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スペースシャトル・コロンビア号事故から10年

 2月1日に書けず、今頃になってしまいました。

 1月末から2月初めにかけて、有人宇宙開発のかなしい出来事の日々が続きます。
 1月27日、アポロ1号の地上での訓練中、船内で火災が発生し3名のクルーが死亡(1967)。1月28日、スペースシャトル・チャレンジャー号が打ち上げ後に爆発、クルー7名が死亡(1986)。そして、2月1日、スペースシャトル・コロンビア号が帰還の際、大気圏再突入で空中分解、クルー7名は死亡(2003)。

 チャレンジャー号事故は、まだ小さかったので詳細までは覚えていないのですが、爆発の煙をテレビや新聞の写真で見たのははっきりと覚えています。ただ、それが何の爆発だったのか、知るのは何年か経った後でした。

 そしてコロンビア号事故の時は大学生でした。今と変わらず、宇宙が好きでした。ニュース速報が飛び込んで来た時、日本は夜。その時私はテレビは観ずに寝てしまいました。そして翌朝。テレビをつけて、ニュース番組を観ると、スペースシャトルが…と言っている。そういえば、シャトルミッションのフライトあったよね、そろそろ帰還の予定だったはず、と思い出したら、「空中分解」と。一瞬言葉を失い、凍りつきました。あとはテレビにかじりつき、新聞も読んで、混乱していました。一体何が起こっているんだ…。しばらくの間、コロンビア事故関連のニュースばかり追いかけていました。その当時の新聞の切り抜きは、今も持っています。学校は既に授業も試験も終わった後だったのは、私にとっては救いでした。しばらくの間、ショックで立ち直れませんでした。

 あれから10年。その後、シャトルの安全点検は強化されても、コストなどの面でシャトルは引退。アメリカでは、民間の企業が宇宙船を作り、ISSまで飛行・帰還できるまでになりました。日本も、ISS「きぼう」が完成。日本人宇宙飛行士も次々とISSに長期滞在するようになりました。日本の輸送船「こうのとり(HTV)」も順調に飛行を重ねています。さらに、大気圏再突入しても帰還できる機能を持ち、有人宇宙船の技術にも繋がる「HTV-R」の開発も進められています。

 2月1日が来ると、事故のことを思い出し、そして宇宙開発について考えます。宇宙へ行って、得られるものは沢山ある。しかし、命懸けであり、危険と常に隣り合わせ、生半可なことではない。ISSからの生中継も当たり前のようになってきています。しかし、その背景には宇宙飛行士や支えているスタッフ、技術者たちの、宇宙に行くことにどう向き合っているか、厳しい過酷な訓練やどんな状況でも冷静に判断しありとあらゆる可能性を見つけようとする強さ、安全を支える技術があることを忘れてはならないと思います。

 危険と隣り合わせだけれども、宇宙を目指すことが希望であってほしい。事故から学んで生かすこと。これが一番大事だと思います。

 亡くなられたクルーのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

sorae.jp:スペースシャトル「コロンビア号」の空中分解事故から10年

◇事故当時の記事です:アストロアーツ:スペースシャトル「コロンビア」が空中爆発(2003年2月3日)
by halca-kaukana057 | 2013-02-05 23:16 | 宇宙・天文

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by 遼 (はるか)
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