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音色の響きの「つばめ」

 ブルグミュラー25「つばめ」を練習していて、感じたことをメモしておきます。

 これまでのブルグ25の曲は、メロディーを重視した曲ばかりだったと思う。ロマン派の練習曲だし、ブルグはロマン派の基本になると感じている。でも、この24曲目「つばめ」はちょっと違う。メロディーはあることはあるのだが、バスやソプラノ部分の一瞬の響きが重視されているのではないだろうか。ロマン派と言うよりは、ドビュッシーみたいな印象派のような、音の響きや音色の豊かさ…"色彩"と言ったらいいだろうか。内声も、分散和音のように捉えてみるとか。

 これまで、ドビュッシーを代表とするフランス印象派の作品が苦手だった。少しずつプーランクやサン=サーンス、ラヴェルなどフランス印象派の作曲家を聴き、好きなところを見つけて、ようやくドビュッシーの作品にも親しめるようになってきた。聴く音楽の幅が広がれば、演奏の幅…作品のレパートリーという意味でもあるし、表現や技術の幅も広がる。やはり、私はもっともっと様々な作曲家の作品を聴く必要がある。聴かず嫌いは損だ。もったいない。苦手だと思う作曲家・作品にこそ、自分の演奏に足りない何かがあるんだと思う。

 とにかく、「つばめ」はこれまでのブルグの曲とは、何か性格が違う。ただ、手の交差を練習すればいい…それだけじゃ終わらないと感じている。私は、この曲を演奏する際、つばめの情景を様々な方向から…メロディー、音色、響き等で表現したい。難しい曲だけど、この作品とみっちり付き合ったら、何か見える気がする。







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 苦手な作曲家・作品にこそ、自分の演奏に足りない何かがあると書いたが、実は、まだとても苦手だと感じる作曲家がいます。ここで正直に告白します。ショパンです。…ショパンファンの皆様には失礼だと感じますが、どうも馴染めないのです。クラシックを聴き始めた頃は好きだったのに、だんだんわからなくなってきた。陰鬱過ぎるというか、華美・派手過ぎというか…(ショパンファンの皆様ごめんなさい)。ピアノ弾きなのに、「ピアノの詩人」ショパンが苦手とは何事かと言われそうですが、苦手です。ショパンの作品は全部ダメというわけではないので、親しめる・好きな作品から近づいてみようかと思う。
by halca-kaukana057 | 2009-02-17 21:55 | 奏でること・うたうこと

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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