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気分爽快!ブランデンブルク協奏曲

 地域によってはそろそろ梅雨の訪れが感じられるところもあるかと思いますが、私の住む地域は爽やかな晴天の日が続いています。空も風も爽やか。日差しも強すぎず弱すぎず。本当に気持ちのいい毎日です。そんな今日この頃、このCDがお気に入りです。



J.S.バッハ:ブランデルブルク協奏曲(全曲)

ラインハルト・ゲーベル指揮 ムジカ・アンティクヮ・ケルン ユニバーサル ミュージック クラシック



 「三重協奏曲(フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲)」イ短調BWV1044のチェンバロでの演奏された盤を探していて、このCDにありついた。ブランデンブルク協奏曲も全6曲付いてくるのか…とその程度にしか思わず注文して聴いてみたのですが、凄かった。今まで「ブランデンブルク協奏曲」を癒し系の作品ぐらいにしか思っていなかった(J.S.バッハ大先生、申し訳ありませんでした!)のですが、見事にイメージがひっくり返った。

 古楽器での演奏ですが、とても溌剌としていて活き活きしています。「ブランデンブルク」では一番有名な第5番ニ長調も、メロディーを歌うフルート・トラヴェルソがとても柔らかく、温かく、つややかな音をしている。そして、どの曲でも弦が明瞭。なのに出しゃばる感じではない。それぞれの楽器を活かし、競い、協力し、ひとつの音楽を作ろうと各々のパートが絡み合っている。J.S.バッハの作品を、こんな新鮮な音色で、演奏で聴いたのは初めて。まさに今の季節にピッタリです。

 ライナーノートの「ムジカ・アンティクヮ・ケルンの演奏解釈について」も興味深い内容です。スコアがあっても、300年も経つとその解釈も様々。更に、そのスコア自体も版が色々ある。そこから音楽を読み解き、300年前バッハが、楽士たちがどのように奏でていたのかを想像するのは面白い。この「演奏解釈について」でゲーベルが最後に記した一文がまた凄い。
バッハは35歳で冷たい記念碑になってしまったのではない。われわれが彼を居間にむかえ入れる今、彼は300歳を越える老人なのだ。これを忘れてはならない。

 バッハの音楽は、300年経った今も生きている。私もそのことを忘れないようにしよう。勿論、他の作曲家の作品でも。

 本来のお目当てだったBWV1044も、楽しみました。BWV1044に関しては、他の演奏と合わせて別記事にしようかなと思っています。あくまで予定ですが。ただ、このBWV1044は本当に好きな作品です。
by halca-kaukana057 | 2010-06-04 22:37 | 音楽

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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