2010年 09月 07日
音楽はボーダーレス! 「クインテット」ベストアルバム・オススメベストセレクション66曲
NHK教育「クインテット」の初のベストアルバム「クインテット オススメベストセレクション66曲」をようやく聴きました。
NHK you gotta Quintet ベストセレクション66曲オススメ
スコア・シャープ・アキラ・アリア・フラット(宮川彬良・大澄賢也・斎藤晴彦・茂森あゆみ・玄田哲章)/ワーナーミュージック・ジャパン/2010
オリジナルソング37曲とコンサートのクラシック作品29曲の計66曲。ボリュームたっぷり。1年目の作品から、今年8年目の新作の一部まで収録しています。嬉しいのは、1・2年目の作品も結構入っていること。オリジナルソングなら、「できないよ」、「広場のチェロ弾き」、「友だちはクラリネット」、「ひみつのチョコレート」あたり。どれも好きな歌で、何度聴いてもいい。今年の新作「ぼくのカゲ」は私のオススメ。テレビ初放送の時にもシャープ君のダンスにカッコイイと思ったのだが、歌だけ聴いてもカッコイイ。1年目はメンバーの中で一番年下(チーボーを除く)で、いじられるか怒られてばかりいたシャープ君も、2年目からその個性を発揮し始めたと私は感じています。実際、2年目からシャープ君メインの名曲が増えた気がする。「歩く歩く歩く」「ただいま考え中」「ねむれん節」などなど。そして、シャープ君の歌声に魅了されたわけです。
コンサートのクラシック作品では、過去の放送作品ですがCD未収録だったベートーヴェン「交響曲第5番『運命』」が聴き所。コンサートのCD未収録作品は、結構あります。「ベートーベンのメヌエット」、モーツァルト「セレナード」(アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク)、ブルクミュラー「バラード」「スティリアの女・帰途」、ショパン「ポロネーズ変イ長調『英雄』」、スコット・ジョプリン「ジ・エンターティナー」、ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー 前奏曲」あたり。ここで未収録曲がようやく収録されたのが嬉しい!今後も、未収録曲をCD化して欲しいなぁ。
今年度の新曲は、「ペール・ギュントから 山の王の宮殿で」、「ラデツキー行進曲」を収録。あとの2曲は…?年末あたりに通常のアルバムも出るのかしら。どちらもCDで聴くと、また味わいが変わります。「山の王~」の徐々にクレッシェンドしていく様をじっくり聴けます。打楽器が全開で、映像でチーボーが頑張っているのを観るのもいいですが、音だけに集中するのもいい。「ラデツキー」はとにかく楽しい。手拍子しちゃいますw
さて、このCDの帯に、アキラさん・宮川彬良さんのコメントがありました。
全くその通りだと感じました。「クインテット」を観始めて、「クインテット」や宮川さんの音楽に出会って、音楽のジャンルを越えた「音楽」の存在を強く意識するようになりました。私が聴くのは主にクラシック。でも、J-POPもアニメソングも、教育テレビソングも、洋楽その他色々な音楽を聴きます。自分の気に入った音楽なら、ジャンルなんて関係ない。例えばアニメソングなんて、偏見の目で見られそうだけど、歌詞に共感したり、サウンドが新鮮で好きな作品は沢山ある。「このジャンルの音楽はあまり聴かないから…」なんてもったいない。いい音楽なら、ジャンルなんて関係ない。まさに「ボーダーレス!」
「クインテット」では、これからも「ボーダーレス」な音楽の楽しみがいっぱい出てくるだろう。幼い頃からそんな音楽に接しているこどもたちが羨ましいなとも思うし、大人も「子供向け番組だから…」と思わず面白いと思ったら観続けて欲しい。このベストアルバムを宮川さんが、演奏を担当しているアンサンブル・ベガの皆さんが、スタッフの方々がどんな思いで作ったのか、帯のコメントでわかるような気がしました。
おまけのポスターも、藤枝リュウジさんのイラスト・デザインが素敵です。CDにポスターなんて入るのかと思っていたのですが、入ってました。結構大きいです。飾りたいけど、保存しておきたい気持ちのほうが強くて困りますw
【過去関連記事】
・クインテット新CD「夢のつづき~キヅツノメユ~」
この前のアルバム感想。
・クインテット新CD「真夜中の動物園」
その前のアルバム感想。
・2010年度春 クインテットコンサート新曲
・2010年度クインテットコンサート新曲+1
今年度コンサート新曲リストと感想。

スコア・シャープ・アキラ・アリア・フラット(宮川彬良・大澄賢也・斎藤晴彦・茂森あゆみ・玄田哲章)/ワーナーミュージック・ジャパン/2010
オリジナルソング37曲とコンサートのクラシック作品29曲の計66曲。ボリュームたっぷり。1年目の作品から、今年8年目の新作の一部まで収録しています。嬉しいのは、1・2年目の作品も結構入っていること。オリジナルソングなら、「できないよ」、「広場のチェロ弾き」、「友だちはクラリネット」、「ひみつのチョコレート」あたり。どれも好きな歌で、何度聴いてもいい。今年の新作「ぼくのカゲ」は私のオススメ。テレビ初放送の時にもシャープ君のダンスにカッコイイと思ったのだが、歌だけ聴いてもカッコイイ。1年目はメンバーの中で一番年下(チーボーを除く)で、いじられるか怒られてばかりいたシャープ君も、2年目からその個性を発揮し始めたと私は感じています。実際、2年目からシャープ君メインの名曲が増えた気がする。「歩く歩く歩く」「ただいま考え中」「ねむれん節」などなど。そして、シャープ君の歌声に魅了されたわけです。
コンサートのクラシック作品では、過去の放送作品ですがCD未収録だったベートーヴェン「交響曲第5番『運命』」が聴き所。コンサートのCD未収録作品は、結構あります。「ベートーベンのメヌエット」、モーツァルト「セレナード」(アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク)、ブルクミュラー「バラード」「スティリアの女・帰途」、ショパン「ポロネーズ変イ長調『英雄』」、スコット・ジョプリン「ジ・エンターティナー」、ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー 前奏曲」あたり。ここで未収録曲がようやく収録されたのが嬉しい!今後も、未収録曲をCD化して欲しいなぁ。
今年度の新曲は、「ペール・ギュントから 山の王の宮殿で」、「ラデツキー行進曲」を収録。あとの2曲は…?年末あたりに通常のアルバムも出るのかしら。どちらもCDで聴くと、また味わいが変わります。「山の王~」の徐々にクレッシェンドしていく様をじっくり聴けます。打楽器が全開で、映像でチーボーが頑張っているのを観るのもいいですが、音だけに集中するのもいい。「ラデツキー」はとにかく楽しい。手拍子しちゃいますw
さて、このCDの帯に、アキラさん・宮川彬良さんのコメントがありました。
このCDどの棚に入れましょう?
「クラシック」「J-POP」「キッズ」「サントラ」?
音楽はボーダーレス!
それが私の思いです。
全くその通りだと感じました。「クインテット」を観始めて、「クインテット」や宮川さんの音楽に出会って、音楽のジャンルを越えた「音楽」の存在を強く意識するようになりました。私が聴くのは主にクラシック。でも、J-POPもアニメソングも、教育テレビソングも、洋楽その他色々な音楽を聴きます。自分の気に入った音楽なら、ジャンルなんて関係ない。例えばアニメソングなんて、偏見の目で見られそうだけど、歌詞に共感したり、サウンドが新鮮で好きな作品は沢山ある。「このジャンルの音楽はあまり聴かないから…」なんてもったいない。いい音楽なら、ジャンルなんて関係ない。まさに「ボーダーレス!」
「クインテット」では、これからも「ボーダーレス」な音楽の楽しみがいっぱい出てくるだろう。幼い頃からそんな音楽に接しているこどもたちが羨ましいなとも思うし、大人も「子供向け番組だから…」と思わず面白いと思ったら観続けて欲しい。このベストアルバムを宮川さんが、演奏を担当しているアンサンブル・ベガの皆さんが、スタッフの方々がどんな思いで作ったのか、帯のコメントでわかるような気がしました。
おまけのポスターも、藤枝リュウジさんのイラスト・デザインが素敵です。CDにポスターなんて入るのかと思っていたのですが、入ってました。結構大きいです。飾りたいけど、保存しておきたい気持ちのほうが強くて困りますw
【過去関連記事】
・クインテット新CD「夢のつづき~キヅツノメユ~」
この前のアルバム感想。
・クインテット新CD「真夜中の動物園」
その前のアルバム感想。
・2010年度春 クインテットコンサート新曲
・2010年度クインテットコンサート新曲+1
今年度コンサート新曲リストと感想。
by halca-kaukana057
| 2010-09-07 23:07
| Eテレ・NHK教育テレビ