2012年 06月 18日
学校放送注目の新番組2選 「おはなしのくに クラシック」&「メディアのめ」
教育テレビというと、子ども向け番組の割合が大きいように思えますが…学校放送も大事な枠。好きな番組は、新旧色々あります。今年度始まった番組の中から、私のお気に入りの番組を。
【おはなしのくに クラシック】
日本や世界の名作物語、民話、絵本を、俳優さんたちの「語り聞かせ」で楽しめる「おはなしのくに」(小学校1~3年)。その「おはなしのくに」に、古典・漢文に特化した「おはなしのくに クラシック」が登場。新学習指導要領の“伝統的な言語文化”の指導に沿って、古文や漢文に親しむことを目的とした番組。「ひょうたんからコトバ」でも、故事成語や短歌・俳句のコーナーで古文・漢文に親しめますが、こちらは古典作品そのものを味わい、親しむ番組。
毎回タレントの語りで、原文の響きを楽しみつつ、現代語訳(「竹取物語」では江國香織だった)もわかりやすい。第1回の「枕草子」の現代語訳はちょっとやり過ぎだ…と思ったが、その後は比較的安定している。今後の放送予定を観ても、古典文学の名作がずらり。小学生の頃から、こんなに古典に親しめるというのはいいなぁ。
・NHK:おはなしのくに クラシック
【メディアのめ】
総合的な学習の時間のための番組。様々な「メディア」が日常生活に溢れている現代。そのメディアの背景にあるもの、何を伝えようとしてその形になっているのかを、池上彰さんがわかりやすく解説してくれます。スタジオセットのデザインも洗練されていて、池上さんの解説はユーモアも交えつつとにかくわかりやすい。普段、何気なく使っているもの、目にしているものにも、よく見ると作り手の意図や意見、的確に伝えるための工夫が隠れている。
とにかく面白い番組です。池上さんがNHKに帰ってきてくれてよかった!安保泰我君とのやりとりも楽しい。これからの放送予定を見ると、統計の数字や、事実を「再構成」するドキュメンタリー、ステレオタイプ、携帯との付き合い方、著作権…と放送時間10分で足りるのかと思う内容が(学校放送番組は大体15分のはずなんだけど…なぜ10分に?)。大人も是非観たい番組です。
・NHK:メディアのめ
↑各回の舞台裏も必読です。
子ども向け番組が昨年度、今年度と大改編していて、観る番組が少なくなっているのですが、学校放送は面白くなってきている模様。
【おはなしのくに クラシック】
日本や世界の名作物語、民話、絵本を、俳優さんたちの「語り聞かせ」で楽しめる「おはなしのくに」(小学校1~3年)。その「おはなしのくに」に、古典・漢文に特化した「おはなしのくに クラシック」が登場。新学習指導要領の“伝統的な言語文化”の指導に沿って、古文や漢文に親しむことを目的とした番組。「ひょうたんからコトバ」でも、故事成語や短歌・俳句のコーナーで古文・漢文に親しめますが、こちらは古典作品そのものを味わい、親しむ番組。
毎回タレントの語りで、原文の響きを楽しみつつ、現代語訳(「竹取物語」では江國香織だった)もわかりやすい。第1回の「枕草子」の現代語訳はちょっとやり過ぎだ…と思ったが、その後は比較的安定している。今後の放送予定を観ても、古典文学の名作がずらり。小学生の頃から、こんなに古典に親しめるというのはいいなぁ。
・NHK:おはなしのくに クラシック
【メディアのめ】
総合的な学習の時間のための番組。様々な「メディア」が日常生活に溢れている現代。そのメディアの背景にあるもの、何を伝えようとしてその形になっているのかを、池上彰さんがわかりやすく解説してくれます。スタジオセットのデザインも洗練されていて、池上さんの解説はユーモアも交えつつとにかくわかりやすい。普段、何気なく使っているもの、目にしているものにも、よく見ると作り手の意図や意見、的確に伝えるための工夫が隠れている。
とにかく面白い番組です。池上さんがNHKに帰ってきてくれてよかった!安保泰我君とのやりとりも楽しい。これからの放送予定を見ると、統計の数字や、事実を「再構成」するドキュメンタリー、ステレオタイプ、携帯との付き合い方、著作権…と放送時間10分で足りるのかと思う内容が(学校放送番組は大体15分のはずなんだけど…なぜ10分に?)。大人も是非観たい番組です。
・NHK:メディアのめ
↑各回の舞台裏も必読です。
子ども向け番組が昨年度、今年度と大改編していて、観る番組が少なくなっているのですが、学校放送は面白くなってきている模様。
by halca-kaukana057
| 2012-06-18 21:49
| Eテレ・NHK教育テレビ