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今観ているものを、そのままに

 ロンドンオリンピックも終わりました。色々ありましたが、日本人選手も健闘していたし(メダルを取った・取れなかったに関わらず。入賞できなかったり、予選敗退だったりした試合・競技でも、健闘だった!と感じ拍手を送った選手・試合はいくつもあります)、先日書いたとおり普段はあまり観戦できない競技も堪能したし、よかったです。
・先日の記事:オリンピックの醍醐味

 と、いいオリンピックだったね~と終わりたいところですが、ちょっと気になったことを。テレビでは放送されないマイナー競技がネットで配信されているので、それを観た時にこんなことを感じました。

 ネット配信では、日本語の実況解説が無い。ネット配信はOBS(オリンピック放送サービス)が制作しており、中継映像と現場の音声・観客の声援がそのまま配信されます。ルールがわからない競技ではどうしたらいいんだと最初は思いましたが、観ているうちにルールもなんとなくわかって、それ以上に競技場の音声、歓声がそのまま伝わってくるのがいいなと思うようになった。臨場感がある。
 後で、テレビで日本語の実況・解説付きのを観ると、何か雰囲気が違う、実況解説でルールなどを説明してくれるのは有難いんだけど、競技そのものを純粋に観たいな…と思うようになっていた。

 今日の閉会式の中継でも、アナウンサーの実況解説よりも音楽をじっくり聴きたい、という話が合ったらしい。クラシックからロック・ポップスまで幅広い音楽大国のイギリス。そのイギリスの音楽(ロック・ポップスがメイン)が堪能できたのに…歌・演奏の間も、今流れている音楽に関係ないことまでしゃべり続けるアナウンサー。洋楽には疎いのであまりしっかりとした意見は言えないのですが、閉会式は「ショー(show)」なんだ、と。たとえ外国語でも、「ショー」は音楽そのもの、パフォーマンスやダンスそのものを楽しみたい。観劇と同じ。それが、観劇している横や舞台脇から、目の前のものとはあまり関係のないことや、解説になってない解説が流れてきたら、それはちょっと…と思う。

 こんなことを考えていて、以前読んだ本「やわらかな心をもつ」(小澤征爾・広中平祐/新潮文庫)に似たようなことが書かれているのを思い出した。
・感想記事:やわらかな心をもつ ぼくたちふたりの運・鈍・根

 当時アメリカに住んでいた小澤さんが、日本に帰国して日本のテレビ番組を観た時、あれと思う。アメリカのローズボールを日本のテレビで生中継していた時、解説者がよくしゃべる。以下、ちょっと長いのですが引用します。
おれは、ああ、これは日本人があまり、ルールを知らないからやってると思ったんだ。それも少しあるだろうけど。けど、それと同じこと、野球でも相撲でも、やるわけよ、ね。相撲なんて勝ち負けはさ、テレビ見てりゃ誰だってわかるわけさ。それから、野球だってさ、野球の好きな人はテレビ見ててさ、いろいろ想像するわけよね、ここでピッチャーつらいだろうなとか、キャッチャーとピッチャーとで意見が合わなくて、こりゃ困ってるだろうなとか、スクイズするな、とか、いろいろあるんですよ。それはみんな想像力があるからさ。でもそれより先に、三秒ぐらい先にさ、解説者がぜんぶ、彼はいま心の中でこう思ってるでしょうとかさ、(笑)監督はこう思っているだろうとか、ぜんぶ材料が揃って言われちゃってるわけ。それは、情報を言う人が悪いんじゃなくてさ、日本人がそういうの好きなんだよね。

(中略)

 でも、アメリカの野球の方が、よっぽど見てて楽しいと思うわけ。二人でボソボソ話してるんだよ。解説者じゃない人が、ね。それはホントに時間が空いてるわけ。黙ってる時がいっぱいあるわけよ。見ててごらん。でね、黙ってる時ってのは、実際に野球場行くとあるからね。シーンとなって、どうなるかなぁってときがあるでしょ。
(広中):想像するたのしみがあるわけだ。
(274~275ページより)


 1976年の対談のため、「それは、情報を言う人が悪いんじゃなくてさ、日本人がそういうの好きなんだよね。」の辺りは変わってきているのではないかと思います。

 ただ、テレビでも、野球場や競技場にいるのと同じように、その場の歓声や静けさ、試合の展開や選手の状況・表情などの、観たそのままを受け止める。それをもっと大事にしても、いいんじゃないかなぁ。実況解説は一切いらない、とは言わないし、私は言えない。やっぱりルールのわからない競技ではルールを解説してほしいし、知らないアーティストの詳しいこと、曲名などの基本的な情報は教えてほしい。でも、しゃべらない「間」があってほしいなと思う。離れているけど、同じ時間に競技している選手たち、同じ時間にパフォーマンスを披露しているアーティストたち、それを現地で観ている観客の、その時しか出せないものをそのまま味わいたい。コンサートや舞台観劇と同じ。コンサートで同じ曲を演奏しても、その時・その場によって微妙に異なる。まったく同じ演奏は二度と出来ない。これは、コンサートなどに行くといつも思うし、行けなかったコンサートを思うと…悔しくなる。今までそんなに観ていなかったから気がつかなかったけど、オリンピックも、普段のスポーツ中継も同じなんだな。そう感じています。
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by halca-kaukana057 | 2012-08-13 22:35 | 興味を持ったものいろいろ

ここではないどこかへ

 「今ここにいること」がたまらなく嫌になることがある。ここから出て、どこかへ行きたい。「ここではないどこか」へ行きたい。でも、どこへ?自分のするべきことがここにあるから、結局どこへも行けない。このするべきことは、私にとっては重圧でしかない。出来るものなら放り出したい。

 そんな問いが、自分自身の中で頻繁に出てきては消えて、また出てきて…の繰り返し。毎日落ち着かない、あせってばかりいる。「今ここにいること」には満足していない、納得できていないのは確か、だと思う。違う、新しいことをしたい。

 そんな中で、誰かがどこかへ自由に駆け回る様を見ると、たまらなく羨ましいと感じる。重圧でしかないすべきことなんてない自由な様と、自分自身を比べてみる。落ち込むしかない。

 そんなことを思っていたら、自分は羨ましがるだけしかできない人間なのかと情けなくなってきた。自己嫌悪。

 自由にどこへでも駆け回る他者のようなことをしたいのか?それと同じことをしたいのか?…ちょっと違う。私ならこうしたい、これはしたくない…と考えていて、ああ、自分も漠然とではあるけれど、「ここではないどこか」のどこかが何なのかということを考えているんだと実感した。何もわからない状態ではない。

 「ここではないどこか」の「どこか」は何処なのか。答えはまだ先に。


*****

 何かをつくる趣味を久しくしていない。ピアノを弾くことも、絵を描くことも。やる気にならない。これも、毎日落ち着かない、あせってばかりいることに関係しているだろうか。以前は、仕事から帰ってきたら真っ先にピアノに向かったし、絵もどんどんアイディアが出てきたのにな。

 どちらも、手の届かない遠いものになりつつある。また自己嫌悪。
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by halca-kaukana057 | 2012-07-27 22:38 | 日常/考えたこと

さよならキーボード / ピアノと私の今現在

 ずっと使っていないキーボードを売った。66鍵じゃ少なくて弾けない曲も多いし、夜の練習に使おうと思って買ったが、結局使いづらくて殆ど使っていなかった。あってもどうしようも無い。
posted at 2012.7.2 22:21:27

 ピアノもずっと弾いてない。蓋すら開けてない。
posted at 2012.7.2 22:22:31

 ピアノ弾いてる、練習頑張ってる、レッスン充実してる、オフ会・サークル楽しい…悔しさと虚しさと羨ましい気持ちで苦しくなる。
posted at 2012.7.2 22:24:17

 本当は、また弾きたいのかな。今は、そんな気持ちにはなれない。
posted at 2012.7.2 22:25:23



手を伸ばしても、届かない
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by halca-kaukana057 | 2012-07-02 22:36 | 奏でること・うたうこと

本当の、最大の壁

 今日思うことがあってツイートしたことを引用。
個人の好みだからしょうがない…と思うことほど、つらいな、さみしいな、と思う。「好み」は最大の壁、障壁、枠。
posted at 2012.6.10 22:48:32


 本当にそうだと思う。「信じる/信じない」「正しいと思う/思わない」とかも同じだと思う。壊したい、越えたいけど、越えられない壁である思う。

 そんな枠を飛び越えたい。好きとか、嫌いとか、関係無く。でも、私も「嫌いなものは嫌いと、たまには声を大にして叫びたい」と思うことがある。あまり「嫌い」という言葉は使いたくない。「苦手」に置き換えている。でも、心の中には、「嫌い」と思うものも、確かに存在している。

 心の中に色々溜まっている、ため過ぎている今日この頃です。
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by halca-kaukana057 | 2012-06-10 23:52 | 日常/考えたこと

手を伸ばしても、届かない

 先日の「天地明察」コミック版2巻の記事で、こんなことを書いていました。
・該当記事:[コミック版]天地明察 2

自分が進んでいる道の途中で、「物凄いもの」に出会うことがある。類まれな天才。普及の名作。それまでの考えや自分の生き方を根底から覆すようなもの、存在、言葉。それに衝撃を受け、感動する。そして、とても自分の手には負えない、足元にも及ばないとその道を諦めるか、少しでも近づきたい、自分も「物凄い」景色を見てみたいと更に努力を続けるか。


 ここで書いたような「物凄いもの」ではなくとも、いいな、自分もやってみたい、見てみたいなと思うものは、身の回りを見渡すと結構ある。誰かに料理をご馳走になって、そんなに手の込んだ料理でなくても巧いな、美味しいなと思ったもの。ネットでふと見かけた写真。その辺のどこにでもあるような景色なのだが、アングルや明るさや色合いの画像加工がきれいだな、と。

 これまで、そんなものを見かけると、私も後者の立場にいた。でも、今、少し前から前者の考えを持ってしまうようになった。素敵だ、自分もやってみたい。でも、結局現実には手に届かない。希望が絶望に変わる。手を伸ばしても、届かない、指先がかすることもない。

 ただ疲れている、気力が落ちているだけなのか。それとも、性格そのものが変わってしまったのか。

 困難があっても、難しくても、手を伸ばし続けている後者の人々を見ると、悔しい。心がざわざわする。後者に戻りたい。「でも…」と続いてしまう自分が悔しい。



 特に、ピアノにおいて、こう思う。もうずっと弾いていない。鍵盤にすら触っていないし、蓋すら開けていない。これまでひとりで練習を続けてきたが、限界だと感じている。ひとりで弾いていてもつまらない。楽しくない。誰にも届かない。
 教えを請える師がいればいいなと思う。一緒に演奏し合える仲間がいればいいなと思う。でも(また、「でも」なのが本当に悔しい)そんな余裕も無い。
 私ひとり、このままピアノから遠ざかってしまうのかと思うと、さみしい。そんな間にも、後者の人々はひたすら前に進んでいる。もう私の手の届かない、背中も小さくしか見えないところへ。
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by halca-kaukana057 | 2012-06-09 21:43 | 日常/考えたこと

活字に飢える

 この1ヶ月、読書記事を書いていないことに気がついた。本は読んでいた。ただ、これまでの忙しいのと体調不良・過労・精神状態不安定のためか、本を読もうと思って開いても、集中力が続かず読めずにいた。本が読めない自分なんて…考えられない。でも、今の状態では仕方ないかな。そう思って、学校でやってる朝読書みたいに1日10分だけでもいいか、と思うようにした。

 そんな先日、職場での昼休み、何気なく本を読みたいと思った。ちょうどカバンの中に文庫本を入れていたので、読んでみた。読んだのは、須賀敦子さんの「コルシア書店の仲間たち」。須賀さんの文章は、凛としていて清々しく、読んでいて気持ちが晴れるとともに落ち着いた。やっぱり本を読むっていいな、と思った。

 それから、今度は図書館にしばらく行っていないのが、不調(ストレス?)の一因かもしれない…。体調もよかったので図書館に行ってみた。本が沢山ある場所。本に囲まれていること。気になった本を手に取って読むこのひととき。いいなぁ。久しぶりだったので、本当に、いいなぁ、と思った。気がついたら、何冊も借りていた。飢えていたようだ。

 これから、読んだけど感想を書いてなかった本について、少しずつ書いていきます。体調と相談しつつ、無理はしない。あと、活字の飢えを満たすべく、読書の時間も増えたらいいな。本は心のオアシス、栄養剤だ。
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by halca-kaukana057 | 2012-06-04 22:51 | 本・読書

ぐったり、のんびりと

 ひとつひとつ物事が片付くと同時に、張り詰めていた気持ちも緩み、疲れが一気にドッと押し寄せ、ダウンしている遼ですこんばんは。

 色々書きたいこと、考えていることがあるのですが、ネットの時間も極力減らし休養・睡眠に当てています。twitterにもあまり出没せず。まだ少しそんな日が続くと思います。よって、更新は最低限モードでいきます。回復・元気になったら、また書きますね。

 季節の変わり目であり、新生活がスタートした方にとっては疲れがたまってくる時期でもあります。どうぞご自愛くださいね。では。

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 先日見かけて撮った咲きかけのチューリップ。桜(ソメイヨシノ)の時期はそろそろ終わり、樹木に若葉が見え初めてきました。好きな季節です。それと同時に元気になりたいです。
(21日の日食までには、元気になりたい…!私の地域では部分日食だけど、食が深いのでどれだけ暗くなるか、楽しみなのです。)
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by halca-kaukana057 | 2012-05-08 21:39 | 日常/考えたこと

凶を拡大して見る?

 教育テレビの「Eテレ 0655」は放送開始の頃から好きな番組。日めくりアニメも、まさかそんな手を!?その発想は無かった!と思う展開のものばかりで楽しい。そして、歌もお目当てである。これまでも、「忘れ物撲滅委員会」「二度寝注意報発令中」「toi toi toi !!」「のりこえるの歌」など名曲揃い。今年度最初の新曲は、木村カエラさんが歌う「レタスレタス」。レタスでサラダや朝食にピッタリなメニューを作るという…それだけの歌詞なのだが、楽しい。サビの「♪レタス~レタス~」で一緒に歌ってしまうwそういえば、最近レタス食べてないなぁ。キャベツは食べるんだけどなぁ。なんて思ってみたり。

 その「0655」の月曜限定恒例コーナーが、爆笑問題・田中さんの「たなくじ」。あの時間になると、テレビに向かって携帯を構えていますw今日もやったのだが、出たのがコレ。

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 「顕微凶」(顕微鏡でないと見えないぐらいの凶)

 うまいな、いいダジャレだなー…というのは置いておいて。

 ものごと、特に不運や辛いこと、苦しいこと、悩んでいることなどを捉える、受け止める時、自分で「大きいもの」として捉えがちだなぁと感じる。もしかしたら、そんなに大きなもの、大事でないのかもしれない。でも、顕微鏡や虫眼鏡で拡大して見るように、拡大して、これは大きい、とても辛いことなんだ…と考えてしまう。

 乗り越えてしまえば、大変だったけど、心配していたより辛くなかったと思うこともある。遠くから見ているうちは、エベレストのごとく高くそびえ立っているように見えるが、実際行動して、登ってみたら、それほどでもなかったということもある。誰かの支援があったり、大変なことばかりでなかった、楽しみも見つけられたとか。

 この「顕微凶」から、そんなことを考えた朝でした。

 今週は、凶なことを拡大して見る顕微鏡や虫眼鏡は持たない。「toi toi toi」の気持ちでいこう。

NHK:Eテレ 0655
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by halca-kaukana057 | 2012-04-16 22:19 | 日常/考えたこと

荒れ野にて

 進んでは立ち止まり、そのまましばらく膝を抱えて座り込む。ようやく立ち上がってまた進むけれども、数歩しか進めないうちにまた立ち止まってしまう。立っていられなくなり、また座っている。そんなことを繰り返す日々。
 立ち上がって、まだ進める、歩けることにちょっと嬉しさを感じても、周りを見ると誰もいない。もう皆ずっと先に行ってしまった。ひとり取り残された気持ちになって、ようやく感じた嬉しさはどこかへ消えた。さみしさと、むなしさだけが残る。自分は、何をしているのだろう。もう、何をしても意味がない、そんなことまで思ってしまう。


 今、自分は荒れ野にいるような状況、気持ちだ。草木は生えておらず、石がごろごろしている荒涼とした不毛地帯。
 これから、この土地をどう開墾してゆけばいいのか、何を植えるのか、育ててゆくのか、どうしたらいいのかわからない状態。
 力も無く、道具も無い。手を付けられない。

 でも、生きるためには、この枯れ地も開墾しなければならない。何かを育てなければならない。

 この荒れ野を、いつか緑が生い茂り何かを収穫できる土地にしなければならない。
 やらなければならない。それなのに、立ち止まり、座ってばかりで動いている時間が少ない。

 どうしたらいいだろう。自分はどうしたいのだろう。途方にくれて、まだ立ち止まっている。
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by halca-kaukana057 | 2012-04-04 20:58 | 日常/考えたこと

シャープ&フラットの凸凹友情物語 今週の「クインテット」+この1年を振り返って

 今年度最後の、今週の「クインテット」です。”今年度”最後。金曜再放送が無くなるので、今日の回の再放送は無しです。

 あと、先週の回の真相は、まだ調査中です。「ヴィオラはおとなのチョコレート」、今年度はオール再放送のはずなのに観たことのない回が放送された…謎です。
(関連したことを後で書きます)
・先週の放送:こんな回、あった…かい? 今週の「クインテット」
【4.2:追記:真相解明しました!】

 さて、今日のドラマパートは「帰って来たシャツとパンツ」。「シャツとパンツ」シリーズのひとつです。フラットさんがシャツ、シャープ君がパンツを演じ、2人の友情物語をミュージカルにしたドラマ。ケンカして何だかんだ言って、シャツ(フラットさん)とパンツ(シャープ君)は仲良し。♯(シャープ)と♭(フラット)も、音楽記号の意味から考えても、やっぱりコンビ。この2人は、何をしても憎めません。
 「帰って来た~」には、長袖シャツ(スコアさん)も登場。ケンカになる2人を戒め、忠告する重要な役です。洗濯物のシャツとパンツを見守るアリアさんも、演奏をしているアキラさんも、やっぱり欠かせない存在。

 「クインテット」では、チーボーは別として5人の誰かが欠けている回というのが、無い。以前の「アキラさんはどこへ行った」状態もあるけど、ちゃんと曲でピアノの音は聞こえているので、そこにいる(アキラさん=「存在そのものが音楽」)。「あの町この町」でシャープ君が帰ってこないとか、「幸福くん」でフラットさんが家出したという回もあるけど、登場しない回は、無い。5人がいる、5人が揃って、この5人の生活・日常はあり、音楽もある。「クインテット」のこんなところが好きなんです。雰囲気というか、絶対譲れないポリシーというか。

 パート3は「鉄道唱歌 山手線」実写版内回り。最近よく観る。駅名をメロディーに合わせて歌っているだけなのに、何故こんなに楽しいのだろう。一緒にノリノリで歌ってしまう。字幕放送があると、駅名歌詞が表示されるので便利です(と言っても覚えたけど)。本当に律儀でけなげな字幕ですw

 コンサート前、折り紙をしているスコアさん、アリアさん、シャープ君。スコアさんが折鶴の折り方を教えている模様。しかし、シャープ君はどこで間違えたのか紙飛行機を作ってしまった。本当にどこで間違えたんだwそういえば、「できないよ」で折鶴の折り方を教えてもらっていたなぁ。「できないよ」、好きな歌です。放送してくれないかな。

 コンサートは、オッフェンバック「天国と地獄」。全員が、特にフラットさんがフルスロットル。聴いていて気分爽快になる演奏です。迫力も満点。カメラワークもうまい。

 そういえば、この「天国と地獄」のメロディーは、サン=サーンス「動物の謝肉祭」第4曲「亀」でスローテンポで演奏されています。速度を速めると、「天国と地獄」だとわかります。サン=サーンスが生きた19世紀後半のフランス・パリでは「天国と地獄」を代表とするオペレッタが大流行。軽妙な速いテンポの音楽がもてはやされているのを、嘆かわしく思っていたサン=サーンスはこの曲を自身の作品でパロディにして、皮肉ったのだそう。
Saint-Saens: Carnival of the Animals~Tortues (Tortoises)

 ゆっくりにすると雰囲気が変わるものだなぁ。
・「天国と地獄」についてそのほか:2009年度クインテットコンサート新曲


 今日のコンサートはそろそろ「さくらさくら」が来るかなと思ったのですが、来ませんでした。来年度、4月になってからですね。
 と言うことで、今年度の放送はこれにて。

*****

 ここからは、私の思うことを。今年度最後と言うことで、これまで心の中に押し込んでいた思いの丈を思う存分書こうと思います。

 「クインテット」が本放送終了し、週1(再放送あり)放送になって1年間。辛かった、苦しかった、と言うのがまず第一に思うことです。
 平日5日が週1になる。最初は宇宙機でいうエクストラミッションのように考えていたのですが、実際始まってみて、放送される日が減ることがこんなに辛いとは思いませんでした。昨年度までは、平日の夕方に放送されて当たり前、のように思っていた。それが一気に減り、更にまさかの10月改変で夕方放送が無くなり、「ゆうがたクインテット」の意味がなくなってしまった。土曜(金曜再放送)が来るのが毎週待ち遠しかったし、夕方5:50が空虚な、ぽっかり穴のあいた、寂しい時間になってしまった。新番組が始まって、最初の頃は慣れないけれども目新しさに心躍らせていたが、徐々に物語やキャラクタの雰囲気・言わんとしていることなどに「これは違う」と思い、観るのを止めた。下山啓さんの脚本・詞が、近藤康弘プロデューサーの作品が私は好きだったんだ、と自覚した(「ハッチポッチステーション」もこのコンビ。勿論大好きです。だから、「ハッチポッチ」「クインテット」と今の「フック~」は別物、兄弟番組ではないと思っている。キャラクターデザイン・アートデレクションは藤枝リュウジさん、操演も木ぐつの木で「似ている」と思われがちだけど、中身は別物)。

 先日、twitterの「クインテット」ファンの方と話をしていて、「クインテット」には未放送回があると、宮川彬良さんが「アキラ塾」で仰っていたと聞いた。先週の「ヴィオラはおとなのチョコレート」もそのひとつかもしれない。未放送回もあるのなら、終わらせなくてもよかったんじゃないか。朝夕の枠(翌週が再放送)があるのだから、夕方の枠はそのまま「クインテット」でよかったんじゃないか。そんなことも思いました。昨年、完全燃焼して終わったような気持ちだったのに、まだ残っていたものがあった。何か悔しいものがこみ上げてきます。


 それでも、週1の放送になって、第二に思うことは、より「クインテット」を楽しめるようになった。この1年間の記事を読んで思います。楽曲について調べることも増えたし、それによって知らなかったこと、新たな発見が沢山あった。楽曲や編曲、台詞、シーンについて”深読み”することも増えた。週1は少ない。けれど、濃度は濃くなった。一度観ているはずなのに、観れば観るほど濃く、深くたのしんでいる。これは救いでした。コンサートスコアも出た(今後続々出ます)、ライヴも実現した(第2回をやるとか!)。アンサンブル・ベガのコンサートも盛況ですし、「コンチェルタンテⅡ」などオーケストラのコンサートではオーケストラ版「ゆうがたクインテット」テーマもアンコールで聴ける。まだまだ”夢のつづき”があるじゃないか。番組本放送は終わったけど、続いているものがちゃんとある。全部終わったわけじゃない。
(そろそろ、私もアンベガやコンチェルタンテⅡなどのコンサートに行こうと思うんだ。いつも遠くから思っているだけじゃ、寂しいし悔しいからね。)

 再びtwitterでの話なのですが、コンサートでアキラさんが「クインテット」について、こんなお話をしていたそう。来年度(平成24年度)の「クインテット」の放送は無かったのだそう(!!?)。しかし、NHKに「やめないで」と存続要望のメール・手紙が多数寄せられ、存続決定した、とのこと。そうだったのか…!!私も、来年度の再放送存続要望のメール・手紙を出しました。その声が届いたのが嬉しいし、有難い。しかし、来年の話をすると鬼が笑う…ではありませんが、平成25(2013)年度はどうなるんだろう?このままだと…。私としては、例えば「ニャッキ!」や「ジャム・ザ・ハウスネイル」「ロボットパルタ」などのように、再放送を繰り返しても続いていって欲しいと思っている。これらの番組は、もう15年は放送している。時々新作もあるけど、基本は再放送。あと、「ニャンちゅう」シリーズのような形でもいいと思う。まずは、また存続要望のお手紙、メールを出します。

 要するに、私は「クインテット」が好きなんだ、とはっきりと実感した1年間でありました。色々な意見・コメントに触れて、落ち込むこともあります。が、私は「クインテット」が好きだ。これからも、ずっと。「クインテット」でアキラさんの音楽に出会えたことにも、感謝したい。
(現在、アキラさん関連のCDがどんどん私のCD棚に増えていっています。♪コーレクション!by「ショータイム」コレクターミュージカル)

 以上、長くなりましたが思いの丈を語りました。普段は書かないようなことも書きました。でも、自分の思いであることに変わりはないので、今日だけは書きました。来週から、また元に戻る…と思います。
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by halca-kaukana057 | 2012-03-31 23:57 | Eテレ・NHK教育テレビ


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