2009年 04月 20日
水星が見頃です
現在、夕方の西の空に水星が観られます。水星と言えば、地動説を唱えた天文学者コペルニクスも生涯観ることが出来なかった惑星としても有名(コペルニクスが住んでいたポーランドは高緯度のため、さらに観づらい条件になってしまい、また、日没後に霧が発生しやすかったので観れなかったとか、これはただの噂で本当は観ることが出来ていたなど様々な説があるらしい)。水星は太陽のすぐ近くを回っている内惑星のため、太陽からあまり離れることがなく日の出前・日没後のわずかな時間しか見ることが出来ません。しかも、見えても地平線近くなので雲があったり、山間部だったりするととても見難い。肉眼で観るのに難易度の高い惑星なのです。
そんな水星が、今見頃です。日没後の西の空、大体15度ぐらいの高さに水星が輝いています。私もこれまで水星を観たことはありませんでした。難易度が高いという話を真に受けて、観る前から諦めていたのです。でも、今なら観れるかも。日没後、19時過ぎの西の空を見てみました。

おうし座のあたりです。わかりやすくするために、解説を入れてみました。

拡大してみます。

屋根の上に、オレンジ色の星が。これが水星です。やった!水星を観ることが出来ました!!
これから、水星はますます見頃を迎えます。今月26日には「東方最大離角」と言って、太陽から最も離れて観測しやすくなります。「Stella Theater Web」でシュミレートしてみました。
○26日、19時。東京の空。

細い月のそばに水星がいます。これはきれいな眺めになりそう。
○5月1日、19時。東京の空。

プレアデス星団(すばる)と最も接近します。双眼鏡で観ると、同一視野に観られます。
他の地域のシュミレーションは「Stella Theater Web」のサイトでやってみてね。
コペルニクスも観られなかった(かも知れない)水星を見るなら今がチャンス。連休中の夕方、晴れたら西の空を見てみてね!
☆おまけ
星を観たのでいつものように世界天文年「めざせ1000万人!みんなで星を見よう!」報告サイトで報告。

またデザインが変わりました。魚眼レンズで写した風景が素敵。アートになってます。
そんな水星が、今見頃です。日没後の西の空、大体15度ぐらいの高さに水星が輝いています。私もこれまで水星を観たことはありませんでした。難易度が高いという話を真に受けて、観る前から諦めていたのです。でも、今なら観れるかも。日没後、19時過ぎの西の空を見てみました。

おうし座のあたりです。わかりやすくするために、解説を入れてみました。

拡大してみます。

屋根の上に、オレンジ色の星が。これが水星です。やった!水星を観ることが出来ました!!
これから、水星はますます見頃を迎えます。今月26日には「東方最大離角」と言って、太陽から最も離れて観測しやすくなります。「Stella Theater Web」でシュミレートしてみました。
○26日、19時。東京の空。

細い月のそばに水星がいます。これはきれいな眺めになりそう。
○5月1日、19時。東京の空。

プレアデス星団(すばる)と最も接近します。双眼鏡で観ると、同一視野に観られます。
他の地域のシュミレーションは「Stella Theater Web」のサイトでやってみてね。
コペルニクスも観られなかった(かも知れない)水星を見るなら今がチャンス。連休中の夕方、晴れたら西の空を見てみてね!
☆おまけ
星を観たのでいつものように世界天文年「めざせ1000万人!みんなで星を見よう!」報告サイトで報告。

またデザインが変わりました。魚眼レンズで写した風景が素敵。アートになってます。
by halca-kaukana057
| 2009-04-20 22:39
| 宇宙・天文