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シューマンを弾きたい

 先日の記事で、6月7日まではまだシューマンイヤー延長だ、シューマン作品に取り組みたいと書きました。では、何に取り組むか。シューマン作品の楽譜はややこしい(内声が豊か)ので、迷ってなかなか決められずにいたのですが、決めました。

 「ユーゲントアルバム(子どものためのアルバム)」op.68より第15曲「春の歌」にしました。

 こんな作品です。
YouTube:Schumann: Album für die Jugend Op.68 (15-20)

 この動画の1曲目が「春の歌」。

YouTube:Frühlingsgesang

 この動画では第1主題の繰り返しを省いてあります。

 楽譜はこうなってます。
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 冒頭に「Innig zu spielen」とあります。ドイツ語で「非常に心を込めて演奏する」という意味です。ホ長調。和音が多い。穏やかで、まさに春のうららかな日差しの中、のんびりとしているような作品です。シューマンと言えば春のイメージなので、この作品を選びました。
 そして、この作品の特徴というと、8分の6拍子なのに、4分の3拍子に聞こえてしまう…そう、「ヘミオラ」のリズムになっています。3拍子の曲で、2小節をまとめてそれを3つの拍に分け、大きな3拍子のように聞こえます。シューマン作品では、交響曲第3番「ライン」第1楽章の冒頭、ピアノ協奏曲イ短調第3楽章で出てきます。このヘミオラのリズムが取りにくく、鍵盤に向かって弾くこととよりも、8分の6拍子を手で叩きながらメロディーを歌ってリズムを頭の中に叩き込んでいることのほうが多いです。
 難しいけれども、ヘミオラの練習だと思ってがんばります。

 シベリウス「樅の木」op.75-5はこうなってます。
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 楽譜のドとソの位置に、蛍光マーカーで線を引きました。これで楽譜が読みやすくなりました。今年はとにかく、楽譜を読むことを重視して演奏したいです。これまではさっさと暗譜して、あとは楽譜は確認する程度でしか使ってこなかったのですが、これだと音を忘れるとすぐに演奏できなくなってしまう。それよりも、もっと楽譜に書いてあることをじっくり読めるようにしよう。そのための工夫です。あと、アルペジオの嵐部分でもすぐに音が読めるように、との対策も含んでいます。

 ソナチネ4番(クーラウ)は1楽章を両手で。楽しくなってきました。ちょっと長い作品なので、体力・集中力も付けていきたいです。

 で、「クインテット」作品も追加になりました。「クインテット」はNHKでの今年度末までの完成を目標にしているので、しばらくは「クインテット」優先になりそうです。そういえば、クラシック以外の音楽作品を演奏するのは初めてだ。クラシックとは違う響きも楽しみたいです。
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by halca-kaukana057 | 2011-01-21 23:10 | 奏でること・うたうこと

そして”ゴール”へ… 「クインテット」来年度情報

 既にネット上のあちらこちらで情報が出ていますが、NHKの来年度の編成スケジュール・新番組情報などがリリースされました。

NHK INFOMATION:放送番組編成計画
 このページにある、「別表 放送番組時刻表」をご覧ください。

放送番組時刻表
 NHK教育は2ページ目。

 平日夕方を見ると、「クインテット」がありません。あるのは、土曜朝8:25~35,夕方17:25~35.今度発売する新DVDのタイトル「ゴール」は…やはりこの意味だったのか。

 「クインテット」の音楽演奏を担当している「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」の事務局である「おふぃすベガ」さんのtwitter公式アカウントにも、こうありました。
・NHKの新年度番組編成表が発表されたようです!「クインテット」は土曜の朝8:25から。平日夕方の放送は・・・みあたりませんネ・・・・。夕方ティータイムの口実がなくなるのは、残念です!
posted at 10:29:14

・「クインテット」平日の放送が春から無いことへ、多数の悲鳴ツイートを頂いております。私も残念です!番組への突っ込んだご質問、ご要望は、局へお寄せくださいませ~。
posted at 13:24:00

・「クインテット」平日放送無くなるの件に沢山のリプライありがとうございます。皆さんからこんなに愛されているクインテット!\(^o^)/ 当社は番組制作に直接関わっておりませんので、憶測による情報ツイートは控える所存です。ご理解のほどよろしくお願い致します。
posted at 14:48:00

・再度ご案内。今春からの「クインテット」は、平日夕方の放送はなくなり、土曜朝8:25からの放送はあるそうです。NHK番組編成計画のページより。http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/hensei/
posted at 17:25:12

・追加情報!土曜日は夕方5:25-35にも放送!朝と夕方の2回放送!RT @officevega: 再度ご案内。今春からの「クインテット」は、平日夕方の放送はなくなり、土曜朝8:25からの放送はあるそうです。http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/hensei/
posted at 17:50:03

 2003年からの放送から8年間。最初の頃は5時台ブツ切れタイムテーブルという視聴者には優しくない(苦笑、でもあのタイムテーブルも今となっては斬新だったと思うし、懐かしい)番組だったのにも関わらず、徐々にハマりだし、2年目からは全部録画するほど大好きな番組でした。番組で歌われた童謡唱歌などの様々なジャンルの歌、ミュージカル風の寸劇、コンサートで流れたクラシック作品、オリジナルソング…音楽ってこんなに楽しいものだったんだ!!と何度も思いました。”音楽”を様々な面から捉え、考えられるようになったのも、「クインテット」のおかげです。そして、「クインテット」メンバーのように、楽しく演奏してみたい…と子どもの頃にやめたピアノを再開しました。ピアノを弾いている今の自分があるのは、「クインテット」のおかげです。特に番組でも5作品を演奏・放送したブルグミュラー25の練習曲は、私とピアノを語る上で欠かせない存在となりました。

 そして何より、宮川彬良さん、アンサンブル・ベガの皆さんのこと、演奏、編曲…出会えて本当によかったと思っています。コンサートは毎回驚きの連続でした。編曲、編成が変わってもその作品の魅力を打ち消すことなく、寧ろ引き出して、子どもたちも気軽に親しめる。本当に貴重な番組だったと思います。

 平日夕方の放送が無くなってしまうのは寂しいですし、非常に残念です。夕方は「クインテット」を観る、8年間の習慣になっていましたし…(仕事で観れない日も少なくなかったですが)。そういえば、「クインテット」がずっと画面が4:3なのが気になっていた。今後デジタル放送に対応するなら16:9にしないといけないんじゃないかと思っていた。ただ、土曜だけでも来年度放送が残っていて本当によかった。これが土曜放送なしに放送終了なら、…泣きますよ。8年間、色々あったと思います。「ただいま考え中」が歌詞を変えてCMソングになったり、特番も何度かあったり。第42回ABU総会ではABU賞(子ども・青少年番組部門)の最優秀部門を受賞もしました。宇宙機で言えばフルサクセスを達成して、来年度からはエクストラミッションでしょうか(マニアックなたとえですみませんw)。来年度の放送で、新作は来るのか…まだわかりません。でも、ちょっとだけでも来て欲しいなぁと思っています。

 さて、「クインテット」の後、来年度この時間はどうなるのか。
平成23年度 国内放送編成計画(*PDFです)
 この30ページ目。
「フックブックロー」(月~金・前6:35~6:45)
 ハッチポッチステーション、クインテットに続く子供向けパペットバラエティーの第3弾。本屋を舞台としたユーモアあふれる物語を中心に、童謡からポップスまでの幅広い分野の音楽や、子どもたちが驚くおもしろい雑学などを“福袋”のように詰め込んだ番組。

 朝にも放送があり、夕方は今の「クインテット」の時間に再放送。「ハッチポッチステーション」「クインテット」に続くパペットバラエティ第3弾、兄弟番組のようです。「ハッチポッチ」「クインテット」同様、音楽番組でもある模様。詳細は書かれていませんが、もしかすると「ハッチポッチ」「クインテット」に引き続き、脚本は下山啓さん、アートディレクションは藤枝リュウジさんかもしれないですね(まだわかりません、あくまで予想です)。
 「フックブックロー」も引き続き観ていく予定です。
 ちなみに、「デザイン あ」もレギュラー化しますね。

 新年度スタートは3月28日平日放送のラストは3月25日。(翌日土曜放送がありますが)あと2ヶ月程度…「クインテット」をいつも通りに楽しもうと思います。


 そして考えたのですが、土曜放送は残っている、まだ終わったわけじゃない。でも、「クインテット」へのありがとう、感謝の気持ちを何らかの形にしたいと思っています。これまで、「クインテット」オリジナル曲をピアノで演奏したことが無かった。なので、演奏しよう、と。今のところ、「ゆうがたクインテット テーマ」と「夢のつづき」のピアノソロ楽譜が見つかったので、それを弾こうかなと。アップは著作権の関係で、YouTubeに動画での形になります。余力があれば、寸劇やコンサートで演奏された童謡唱歌・クラシック作品も。「クインテット」で演奏されたブルクミュラー25の練習曲作品をおさらいするものいいかもしれない。そのあたりは、ただいま考え中です。

 あとは、イラストですね。3月までバンバン描いていこうと思っています。
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by halca-kaukana057 | 2011-01-21 22:12 | Eテレ・NHK教育テレビ

サブHP移転のお知らせ

 お知らせです。これまでピアノ演奏録音などをアップしていたホームページを移転すると以前書きましたが、移転先をお知らせします。まだ引越しの途中なので、旧ホームページも残っていますが、引越しが完了次第旧ホームページは閉鎖します。

 ちなみに、はじめはこれまで同様ホームページ形式にしようと思ったのですが、一からHTMLを書くのが面倒だったので(爆)、ブログにしました。

移転先はこちらです:Satellite HALCA
 タイトルは旧ホームページと同じにしました。
 web拍手でいただいたメッセージへのお返事もこのサイトに載せます。ということで、メッセージはお気軽にどうぞ。

 ピアノ演奏録音をそのまま引っ越せばいいと思ったら、いつの録音なのか調べて、説明を書くのに時間がかかってなかなか作業が進んでいません…。1月中に完了できたらいいな…。

 あと、今年取り組むピアノ作品の、シューマン作品が決まりました。後日改めて記事にします。
(発表することで、目標が明確に決まる…それが不安にも感じますが、不安を乗り越えてこそ「挑戦」。新しいものに向き合うことはいつだって不安を伴うのだから、その不安に振り回されないようになりたい。そう感じています。)
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by halca-kaukana057 | 2011-01-17 22:32 | information

何度目かの再開・ここがスタートライン

 新しい年を迎えたので、昨年の反省をしつつ今年の目標を色々と考えていました。ピアノに関する目標を考えていたのですが…昨年はあまりピアノに触れることすら出来なかったので、反省のしようがなかった。では一昨年はどうだ?と思ったら、路頭に迷っていた。…ここ数年の私のピアノを取り巻く状況は最悪だったようだ。

 ということで、反省のしようもないのなら、また一からスタートするしかない。今年は、またスタートラインに立ち、新たなスタートをきろうと思う。腕の故障で失った時間、積み重ねてきた練習を取り戻すよりも、もう一度、これが何度目かわからないがまっさらな気持ちと頭で、鍵盤と楽譜に向かいたい。

 今年に入ってから練習してみて、左手が全然動かないことに愕然としたので、まずは右もだが「特に左手を動くようにする」。今、練習前にハノンをやると、左が本当にきつい。特に薬指・小指に無駄な力が入って動かなくなる。これをどうにかしないと。今の状態だと、ブルクミュラー25「アラベスク」は絶対に弾けないと思う…。

 それから、「楽譜から多くのことを読めるようにする」。じっくりと読譜をできるようになりたい。これまで、楽譜が苦手と言ってきたが、そろそろ克服したい。楽譜が読めない以上、演奏できない。演奏を続けられない。ただ読むのではなく、例えば文章を読むように、文のつながり、句読点、語彙や漢字などの違いで何を表現したいのか、書き手は何を言いたいのか…このようなことを楽譜から読み取っていきたい。自分で演奏するためにCDを聴くのはあくまで参考程度に出来るように。

 あと、その楽譜から読み取ったことを実際に演奏する上で、「ひとつひとつの音に色・情感をつける」。楽曲全体や、楽曲の流れ・部分に色や情感をつけることは考えても、ひとつひとつの音につけることはこれまでしてこなかったと思う。同じ音でも、楽譜を読むことで違った意味に取れるかもしれない。そうなると、違った音としての表現が求められる。ひとつひとつの音に、それぞれの色・情感をつけることは、ひとつひとつの音を大事にして、それらの音からひとつの楽曲が出来ているんだ、無駄な音などひとつもない、という考えに繋がるのかな。


 これらを踏まえて、取り組む楽曲

・クーラウ:ソナチネ4番 ハ長調 op.55-1
ソナチネ5番 ト長調 op.55-2
・シベリウス:「5つの小品(樹の組曲)」op.75 より第5曲「樅の木」
・シューマン:未定だが1曲

 ソナチネアルバムは4番と5番。5番までは進みたいなぁ。現在4番1楽章を練習していますが、トリルのような左手伴奏に苦戦。しかも和音だ。今の左手の状況だと辛い…。
 シベリウス「樅の木」は何度目の宣言だろう。今年こそ、今年こそ取り組みたい。昨年のブランクを経て久々に楽譜に向き合い、冒頭のアルペジオの嵐と第1主題を練習しているのですが、不思議なことに楽譜をサクサクと読める。ブランクがあっても、頭に残っているということか。不思議なものです。

 あと、6月7日までシューマン生誕200年記念年を延長したので、その間にシューマン作品に何かひとつ取り組みたい。候補はあるのですが、検討中。シューマンの楽譜って何でこんなに難しい・ややこしいんだ!!(褒め言葉ですw)シューマン作品の楽譜を読み込むことは、読譜のいい訓練課題になるかもしれない…。

 もし出来るなら、J.S.バッハ他バロック作品にも取り組んでみたいのですが、余裕があれば。

 今年は、私にとって何度目かのピアノ再開となります。でも、「取り戻す」のではなく、これまでとは違う方向性(=演奏での可能性)を見出しても構わない。新しいスタートラインから、また始めます。

 まだ「音を出しているだけ」の程度ですが、久々にピアノ・楽譜に向かっていると、頭が冴えてきます。楽しいです。私にとって、ピアノは欠かせないものなんだなと感じています。
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by halca-kaukana057 | 2011-01-05 22:34 | 奏でること・うたうこと

腕の完治と、ピアノ再スタート

 twitterでは書いたのですが、こちらに書いてなかった。手術した腕の治療が完了、完治しました。2月に痛みを感じ、検査しその結果に驚き、入院、手術、リハビリ、再手術…長かったです。寒くなる前に完治してよかった(10kgのお米の袋や、灯油のポリ缶を運んでも大丈夫!)。お世話になった主治医も、無事に治り、腕もよく動いていることを喜んでくださいました。本当にありがとうございます。看護師さんたち、リハビリの療法士さんにも心からありがとうと伝えたいです。

 さて、腕も完治して、ようやく何も心配することなくピアノを弾けます。今は、3つの音の和音をスタッカートで連打してもしっかりと打鍵できますし、痛みもありません。腕の痛みがなくピアノを演奏できる…何ヶ月ぶりだろう。一時はピアノはもう無理かなと思ったこともありましたが、また、ゆっくりとピアノに向かえそうです。

 ただ…何ヶ月もまともな練習をしていないので、指が回らない。譜読みもただでさえ苦手なのに、遅くなった気がする。各指の独立も厳しい。4の指で打鍵しようとすると、5の指も一緒に動いてるw(笑い事ではないぞ…まずいぞこれは…) すばやい動き、無理。右:メロディー、左:伴奏とはっきり分かれているロマン派あたりの作品(グルリットとか)はまだいい。バッハなどのバロックだと、指の動きが非常にぎこちない。音は出せても、何を表現したいのか、どんな音を出したいのかなどが頭の中にあっても、指は既にキャパシティーを超えてしまっている状態。困ったものだ…。

 また一からの出直しになってしまったようだが、それもいい。この際だし、また初心に帰って、ピアノ・音楽の楽しみを再発見、これまでは気がつかなかった新しい発見もできたらいいなと思う。寒くて、鍵盤も冷たくなかなか練習しようという気になれない(練習の習慣がすっかりなくなってしまった)が、短くてもいいから、まずはその音色を楽しむことから始めようと思う。

 そんな状態ですが、いつか演奏してみたい作品をいくつか見つけたりもしました。かなり先のことになるが、その目標も持ち続けたいなと思う。練習途中だったシベリウス「樅の木」op.75-5の練習も、慣れ次第再開します。今度こそ…。

 まずは、鍵盤に向かおう。楽譜を読み込もう。思う存分、ピアノの、各作品の音色を楽しんでみよう。
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by halca-kaukana057 | 2010-10-27 22:15 | 奏でること・うたうこと

ちょっと気楽にJ.S.バッハ作品を

 腕の完治まであと少し。動きも大分楽になってきました。以前までは鍵盤を押すと痛みを感じた3つの音の和音も、楽に出せるようになってきました。異常が出るまで・手術する前の状態に戻るのはまだ先になりそうですが、このまま治って、ピアノもまた楽しめたらいいなと思っています。

 さて、以前書いたグルリット「小さなロマンス」、轟千尋「おつきさまのはなし」をのんびりと弾いていますが、もう1曲増やしてみました。J.S.バッハ「メヌエット」ト長調BWV822-7(「組曲 ト短調」より).全音の「バッハ ピアノ小品集」という楽譜に入っていました。さらに、エッシェンバッハのブルグミュラー25CDにも収録されていて、気になっていた作品です。演奏時間1分程度のとても可愛らしい作品です。

バッハ ピアノ小品集 解説付

全音楽譜出版社





 楽譜もシンプルですが、右手のメロディーと左手の伴奏が呼応している。さらに、スラー、ノンスラー、スタッカートなどのバロック作品特有のタッチも弾き分けないと、平坦な演奏になってしまう。簡単そうに見えて、弾いてみるとスラーなどであれ?と思うところが多々。さらに、久々にバロック作品(ピアノそのものも)を弾いたため、右と左の指の動きがギクシャク。右を動かそうとすると左が動かない。まさにピアノを始めたばかりの頃に戻ってしまったみたい。…これは厳しい。

 以前のようにとことん練習して、自分の演奏を客観的に聴いて…というのは、今はお休みすることにします。ロジカルなバッハ作品も、誰かに演奏されることを想定して書かれた作品。一般家庭にピアノが普及するのはもう少し後の時代だけれども、バッハの時代も貴族たちがミニコンサートを開いたりして音楽を楽しんでいた。勿論、フーガや対位法のことも理解して演奏する必要があるのだろうけど、今は置いておいて、音楽そのものを、演奏そのものを楽しんでみようと思う。しかも、あえてバッハ作品で。どうなるだろう?

 このト長調のメヌエットの前には、ト短調のメヌエット822-5,822-6があるのですが、この2曲は左右の旋律が入れ替わっている不思議な曲。面白いな。さらに、この「バッハ ピアノ小品集」には「6つの小さなプレリュード」も収録。もう少しバロックの感覚がつかめたら、こっちも奏でてみたい作品があるのでやってみようかな。

 ロマン派…主にグルリットからも新しい曲を選びたいのですが、まずはバッハから。

・過去関連記事:月が語る物語とは? 十五夜・満月と「おつきさまのはなし」
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by halca-kaukana057 | 2010-10-08 23:14 | 奏でること・うたうこと

月が語る物語とは? 十五夜・満月と「おつきさまのはなし」

 昨日は中秋の名月(十五夜)、今日は満月です。中秋の名月=満月、ではないのですね。「中秋の名月(十五夜)」は、旧暦(太陰太陽暦)での8月15日、つまり、月の満ち欠けで暦を作ると満月になる(はず)の日が十五夜とされています。しかし、純粋な太陰暦での日のずれを閏月で補っても、月の軌道は楕円なのでどうしてもずれが生じてしまう。なので、十五夜と満月の日が必ずしも一致しない、というわけです。

・詳しくはこちらでも:アストロアーツ:【特集】月を見よう 名月は満月とは限らない

 という十五夜と満月の関係についてはここまでにして、昨日の中秋の名月も、今日の満月も、雲で見えませんでした。かなしきかな。でも、せっかくなので、月に関する音楽の話をします。

 今、弾いているピアノ曲があります。かなり楽になってきましたが、まだ腕は完治していません(医師から完治宣言をいただいていません)。ピアノも、本格的な練習は置いておいて、以前書いたように好きな、易しい作品をのんびりと弾いて、その音を楽しんでいます。その作品のひとつに、「おつきさまのはなし」(作曲:轟 千尋)という作品があります。現代の日本人作曲家によるもので、調べてみたらピアノコンクールの課題曲にもなっていたらしいです(コンクールとは無縁なので、よく知らない)。


↑この動画の2曲目です。

 「おつきさまのはなし」というタイトルに、ワクワクせざるを得ない宇宙好きですが、曲を弾いてみてあれ?と思いました。和音が不思議。現代的といえばそれで終わってしまいそうだが、とても不思議な響きの作品です。ゆったりとしたメロディーと、不思議な和音の響きが、まさに静かに輝く月のよう。お月様がお話してくれる物語はどんな物語だろう…?月がどうやって出来たのか、衛星にしては大きいのは何故か…一番近くにあるのに、いまだに謎が多い天体、月。その謎についてお話してくれているのか。それとも、月が観ている地球のこと、宇宙のことをお話してくれているのか。色々と想像してしまいます。

・作曲者によるアドバイスがありました。こちらからどうぞ。

 満月を想いながら、この曲を弾いてその音を聴いていると、月の光や月面が頭の中に思い浮かびます。弾いているうちに、この不思議な和音に病みつきになりました。想像力をかきたてる音…いいね!月にまつわるクラシック音楽作品は色々ありますが、今回はあえて現代曲にしてみました。他にも書きたい月にまつわる曲もあるのですが、またの機会に。

 …この記事のカテゴリは…何だ?(分類不能w
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by halca-kaukana057 | 2010-09-23 22:19 | 音楽

ひまわりの海

 以前、ピアニストの舘野泉さんの本を読んで、他の著作も読んでみたいと思っていた。しかし、図書館にはない。少し前に他の本を探しに本屋へ行ったら、この本があった。お目当ての本がなかったので、思い切って買ってきた。


ひまわりの海
舘野 泉/求龍堂/2004

 この本が書かれたのは、脳溢血で倒れ、「左手のピアニスト」として復帰してから少し後。なので倒れる前のことも、倒れてから復帰するまでのことも詳しく書かれています。

 前半は演奏旅行のこと、舘野さんの好きな・親しい作曲家たちのこと。舘野さんは世界中あちらこちらで演奏会を開いたり、招かれたりしていた。その演奏会でのこと、また、旅先での食事や町の様子のことも。舘野さんのことは復帰した後に知り、演奏も聴くようになった(クラシックを本格的に聴くようになったのがその頃だったので)。倒れる前の舘野さんのことは知らなかったのだが、本当にアクティブな方なのだなぁと実感した。アルゼンチンでは、風邪気味なのに、タンゴの本場に来たのにタンゴを聴かずに帰れるか、と、毎日劇場に通う。凄い体力と気力。勿論舘野さんご自身の演奏も気を抜かない。仕事をしつつ、各地での旅を堪能する舘野さん…あらためて凄い方だと感じました。
 また、世界各地だけでなく、日本での演奏会も大切にする。北海道厚沢部町の廃校での演奏会はこぢんまりとしているが、地元の人との交流を大事にしている。演奏旅行は、演奏をしに行くだけじゃない。訪れた町を、地元の文化や音楽、芸術や自然、食を、人との交流を楽しむことでもある。それが演奏する音楽に繋がっていくのかな、と感じました。

 後半は、脳溢血で倒れて、入院、リハビリの日々と、復帰までの道のり。これまで舘野さんの倒れてから復帰までのドキュメンタリーなどは、ほとんど観ていない。なので、詳細な内容は初めて読んだ。身体が思うように動かない・動かせない辛さ。入院生活での不自由さ。これまで思ってきた以上に壮絶、苦しいものだと感じた。私の家族も脳梗塞で倒れ、半身に麻痺が残り不自由な生活を送ることになってしまったが、その入院からリハビリ、症状が安定してからも麻痺の残る身体での生活は辛そうだった。舘野さんはピアニストとしての仕事がある。倒れてすぐの頃は、復帰もすぐできるだろうと楽観的だったものの、ピアノに向かう度に連打など「出来ないこと」を実感する。そして、周りの反応…。右手が使えないなら、ラヴェルの「左手のための協奏曲」を演奏すればいいとの言葉に、反感を覚える。その一方で、温かく励ましてくれる友人・音楽家たちもいた。特に、マリア夫人や長男のヤンネさん他ご家族も、温かく見守ってくれた。そして、雪が融けてゆくように、復帰への道も見え始めた…。両手、左手だけなんて関係ない。音楽ができること、音楽そのものをしている充実感が溢れていて、何も不足を感じない。私が舘野さんの演奏からいつも感じることを、舘野さんご自身も感じている。舘野さんが復帰できて、本当に良かったなぁと思う。復帰がなければ、私が舘野さんの演奏を聴くことは無かったかもしれない。シベリウスに興味を持っているから、シベリウスやグリーグのピアノ演奏にはありつけたかと思うが、その後が続かないだろう。舘野泉という音楽家・人間に出会えて、本当に良かった。本当に嬉しいと感じる本でした。

 今、腕の故障~回復中で、ピアノと付かず離れずの関係にいる私にとっても、舘野さんの言葉は励みになりました。今の私にとって、何を演奏するかが問題なのではない。少しでも音楽に接していること、ピアノに触れて、その音を楽しんでいること、それが大事なんだ、と。
(私のピアノに関することは、別記事で書きます。)

 この本の冒頭では、舘野さんがこよなく愛する南フランスの作曲家・セヴラックについて詳しく書かれています。それで興味を持って、舘野さんのセヴラック作品集を買いました。

ひまわりの海~セヴラック:ピアノ作品集

舘野泉 / ワーナーミュージック・ジャパン


 まだ届いたばかりなので少ししか聴いていませんが、同じフランスでもドビュッシーやラヴェルなどとは異なる。じっくり聴いて、また感想を書けたら。

 あと、フィンランドの作曲家に関しても、これまでシベリウス以外はそんなに多く聴いていなかったのですが、オスカル・メリカントとパルムグレンが気になっている。個々にアルバムがでているので、それもそのうち(すぐには買えないけど)聴きたいな。O.メリカントに関しては、全音から、「子どもの世界から」op.31という舘野さんが解説をつけた楽譜が出ていたのだが、残念なことに絶版。息子のアーッレのために書かれた作品集で、アーッレも作曲家になりました。輸入楽譜でならあるのですが…残念だなぁ。

 ひとりのピアニストから、知らない作曲家のことを知り、興味を持ち、演奏を聴いて…これも音楽の楽しみです。思い切って買ってよかった。舘野さんが撮影したフィンランドや世界各地での写真もあり、どれも美しいです。
 ちなみに、この本、音楽書ではなく、闘病本コーナーにありました。確かに、その通りではある。



・関連記事:左手のコンチェルト 新たな音楽のはじまり
 この「ひまわりの海」に続く、舘野さんのエッセイ。読む順番が逆ですね。

舘野泉:タピオラ幻景
舘野泉:アイノラ抒情曲集
ピアノの可能性 舘野泉コンサートに行ってきた
ヴァイオリンの発見 ヤンネ・舘野コンサートに行ってきた
 舘野さんのCD,コンサートの記事。またコンサートで生演奏を聴けたらいいな。
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by halca-kaukana057 | 2010-09-05 23:19 | 本・読書

ピアノの音を聴くためだけに、音を並べる

 先日の記事「何も奏でられないこの手指と心」以来、ピアノから遠ざかり続けています。以前は私の生活の一部だったピアノ。でも、今はピアノの椅子に座って、鍵盤の前にいることはほとんどない。以前紹介した池田綾子さんの「さよならピアノ」(「みんなのうた」にもなったシングルCD「数え歌」カップリング曲)のように、ピアノとお別れしてしまうのか?そんなことまで考えていました。

 そんな時、一通の郵便が届きました。送り主は、ピアノ関係でお世話になっている方。大きな封筒には、何枚かの楽譜と、お手紙が。楽譜の曲は、全く知らない日本人作曲家による作品。なんだろう?と思いつつ、お手紙にはこんなことが書いてありました。
あまり深いことを考えずとて 音を並べていくだけで
とても気持ちのいい曲って たくさんありますよね!!

私は、ピアノの音が聞いていたい
ただそれだけの理由で 例えばこの曲(同封の楽譜の作品のこと)を何十回も
繰り返し弾いたりしています

 先日の記事を読んで、送ってくださったようです。この手紙を読んで、本当に嬉しくなりました。お気遣いとともに、優しさと温かさを感じました。先日の記事で「独り」だと書いたけれども、「独り」ではなかったんだと。封筒ごと抱きしめたくなりました。

 そして、この手紙の内容。「音を並べていくだけ」、「ピアノの音を聞くためだけ」に弾く。今まで、考えたこともありませんでした。気がつきもしませんでしたし、思いつきもしませんでした。

 ピアノを「弾く」。それは、楽曲を「演奏する」ためのこと。まず、演奏したい楽曲があって、それを練習する。演奏が完成していない、練習途中なのは、楽曲を演奏することへの過程であり、ゴールではない。「練習」だけで終わってはならない。つまり、楽譜を読んで、解釈して、その解釈を伝えられるような演奏にするために練習して、技術と表現を磨いて…それまでは満足してはいけない。また、一度完成させた演奏でも、時間が経てばまた考えや読み、表現も変わり、技術も磨かれて違った演奏になる。だから、ピアノ演奏にゴールなんて無い。そう考えていましたし、手術をしてピアノから離れている間も同じでした。だからこそ、ピアノ・楽曲を「弾けない」「演奏できない」、満足に練習できない今がもどかしくて、かなしくて、辛いと感じる。音を出すことしか出来ない。右手でしか演奏できず、左手は満足に音も出せない。そんな私が今「弾ける」のは、ハノンと右手を練習するのみ。「演奏」には程遠い。また、ピアノで演奏する作品というと、練習曲であっても、西洋のクラシック作品ばかりを考えてしまう。西洋のクラシック音楽の枠で考えると、今の私には「演奏できる」作品が無いと、肩を落としていました。私にとってピアノとは、演奏する楽曲あっての存在だったから。

 ところが、この手紙の内容。これまでの私の考えと全く異なる。楽曲を「演奏する」ためではない。「音を並べていくだけ」、「ピアノの音を聞くためだけ」…。この言葉を反芻しつつ、送られてきた楽譜の作品を、弾いてみました。初見が苦手、聴いたことが無い作品を楽譜だけで弾くのは苦手ですが、やさしい作品で、拍をとりながら、メロディーを口ずさみながら弾いてみました(右手だけ)。不思議な音色・響きの作品でした。その作品のタイトルにぴったりだと感じました。現代の日本の作曲家によるもの、音楽会社によるもの…本当にいろんな作品があって、いろんな音楽があるのだな。

 そして、「あまり深いことを考えずとて 音を並べていくだけで とても気持ちのいい曲」とは自分にとって何だろう?と考え、ふと思いついて、シベリウス「フィンランディア」の「フィンランディア賛歌」の部分をメロディーだけ弾いてみました。重苦しい冒頭、勇ましい主題に挟まれて、感動的な歌が奏でられるあのメロディー。大好きな旋律のひとつです。ピアノだけでなく、小学校の時から使っているリコーダーでも吹いてみました。旋律の冒頭は木管で奏でられるので、そのイメージで。ああ、いい旋律、いい歌、いい響きだなと心から思えました。


 そういえば、ピアノは鍵盤を押せばすぐその音が出る。しかし、弦楽器や管楽器ではそう簡単にはいかない。初心者には音を出すことすら難しい楽器の方が多い。チューニングや、弦やリードなど楽器のメンテナンスも、自分でやらなければならない。ピアノは、ドの鍵盤を押せば(ちゃんと調律されていれば)間違いなくドの音が出る。しかし、弦・管楽器ではそう簡単にはいかない。クラリネットやホルンのように、移調楽器なんて面倒な楽器もある。音を出すのなんて簡単、当たり前。だから音を出すしか出来ないなんて…と思っていたが、ピアノしか演奏したことのない自分には、音を出すことも大変な楽器があることの視点が抜けていた。
(勿論、弦・管楽器でもピアノでも音を出すだけでなく、音色を作ることも大切なのだが、今日はその話はやめておく)

 しばらくの間、ハノンでピアノリハビリとか、何が弾ける・弾けないとか考えず、ピアノの音を出すのを楽しんでみよう。ピアノを演奏するための手段・道具という見方ではなく、「楽器」そのものとして、その音だけを聴いてみよう。気負わずに、「~ができない」とマイナスを探すよりも、今、目の前に何があるのかをよく見て、あるものを楽しんでみる。そんな付き合い方をしてみようかなと感じました。
 まずは、左腕を完治させることが先。無理をして、治療期間延長や、再手術なんてことになったらますます辛くなる(もう手術は勘弁です)。


 音楽・ピアノには、色々な楽しみ方があるんだと実感しました。送ってくださった方にも、感謝しています。


 あと、ピアノのカテゴリ名を「ピアノ独学」から、「ピアノ演奏・ピアノ考」に変えました。「独学」を消した理由は、前の記事にあります。
決して、独学に拘っているわけではありません。ピアノを弾きたいと思って、自然と自分で弾いてみたい曲集や自分なりの課題を設定して…と練習していたら、世間では「独学」と呼ばれる環境にいただけなんです。
 …ああそうか、私は「独学」を選んだのではなくて、いつの間にか「独学」している立場になっていたんだ。それを、自分でも「独学」だと認め、自分から「独学」だと言うようになったんだ…。今、ようやく気がついた。
「何も奏でられないこの手指と心」

 ここ。「独学」だと、自分で呼ぶのはやめます。

・過去関連記事:ピアノと共に過ごす日々 「さよならピアノ」
 池田綾子さんの「さよならピアノ」について。いい歌です。

【追記】
 文章を少し書き直しました。
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by halca-kaukana057 | 2010-07-26 22:48 | 奏でること・うたうこと

何も奏でられないこの手指と心

 先日のネガティヴに関する記事に至った原因はいくつかありますが、ピアノに関することもあります。再手術から約3週間。1度目の手術の後、徹底的にリハビリをしていたので、腕の基本的な動きに関しては、それほど問題はありません。まだ動かしづらいと感じたり、痛みも感じますが、基本的な動きはできます。ただ、重いものを持つことに関してはドクターストップをかけられています。これが結構不便。お米の特売日でも、持てないので買いに行けない(生活感ありまくりw)。

 そんな再手術の前から、今まで、ピアノの練習は完全にストップしていました。右手も練習する気になれず、ピアノから完全に遠ざかっていました。このまま、ピアノをやめてしまうのではないかと思うほど。いつもならピアノを練習している時間、ピアノの前にいない。億劫にも感じてしまう。「どうせ右手だけしか弾けないのだし…」という気持ちばかりが募る。そして、楽しそうに、辛くても真剣にピアノに、音楽に向かっている人の話を聞く(読む)と、羨ましくてたまらない。私のこの腕では、何も奏でられない。レッスンなどがあれば、まだリハビリの方法について指導してもらえるかもしれない。でも、独学の私にとって、今回ほど「独り」であることの心細さ、寂しさ、孤独を感じたことはなかった。だからといって、独学をやめるわけではありません。


 ***************

(決して、独学に拘っているわけではありません。ピアノを弾きたいと思って、自然と自分で弾いてみたい曲集や自分なりの課題を設定して…と練習していたら、世間では「独学」と呼ばれる環境にいただけなんです。
 …ああそうか、私は「独学」を選んだのではなくて、いつの間にか「独学」している立場になっていたんだ。それを、自分でも「独学」だと認め、自分から「独学」だと言うようになったんだ…。今、ようやく気がついた。)

 ***************


 話を元に戻して、再手術が決まった後、私はこれでまたピアノから遠ざかってしまうのか…と感じていました。1度目の手術後、ようやくピアノのリハビリを始めたのに、また最初からやり直し。いつになったら、ピアノを"演奏"、"奏でる"ことができるようになるのだろう。左手だけでなく、右手も、今は、ただ"音を出している"だけ。演奏には程遠い。

 腕は、後は完治を目指すのみ。ただ、いつまで我慢すればいいのだろうか。左手は、また音階を弾くだけで精一杯。弱々しい音しか出ない。

 今はピアノに向かっても、かなしさと寂しさと、心細さと孤独ばかり感じます。ほんの少し、ピアノに向かえているだけ、音を出せているだけでも嬉しい気持ちも感じますが、9割は前者。これからどうしたらいいか、ビジョンを立てることが出来ずにいます。ただひたすら、ハノンだけでも、ソナチネの右手だけでも、ピアノに向かうしかないのだろう。しかしこれでは、楽しさよりもかなしさ・辛さに耐えることだけを優先しているようで、ますますかなしくなる。

 今、私は今後ピアノ・音楽とどう向き合うか、そもそも私にとってピアノ・音楽とは何なのか。何をしたくて、ピアノだ音楽だと語り、鍵盤に楽譜にCDにコンサートに向かうのか。向かう方向を完全に見失ってしまいました。岐路に経っています。

 それでも、毎日何かしらのクラシック音楽を聴いています。ピアノ曲も聴きますし、どんな年代・作曲家・演奏形態のものも聴いています。音楽から離れられないということだけは、確かなのかもしれません。

【過去関連記事】
ピアノと、まださよならしたくない
 1度目の手術後の記事。まだ前向きでした。
伴奏がないからこそ

試練のピアノリハビリ
 今の気持ちに近い記事です。
 今は、私にとって、音楽の神様から与えられた試練の時なのかもしれない。自分を見失わず、劣等感に押しつぶされないように、自分を保つことができるようになるかどうか。周りと比較せず、自分の課題に取り組めるか。
 
 押しつぶされてます…。

リセットされた左手
 一度左手での演奏ができなくなって、心も左手もリセットされたような気持ちでいる…。今は、ピアノに向かう気持ちそのものもリセットされてしまいました…。
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by halca-kaukana057 | 2010-07-18 22:51 | 奏でること・うたうこと


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