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積読本と、新訳に想うこと

 いつものように本屋さんへ。積読本がとりあえず無くなったので、補充ですw積読本があると、「こんなにいっぱいある…」とその山を見て呆然とするのに、無くなると不安になる。読む本がないじゃないか!読書をしていない、読んでいる本が手元に無いと、情緒不安になあります…重症だよw積読本への悩みは、絶えることはありません…。

 そんな本屋さんで、こんな本を見つけました。

新訳 ドリトル先生アフリカへ行く (角川つばさ文庫)

ヒュー・ロフティング / アスキー・メディアワークス


 まず、ドリトル先生シリーズは岩波少年文庫の、井伏鱒二訳が主流。井伏鱒二訳以外は出ることはありませんでした。しかし、数年前ポプラ社が新訳を出し、そして角川も…。表紙を見て嫌な予感がしたのですが、中身を見て驚いた。ライトノベル風…。最近の児童向け文庫は、ライトノベルのようなイラストのものばかりで驚きます。ライトノベルは苦手ではありません。ひとつの文学の形だと思っています。
 でも、「ドリトル先生シリーズ」がこんな形になるのは何と言うか…。中身を全部読んでいないので、まだなんとも言えないのですが…。複雑です。
 いわゆる「世界の名作」文学作品は、訳の違いで色々な味わい方が出来ます。例えば、「星の王子さま」の訳は、今一体いくつ出ているのだろう?最初の訳が完全・完璧、それ以外ない、とは言えないし、新訳で新たな魅力に出会えることもある。本当は自分でオリジナルを読めればいいのだが、語学力が…orz

 「ドリトル先生シリーズ」も、新訳で新たな魅力を味わえればいいなと思う。ポプラ社版も結局読んでいないので、読んでみるか…。でも、買うほどでもないような…。うーん…。
 私個人の思いでは、新訳から読んだ方は、是非井伏鱒二訳も読んでみてね!と言いたい。「オシツオサレツ」をはじめとする、あのユーモアは井伏鱒二訳だけ!

新訳 ドリトル先生航海記 (角川つばさ文庫)

ヒュー・ロフティング / アスキー・メディアワークス


 「航海記」も出てるらしい。

ドリトル先生 (ポプラポケット文庫)

ヒュー ロフティング / ポプラ社


 これがポプラ社版。

ドリトル先生アフリカゆき

ヒュー・ロフティング / 岩波書店


 井伏鱒二訳岩波少年文庫版!

ささやき貝の秘密 (岩波少年文庫 (2134))

ヒュー・ロフティング / 岩波書店


 「ドリトル先生」ではないロフティングの作品。面白いです。オススメです。
・私の感想:ささやき貝の秘密
by halca-kaukana057 | 2011-08-15 23:11 | 日常/考えたこと

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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