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アリアさんの残暑お見舞い?

 久々に「クインテット」イラストです。

 本当は、暑中お見舞いのつもりで描いていたんです。しかし、あまりの暑さに鉛筆が進まない(寒い当地、自室にストーブは完備していても冷房はない)。そのうち、残暑お見舞いになればと描いていたのですが、もう当地はすっかり涼しくなって秋の気配…。
 ということで、夏の終わり、秋風が吹き始めた海辺を歩くアリアさんになりました。アリアさんの遅めの夏休みということで…。
 自分キャラデザなのは平常運用です。色鉛筆で彩色した後、スキャナで取り込んで、デジタルで色を重ねました。
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 涼しくなったこの季節の海もいいですね。暑い最中は身体も身構えて耐えようとしますが、涼しくなるとその暑さの疲れが一気に来て、どっと体調を崩してしまう…私のことです。どうぞ皆様もご自愛くださいませ。
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by halca-kaukana057 | 2015-08-28 22:12 | イラスト・落描き

おかえりパペットホームズ! ホームズ&ワトソン 推理(ミステリー)の部屋

 ノベライズの感想で少し書きましたが、人形劇ホームズが帰ってきました!!
・この記事の一番下:[NHK人形劇ノベライズ]少年シャーロックホームズ 名探偵、最大のピンチ!

NHK:シャーロックホームズ:ホームズ&ワトソン 推理(ミステリー)の部屋
シャーロック学園

 16日に放送前の予告特番、23日からはじまりました。本編が20分に対して、今回の特別編が30分だったのは、本編の再放送+ワトソンによる推理クイズコーナー10分で、30分という種明かしでした。本編はこれまで何度も観たし、録画もありますが、それでも何度観てもいい。第1回は「最初の冒険」前編。出会ったばかりでまだ親しくなれていない2人と、傷心のワトソンの描写がいい。あと、ホームズとモリアーティ教頭の対決も。サントラを結構聴き込んだ後なので、音楽にも注目します。この曲がここで流れていたんだ、と。

 そしてワトソンの推理クイズコーナー。色々と面白い。まず、ワトソンがホームズ仕様の制服を着ている。最初は似合う?やっぱり元の制服のほうがいい…?まだ見慣れません。元のワトソンの制服は、ワトソンの広い肩幅や厚い胸板に対応(強調?)するため、両肩の真ん中辺りに縫い目があります。その縫い目が、このワトソン版ホームズ仕様制服にもありました。
 次に、クイズに答えるのはレストレードとラングデール・パイク。物語を支えてきた重要な2人。でも、本編ではこの2人が共演するシーンはありませんでした。生真面目な生活委員と、怪しげなものを校内で売る学園の情報通。全く異なる2人です。下手するとパイクはレストレードに追われる可能性もある。そんな2人が共演とは!しかも仲良さそうに会話して、クイズを考えている。これは貴重です。放送前特番で、ロンドンのシャーロック・ホームズ会の重鎮のホームジアンのおじさまが、モリアーティとロイロットの共演に感激していましたが、レストレードとパイクの共演も見せたら驚くんじゃないだろうか。
 また、部屋は221Bですが、これまでの物語で出てきた小道具があちらこちらに沢山。見つけるのが楽しいです。その221Bにはワトソン、そしてレストレードとパイク。ホームズはいません(クイズのヒントは時々出してくれる)。ということは、これはあの最終話の後の設定なんだろうな。

【150727追記】
 NHKの夏の特集番組サイトに、人形劇ホームズ番組レポがありました。
NHK注目番組ナビ!:夏の特集番組 夏だ!にゃびフェス:ネコ的番組レポその3「ホームズ&ワトソン 推理(ミステリー)の部屋」
 放送前特番に少し出てらした紀平延久プロデューサーにインタビューしています。ここに、今回の特別編の設定が書いてありました。ホームズが学校を去って1年後。ワトソンを中心とした推理倶楽部のようなものがある、とのこと。レストレードとパイクもメンバーということか。レストレードは戦略ボードゲーム好きなので、推理力を磨くのも戦略を磨くのに繋がると思ったのかな。パイクもお客の心をつかむため?
 そして、ワトソンがホームズ仕様の制服を着ていることにも言及が。裏話がありました。そういうことか…。下で描いたイラストでは改変してしまいましたが、意味があってのことだったのか…。
 インタビュー記事の最後には、続きを放送してほしい、2期を期待する声も。NHKのサイトでこう書かれているということは、期待していいのですか?期待しますよ?私からもよろしくお願いします!!
(追記ここまで)

 クイズの内容は、関連本「推理クイズブック」をテレビ番組にしたような感じです。結構ひねってます。第1回のクイズ…1問も解けませんでした…大丈夫かおい。1問目も答えを見れば簡単なのに思いつかなかった。3問目はそう来るか、と。4問目は近いところまで解けたのですが、途中まで、ややこしいことを考えてしまいダメでした。推理クイズブックでも、惜しいところまで解けたのに…!ということが何度もあった。またしても…。
 推理クイズブックは、自分のペースで図やメモを書いたりして何十分でも考えていられますが、テレビは時間制限がある。この時間制限がきつい。カウントダウンのワトソンのイラストがかわいいです。
 全部で10回の推理クイズに答えるうちに、慣れて答えられるようになってくるかなぁ…。

NHKシャーロックホームズ 推理クイズブック

NHK「シャーロックホームズ」製作チーム:編/主婦と生活社


[人形劇関連本]NHKシャーロックホームズ 推理クイズブック
 ああそうか、この「推理クイズブック」も完全ワトソン視点だった。テレビの推理クイズもやっぱりワトソン視点ということね。

 問題は、夜11時から、と遅い時間に放送のこと。いくら夏休みでも、本来のターゲットの子どもたちが起きているのはいかん時間帯じゃないですか。普通に昼間に放送は考えられなかったのか…?推理クイズなんて、ターゲットは子どもたちですよ、これ。再放送で昼間に放送するのかな、と思ったら、再放送がない…。NHKの再放送システムはどうしたんですか!!再放送の保障があってこそのNHKでしょう!昼間に再放送を、強く希望します。
 公式サイトにクイズはそのまま掲載されてはいますがね…でもクイズだけじゃ特別編放送の意味がないのですよ…!

 以上、第1回を観ての感想でした。本編は毎回感想を書きましたが、特別編は時々になると思います。

 放送前に間に合わせたかったのだが間に合わなかった…でも描いた、おかえりなさいイラスト!
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 ワトソンもホームズ仕様制服だとバランスが悪い気がしたので、ワトソンはベイカー寮制服にしましたw

【他にも関連サイト】
NHK:NHK for School:すくどう:シャーロックホームズが謎に挑む!事件なクリップ特集
 NHKの学校放送サイトの、学習に役立つ動画を紹介しているコーナーにホームズとワトソンが!ワトソンが持ってきた謎をホームズが解く、という…。しかしだ、第5問、天文の問題…ホームズは天文学は大の苦手じゃなかったんですか!!(第1話、並びに正典「緋色の研究」参照)まずそこにツッコんでしまった私w
 パペットホームズで学習教材動画を紹介とはいいですね。今後もNHKのあちこちに出没してほしいです。そして2期を!(期待していいんですよね、本当に)

【過去関連記事】
シャーロック・ホームズへの旅
シャーロック・ホームズへの旅 2
 ロンドンのシャーロック・ホームズ会について詳しく書いてあります。予告の番組内で、ライヘンバッハの滝らしきところでホームズとモリアーティが決闘している画像がありましたが、多分この本にも書いてあるスイスツアーのものではないかと思われます(何年のものかはわかりません)。
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by halca-kaukana057 | 2015-07-26 23:01 | Eテレ・NHK教育テレビ

コダモン、中生代が来ないので

 古生代を完全クリアしたNHKの生命進化学習アプリ「コダモン」。続報です。
・これまでのいきさつなど前の記事:【コダモン 続報】古生代完全クリア!!

 6月初旬に中生代公開という報せがあり、ワクワクして待っていたのですが、7日のNHKスペシャル「生命大躍進」第2集が放送されても公開されず…。ただ、iOSではリリースされました。Android版はまだか!来るまで待とう…と待ち続けて1週間以上。まだリリースされていません。

NHK:生命大躍進:コダモン
 公式サイトにも、Androidに関しては「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、中生代ワールドオープンまでしばらくお待ち下さい」と…。
 iOSでは既に前半をクリアしてしまった方もいらっしゃる模様。AndroidとiOS、何が違ってこんなに差が出てしまっているのか。このあたりについては全く詳しくないので、さっぱりわかりません。残念です、悔しいです…。

 悔しいので、中生代リリースされるまで、こんな遊びを始めました。

 
アノマロカリスを増やせるだけ増やす。

 「コダモン」は育てた数が表示されますが、どうやらどこまでも増やせる模様。ならば、増やせるだけ増やしてみようじゃないか。どの生物でやるか迷いましたが、やはり人気者のアノマロカリスで。やり方は、進化させずにひたすら放置。時々アプリを起動させて、数を確認しつつ、汚れた海をきれいにして、タップして遊んであげる。以上。
 で、現在こうなってます。
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 2千800万匹まで増えてます。
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 「今まで育てた数」トータルも4万7千匹!
 5千万、1億まで行けるかな…?本当にカウントストップしないのだろうか。気になります。中生代リリースまで続けます。どこまで増やせるか。これはこれで面白い…かも…。

 最後に、以前描いたアノマロカリスを。
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 万年筆で描きました。ああ、アノマロカリスは可愛いなぁ。オパビニアもハルキゲニアも、バージェス動物群は皆可愛い…。デボン紀の魚類から両生類にかけて進化してゆくあたりも好き。
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by halca-kaukana057 | 2015-06-19 22:04 | 興味を持ったものいろいろ

お疲れ苦労人の休息

 人形劇ホームズのイラストをまた描いた。これまで鉛筆描きはしたけど、カラーでは描いていなかったキャラクター。今回はこのキャラクター。

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 レストレード君。生真面目な生活委員。生真面目に生活委員の仕事はこなすけど、ホームズの捜査に振り回されたり、同じ生活委員のベインズにも悩まされたり、生活指導担当の先生(ロイロット先生、後にモリアーティ教頭)にも圧力をかけられたり…何かと苦労が絶えない、苦労人です。
 私自身が心身疲れていた時、そんな中間管理職のような立場で苦労し疲れているレストレードの絵が思い浮かんだので描きました。お疲れレストレード…。ミルクティーを差し入れしてあげたい。現代で大人なら缶コーヒーで。

 他の映像作品でも、レストレードは苦労人の設定になっているのが見かけられます。BBC「SHERLOCK」、あとアニメ「名探偵ホームズ」。「名探偵ホームズ」では、モリアーティ教授とのいたちごっこで、モリアーティ教授に翻弄されています。

 線画を描いた後、ベンチの脚の部分の構造が違うことに気がつきました…。あーあ…
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by halca-kaukana057 | 2015-03-30 21:08 | イラスト・落描き

夏に新たな冒険! 人形劇「シャーロックホームズ」続報+α

 先日日曜の第4話「消えたボーイフレンドの冒険」再放送で、NHK人形劇「シャーロックホームズ」の放送も終わってしまいました…。「ホームズ」関係だと、GyaOで無料配信されていたアニメ「名探偵ホームズ」も配信終了。最終回までばっちり観ました。面白かった!BSプレミアムでは、グラナダ版「シャーロック・ホームズの冒険」が再放送中。ただ、4月からの新年度の放送は無い模様です。春になったら一気に「ホームズ」関係が無くなってしまう…。正典再読、別の訳で読む(私の場合新潮文庫版)、まだ観ていない映像化作品を観るのもあるけど、これはいわゆる「ホームズロス」か…?

 という想いを抱いたまま、日曜の人形劇放送終了後、人形劇公式Twitterアカウントがこんなツイートを。
Twitter:シャーロック学園( @sherlockgakuen ) 2015年3月15日17:52


 そして、NHKの公式サイトでも!
NHK:シャーロックホームズ

 夏に新作放送決定です!!
 正典(原作)では、それぞれの物語は決して時系列に並んでおらず、ワトスンが後から「こんな事件もあった…」と執筆・発表しています。それに倣った形になった模様です。これは正典再読、訳も数種類読んで待ってます!!どの原作が来るかなぁ?予想も楽しい。

 他にも、オリジナルキャラクター(オリジナルパペット)を投稿、パペットデザインの井上文太さんが顧問もして下さるという企画も。スコットランド・ヤードの警部がレストレードしか出てこなかった(ベインズは「ウィステリア荘」だけに登場する地方警部)ので、他のヤードの警部たちが人形劇の世界に入ったら面白そう…などとイメージしています。勿論生活委員で。
 また、人形や小道具・原画の展示、ワークショップなどのイベントも開催予定。昨年末にNHKスタジオパークで特別展がありました。行きたかった…、生でホームズやワトソンたちに会いたかった…。是非とも全国巡回をお願いしたいです。NHKなら、大河ドラマの衣装や小道具などが毎年全国巡回している。それみたいに、出来ないかなぁ。お願いします!

 「完全メモリアルブック」並びにサウンドトラックCDの感想書いてないや…。「メモリアルブック」には、作曲の平松加奈さんによる楽曲解説も。サントラは聴き倒しています。ノベライズ5巻の発売はまだ発表されてないなぁ。夏まで、待ちながら楽しめることはあります。
 あと、ブルーレイBOXも発売されます。明日発売日です。特典がなかなか豪華です。予約はしていませんが…(お財布と相談中)。夏の新作は別にBOXになるのかなぁ…?完全BOXが出たらどうしよう…と思ってしまいます。

 以上、人形劇ホームズの現時点での発表でした。

 以下オマケ。イラスト描いた。
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 夏にまた会おう!
 ちなみにこのイラスト、最初に描いたイラストを意識、繋がっているように描きました:10月が待ちきれないので
 「最初の冒険」からイメージして描きました。ワトソンはまだ脚と心の傷が癒えきっていない状態。2人の仲もまだそれほど親しくない。それがこう変化した。いいコンビになりました…。

 もう一枚。
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 メアリー、アガサ、シャーマン、女の子3人。本編では一緒に行動するシーンはありませんでしたが、ミルヴァートン先生やワトソンの計らいでアガサも徐々に心を開くようになり、こんな風に女の子同士で勉強し合ってるシーンがふと思いついたので描いた。女子キャラのカラーイラストを描いていなかったので描きたかったのもある。
 メアリーは賢いところがあるので成績も良さそう。アガサは教科によって差が大きそう…。シャーマンは生物はトップの成績だろう。アガサ(1年)がメアリー(2年)、シャーマン(3年)と上級生に可愛がられ優しく面倒をみてもらっていたらいいな、と。
 しかし、アガサの髪が難しい!!
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by halca-kaukana057 | 2015-03-17 22:38 | Eテレ・NHK教育テレビ

管楽器コンビのコーヒーの楽しみ方? 「クインテット」でコーヒーシリーズ3

 最初に描き始めたのが去年の11月。いい加減完結させないと…。冬企画として始めたんだし…ということでようやく描けました「クインテット」でコーヒーシリーズ、第3弾。
【これまでのイラスト】
スコアさんの喫茶店 「クインテット」でコーヒーシリーズ1
おやつの時間、コーヒータイム 「クインテット」でコーヒーシリーズ2

 スコアさん、アキラさん、アリアさん、チーボー…残るは管楽器コンビ、シャープ君とフラットさん。この2人…何をしでかすか…。ギャグ路線で行くか、真面目にするか、かなり悩みました。で、こうなった。
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シャープ:じゃーん!できましたー!!僕、ラテアートやってみましたー!
フラット:さすがシャープ君。でも、珈琲はブラックで飲んでこそです(渋い声で)
シャープ:ふーん、苦くないですか?今度はどんな絵にしようかな~(聞いてない)
(フラット心の声:やっぱり苦い………)

 結局フラットさんがオチ担当になってしまいました…ごめんねフラットさん…。ちなみに私は一口ブラックで飲んで、後は砂糖とミルクを入れます。全部ブラックでは飲めません。胃が…。

 イラストそのものが、前の2作よりも描き込みが少ない…。ある程度までアナログ・色鉛筆で塗って、後はマウスでデジタル塗りにしました。色鉛筆の使い方がまだまだ未熟だと感じて、デジタルに頼ってしまいました。絵そのものを描くことに、技術不足や迷いを感じています…。

 コーヒーシリーズは一応これにて完結です。
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by halca-kaukana057 | 2015-03-01 22:23 | イラスト・落描き

スオミ&クインテットバレンタイン

 バレンタインデー、皆さんいかがお過ごしですか?チョコ食べてますか?はい、今年もばっちり自分用チョコをもぐもぐ食べています。
 今年のチョコレートはこれにしました。テーマはフィンランド!
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 銀座コージーコーナーのチョコレート「SÖPÖ HUONE」(ソポ フオネ)。フィンランド語で「かわいいお部屋」の意味です。見た瞬間「何故フィンランド語!?」と棚を凝視してしまいました。パッケージも北欧風のデザイン。可愛い。自分用に即決定したのは言うまでもありません。
 でも、このデザインだと自分用か女の子同士の友チョコだな。フィンランドでは、2月14日は「友達の日(Ystävänpäivä ユスタヴァンパイヴァ)」。友達同士でカードや花やお菓子を贈り合う。フィンランド式なら、これを友チョコにできるのか!そこまで考えたのかコージーコーナー!?(真相は知らないw)

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 日記帳型の箱の中には、これまた北欧風な雰囲気のかわいいチョコレートが。美味しいです。右の切手風シールのチョコは板型です。

 バレンタインのチョコレートと言えば、「クインテット」のアリアさんが歌う「ひみつのチョコレート」。キュートな声でアリアさんが乙女心を歌います。好きな歌です。それを聴きながらイラスト描いてました。
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 フィンランド式「友達の日」のカードということで。皆様、いつもありがとうございます。Kiitos!

 クインテットのイラストと言えば、コーヒーシリーズが未完だった…。下描きは描いてます。近いうち…落ち着いたら…(確定申告とか色々…)
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by halca-kaukana057 | 2015-02-14 22:16 | 日常/考えたこと

2月12日は「はるか」記念日

 今日は何の日~?1997年、2月12日、M-Vロケット初号機で、電波天文衛星「はるか(MUSES-B)」打ち上げ。18年前のことでした。
 「はるか」はとりわけ好きな衛星。好き過ぎて、ハンドルネームの由来でもあります。

 というわけで、打ち上げ記念日にイラスト描きました。
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 やっつけ気味ですみません…。「ロゼッタ」「フィラエ」のキャラデザが可愛くて気に入っているので、そんな雰囲気で描きました。「はるか」のチャームポイント、大きなお花のようなアンテナはデフォルメしつつも簡略化しすぎず…。難しい。

 「はるか」は「スペースVLBI」計画を担った衛星。「スペースVLBI」、略して「VSOP」。はい、「はるか」にVSOPブランデーのビンを持たせてしまいましたw宇宙空間ではコップは使えないなどのツッコミは勘弁してください…。擬人化するなら「はるか」はきっとお酒好きだと思う…wお酒好きな天文学者の先生たちとニコニコしてぐいぐい飲んでそう…w

 「はるか」は運用を終えましたが、アンテナを広げたまま地球を周り続けています。現実的じゃないと言われるかも知れませんが、いつか、日本でまたスペースVLBI計画を担う衛星が出てきて欲しいなぁと思います。既に数々の驚くべき観測をしている電波望遠鏡群・アルマ望遠鏡と組んで、最強の電波天文観測をしてほしい。可視光や他の波長では見えない、遠い遠い宇宙を、高い解像度で「はるか」の後継機と地球の電波望遠鏡で見たいなぁと思います。「ASTRO-G」が計画中止になってしまい、日本ではスペースVLBI計画はどうなっちゃうのかな、と。今、どうなっているのかな、と心配になります。「はるか」はMUSESシリーズ、初代「はやぶさ」と同じ技術試験衛星。「はるか」で得た技術が、いつか活かされることを願っています。
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by halca-kaukana057 | 2015-02-12 23:17 | 宇宙・天文

古代エジプトうんちく図鑑

 先日読んだ「ツタンカーメン発掘記」に関連して、古代エジプトのことをもう少し勉強してみようと思い、手に取った本。
・感想:ツタンカーメン発掘記


古代エジプトうんちく図鑑
芝崎めぐみ/バジリコ/2004

 古代エジプト文明・考古学の入門本。開いて驚いた。全て手書き(手描き)。イラストや漫画はもちろんのこと、文章も手書き。厚めの本で、これを全て手書きで書いてしまった…まずそこがすごい。

 ヘタウマ?でゆるいイラスト・漫画で、古代エジプト神話から遺跡の数々、エジプトを世界に紹介した古代から近現代までのエジプトロジストたち、著者の芝崎さんのエジプト旅行記、極めつけはファラオ140人全員集合!入門本と書きましたが、結構マニアックなところまでつっこんでいます。「はじめに」にもある通り、有名どころから読んでいくことも出来ます。参考文献も多いので、この次に読む古代エジプト関係読書ガイドにもなります。入門編からマニアックなところまで網羅しているのがすごい。

 古代エジプト…知っているようで知らないことが多過ぎる!というのが読んでの感想。
 まず、古代エジプト神話も、太陽神ラーやヌト神、トト神、オシリスにイシスにセト、ホルス、アヌビス…と名前とどんな神なのかは知っていても、物語としては知らない部分が多かった。改めて古代エジプト神話を読んでみて…とてもユーモラス。オシリス・イシス・ホルス親子とセトの戦いはキリがない。個性的で、おおらかで、ぶっ飛んでいるところもあり、面白い。矛盾していたりややこしいところもある。「何故そうなる!?」とツッコミたくなるところも多い。そこも魅力的。神々も様々。お気に入りの神様を見つけるのも楽しい。どこか、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」を思い起こさせるところもある。

 ちなみに、本の話からずれますが、宇宙好きとしては、このところ海外の探査機は古代エジプトに関しているものが多いと感じている。昨年、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着、着陸機を彗星の核に着陸させたヨーロッパの探査機「ロゼッタ」と着陸機「フィラエ」は古代エジプトのヒエログリフ解読の鍵となった遺跡にちなんでいるし、「はやぶさ2」のライバルとなるアメリカの小惑星探査機「オシリス・レックス」が向かう小惑星の名前は「ベンヌ」。フェニックスの原型となったと言われる鳥「ベヌウ」のことで、オシリスの心臓から生まれたという説もある。宇宙開発機関では古代エジプトブームなのか?(「ロゼッタ」が打ち上げられたのは10年前のことで…)

 エジプトロジストたちのお話も、笑いながら読めます。トップバッターからしてハワード・カーターだし(カーターを語れば、同時代、関わりのあったエジプトロジストが次々と登場するので便利でもある…?)、イタリア人のベルツォーニは豪快と言うか雑と言うか…でも次々と発掘、発見を続けていくのは一体…。ベルツォーニのパトロンだったイギリス人ヘンリー・ソールトがベルツォーニを妬み、それがますます不幸を呼び寄せてゆく…という話には、人生とは…と考えてしまった。ヒエログリフを解読したシャンポリオンの努力には感服。そのシャンポリオンのところで衝撃の事実。ロゼッタ・ストーンはヒエログリフ解読にあまり役に立っていなかったと…!!?ちゃんと勉強しないとわからないことって多い…。

 歴代ファラオ解説は、有名どころから初めて聞く名前までたくさん。有名なファラオでも、結構知らないことが多い。ここで、遺跡や王墓に関して読む時に、古代エジプト神話は切っても切れないのだなと思う。時代で変化もある。ファラオそのものについても面白いし、つくった神殿、発掘や研究の歴史も興味深く語られている。様々な説があり、謎が謎を呼び、それが古代エジプトの魅力なんだろうなと思う。
 興味を持ったのが、第21王朝のネコ2世。名前が可愛い。スエズ運河よりも2500年も前に、紅海とナイル川を繋ぐ運河の工事に着手し、フェニキア人の船乗りにアフリカ大陸を1周させたそう。
 この歴代ファラオ解説はかなりディープなことも書いていて、でも親しみやすい漫画やイラスト、著者のツッコミが面白くてどんどん読んで、また読み返して…古代エジプトのファラオも深い。

 古代エジプトは、天文学とのつながりも深い。本の最後のほうに天文学に関することも書いてあります。シリウスがナイル川の氾濫する時期、農耕を始める時期を報せる星だったのは有名ですね。天の川を天のナイル川と見ていたことも。ピラミッドがオリオン座と関係があるという説も有名ですが、スフィンクスも関係あるかもしれない、と。古代エジプトの頃は、ネオンも光害もなかった。どんな星空を、古代エジプトのファラオや人々は見ていたのだろう…。

 これを読んでいると、エジプトに行きたくなります。旅行記はトラブル・事件の連続。出会った人々も、商魂たくましい人もいれば、どう反応したらいいのかわからない人も…。エジプトは結構広い。治安の問題もある。それを乗り越えての遺跡の数々には、圧倒されるんだろうなぁ。

 この本、本当に面白いです。読んでいるうちにディープな古代エジプトの魅力にハマれます。本当に全部手書きは凄い。
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by halca-kaukana057 | 2015-02-12 22:56 | 本・読書

外の世界で見たもの、思い知ったもの 人形劇「シャーロックホームズ」第16話

 人形劇「ホームズ」も、もう16話。クライマックスが近づいてきました…。
 その前に、ようやく、主題歌「Scarlet Story」フルが聴けるようになりました!!

Rock on.

ナノ / フライングドッグ


 ナノさんのアルバムに収録されています。演奏クレジットにはしっかりと、ダニエル・ハーディング指揮マーラー・チェンバー・オーケストラと記載されています。弦楽器の鋭さ、緊張感、繊細さ、物悲しさ…1曲の間で豊かな表現。最後が切ないです。歌詞もようやく公開。しかし…和訳が無かった。こうなったら自分で訳す!と辞書を片手に訳してみたものの、不自然な日本語に…。英語は学生時代は得意だったんだがなぁ…。「冒険ファンブック」にはテレビサイズの歌詞の和訳が載ってますが、比べたら随分違う。
 今度発売のサントラには、歌詞の和訳もつけてください。


 16話「ダグラスさんのお屋敷の冒険」。原作は「恐怖の谷」。「ホームズ」シリーズで4作ある長編のひとつ。これで、人形劇は4作の長編全てを映像化しました。

 夜、221B。ホームズはカエルの実験、ワトソンは寝巻で寝る準備。そこへ、ハドソン夫人が駆け込んでくる。学校の裏のアメリカ人のダグラスさんのお屋敷で、殺人事件があったのよ!!と。殺されたのはご主人。殺人事件と聞いて、興味津々のホームズ。こんなチャンスは滅多にない!と出て行こうとする。しかし、ビートン校は夜8時以降は外出禁止。ワトソンがそう言って止めようとするが、ホームズはお構いなし。規則が何だ!本物の殺人事件なんだ!!と、さっさと出て行ってしまいます。慌てて後を追うワトソン。

 人形劇「ホームズ」では、学園もので、殺人なし、死人一切無しでずっと描かれてきました。殺人事件が原作のものも、うまく10代の子どもたちがやりそうなことに置き換えていた。しかし、本当の殺人事件…。学校の外ならいいのか?と、あらすじを読んだ時からもやもやしていました。

 ワトソン、寮から出て行くシーンでは制服に。着替えるの早い。いつも疑問に思っているのですが、ワトソンの寝巻はどういう仕組みになっているのだろう?ポンチョのように上から被る、袖がないタイプであることはわかるのですが。寝巻の上にあのポンチョを羽織っているのだろうか?
 あと、ハドソン夫人がエプロンをつけていなかった。黒いドレス、素敵です、お似合いです。

 学校の門を開け、学校の外へ。ビートン校の外が描かれる、舞台になるのは初めてです。門を出る時も、ダグラス邸に入る時も、ワトソンはやめようよ、と言う。それでもホームズについて行くのがけなげ。一方のホームズは、ダグラスさんのお屋敷の中へ。天井の高い、とても大きなお屋敷です。屋敷の中では、警官たちがあちらこちらへ。その警官たちの目を盗んで、ホームズとワトソンは現場へ向かう。そして、現場には横たわる人…。人形なのに、何だろうこの不気味な雰囲気は…。音楽もいつもと雰囲気が違う気がする。そこへ、「そこで何をやっている!」2人に声をかけたのはマクドナルド警部。大柄でがっちりとした体形。視線が冷たい…。うろたえる2人に、「ホームズ、何やっているんだ」と声をかけたのは…ジェファーソン・ホープ君!!「早く仕事に取り掛かるんだ」と、何事も無かったかのように2人に話しかける。「こいつら、うちの従業員なんです」とマクドナルド警部に説明し、別室へ連れて行き、掃除を始める。

 マクドナルド警部が行ってしまうと、再会の時間。「冒険ファンブック」で再登場することはわかっていましたが、実際に再会すると、感慨深い…何度も、ホープ君!ホープ君!!と叫んでいたのは私ですwホープ君は、今は美術品専門の運送会社で働きながら、本格的に彫刻の勉強をしている、と。ああ、ホープ君も自分の道を見つけたんだ、よかった…!

 ところで、ワトソンがホープ君が退学になったのは、2話の食中毒事件の責任…と言っていましたが、えっ?違いますよね?ドレッバーとスタンガスンに校則違反の賭け事に巻き込まれ、学校にバレたが、ドレッバーとスタンガスンは親のコネでお咎めなしになり、ホープ君だけが罪を被り、退学処分になったのでは。どうせ退学なのだから、その賭け事で奪われた父の形見の懐中時計を取り戻すため、捨て身でゆで卵で2人に賭けを持ちかけ、賭けに勝ちドレッバーとスタンガスンは食中毒に。なので、ホープ君の退学の理由は食中毒事件ではなく、賭け事に巻き込まれてホープ君だけ罪を被せられたせい。

 ホープ君がダグラス屋敷にいたのは、広間にかけられている絵のことで呼ばれたから。ホープ君がダグラス邸に来たのは2度目。主人のダグラスさんは、あまり品のいい人ではない。左手の薬指にごつい大きな金の指輪をしている。結婚指輪の上に。イギリス人はあんなおしゃれはしない。アメリカ人だ、と。ホープ君、よく見ています。そして、絵も元々は事件現場の書斎に飾ってあったもの。ところが、ダグラス夫人がここに飾って欲しいと頼み、移動した。ホープ君曰く、この部屋には合わない。お金持ちの考えることはわからない。絵を飾る前に、あの金庫を何とかしろ、と。ホープ君の前には金庫、というよりは宝箱が。「お金持ちの考えることはわからない」…ディーラー寮の2人を思い出しているのだろうか…。ホープ君は仕事が終わったので帰ることに。会えて嬉しかったよ、と握手をする3人。ああ、再会の時間は短い…。

 ホープ君、すっかり変わりました。2話では、ドレッバーとスタンガスンにいじめられこき使われ、罪も被せられ退学処分になり、弱気な内気な少年だった。しかし、父の形見の懐中時計の話のシーンでは、内に強いものを持っているのも伺えた。そんなホープ君を初対面でも励まし、部屋にあったカバの石膏像から手先が器用なことを誉めたワトソン。ホープ君は退学にはなってしまったけど、それでよかったのだろう。もういじめられることもないし、手先が器用なのを活かして彫刻家を目指して働きながら勉強もしている。たくましくなったなぁ。マクドナルド警部に見つかって、うろたえる2人に自然に声をかけ、うまく逃がすこともやってのけた。機転も効く。成長しました。私もホープ君に再会できて嬉しい。立派に成長していること、元気でいることがわかって本当に嬉しかった…!
 ホープ君の成長した姿に感心するワトソン。自信をつけるって大事なことなんだな!と。2話の時は、ワトソンも足のケガでラグビーをやめ、ホープ君と同じく自信も何もかも無くした状態だった。2人とも、それぞれ成長しましたよ。

 さて、ホームズとワトソンはいよいよ事件現場の書斎へ。書斎からマクドナルド警部と警官たちが出て行った隙に、2人は書斎へ。その前に、制服の胸に警察バッヂをつける。ホームズ、どこからそんなものをwどこの少年探偵団ですかw
 書斎。横たわる死体。ワトソンは怖がってばかり。死んだ人を見るのは初めてのワトソン。ホームズも初めて。顔に被せられている布をとり、死体の顔を確認するホームズ。顔は散弾銃で撃たれている…うわあああ…私もこれを書くのはちょっと控えたい…。指には大きな金の指輪。でも、指輪はそれだけ。部屋にはダンベル。ワトソン、半ば強引に書斎からホームズを連れ出します。
 ドキドキという鼓動が、緊張感を高めています。

 死体から目をそらし、嫌がるワトソン。ひたすら冷静なホームズ。2人の対比は、性格の違いからでしょうか。ワトソンはその優しさゆえ、感情移入してしまう。一方のホームズは、本物の死体でも事件を解く重要な鍵と捉えている。感情より事実と理論。正典では医師のワトスンは、怖気づくことも無く死因や推定時刻などを分析する。人形劇15歳ワトソンも父は医師だが、死体を見たことは無かったか。人の生死に携わる医師だからこそ、死を軽んじてはならない、興味本位で見てはいけないもの、と教えられてきたのかもしれない。

 書斎を出ると、女性の鼻歌が。女性…ダグラス夫人がお茶を飲みながらクッキーを食べている。あなたたちは?と尋ねられ、警部に頼まれて捜査を手伝っている、と答えるホームズ。夫人に事情聴取をしようとするが、マクドナルド警部がやって来る。まずい!屋敷から逃げ出す2人。

 ここで、奇妙な点が。マクドナルド警部や警官たち、ダグラス夫人の動きがとてもぎこちない。ぎこちないどころか、手も腕も脚も動いてない。木目の人形は「新・三銃士」の時と同じだけど、とても冷たい感触。視線も冷たい。ホームズやワトソン、ホープ君はよく動くし、眼にも生きているような感じがあるのに、警部や夫人は眼も生きているような感じが無い。なんだろう、この奇妙な感じ…。異世界のよう。

 庭で事件について話し合う2人。ワトソンは奥さんが怪しい、と。旦那さんが殺されたのに、暢気にお茶を飲んでいた。確かに不自然。ホームズは立ち上がると、庭にある池へ。長い木の枝を持ち、池の中に。何かを探している模様。ワトソンに身体を押さえていて欲しい、と。よくわからないまま、ホームズを支えるワトソン。そこへ…モリアーティ教頭が!!マクドナルド警部から学校に連絡があったのだ、と。しかし、モリアーティ教頭が来てもホームズはお構いなし。枝に引っかかったあるものを引き上げようと必死。さすがのワトソンも支えきれない。教頭先生に手伝って、と。えええ!?モリアーティ教頭、ワトソンを支える…何だこのシュールな絵はw音楽もコミカル。あのモリアーティ教頭がこんなことになるなんてwww
 このシーンで、ホームズとワトソンの靴が見えていました。いつもは見えない2人の脚。脚のある人形もあるのか!このシーンの操演、とても難しいと思う。お見事でした!
 池から引き上げたのは、上着。誰の服?その前に、私に礼はないのか!?と苦しそうなモリアーティ教頭。ホームズは事件の真犯人がわかった、と。警部にそれを伝えなければならない。教頭は学校に帰ると止めようとするが、「それを伝えるのは市民の義務です!」と走って行ってしまう。ワトソンも強行突破。これまたコミカルな音楽。教頭、散々です…。モリアーティ教頭が本格的に登場したのに、何だこれは一体…w

 屋敷で、ホームズはマクドナルド警部に真犯人がわかったんです!と推理を言おうとする。しかし、警部は子どもの言う事なんかに、と聞く耳も持たない。そこへモリアーティ教頭が。捜査の邪魔をしたことを詫び、ホームズは学業そっちのけで校内の事件に首を突っ込む困った生徒だ、と説明する。しかし、続けて、真実を見極める直感と論理的に考えを組み立てる能力は優れている。せっかくなので彼の話を聞いてみては、と警部に話すモリアーティ教頭。モリアーティがホームズを誉めてる!認めてる!かばってる!!1話の石膏像破壊事件では、他の先生たちと同じようにホームズを問題児、目の敵にしているような雰囲気でしたが、モリアーティ教頭はホームズのことをちゃんと見ていた、理解していたんだ…。

 そして、ホームズは推理を述べることを許される。まず、遺体の指輪。結婚指輪が無いのがおかしい。事件現場にあったダンベル。2つの重さが違う。片方のダンベルから抜き取られた錘はどこへ?池から引き上げた上着に、そのダンベルの錘が入っていた。上着に刺繍されたイニシャルから、服はダグラスさんのものではない。

 そして、事件の真相…ダグラスさんは殺されてはいなかった。死んでいたのは、ダグラスさんを狙い襲った賊。顔が判別できないことをいいことに、ダグラスさんは自分が死んだことにした。ダグラスさんはどこにいるのか…あの、ホープ君が運んだ絵。事件の後に部屋の模様替えをするなんておかしい。絵を動かし、その裏の戸…ホープ君の言っていた金庫をしまうはずの場所を開けると…人が。ダグラスさん。狭いところから出られたことと、奥さんと再会した喜びを表現するダグラスさん。ホームズの華麗な推理の後に…コミカルw書斎の死体は、テッド・ボールドウィン。一体何があったのか、テッド・ボールドウィンは何者か、何故ダグラスさんは狙われたのか…聞きたいところだが、今度こそホームズを学校に連れて帰るモリアーティ教頭。「その話、長くなりそうですか?」とのワトソンの問いに、「長編小説半分ぐらい」「本を出すから、読んでみてよ」とダグラスさん。
 確かに、「恐怖の谷」の半分はダグラスの回想です。続きは原作で!!読んでない人は読んでね!

 学校に戻ってきた3人。モリアーティ教頭、ホームズに対して、厳格に話します。ホームズがどんなにしゃしゃり出ても、警部は相手にしなかった。しかし、モリアーティ教頭が間に入ると途端に聴く耳を持った。世の中と言うのはそういうもの。教頭、厳しく続けます。
己の小ささを思い知れ、シャーロック・ホームズ。
お前は学校から一歩でも外に出れば、名探偵でも何でもない、ただの小生意気な小僧に過ぎんのだ。

 ホームズの表情の陰りが、無念を物語っています。
 そして、校則を破って外出した2人に、謹慎1週間を言い渡す。それに対して、ホームズは、ワトソンは強引に連れて行ったので許してやってほしい、お願いします、と。ホームズがワトソンをかばってる!ワトソンは3日に。

 221Bに戻った2人。溜息をつくホームズ。ここで、ナレーションワトソン…はい!!?一体何と言いました!!?
「まだ僕らはそのことを知らない」
 ワトソンの回想であることがわかります。しかも、このナレーションワトソンの声は、普段のトーンの高い、ちょっとひょうきんな雰囲気もある15歳ワトソンの声とは違う、大人っぽい声だった。大人になったワトソンが回想している、ということか…。あと2話、ホームズはどうなっちゃうの?やっぱり、ホームズは最後は…。そんな…。せっかくワトソンといいコンビ、親友になれたのに…。卒業まで、卒業した後も一緒に冒険していて欲しい。あと2話…。

 さて、ホームズとワトソンが見た、学校の外の世界。全寮制なので、外の世界に出ることはない。ホームズはビートン校内では、次々と生徒たちが問題を相談に来る名探偵。しかし、学校の外に出れば、ただの15歳の少年に過ぎない。真実を知っていても、大人は、子どもの言うことなんて、と相手にしない。15歳ホームズには力がない。なんとも理不尽です。まるで、ディーラー寮のお金持ちのお坊ちゃんの生徒たちと、他の寮の生徒たちの格差、階級のよう。マイクロフトが生徒会長の権力と、ディーラー寮のボスとして事実を捻じ曲げたのにも似ている。それでも、校内にはホームズのことを理解し、信頼してくれる人たちがいる。親友のワトソンも、友達でもあるレストレードやシャーマン、アガサ、パイク…これまでの依頼人や被害者たち。アドラー先生も、ホームズのことを理解し、可愛がっている。前回15話のノートン先生は、前ほどホームズを目の敵にしていなかった。そして、モリアーティ教頭も、何だかんだ言って、ホームズの能力を理解していた。

 モリアーティ教頭に援護してもらったが、学校の外でも、ホームズは見事な、完璧な推理をした。ホームズは学校の外でもやっていけるはず。最後のナレーションワトソンの言葉、この人形劇のラストは、学校という狭いコミュニティに収まりきらない…という意味なのだろうか。対照的なのがホープ君。退学になったが、学外で居場所を見つけ、彫刻の勉強もして、成長している。そんなホープ君の姿が、ホームズに影響を与える…のかもしれない。
 でも、ワトソンはどうするんだよ…。

 殺人事件に関しても、学外なら、相手が賊ならいいのか…?と思っていました。あの死体の描写は辛いものがありました。
 今回の物語は、ほぼ原作通りです。20分に収めるのに、あちこち端折っていますが、これまでのように原作を大幅にアレンジはしていません。マクドナルド警部はスコットランド・ヤードの警部のひとり。ほぼ原作の世界に入りこんだ15歳のホームズとワトソン。ホームズは違和感無く溶け込んでいた。ワトソンは、いい意味でまだ15歳の少年だった。外の世界=原作の世界を知ったホームズ。やはり、15歳ホームズは学校内=原作に基づいているけれどもアレンジしている世界に収まり切らない…ということか?
 でも、だからワトソンはどうするんだよ…!2人が離れ離れになるのは寂しいよ!

 モリアーティ教頭が本格的に登場したのは、1話ぶり。厳格だけれども、生徒のことをちゃんと思っている”先生”でした。最後、このモリアーティ教頭と対決することになるの…?マイクロフトとの確執はどうなる?あと2話で伏線回収できるのか?
 次回は、「本当に困った校長先生の冒険」。校長先生…またですか…。

 今回のイラストは勿論この子!
f0079085_23255760.jpg

 ホープ君!制服ではなく私服。かっこよかったです。たくましく働いている感じを。
ちなみに、2話の時のホープ君イラストと比べてみましょう:終わりと始まり、失意と希望 人形劇「シャーロックホームズ」第2話
 この時は、似ない、可愛く描けない…と悩んでいた。私の絵も少しは成長したかなぁ?
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by halca-kaukana057 | 2015-02-03 23:42 | Eテレ・NHK教育テレビ


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