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宇宙へお届けもの HTV,ISSに到着!

 9月11日にH2Bロケットで打ち上げられた日本の無人宇宙輸送船「HTV」。1週間かけて国際宇宙ステーションへ近づき、今日無事に到着、ドッキング完了しました。おめでとうございます!今朝早く、起きてISSのロボットアームによる把持を見ようと思っていたのだが、寝過しましたorz

JAXA:宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機の国際宇宙ステーションとの結合完了について


 ISSのロボットアームで把持した時の動画。ISSとHTVはお互い、秒速8kmの速さで飛行中。HTVは筑波からのコントロールでISSへ近づいてゆき、ISSのロボットアームがつかむ。把持完了の瞬間、筑波宇宙センターの管制室で拍手したり、肩を抱き合って喜ぶチームの姿がとても印象的でした。

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 その後、ロボットアームでHTVはISSの結合部へ移動。結合(JAXAでは正式にはドッキングと呼ばずに、結合と呼びます。装置が違うから)も成功。打ち上げから結合まで目立ったトラブルもなく、とても精度が高くスムーズな運用でした。素晴らしいです。

 ところで、何故HTVはロボットアームを使ってISSに結合するのか。ロシアのプログレスやヨーロッパのATVは自動でドッキングできる。これは、使う結合部・ハッチが異なるから。プログレスとATVはロシアの結合部を使い、ロシアの結合部は自動でドッキングできる。ところが、HTVは「きぼう」日本実験棟の隣にある「ハーモニー」モジュールの結合部を利用。この結合部はハッチが広く、大きなものも搬入できる。でも、ロシアの結合部のような自動装置は付いていない。なのでロボットアームを使うことになったのです。ロボットアームを使っても、秒速8kmで飛行しているISSへ近づけるのはなかなか難しいこと。それを一発でやってのけた。宇宙飛行技術が着々と進歩していることをうかがわせます。

 今後HTVは明日ハッチオープン。1ヶ月後にISSを離れ、大気圏で燃え尽きます。ISSから離れるまでがミッションです。そして今後1年に一度、2015年まで7回の飛行が予定されています。今後も技術と経験を積み重ね、安定した運用で世界の宇宙開発の舞台で活躍することを願っています。


【おまけ】
HTV成功のお祝いに、イラストを描きました。
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 ペンタブを使ったのですが、地球を描くのが難しい…難しすぎます!
by halca-kaukana057 | 2009-09-18 20:27 | 宇宙・天文

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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