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ピアノのふしぎ

 先日、ピアノの調律をしてもらいました。調律師さんが調律している間、その様をずっと見ていたのですが、ピアノの中身を見ていて、色々な疑問がわいてきた。と言うことで調律終了後、いくつか質問をしてピアノの仕組みについて教えていただいた。

 ピアノの中音部~高音部はひとつの音(鍵盤)に対して3本の弦が張ってある。何故3本なのだろうという疑問がわいた。弦の太さと音量の問題なのだそうだ。低音部の弦は太く、長いので1本でも十分な音が出る。しかし、高音部になると弦は細く、短くなる。そのため、細い弦1本では十分な音量が出せないので3本の弦を張っているのだそうだ。調律をする時も、3本の弦を同時に調律できないので、先に3本のうち真ん中の1本を調律する。

 ピアノは技術の進歩と共に変化してきた。バロック期は細い弦をはじく。そのため、小さな音しか出ない。産業革命以後、合金が誕生し、ピアノの弦にも用いられるようになった。より大きな、繊細な音が出せるようになった。ピアノの中身を見ていると、ピアノってメカニックだと思う。

 ピアノの音律も、時代によって変化している。モーツァルトの時代は、現在よりも低かった。現在もモーツァルトや、それ以前の時代の作品が演奏されているけれども、今演奏されているものとはちょっと違うものだったのだろう。現在でも古楽器や古典調律もあるけれども、一般のピアノでも演奏されるのは、時代を、技術を、楽器を越えた何かがあるからだろう。人を惹きつける魅力。言葉では表せないものが、芸術には含まれている。前の記事にも関係するな。
バロック音楽と歴史

 調律はただピアノののメンテナンスをするだけのものでもない。もっとピアノの仕組みと不思議を身近に感じられる時間かもしれない。さぁ、音の良くなったピアノで練習がんばろう。
by halca-kaukana057 | 2009-07-02 20:46 | 奏でること・うたうこと

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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