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心躍る金管 ヤナーチェク「シンフォニエッタ」

 先日のNHK教育「オーケストラの森」で、新日フィルのコンサートの模様を放送していた。ショスタコーヴィチの「交響曲第9番」とヤナーチェク「シンフォニエッタ」。以前、ヴァイオリンのコンサートに行った時に「ヴァイオリンソナタ」を生で聴いて、気に入ったヤナーチェク。このところヤナーチェクの作品をよく聴いているので、特集してみようかと。

 「シンフォニエッタ」とは、「小さな交響曲」という意味。しかしこの曲、全然"小さく"ない。金管楽器が通常のオーケストラの楽器編成よりも多い。そのため金管がバンバン鳴り響く。これがカッコイイ。でも、不思議なのはこの通常より多い金管がバンバン鳴り響くのは第1楽章と第5楽章だけ。あとの楽章では、4管編成の金管による演奏。それでも躍動感のある金管に、心が躍る。メロディーというメロディーは断片しか出てこない。不思議な断片と断片の音の繋がり。ヤナーチェクの故郷チェコ東部・モラヴィアの民族音楽に由来しているそうなのだが、どこか日本や中国を思わせる音階もあって、ますます不思議で魅力的。

 特に好きなのが第3楽章モデラート。弦楽器が大人しくしなやかに鳴ります。躍動感のある曲の中では、地味な部分。でも、金管との掛け合いの歌もあって楽しい。この曲は是非生で聴いてみたい。迫力のある金管が、その場の空気を、そして聴衆の身体を震わせる。その感覚を、味わってみたい。

 聴いたのはこれ。
ヤナーチェク:シンフォニエッタ、タラス・ブーリバ
ヴァーツラフ・ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団/コロムビアミュージックエンタテインメント

 東欧ものならノイマン&チェコフィル。本当に好きなコンビです。でも、クーベリックとのコンビも好きです(「シンフォニエッタ」の録音は聴いたことないけど)。




 ヤナーチェク祭り、続きます。
by halca-kaukana057 | 2009-01-28 22:31 | 音楽

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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