ソナチネはごまかせない

 クレメンティのソナチネ7番op.36-1 第1楽章を練習し始めて約1ヶ月。何とか音は追えるようになってはきたが、苦戦しています。ブルグミュラー25は楽しかったなぁ…と思い出に浸っている場合ではない。練習していて感じるのは、ソナチネはごまかしがきかないということだ。

 ソナチネを弾いていると、自分の出している音がストレートに、そのまんま表現されているように感じる。弾いたそのままの音色が出てしまう。つまり、丁寧に弾けば丁寧な音が出るけれども、演奏が雑だったり、譜読み・解釈が適当だったりすると、それがそのまま音色に表れてしまう。ごまかしようがない。とても正直だ。今練習していて、自分の出している音がいかに雑で荒っぽいか、ひしひしと実感している。ブルグミュラー他ロマン派の作品は、「曲」をいかに美しく演奏するかがポイントだったと思う。一方古典派であるソナチネは、「音」をいかに美しく丁寧に演奏するかがポイントになってくるのではないかと思った。ひとつひとつの「音」を大事に、丁寧に奏で、「曲」というひとつのまとまりに仕上げていく。…ブルグミュラーよりもずっと難しいじゃないか。

 求められるテクニックも、スタッカートやスケールといった単純なものばかりなのだが、気を抜くと乱雑になってしまう。シンプルだからこそ、音のひとつひとつに気を配る必要がある。もっと簡単かなと思った私がバカでした…。こうなったら、徹底的にソナチネで自分の演奏の悪いところ・足りないところを練習してやろう。

 ということで、まずは一回録音してみた。酷い出来なので期待しないでください。
ソナチネ7番 第1楽章 第1回録音ソナチネ7番のページでどうぞ。
 ゆっくりめに弾いています。本当はもっと速いんだよなぁ。速度をどこまで上げられるかな。


 その他、「プレインベンション」よりテレマン「リゴドン」、ブルグミュラー25おさらい「進歩」も練習中。どちらも苦戦中。指が回りません…。特に「リゴドン」、この曲を弾ける気がしない…。難しい曲は、自分に足りないものが求められていると思って取り組みます。
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by halca-kaukana057 | 2009-07-21 21:14 | 奏でること・うたうこと

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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