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薄雲越しぼんやりISSと冬の王者

 現在、日没後に国際宇宙ステーション(ISS)の可視パスがあります。昨日はとてもいいパスだったのですが、お天気には抗えません。見事な曇りでした。今日は薄雲。西の空には金星が見えていました。これはいける。

 薄雲越しでもはっきりとISSは見られました。いつもはピカーンと明るく輝いているのですが、雲で少しぼんやりしている。こんなISSもなかなか趣があります。

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 ちょうどオリオン座を通るコースだったので期待していたのですが、まだ空は明るく、しかも薄雲。何とか撮影できました。コンパクトデジカメの夜景モードを仕様。
 画像をよく見たら、星座もわかったので補助線を入れてみました。うっすらとオリオン座。夜空に目立つ冬の星座の王者も、日没後早い時間で薄雲越しだと、雰囲気が違います。

 肉眼では確認できませんでした。撮影だから見える星空もあります。
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by halca-kaukana057 | 2015-02-07 20:59 | 宇宙・天文

第1段ロケットを回収せよ 「ファルコン9」ロケットの挑戦

 アメリカの民間宇宙開発企業の中でも際立って躍進し続けているスペースX社。「ファルコン9」ロケットで「ドラゴン」宇宙船を打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を輸送しています。非常に安定した運用を続けています。今は無人機の「ドラゴン」ですが、有人化を進めています。

 その、「ファルコン9」ロケットが「ドラゴン」宇宙船をISSへ向かわせるために昨日打ち上げられたのですが、今回はひとつ、大きな挑戦をすることになりました。

sorae.jp:ファルコン9ロケット、次回の打ち上げで浮桟橋への「着陸」に挑む
2014年10月27日の記事
sorae.jp:スペースX社、ファルコン9に装備されたフィンと、回収用の艀を公開
 2014年11月27日の記事

 ロケット打ち上げ後、第1段を切り離した後、普通はそのまま落下させます。しかし、スペースX社は第1段ロケットを特定の位置に着陸させ、回収して再利用することを計画しています。これまでも、スラスターを使って姿勢制御し、狙った海上の地点に着水させていました。今回は、スラスターに加え、フィンもつけて、より高精度の姿勢制御と減速をして、海上に用意した艀(はしけ/浮桟橋/プラットフォーム)に着陸させます。最初話を聞いた時、まずそんなことを思いつくのがすごい、そんな発想しないよ、と思いました。第1段ロケットがスラスターとフィンで姿勢制御して、減速して降下してくる。どんな光景なんだろう?今回は実験。あくまでメインのミッションは「ファルコン9」で「ドラゴン」宇宙船を打ち上げて、ISSに物資を届けること。でも、気になります。

 さて、どうなったかと言いますと。
ファルコン9ロケット、ドラゴン補給船の打ち上げに成功 回収試験は失敗
 ロケット打ち上げ、第1段ロケットを第2段と切り離し、順調に下降。初めて搭載したフィンも問題なく稼動。しかし、フィンを動かすための作動液を途中で使い切ってしまい、減速しきれずプラットフォームに強く衝突。第1段ロケットは壊れてしまいました。

 失敗ではありますが、凄い、惜しい!着陸させることは出来なかったけど、プラットフォームへピンポイントで降下させることは出来た。初めての挑戦。前代未聞の挑戦で、これは凄いと思います。スペースX社では、今後も実験を続けるそう。第1段ロケットがすっとプラットフォームの上に着陸するのを観られる日が近いことを願っています。
 思えば、「ファルコン」ロケットは、最初は打ち上げ直前でメインエンジンが停止したり、色々ありました。それが今は安定して打ち上げ、新たな挑戦もしている。すさまじい勢いです。
 本来のミッションの「ドラゴン」宇宙船打ち上げは無事成功。順調に飛行を続けています。

 今年は、5月に油井亀美也宇宙飛行士が初フライト、ISSでの長期滞在があります。こちらも楽しみです。アサインが決まって、そういえば今年だったと年明けに気がつきました。
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by halca-kaukana057 | 2015-01-11 23:05 | 宇宙・天文

今年のISS見納め

 久しぶりに国際宇宙ステーション(ISS)を観ました。この季節は雪、雪、雲、雲…。今日は晴れてくれました!

 まだ空は明るい。冬至を過ぎて、少しずつ日没が遅くなる。
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 西の方角から見え始めたISSは、空の高いところを通って南東方向へ。画像の右下の星はベガです、多分。

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 今日は半月が見えていました。その近くを通り過ぎるISS.半月の明るさにも負けません。素晴らしい競演です。暮れゆく空の色もきれい。いい可視パスでした。

 私の地域では、仰角でも天候でも、今日が今年のISS見納めになります。ISSのクルーの皆さん、どうぞよいお年をお迎えください!と手を振っていました。年明け、またISSを見られます。
 地域によっては明日も好条件で見られます。JAXAのサイトでチェックしてくださいね。
JAXA:きぼうを見よう
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by halca-kaukana057 | 2014-12-28 23:45 | 宇宙・天文

ISS撮影は奥が深い… +太陽黒点が見ごろです

 昨日に引き続き、今日も国際宇宙ステーション・ISSが見ごろです。お天気もよく、今日も星見日和。

 西の空から昇ってきたISS。今日は高くまで昇ったので、長い時間観られました。観ながら、いつものようにコンパクトデジカメで撮影。はっきりと明るいISSの輝きに魅入っていました。そして、東の空に沈みながら減光し見えなくなりました。

 さて、撮れたかな…と確認したら…あれ、うまく撮れてない。最初の西の空から昇ってきたあたりは途中で切れている。何とかまともなのが、東の空に向かい減光していくこれ。
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 最後が切れてしまっている…。しかも、減光しているいいところで!ISS撮影は難しいなぁ。
 このISSは、ペガススの四辺形を抜け、減光しながら下に向かっています。画像右には、「三ツ矢サイダー」のマークに似ているみずがめ座の4つの星も写っています。
 昨日は春の星座とともに撮れましたが、今日は秋の星座とともに撮れました。残念構図ですが…。ISSは何度観ても、何度撮っても、同じものにならないのが面白く、奥が深いです。

*****

 さて、今、太陽には地球の直径の10倍という大きな黒点が出ています。日食グラス(日食メガネ)でも観られるということで、観てみました。太陽に黒いほくろのような点がはっきりと見えました。残念ながら画像は今日は撮れず。明日チャレンジできたらチャレンジしてみます。
アストロアーツ:太陽に巨大黒点が出現中
宇宙天気情報センター(NICT):黒点情報

 2009年、2012年の日食の時、使った日食グラスは保存してありますか?こんな黒点観察でも使えます。観測する際は、日食観測と同じように、必ず日食グラス越しで観ること絶対に、肉眼や双眼鏡・望遠鏡で直接見ないでください。日食グラスを使っても、長時間連続の観測は眼を傷める危険性があります。短時間、休み休み観察しましょう。もし、疲れや何らかの異変を感じたら、すぐにやめましょう。お子さんが観察する際は、必ず太陽観察の注意を理解した大人の人と一緒に。お子さんにも注意を説明しましょう。
 黒点を観測する時は、安全第一で!
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by halca-kaukana057 | 2014-10-25 23:06 | 宇宙・天文

秋に、春の星座を渡るISS

 久しぶりに国際宇宙ステーション・ISS観望です。きれいに晴れていて、ISS観望にも、星見にも絶好の空です。

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 西の空から昇ってきたISS.ISSが向かう先にはかんむり座が。7つの星が半円状に並んでいる、小さいけれども見つけやすい星座です。かんむり座は春の星座。日没後には、まだ春の星座も見られます。

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 更に昇り、ヘルクレス座のあたりですーっと消えるように減光し、見えなくなりました。この減光する様を撮影できてよかった!

 これから、ISSにはアメリカ・オービタル・サイエンシズ社の「シグナス」補給船と、ロシアのプログレス補給船が向かいます。シグナスは28日打ち上げ、プログレスは29日打ち上げです。シグナス補給船は、日本の補給船「こうのとり(HTV)」と同じように、ロボットアームで一度把持されて、ISSに取り付けられる方式です。ISSの宇宙飛行士たちは、これから忙しくなります。

 明日も、東日本でISSがよく見えます。27日は全国で。シグナスやプログレスも見られたらいいな。
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by halca-kaukana057 | 2014-10-24 22:55 | 宇宙・天文

真夏の夜の星見 第3夜・月、火星、ISS…

 昨日の夜、晴れたので再び星見へ。しかも、この夜は見るものがたくさんありました。月と火星の接近、国際宇宙ステーション、ATV5号機。いつもは家の窓から星見しているのですが、夜遅い時間でもなく、家だと天頂近くの夏の大三角が観られないので、近所の空の開けた場所で見ることにしました。空は多少雲がありますが、晴れていて星見日和。

 20時過ぎ、観測地点に到着。南西の空には半月に近い月。そのそばに小さな星…火星が寄り添って見えました。いつもは赤く明るい火星ですが、月がそばにあるのでその色も明るさもちょっと控えめです。
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 雲とカメラの仕様でぼんやりした月と、そのそばの火星。少し離れた位置に土星も見えています。左上の明るい星です。

 いつもは窓から見ていて、見る範囲が限られているのですが、昨日は全天が開けた場所。空一面の星空に見惚れていました。…見とれている場合じゃない、ISSが来る!気がついた時にはもうISSが空に現れていました。急いでカメラをISSに向けて、シャッターを切ります。
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 画像上にこと座のベガ、下の方にわし座のアルタイル。その間をISSが通過してゆきました。織姫と彦星の間にある天の川に沿って飛んでいるようなISS。ISSからも天の川を挟んで見つめあう2人が見えたかなぁ。ISSはとても明るく、長い間見られました。広い場所でひとりで見ていたのですが、誰かと一緒に見たかったな、観望会でもやりたかったな、なんて思っていました。

 そのISSに向かっているESAの補給機ATV-5号機。昨日は残念ながら見られませんでした。月と火星の辺りから見えるはずだったのですが、見られず。仰角の条件は悪くなかったんだけどなぁ。月明かりがまずかったかなぁ。残念…と思って空を見上げたら、小さな光の点。別の人工衛星が観られました。
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 画像上から下に向かって写っている線がその人工衛星の軌跡。こと座のそばを通過。とっさにカメラを向けたのですが、うまく撮れました。明るくなったり暗くなったりを繰り返して、飛んで行きました。何の衛星だったんだろうと後で調べたのですが、方角、通過ルート、時間…ピッタリくるものがない。はて?

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 昨日の夏の大三角。

 久々にたっぷりと星見した夜でした。しかし、虫が多かった。刺されなかったのはよかった。夏の星見はこれが大変だなぁ。
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by halca-kaukana057 | 2014-08-04 21:43 | 宇宙・天文

真夏の夜の星見 第2夜・伝統的七夕の夜更け

 昨日8月2日は伝統的七夕。旧暦の7月7日です。
アストロアーツ:2014年8月2日 伝統的七夕

 しかし、全国的にあまりよいお天気ではありませんでした。九州・四国地方の大雨が心配です。当地も晴れてはいるものの、空一面雲…。諦めて寝ました。

 夜中1時過ぎ、目が覚めて、窓の外を見てみました。予報では曇り。期待はしない…あれ、晴れてる。雲ひとつ無い快晴。澄んだ夏の星空です。おお…!!嬉しい予報外れ。先日に引き続き、星見です。

 まず東の空を窓から眺めていると、早速流れ星がひとつ。おおお!方角、すっと短い流れ方から、ペルセウス座流星群のものと思われます。この後にも、何かの流星群なのか散在流星なのか、いくつか流れ星を見られました。
国立天文台:ペルセウス座流星群 2014年
ペルセウス座流星群キャンペーン 夏の夜、流れ星を数えよう 2014
 ↑流れ星を見たら、毎年恒例のこのサイト(国立天文台)で報告をお願いします。ペルセ群のものでなくても、とにかく1個でも見たらOKです。見ようとして見られなかった場合でも報告できます。
 8月11日から14日まで。まだだったw
 今年のペルセ群は満月なので、条件はよくないです…。

 東の空にはくじら座やペルセウス座、天頂近くにはうお座やペガスス座と既に秋の星座たちが。では伝統的七夕なので、織姫星と彦星を見よう。こと座・わし座は西の空に傾きつつありました。
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 夏の大三角全景。小さなひし形が可愛いいるか座もちゃんと写ってます。今日は織姫と彦星、会えました。

 さて、この時間、国際宇宙ステーション(ISS)などの可視パスもありました。時刻と方角をチェックして、久々に見ます。
 まずはISS.2時過ぎに見えます。
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 肉眼でははっきりと見えましたが、画像ではうっすらとしか写りませんでした。久々のISSです。

 次にイリジウム・フレア。しかし、この時カメラにアクシデントが起き、残念ながら撮影は出来ませんでした。久々のフレアらしいフレアで、とても明るかったです。撮影したかった!

 その後、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のISS輸送船・ATV5号機「ジョルジュ・ルメートル」。日本時間30日朝に打ち上げられました。ジョルジュ・ルメートルはベルギーの天文学者の名前。ATVはこれが最後の便。今後、ESAはNASAが開発している有人宇宙船「オリオン」の開発に携わります。
 ISS通過から約40分後、ISSを追いかけるように、ほぼ同じ軌道を飛んでゆきます。
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 肉眼でははっきりと見えたのに、撮影だとこんな薄っすら…。ISSに到着するのは12日。がんばってISSに物資を届けるんだよ、ご安全に!と思いながら見ていました。

 今日もISSとATV5号機の可視パスがあります。しかもかなりいいパスです。各地での方角、時刻などはJAXAなどのサイトでチェックしてね。
JAXA:「きぼう」を見よう
 ↑ISSはこちらで
Heavens-Above
 ↑ISSとATVはここから。最初に右上から観測地点を設定してください。

 最後に撮影した画像を。
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 ペルセウス座。左上、屋根のあたりにはWの形のカシオペヤ座も。ごちゃっとして辿りづらいですが、ちょうど天の川に位置しているペルセウス座は、双眼鏡や天体望遠鏡を向けると星団などを観られて楽しめます。

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 画像中央左の明るい星がぎょしゃ座の一等星カペラ。画像右にはすばる(プレアデス星団)、右下にはおうし座の赤い一等星アルデバラン。冬の星座がもう見えるんですね。

 今夜も晴れたらいいなぁ。ISSとATV5号機のいい可視パスを観たいです。
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by halca-kaukana057 | 2014-08-03 17:36 | 宇宙・天文

宇宙飛行士の仕事力

 以前読んだ「宇宙飛行士の育て方」を大幅に加筆修正した新版が出ました。
宇宙飛行士の育て方


宇宙飛行士の仕事力
林 公代/日本経済新聞出版社・日経プレミアシリーズ/2014

 漫画「宇宙兄弟」などで、宇宙に関する仕事が注目されている。宇宙飛行士はその代表。選抜試験の内部にも取材が入り、訓練から飛行、帰還後まで、宇宙飛行士に関しての情報は随分と増えた。それでも、まだ「宇宙飛行士」という職業についての疑問も多い。さらに、若田光一宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)コマンダー(船長・司令官)を務めたことで、日本人もISSのコマンダーになれるという可能性も増えた。ISSのコマンダーってそもそも何?どんな仕事、役割をするの?コマンダーになるために、どんな訓練や課題があったの?
 「宇宙飛行士の育て方」の後、若田さんのISSコマンダーについての部分を中心に加筆されています。どこがどう違うのか、詳しくは私も読み比べてないのでわからないのですが…。「育て方」は2010年、4年も前の本だった。4年でまた大きく変わった日本と世界の宇宙開発。その後を追います。

 昨日、夏休み恒例NHKラジオ第1「夏休み子ども科学電話相談」を聴いていたら、「宇宙飛行士になるにはなぜホワイトパズルをやるの?」という質問があった。ホワイトパズル、真っ白なパズルのことです。古川聡・星出彰彦・山崎直子宇宙飛行士が選抜された第4期生の最終選抜・閉鎖環境試験で使われました。その次の第5期生の試験では、NHKスペシャルでも放送されたように折鶴になってます。これに、JAXA広報(8月からは国立天文台へ)阪本成一先生が答えていました。どんな環境でも落ち着いて根気強く課題をこなせるか。他の人たちとも仲良くして、協力することができるかを試しているんだ、と。子どもたちも、宇宙飛行士になるにはどんな試験があるのか、何をがんばればいいのか、よく知っているんだなぁ。そんな時代なったんだなぁと感じながら聞いていました。

 若田さんがコマンダーになるまで、また、若田さんがこれまで接してきたコマンダーたちについて書かれてあるのを読むと、宇宙飛行士でのリーダーシップは複雑だな、と感じます。宇宙飛行士に限らない。来年のフライトへ向けて訓練中の油井亀美也宇宙飛行士は元航空自衛隊のパイロット。その仕事でも、宇宙飛行士に通じるリーダーシップは養われ、選抜試験では試験官たちの目を引いた。
 ただグイグイ引っ張っていくだけではなく、ある時は他の人を支え、ある時は仕事を手伝ってほしいと頼む。ISSでのミッションは、科学実験からISSの保守管理、地上との交信、広報イベント、芸術分野での活動もある。何でもこなせるオールラウンダーが求められる。専門外のことにも興味を持ち、習得のために努力を続けられる。バランスのよさ、が強み。若田さんもはじめからコマンダーに向いているわけではなく、宇宙飛行士の訓練を続ける中で、養われていった。「育て方」でも書いた通り、最初から「宇宙飛行士」なのではなく、育っていくもの。コマンダーも同じ。

 こう読んでいると、「職業」「仕事」って何なのだろう、と思う。どんな仕事でも、最初からその仕事が天職のような人の方が少ないと思う。仕事を続ける中で、様々なことを学び見につけ覚えて努力して、育っていく。その一方で、即戦力を求めたり、派遣やアルバイト・パートとして与えられた仕事をこなせばいいだけとみなす仕事・企業もある。どんな働き方を望むか…その仕事で成長することなんて考えない、与えられた仕事だけこなして給料もらえればそれでいい、そんな考えで働いている人も少なくないと思う。それ以上を望みたいけど、会社に却下されてしまう、黙って働いていればいいんだという扱いをされて悩んでいる人もいると思う。その一方で、正社員の研修を充実させている企業もある。この二極化が進んでいるような気がする。宇宙飛行士なんて雲の上の職業に思えるけど、そうじゃない。地上の様々な仕事の延長線上にある、といつもこのブログで書いているのですが、仕事、働き方、仕事を通した成長、どう働きどう生きるか…このあたりも、宇宙飛行士に学ぶことはたくさんあるんじゃないかと考えています。

 あと、トラブルやピンチにどう対応するか、失敗した後どう切り替えてフォローするかについても注目して読みました。4年前「育て方」を読んだ時よりも、自分自身が打たれ弱く、失敗や悩んでいること、不安・心配をずるずる引きずってしまうことが気になっていました。何かに挑戦したくても、リスクや恐怖心が先行して一歩を踏み出せない。失敗するのが怖い。自分で後でコントロールできない失敗もあるから…。そんなことをずっと考えているのですが、この「仕事力」を読んでいて、打たれ弱くクヨクヨしやすくても、その度に立ち上がっていけばいいんだ。失敗しても、ゆっくりでもいいからフォローをし続ければいいんだ(スピード勝負の時もあるけど…これは厳しいなぁ)。そう思えるようになりました。

 読んでいて、コマンダーに注目が集まるのはわかるけど、コマンダーが宇宙飛行士の仕事の究極の形、というわけでもない、ということももう少し書いてあればよかったなと感じました。今年が初飛行から20年になる向井千秋さんは、医師であることを生かして、飛行ではずっと医学実験・科学実験を担当し、貫き続けた。現在、JAXAで宇宙医学を研究しつづけている。向井さんの時代はスペースシャトル、今はISSと変わってしまったのもありますが、コマンダーにならなくても宇宙飛行士は魅力的な仕事だということをもっと伝えてほしかったなと感じました。

 宇宙飛行士になりたい、宇宙飛行士を支える仕事がしたい人は勿論、ビジネス書、自己啓発書としても読めます。読み物としても読みやすいです。

・関連記事:宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方

 古川聡さん、宇宙飛行士自らが語る、宇宙飛行士の仕事と成長について。合わせて是非。
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by halca-kaukana057 | 2014-07-23 22:31 | 本・読書

晴れの夏至の空のISS

 今日は夏至。例年は曇り雨のことが多いのですが、今年の夏至は晴れました。とてもすがすがしく、穏やかな青空の広がる一日でした。
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 当地は晴れていましたが、強い雨の地域もありましたね。

 夕暮れも穏やか。夜も快晴。星見日和です。今日も国際宇宙ステーション・ISSを見ます。その前に、陸域観測技術衛星「だいち」の可視パスも。数秒だけ見られました。「だいち」は見るのがなかなか難しい。あと「だいち2号」はまだ見られていません。見たいなぁ。

 ISS。今日は雲も無く、はっきりと見られました。
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 おとめ座にいる火星と、おとめ座のスピカと一緒に。
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by halca-kaukana057 | 2014-06-21 22:01 | 宇宙・天文

夏至前夜のISS

 明日は夏至。国際宇宙ステーション・ISSも、今の時期は夜に何回も観られます。ただ、日本は梅雨で天気が悪い、日没の時間が遅い、と難点もあります。

 今日もいい条件の可視パスがある。午前中は寒く雨が降っていたのですが、午後になって晴れ。これはいけるだろう。と思ったら…いつの間にやら空は曇っていました。ISSはどこだー!!

 ISSの経路をイメージしながら、雲の切れ間を見る。光る点はないか。しかし見えない。この雲がなければ…!!最後のあたり、東の空は雲の切れ間があったので少しの間見ることが出来ました。
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 なんとか撮影もできました。まだ空が明るい。でも、ISSも負けずに明るい。明日・夏至もISSの可視パスがあります。曇り雨のところが多いようですが、日没のあたりには雲も上がって、長い陽とISSの輝きを楽しめますように。
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by halca-kaukana057 | 2014-06-20 21:21 | 宇宙・天文


好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)

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