へ。NEEMO訓練で、ムッタが作った太陽光を入れる装置には、驚いたし、その一方で月面基地にも人間としての暮らしがあり、それを大事にしようとしていることに胸がじんと熱くなりました。国際宇宙ステーション・ISSでも、風呂に入れないISSで快適に過ごすための衣類や、地上とほぼ変わりない食、日本実験棟「きぼう」においては騒音も少ないという衣・食・住を大切にするように改善されてきた。宇宙であれ、人間が暮らす場であるのだから、地上と同じような快適な場にしたい。宇宙という極限状態なら尚更。ストレスをためずに、ベストコンディションでミッションを遂行できるように。そして、それは、このブログでよく書いているのだが、地上の生活の延長線上に宇宙での生活がある、ことでもある。ムッタの発想は、月での生活も、地上の生活の延長線上にあることを表している。その延長線が、徐々に短くなることを信じています。

 パニック障害の日々人も、毎日”訓練”を重ね、自信をつけてゆく。オリガが怪我でバレエを一度やめてしまったエピソードに、自分の様々な面を重ねてしまいました。大好きなもの、夢中になっているもの、続けているものがあるけれど、何かのきっかけでやめてしまったり、離れてしまったりすることがある。私も、今も、これまでも色々なものでそんなことがあった。オリガも、怪我が治ってもバレエを再開しない。大好きなバレエの公演も観に行こうとしない。他のことをやってみたり、だらだらと過ごしたり。…これなんて自分…。でも、あるきっかけでオリガは再び踊りだす。やめてしまっても、オリガの中にはバレエが、踊ることが残っていた。ただ、冬眠しているような状態だった。それが、ひとつのきっかけで目を覚ます。再び踊りだしたオリガに、私も惹き込まれました。日々人にも、パニック障害になろうと、宇宙へ行くことは無くなっていない。日々人とオリガの仲が、また一歩進んだ模様です。

 しかし、ふとしたことで再びパニックを起こしてしまう日々人。宇宙飛行士に戻るために、バトラー室長ほか上官たちの前で船外活動訓練を見てもらう予定を入れたのに。思い悩んだ日々人が向かった先、そこで出会った人と、話したこと。日々人は、いい”兄貴”が何人もいるのだなぁと思う。いいなぁ(私は兄弟がいないので、兄弟というものがよくわからないのです…)。

 そしてついに、日々人がムッタに、パニック障害のことを話します。南波兄弟のこんな会話は、これまで無い(と思う)。飲みながら話す兄弟。そして、ムッタが日々人にかけた言葉…。165話の言葉。そう、再びパニックを起こした時、日々人は宇宙服を着てはいなかった。その言葉とある”お守り”を持って、日々人は船外活動訓練に臨みます。日々人、どうなる…!?(最後まで書きませんが、何が上官たちの中で起こっているんだ…!)

 一方、ムッタとは違う訓練を受けることになったケンジと新田。バトラー室長の意味深な発言が気になる。どういうことだ?

 ムッタと日々人兄弟の会話といい、日々人が宇宙飛行士に戻る重要なステップにいることといい、ムッタのNEEMO訓練でのあの発想、そして”訓練”のスタート。盛りだくさんな巻でした。



 さて、アニメは3話まで放送され、観ました。ムッタが、日々人が動いてるよ!原作にほぼ忠実で、面白さを活かしている。初期の不憫なムッタ。一方で月を目指す日々人。更に、宇宙飛行士選抜試験で出会ったケンジやせりかさんも登場。せりかさんはアニメでも可愛い。ケンジもやっぱりいい奴です。溝口も、相変わらずですね…。4話では那須田理事長も出てくる予定。楽しみです。
 5月5日からは実写映画も公開。こちらはどんな感じになるのかな。どこまでやるのだろうか。映画館に観に行くかどうかは未定。
◇アニメ公式サイト:・テレビアニメ「宇宙兄弟」読売テレビ
 ちなみに、2話でムッタがトランペットを演奏するシーンがあったのですが、「ダニーボーイ(ロンドンデリーの歌)」でした。原作では何の曲かは描かれていなかったので、この曲で来たか、と。

・16巻:宇宙兄弟 16
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by halca-kaukana057 | 2012-04-19 21:41 | 本・読書

2012年度教育テレビ1週目

 新年度の教育テレビも1週目終了。簡単に書いておく。
・初日:はじめてはじめまして! 2012年度初日の教育テレビ

【おかあさんといっしょ】
 やっぱり、上原りさお姉さんは既に馴染んでしまっている。現役音大生とのことだけど、これまでこどもたちと遊んだり、交流する活動をしてきたのだろうか(自分自身がそうだったので)。そうでもないと、すぐにここまで馴染めないし、反応を返せない。本当に自然に接している。「パント!」も、シナリオ通りの部分もあるけど、こどもたちのノリもいい。
 火曜の「すりかえかめん」もリニューアル。ここは、もっとなりきって演技してほしいかな。土曜の「あつまれ!土曜日」では、早速「でかけよう!」でダンスも披露。これから、歌のクリップでどんどん舞い踊ってほしい。
 そういえば、「これなあに」や「すりかえかめん」などの日替わりミニコーナーは、変更無し。ちょっと珍しい。今までは、1年で変更ということも少なくなかった。

 今月の歌「ハートがいっぱい」。ハートは、心でもあるけど、この歌では主に心臓=命、生きていること。緊張したり、走ったりすると心臓の鼓動は速く強くなる。一方、眠っている時やゆっくりしている時は鼓動もゆっくり。さらに、動物の鼓動も、その動物の大きさなどによって異なる。でも、この鼓動は生きている証。そんなメッセージがあからさまではなく、やさしくあたたかい歌で表現されているところがいい。しかも遊びながら歌える。いい歌です。

【みいつけた!】
 そういえば、スタジオのデザインも変わっていた。2代目スイちゃんが、まだ初々しくて、それもまたいいなと思う1週間。そういえば、グッズの初代スイちゃんグッズはそろそろ生産停止?欲しいかも。
 「いすのまちのコッシー」では、新キャラ登場。トレーニングイスのダン先輩。イスの金メダルを目指して日々トレーニング。熱血で、情にもろい。ストイック。面白いキャラが出てきたなぁw金メダル、はロンドン五輪仕様の模様。オリンピックが近づけば、また物語があるかも。
 日曜の「みいつけた!さん」も、2代目スイちゃんに。「あしたわらおう」のフルバージョンが流れた。3月にも流れたらしいが、その時は見逃したので有難い。フルで聴いてみて、やっぱり「みいつけた!」の歌でなくてもいいかな…とは思うが、いい歌だな、とは思いました。違和感を覚えるのは、歌詞が秋を思わせる内容だからかもしれない。何故、今の季節に秋っぽい歌を流すのか。
 「みいつけた!さん」新エンディング「レグ☆レグ☆アイドル」、先週は初代スイちゃんラストなのに何故この歌に!?と思ったが、今週は落ち着いて聞けた。作曲は小杉保夫さん!小杉さんがNHK教育で作曲するのは、久々な気がします。作曲・小杉さん、作詞・里乃塚玲央さんのゴールデンコンビが復活しないだろうか。NHK教育でこのコンビは、しばらく見ていない。さみしい。歌は、タイトルの通りレグがアイドルな歌。ガールズロックっぽくてかわいい。コッシーとチョコンを従え、振りまわすあたりも可愛い(コッシーとチョコンにとっては迷惑なところもあるが…)


【シャキーン!】
 あゆちゃんが頑張ってます。ナオトくんもいい感じです。金曜日はこれまで通りスーパージュモクさん。

【えいごであそぼ】
 ええ…ケボとモッチも卒業だったの…!!なんてことだ…。あの2人、仲が良く可愛くて好きでしたよ…!

【リトル・チャロ 東北編】
 「リトル・チャロ」新シリーズ。今度は東北の民話の世界へ。毎回、翔太と離れ離れになってしまうチャロ…。今度は翔太も一緒に旅させてあげたい、と思う…。
 長年封印してきた妖怪・手長・脚長の封印が弱くなってきてしまい、僧侶のクウと鞍馬天狗の末裔タカは、伝説の御札を使って封印しようとする。しかし、迷い込んできたチャロが、あやまって結界を壊してしまう。手長は封印を破って外へ逃げ出してしまう。タカが集めてきた御札も飛んでいってしまう。このままでは、手長、そして脚長も復活して人々に悪さをしてしまう。タカは手長が逃げ出した時に負傷。そんな様を見たチャロは、自分が御札を集め直し、戻ってくると宣言。御札探しの旅に出ることに…。
 アニメーションが、第1シリーズ・ニューヨーク編のSpooky graphicが担当。やっぱり「チャロ」はこのタッチですよ!
 今回の「東北編」は、語学枠ではなくアニメ枠です。日本語です。このまま日本語でいいと思う。
NHK:リトル・チャロ 東北編

【ふしぎの海のナディア】
 あの名作アニメ・「ふしぎの海のナディア」がデジタルリマスター版で帰ってきました!!もうあのOPを観た、聴いた時点でこみ上げてくるものが…。「ブルーウォーター」、フルで歌えます。ちなみに、以前同年代の友達がカラオケで歌ったら、その場にいた同年代の友達全員が歌えた。すごいわ!
 当時、小学生だった私。最初のあたりは観ておらず、クラスで話題になっていて途中から観たのですが、面白くて毎週観るのが楽しみでした。放送が金曜夜(総合)で、当時は土曜日も授業があったので、土曜は「ナディア」の感想で持ちきりでした。後半、どんどん壮大になる物語にワクワクしたものでした。ちなみに、サントラも持ってました。当時CDもあったのですが、プレーヤーを持っていなかったのでカセットの。そのサントラのおかげで、ああこの曲覚えてる!と何度思ったことか。ちなみに、どこかに紛失してしまいました…。再放送記念に、再発売しないかな。

 19世紀、パリ万国博覧会で、飛行機と発明大好きの少年・ジャンと、サーカスの花形だったナディアが出会う。ナディアが持っている不思議な宝石・ブルーウォーターを狙うグランディス・サンソン・ハンソンに追われ、逃げる2人。2人の大冒険が始まります。当時、ナディアの性格がよくわからなかったなぁ。今思うと、色々思うところがある。発明・メカニック大好きな純粋なジャンが好きでしたw
 しかし、当時のアニメ技術にも驚かされます。今はCGをどんどん使っているけど、当時は全部セル画。セル画、手描きであの動き。すごい。


 こんな感じの新年度教育テレビ・Eテレでした。とにかく「ナディア」再放送が嬉し過ぎる。
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by halca-kaukana057 | 2012-04-08 22:13 | Eテレ・NHK教育テレビ

奇跡の連続という日常

 昨日は、様々なことで頭に来て、怒りが収まらず、本当に頭の中が煮えくり返ったような気持ちでいました。今日も仕事だというのに、その怒りの火はくすぶり続けていた。また、昨年からずっと抱えている悩みの種がなかなか解決方向に進まない。それは、これからの自分の生き方を左右するもの。このまま解決しないままだと、行き止まりにぶつかる。考えて、いろいろ行動してみてはいるものの、答えが出てこない。ヒントや糸口はつかみかけているのだが、それが確かなものだという実感はない。その実感は自分で作ってゆくものだと思っている…が、どうしたら作れるのか、わからないまま。

 そうやって悩んだり、悩んでいると家族にも心配をかけたり意見が合わなかったりして、衝突することも。悩み続けていると、本当に辛い。真っ暗で霧のかかっている道を、手探りで歩く。ライトなんてものは無い。道はどっちだ。毎日数歩しか歩けない。いや、歩いているのか止まっているのか、戻っているのかもわからない。そんな自分から目を離して、他の人を見るとどんどん先へ進んでゆく。笑顔でいる。どんどん遠くへ行ってしまう。ますます辛くなる。

 でもどんなに辛くても、どんなに怒っても、明日は来る。また起きて、仕事して、用事などもある。生きなきゃならない。立ち止まれない。それが何よりも辛くて、そして虚しく、寂しい。先なんて見えないのに、どう歩いたらいいんだ。明日をどう迎えたらいいんだ。毎日、そんな気持ちでいます。楽しいと思っても、すぐに消えてしまう。

 そんな中、観るのが習慣になったEテレ版アニメ「日常」。毎回抱腹絶倒、腹筋崩壊なのですが、今日はちょっと違う感じでもあった。笑えるんだけど、心を動かされる回でした。ちょっとあらすじを。

 みおは、笹原先輩に片思い。その笹原先輩が、女子生徒と腕を組んでいるところを目撃してしまう。ショックのみおは放心状態。授業があることも頭に無く、走り出して学校の外へ。心配して追うゆっこ。その走った途中でみおは色々な凄いことをしてしまう。後日、学校で明るくふるまうみお。ゆっこやなの、麻衣はムリをして明るく振る舞っているのではないかと心配する。みおのために、何かできないか…そして3人が実行したこと。みおに渡したあるもの。発想がいかにもゆっこらしい、小学生か!とツッコミたくなるけど…じんと来た。ここで、みおが笹原先輩の言葉を思い出す。
日々私たちが過ごしている日常は、実は奇跡の連続なのかもしれない。
いや、きっと、そうなんだと思う。


 観た後、そういえば、今日も悪いことばかりではなかった。仕事でもちょっと褒められたし、少しだけだけどやれたと実感を持てたこともあった。帰宅後、録画予約しておいた「クインテット」(前の記事参照)は面白かったし、春を感じさせる青い空に、綿雪が舞う様はきれいだった。

 辛いこと、苦しい事、悲しいこと、頭にくること、虚しいこと…それらがあるのは、当たり前といえば当たり前だ。今の私の場合、それらが一気にやってきたのかもしれない。でも、ちょっと視点を変えれば、ネガティヴなことばかりじゃないな、と思える。そんな”奇跡”。その連続の日常。考えてみれば、今の状況で、このアニメでこのセリフに会えたのも、”奇跡”かもしれない。

 心がネガティヴに向かっている時、こんな風にふとネガティヴが緩む時がある。フッと、軽くなる瞬間がある。悩みの種が無くなったわけではない、まだ解決もしていない。でも、少し動いたら、自分を縛っているこのネガティヴから、ちょっと抜け出せるかもしれない。そんなヒントも思いつきました。

 まだまだ辛い日々は続く。でも辛いだけじゃない。そう言い聞かせて、少しでも進めたらと思います。また、お先真っ暗だ…と倒れこむかもしれない(可能性は十分にある)けど。
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by halca-kaukana057 | 2012-03-03 23:59 | 日常/考えたこと

新月歌、そのほかいろいろ 最近の教育テレビ

 先週書こうと思ったら、書けなかったので今週の分と一緒に、教育テレビ(Eテレ)感想。記事タイトルは、ごめん、手抜きしました…。いいのが思いつかないんだもん!w

【おかあさんといっしょ】
 新しい月歌が来ました。「みんなだれかがすきになる」。作詞は坂田おさむさん。作曲もおさむさんかと思いきや、林アキラさんだった。編曲は池毅さん。
 1週間聴いてみて、優しくて、あたたかい、酷寒の今月・来月に聴くにはいい歌かなと思ったのですが、聴き続けているとちょっとメッセージ性が強過ぎるとも感じたり。”好き”という気持ちが世界中をぐるぐる回って、皆を繋げている。いいな、とは思うのですが、ちょっとくどい?
 来月、3月ということで、メッセージ性のある歌が来るだろうなと思っていたのですが、やはり。あと、歌のラストの部分の振り付け。何だろうこれは…。この歌では、別に踊る必要もないんじゃないか。歌詞のメッセージだけで十分かなぁ。

 一方、「ポコポッテイト」が面白い。ムテ吉の家の温泉・ぽてい湯のお客様感謝デーの時に歌っていた歌が気に入った。ETVお風呂ソングが増えましたね。
・これまでのETVお風呂ソング一覧:歌うアキラさん 今週の「クインテット」+α
 「ポコポッテイト」の歌CDとか、出ないかな。歌特集も大歓迎ですよ。
 しかし、ムテ吉はどんだけせんべいが好きなんだwせんべい神経衰弱で笑いましたw

 土曜のファミリーコンサート長崎では「モンスタップ」が登場。コンサートで聴いても映える歌ですね。ダンスはよしお兄さんとまゆお姉さんが担当。だいすけお兄さんとたくみお姉さんは歌に専念。2人のダンスも観たかったなぁ。

 ファミリーコンサート函館。「イカイカ イルカ」が来ました。しかも、よしお兄さんがイルカ、まゆお姉さんがイカの被り物を。そう、あのけんたろうお兄さん&あゆみお姉さんが着た被り物!だいすけお兄さん&たくみお姉さんも歌でハジけます。CDでは素晴らしいハジっぷりを聴かせてくれた2人。もっと弾けていいですよwそして、だいすけお兄さん&たくみお姉さんもあの被り物を被りましょう!w新クリップを作り直してくれないかな。
・「イカイカイルカ」CDについて:歌だけの表現だからこそ おかいつアルバム「それがともだち」



【みいつけた!】
 先週は新作週?観た事ない話ばっかりでした。コッシーとスイちゃんが、自分の欲しい物を我慢して、お互いの欲しいものをプレゼントしてしまう話はよかった。スイちゃんはお人形と着せ替え服が欲しいけど、持っているお年玉では着せ替え服は買えない。一方、コッシーはおもちゃの電車とレールが欲しいけど、レールは買えない。お互いの困った様子を見て、スイちゃんはコッシーのために電車のレールを、コッシーはスイちゃんのために着せ替え服を買ってプレゼントする。いい話だなー…。
 昔、とあるCMで同じような物語がありましたな。恋人同士がお互いのために、女性は自分の美しい髪を売って男性に懐中時計の金の鎖を、男性は自分の懐中時計を売って女性に櫛をプレゼントする、という。
(↑調べてみたら、オー・ヘンリー「賢者の贈り物」という物語が元だったのだそう:wikipedia:賢者の贈り物)
 話を元に戻して、最後のサボさんからのプレゼントにも笑顔。いい回でした。

 いろいろなものを立てる回は、オフロスキーも呼んで欲しかった。最初、スイちゃんとコッシーが将棋をしているのかと思いきや…ルールも何もわからない、と。将棋は私もわからないけど、惹かれます、カッコイイなと思います(ならばやってみろ<自分
 この回のサボさんのコスプレは、弥生時代の人?

 じゃんけんを作ろうの回も面白かった。「ライオン」と「イヌ」と「サボさん」のじゃんけん。「ライオン」は「イヌ」に勝つ。「イヌ」は「サボさん」に勝つ。「サボさん」は「ライオン」に勝つ。それぞれのポーズも。更に、もう1バージョン。「お寿司」と「ワサビ」と「コッシー」。色んなじゃんけんを作ったら、楽しいだろうなぁ。



【アニメ「日常」】
 こども番組じゃないけど、NHK教育で放送されているので、ここで書きます。以前も「電脳コイル」とかもここで書いてたんだ。
 ゆっこが東雲研究所、つまりなのとはかせの家を訪れる回。なのは必死に自分がはかせによって作られたロボットであることを隠そうとする。でも、はかせ(天才とはいえ無邪気な8歳児)は全てさらけ出し、ゆっこの前でなのの様々な機能を作動させる。それを見てゆっこは…感激。はかせとゆっこの波長が合い過ぎですwそして、帰りがけ、ゆっこが言った言葉、満面の笑顔。やられました。ゆっこGJ!!そして、なのもロボットであることがバレないようにするために遠慮がちだったのが、少しずつ心を開くように。本当はゆっこと”普通の女子高生”していたい。この話を観てから、OP2(「ヒャダインのじょーじょーゆーじょー」の方、今回のOP)を見ると、なのにいい友達ができてよかったなぁ、と思います。
 一方、高性能ロボットであるなのの秘密を探るため、なのを捕獲しようともくろむ理科教師・中村先生。この間も睡眠薬を飲ませるつもりが自分で飲んじゃったり…今回もやっちゃってます。しかも逃げた!w
 今回は沢山キャラクタが出てきて、楽しかったなぁ。最後のみおの話は爆笑wコークスクリューw

 「日常」関連の動画を色々漁っていたら、こんな動画を発見。OP1の演奏してみた動画です。
ニコニコ動画:[鍵盤ハーモニカで]ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C[吹いてみた]

(↑コメントが苦手な方は、コメント表示をオフにしてご覧ください。)
 凄い…!!!
 歌うのも大変なこの歌。それを鍵盤ハーモニカで演奏。2つのパートをしっかりと分けている。鍵盤ハーモニカの鍵盤でも足りるんだ!間奏部分の即興も物凄い。強弱もうまい。素晴らしい、ブラボー!
 鍵盤ハーモニカと聞いて、「クインテット」のアキラさんを連想した私は、完全なるETVファンですwアキラさんレベルですよ、この演奏…。
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by halca-kaukana057 | 2012-02-12 19:45 | Eテレ・NHK教育テレビ

「つまらない」だけで終わらせない

 先日風邪を引いたせいなのか、なんなのか、自分の好奇心・”面白いメーター”が下がっていると感じています。先日のピアノ記事もそう。本を読もうと思って図書館から借りてきても、数ページ読んで放り出してしまう。図書館では「面白そうだな」と思って、借りてきたのに。うーん、スランプってものでしょうか…。

 ということで、「つまらないなぁ…」と思うことが多くなった今日のこの頃です。(由々しき事態!)

 でも、「つまらない」の一言で片付けてしまうのは、ちょっと寂しい。今の自分の感情そのものなのだが、「つまらない」の一言で片付けられることは、あまりにも広く、多いと思う。つまり、何が、どう「つまらない」のか。

 「退屈だ」「難し過ぎる」「平易過ぎる」「単調」「凝ってない」「ワクワクしない」「惹かれない」…

 こう、更に具体的な言葉に言い換えてみたら、何か違うことを感じ、”次”につなげられるかもしれない。

 しかし、上記の言葉の羅列…ネガティヴですね。とても、非常に、ネガティヴですね。自分でもなんじゃこりゃって言いたくなるほどネガティヴですねw

 ポジティヴに、明るく元気に朗らかに、いきたい(生きたい)。とは思っても、ネガティヴに向かってしまうことはよくあります(私は自分自身を、基本はネガティヴだと思っています)。ネガティヴな部分を押し殺したり、じっと我慢するのはかなり辛い。後で倍になって返ってくることもある。だから、適度に愚痴やら毒やらもやもやしたものを出すのは大切なことなのかな、と思っています。出す方法は沢山ありますしね。

 ちょっと関連して、この間の土曜放送のアニメ「日常」(Eテレ版)。ゆっこがひたすら勉強したくない回でした。テスト前夜、色々合って一夜漬け状態になり、風邪をひきなおそうとか、別話では「勉強したくねー!」「宿題したくねー!」と叫んだり。「ゆっこはバカだなぁw」と笑って観ていましたが、「ゆっこの気持ち、わかるなぁ…」とも感じました。ゆっこみたいに、「勉強したくねー!!」と時には叫ぶことも、大事なのかもね。

 あと、ずるずる引きずろうとしている自分に気づく。ネガティヴなことを思ってもいいけど、何日も引きずろうとしたり、その感情に篭ったり(これはこれで危ない…)。晴れてきたら、その晴れ間にすぐに気づけるようにしたいな。
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by halca-kaukana057 | 2012-02-08 19:56 | 日常/考えたこと


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

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