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シューマン歌曲に「ラ・マルセイエーズ」?

 昨日から、NHK-FM19:30~の「ベストオブクラシック」は、シューマンイヤーを記念して1週間ずっとシューマン特集をしています。交響曲あり、歌曲あり、室内楽に協奏曲、管弦楽曲も。シューマン好きにはたまらない1週間です。

 今日は歌曲と「ピアノ五重奏曲」。大好きな「ピアノ五重奏曲」を目当てに聴いていたのですが、歌曲の部分を聴いていたら、馴染みのあるメロディーが聞こえてきた。フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」。あれ?シューマンを聴いているはすなんだけど…と自分の耳を疑ってしまいました。

 でも、間違いなく、シューマンの歌曲です。「ロマンスとバラード」op.49 第1曲「二人の擲弾兵(てきだんへい)」(原題:Die beiden Grenadiere)という作品です。シューマンも数多く曲を付けている、ハインリヒ・ハイネの詩です。ナポレオン戦争直後、ロシア軍に捕らわれた2人のフランス兵がドイツを通って祖国へ向かう途中で、皇帝がロシア軍に捕らえられたという報を聞く。その報に2人は嘆き悲しみ、死を思う。しかし、死んでも皇帝のために戦うことを約束する…という勇ましい内容。その詩に、最初は淡々と語るように、徐々に盛り上げ、「ラ・マルセイエーズ」を引用してドラマティックに締めくくる。2人の忠誠心がストレートに伝わってきます。

 「ラ・マルセイエーズ」を引用したクラシック音楽と言えばチャイコフスキーの序曲「1812年」op.49が有名ですね。あの大砲がドーン!ドーン!と鳴る作品ですwこちらはロシアの立場なので、フランスを破ったお祝いとして、「ラ・マルセイエーズ」を引用しています。「ラ・マルセイエーズ」のメロディーは、確かに印象に残ります。歌詞は日本人から見ると凄いですが…。


フィッシャー=ディースカウ版です。
ちなみに、この曲を持ってました。イエルク・デムスがピアノ伴奏のCDを図書館から借りて、PCとMDに入れていたのを忘れていました…。

Wikipedia:二人の擲弾兵
シューマン歌曲対訳集:Die beiden Grenadiere Op.49-1 二人の擲弾兵
by halca-kaukana057 | 2010-05-18 22:35 | 音楽

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by 遼 (はるか)
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