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7.22日食を見よう! <準備編>

 7月になりました。7月は七夕や、6月予定が延期されたSTS-127の打ち上げ&ISS長期滞在を終えた若田宇宙飛行士の帰還と宇宙関係の話題・ニュースが目白押しですが、最も大きな目玉と言えば22日の日食でしょう!鹿児島県の一部で皆既、日本全国で部分日食を観察できます。残念ながら皆既日食を観に行くことはできないので、部分を観察しようと思っています。ただ、日食の観察にはちょっと注意も必要なので、準備を兼ねて記事にしておきます。

国立天文台:2009年7月22日皆既日食の情報
アストロアーツ:【特集】2009年7月22日 皆既日食

 まずは上記2サイトを参考サイトに読んでおきましょう。国立天文台のサイトは特に。日食が起きるのは、22日午前9:30頃~12:30頃(地域によって異なります)。トカラ列島などの皆既日食帯に近ければ近いほど、欠ける深さが深くなります。九州方面…いいなぁ。私の地域だと半分ぐらい。皆既でなくても、9割が欠けた太陽も見たい…。

 さて、問題の観察方法について。日食の間、太陽を月が隠していますがそれでも太陽の光は強い(太陽って凄いね)。そのまま裸眼で太陽を見ると、目を傷めてしまいます。なので、太陽を観察するために道具が必要です。

 まず、「日食メガネ」。太陽を見るためのメガネです。太陽からの光(可視光)や赤外線から目を守ってくれます。アマゾンでも販売されてます。
 ただ、日食メガネでも長時間太陽を見続けるのは危険…。でも大丈夫。もっと手軽で安全な方法があります。それが「ピンホール」。ピンホールカメラの原理を使って、厚紙などに小さな穴を開け、その影を観察します。影が、欠けた太陽の形になっているのです。紙に丸い穴を開けて、地面などに影を映すだけ。また、段ボール箱などで観察箱を作ることも出来ます。(上記国立天文台のサイトを参照)
 同じ原理で、木漏れ日も欠けた太陽の形になるそうです。それはすごい。JAXA宇宙教育センターでは、日食中の木漏れ日の画像を募集するとのこと。私も撮影しよう。

JAXA:「みんなで木もれ日を撮ろう」キャンペーンの実施について
JAXA宇宙教育センター:日食の観察 みんなで木もれ日を撮ろう

 日食を観察するピンホールの観察箱は、近日中に作る予定。そんなに大掛かりなものではありませんが。作ったら、「作ってみた」記事にしたいと思います。あと、日食のことをもっとよく知りたい時、この2冊がオススメ。どちらも日食メガネが付いてきます。

日食観測マニュアル 安全に太陽を見る「日食メガネ」付き (アスキームック 星ナビ別冊)

アスキー・メディアワークス


 日食の基礎知識から観察方法、ピンホール観察道具の作り方、日食イベントのある全国の科学館・プラネタリウムの案内など。これ1冊あれば日食のことは網羅できます。私も買いました。

 もう一冊がこれ。
全国日食地図 日食メガネつき(アストロアーツオンラインショップ)
 アマゾンに無かったのでアストロアーツから。全国各地の日食の時間と、日食の観察方法について。必要な知識がまとまっていてわかりやすいと思います。

 と言うことで、次回、「ピンホール観察箱を作ってみた」に続きます…。今回はここまで。
by halca-kaukana057 | 2009-07-03 22:30 | 宇宙・天文

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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