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シャープ君が奏で、描く情景 今週の「クインテット」

 こちらは今日は大雨。さらに、私自身・私の周りも大雨・大嵐のような状況です。でも、そんな日に「クインテット」があるのは、支えであり救いです。

 ドラマパートは「赤とんぼ」。赤いクレヨンで赤とんぼを作ったシャープ君。フラットさん、反応が薄い、冷たい、そっけないw
「赤いクレヨン 赤とんぼ 空を夕焼け色に塗れ…」

 歌の冒頭に追加されたこの詩が大好きです。ただ、色が同じだから赤いクレヨンに羽根をつけてとんぼにしたわけではない。赤いクレヨンのとんぼが空を飛んで、その赤いクレヨンで夕焼け色に塗る…。シャープ君らしい想像力だと思いますし、素敵です。
 そして「赤とんぼ」の歌。心に沁みる歌です。4人が、それぞれの声の持ち味を生かして歌う。そして、この詩が描いている情景、込められている想い。「クインテット」では語りませんが、アキラさんがテレビなどで解説しているのを聞いて、更に切なく感じるようになりました。派手な演出もないですが、歌が全てを語ってくれる。それを十分に引き出している、いい回だなと思います。シャープ君、美声だなぁ。

 パート3はアリアさんの「楽器の話」・オカリナ編。オカリナというと、海と言うより森の楽器のようなイメージがあります。某アニメ映画の影響か…。でも、形は貝殻に似ているし、その音色は海風に乗ってどこまでも飛んでいくようにも感じる。
 そのオカリナの音色・歌を、「ひとりぼっちのさみしさを忘れるため」と表現。確かに、オカリナは他の楽器と合奏されることも少ない(やろうと思えばいくらでも出来ると思いますが)、孤高の楽器のイメージもあります。オカリナの、また違う面も見れた気がしました。

 コンサートは、モーツァルト・歌劇「魔笛」より「夜の女王のアリア」。「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」の部分です。「魔笛」は魅力的な部分・歌に溢れていますが、「復讐は~」の暗い激しさ、力強さ、そしてソプラノの限界に挑むような歌に惹かれます。原曲はニ短調ですが、「クインテット」版はロ短調になっています。何故移調されたのかは不明。そのうち出るコンサートスコアで、明らかになるかな。
 その激しい歌を、シャープ君のトランペットと、アリアさんのソプラノ&ヴァイオリンで物悲しく伸びやかに。シャープ君のトランペット…CD「クラシックス」のライナーノートにあるとおり、凄いなと私も思います。スコアさんのチェロとアキラさんのピアノがそれを支え、フラットさんのクラリネットも憂いを含んだ彩りを加えています。
 私自身、オペラにはまだそんなに親しめていないのですが、この演奏・編曲のおかげで、「魔笛」は好きな作品です。でも、まだ通して聴いたことがない。まだまだ、これからです。
 そういえば、同じくNHK教育の「テレビ絵本」のかなり初期で、「魔笛」を取り上げていました。これも独特の世界観の物語に親しむきっかけになりました。読み解けば、色々出てくるもんなぁ…。


 さて、今週の+α。
 上でコンサートスコアと書きましたが、まだ発売のお知らせは出ていません。が、続報が出ています。
おふぃすベガ:お知らせ:「クインテット」スコア集 制作レポート

 全5巻の予定ですが、その全てに、アキラさん・宮川彬良さんによる番組のはじまり・制作・想いを綴った文章が収められるとのことだそうです。「スコア集」とありますが、スコアだけじゃないスコア。文章と、スコアの両方から楽しめる。番組は終わってしまったけど、「クインテット」に関わった全ての方々からの”贈り物”になるのかな、と感じています。素敵なスコアになりそうで、発売が待ち遠しいです。次の続報はいつになるかな?

 ということで、前から決めてはいましたが、全5巻買いますよ。譜読みもしてみたいし、ピアノパートを練習して、CDに合わせてひとりアンサンブルとかやってみたいです(寂しいな…)。もし…出来るなら、本当のアンサンブルもしてみたいです。もし、もしも、です。
by halca-kaukana057 | 2011-09-17 22:15 | Eテレ・NHK教育テレビ

好奇心のまま「面白い!」と思ったことに突っ込むブログ。興味の対象が無駄に広いのは仕様です。


by 遼 (はるか)
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