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アン・ベガに病み付きになる理由 「愛の練習」

 NHK教育「クインテット」の演奏でもお馴染みの、宮川彬良&アンサンブル・ベガのCDアルバム第2弾が出ました!


f0079085_22658100.jpg愛の練習 “The Study in Love”~涙と微笑みのための8章
宮川彬良&アンサンブル・ベガ/キングレコード/2009

 前回のアルバム「なぜアンサンブル・ベガがこんなに心に効くのか聴けば解る!というCD」よりも音楽のジャンルが幅広くなったと感じました。クラシックあり、ビートルズなどのポップスもあり。テーマは「愛の練習」としての"恋"。ブックレットの響敏也さんによる「音楽が始まる前に 恋を会いに育むために」の文章を読みつつ聴いていると、恋は恋でも大人の恋だなぁと感じる。

 アン・ベガの演奏を聴いていると、知っている曲も知らない曲も、以前から好きな曲も特に気に留めることがなかった作品も、「おっ?!」と思うところがある。普段はピアノ曲として親しんでいる「亜麻色の髪の乙女」も、アンサンブルになると音の色彩感がさらに増す。ゆるやかな流れもより感じられる。「シェリーにくちづけ」の軽快さ、「愛の挨拶」の伸びやかさ。シューベルトの「セレナーデ」の切なさ…。彬良さんの編曲とアン・ベガの演奏で、その作品をさらに好きになる。それまでとは違った角度から、その作品の魅力に触れることが出来る。しかも、これはオケか…?と思ってしまうようなアンサンブルで。自分自身、アン・ベガに病みつきなる理由がよくわかった。

 ビートルズの「抱きしめたい」では、あの天才作曲家との意外なコラボも実現。たまげた。アキラ節全開ですw一方、「ダニーボーイ」では、彬良さんの語り付き。その語りとともに演奏を聴いていると、この曲に込められた想いをひしひしと感じて、切なくなります。「バッハのメヌエット」「愛の挨拶」「剣の舞」と、「クインテット」でも演奏された作品も収録。でも、どれも「クインテット」版とはちょっと違います。この切り口の違いもまた、いいんだよなぁ。

 今回のアルバムでは、初めて聴く曲も多かった。組曲「屋根の上のヴァイオリン弾き」もそのひとつ。どんなストーリーのミュージカルなのかさえ知らなかった。
ウィキペディア:屋根の上のバイオリン弾き
「Sunrise Sunset」の音色に酔いしれました。クラリネットのメロディーとそれに絡むヴァイオリンが切ない。「Bottle Dance」も不思議で魅力的な音楽。守備範囲の広いアン・ベガのおかげで、普段あまり聴かないジャンルの音楽に出会える。ありがたい。

 最後に、何度でも言いますが…いつかは生でアン・ベガの演奏を聴きたいものだ。彬良さんのトークとともに。音楽と言うよりは、コンサート全体がショーと言えばいいんだろうな。
by halca-kaukana057 | 2009-05-05 22:51 | 音楽

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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