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「きぼう」完成に向かって

 今朝6時3分、STS-127・スペースシャトル・エンデバー号が打ち上げられました。先月の打ち上げの予定が、外部燃料タンクの水素漏れで延期。今月に入って水素漏れが解決し、いよいよ打ち上げ…と思ったら悪天候で延期。しかも3回も。連日の延期で、クルーもスタッフもお疲れだと思います。私も今日こそは、今日こそはと待ち遠しくて仕方ありませんでした。ようやく打ちあがって本当に良かった。打ち上げ成功おめでとうございます!


(C)NASA/JAXA
画像をクリックするとJAXAのサイトに飛びます。


 リフトオフのアナウンスは毎回楽しみにしているのですが、今回は「きぼう」の完成についてでした。しかも「きぼう(希望)」="hope"ということも解説されていた。嬉しい。そういえば、NASAの管制官の「きぼう」の発音がだんだん良くなってきた気がする。最初は「キーボー」だった。
 打ち上げ後、シャトルの断熱材がバラバラと剥がれ落ちているのも確認できます。今後ロボットアームに取り付けられたセンサーなどで点検しますが、問題ないといいな…。

 さて、今回のミッションではいよいよ「きぼう」日本実験棟を完成させます。ISSで唯一の船外実験装置「船外実験プラットフォーム」「船外パレット」を「きぼう」船内実験室の外に、ロボットアームで取り付けます。取り付けるのは勿論若田光一宇宙飛行士。ロボットアームのスペシャリストである若田さんの腕の見せ所です。取り付けは日本時間19日の予定です。

 昨年3月から建設が始まった「きぼう」。1年以上かけてようやく完成に向かいます。長かったなぁ。船外実験プラットフォームも取り付けられれば、実験の幅がさらに広がります。
*船外実験プラットフォームの実験装置について詳しく:船外実験プラットフォーム実験装置
 主な実験装置はISSの軌道の宇宙空間環境を観測する「宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)」、X線で天体観測を行う「全天X線監視装置(MAXI)」、地球の大気を観測する「超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)」。船内実験室で行われている実験とはまた違う、宇宙空間の環境をいかした実験内容。実験開始と、それらの実験でどんな発見があるのか楽しみ。

 「きぼう」を完成させて、若田さんも4ヵ月半ぶりに帰還します。若田さんのブログを読んでいると、先月の打ち上げ延期もISS滞在が延びるということでちょっと喜んでいたようですwやっぱり一日でも長く宇宙にいたいものなんだろうな。帰還後は微小重力環境から地球での生活に戻るためのリハビリが始まるため、すぐに日常生活には戻れないそうですが、土産話が楽しみです。(クルー帰還後の記者会見には、出席できなくても電話で参加はすると思います。)

 そういえば、ミッション期間中には22日の皆既日食も。宇宙から皆既日食は見られるかな?地球に月の影が映っている様子を見られるといいな。
by halca-kaukana057 | 2009-07-16 21:27 | 宇宙・天文

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by 遼 (はるか)
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