2014年 08月 03日
真夏の夜の星見 第2夜・伝統的七夕の夜更け
昨日8月2日は伝統的七夕。旧暦の7月7日です。
◇アストロアーツ:2014年8月2日 伝統的七夕
しかし、全国的にあまりよいお天気ではありませんでした。九州・四国地方の大雨が心配です。当地も晴れてはいるものの、空一面雲…。諦めて寝ました。
夜中1時過ぎ、目が覚めて、窓の外を見てみました。予報では曇り。期待はしない…あれ、晴れてる。雲ひとつ無い快晴。澄んだ夏の星空です。おお…!!嬉しい予報外れ。先日に引き続き、星見です。
まず東の空を窓から眺めていると、早速流れ星がひとつ。おおお!方角、すっと短い流れ方から、ペルセウス座流星群のものと思われます。この後にも、何かの流星群なのか散在流星なのか、いくつか流れ星を見られました。
◇国立天文台:ペルセウス座流星群 2014年
◇ペルセウス座流星群キャンペーン 夏の夜、流れ星を数えよう 2014
↑流れ星を見たら、毎年恒例のこのサイト(国立天文台)で報告をお願いします。ペルセ群のものでなくても、とにかく1個でも見たらOKです。見ようとして見られなかった場合でも報告できます。
8月11日から14日まで。まだだったw
今年のペルセ群は満月なので、条件はよくないです…。
東の空にはくじら座やペルセウス座、天頂近くにはうお座やペガスス座と既に秋の星座たちが。では伝統的七夕なので、織姫星と彦星を見よう。こと座・わし座は西の空に傾きつつありました。

夏の大三角全景。小さなひし形が可愛いいるか座もちゃんと写ってます。今日は織姫と彦星、会えました。
さて、この時間、国際宇宙ステーション(ISS)などの可視パスもありました。時刻と方角をチェックして、久々に見ます。
まずはISS.2時過ぎに見えます。

肉眼でははっきりと見えましたが、画像ではうっすらとしか写りませんでした。久々のISSです。
次にイリジウム・フレア。しかし、この時カメラにアクシデントが起き、残念ながら撮影は出来ませんでした。久々のフレアらしいフレアで、とても明るかったです。撮影したかった!
その後、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のISS輸送船・ATV5号機「ジョルジュ・ルメートル」。日本時間30日朝に打ち上げられました。ジョルジュ・ルメートルはベルギーの天文学者の名前。ATVはこれが最後の便。今後、ESAはNASAが開発している有人宇宙船「オリオン」の開発に携わります。
ISS通過から約40分後、ISSを追いかけるように、ほぼ同じ軌道を飛んでゆきます。

肉眼でははっきりと見えたのに、撮影だとこんな薄っすら…。ISSに到着するのは12日。がんばってISSに物資を届けるんだよ、ご安全に!と思いながら見ていました。
今日もISSとATV5号機の可視パスがあります。しかもかなりいいパスです。各地での方角、時刻などはJAXAなどのサイトでチェックしてね。
◇JAXA:「きぼう」を見よう
↑ISSはこちらで
◇Heavens-Above
↑ISSとATVはここから。最初に右上から観測地点を設定してください。
最後に撮影した画像を。

ペルセウス座。左上、屋根のあたりにはWの形のカシオペヤ座も。ごちゃっとして辿りづらいですが、ちょうど天の川に位置しているペルセウス座は、双眼鏡や天体望遠鏡を向けると星団などを観られて楽しめます。

画像中央左の明るい星がぎょしゃ座の一等星カペラ。画像右にはすばる(プレアデス星団)、右下にはおうし座の赤い一等星アルデバラン。冬の星座がもう見えるんですね。
今夜も晴れたらいいなぁ。ISSとATV5号機のいい可視パスを観たいです。
◇アストロアーツ:2014年8月2日 伝統的七夕
しかし、全国的にあまりよいお天気ではありませんでした。九州・四国地方の大雨が心配です。当地も晴れてはいるものの、空一面雲…。諦めて寝ました。
夜中1時過ぎ、目が覚めて、窓の外を見てみました。予報では曇り。期待はしない…あれ、晴れてる。雲ひとつ無い快晴。澄んだ夏の星空です。おお…!!嬉しい予報外れ。先日に引き続き、星見です。
まず東の空を窓から眺めていると、早速流れ星がひとつ。おおお!方角、すっと短い流れ方から、ペルセウス座流星群のものと思われます。この後にも、何かの流星群なのか散在流星なのか、いくつか流れ星を見られました。
◇国立天文台:ペルセウス座流星群 2014年
◇ペルセウス座流星群キャンペーン 夏の夜、流れ星を数えよう 2014
↑流れ星を見たら、毎年恒例のこのサイト(国立天文台)で報告をお願いします。ペルセ群のものでなくても、とにかく1個でも見たらOKです。見ようとして見られなかった場合でも報告できます。
8月11日から14日まで。まだだったw
今年のペルセ群は満月なので、条件はよくないです…。
東の空にはくじら座やペルセウス座、天頂近くにはうお座やペガスス座と既に秋の星座たちが。では伝統的七夕なので、織姫星と彦星を見よう。こと座・わし座は西の空に傾きつつありました。

夏の大三角全景。小さなひし形が可愛いいるか座もちゃんと写ってます。今日は織姫と彦星、会えました。
さて、この時間、国際宇宙ステーション(ISS)などの可視パスもありました。時刻と方角をチェックして、久々に見ます。
まずはISS.2時過ぎに見えます。

肉眼でははっきりと見えましたが、画像ではうっすらとしか写りませんでした。久々のISSです。
次にイリジウム・フレア。しかし、この時カメラにアクシデントが起き、残念ながら撮影は出来ませんでした。久々のフレアらしいフレアで、とても明るかったです。撮影したかった!
その後、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のISS輸送船・ATV5号機「ジョルジュ・ルメートル」。日本時間30日朝に打ち上げられました。ジョルジュ・ルメートルはベルギーの天文学者の名前。ATVはこれが最後の便。今後、ESAはNASAが開発している有人宇宙船「オリオン」の開発に携わります。
ISS通過から約40分後、ISSを追いかけるように、ほぼ同じ軌道を飛んでゆきます。

肉眼でははっきりと見えたのに、撮影だとこんな薄っすら…。ISSに到着するのは12日。がんばってISSに物資を届けるんだよ、ご安全に!と思いながら見ていました。
今日もISSとATV5号機の可視パスがあります。しかもかなりいいパスです。各地での方角、時刻などはJAXAなどのサイトでチェックしてね。
◇JAXA:「きぼう」を見よう
↑ISSはこちらで
◇Heavens-Above
↑ISSとATVはここから。最初に右上から観測地点を設定してください。
最後に撮影した画像を。

ペルセウス座。左上、屋根のあたりにはWの形のカシオペヤ座も。ごちゃっとして辿りづらいですが、ちょうど天の川に位置しているペルセウス座は、双眼鏡や天体望遠鏡を向けると星団などを観られて楽しめます。

画像中央左の明るい星がぎょしゃ座の一等星カペラ。画像右にはすばる(プレアデス星団)、右下にはおうし座の赤い一等星アルデバラン。冬の星座がもう見えるんですね。
今夜も晴れたらいいなぁ。ISSとATV5号機のいい可視パスを観たいです。
by halca-kaukana057
| 2014-08-03 17:36
| 宇宙・天文