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NASA TVハイライトでISS内ツアー

 STS-124・ディスカバリー号は順調に飛行中。今朝国際宇宙ステーションとドッキングしました。ドッキングの模様は生中継で見れた。到着の鐘が印象的です。
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ISSに近づくディスカバリー
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 ペイロードベイに載っている「きぼう」船内実験室をはっきりと見ることが出来ます。ペイロードベイの半分以上の大きさ。やっぱり大きいな。ピカピカ光ってきれい。

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 ドッキング前にシャトルの断熱材の損傷を調べるため、シャトルを宙返りさせてISSから撮影(「ランデブー・ピッチ・マニューバ(RPM)」)。生中継では見られなかった。

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 到着。

 入室は午前4時30分ごろだったのですが、力尽きて寝てました。そんな飛行3日目のNASAによるハイライト映像が面白すぎる。
JAXA:宇宙ステーション・きぼう広報センター:ビデオライブラリ:1J(STS-124)飛行3日目ハイライト
 ドッキング前のシャトルクルーの和気藹々とした様子や、ドッキング中のコックピット内の様子、さらにISS入室後シャトルがくっついている「ハーモニー」モジュールからロシアのモジュール「スヴェズタ」へ移動する様子まで見られます。前回STS-123でもこんな映像はなかった。観たかった映像が満載。これは必見です。

 特にこのあたり。
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 アメリカのモジュールからロシアのモジュールに移ると、様子ががらりと変わります。機材やら配線やらがごちゃごちゃ。さすがはロシア。整然としているのもいいけど、ごちゃごちゃしているのもいいなぁ。物を失くしたら大変そうだけど…。

 さて、日本時間明日早朝にはいよいよ星出さんが「きぼう」船内実験室を取り付けます。その星出さんへの応援か、先ほど日本時間19時30分ごろのウェイクアップ・コールではあの「ロボットアームで抱きしめて」が。明日も早起きして見ます。


*****
 ところで、昨夜ディスカバリーとISSのランデブーを目視できました!
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はてなハイク:宇宙俳家クラブ掲示板より

 北西の空を、まずISSが。その後をディスカバリーが追いかけていきました。ISSとシャトルのランデブーを初めて見ることが出来た。感激です。コンパクトデジカメで動画を撮ってみましたが、真っ暗で何も映っていなかった…。難しいなぁ。
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by halca-kaukana057 | 2008-06-03 20:38 | 宇宙・天文

宇宙は近い?やっぱり遠い?

 今朝6時2分、スペースシャトル・ディスカバリー号が無事打ち上げられました。夜中2時頃、クルーがNASAのバスに乗り込むところから観ていましたが、今回もサクサクと作業が進み、予定通りの打ち上げ。快晴の空へまっすぐ飛び立つシャトルが、とてもきれいでした。
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行ってらっしゃい!!
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この画像がお気に入り。アングルがいい。
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全てNASA TVから。

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 軌道に乗った後、シャトルのペイロードベイを開けたところ。「きぼう」船内実験室とロボットアームも写ってます。そして背景の地球。きれいだ。

 打ち上げの際、外部燃料タンクの断熱材がはがれてシャトルオービターに当たったらしい。本来は2日目に、シャトルのロボットアームにセンサーをつけて機体の検査を行うのですが、「きぼう」実験室が大きく載せられないので、そのセンサーつきの延長アームを前回STS-123で国際宇宙ステーションに置いてきてしまいました。なので、本格的な検査はISSとドッキングする3日目以降になる予定。何も異常がないといいな。

 このディスカバリーに乗り組んだ星出彰彦宇宙飛行士。シャトルに乗り込む前の、本当に嬉しそうな笑顔が印象的でした。4期生もようやく飛べたんだもんなぁ(古川さん、山崎さんも早く飛べるといいな)。その星出さんのために、同級生が応援歌を作ったそう。

YouTube:宇宙飛行士 星出彰彦に捧げる歌(前半部)「ロボットアームで抱きしめて(仮題)」

 なかなかいい歌。フルバージョンが楽しみ。この歌詞で、「宇宙なんて案外近いもんさ」と歌われている。確かに、直線距離で400km。軌道に乗るまで約8分。でも、その8分にたどり着くまでが長い。宇宙飛行士に選ばれても、星出さんの場合は10年かかった。ロケットや宇宙船の開発、整備、運用など、ハード面でも時間がかかる。コストの問題もある。近くて遠い400km,8分の距離。やっぱり宇宙は遠く感じる。でも、なかなか行けない・届かないからこそ、私は宇宙に憧れるのだと思うし、そこに向かう人、目指す人、支える人を応援したくなるのかなと思った。

 「きぼう」実験室取り付けは4日目。15日間のミッション、目が離せません。

 ちなみに、今日はクルーの紅一点・カレン・ナイバーグさんのお誕生日らしい。これはめでたい。

【追記080602】
 出かける前に急いで書いたので、文章がおかしいと感じたところを加筆修正。あと、星出さんは皆に「アキ」と呼ばれているようです。「アキヒコ」だと発音しにくい・長いのかな。「アキ」って、フィンランド人男性の名前みたいだ。
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by halca-kaukana057 | 2008-06-01 12:34 | 宇宙・天文

おかえりなさい、エンデバー

 昨日日本時間9:39、スペースシャトル・エンデバー号(STS-123)がケネディ宇宙センターに無事帰還しました。おかえりなさい!

 JAXA:「きぼう」日本実験棟・1J/Aミッション
 「きぼう」船内保管室内での作業もスケジュールを前倒しして行われたほどスムーズに進み、第1便としていいスタートを切れたと感じました。土井さん、関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
 昨日の帰還の時間、私は残念なことに仕事でした…。しかし、執念(?)で着陸の前後1分ぐらいはリアルタイムで見守ることが出来ました。ワンセグがこれほど便利なものだと、昨日ほど実感したことはありませんでした。その後はちゃんと仕事に戻りました。ごめんなさい…。
 今日深夜には帰還後の記者会見も。皆元気そうで安心しました(ISS長期滞在から帰ってきたアイハーツ飛行士は不在でしたが。やはり長期滞在後は重力の影響が強く出るんだろうなぁ)。日本食、特に焼き鳥(正式名称が「スペースねぎま」w)が大好評。ゴーリ船長は事あるごとにSpace Negimaと連呼しているし、パイロットのジョンソン飛行士は毎日のように食べている程(NASAのSTS-123サイトの各クルーの写真の部分にある、「view menu」から確認できます)。和やかな話でいいなぁ。

 さて、次は5月。STS-124・ディスカバリー号で「きぼう」メインの船内実験室を建設します。今ISSにある船内保管室も、船内実験室を取り付けた後で本来取り付ける場所である実験室の上に取り付けられます。このミッションを担当するのが今回初飛行の星出彰彦飛行士。初飛行で重大ミッション。引き続き見守っていこうと思います。
 シャトルの外部燃料タンク(オレンジ色のタンク)もケネディ宇宙センターに到着しました。
sorae.jp:「きぼう」第2便用の外部燃料タンク、VABへ

 最後に、今回のミッションのおさらいになるような動画を紹介しておきます。
ニコニコ動画:「きぼう」船内保管室取り付け・入室
 飛行4日目と5日目の「きぼう」取り付けの様子をまとめたもの。取り付けた後、NASAのスタッフが「スゴイタカオ」と言って土井さんを称える声に注目。
ニコニコ動画:STS-123 Dreams Come True
 スペースシャトルのシュミレートができるソフト「ORBITER」を使って、ISSドッキングと「きぼう」取り付けをシュミレートした動画。シャトルやロボットアームの動きが凄い。音楽もいい。感動しました。
YouTube:STS-123 Highlights
 16日間のミッションを4分30秒で振り返ります。
 
 今日はISSが好条件で見られるチャンスだったのですが、曇って見られませんでした。昨日は見たんですが…、好条件で見たかったな。ジュール・ヴェルヌも。
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by halca-kaukana057 | 2008-03-28 22:07 | 宇宙・天文

See you again,国際宇宙ステーション!

 「ふたつのスピカ」14巻の感想を書きたいのに思い浮かばないので、STS-123・エンデバー情報を。本日、エンデバーは国際宇宙ステーションから分離しました。日本時間朝6時ごろから、ISSクルーとのお別れ会の模様をNASA TVで見ていました。…お別れは辛いです。しかも、今日飛行15日目のウェイクアップ・コールが「ふるさと」だった件。曲が流れた後の土井さんのコメント「もうすぐ、ふるさと地球に帰ります」「We are coming home!」この歌を聴きながら、青い地球の映像を流されて、こんな言葉を言われたら…泣くしかない。お別れ会と合わせて、今日はジーンとくるシーンが多かった。

ニコニコ動画:スペースシャトル・エンデバー号(STS-123):ハイライト(15日目)
 ニコニコに早速ハイライトがアップされてました。
JAXA宇宙ステーション・きぼう広報センター:ビデオライブラリ:飛行15日目ハイライト

 個人的見どころをメモしておきます。

・冒頭土井さんの挨拶と「ふるさと」。土井さんの挨拶は、3日目とこの15日目の日本語バージョンと、9日目(「星つむぎの歌」が流れた日)の英語バージョンの二通り。
・お別れの挨拶の途中、ISSに残るギャレット・リーズマン飛行士が頭をペチペチ叩かれるw7日目のインタビューでも、後ろにある船外活動用宇宙服に頭をなでられてるw何を言ったのかわからないが、リーズマンさんはいつも皆を笑わせてくれるムードメーカです。
・挨拶が終わって、お別れのハグ。感動的なシーンです。
・そのハグの中でも、ISSクルーのロシア人飛行士ユーリ・マレンチェンコ飛行士と、長期滞在を終えてエンデバーで一緒に帰還するフランス人飛行士レオポルド・アイハーツ飛行士がカメラのまん前でハグするシーンにホロリ。ずっとISSで一緒に暮らしてきた2人。先に帰るアイハーツさんが、マレンチェンコさんに挨拶をしていたのだろう。マレンチェンコさんの表情が寂しそう。
・お別れの挨拶も終わり、エンデバークルーとアイハーツさんがハッチの向こうのエンデバーへ。その時、またしてもリーズマンさんが。「俺も帰る~」と言わんばかりにハッチへ向かうリーズマンさん。しかし、そこへISSコマンダーであるペギー・ウィットソン飛行士が「あなたは違うでしょ!!」とリーズマンさんを捕まえるwリーズマンさんは本当に面白い。ウィットソンさんも、皆のお母さん的存在。笑顔がとても素敵です。
・ちなみに、もう一人、エンデバークルーのロバート・ベンケン飛行士もカメラに向かってポーズしたり、お茶目な方です。
・ISSから離れていくエンデバー。土井さんが取り付けた「きぼう」船内保管室と、今回のミッションで取り付けたロボットアーム「デクスター」も見えます。どちらも愛着を感じていたので、機材とのお別れも寂しい。


 16日間のミッションは長い…と思っていたら、いつの間にかISSから分離へ。あっという間だなぁ。エンデバーの無事帰還と、ISSクルーがこれからも元気で任務にあたられることを祈ります。ISS、「きぼう」、また会う日まで…。
 個人的には、「きぼう」が完成した後で、また土井さんがISSに来れたらいいなと思う。まだ未完成なので、完成したところを見たいと思うんだ。

*****

 今日再び、ISSの目視に挑戦してきました。エンデバーとの分離後なので、ISSのそばをエンデバーが飛んでいる様子を見ることが出来ます。さらに、ISSの4分ほど前には「ジュール・ヴェルヌ(ATV)」も。ジュール・ヴェルヌは今度こそ…と思って臨みましたが、見られたのはISSのみ。ISSのすぐ側をエンデバーも飛んでいたはずなのですが、天候と高度、さらには観測場所の条件が悪くちゃんと確認できませんでした。ただ、ISSでのお別れシーンを見た後だったので、感動もひとしお。宇宙を飛び続けるISSと、地球に帰るエンデバーの対比が見たかった。ジュール・ヴェルヌも見たいよう…。
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by halca-kaukana057 | 2008-03-25 23:41 | 宇宙・天文

ISSを探して

 本当は昨日書くつもりでした。
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はてなハイク:ISSより

 昨日の早朝、国際宇宙ステーションを肉眼で見ました。これまでも何度か見ているのですが、今回は「きぼう」の建設も開始され、日本人飛行士も滞在中であるのでこれまでとはまた違った思いで見つめていました。朝4時前、まだ真っ暗な空にすーっとオレンジ色の光が飛んでいった。高度が低かったので、それほど明るくなかったのが残念(それでもしっかりと確認できます)。地上から見ると小さな光の点だけれども、実際は大きな宇宙機で人も住んでいる。そう思うと、「凄いな」の一言しか出てきません。

 この日、ISSと一緒にヨーロッパ宇宙機関(ESA)が先日打ち上げたISSへ物資を運ぶ補給機「ジュール・ヴェルヌ(ATV)」も見られたらしいのですが、私は見ることが出来ませんでした。残念。4月のISSとのドッキング前に見てみたいな。

 明日、3月21日も早朝に観測可能です。天気がちょっと心配ですが。詳しくはJAXAのHPで確認を。
国際宇宙ステーション・スペースシャトルを見よう
あと、このサイトも面白いので貼っておきます。
JavaScriptで人工衛星の位置を表示する
ISSやシャトルだけでなく、様々な人工衛星の位置がわかります。

 最後に、「きぼう」建設以後のNASATVから。
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カナダのロボットアーム「デクスター」も無事組み立てられました。毎日見ていると、愛着がわいてきますw

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地球の美しさにため息が出ます。


【追記】
ISS目視に関して、紹介していただいたのでトラックバック
おやこでポレポレ:国際宇宙ステーションを見よう!
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by halca-kaukana057 | 2008-03-20 21:55 | 宇宙・天文

日本の、「きぼう」の第一歩

 今日もSTS-123の話を続けます。昨日、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」船内保管室は、ISSへの取り付けが完了しました。取り付ける際、ロボットアームで保管室をつかみ、ISSまで運んでいたのが土井隆雄飛行士。シャトルのカーゴベイから「きぼう」船内保管室がゆっくりと動き出すシーンからドキドキしっぱなしでした。

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NASA TVより

 シャトルのカーゴベイと「きぼう」保管室との隙間はたった13cm。いくらなんでもキツキツだ…。しかし、ぶつけることなく「きぼう」はISSのモジュール「ハーモニー」の上に取り付け。土井さん、本当にお疲れ様でした。取り付けのイメージCGを見ていると、カーゴベイから出す時だけでなくISSへ動かしている時もぶつかるんじゃないかと思うぐらい狭いところを動かしている。厳しい訓練の賜物だなぁ…と思いながら見ていました。

 そして今日、その「きぼう」船内保管室のハッチを開けて中へ。日本初、有人宇宙施設の誕生です。中に入る前の土井さんの言葉が今も強く印象に残っています。「皆さん、おめでとうございます」とおっしゃってましたが、おめでとうと言いたいのはこっちの方ですよ。土井さん、筑波の皆さん、おめでとうございます!

 私が「きぼう」のことを初めて知ったのが高校生ぐらいの頃。その時はまだ「きぼう」という愛称が無く「JEM(Japanese Experiment Moduleの略)」とだけ呼ばれていた。それが99年頃に「きぼう」と名前が付いて、いつ打ち上げられるのか楽しみに思っていた。ところが、コロンビア事故などでシャトル計画も遅れ、ISS計画自体が見直され、本当に「きぼう」はできるのだろうかと思っていた。私も、今日という日を迎えられたことがとても嬉しいです。

 これから、「きぼう」の運用が始まります。運用にかかる費用のこととか、2010年のスペースシャトル退役のあとのこととか、何の役に立つのかとか色々問題点もあります。日本の有人宇宙開発が「きぼう」の後に何をやりたいのか目処が立っていないことも、残念であり心配であります。でも、日本の有人宇宙開発は今新たな一歩を踏み出したばかり。試行錯誤で進めることも多いと思いますが、日本が有人宇宙開発を続けていくなら「きぼう」で得るものは沢山あると思います。「きぼう」が、私たちに新たな視点と技術を与えてくれることを期待しています。

 さて、昨日の「きぼう」取り付けの横では第1回目の船外活動が。その船外活動で取り付けていたカナダ製のロボットアームが面白い。
「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)

 とても複雑な形をしてる。ISSのロボットアームに取り付けて、これまで船外活動で行っていた作業をロボットアームでも出来るようになるらしい。すごい。この「デクスター」の電源が入らないというトラブルが昨日起こり、作業が難航していたのですが今日無事に解決。よかった。明日の2回目の船外活動でこの「デクスター」を組み立てます。


*****

 こうやって毎日NASA TVに釘付けな訳ですが、仕事だったり忙しかったり見逃したりで、ちゃんと観られない時もあります。もう一度観たい時も。そんな時にチェックしているのが、その日のハイライト。クルーが就寝中に、30分程度のまとめ映像が放送されています。今回は日本時間夜10:00から(今日は9:00だった)。見逃しても、1時間おきに再放送されています。スケジュールはここ参照。勿論全部英語です。全部は理解できないけど、映像だけでもいいおさらいになります。
ニコニコにアップされていたのでリンクを貼っておきます。
1日目:打ち上げ
2日目:機体チェック。この日のウェイクアップコールが気に入りました。ビンス・ガラルディ・トリオの「Linus & Lucy」という曲らしい。
3日目:ISSとのドッキング。冒頭でクルーが日替わりで挨拶するのですが、この3日目で土井さんが登場。しかも日本語で挨拶してるし。「ゴジラ」のウェイクアップコールも聴けます。

 また、JAXAが日本語訳を加え、10分程度にまとめたものもあります。
SPACE@NAVI-Kibo DAILY PROGRAM
 配信されるのがちょっと遅いですが、こちらも合わせてどうぞ。


 …宇宙記事が続くなぁ。楽しいからいいのですが。明日・明後日あたりは音楽関係のことも書けるかと思います。
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by halca-kaukana057 | 2008-03-15 22:46 | 宇宙・天文

宇宙バカ、ISSのロボットアームに挑む

 今日から開催されている、地域ICT未来フェスタ2007というイベントに行ってきました。お目当てはあの高性能プラネタリウム「メガスターⅠ」。しかし、混みすぎてメガスターの入場整理券を貰うことができず諦めた(´・ω・`)

 しかし、このイベントでの私のお目当てはそれだけじゃないのです。宇宙航空研究開発機構/JAXAのブースもあるとのこと。これは行かねば。昨日は風邪気味で体調がおかしかったのだが、大事には至らずまぁまぁ元気。会場に行けばもっと元気になるさ(宇宙バカ、風邪をぶっ飛ばした)。

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会場の様子。白いドームがメガスターのドーム。

 会場では各企業・省庁等々の機関が最新の科学技術・通信技術を展示。それぞれのブースのスタッフの方々がわかりやすく説明してくださいました。ロボットのデモンストレーションやら、機器を実際に操作して体験することも。こういうイベントは初めてなので、手当たりしだい色んなブースを覗いていました。

 ここから本題。JAXAのブース。それほど広いブースではなかったが、大変な物が置いてあった。国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に付いている、ロボットアームのシュミレーター。宇宙飛行士も実際に使って訓練をしているというシュミレーターを、私ら一般人も体験できるとのこと。これは挑戦するしかないでしょう!
ちなみに訓練の様子はこんな感じ。
画像その1 古川飛行士も使ってます。
画像その2 ロボットアームのスペシャリスト・若田飛行士も使ってます。


 そのシュミレーター。PC画面にCGできぼうの外、つまり宇宙空間の様子が映され、PC両側に置いてあるレバー2本を使って操作します。左手のレバー(四角いの)でアームの位置を、右手のレバー(ゲームのジョイスティックみたいなの)でアームの角度・向きを調節。上の写真に写っているレバーがそれ。これらを使って船外の荷物をつかみ、決められた位置へ移動させるのがミッション。JAXAのお兄さんにレバーの使い方を教えていただいて、早速チャレンジ。…すっごく難しい。レバーの動かし方に慣れていないというのもあるけれども、CG画像のため位置感覚がよくつかめない。スペースが結構あるだろうと油断して動かすと「きぼう」本体にぶつかりそうになる。私はCGとしてだけ操作しているけれども、飛行士はこれを実際のモノで操作しなきゃいけない。CGと実物との違いって、どのくらいあるんだろう?それでも、普通のテレビゲームのジョイスティックよりは細かい動きが出来るように感じました(当然か)。

 何とか無事に指定の位置まで荷物を動かし、ミッションコンプリート。JAXAスタッフさんに「呑み込みが早い。もしかしたら才能あるかも」とお褒めのお言葉をいただきました。…でも本当に難しいって。こんなのを使いこなす宇宙飛行士ってすごいと、あらためて感じました。これからロボットアームのニュースを観る際、見方が随分変わるかも。

 ちなみに、きぼうの外観はこんな感じ(JAXAサイトより)。ロボットアームについて詳しくはこちら

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 各ブースから大量にパンフレットやら記念品やらを貰ってきたのですが、JAXAからも色々とお土産を貰いました。上はパンフレット一覧。ネコの表紙の「宇宙を知るための自由研究」がとてもわかりやすく、面白かった。子供も大人も一緒になって勉強できる内容です。下はクイズに答えて貰ったストラップ。宇宙飛行士がかわいい。


 最後に余談。
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 会場外の屋台で売っていた「黒石つゆやきそば」。太目の麺のやきそばに、何とだしつゆがかかっている。天ぷらとネギも付いてる。やきそば?おそば??ラーメン???何とも不思議なご当地やきそば。味はやきそば。でも食感はラーメン…?美味しく不思議なやきそばでした。
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by halca-kaukana057 | 2007-10-12 21:58 | 宇宙・天文

月に願いを…「セレーネ」プロジェクト +α

 あなたが月に願いを届けることが出来たら、何を願いますか?

JAXA:セレーネ「月に願いを!」キャンペーン


 日本が今年夏に打ち上げ予定の月周回衛星「セレーネ(SELENE)」。この人工衛星に名前とメッセージを載せて、月まで届けようというキャンペーンを展開しているのをご存知でしょうか?ご存知の方、もう応募はされました?ご存じない方、この記事を読んで、是非応募してみてください。

 「セレーネ」は月の周りを回りながら、月の環境や月がどのようにして出来たかを調べることが目的の観測衛星。月は一番身近な天体なのに、何故かよくわからないことが多い。例えば月がどうやって出来たのか。小惑星が地球にぶつかって、その破片が集まり月になったという説(ジャイアント・インパクト説)が有力と言われているが、まだはっきりしないことが多い。今年はアポロ計画以来の月探査ラッシュで、日本だけでなくアメリカやロシア、インドも観測衛星を打ち上げる予定。

 その月周回衛星に宇宙を夢見る人々の名前とメッセージを載せて、月まで持っていってしまおうというのが、この「月に願いを!」キャンペーン。以前も、火星探査衛星「のぞみ」や、小惑星「イトカワ」へ向かい、数々のトラブルにもめげずミッションを続け現在地球へ帰還途中の小惑星探査衛星「はやぶさ」にも人々の名前を載せるプロジェクトを行ってきました。私も「はやぶさ」に私と家族の名前を(勝手に)載せ、宇宙の彼方へ飛ばしました。(はやぶさに関しては関連記事「はやぶさとイトカワ」もご覧下さい。)


 私はまだ宇宙へは行けない。同じように、宇宙へ行ってみたいけれども行けないと思う人は多いはず。そんな人々と少しでも宇宙への夢を共有したい。名前だけでも宇宙空間を旅するチャンスをくれたJAXA(宇宙航空研究開発機構)の心意気が、とてもカッコよく感じる。その衛星のニュースを見るたびに、宇宙空間を飛んでいる自分の名前を思い出す。決して宇宙は手の届かない場所ではない。また、宇宙開発は税金の無駄遣いだとか反対意見もあるけれども、宇宙を知ることで見えてくることは、お金で買えるとかそういう次元の問題じゃないと私は考える。そんな宇宙開発を少しでも応援したいという意味もこめて、私は今回も名前とメッセージを月に送るべく、このキャンペーンに参加しました。


 この記事を読んで少しでも興味を持った方、是非応募してみてください。記事冒頭のリンク先から、応募することが出来ます。勿論無料。家族や友人、恋人やペットの名前もまとめて送ることが出来ます。応募締め切りは2月末日。今からゆっくりメッセージを考えても間に合います。



*****


 今日はもうひとつ宇宙開発関連ニュース。

若田光一さん、宇宙ステーション長期滞在要員に(朝日新聞)

 今年冬の予定が、延期になって多分来年夏あたりには土井隆雄さんの宇宙飛行が予定されていますが、来年秋に若田さんの宇宙飛行が決定。しかも、国際宇宙ステーション(ISS)に3ヶ月滞在予定。おおおおお、ついに来たか、と思いつつニュースを見ていました。これまで96年、2000年とスペースシャトルに搭乗し、ロボットアームで衛星を捕まえたりISS建設に加わったりとキャリアを積んできた若田さん。しかも、そのアーム操作が神業級。2度目の飛行で、アームに付いているカメラが不調でそのカメラ無し、つまり取り付ける先が見えず、様子がよくわからない状態で操作したにも関わらず、見事ISSの部品を取り付けてしまったことも。あの時は見ているこっちまで興奮してしまった。

 土井さんのミッションでもそうですが、主なミッションは日本の実験棟「きぼう」の建設。3ヶ月の長期滞在ということで、仕事も多いと思うのですが…、ここはこの間のNHKのISS生中継のように、週1ぐらいでISSから生中継レポートなんてやってほしい。ISSがどうなっているのかとか、最近のミッションの様子とか。ハイビジョンカメラで撮った地球の映像もつけて。そうすれば、日本でももっと宇宙開発への関心と理解が深まるんじゃないかと思ってみた。もし出来るなら、ISSからブログ連載とかどうでしょう?面白いと思うんだ。

 もっと詳しくはJAXAのプレスリリースをどうぞ。先に飛行予定の土井さんとのミッションの順番図説や、各日本人飛行士からの祝福メッセージもあります。
 あと、まだ関連する記事はないのですが、きっと報告記事があると思うので、野口聡一さんのブログ野口聡一blog:宇宙日記2007も参考リンクとしてどうぞ。久々に宇宙にワクワクさせていただきました。


《追記》
 その野口さんのブログで、このISS長期滞在に関する報告記事が。以下リンクからどうぞ。
野口聡一blog:宇宙日記2007 : 御報告
 野口さんは、若田さんが飛行できなくなった時のためのバックアップメンバーでもあります。毎日新聞の記事(下のリンク)によると、
「私たち2人組が、宇宙飛行士の史上最高のデュオと言われるよう頑張りたい」
と抱負を語る野口さん。ええ、2人の活躍に期待します。土井さんの飛行と合わせて、当ブログでは盛大に応援します。またNASA-TVにかじりつくんだろうなぁ。来年は久々に日本人宇宙飛行士のニュースで楽しめそうです。
若田さん:「日本の子供たちもあこがれではなく、目標に」(MSN毎日インタラクティブ)
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by halca-kaukana057 | 2007-02-13 21:47 | 宇宙・天文

LIVE! from国際宇宙ステーション

 NHKで放送された「史上初!ハイビジョン生中継 LIVE宇宙ステーション」、中継は録画したが先ほどのアンコールも観た。これまで宇宙から生中継は色々あったが、ハイビジョンカメラを使ったのは初めて。さすが画像がきれいだ。映像が時々途切れ途切れになったしまったのは残念だが、生放送だし仕方ない。時間は短かったけど面白かった。


 興味を持ったのは実験施設。低温で血液などを保存しておく機器もある。宇宙でそういうものが運用されているところが驚き。こういう宇宙ステーションの役割を、週1とは言わないから月1で1時間ぐらい生放送してくれたら、もっと宇宙開発への理解が深まるんじゃないか?と思う。

 米村でんじろう先生の実験には絶句。「宇宙遊泳」を実演するために飛行士に平泳ぎを頼むでんじろう先生。「宇宙遊泳」っていっても、ステーション内には空気もあるし、何のつもりで頼んだんだろう?慣性の法則を確かめるのにはちょっと条件が悪すぎる。それよりならこの間の野口聡一宇宙飛行士の船外活動の映像を観ながら、野口さん本人に聞いたほうが分かりやすい気がする…。

 JAXA宇宙飛行士代表で山崎直子さんが出演。こういう番組には決まって毛利衛さんが出るんじゃないかと思っていた私。外れた。山崎さんもそうだけど、JAXA宇宙飛行士4期生が宇宙へ行けるのはいつの日なんだろうか…。心配である。

 こういう番組は一発花火ではなく、何度か続けてやっていって欲しい。日本人飛行士の宇宙飛行もそんな頻繁にあるわけではないし、各国の飛行士の話も聞きたい。さっきも書いたけど、せめて月1での放送希望。
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by halca-kaukana057 | 2006-11-18 21:51 | 宇宙・天文


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by 遼 (はるか)

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