2009年 09月 02日
小説 リトル・チャロ
NHK教育テレビで再放送中の英会話アニメ「リトル・チャロ」。アニメ、ラジオ、テキストなど、様々なメディアでチャロを楽しめますが、日本語小説版もあったんです。これは読まねば。
小説 リトル・チャロ
わかぎ ゑふ/日本放送出版協会/2009
ストーリーはアニメだいたい同じ。日本から来た子犬のチャロが飼い主の翔太とアメリカ旅行に来たものの、空港で手違いがあり翔太の乗る飛行機に乗れず、ニューヨークに取り残されてしまう。チャロは日本に、翔太のもとに帰ろうと奮闘する…。でも、アニメでは語られなかった詳しいエピソードや、登場しなかったキャラクターも登場します。その一方で、削られてしまった部分や登場しなくなってしまったキャラクターも。
アニメは(ラジオ版はほとんど聞いていないので割愛します)英会話も学べるアニメとしても楽しめるけど、アニメそのもののストーリーが面白い。チャロがNYで様々な犬たち…寡黙だけれどもチャロのことを心配しているドレッド、明るく世話好きなマルゲリータ、キュートなキャンディ、クールで誇り高いシリウス…と出会い、冒険の中でチャロは成長してゆく。無謀だと言われても日本に、翔太のもとに帰る夢をあきらめない。そして、チャロは日本へ一歩一歩近づいてゆく…。出会いがあれば別れもある。それでも、自分の夢を応援してくれる人(犬)がいる。チャロのけなげさ、小さいながらも強い意志と勇気持ち、どんなことにも果敢に挑戦する姿を見ていると、本当に励まされる。何か夢や願い、強い想いを持って、それを信じて歩き続ける。いつかきっと願いは叶う…。努力しても叶わない夢もあると、ひねくれた大人の考えをしてしまうのですが、この本を読んでいるともっと信じて、やってみようかと思える。チャロのひたむきさに拍手を贈りたいです。
アニメでは語られなかったエピソードや、キャラクターたちの過去も語られ、物語をより楽しめます。ドレッドの過去や、トモコとチャロが出会うまでのエピソードも。アニメで登場した歌も掲載されており、各シーンを思い出しながら読めるのもいいところ。もちろん、アニメチャロを観たことがない方も楽しめるかと思います。
「リトル・チャロ」は現在も再放送中。小説版を読んで、再放送をより楽しめます。こうやって何方向からも楽しめる作品って、いいなぁ。
小説 リトル・チャロ
わかぎ ゑふ/日本放送出版協会/2009
ストーリーはアニメだいたい同じ。日本から来た子犬のチャロが飼い主の翔太とアメリカ旅行に来たものの、空港で手違いがあり翔太の乗る飛行機に乗れず、ニューヨークに取り残されてしまう。チャロは日本に、翔太のもとに帰ろうと奮闘する…。でも、アニメでは語られなかった詳しいエピソードや、登場しなかったキャラクターも登場します。その一方で、削られてしまった部分や登場しなくなってしまったキャラクターも。
アニメは(ラジオ版はほとんど聞いていないので割愛します)英会話も学べるアニメとしても楽しめるけど、アニメそのもののストーリーが面白い。チャロがNYで様々な犬たち…寡黙だけれどもチャロのことを心配しているドレッド、明るく世話好きなマルゲリータ、キュートなキャンディ、クールで誇り高いシリウス…と出会い、冒険の中でチャロは成長してゆく。無謀だと言われても日本に、翔太のもとに帰る夢をあきらめない。そして、チャロは日本へ一歩一歩近づいてゆく…。出会いがあれば別れもある。それでも、自分の夢を応援してくれる人(犬)がいる。チャロのけなげさ、小さいながらも強い意志と勇気持ち、どんなことにも果敢に挑戦する姿を見ていると、本当に励まされる。何か夢や願い、強い想いを持って、それを信じて歩き続ける。いつかきっと願いは叶う…。努力しても叶わない夢もあると、ひねくれた大人の考えをしてしまうのですが、この本を読んでいるともっと信じて、やってみようかと思える。チャロのひたむきさに拍手を贈りたいです。
アニメでは語られなかったエピソードや、キャラクターたちの過去も語られ、物語をより楽しめます。ドレッドの過去や、トモコとチャロが出会うまでのエピソードも。アニメで登場した歌も掲載されており、各シーンを思い出しながら読めるのもいいところ。もちろん、アニメチャロを観たことがない方も楽しめるかと思います。
「リトル・チャロ」は現在も再放送中。小説版を読んで、再放送をより楽しめます。こうやって何方向からも楽しめる作品って、いいなぁ。
by halca-kaukana057
| 2009-09-02 21:26
| 本・読書